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2005年01月25日
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 今朝、新聞を読んでいたら発達障害の記事が掲載されていた。
その中の一文をここに書き出してみたい
その記事に直リンクさせたいのだけど、新聞社のホームページからその記事を探し出す事が出来なかったので・・・

 ~例えば自閉症やアスペルガー障害など発達障害が近年著しい増加を示しており、教育現場を大いに混乱させています。実際学業不振から意欲を失い、落ちこぼれていく子供半数近くが発達障害児であると言うのです。さらに思春期女性に特有と思われていた摂食障害は小学生にも波及し、その数が増えています。
 こう言った現象に関する議論が盛んです。多くは社会の変化に原因を求め、大家族から核家族へ変化したこと、地域社会のきずなが乏しくなったこと、教育の質と量が変化したことなどに主な原因があるとしていました。
 しかし、こういった認識は一面的です。社会や教育にのみ原因があるなら発達障害も摂食障害も男女に等しい割合で増加しなければなりません。ところが発達障害は男児に圧倒的に多く、摂食障害の多くは女性です。
 このことから発達障害や摂食障害の発症には素因が関係しており、しかも、それは多くの人々が共通して持っている素因と考えられるのです。情報化社会における亀裂が明らかになる以前には、社会や教育が十分に機能して、これらの病気の芽を抑えてきたと考えられます。これを発達障害を例に、より具体的に説明すると次のようです。
 発達障害の特徴は、他人のこころを理解する能力、すなわち「こころの理論」の障害にあります。「こころの理論」は学習できます。ですが、社会の変化に伴い、この学習の機会が減り、もともと多くの男児が持っていたであろう「こころの理論」の障害がわれわれの目の前に浮かび上がってきたのです。現実には発達障害と言えなくとも、他人のこころを理解できない若者が増えています。その割合は男性に多いことに気づかされます。
 このようにみていくと、増え続ける子供のこころの病に対処するには素因を探る医学的努力に加え、心理学、社会学、教育学からの視点と努力が必要です・・・・



とにかく違うよね。発達障害が急激に増えてきたのは、以前は発達障害などをしっかりと診断される機会も場所もなかったからであり、現在であれば発達障害とされる人達が含まれていなかったから・・と私は認識しています。

 この日記を読んでくれているのは、発達障害をよく知る楽天の仲間だけではないのでしっかり書いておきたい

 発達障害は社会や教育が十分機能していたとしても、その発症を止めることはできません。
しかし社会や教育が発達障害を十分理解しているのであれば、発達障害を持つ人達も地域の社会や学校の中で一緒に暮らす事が出来るのです。

 しかしこの記事を書いたのは医大教授で精神科医だっていうんだから・・・こんな間違った認識を広めるような記事を書いてもらいたくないな・・・抗議文書いちゃおうかな





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最終更新日  2005年01月25日 09時34分54秒
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