ラッキィセブンティライフ

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死生観

あめ つち とはとこしえに    いん よう との生きどほし
かみ 水火 いき より まれたる   ひと かみ 子神 こかみ みや
  生くるも死ぬも同じこと  これををば物にたとふれば
  神の世界は故郷の     恋しき親のいます家
  この世に生れた人生は   露のしとねの草まくら
  旅に出たる旅人の     クス野を辿るがごとくなり
  辿りたどりて黄昏に    いづれの家か求めつつ
  これに宿れしその時は   この世を去りし時ぞかし
  一夜の宿を立ち出でて   またもや旅をなす時は
  また人間と生まれ来て   神の働きなす時ぞ
  生れて一日はたらいて   死んで一夜をまた休む
  死ぬというのは人の世の  果にはあらず生魂の
  重荷おろして休む時    神の御前に遊ぶとき
  栄えの花も開くとき    歓喜充てる時ぞかし
  またもや神の命令に    神世の宿を立出でて
  ふたたび人生の旅をする  旅は憂いもの辛いもの
  辛い中にもまた一つ    都にいたる限りなく
  歓喜の花は咲き匂う    神の御子たる人の身は
  生れて死んでまた生まれ  死んで生れてまた生まれ
  死んで生れてまた生まれ  どこどこまでも限りなく
  堅盤ときはに栄えゆく   常盤の松の美し世の
  五六七の神の太柱     玉の礎つき固め
  高天原に千木高く     宮居をつくる働きは
  神の御子たる人の身の   勤めの中の勤めなり
  あヽ頼もしき人の旅    あゝ頼もしき人の身の
  人は神の子神の宮     神と人とは生き替り
  死に替わりして永久に   五六七の世まで栄え行く
  五六七の世まで栄えゆく


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