神と心
言霊学によれば、ヒは火、日、霊を意味し、トは止まること、止まるところを意味し、戸、泊、宿など、同じ語源からでています。
ヒトは、霊(火、日)止であって、神の宿、神の宮の意味が、すでにヒトというk呼称の中にこもっている。
真の人は火をやどし、日を宿し、神霊を宿すものであって、霊性を失えば、人であって人でなく、いはば人獣である。
人は、体的機能においては、他の獣類と大差はない。
したがって、体の面からみれば、人も獣類の一種に外ならない。
しかし、人には、外の獣類にはみられぬ、高尚な霊性、すなわち神性が宿っている。
獣性を克服して、あくまでも神性を開発し、地上の神たる働きをするのが、真の人である。
(出口王仁三郎 道歌)

