リリィとみかんの子育て日記

出産手記(１）　みかんが生まれる日の朝

朝は来た。予想通り、何もない朝。
金曜日に有休をとった夫は今日は休めないので、実家の母に
静岡の産院まで連れて行って貰うことに。
８：４０　家を出て静岡に向う。

１０：００前　産院に到着。
内診の結果、子宮口の開きは３ｃｍ。
羊水の量は多少減ってはいたが、問題のないレベルだった。
ただし、赤ちゃんの位置は、まだ高いとの事。
心拍モニターをやっている間、５～６分の間隔で痛みが来る。
内診の刺激のせいなのか。
痛いことは痛いが、十分耐えられるレベルで、これが陣痛とは思えない。
助産婦の先生は、「いい張りが来てるよ」と言ってくれた。

マイリス（子宮口を軟らかくする薬）を打つかどうか
どちらでも構わないと言われたが、「今日は打つ」と決めてきたので
そう伝えた。
注射をしてから自宅に戻るつもりで居たが、お産になる可能性があるので
静岡にいた方が良いのでは？との先生の言葉に従い
静岡市内を買い物し、暫く過ごすことに決め
マイリスを打つ為に、紹介された産院に向った。

紹介された産院はとても古く、正直やっているのか？と不安になるような
構えで、先生もかなりお爺さん。
でも性格はとても明るく、信頼できそうな感じだった。
「まだ生まれてこないんだね～、居心地がいいんだね～」なんて
明るく言ってくれたくらい。
マイリスの注射は、大して痛くはなく
注射嫌いの私にも耐えられるレベルだった。

助産院でのモニターチェック中のような痛みはないが、５分間隔で
耐えられる痛みは続いていた。
そのまま市内で昼食をとる。
リリィを出産した時は、昼食をとりながら痛みに耐えるのは苦痛だったが
今回は全然平気。
痛みが来ても食べるものは、しっかり食べれた。

規則正しい痛みがあるので、このままお産に繋がる予感はあった
が、まだ半信半疑。
早くて夜の１０時頃になるのでは・・と自分では思っていた。
何かあると困るので、いつでも帰宅しリリィを連れてこれるように
仕事中の夫には連絡を入れておいた。
ただし、フライングになる可能性はある・・。

昼食後、母と２人で買い物をする。
私は階段を登ったり、ひたすら歩いていた。
１ｗ前に友人が出産したので、出産祝いも買った。

お腹の痛みは、まだ耐えられるレベル。
買い物にも飽きたので、午後３：００　産院へ戻る。

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