製鉄所MAX

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ドライもん

ドライもん            著者 たらい

ジャイヤン「なんだおめ~。ぬぉび太のくせに生意気だぞ!!」

ぬぉび太「そんなこといったってコレ、僕のゲームだよ~~645ヶ月のお小遣い
     貯めてかったんだから~~。僕だってまだやってないんだよ~~。」

ぬぉびたの小遣いがいかに少ないか分かるだろう。

ジャイヤン「んな事俺の知った事じゃないぜ。さぁゲームをよこしな!!」

――ぬぉび家
ドライもん「ぷっ、やっぱりまんがくんの漫画は最高だぜ!!」

ムァムァ「ドライちゃん。お洗濯もの乾燥機にぶち込んどいてくれる?」

ドライもん「おう。」

ムァムァ「おやつはドラ焼きですよ。」

ドライもん「やったぁ~~。」

「コツコツコツコツ(階段下りる音)」

ドライもん「     ・・・・・・っか。やってらんねぇぜ。毎日どらやきじゃ
      飽きちまうぜ。他の物買おうとは思わないのかねぇ。大体俺はあの
      『あんこ』って野が嫌いなんだ。全く・・・・・・。」
ぬぉびた「どらいも~~ん。」
(またジャイヤンにいじめられたんだな。)
ぬぉびた「ジャイヤンにお小遣いものすごく貯めて買ったゲーム盗られちゃったよ
     。」

ドライもん「よし、ジャイヤンをやっつけに逝こう。(またぬぉびたいじめられる
      とおれがくろうするからな。殺っちまおう。)」

ぬぉびた「さすがドライもん。」

ドライもんは食っていたせんべいの袋から白い袋を取り出した。

ぬぉびた(まさか麻薬!?)

ドライもん「これでジャイヤンをミイラにさせてやるぜ!!」
その袋はお菓子の乾燥剤だった。

ぬぉびた「ドライもん。そこまでしなくていいよ。ただこらしめるだけでいいよ」

ドライもん「何逝ってんだ!!ミイラにしなきゃドライもん(ドライ=乾燥)の名
      がすたるぜ!!」

――ジャイヤン家
ジャイヤン「ふあ~~あ。もうこのゲームも飽きたな。」

ドライもん「オラオラオラ!!!」

ドライもんはジャイヤンを袋詰にし、その中に乾燥剤を入れた。
ジャイヤン「ぎやぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~」

中からジャイヤンの叫び声が聞こえてくる。
ドライもん「良し、これでジャイヤンは逝った。」

ムァムァ「ドライちゃん、お洗濯物ぶち込んどいてくれた?」

ドライもん「すっかり忘れてたぜ!!」

ムァムァ「ドライちゃんは乾燥の名人だから乾燥機にぶち込んだらすぐにかわいて
     いいわ。」
ぬぉびた「ドライもん!ありがとう。ゲーム取り返してくれたんだね。」

ドライもん「5000万なり。」

ぬぉびた「え~~~~~~~~!?それじゃあ買値より高いよぉ~~」

ドライもん「嫌なら今すぐこのディスクを割るぜ!!」

ぬぉびた「な~~~んてな。ここに複製したディスクがあるのさ。そんなものは
     いらないのさ!」
ドライもん「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」




「サクッッ」





「ぎゃぁぁぁぁぁっぁぁぁぁぁぁっぁぁ~~~~~~~~~~~





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