二人一緒に帰った道

僕の冷たい手では
君に触れることが出来ずに
ただただそばを歩いてた

僕の冷たい手が
君のぬくもりを奪ってしまうのを
いつもいつもおそれてた

周りじゃ彩られた街の光が
ただ僕にはやけにまぶしすぎた


ぽろぽろ降る雪は
何故かやむことはなく
ぽろぽろ降る雪は
ますます僕の全てを冷やしてく


君と歩いた帰り道

少しずつ離れていく二人の道

僕のさめた言葉では
君を傷つけてしまうでしょう

僕の冷たい手では
君を優しく送り出せない

自分への苛立ちさえも
冷たい風がさらってく


ぽろぽろ降る雪は
僕のあたたかさを奪い
ぽろぽろ降る雪は
もう僕に何も残さない


ぽろぽろ降る雪は
何故かやむことはなく
ぽろぽろ降る雪は
ますます僕の全てを冷やしてく

でも
僕の心に積もった雪は
いつか 溶けるでしょう
そして暖かい光が
さしこむでしょう






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