The second curtain

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2008.10.16

夫と「幸せの1ページ」を見に行ったとき

「ラストで“ああ、これか”と思ったけど、この邦題はピンと来ないね」

と言っていました。

私もずっと思っていたことだったので、やっぱりそうなんだと思いました。

どちらかと言えば、女性をターゲットとして宣伝されていたこの作品･･･

たしかに女性の再生物語でもあるけれど、

ニム、アレグザンドラ、ジャック、それぞれの冒険物語でもあるし、

豪快でユーモアに溢れたアレックス・ローバーというヒーローも登場し、

何より美しい自然と愉快な動物たちがスクリーンいっぱいに登場する

大人と子どもが一緒に楽しめる良質な映画ってなかなかないので、

やっぱり「ニムの島」とか、

そのまま「ニムズ・アイランド」で楽しい副題付けるとか

もっとストレートな感じで（TVスポットなども）、

ファミリー映画として宣伝してもよかったんじゃないかな、なんて思います。

nim's1.jpg

たくさんの作品がスクリーンを奪い合う中で、

夏休みに公開するのは難しかったということもあるのでしょうか。

知名度の高いジョディ・フォスターを前面に出して宣伝するというのも

当然のことなのでしょうね（ジョディのコメディエンヌぶりは最高！）

でも、もうちょっと子どもが見たくなるような、

お父さんお母さんが“子ども達に見せたいな”と思うような

だって、アザラシと泳いだり踊ったり、とかげが飛んだり、ペリカンが人を助けたり、

すごく楽しい(*^_^*)

お父さんがいなくて独りぼっちの夜を、

しかも嵐で大荒れの夜を過ごさなければならない心細さとか、

火山に登って火口を覗いたり、

そんなドキドキわくわくする出来事を、

ニムと一緒にたくさんの子ども達にも疑似体験してほしかった。

私が見たときは子どもが全然いなくて･･･（曜日とか時間帯もある？）

と言いつつ、

子供向け映画として日本語吹き替え版のみの公開なんてことになっていたら、

いやあああああああああああああ！

と、大騒ぎしたのでしょうが･･･^^;

関係者の方々もいろいろ考えてやっていらっしゃると思いつつ･･･

nim'sislandnew2-1.jpg