♪たなひろの医食農日記♪

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2008年05月24日
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テーマ: 生き方上手(689)
カテゴリ: 医療となかま♪
 本日は先週に引き続き、ファシリテーター養成講座<後編>です。

 前編では「自分の思考を客観的に知る。」事実、意見、感情を区別し、ありがちな「意見、感情のスパイラル」に巻き込まれない(いわゆる「アホになるますモード」 詳しくはこちら) など、ファシリテーターのあり方(態度、心構え)を学びました。

 今回は実践編です。4~5人のグループに分かれ、議題についてファシリテーター役を交代しあいながらグループとしての「結論」を出すロールプレイをしました。

 お題 「学校週休2日制」「土曜半日制度復活」どちらを望みますか?

1)情報、意見の共有化→拡散化

 「週休2日制」「土曜半日制度」のいい点、悪い点をそれぞれ意見を出しあう。人の意見の批判はしない。ただし、あいのりOK。人の意見に乗っかりながら意見をさらに広げます。(拡散)この作業を通して「子どもの立場なら、休みがあったほうがゆっくり遊べるよね。」になるけど、親の立場からはどうなのかな。学校は?地域は?など、「主語が誰、何を指すのか」によってメリットもデメリットも全く逆になることに気づかされました。

2)収束(整理、分類、重み付け)→結論

 一端拡散した意見を収束させるのに必要なスキルとして、「整理、分類、重み付け」があります。私たちのグループは、主語を「親・子・地域」と「先生・学校」のどちらかに絞って分類してみることに。ここで1段階目のグループとしての「意思決定」の必要が出てきましたが、意見が満場一致で決定する必要はないとのこと。意思決定の種類のうち、合意形成(参加者が十分にお互いの意見を出し合い、意見を言った、話を聞いてもらったという満足感、納得感があることを基本に「こうしよう」という状態になる)によって主語を「先生・学校」にして分類することに決まりました。



 ファシリテーターとして難しいと感じたのは「収束のワーク」合意形成が理想ですが、ファシリテーターが意図的に意見をまとめて収束させてしまいがちになります。一見「合意形成」されているかのようでも、大げさに言えば参加者全体がひとりの意見にマインドコントロールされ、あたかも合意形成であったかのような錯覚に陥る事も!?あらためて、ファシリテーターにはスキルを学ぶ前の「自分を知る」ワークがとても大切なのだなと思いました。

 知れば知るほど奥が深い。集まった人たちも魅力ある方々ばかりでした。これもみちこさんの「人柄」がなせる業。今回もまた、「縁」という見えないパワーを感じずにはいられません。今後も機会があればまた、ぜひ参加したいと思います。










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最終更新日  2008年05月25日 00時29分44秒
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