ナリドファ~ム(有)

ナリドファ~ム(有)

馬のケガと病気



ナイラ・・・いわいるカゼ。熱、咳、鼻水、食欲不振などの症状がでる。過去にインフルエンザがはやり開催中止になったこともあった。

熱発・・・・馬が熱を出すこと。調教を休めば治るがその分調整が狂う。

ノド鳴り・・気管支の神経がマヒし、呼吸のたびにノドが鳴る。十分な呼吸ができないため、成績にも響く。特に空気が乾いた日は影響がでやすい。

せん通・・・腹痛を伴う病気全般のこと。便秘や寄生虫、運動不足が原因であれば、最悪は死にいたる腸捻転の場合もある(サイレンススズカの母、ワキアは腸捻転で死亡。ブライアンもだっけ?)

ソエ・・・・まだ骨が固まりきっていない3歳~4歳におきやすい。前脚のヒザあたりにでる骨膜炎。痛みを伴うが、無理をしなければ後の影響はない。(ダビスタでは3歳~4歳のころハード調教をすると結構おきる)

コズミ・・・1種の筋肉痛で、脚の運びや身のこなしがギクシャクする。軽症なら入念なウォーミングアップで解消するが、悪化すると動けなくなることもある。

スパーピン・・飛節(後ろ脚の、人間でいう関節あたり)の内側にできる関節痛。若馬に起こりやすい。治療は結構簡単で、治れば競争に影響はない。

フレグモーネ・・毛穴や傷口からバイ菌が入り、急に化膿すること。激しい痛みを伴うため、多少の休養を必要とする。

骨折・・・・・軽い骨折から、死にいたる骨折まである。軽ければ数ヶ月で治るが、複雑骨折、折れた骨が皮膚から飛び出す開放骨折、骨が砕けてしまう粉砕骨折となるとほぼ、死ぬ。安楽死の処置がとられる。サイレンススズカ、ライスシャワー、テンポイントなどの名馬たちも骨折によって死んでいる。最近ではマイネルブッルク、ダービーレグノなどがそう。悲しいかぎりである。

屈腱炎・・・・これがまた厄介(やっかい)である。馬の天敵ともいえる。通称「エビ」。脚の裏側にあたる屈腱が炎症をおこし、腫れてエビのような形状になる。長期の休養を余儀なくされるうえ、再発しやすい。これもまた、多くの名馬達が発症して引退した。最近では・・・ネオユニヴァースがそうだっけな?

ケイジン帯炎・・・通称「ナカスジ」といい、球節(蹄の上の球状関節)の真ん中が炎症を起こして腫れる。こちらも屈腱炎と同じく長期休養を要し、再発しやすい。屈腱炎とともに、競走馬にとって不治の病といわれている。

裂蹄・・・蹄が裂ける病気。冬場に多く、一度かかるとクセになりやすい。

挫石・・・蹄の底の部分に起こる内出血。前脚の蹄に発症することが多く、症状としてはひどいハコウを見せる。

ハコウ・・・歩行時の脚の運びに異常が見られる常態のこと。まず、体のどこかに異常があるとみてよく、ハコウがきっかけで屈腱炎やケイジン帯炎が発見されることもある。





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