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森川真紀子さんの人形展を観た。モチーフはありきたりながら、とても丁寧に、こだわって創ってあり、人形への愛情が溢れていて好感が持てた。「うさぎの嫁入り」の物語を作り、一族のために家紋までこしらえている。その家紋が丸に鶴亀、餅三つというめでたさ。それぞれのうさぎには役割があり、表情や所作が可愛らしい。着物と帯の組み合わせも心憎いばかりだった。少しずつ月が膨らんで、秋が色濃くなっていく。もうすぐ十五夜。月明かりだけになった森に白い行列が続く。うさぎの嫁入り。一族上げての華燭の典。
2012年09月30日
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松山観光港から北へ車を走らせると「白石の鼻」と呼ばれる巨石群がある。目の前をカーフェリーや高速船が行きかい、向かいには興居島が見える。何が釣れるのか、辺りは何十人もの釣り人がいる。神秘的な光景が眺められるというので、秋分の日の日没に合わせて吟行会が開催された。まずは岬にある龍神社でお参りをして、遺跡探訪。岬から沖合40メートルほどの海上に見えるゴロゴロと石を積み上げたオブジェのようなものが白石の鼻だ。ガイドさんによると花崗岩の巨石が5つ積み重なっているそうだ。その真ん中に隙間が空いており、そこから春分・秋分の日に夕日が見えるという。岬には「亀石」と呼ばれる巨石群もあり、こちらは冬至・夏至の日を知らせるそうだ。どちらも浸食や地殻変動でできた感じではなく、明らかに太陽の軌道に合わせて作為的にこしらえました、って感じ。けど、これだけの巨石をどうやって積み上げたかは謎だという。人とは思えず、神様かしら?宇宙人かしら?と思うとワクワクする。生憎の曇天で夕日は見えなかった。半年後の春分の日までお預けだ。
2012年09月28日
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愛媛県西条市に「石鎚の神の投げ石」という民話がある。その昔、伊曽乃の女神と石鎚山の男神が加茂川の畔で出会った。二人は恋仲となり、女神は結婚を迫った。しかし男神は、石鎚山で修行を続けなければならないために結婚はできないと断った。しかも石鎚山上は女人禁制のため、同行は許されない。「修行を終えれば結婚するのでそれまで待ってほしい。山頂から三つの大石を投げるので、真ん中の石が落ちた所に館を造って待つように」と言い残して山へ登った。間もなく、石鎚山から三つの石が飛んできたので、真ん中の石が落ちたところに営まれたのが伊曽乃神社だという。(出典:フリー百科事典ウィキペディア)なんともロマンティック 朝、急に思い立って伊曽乃神社に参拝した。ここ数か月、芝居の稽古に没頭していたので、気分転換とパワーチャージがしたかった。台風の影響で雨模様だったが、『晴れ女』なので参拝中は絶対晴れると自信があった。なのに、雨。むしろ暴風雨。食事や用事で時間をつぶしながら、晴れるのを待って車を走らせても、不思議なことに、神社が近づくと雨脚が激しくなる。何度かチャレンジしたが、諦めて大雨の中参拝した。ご神木からはマイナスイオンが霧のように降っていた。雨に濡れた神明造(しんめいづくり)の拝殿は、銅板葺きの屋根が鏡のように千木(ちぎ)の影を写していた。他に参拝客もおらず、社務所のそばで雨宿りをしていると巫女さんがお茶を出してくれた。この雨は「ゆっくりくつろぎなさい」という神様の思し召しだったのかも。その後、今度は車で10分ほどの石鎚神社へ向かった。伊曽乃神社でたっぷり癒されて潤った気分を、そのまま恋人の石鎚神社の神様に感じてもらいたかったから。帰りには、いつものようにご神水をいただいた。
2012年09月18日
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9月15日の劇王四国決定戦に向けて、ここひと月余り、稽古に明け暮れる日々が続いている。わずか20分の芝居だというのに、週に3~4日、多い時は8時間に及ぶ猛稽古の日もある。そんな中、木蝋と白壁の町・内子に息抜きに行ってきた。秋らしい内子の町並み。黄金色は豊作のシンボルカラー。 上芳賀邸の土蔵にショップができていた。上芳賀邸で使っていたミシンや冷蔵庫、水屋などがディスプレイに使われている。お土産物屋ではなくセレクトショップの感じ。 内子町図書館。ふんだんに木が使われて、森にいるような心地よさ。学習机やリラックスできる椅子が、いい塩梅に配置されている。 図書館の前にある内子自治センターの和室には、日本建築の第一人者で、画家でもある吉田桂二(よしだ けいじ)さんの襖絵があった。内子の町並み保存は吉田先生をおいて語れない。図書館も自治センターも、全国的にも珍しい木造平屋建ての内子中学校も先生の設計による。4枚のふすまに十二支を書いたものだが、サインの横には何故か猫がいる。下書きもせず一気に書き上げたそうだ。鳥獣戯画のようにお茶目で滑稽。 食事は、大洲の肱川添いにある、地鶏焼き「ふかせ」へ。写真を撮っていたら「写真お断り」と注意された。逆光ということでご容赦ください。
2012年09月14日
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韓国のかき氷、パッピンス。「パッ」は小豆、「ピンス」はかき氷の意味。トッピングはフルーツ、小豆、餅、柚子茶、きなこ。もう秋だというのに、鬼喰い。
2012年09月14日
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9月15日(土)18:30~、9月16日(日)13:30~の両日、シアターねこで劇王X四国代表決定戦が行われる。チケットは、1day 1500円、2day 2000円。劇王は劇作家の名誉を賭けた戦いで、四国代表決定戦にエントリーした12チームの覇者が愛知県で行われる劇王天下統一決戦に駒を進める。上演時間20分、役者3名以内、数分の舞台転換のみ可能で、照明音響は統一プランという制約付きだ。私は、9月15日(土)18:30~の公演の2番目に出演する。演目は「バーオレンジ」、ちょっぴり社会派のお芝居をする。優勝者は、観客とゲスト審査員の投票により決まるので、お時間のある方は是非ご来場の上、応援をお願いしたい。
2012年08月28日
