つつたろーのブログ

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スターウォーズ 小説(2)


「お前はなぜここにいる?!」
「皇帝陛下のご命令だ!!」
「最後だ!!」
「何!!?」
ヴァーーン
ダース・ヴァンは倒れた。
「マスター!!大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ、トルーパーはお前が始末したな」
「早くマスター・ルークに知らせなくちゃ!」
「ああ、きっとヤヴィン4 にいるだろう」






ヤヴィン4 に作られたジェダイアカデミーにて・・・・
ソラーはルーク・スカイウォーカーと話していた。
「すごい事になっていたよ、カミーノは」
「どうなっていたんですか」
「カミーノアンが一人もいないんだ」
「えっ?!まさか?!」
「建物の中は荒らされてないのだが、クローンを作る装置が壊
されているんだ」
ソラーはかなり驚いた、まさか本当に皇帝が生き返っていたら・・・・・


そのときから1ヶ月たった。今では共和国が必死になって皇帝の居場所を探している。
もちろん、ソラーもジェダイの任務でいろいろな惑星を捜査していた。
しかし当たり前だがなかなか見つからない、共和国はとうとう最終手段を出した。
別名「シスの惑星」とも言われている、サージェルに軍を送り込む事にした。
しかしここの惑星は古代シスが眠っているのだ。なのでダークサイドの力が
非常に強く、多数の軍が死亡するかもしれないのだ。
この危険な任務にソラーも行くことになった。


「はぁ・・・」
「疲れたーーー」
「もうだめー」
ここは惑星サージェル、170人の大部隊はいまや12人になっていた。
「もうだめですさっき仲間からの通信が途切れたままです」
兵士がソラーに言う、大体がここの強いダークサイドによって倒れてしまったのだった。
「うん・・・もうちょっと進もうなにかあるかもしれない」
「了解!」


1時間この原生林の中で歩いていた、そうするととても新しい壁にあたった。
コンクリートでできていて、いかにも固そうだった。
「どうしますかソラー」
「・・・・・ちょっと待ってくれ」

「よし」
ソラーはそう言うとライトセーバーを出した。
「まさか・・・」
『ヴァン!!』
『ァヴァヴ?ン!!!』
「よし!!」
「・・・・」
「これで入れるぞ」
ぽっかり壁に穴ができていた。
「は、はい」
中に入るとそこはとてつもなく暗かった。
30分くらい歩いただろうかそこには小さなドアがあった。
「ん?なにかかかれているぞ」
「なんでしょう?言葉みたいだな、とりあいず入ろう」
まずソラーから順に入っていった。
その次に兵が入っていったが。そのときだった。急にドアの境目
から電撃がでてきた。
「グァー!!」
「だ大丈夫か?」
しかしその一人の兵は死んでいた。
「・・・おい他の兵は死にたくなかったらくるなよ、どうやらフォースを持っている奴しか入れないドアなんだな」
テクテクテク・・・
真っ暗な道をただ一人あるいていくジェダイ騎士だった。




「(暗いなもう1時間はあるいているぞ)」
「こんにちはソラー・パルス」
嗄れた声がでてきた。ソラーはすぐにセイバーを起動した。
「お前がパルパティーンか!!」
「そんな事今頃知っても意味ない!!」
そう言うとパルパティーンが電撃を出してきた。








「大丈夫か!大丈夫か!」
ルーク・スカイウォーカーの声が聞こえる。
ぼんやりと景色が見えるここはコンサルトだ。

ソラーは生きていた。ルークから話を聞くと自分は昔帝国が
使っていた基地の中で倒れていたそうだ。
他の共和国の兵は数人しか戻って来れなかったそうだ。



「・・・・マスター・ルーク、ボクは見ました。皇帝を・・・」
「・・分かった・・また君が回復したら、また捜査しよう・・・でもそのときはグレイも行くよ」
「分かりました」
「うん、でも今はそれどころじゃない」
ソラーにはルークが相当弱気でいるように見えた。
「えっどういう事ですか」

「うん君の部隊は170人だったろ?もちろん本当はもっと参加していた訳だ」
「はい」
別に話を聞いてもおかしくはない。
後から帝国軍が来てソラーの170人の部隊以外全滅したとも聞いていた。
もちろん他の部隊も170人位いたとも聞いていた・・・・・。
まさか!!
「他の部隊20隊も全滅したから今残っている共和国の軍は少ない」
「20×170で3400人!!!」
今の時代、新共和国が樹立宣言して半年経っていた。
しかしまだ軍の人数は少ないもちろんジェダイ騎士も・・・・・。
「もうわかったと思うが今いる軍の人数は少ない」
「だから今帝国が攻撃をしたら、大変な事になるかもしれないのですね」
「そうだ・・・・あと君は自分のファイターでサージェルに行ったよね」
「はいアレも帝国に壊されたのでしょう?」
だいたい予測はついた。
「そうだ、なので新しいファイターを準備した」




1週間後・・・・ソラーはルークに新しいファイターをもらった。





それから1ヶ月・・・・とうとうルークが予想していたことが
実現してしまった。新ジェダイ聖堂があるコンサルトに帝国の
インペリアル級スターデストロイヤーや他の帝国軍ファイター
がきてしまった。


