■2006年9月23日■
シドニーへ
あっという間のケアンズ滞在を終え、早朝の飛行機でシドニーに向かう。
ケアンズのホテルを出たのが5:30!
ケアンズに到着したときも回りは真っ暗だったのに、
ケアンズからの出発もまだ真っ暗だよ・・・とほほ。
ケアンズからシドニーまでは飛行機で約2時間50分。
東京から沖縄に行くよりも遠い・・・。
当然のことながら飛行機ではぐっすりと睡眠。
機内食で出てきたあったかいマフィンがすごーくおいしかった。
シドニー到着。
到着後、ホテルのチェックインの時間までは市内観光。
最初に向かったのはダーリング・ハーバー。
ダーリンの港????
ま、そんなことはどーでもいいが、なんだかとってもシドニーは暑いぞ!
気候が日本とまったく逆だから今は春なはずなのに、すげー暑い。
なんと、この日の予想最高気温は30度!マジっスか?
ケアンズは1年通して温暖な気候だけど、シドニーはまだ涼しいって聞いたんですけどー。
どうやら今日はなんでだかわかんないけどとにかく理屈抜きで暑いそうだ。
今頃は日本の4月ぐらいの気温だと思ってたので、薄手のセーターとか
あったかい洋服しか持ってきてないんスけど・・・。
(後でTシャツ数枚を現地調達する羽目に・・・)
ダーリング・ハーバーには水族館、博物館をはじめとしてすごーい楽しげな施設が点在。
橋にかかる旗が鮮やかですねー。
向こう岸に見えるのが国立海洋博物館。
潜水艦みたいなのが展示してあります。
この博物館の中にはキャプテン・クックがオーストラリア大陸を発見したときに乗っていた
エンデバー号の複製なんかも展示されているらしい。かなり楽しげだ。
絶叫マシン系の水上タクシー
私達はこのダーリング・ハーバーから水上タクシーに乗ってオペラハウスに向かう。
↑私達が乗った水上タクシー
天気もいいし、水上タクシーからのシドニーの町の眺めも素晴らしくて
まさに至福のひととき。
のーんびりと水上の旅を続けましょう♪
・・・・と思ったとたん、いきなり船のスピードUP!
港にはたっくさーんのボートや船が航行していて、それらの船から発生する波もすごくて
まさに 水上ジェットコースター状態。
「ぎゃーっ!」と楽しい悲鳴をあげながら、つかの間のジェットコースターを楽しんでいるうちに
見えてきました、オペラハウス。
ジェットコースター状態で撮影したのでボヤけとります。
オペラハウスが見えたところで船のスピードは一気にダウン。
キレイに写真が写せるアングルで停車(?)していただき、しばし記念撮影TIME。
30分足らずの船の旅を楽しみ、水上タクシーはオペラハウス近くの桟橋に到着。
そして遂に、オペラハウスへ。
オペラハウス
このオペラハウスはデンマークの建築家ヨルン。ウッツォンという人が設計した建物。
館内には5つのホールがあるそうだ。
建物の中に入るとまず驚くのが、オペラハウスの個性的な造り。
所謂「柱」っつーもんがなくて、コンクリートで支えてある。
しかもその曲線がちょーキレイだ。
オペラハウスのロビーから海を眺める。
まるで船の中から海を見ているような景観です。
ひじょーにすんばらすぃ!
そして大ホールの内部。
この日は何かのオーケストラの演奏が夜に行なわれるらしく、
ステージには椅子なんかも用意されております。
もし見学した時にリハーサルの最中だったらホール内部は見ることができなかったんだけど
ステージに人がいなかったっつーことで、ガイドさんが特別に見せてくれました。
(このホールでは過去に五木ひろしもコンサートを開いたらしい)
ちなみにオペラハウスの椅子も、グッドデザイン賞だかなんだかの賞をもらったらしく
私にはわからないが、とにかく素晴らしい椅子だそうだ。
ランチ
オペラハウスを見学した後は、近くのテラスがあるレストランでフィッシュ&チップスのランチ。
聞いたことのない名前の白身魚がひじょーにウマくて
爽やかな気候の中でビールと共にいただいたランチは
ひじょーにおいしゅうございました。
ランチの後はお土産やさんを眺めたりして過ごし、やっとこさホテルにチェックイン。
宿泊したホテルは「INTER-CONTINENTAL SYDNEY」。
ま、日本をはじめとして世界各地にある「インターコンチ」です、カンタンにいうと。
今回予約したお部屋はハーバービューかガーデンビューってことだったんだけど
25階のオペラハウスが正面に臨めるお部屋がたまたま空いていたってことで
勝手にそちらにグレードアップしてもらいました。
ほんとーにオペラハウスがすぐそこにあるっっ!!!
こんなすんばらすぃ景色を独り占めできるなんて、至福の極みだ!
あー、生きててよかった・・・と思うぐらいな感動。
ただ、ふつーのお部屋だったとしたら、シドニー在住の大好きなハリウッドスター、
ラッセル・クロウのお家が一望できたんだけどな・・・・。
高層階のため、当然のことながらベランダはなく、ラッセルのお家はこの部屋からは
ギリギリ見えないところでございました・・・。ちょとショック。
どうやら、ラッセルはシドニーの町にかなりいつも出没しているらしく
(住んでいるんだから当たり前だ)
ふつーのおっさんっぽいいでたちでよく目撃されるらしい。
私がシドニーにいる間になんとしても会いたいっっ!
と、ここんとこ冷めていたはずのラッセル熱が再び再燃。
ま、そんな乙女チックな夢は置いといて、現実に戻りましょう。
和食のディナー
ホテルでひと休みした後はあっという間に夕食の時間。
今回の旅行をコーディネートしてくれた親戚のお兄ちゃん(旅行代理店勤務)が
「そろそろ和食が食べたくなる頃でしょう」ってことで和食のお店を押さえといてくれました。
(因みに、数年前にシドニーを訪れた父も同じ店でご飯食べたらしい)
和食とはいえ、ここはオーストラリア。
ロブスターのお刺身。
ロブスターのお味噌汁。
オージービーフのしゃぶしゃぶ。
どれもみなおいしかったのですが、さすがに食べ切れず・・・。
このお店、スタッフは全部日本人だった。
日本酒や焼酎なんかも豊富で、ボトルキープもできるみたい。
実際にボトルキープしている人たちもたくさんいたし(名前はほとんど日本人)、
明らかに私達旅行者とは違うような日本人のお客さんもたっくさーんいたので
きっとシドニーで生活している日本人の方も多数ここで日本の味覚を味わっているんでしょうね。
因みに、シドニーにもチャイナタウンがありますが
シドニーでは中華料理が世界で2番目においしいところだそうだ。
(一番おいしいのはカナダだってさー!)
これは日中のガイドさんからの受け売りで、実際に私は自分で確かめたわけじゃないから
その話を実感することはできないのですが
話によると、昔中華が一番ウマかった都市の香港で
腕のあるシェフがどどーんと海外に移住した時期があったそうだ。
その移住先がカナダとオーストラリア。
ってことで真偽のほどはわからない受け売りでした。
別に中華料理にはまったく興味がないので
わたくし的には45へぇ。
・・・話が逸れてしまいましたが、
こうしてシドニー1日目の夜が更けていったのでありました。
~つづく~