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第15回目となる俳句甲子園が8月18日・19日に開催された。18日(土)は開会式の後、大街道商店街の12会場で、全国大会参加30校36チームによる予選リーグが始まった。兼題は、第1試合「蛾」、第2試合「キャベツ」、第3試合「涼し」。午後は勝ち上がった6校により、決勝トーナメント1回戦・2回戦が行われ、翌日の準決勝進出3校が選ばれた。兼題は、第1回戦「雲の峰」、第2回戦「裸」。準決勝進出を決めたのは、3年連続優勝を狙う開成高校Aと去年の準決勝で開成高校に敗れた松山東高校A、同じく愛媛県から済美平成高校の3校。熱い戦いだったと想像するが、残念ながらボランティア要員だったためインフォメーションでカンパを集めたりグッズを販売したり、チャレンジ甲子園(子供たちの戦い)の句めくりをしたりで観戦できず。翌19日(日)の会場は松山市総合コミュニティーセンター。約1000人収容のホールだが朝から立ち見と通路の座り見で満杯。まず9時から敗者復活戦があり、高田高校が勝ち上がった。4校による準決勝の兼題は「月」、決勝進出は開成高校Aと松山東高校Aとなり、兼題「日」で激しく戦ったのち、松山東高校が11年ぶり2回目の優勝を勝ち取った。審査にあたったのは、朝日新聞・俳壇選者の長谷川櫂先生をはじめ13名の名だたる俳人の方々。最優秀句は、開成高校A・佐藤雄志君の 月眩しプールの底に触れてきて だった。開成高校Aが決勝で敗因となったのが佐藤君の句だった。あまりのことに呆然と立ち尽くしていた彼が、その数十分後、この大会のヒーローになった。神様は粋なことをするなぁ~なんて、ボロボロ泣けちゃいました。素敵な、素敵な、熱い、熱い二日間でした。皆様、お疲れ様でした。感動をありがとう。最後に、いくつか好きだった句を、◎ ははそはのははのてのひら新キャベツ◎ 少年の裸や高く高く魚◎ 涼しさや湾のかたちの土踏まず◎ 満月をそのまま使ふ野外劇◎ 向日葵の一万本とバスを待つ
2012年08月21日
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アフリカンダンスを観に行こう!と誘われて、よくわからないままついて行った。舞台の上にはジャンベとカリンバが並べてある。どちらもアフリカの楽器。ジャンベはコブレット型の片面太鼓で、くりぬいた木に山羊の皮などを張り、素手で叩いて演奏する。カリンバは親指のピアノともいわれており、箱の上に並んだ鉄の棒を親指の爪で弾いて演奏する。この日のカリンバは、ヤシの実をくりぬいたものなど、箱が弦楽器の胴のような共鳴体になっていて、水琴窟のような柔らかい音を響かせていた。以前、「坂の上の雲ミュージアム」で一度だけジャンベの演奏を聴いたことがあったので、同じ奏者ならいいのに...と思っていると、はたしてケニア出身のニック・マユンガさんが登場した。ニックさんのソロ演奏、カリンバとのコラボ、アフリカンダンス。どれも足の裏から大地のエネルギーが立ち上ってくるような、根源的な熱い喜びを感じた。
2012年08月21日
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8月5日(日)14:00開場、16:00開演 @東京ドームはや、一週間以上経ってしまった。内容はすでに色々な方がレポートしているのでメモだけ。出演者:J-MIN、天上知喜、f(x)、Kangta、EXO、少女時代、SHINee、Super Junior、東方神起、BOAこの豪華極まりないメンバーで、あろうことかノンストップで、しかも4時間を超える長丁場を、何もかも忘れて夢中にさせてくれた。まさに夢の国。ありがとう。最高の幸せ。
2012年08月13日
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第5回書道パフォーマンス甲子園が四国中央市川之江体育館であった。四国中央市と言えば日本一の紙の町。映画「書道ガールズ!私たちの甲子園」の舞台で、昨年は大王製紙の不祥事で有名になったが…。特産品の水引をつけた地元の出場校。書道ガールの姪の誘いで、今年も早起きをし、車を飛ばしてやってきた。9時半の開会式にも関わらず、8時半には長蛇の列ができていた。「リハーサル中は中に入れません」という主催者側の意向で炎天下の中、帽子も日傘もないまま陽に焼けるに任せていた。今年は出場校が15校から19校に増えており、その中には思いがけず母校の名前があった。母校の入場行進。オレンジのつなぎを腰でしばって快活な感じ。演技は「お願いします」の掛け声で始まる。タテ4メートル×ヨコ6メートルの紙に歌やBGMに合わせて6分間でメッセージを書き上げる。パフォーマンスを競うので、どちらかといえば、書道の技術よりメッセージの内容や伝え方に重きが置かれる。よって、ミュージカル風だったり、オールディーズ風だったり、夏祭り風だったりと個性が光る。今年は、真っ白な仮面をつけて演技をした松山東高校が強く印象に残った。メッセージの内容も、昨年は東日本大震災の直後で、絆や命に偏っていたが、今年はバラエティーに富んでいて、高校生の目線の先にあるものが垣間見え、何度も胸が熱くなった。 前回、前々回と連続優勝の大分高等学校の作品。紺鼠(こんねず)のはかまに色鮮やかなたすき、黒髪を一つに結んだ清楚なスタイルは今やお馴染みになった。膝でリズムをとりながら書き進む様子は、まさに書道ガールズ。誰もが優勝を信じて疑わなかったと思うが…結果はともかく、高校生の暑い夏はひとまず終わった。
2012年07月31日
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新・道後寄席は子規記念博物館の名物企画で、今年で10周年を迎える。10周年を記念して、これまでの5夜から6夜の開催、また大人気の立川志の輔さんは昼夜2回公演になった。その第一夜がイッセー尾形さんの一人芝居で、昨夜開催された。当然、500席は満員御礼。開場と同時に駆け付けたが、ほとんど席が埋まっていた。 オペラグラス持ってきてよかったイッセーさんは新・道後寄席10回中6回目の出演だが、わたしは初めての観劇になる。イッセーさんは今年8月26日を最後に舞台をしばらく休眠することが決まっており、そのせいもあってか、普段3本の一人芝居を今年は6本演じてくれた。◎結婚式があったその夜にお通夜で集まった親戚のおじさん◎ディーラーのショールームで働くやる気のないお姉さん◎水族館の発券所にいる気さくなおばちゃん◎博多から東京に出張でやってきたサラリーマン◎ホテルのフロントで部屋をとる一人旅の女性◎瀬戸内海から九州に向かうフェリーでハワイアンを歌うおじいちゃん一つ一つの芝居が面白いのは言うに及ばず、芝居と芝居のつなぎを舞台上で見せてくれる演出が新鮮だった。舞台下手の一角に姿見、メイク道具やミネラルウォーターを置いたテーブル、衣装を掛けたハンガーラック、椅子やかばんなどの小道具が並ぶ。芝居が終わると、下手でパンツ一丁になって着替えが始まる。かすかに音楽が流れる中、衣装を変え、メイクを変え、カツラを変え…。別人になったところで舞台が暗転し、次の芝居が始まる。2時間足らずの公演は、あっという間に思えた。帰りには、山田屋まんじゅう5個入りのお土産までもらって大満足 一人芝居、いいよなぁ~。私も挑戦しようかな。
2012年07月28日
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日本の名だたるパワースポットの要として位置するところ。 境内にある「陽の道しるべ」というモニュメントに添えられた説明の石碑より。
2012年07月24日
