PR

プロフィール

リカ☆彡

リカ☆彡

2005/07/20
XML
カテゴリ: 演劇・映画
鈴井監督作品3本の中で、私にとってこの『river』は特別な映画であり一番好きな映画だ。


人間誰もが持っている闇の部分、嫌な部分。自分自身が持っている消し去りたい想い。
みんなそれを抱えながら生きているのに、それに耐えられなかった4人。
それと、小学生時代の過去の友情が交錯して、止める事の出来ない復讐劇へと落ちていく…。


一言で言ってしまえば「暗い映画」かもしれない。
でもそこには人間の弱さがあって、自分にも共感できる部分もあり、
そのリアル感が私の心に強く残るのだと思う。

TOPでも書いたように、このイラストはもう随分前に描いたものだ。(公開当時2003年)


私自身が、仕事の事、自分自身の事で、すごくマイッていたのが、
ちょうどこの映画を見た頃だった。
決してその問題が、今はクリアになったかと言うとそうではなくて、
この映画を見ると、今でも、涙でボロボロになる程、号泣するけれど、
不思議とその後、元気が出るようになってきた。だからそろそろUPしてもいいかなと。


私はこの映画の中で、特に印象に残る、佐々木耕一の表情が2シーンある。
一つは始めの方の謹慎中に、先輩(森崎)の言った言葉に対して正義感むき出しに、
にらみつける「青のシーン」
もう一つはラストの体育館で、藤沢を撃とうとする横井に
「ヤメロー」と叫んだ後の「黄色のシーン」である。
もしDVDを見ることがあったら、この2つのシーンの佐々木の目を見比べて欲しい。



鮭は必ず、その自分の故郷である川に戻って来る。
それは子孫を残すための産卵であり、親の鮭はその産卵を終えると息絶えるという。
つまり、川をさかのぼり故郷に戻るというのは、死をも意味するのである。

エンディングは、鈴井監督は自分の考え方で何通りもあると言っていたが、
最後、横井は鮭を川には放流しなかった…。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/07/20 06:47:18 PM
[演劇・映画] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

コメント新着

41歳の新潟県人@ 「なまら」って何? ▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ 41歳の新潟県人で…
ほろ@ Re:CUE MUSIC JAM-BOREE REPORT![2](08/07) yo-yo-s期待してます
てんぱんじー★@ 天パって・・・ 天パって思い通りのかみにならんときあり…
マレリー@ Re:大泉洋!カウラ記者会見(写真)(06/18) 「波乗りレストラン」、終わってしまいま…
マレリー@ こんにちは◎ お元気ですか? リカさんの記事を、読ま…
マレリー@ はじめまして♪そしておめでとうございます! はじめてコメントを書かせていただきます…
Y@宮城@ こんばんは 「大泉さんの時計」を検索してて、こちら…
リカ☆彡 @ ★すみよ(^o^)/さんへ 新潟ではおそらくやってないと思うなぁ。 …
すみよ(^o^)/ @ STV以外でも放送したのでしょうか? STVの「あの日、僕らの命はトイレット…
すみよ(^o^)/ @ こんにちは♪ お元気そうで何よりです。 相変わらずの…

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: