The Sixth Sense。 ~徳姫(*^.^*)珍道中~  弐

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2005.09.03
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テーマ: ニュース(100295)
カテゴリ: カテゴリ未分類
こんにちは。

今日は、大型類人猿が絶滅の危機にひんしているという記事をご紹介します。

それは、国連環境計画(UNEP、本部ナイロビ)の世界自然保護監視センターの発表で、1日、世界各地で木材伐採などの開発が進んだことなどにより、ゴリラやチンパンジー、オランウータンなどの大型類人猿が絶滅の危機にひんしていると警告する内容の包括調査報告書を発表したというものです。

そして、インドネシアとマレーシアで現在の開発ペースが続けば、5年以内にオランウータンの生息地は47%も減少するとしているそうです。また、特に現在約7300頭が生息するスマトラ島のオランウータンは、50年後に250頭以下に激減する可能性があると警告しているそうです。

さらに、西アフリカのナイジェリアとカメルーンに生息する西ローランドゴリラの亜種クロスリバーゴリラは、わずか約250~280頭しか生息していないことを確認したということです。しかも、ゴリラやチンパンジーの間ではエボラ出血熱が流行しているとのことで、より詳細な調査が必要と訴えているとのことです。

この調査は大型類人猿が生息する世界23地域で実施したとのことで、現状のまま開発が進んでいけば、30年以内に、オランウータンの生息地の99%、ゴリラの生息地の90%、チンパンジーの生息地の92%が大きな被害を受ける恐れがあると予測しているそうです。このように生息環境の破壊が、密猟や疫病に並んで、種を絶滅させる深刻な脅威になっているとのことです。特に、マレーシア、インドネシアのオランウータン生息地域は、99%が「中程度」から「深刻」な影響を受ける可能性が高いということです。

そこで国連は9月5-9日、コンゴ民主共和国のキンシャサで類人猿の保護に関する国際会議を開催し、国境を越えて生息するゴリラ、オランウータン、チンパンジー、ボノボの4種類を対象に、各生息国が国レベルの計画を策定することになったそうです。そして、優先的に保護する個体群を選んで、生息地の保護や密猟摘発の強化などの対策を強化し、国際社会や科学者がこれを支援していくものとして、対策などを協議するそうです。そして、国連環境会議(UNEP)関係者は「人類に最も近い動物である類人猿を保護するのはわれわれの義務だ」と語っているということです。

地球上で生きるヒトに最も近い霊長類の大型類人猿たちが、このままでは絶滅の危機だなんて・・・どうにか絶滅だけは免れて欲しいです。しかも、ゴリラやチンパンジーにもエボラ出血熱が蔓延していたことに驚きですね♪





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Last updated  2005.09.04 02:54:24


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