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歴史の好きな女子は「歴女」鉄道の好きな女子は「鉄子」神社の好きな女子は何と呼ぶんだろう。明らかに、神社オタクのわたし その私が近年ずっと気になっていたのが国生み神話の地、淡路島にある伊弉諾神宮。『古事記』によると~天つ神の命を受け、伊邪那岐神(いざなぎのかみ)と伊邪那美神(いざなみのかみ)は、天の沼矛(あまのぬぼこ)をさし降ろして海水を「こをろこをろ」とかき鳴らした。するとその矛の先から滴り落ちた塩が、重なり積もって島となった~とある。おのごろ島は淡路島の沼島であると言われている。漢字では「淤能碁呂島」と書き、「自ずから凝り固まった島」という意味を持つ。神話に戻ると、イザナギとイザナミの二神は島に降り立つと天の御柱(あまのみばしら)を立て、御殿を築き、夫婦の契りを交わす。最初に生まれた不完全な子供の蛭子(ひるこ)は葦の船に乗せて流してしまうが、その後の交わりで八つの島が次々生まれ、大八島国(日本)になる。やがて二神は三貴子(さんきし)をもうけ、天照大御神には高天原(たかまのはら)を、月読命(つくよみのみこと)には夜の食国(おすくに)を、須佐之男命(すさのおのみこと)には海原を治めるように命じる。イザナミは最後に産んだ火の神に女陰(ほと)を焼かれ亡くなってしまう。それからのお話は…ちょっと悲しすぎるので割愛する。伊弉諾神宮は、国生みを終えた伊邪那岐神の幽宮(かくりのみや)と伝えられている。また、伊勢神宮と同緯度に位置することから、天照大御神の朝日の神格に対して入り日の神格を与えられ「日之少宮(ひのわかみや)」とも呼ばれている。拝殿。本殿。二つの木がやがて一つの根っこになったという夫婦大楠。樹齢900年と言われている。男性は左回り、女性は右回りで「縁結び」「子授け」「夫婦円満」をお願いする。ご祭神の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)が夫婦であるせいか、毎月22日に夜間参拝が許される。一の鳥居から神様がお通りになるという中央の道を照らすようにキャンドルが並べてある。陽が落ちて暗くなるにつれ幻想的な雰囲気になる。表神門を通って拝殿に向かう。拝殿でお祓いの後、祝詞の奏上があり、ご祈祷を受ける。本殿で宮司より一人ひとりの住所と名前、願意が読み上げられる。拝殿に戻った宮司より玉串を手渡され、玉串を持って拝殿から本殿に参って玉串を捧げ「二礼二拍手一拝」で祈願する。辺りは真っ暗で神社の灯りと境内におかれたキャンドルだけの明るさ。静かな境内に響き渡るご祈祷の太鼓の音。厳かな気分上々。最後に金額的なことを書くと、「特別正式参拝祈願」のチケットは、300円のおもてなし券(一袋100円の玉ねぎを三つ買った)、参拝に付き添ってくれる男性のガイド料、宮司によるご祈祷、本日の記念品(勾玉の根付)、すべて含んで1800円。…ありえない。普通にご祈祷をお願いすれば、最低でも5000円なのに。ありがたいことこの上ない参拝となった。
2012年07月24日
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ベートーヴェンの交響曲第九番を日本で初めて全曲演奏したのは、第一次世界大戦時の坂東俘虜収容所だったそう。徳島県鳴門市の坂東俘虜収容所ではドイツ兵俘虜たちがオーケストラや吹奏楽団、合唱団を作り、定期的にコンサートを開いて、地元の人たちと交流を深めていたという。そのあたりのことはドイツ交流記念館で詳しくわかるのだろうが、興味がわかないのでパス。隣接の道の駅に入るが、興味を引くものがなくスルー。
2012年07月24日
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霊山寺で授戒を受けた後、大鳴門橋のすぐ手前にある大塚国際美術館に寄った。眼下に鳴門の海が広がるダイナミックなロケーション。季節柄、海水浴客やBBQを楽しむ人たちも見える。ここは懐かしいところではボンカレーやオロナミンC、最近ではポカリスエットやソイジョイでお馴染みの大塚製薬が、創立75周年記念事業として徳島県鳴門市に設立した美術館。グループ企業の大塚オーミ陶業株式会社の特殊技術により古代壁画から現代絵画まで、世界の名だたる名画を陶板に複製している。すべて原寸で、その数1000余点。延床面積は国立新美術館に次ぐ広さである。オリジナル作品は地震や火災による消失、時間による退色劣化などのリスクを伴うが、陶板名画は2000年以上にわたって品質が持続するという。なので作品のみの撮影は禁止されているが、人物が入れば写真撮影は許可される。小さな作品は継ぎ目がないので、近くで目を凝らしても陶板だとわからない。残念ながら、大きな作品になると陶板を張り合わせた線が見える。が、この「皇帝ナポレオン一世と皇后ジョセフィーヌの戴冠」はルーブル美術館で一番感動した作品であり、その時の気分を思い出すには十分だった。一度は見たいと思っているピカソの「ゲルニカ」にも出会えた。とにかく作品数が多いので、急ぎ足で観ても4時間ほどかかる。入場料は3150円とお高いが、世界の名画を手軽に楽しめる形に仕上げてもらったという驚きと、展示までの気の遠くなるような手間と経費を想像するだけで頭が下がる。「絵画のテーマパーク」と呼びたい。
2012年07月24日
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四国八十八ヵ所霊場の全行程は365里、およそ1460キロになるそうだ。遍路にとってはここが「発願の寺」であり、「一番さん」と親しまれるところ。駐車場から仁王門に至る小道の鳥居に「発心」の文字。入母屋造りの一層の山門。瓦の産地が近いせいか鬼瓦の意匠が素晴らしい。 境内に入ってすぐの泉水池にあるオブジェ。合唱する稚児の半身像。金箔が緑に映えて美しいが、「なぜ?」って感じも否めない。泉水池の右手が大師堂。左手の多宝塔から空を見上げる。真っ直ぐ進んで本堂へ。遍路の出発に先立って、住職より授戒を受ける。「十善戒」といって、お大師様との約束ごとで、 不殺生、不偸盗(ちゅうとう)、不邪淫(じゃいん)、不妄語、不綺語、 不悪口、不両舌、不慳貪(けんどん)、不瞋恚(しんに)、不邪見。せめて遍路の巡拝中は守りたい心得として説明を受ける。その後、般若心経とご真言を唱えて、いよいよ出発となる。本殿の天井にある龍の絵が素晴らしい。宗派は真言宗高野派御本尊は釈迦如来ご真言は のうまく・さんまんだ・ぼだなん・ばく
2012年07月24日
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明日、「国生み伝説」の地、淡路島の伊弉諾神宮に参拝する。途中、四国八十八ケ所霊場の一番札所である霊山寺に寄る。「何かが始まる、そのご挨拶に伺う」ってことなんだろうなぁ…儀式…何が始まるんだろう…
2012年07月21日
