HAPPY BLUE(仮)

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女の子でありますように・・・

前頁で私には重篤な病気の因子があるとお話しましたが、私には遺伝子系の異常があります。
私は発症はしませんが私の子供がもしも男の子だったら発症する確立は50%になります。
なので私は検査無しでは子供は産めません。
正確には産んで育てる勇気が持てません。
倫理上の問題でここまでの話でも許しがたいという世論が飛び交いそうですが、
私は屈しません。何故なら綺麗事だけでは済まされない問題だからです。

検査方法は妊娠中期に入ってからお腹の羊水を抜き取って検査する「羊水穿刺」という検査です。
この検査はお腹から直接長い針を刺し、注射器で羊水を必要分だけ抜き取ると いうものです。
羊水の中には赤ちゃんの体細胞が含まれていますが、それを培養し遺伝子を検査するわけです。
この検査はごく一般的な検査で、主に高齢出産する方やダウン症の検査なんかにも用いられます。
0.3%位の確立で流産や破水、感染症を引き起こす場合があります。
私は15週で羊水を抜きました。
この検査をやる前に前知識としてネットで色々と調べていたのですが、
「とても痛くて苦痛」と「全然痛くなくてあっという間」の意見が半々で、私にとってはとても恐怖な検査でした。
絶対痛いと思ってたもん!
だってお腹に針刺すんだよ?包丁刺したらやっぱ痛いと思うし、 針だって相当痛いのでは・・・。
と思ってましたが全然痛くなかったので拍子抜けしたのを憶えています。
検査ではまず性別が分かるのでまずはそこまで。
女の子だったら(発症しないので)検査はここでお終い。
もしも男の子だった場合はそのまま染色体の検査に移ります。
男の子だったら50%の確立で産めない・・・。
羊水穿刺をしてから毎日祈ってました「女の子でありますように・・・」


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