ルート
国道四号線を北上する・・・という単細胞なブルーTAらしいルートです。
しかし当時、使っていたCDROMナビくんは私を四号線から遠く引き離して、多くの景色を見せてくれました・・・。
何故そうなったかというとナビは最短距離を選択するのです。
結果として、予定にない山道を走る羽目になりました。(でも美しい峰を眺められたので文句が出ない)
・・・こういうところは今のナビにも通じるところがありますねぇ。
写真も少なく、記録も記憶も定かではありませんが思い出しながら、つらつら書いてみます。
・・・コンビニから出発するとナビはルートの変更した。通り易い道があったのか?、とさして気にもせずナビの指示通りに進む。
(実はナビって、凄い方向音痴なんです。ちょっとルートから外れた場所に入るだけでルート変更しちゃうんです。これは今、使っているHDDナビにも云えます。特にCDROMだとレスポンス悪いから、走行速度に反応できなくて、とんでもない指示を出すことも珍しくありません。当時は(今もか?)、このことに気付かなかった・・・)
コッチは地理に疎いからナビの指示に従うしかないだが・・・。ここから風呂場までは、記憶ではなく記憶の断片から推測したルートです。
確か古川まで四号線を使っていたと思います。そこからナビのルート変更が始まり、私は多分、347号線を通って尾花沢市を通ったと思います。小野小町、ゆかりの地に建設された道の駅「おがち」で休憩。地図で現在地を確認していた時に気付いたのですが「鳴瀬川」という川があります。「ラブひな」のヒロイン、成瀬川なるが「ボーリング小町」という、二つ名(笑)を持っている所以は、ここにあったのか!・・・と、膝を打った記憶があります。その後、新庄市を通過した(はず)。
この日は秋田県野の男鹿半島にある天王町の道の駅で、ひと風呂浴びました。
ここの道の駅は、 バカでけぇ塔
(天王町、金が有るんだろうなぁ~)が建っていて温泉を利用できます。いや~実に良い風呂だった。風呂から上がった時間は寝るのに早かったので、もう少し先に進むことにした。しかし疲れていたのか?それとも温泉効果か?他にも延々と続く真っ暗な直線道路のせいか?無性に眠~ひ。睡魔と闘いながら走っていると、待望のコンビニを発見!助かった!すぐさま就寝モード。少し暑いからと窓を開け放っていたら、そのまま眠っていた。夜中になって雨が降ってきて雨が顔に当たって目が覚め、慌てて窓を閉めて再びまどろみへ・・・。
「何処に行くの?」
「東京(方面)」「じゃ、高速乗るんだ?」
「いいや」
おっさんは私の言葉が信じられなかったようなリアクションしてくれました。
親切に道を教えてくれましたが、よくわからないので教えてくれた道は無視してしまいました。おっちゃん、ごめんな。
でも岩手って、いいとこっすね。私の住処に良く似ています。・・・雪は降らんけどね。信号もないし道は細いけど快適。オープンカーが走るには、もってこいの道だと思いました。道中、警察官が立っていた。何事かと警戒していたら、数人がブラシでアスファルトを洗っていた。・・・思うに交通事故か獣を轢いたかの、どちらかと思う。
この日の、お宿は海岸線に隣接する道の駅。鉄道の駅も傍にあり駅を出ると、そこは海水浴場。到着した時点で日が暮れてしまった。一晩明けてから早朝、海岸に出ると月が綺麗だったので写真に収めたが・・・。月って、あんなに小さかったっけ?って感じですね。明るく加工してみたら、そこそこみれる、かも。(此処の場所が何所だか調べてみたが、よく判らん・・・。)
夜の潮騒は恐ろしいが、日が昇れば清々しい散歩ができた。・・・唯一の汚点は、
浜辺に烏の死骸がわんさと打ち上げられている
ところだろうか?なんなんだ、あれは?ここは漁港も近くにある、それらを散歩がてら、かってに見学。ホタテだったか?たくさん貝殻が棄ててあった。駅にはマンボウの画が描かれており、マンボウを見ることも出来るようだが先を急ぐので、駅の目の前のコンビニで弁当買って出発。(レシート貰っておけば、場所が特定できたのに・・・)
総括
今回、二年前の旅を思い出しながら綴って思ったことは、俺って実は凄いんじゃ?・・・なんて思いました。自分で自分を褒めてやりたくなりました。(今更だけど)結構、走りましたよね、ホント。
前回の広島以上の距離をこなした旅となりました。
そして広島行きでは果たせなかったオープン走行を実現。オープンでグランドツーリング最高!
国道四号線は、トラックの往来が多すぎて快適とはいえませんねぇ。だから北海道の旅の際には四号線は使いませんでした。
しかし四号線から一本、外れれば快適なドライブも出来ます。課題(写真やトラックログを記録しなかった)を残したものの楽しい道中だったと思います。そして私が思ったことは・・・。
東北の道は、美しい・・・。
(冬は、どうだろう?・・・行ってみたい気もする。)
おしまい
2004/3/7 作成