学校に看護婦さん!!!

学校に看護婦さん☆!

大のとても大切なお友だちのママが 書き込みをして下さいました。
Kenkenは大と同じように、すごく頑張っているお兄ちゃんなのですが
体調が安定しなくて、入退院を繰り返しています。
でもね、学校が大好きで、退院したらみんなの待っている学校へ行くんです!!
Kenkenが入院中にママが書いて下さった書き込みをここでご紹介します。

Kenkenの学校には看護婦さんがいらっしゃいますが
何故、学校に看護師さんが必要なのか?
皆さんにも考えていただきたくて、ここにページを作ります。


こんにちは。kenkenが入院中で久しぶりにPCを開いた
ので、遅くなりましたが・・・

大ちゃんのバス遠足、どうなりましたか?
ちょっと参考までに・・kenkenの学校の話を書きますね。
kenkenは普通校の肢体不自由学級に通ってます。
学級には市教委が雇ってくれた看護婦さんが常駐して
医療的ケアにあたってくれています。でも、こども3人の
小さな学級で、看護婦さんも子供好きの素敵な方なので
いつも、子供たちと一緒になって、遊んだり勉強したり
時には母の相談相手と、本当に頼りになる方です。

うちは田舎の小さな市ですが、最近、養護学校における
看護師配置の問題などを聞いていると、よくぞ、配置してくれた
と市に感謝しています。

配置されたのは、7年前、kenkenのひとつ上の学年に
気管切開をしたこどもさんが入学されました。最初は、大ちゃんの
お母さんと一緒で毎日学校に付き添って、吸引されていましたが、
学校にそのお母さんだけが付いていることが、他のこどもにも、
その当のこどもさんにも、またお母さんにもよくない、という
先生や学校の意見、それから、お母さんの要望にこたえて、
市教委で検討された結果、2学期から看護婦さんが配置されて、
ケアを行うことになりました。今のように、医療的ケアの問題が公に
言われていなかった頃のことです。

kenkenは鼻からの注入があったので、やはりお世話になって
いましたが、この看護婦さんのおかげで、昨年の林間学校も
生まれて初めてひとりででかけ、親の心配をよそに、子供たち
に囲まれてとびっきりの笑顔で戻ってくることができました。

昨年、胃ろうの手術の術後肺炎から、非常に状態が悪くなり
人工呼吸器を使用することになりましたが、この看護婦さんの
おかげで、在宅に入ってからも、何の心配もなく学校に通う
ことができています。kenkenの状態はあまりよくなく、私
ひとりで、まだ家からでることもできない状態なのですが、学校
に行くために、市が配車してくれたタクシーで出発の手伝いに
来てくれて、家の車に一緒に乗って学校までの5分の道のり
のケアにもあたってくれています。

大ちゃんやkenkenのような子供たちが、安全にそして楽しく
当たり前に、学校生活をおくっていこうと思えば、絶対に
人手がいります。吸引はいつ必要になるか、わからないもので
30分あくこともあれば、5分ともたないこともあります。きっと
お母さんも隣の保健室でやきもきされているのでは、そして
担任の先生も思いは同じでは・・と心配しています。その吸引の
遅れが大変な負担、命の危険をこどもにしいることになるのです。

今度のバス遠足、大ちゃんが楽しくでかけられることを祈っています。


Kenkenママ☆!!ありがとうございました。
Kenken☆!!大好きな学校へ また元気に行こうね~!


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