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蓮の花の時期になると宇佐神宮を思い出す。大鳥居の右手にある初沢池(はつさわのいけ)では約1万株の古代蓮が薄紅色の花を咲かせる。遠景に参集殿・宝物館を配し、びっしりと蓮の花が水面を埋め尽くす様は時間を超えた不思議な空間となる。初沢池は奈良の猿沢の池、京都の広沢の池とともに日本三沢のひとつに数えられる。宇佐神宮は全国に4万社余りある八幡さまの総本宮であり、伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟(そうびょう)として崇敬を受けている。その昔、卑弥呼の治めた邪馬台国があったとも言われている。広い境内には、本殿のある上宮(じょうぐう)、御饌(みけ)を司る下宮(げぐう)、若宮神社、春宮(とうぐう)神社、水を司る水分(みくまり)神社、須佐之男命(すさのおのみこと)をお祀りしている八坂神社、大山積命(おおやまづみのみこと)をお祀りする亀山神社などたくさんの境内社があり、更には絵馬殿や能楽殿もある。よって、大小様々な鳥居がいたるところに立っている。宇佐鳥居から桃山風の華麗な西大門が見えてくる。上宮の南中楼門(勅使門)、この奥に国宝の八幡造りの本殿がある。参拝は左の一之御殿から順に「二礼四拍手一拝」で行う。一之御殿のご祭神である八幡大神さまは応神天皇のご神霊。二之御殿のご祭神は比売大神(ひめおおかみ)さまで地主神。三之御殿のご祭神は応神天皇の御母・神功皇后(じんぐうこうごう)。本殿前の広場からは、奥宮の大元神社がある御許山の方角に小窓が切ってあり、遥拝所の看板がかけてあった。そもそも旅の目的は大元神社への参拝であったが、時間の余裕がなく見送った。人が近寄りがたいところにあってこそのご神域ということか。
2012年07月19日
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愛媛新聞カルチャー講座・3クラス合同の飲み会がいよてつ高島屋のビアガーデンであった。当日は降ったりやんだりのはっきりしない天気。雨になってもいいように、スカイドームに席が設けてあった。ご機嫌で飲んでいると突然短冊が配られる。句会ライブをするという。兼題は「梅雨の雷」30分後には総勢60人余りの句会ライブがスタート。居合わせた他のお客さんの邪魔にならないように、皆でステージの上に車座になり、上がりきれない人はステージの周りを取り囲んで、粛々と…とはならず、気を使いながらも大騒ぎ。夜鼠のはたと静まる梅雨の雷喉仏美し梅雨の雷飲み込めば梅雨の雷ゲルニカの前立ち去れず次々に素敵な句が詠み上げられる。グランプリは、 梅雨の雷逃げた男の訃報聞くとってくださった皆様の勇気に感謝いたします 更にうれしいことに、12年ぶりにお会いした方が私の句を覚えてくれていた。雪の中、別子銅山を吟行した時の句、 朽ちるもの朽ちたるままに雪降れり俳句、俳句の仲間に出会えた喜びに感謝でいっぱいの夜になった。
2012年07月17日
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小学校の図書室で読み聞かせのボランティアをした。二人で交代に4冊。子供たちは、話に集中するとズンズン前に押し寄せてくる。子供たちの熱気と、梅雨の湿気でダラダラの汗をかいた。パートナーが読んでいる姿をパチリ。
2012年07月13日
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デイサービスで俳句のボランティアをした。参加者は利用者10名、スタッフ4名の合わせて14名。途中からお一人がお昼寝タイム。スタッフの方も含めて、俳句を作るのは小学校以来とか。簡単に俳句の作り方を復習して、句会スタート。お孫さんやペットのこと、庭に咲いたお花の句など優しい、いい句がたくさんできた。進行はサロン形式の「どっちが良いか選ぼう句会」母が元気なら、同じくらいの年代の方たちに囲まれてとても幸せな時間だった。心から感謝
2012年07月12日
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七夕の日、萬翠荘の国重要文化財指定を記念した智内威雄(ちない たけお)のコンサートに行った。智内さんは左手のピアニストとして有名な人。画家の父親と声楽家の母親のもとに生まれ、三歳から母にピアノを習い始める。幼い頃は、毎朝5時から3時間の練習をし、それから幼稚園や学校に通ったらしい。本人によると、ピアノを弾くとみんなが喜んでくれるので、それが嬉しくて練習は少しも苦でなかったという。ドイツのハノーヴァー音楽大学2回生のとき、右手にジストニアを発症する。将来を嘱望されていただけにショックは大きく、「洋服は着ているものの中身は空(から)だった」とそのころを回想している。今は精力的にコンサート活動をする一方、「左手のアーカイブ」プロジェクトの代表として過去の音楽作品の中から左手の楽曲を発掘したり、左手だけでピアノを演奏したい人のために練習曲などを作っているという。よく子供は親を選んで生まれてくるというが、「情熱さえあれば何とかなると思っている。 芸術で飯が食えないなんてことはない」そう言ってのける父親の存在は心強かったと思う。日本はもとよりヨーロッパをはじめ世界で認められる父親・智内兄助だからこその言葉。もう一人、左手のピアニストとして有名な方に舘野泉(たての いずみ)さんがいる。舘野さんもヨーロッパを中心に活躍するピアニストだが2002年に脳溢血で倒れ、右手が使えなくなった。その後、いろいろな作曲家が舘野さんに左手の楽曲を提供し、演奏活動を続けている。最近で言えば、NHK大河ドラマ『平清盛』のテーマ曲を演奏されている。世界に二人しかいない左手のピアニストがともに日本人で、一人は過去の音楽を振り返ることで、もう一人は新しい音楽を生み出しながら、新しい分野を開拓しているのが逞しい。肝心のコンサートの話…とにかく智内さんはイケメンで、話がうまい。ヨーロッパ仕込みか、ソフトな雰囲気が心地よい。智内さんのお話によると左手は感情を司る右脳が動かすので、感情表現が豊か。また言葉数が少ない人の方が内容がよく伝わるように、音数が少ない方がかえって音の響きが伝わるそうだ。続きは後日
2012年07月09日
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宝塚歌劇を鑑賞した後、生田神社を参拝した。藤原紀香と陣内智則が挙式したところ。この説明は余計か…。三ノ宮駅からいくたロードに曲がってすぐに見える鳥居。駅や飲食店の立ち並ぶ雑踏の中に当たり前のように立っている。この違和感のなさが「生田さん」と地元の人に親しまれる所以かも。鳥居の奥の楼門。目の覚めるような朱塗りが可愛らしい。思いがけず、拝殿の前に茅の輪(ちのわ)。参拝客が茅の輪のくぐり方を書いた看板を見ながら、左へくるくる、右へくるくる。また左へくるくる。生田神社では7月と12月の年2回、祓所において人間が知らず知らずの内に犯してしまった罪や穢れを清める大祓式(おおはらいしき)という神事が行われる。7月15日には夏越の大祓式(茅の輪くぐり)があるため、前もって茅の輪が用意されていたようだ。茅の輪をくぐると、病気や事故などの災いを未然に防いでくれると言われている。いいタイミングで参拝できてありがたい。由緒によると、御祭神は稚日女尊(わかひるめのみこと)天照大神の和魂(にぎたま)あるいは妹神と伝えられる「稚く瑞々しい日の女神様」で、物を生み育て万物の成長をご加護する神様であるらしい。パワースポットと言われている『生田の森』をゆっくり散策したいところだが時間がなくて断念。
2012年07月07日
