多摩理場放送局

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・子供のヘアカラーは大人よりも危険!



ヘアカラーは怖い
 染毛剤には色々あり、主に用いられている酸化染毛剤は医薬部外品に分類されているが、化粧品と違い、経口毒性や経皮毒性があります。ジアミン系化合物が含まれていることから、単に刺激による一過性の接触皮膚炎だけでなく、アレルギー性の接触性皮膚炎(かぶれ)が起こることがあります。
 アレルギー反応は専門的には抗原抗体反応が起こることで、抗原とはアレルギー反応を起こさせる原因物質をいい、この抗原(アレルギー物質)に対し体内での反応として抗体が作られます。この抗体が体内の限度を超えたときアレルギー反応として発症します。抗体の容量は人によって違うため、アレルギー反応は早ければ一回目から、遅いと一生出ないことがあります。
 アレルギー性の皮膚炎は一度起こすと花粉症のように、同じ成分が含まれているものが皮膚に付くと反応を起こします。そして怖いのが、その反応は身体の内部の内臓にまで反応が起こりえることなのです。もちろん心臓も例外ではありません。それは・・・つまり・・・・「2×2」に繋がる。

子供の毛髪染色についてですが・・・・
 薬と違い、子供用の染色剤というのはありません。子供の染色を想定していないからです。子供の皮膚は、最近、アトピーやアレルギーを持った子供が多く、また、大人より皮膚が弱くなっています。また汗口、毛孔の数は大人と変わらないため、子供は蜜になっています。これらのことから経皮吸収されやすく皮膚疾患も多く発生しやすいのです。よって子供の毛染めは大人より危険が大きくなります。
 また、早くから染めるということは接触性皮膚炎(染色カブレ)の発症も早くなるということです。つまり染めなければならないときに染められなくなるということです。

 親や一時的な子供のエゴで子供の未来を奪わないでください。

 今、20代前半の人たちに接触性皮膚炎が多く見られます。薬局で染色剤を買って自分たちで染めた結果です。

 なぜ染色剤が薬局で販売していて、化粧品店で販売していないのか考えてみてください。


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