奮闘する「大器晩成」日記

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January 25, 2007
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カテゴリ: 日記
 政務調査費の不正支出問題が全国に広がっている。使途基準に照らして「不正」であれば大問題だが、使途基準通りなのに批判を浴びてしまうものについてはもう少し冷静な議論が必要だと思う。

 隣のさいたま市では、妻が代表を務める有限会社内に議員事務所を置き、家賃や水道・光熱費として、政務調査費から月額7万7000円を同社に払っていたことがということが「違法である」として報道されていた。

 さいたま市の政務調査費は議員1人当たり月額34万円が、所属する会派に対して人数分が支給される。条例の2条の規定で、無会派議員であっても支給されるようだ。「さいたま市議会政務調査費の交付に関する条例施行規則」第3条の別表に事務所費が支出項目としてあるが、その説明だと「会派が行う調査研究活動に必要な事務所の賃借料、維持管理費、光熱水費、公租公課、保険料、備品の購入費等の経費」の支払は政務調査費からできるということだ。つまり「会派」だ。

 ということは会派の事務所ならばいいが個人の事務所ではだめだとなる。が、無会派議員の事務所費はどうやらいいみたいだ。わかりにくいなぁこれは。

 わが上尾市議会ではどうか。

 上尾市議会の政務調査費は1人当たり月額2万5千円だ。さいたま市とは一桁以上違う。わが上尾の1年分でもさいたま市の一月分にも満たない。その使途基準によると、事務所の賃料はどうやらだめみたいだ。もっともそれ以前に2万5千円という額では払えないが…。

 その半面で、TVや新聞などでは、「地方議会の重要」もよく言われている。分権社会なんだから地方のことは地方で決めろというものだ。たしかに、市役所で行われている各種行政サービスや、国民健康保険料額や介護保険料額とその中身、というような全国的なサービスも自治体で決めている。だが、それらを議決する議会議員の質はどうか。

 残念ながらあまりに低いと言わざるを得ない。さまざまな自治体で不正支出問題が噴出しているし、茨城県鉾田市では政務調査費を使った視察でのセクハラ事件も発覚している。 こんな事件を起こすからまじめに良心的に活動していても、地方議員は無償でやれと言う論調にまでいく。

 たしかに地方議員は国会議員に比べてそれほど顔が売れているわけではない。私など地域のスーパーで買い物をしていても声をかけられたことはほとんどない。 それだけに緊張感が足りないのだろうか。あまりにも自律性がなさすぎる。



 ちなみに、最近の会合などではこの政務調査費問題についてどうなのかと聞かれることが多いが、上尾は月額2万5千円だと言うとそのあまりの小額さに驚かれることが多かった。ある人には25万円の間違いではないのかとも言われた。

 昔から「井戸塀」という言葉がある。政治の世界に入ると全財産をつぎ込んで気がついたら「井戸」と「塀」しか残らないという意味だ。3年やってみた私も確かにそうだなと思うところがある。

 欧米に比しても格段に責任は重く守備範囲が広い地方自治体議員だが、このまま議員の質が悪いままでしかも待遇も悪ければそのうち成り手がいなくなると心配している。


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Last updated  January 26, 2007 11:16:09 AM
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