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宝塚劇場、月組公演「ロミオとジュリエット」を観た。今更ではあるが、ウィリアム・シェイクスピアの不朽の名作。これをジェラール・プレスギュルヴィックが作詞・作曲・演出し、2001年パリのパレ・デ・コングレ・ドゥ・パリ大劇場で初演し、以来、世界各地で上演され、大絶賛されたミュージカルの宝塚版。潤色・演出は小池修一郎キャストロミオ(役替わり):龍 真咲、明日海 りおジュリエット :愛希 れいかティボルト(役替わり):龍 真咲、明日海 りおベンヴォーリオ:星条 海人マーキューシオ:美弥 るりか乳母 :美穂 圭子ロレンス神父 :英真 なおき ほか「ロミオとジュリエット」は映画で観ただけで、原作は読んでいない。ので、舞台の演出には驚いた。最初に黒い衣装の男性と淡いドレスの女性のダンスから幕が開ける。あれっ、誰の役???と思ったものの、とにかくダンスが素晴らしいので、一気に引き込まれる。物語が進むうち、黒い衣装の男性は「死神」、淡いドレスの女性は「愛」の象徴だと分かってくる。物語のできごとが演じられているその舞台の上で、同時に「死神」や「愛」の象徴が、予兆のように舞台の上に立つ。時には舞台の片隅に。時には舞台の中央に。時にはロミオに重なるように。物言わずたたずむ。目の前の風景と心象風景が折り重なって存在するような感じ。非常に奥深い。ラストは、二人が息絶えたキャピュレット家の霊廟のベッドが起き上がり、二人が額縁に収まった肖像画のように浮かび上がる。その前で、「死神」と「愛」が最後のダンスをする。「愛」のダンサー役を作ったのが宝塚のオリジナル演出だそうだ。全体として、とにかく素晴らしい公演だった。若くて、生き生きとしていて、チームワークの良さが見て取れた。今回、ロミオ役が龍 真咲さんのときを狙ってチケットを取ったが、是非、明日海 りおさんのロミオが観てみたいと思った。だって、明日海 りおさんのティボルト役、息をのむほど格好良かったんだもの。
2012年07月07日
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あの3.11のことが葉 祥明さんの絵と文で童話になっていた。金曜日の小学三年生の読み聞かせに使う予定。反応が予測できないけど、心を込めて伝えよう。
2012年07月04日
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この季節になると、必ずローカルニュースで流れる古代ハス。中国・大連の遺跡から出土した約1000年前の種子を育てて、花を咲かせているそうだ。1000年の時を超えて、異国の地でひっそりと蘇るハスの花。………と書けば壮大なロマンを感じるが、実際は、地元の考古館の玄関先に一つ半畳ほどのプラスティックの水槽が三つ置かれ、合わせて30株ほどのハスが違和感たっぷりに咲いている。花は三日ほどで散るらしく、いまが盛りとはいえ寂しい感じ。ニュースで見ているときは池に一面の古代ハスが咲いていると思っていた。カメラワークの妙ですな。なので、私もカメラワークを駆使して撮ってみました。
2012年07月03日
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テーマアルバムは原信夫とシャープス&フラッツの「デューク・エリントンに捧ぐ」紅白歌合戦の演奏や美空ひばりの専属バンドとしても有名な日本を代表するビッグバンドだ。youtubeを見ると、昭和の良き時代がよみがえって懐かしい。このバンドでセカンドテナーを吹いていたのが土佐清水市 竜串出身の西村昭夫さん。59歳の若さで亡くなったが、シャープス&フラッツ退団後、西村昭夫インプレッションを結成し、一時は松山でライブハウス「サテンドール」を開いていたそうだ。参加メンバーは11名+欠席投句5名こんな感じで、食べながら飲みながら語りながら、Jazzを楽しみながらの句会です。俳句に俳画をつけてもらって、大満足
2012年07月02日
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大雨の土曜日、用ができて高知に行くことになった。ならば、行かねばということで、へんぴなミュージアム「海洋堂ホビー館四万十」まで足を延ばした。ミュージアムまであと数キロの四万十川町打井川は大雨による激流で、川からもうもうと水煙が立ち上がっていた。「へんぴなミュージアム」とは、ここのキャッチフレーズ。 「ようこそ!」と迎えられて、「やれやれ」と答えたいくらい遠かった。この写真で想像がつくように、廃校になった打井川小学校の体育館を改築して作ってある。二本のトーテムポールがシンボリックなエントランスで、太平洋のイメージか、ブルーの海に泳ぐクジラや、魚や動物のモノノケのようなキャラクターが賑やかに迎えてくれる。駐車場わきの広場には、おびただしい数の河童の彫刻。800円でチケットを買うと入場記念品をくれる。組み立てるとこんな感じ。いかにも海洋堂。ワクワクする。入場すると、ケンシローの特大フィギュアが迎えてくれる。スタッフに確認すると記念撮影がOKだったのでパチリ 入ってすぐの左手にはガレージキッドの体験コーナーがある。ミュージアムの真ん中には、海洋堂プロデュース作品の巨大「カタロニア船」が配してあり、中にぎっしり様々なキャラクター・フィギュアがディスプレイされている。食玩でおなじみの恐竜や動物、映画やテレビのヒーロー・ヒロイン、歴史上の人物まで、どんだけ幅広い仕事をしているかが一目瞭然。一目瞭然というより、ただ唖然かも。奥に映像コーナーがあったり、二階には造形作家を紹介したコーナーがある。そのコーナーの入り口に「一生懸命趣味に没頭していたら、 40年たって趣味が仕事になった」という趣旨のことが書かれてありジーン。ボーメ(BOME)さんは小学校4年生のころから海洋堂に入り浸って現在では海洋堂を代表する美少女フィギュアの造形師。フランス・カルティエ財団から「キング・オブ・オタク」と認められた人。ちなみにボーメの由来は、帽子とメガネが可愛い少年だったから、とか。他にも、恐竜模型の荒木一成さんや松村しのぶさんなど世界が認めた人たちがずらっと紹介されている。よくわからないながら、「モノづくり日本」の最後の侍…の感あり。辺鄙なところではあっても、たくさんの人に来館してもらって、改めて日本の気骨に触れてもらいたい、と強く感じた。
2012年06月17日
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高知にドライブとなれば『ダバダ火振』ってスイッチが入るよね。(何しろ愛媛の酒店ではなかなかお目にかかれない)無手無冠(むてむか)酒造のこの焼酎は生栗を50%使用なので、香りが甘く、飲み口が柔らかで、後口がすっきりしている。芋や黒糖とはまた違うほっこり感が癖になるお味。ちなみに、無手無冠とは、「冠におぼれず、飾らず、素朴な心を大切に、 ひたすら自然を生かした地の酒つくり」という意味であり、創業当時からの酒造りの姿勢が由来だという。生憎の大雨であちこち訪ね歩くわけにもいかず、道の駅「あぐり窪川」に賭けたけれど、一升瓶はなし。仕方なく、特産品をいくつか買った。窪川町の豚まん。少し前までは冷凍のものは頼み込まないと分けてくれなかったけれど、今は冷凍用の商品ができていた。この豚まんはとにかくジューシー。玉ねぎや筍がたっぷり入っているので蒸しても中の具が固まらない。皮と具に隙間ができない。かぶりつくとスープがこぼれてくるのも嬉しい。それに高知県一押し食材の生姜の加工品と、ネーミングに負けて「たったひとつのマヨネーズ」を買った。このマヨネーズは四万十町こだわりの逸品で、上品な味わいと安全性を極めた神果卵(しんからん)に四万十川源流域の伏流水を使用し、化学合成物質をいっさい使用していない商品。マスコミも大注目だそうで、楽しみ
