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ダイニングで目を覚ます。
客人気分。
こうしてほとんど毎日、目を覚ます場所が変わるというのも面白い。
小学生の頃、半日掛けて新幹線で山口の田舎に帰り、
その日は疲れて寝てしまうと、朝起きた時の天井がいつもと違って、目覚めと同時に不安とワクワクが流れこむ。
あの感覚が結構好きだ。
ジプシー中は何度かそれを味わうことができた。
住人の皆様はバリバリのビジネスマン様なのでパリッとスーツを着ると
「鍵ここに置いときますねー」と颯爽と出勤。
己はのそっと起きる。
対照的だ。
みんな出ていっちゃった他人様のおうちのお風呂に入る。
うちより綺麗。かっこいい。…。
昼は中目黒を堪能し、夜。
ナギャオくんが帰ってくる。
彼は仕事で疲れているのに、己が来てるからといって酒につきあってくれる。
(しかもすぐ赤くなる)
「たーえさん、のみやしょ。のみやしょ。…。今日はもう寝やす。」
イイ奴だ。
ドリームハウスは長尾君の呼び掛けでゆうくん、けんじくん、ヒデが集まり4人の男たちで住んでいる。
その時から仲がよかったのだろうが、生活を共にし、その絆はさらに強くなっているように己にはみえる。
青春である。
いいなぁ。
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