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| 奥穂高岳から穂高岳山荘までは標高差200mの下り、距離は600mほどで特段の危険箇所はありません。この区間を30分弱で通過し、13:28に山荘に到着しました。西穂山荘を3:53に出たので、この区間を9時間25分で通過したことになります。前回は12時間を要したので、かなりの進歩の跡が認められる・・と、ま~この部分は自画自賛です^^; ここの休憩コーナーで昨夜相部屋になり、朝は一緒に出発したものの脚力差が出て置いて行かれた2人組に再会しました。話を聞くと20分ほど先に到着したとのこと。早々と缶ビールを横にくつろいでいました。彼らは今夜はここに泊まるらしいのですが、私は予定よりかなり早く着いてしまったので新穂高温泉まで下ることにしました。20分ほど彼らと雑談した後、お世話になったお礼を言って、13:50山荘を後にしました。 山荘の敷地を1歩踏み出すと、すぐに下画像のような累々と岩石が積み重なった悪路が始まります。ここが白出(しらだし)沢で、画像は下手を見下ろした状態です。積み重なった岩石は、大は軽自動車サイズから、小は砂粒サイズまで雑多ですが、全て落石が溜まったものの様です。こうした落石銀座が標高差800m、距離にして1.6kmほど続きます。以前ここを登ったことがありますが、岸壁からの落石の音が両岸にこだまして、どこから落ちて来るのか場所を特定できず、怖い思いをしたことがありました。幸いなことに、今回はそうしたスリリングな場面は一度もありませんでした。 この落石銀座を通過すると、森に入ります。ここから下は特段緊張を強いられることはありません。4:22に重太郎橋に到着しましたが、ここで雨が降り始めてしまいました。やむを得ず合羽を着用しましたが、その結果の暑かったこと・・・。雨は結構な勢いで降り続け、頭上の木の葉に打ち付ける雨音で、すぐ下を流れる沢の音がかき消されるほどでした。この雨は新穂高温泉に着くまで降り続けましたが、歩行の障害になるようなことはなく、18:58に登山指導センターに到着して、今回のツアーを締めくくりました。 ≪前の記事 |
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