2012年06月17日
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高知県須崎市の名物「鍋焼きラーメン」を食べた。画像では分かりにくいけど、土鍋に親鳥の肉・ちくわ・長ネギ・生卵・ラーメンが入って古漬けの沢庵と白ごはんが添えられている。麺は細麺のストレート。出汁は親鳥のガラでとっているので、すすった瞬間は魚介系のスープかと思うくらいしっかりとした醤油味。戦後の食糧難の折、須崎市街の路地裏に誕生した「谷口食堂」の店主が、出前のラーメンが冷めないようホーロー鍋に入れたのが始まりで、今ではこの辺りのソウルフードとなり町おこしの起爆剤となったようだ。ラーメンとして食べてるぶんには全くフツーな感じ。ところが、ラーメンを食べ終わって白ごはんを混ぜ込むとめっちゃ美味しい。子供の時、よく食べた感じの懐かしい味に大変身。親鳥のガラスープとベストマッチ。だれにとってもソウルフードと思えるお味。日本の味。けど、やっぱり土佐丼の方が美味しかったけどね。カツオの刺身に、ネギや大葉、にんにくのスライス、擦ったわさびにコクのある醤油ベースのたれ。カツオが宝石のように光ってますから
2012年06月17日
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戯曲の勉強会で『ウィンドミル・ベイビー』を読んだ。オーストラリア先住民のアボリジニの老婆が回想形式で民族に起こった出来事を語るという話。一人芝居で、12人の登場人物を演じ分ける。タイトルの「ウィンドミル・ベイビー」とは風車の赤ちゃんという意味だそうだ。作者はデービッド・ミルロイで、彼はこの作品でオーストラリアで最も権威のある戯曲賞「ホワイト・パトリック賞」を受賞している。翻訳は須藤 鈴さん、演出は和田 喜夫さん。和田さんは演劇企画集団・楽天団代表でありオーストラリアやカナダなど各地の少数民族の劇作家・アーティストとの共同制作により日本で未紹介だった優れた作品を舞台にしている人だ。アボリジニについては文字文化を持たない民族、といったことしか知らなかったので、Wikipediaで学習した。要約すると、不毛の大陸であったオーストラリアで自然と音楽をよりどころに誠実に生きてきた民族が西洋の植民地化によって受けた悲しい迫害の歴史が載っていた。バックグラウンドはこの辺にして…物語は、陽気なアボリジニの老女が若いころ洗濯女として働いていた白人のお屋敷での出来事を回想する。可笑しくて、悲しくて、そして美しいエピソードの数々。肌の色の違い、雇うものと雇われるものの立場の違い、生活文化の違い、死んだ人と生きている人の違い…。様々な隔たりの中を、愛だけが自由に行き交う。象徴的な緑の菜園。幸せな場所。けれど、渡りきることのできなかった川。風車の影。特に、身体の不自由なアボリジニの庭師・ワンマンの台詞は純粋で、清らかで胸に迫る。「愛ってどんな色かな? 雨水みたいな色かも、それとも 君がなくしたきれいな指輪みたいな赤い色かな。 でもただ真っ黒ではないと思うし、 真っ白でもないと思うんだ…」もう号泣ですから この舞台が7月4日から、東京北とぴあ ペガサスホールで再演される。
2012年06月13日
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韓国の詩が気になって調べていると国民的詩人としてリュ・シファが紹介されていた。図書館で検索すると、一冊だけ翻訳されていた。(やはり訳者は蓮池薫さん)『君がそばにいても 僕は君が恋しい』もう題名だけで、すでにノックアウトです。哲学的で、スピリチュアルで、正直、理解できない詩もあるが透明な世界観に一気に飲み込まれる。そうか声に出して読まないと入ってこないのだ。言霊だから。ハートで感じなきゃ
2012年06月11日
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新居浜港黒島第2岸壁に羊蹄丸を見学に行った。昭和の高度経済成長を彩った旧青函連絡船だ。船内の一角に昭和30年代の青森駅の様子がジオラマで再現されていた。人形の表情がおおらかで楽しげな感じ。そういう時代だったんだろうなぁ…なんて。操舵室。船の頭脳ともいうべきところだけれど、やっぱりのんびりした感じで、古色ムード。今後、香川県多度津町の港に曳航(えいこう)され、解体されて、いよいよ長い歴史に終止符が打たれるという。実のところ、宇高連絡船ならともかく羊蹄丸には何の思い出もなく、興味もない。今回の目的は、『黒島』というロケーションにあった。まだ幼稚園にも入らない頃、このあたりに住んでいた。新居浜市内からバスで帰ると停留所のわきの店で必ずアイスを買ってくれた。「お利口でした」のご褒美がもらえるほど不便なところが黒島だったのだろう。塩田を眺めながら、大きな犬を連れて(連れられて?)散歩をしていた記憶がある。近所の大人が褒めてくれるので、磁石を引きずって、わずかの砂鉄を集めて歩いていた。この頃、住友の人のために海上の飛行場があった。父の背中におぶさって泳いでるすぐそばを、プロペラ機が離発着し、大きく海を揺らした。今や、黒島は埋め立てられ、整備されて、ずいぶん立派になって、わたしを思い出の世界には近づけてくれない。
2012年06月11日
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お家のお花。カサブランカと胡蝶蘭。どちらも真っ白。『浄化』なのかしら。気分的には、すでに紫なんだけど。お花に語りかけていることは、ひとつ。もし、目に見えないものが見えるなら、一番にお花の妖精が見てみたいって。
2012年06月07日
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今から、今から。一番楽しい時間。
2012年06月05日
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地元のほたる祭りに行った。オープニングの水軍太鼓。外国の方も熱演。出店で、焼き鳥やら鯛めしやらビールやらいただくうちにめんどくさくなって、蛍も観ずに帰ってきた。地元には夜市がないので、子供たちにとっては一大イベント。みんなお洒落して楽しそうにしてたのが印象的。まっ、蛍は大勢で観るものではないからね。というより、腰を据えて飲みたかっただけだけどね
2012年06月03日
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映画は好きだけれど、必ず劇場で、というこだわりはない。けど、このシリーズに関しては劇場でなければ意味がない。初の3D鑑賞と胸を躍らせたが、ツレが メガネon3Dメガネ は落ち着かないということで通常の字幕版で見た。3Dは吹き替え版だったので、少しホッとした。自宅で用事をしながらDVDを見るときは吹き替えが便利だが、お金を払って劇場で見るときに吹き替え版だと損した気になる。特に、ウィル・スミスとトミー・リー・ジョーンズのような芸達者な役者の声は映画を構成する重要なファクター。聞かないともったいない。キャラのたった二人の掛け合いはいつもながらに面白い。ストーリー展開も奇想天外だし、美術も凝っているし、とにかく楽しい。痛快。これぞハリウッド映画って感じ。ところが、それだけで終わらないのが今作品の素晴らしいところ。テーマは『愛』伝えて、受け取って、また伝えて、循環していく。そのやり取りが人生を創り上げ、歴史を織っていく。しかも、伝えるものは真実でないと決して伝わらない。そんなメッセージに胸が熱くなる。脚本が見事です。間違いなく、このシリーズの最高傑作。あぁー、若き日のエージェントK役の方がいい。あの役者を見つけて、キャスティングできた時点でこの映画の成功は確約されたんでしょうね。その夜、プリティ・ウーマンを観た。大好きな映画の一つ。観ると確実に気分がアガル。特に好きなところは、街の女だったビビアンが自分を大切にすることに目覚めてからみるみる背筋が伸びて輝いていくところ映画を観終わって、リモコンを取ろうとすると、手がピカピカに光っている。そう、わたしは楽しいと身体から金粉が出る。意図して出しているわけではないので、金粉を見て、逆に楽しく思ってるんだと気づくことが多い。それを見た瞬間、自分が愛おしくなって声をあげて泣いた。生まれてきたことに感謝せずにはいられない、そんな気分だったから。いい映画を2本も見て、こころがいい塩梅にほぐれていたのかなぁ。
2012年06月03日
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最近、ソルフェジオ周波数というのを知った。なんでも、現代音楽から抜け落ちた周波数による古代の音階をソルフェージュ音階と呼ぶらしい。これは、聖ヨハネへの讃美歌などに代表されるグレゴリア聖歌に使われ、ミサの時にハーモニーで歌われると祝福に満たされると信じられたようだ。音は周波数によって、特別な意味を持つらしく、 528hz DNAの修復、奇跡 639hz 関係性、つながり 741hz 表現、解決 852hz 直観の覚醒という具合。 (SomaEnergeticsさんのサイトより引用)音叉によって特定の周波数を体に振動(波動)として響かせると音の「意味」が「効用」となって体に伝わるらしい。ざっくり言えば、人の体の7割が水なので、周波数の響きがたちどころに伝わり影響を受ける、ことになる。そんなことを知ると、音叉が欲しくて居ても立ってもいられなくなったがこれがなかなかの値段。なので無料アプリで聴いてます。アプリ名は「onsA440」
2012年05月28日
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今日は一日小雨が降った。そのせいか、水琴窟の音色が一際涼しげに響いていた。砥部町の開花亭にある水琴窟。とめに使っている鬼瓦。湯釜の文様。その下の花はひまわり
2012年05月25日
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先日の伊曽乃神社を詠んだ句新緑の光集めて禰宜一礼(しんりょくのひかりあつめてねぎいちれい)万緑や狛犬高らかに笑ふ(ばんりょくやこまいぬたからかにわらう)上記2句 特選下記1句 並選金環の啓示冠して夏の川(きんかんのけいじかんしてなつのかわ)
2012年05月24日
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この4月から、歩いて10分足らずの小学校で絵本の読み聞かせのボランティアを始めた。子供に恵まれなかった私にとって、誰かのために絵本を選ぶ喜びは格別のもの。そんな中で出逢った、素敵な一冊。北朝鮮拉致被害者の蓮池薫さん訳の詩集。生きることの切なさと喜び、真理と叡智の贈り物。『ハル 哲学する犬』より抜粋恋人ひとりではなくふたりで、2本の足であゆむこと。あなたのながめる風景を、同時にぼくもながめること。あなたのこころのなかに、ぼくのこころがとどまること。日光を背景にして走る自転車の両輪のように、2つで1つのうつくしい風景をえがくこと。そうです。ぼくはいま恋をしているのです。
2012年05月23日
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今年、2012年3月11日、東日本大震災と同じ日に坂村真民記念館はオープンした。坂村真民と聞いてピンとこない方も『念ずれば花ひらく』はご存じなのではあるまいか。元楽天イーグルスの野村克也監督が座右の銘として、よくインタビューの時に答えていた。仏教詩人と呼ばれることの多い真民さんは、熊本に生まれ、朝鮮を経て、愛媛県に住んだ。2006年(97歳)、40年間暮らした砥部町で永眠した。真民さんの詩碑は日本全国、海外を含めて700基を超え、詩集は英語、ドイツ語、韓国語などに訳されている。いま、月に2~3日ほどボランティアガイドに通っている。長年のファンの方が来館されることが多いので、ガイドすることなどほとんどない。来館者の真民詩への思いが溢れ出たら、お聴きするくらい。今年も、真民さんの大好きな朴の花が咲く季節になった。初夏らしい涼やかな木に、真っ白い花。けれどこの花、はかなげに見えて花弁が固い。真民さんのように、と形容しておこう。
2012年05月22日
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阿沼美神社を参拝したその足で、車で一時間ほど離れた伊曽乃神社を参拝した。秋の西条祭りでは80台におよぶ勇壮華麗な楽車(だんじり)が奉納されることで有名な神社。楽車は二日間市内を練り歩いた後、伊曽乃神社の東に流れる加茂川・河川敷に集まって「川入り」をし、神様を乗せた御神輿の宮入を見送って祭礼が終わる。お祭りを見に何度か河川敷まで来たが、参拝は初めてになる。参道を歩いていくと、胸がわっとなるような清々しい緑の光景。このあたりから空気が少し改まった感じになる。ここからが昔から神社があった場所。ご神域だ。 ご神域をいまも守る狛犬さん。笑ってる。ご神木。よくある立て看板がないので樹齢はわからないがとんでもない巨木なのに、若々しい。頭から緑色の空気の粒々が降りてくる感じ。とにかく気持ちがよくて、なかなか離れられない。手水舎の柄杓をかける竹にたくさん蛙が集まっていた。拝殿。その奥に本殿があり、その周りに所縁のある神様たちのお社がお祀りされている。大好きな道開きの神様・猿田彦大神のお社もあった。御祭神は天照大神の荒魂と国土開発の祖神・武國凝別命(たけくにこりわけのみこと)失礼をして、拝殿の中をパチリ。本殿を西側からパチリ。神門の一角に御神輿を乗せる車を発見。ちゃんと注連縄と紙垂(しで)が飾られている。参拝は厳かに…とは程遠く、楽しくて楽しくてはしゃぎまわった感じ。この気分は、お伊勢参りと同じ。天照大神様のパワーに違いない。帰り道、参道のわきでオブジェのような石を見つけた。由緒ある神社にはつきものの不思議な石群。その昔、ちゃんとした意味と働きがあったんだろうなぁ。
