夢なき者に成功なし ~三十路の独学奮闘記~

夢なき者に成功なし ~三十路の独学奮闘記~

木星人










 木星人は“家庭の世界”に住み、安息と静寂を望みます。したがって、外の世界での派手で表だった活躍は、本人も望みませんし、運勢も向いているとはいえません。その代わり、参謀や裏方向きで、権謀術数に長けているのも木星人の特徴です。木星人は、感情より理性をことのほか重んじ、衝動的でなく、万事理詰めで几帳面です。何か目標を立てると、計画を細かく立て、コツコツと努力を重ねていきます。



 人生の花を咲かせるためには、その前に、丹念に耕地したり、肥料を入れたり、種を蒔いたり、草を取ったり……と小さな積み重ねが必要ですが、その積み重ねの大切さをよくわきまえ、それを怠りません。金星人がせっかちで、今日種を蒔くと、明日にはすぐ収穫を期待するのに対し、木星人は五年先、十年先のために今日、一生懸命、種蒔きをするのです。ですから木星人には、他人にはまねできない、何か大きなことをなしとげる“不気味”な可能性が隠されています。総じて万事に控えめで努力家、堅実一路の人生を歩むでしょう。



 “家庭の星”“安息の星”に住む木星人ですから、家庭を大切にし、家庭運は最高です。男性ならマイホーム・パパとなり、浮気に走ることもないでしょう。女性の場合も貞淑を守り、純潔のまま初夜を迎える人がじつに多いのです。結婚すると、亭主の財布をがっちり握る締り屋さんとして良妻賢母になるでしょう。ただし、それがいきすぎると、“かかあ天下”となり、相手にとって窮屈で、なんらおもしろみのない家庭となってしまう恐れもあります。



 なお、木星人の子どもを持った場合は要注意です。木星は“忠孝の星”とも呼ばれ、生まれながらに親孝行な孝子が多いため、ついつい親はその子を溺愛しがちですが、こういった溺愛は、とくに母親の溺愛は木星人の運気を逆につぶすことになります。したがって、親が早めに突き放して、その庇護のもとから解放してやったほうが、その子の将来のためにはいいのです。具体的には養子に出したり、丁稚奉公に早めに出してやることが理想です。



 木星人の“内面思考”は、セックスの場面でも当然あらわれます。愛する人と結ばれるというのは、長い人生の中でもそう多くない幸福の極致ですが、そういうときでさえ、木星人は喜びをストレートに表現しません。それどころか、女性の場合は、いつになっても良家の子女という雰囲気を漂わせ、長年ベットを共にしても、羞恥心を失わず、夫の前で肌を見せることはほとんどありません。



 こうした木星人の情感は、しばしばパートナーの情念を激しく燃えさせますが、セックスに対してあまり控えめな態度は、ときとして相手に不満を生じさせることがあります。もし、あなたが木星人の男性なら、もう少し、セックステクニックの開発に積極的になってください。また女性の場合は、アルコールの力を借りるなどして、時には背徳感や羞恥心を捨ててみてはどうでしょうか。








○幸運なもの

 ひまわり、トルコ石、ふくろう、時計、刀剣、貴金属、仏壇、骨董品



○ラッキーカラー(アンラッキーカラー)

 黒、灰色、水色(緑)



○幸運な場所

 墓地、博物館、映画館、夜の公園、パチンコ屋、家庭、ペンション



○幸運なスポーツ

 バトミントン、卓球、ゴルフ



○要注意(健康)

 分泌系統



○勝負運

 カタイ勝負をすれば運が開ける。
 自分の哲学を守り通すのが勝利の秘訣。



○幸運月・方角(不運月・方角)

 + 6月.8月.11月 南・南西・北西(1月.2月.3月.9月 北東・東)
 - 7月.9月.12月 南西・西・北(2月.3月.4月.10月 北東・東・南東)




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