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恵比寿のタイ料理屋で呑む。
誰と?
なんと説明すればいいかな。
自分の属するコミュニティって誰しもあるでしょう。
バイトとか大学のサークルとか。
己もいくつかコミュニティをもっている。
コミュニティにおいて先達・先輩は輝いてみえるものだ。
「俺もあの人たちみたいに輝きたい」
なんて憧れは自然の感情だろう。
己はそんな純真無垢な憧れ方ではなかったが
まぁ、憧れていたのだろう。
昔はその人たちを遠くからみているだけだったが、時を経て一緒に呑めるようになった。
それはそれでうれしいことだ。
今日のジプシー先は代官山。
かつてのルームメイト 川島賢一
お宅に東京ジプシー多笛泊志が征クゼ!!
終電近くの時間に奴に電話をし、酔っぱらい加減で
「ウイース。あれだ!きょー、君んち行くからッ」なんて電話しても
奴はただ「いいよ。」
相変わらずイイ奴の塊だ。
さすがマジヤバスポーツマン
さすがグレイトイタリアンシェフ
さすが悪寒ギャグ製造器
さすが四年のルームシェア生活で唯一度しか怒らなかった寛容青年。(その唯一度の相手は己。むふふ。)
引っ越しを手伝った(手伝わされた)(否、手伝わせていただきました)こともあって、
ケンの生活は予想通りだった。
キチンとしていて、英語のneatという語がピッタリだ。

既に布団が敷かれていたところにケンの良さがある。
無言でぶっきらぼうに敷くのがケン流の温かさだ。
己は自分で分かっている以上に酔っ払っていて、ドテッと寝っ転がるとコンタクトもつけっぱなしで寝てしまった。
朝、六時にケンは起きて会社(イタリアンレストラン)へ向かった。
もちろん、己はそんな時間には起きられずまだ寝ている。
奴は鍵を置いて出社なされた。(ポストに入れておいて下さい、との手紙つき)
八時半に目を覚ます。
ちゃんと布団はたたむ。
改めてぐるーっとゆーっくり部屋を見回して己はひとりごつ。
「あいかわらずきちんとした部屋だなぁ。」
右から左へ指を差してぐるーっとみる。
指がピタッと本棚のとこで止まる。

「己の本だけどね!」
奴ったら己の本を引っ越しのドサクサでもっていっとる。
全然いいけど。
!!!
ヒラめいた。
にゅーるーる
東京ジプシーも12日目。
このままグルグル回っているだけじゃあつまらない。
放浪者たるジプシーは財産を家にもてないが故に、財産を指輪など装飾品に変えて身につけて持ち歩いていたという。
己もジプシーの端くれならば、一宿一飯の礼に身につけている物でお礼をすべきであろう!
己はすぐさまブチッとボタンをひきちぎった。

これを今日の礼とします。
そして!
心理学入門はいただいて帰ります。
これでわらしべ長者よろしく、皆様の家を渡り歩き、物物交換してゆかむ!
ありがとうケン(?)
代官山はコ洒落ていて、人も多いしで好きじゃない街のひとつだったのだが、
平日の朝は、人の往来も少なくさわやかであることを発見。
逆に住むにはイイ街かもしれないと思った。
今日の笑い
その後、今日は家具を組み立てていました。
マニュアルが超不親切。

この「!!!」は己になにをしろというのだ。
ねじ込むのか叩き込むのか、
とりあえず穴に合わせてビックリしてみろというのか。
わけわからん。
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