2012年05月21日
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『古事記』によると伊弉諾尊(イザナギ)が黄泉の国から逃げ帰って禊ぎをしたとき右目から生まれたのが月讀尊(ツクヨミ)とされている。文字通り、月の神で、夜を統べる神と言われている。この時左目から生まれたのが天照大神(アマテラス)で、鼻から生まれたのが素戔嗚尊(スサノヲ)とされている。つまり、月讀尊は太陽を象徴する天照大神の弟として誕生した。(素戔嗚尊にとっては兄にあたる)今回の金環日食を神話風にとらえると、数百年に一度、アマテラスとツクヨミが日本の上空で出逢う、まさにその日となる。そこで、月讀尊をお祀りする神社を調べて、阿沼美神社(松山市平田町)に参拝した。鳥居から真っ直ぐに階段を上りきると、目の前に拝殿がある。左手の手水舎で手を清め拝殿に近づいていくと突然音楽が流れ始める。雅楽、たぶん越天楽(えてんらく)。感知式になっているらしい。奥に本殿が続いている。拝殿の左手は竹林になっていて、境内社が二つある。由緒によると、主祭神は大山祇命(おおやまづみのみこと)、配神は高おかみ命(たかおかみのかみ)、月讀命(つくよみのみこと)、雷神(いかずちのかみ)となっている。ちょうど、この狛犬さんの目線の先に私有地とはなっているが、竹林に続く開けた土地がある。そのあたりに立つと、なんとも気持ちがいい。ご神木がわりの竹林かも知れない。
2012年05月21日
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カバレはフランス語でキャバレー、娯楽要素のある飲食店の意味だという。路面電車を見下ろす古ぼけたビルの3階ながら、窓飾りの赤いテントや行きかう車のライト、イチョウ並木の陰影がヨーロッパを感じさせる。カフェとは言うものの、お食事が素晴らしくフランス菓子の美味しいビストロという感じ。ギャルソンがイケメン揃いなのもいい気分。「シャボネル・エ・ウォーカーのシャンパントリュフ」を食べるのが今回の女子会の目的らしい。企画者のうんちくを借りると、シャボネル・エ・ウォーカーは英国王室御用達でバレンタインデーやホワイトデーの頃にしか日本に入ってこない貴重なシャンパントリュフ。このトリュフにマリアージュしたのが「トーレイ トカイ・アスー 3プットニュス」三大貴腐ワインの一つで、ハンガリー産の極甘口白ワイン。とろっと濃密なのに瑞々しい口当たりのデザートワイン。お食事は…おしゃべりに夢中で写メを取ってないニース風サラダ、生ハム、サーモンマリネ、鶏もも肉のロースト焼きリゾット添え、牛蒡のフリッター、じゃがいものトルティージャ、ガトーショコラ、枇杷のタルト…う~ん思い出せない。お食事に合わせてくれたのが、ブルゴーニュ産赤ワインの「モレ・サン・ドニ1999」紫がかった上品な色合いと熟成のきいた力強い果実味。とにかく、ここはパリって感じの素敵な夜でした。
2012年05月19日
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月に一度Jazz句会がある。毎回テーマが決められている。テーマはアーティストだったり、アルバムだったり、曲だったり。今月は3日に開催されたコンサートがテーマ。プロモーターが句会のメンバーなのでその時の音源を聴きながら、映像を観ながら、お酒を飲みつつ、感動を語り合う素敵な時間。あぁ、ピアノのメイバーンさん最高だった76歳なのに子供の様に楽しそうにプレーしてた。ここまで無邪気に音楽を楽しめるようになるにはたくさんのドラマがあったんだろうなぁ~なんて。Jazz史に残る凄いプレイヤーだそう。ファンキー今回の一番句(一番人気のあった句)は 銀盤に薫風のある黒き指私の句は二番句。特別に俳画をつけてくれた。今回のツアーを制作した伊藤八十八プロデューサー(渡部貞夫さんを育てたことで有名な方)が、来年のツアーも約束してくれたってお知らせがあった
2012年05月16日
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劇団☆新感線2012年春興行いのうえ歌舞伎「シレンとラギ」@梅田芸術劇場メインホール作:中島かずき演出:いのうえひでのり【キャスト】ラギ:藤原竜也シレン:永作博美ゴダイ大師:高橋克実キョウゴク:古田新太ギセン将軍:三宅弘城シンデン:北村有起哉ミサキ:石橋杏奈 ほか劇団☆新感線のみなさん藤原達也さん、高橋克実さん。古田新太さんはじめ劇団☆新感線の役者さんが上手いのはわかりきっているけれど、永作博美がとんでもなくイイ「わたし一度、地獄観てきました」的なリアリティとふっきれた感が半端ない明日が藤原竜也さんのバースデーということで、舞台にケーキが運ばれてみんなでお祝い。千秋楽恒例のお煎餅投げもあって、感動のもと終了出待ちのみなさん。地方の無名劇団員である私に言わせると、直ぐには出れんし
2012年05月15日
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東日本大震災の後、坐禅の会に参加するようになった。月に一度、第三日曜日の朝七時から開催される。(今月は、法要の関係で第二日曜日になった)檀家の人はもちろん、坐禅をしたい人なら誰でも参加できる会で、毎月20名前後の人が集まる。15分ずつ2回坐禅を組み、和尚の法話を聴いた後、曹洞宗の儀礼にのっとり、朝のお勤めをする。般若心経、舎利礼文などのお経を唱和し、お焼香し、みんなで季節のお粥をいただいて散会となる。月に一度、ご先祖様に感謝する日として大切にしている習慣だ。和尚は、ご覧のとおり若い。今年の秋にはパパになる。頭髪がないのでせめて、と言うことで眉毛は整えているらしい。参加するとポイントカードに判が押され、12個たまると和尚直筆のネーム入り坐禅用ミニクッションがもらえる。若い和尚のアイディアと思い入れが詰まったほのぼのと、あたたかい会である。
2012年05月13日
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目覚めたら「今日が人生最良の一日」と心の中でつぶやく。つぶやきが全身に行き渡って、ほんわかしたら起き上がる。今日があなたにとって、人生最良の一日でありますように
2012年05月10日
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ゴールデンウィーク最終日、松山市堀之内で開催された大神輿総練を見に行った。新緑の松山城をバックに22体の神輿が練りを披露した。B級グルメの屋台も出て、宇和島の牛鬼や水軍太鼓、琉球虎舞などの郷土芸能も楽しめた…とは言うもののしょぼい しょぼすぎる女神輿はあでやか。未来のかき夫に期待したい。
2012年05月07日
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