ヤヴァン4のジェダイ・アカデミーにて・・・・・
ソラーとルークとグレイが話し合っている。
「ソラー、グレイ、今ジェダイ達の大切な施設の2つのうち1つが危ないことになっている」
(ここでいう『ジェダイの施設』とはジェダイ・アカデミーとジェダイ聖堂の事を指す)
「だからコンサルトの近くで宇宙戦闘しなくてはならない」
「それにボクとマスター・グレイが行く訳ですね」
「そうだ」
ルークが言った。
「しかし、勝てる見込みはあるのか?スター・デストロイヤーとTIEファイター10機だろ」
グレイが弱音っぽく言った。
「スター・デストロイヤーに侵入して爆破させたらいい・・・危ないけど」
「よしっ!!そうと決まったら、早く行こうぜ」
「フォースと共にあらん事を!!!」




『ブーン!!』
ここはコンサルトの近くの宇宙空間・・・
グレイとソラーが帝国の船と戦うところまで来ていた。
その時グレイのファイターに何か
送信されてきた。
「ソラーよこれはルークからだ
ここにはTIEファイターはいないらしいぞ」
「なんで」
「・・きっと、ちゃんとした戦闘準備をしてなかったんだろ」
「ふーん、んじゃボクら戦う戦闘機は別物か」
「そういう事だな・・・あとで援護隊が来るからって油断するなよ」
「了解」
とうとう帝国の「デストロイヤー」から小さな小型戦闘機が出てきた。
10機・・・位はいるようだ。
チュン!!!チュン!!!
小型戦闘機がレーザーを出しながらきた!!
「よーしソラー!!お前は敵を惑わさせろ!!!」
「了解!」
「分かったな、俺はスターデストロイヤーの中に入るから」
「・・了解・・フォースと共にあらん事を!!!!」





ヴァーーン!!
ガオアガ!!!
ドドドーー!!
「(TIEファイターより弱いが・・10機もいると)」
ガーゴ!!!
ドガーン!!!



1時間後・・・・・・・・・。

「ったく・・・・全滅させてもよりによって羽が壊れるとは・・」
「しかも後から来た援護隊もすべて壊されるとは、帝国も力があるな」
ブーン!!
「やっとデストロイヤーの中に入れたぜ、爆発させるにはエネルギー発電ルーム
まで行かないと・・・」
「マスター・グレイは大丈夫かな・・・?」

そこに1人のストームトルーパーが現れた。
「よし!!」

ガタンガタン!!
「変装完了!!」
「これでエネルギー発電ルームへ行こう」




タッタッタ!!
デストロイヤーの中を歩いていると大変な事を見てしまった。
グレイが連行されていたのだった。
「(こりゃまた大変な・・・)」
ソラーは思った。
とうとうエネルギー発電ルームへ着いた。
ゴーンゴゴッ!!!
大きい音がなり響いてる・・・・・・。
マスターは大丈夫だろうか?まぁ捕まえてすぐ殺す帝国じゃないしな・・。
と自分に言い聞かせてエネルギー発電システムをセイバーで斬った。
ウーン!!ウーン!!警報音がなり響くソラーは逃げた。
タッタッタ!!
「オーイ!ジェダイを見つけたぞー!!」
近くでトルーパーの声がする。
「ッチ・・もうこれまでか・・・」
チューンチューン!!!!
ソラーは自分が撃たれたと思った・・・。
それからしばらく意識がなくなった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

気がつくと自分は暗い部屋に居た・・・そこで誰かの声がした・・・。
「ひさしぶりだなソラー・パルス」
その声はナブーで会ったダース・ヴァンの声だった。
「お・・お前はマスターに殺された・・・のに・・」
「フンッ・・確かに斬られた、しかし剣で殺されても100パーセント死ぬ確率は無い・・」
「んじゃなんでここにいる?」
「何故そんな質問する?」
「お前が帝国のリーダーじゃないからだ!!」
「リーダーは皇帝だ!!と言うのか?」
「そうだろ」
まさか・・・そんな・・何か怪しいような気がしてきた。

「俺がリーダーだ」
「じゃあ、あのとき現れた皇帝はなんだ?」
「ドロイドだ。最近では人とそっくりのドロイドが作れるんだよ」
シスの暗黒卿ダース・ヴァンは生きていた。
突然ヴァンがセイバーで攻撃してきた。
ソラーは避けたがあまり体力もない・・・。
戦ってもつ時間は10分もないだろう。
ソラーは覚悟を決め蒼に輝いたライトセイバーを起動させた。
20秒激しく戦って分かった事がある。
それは彼、ダース・ヴァンが前戦った時よりもはるかに強くなっていた
と言うことである。
まともに戦って勝てる相手ではない。
またこんな暗い部屋で戦ってもどんな障害があるか分からないのだ。


助かる方法は1つ。逃げるのだ。
しかしまだソラーにはどう逃げるかは考えれなかった。
また自分の師も助けなくてはなかった。
落ち着け!!落ち着くんだ!!
ソラーは自分に言い聞かせた。
その時、いつかマスター・ルークに教えてもらった言葉を思い出した。
「フォースはいつも自分の近くにあり、必要なとき自分を助けてくれる」



>>>>>>>>>>>>フォース!!<<<<<<<<<<<<<<<<
そうだ!!
ソラーは思った。
ソラーはダース・ヴァンを思いっきりフォースで吹き飛ばした。
ずっと向こう側へ走って逃げた。
あまり遠くは見えないが近くに逃げられる脱出口があるような気がした。
バコーン!!!
脱出口が開いた!!
しかし後ろからダース・ヴァンが走って追いかけて来ている。

タッタッタッタ!!!!!


牢獄ルームに着いた。ここに自分の師が助けを待っている。
・・・・いた!・・・・

「マスター、来ました!!早く逃げないとここは爆発します!!」
「ああ、分かった」
2人はこの部屋から逃げた・・・。
後からは暗黒卿が追いかけてくる。




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