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こんにちは。小惑星探査機「はやぶさ」は、日本時間6月13日19時51分に無事にカプセルを分離し、6月13日22時51分頃に大気圏に突入しました。大気圏に再突入した「はやぶさ」のカプセルは、ヘリコプターで捜索した結果、日本時間6月13日23時56分にWPA : Woomera Prohibited Area (ウーメラ実験場(立入禁止区域))内の予定区域内においてカプセル本体を目視により発見し、回収作業は、6月14日午後に行われる予定だそうです。「はやぶさ」は、 2005年12月14日の日記 に書いてあった通りに、2010年6月に健気に地球に帰還しました。予定を実現したこの奇跡的な快挙は、私たちに感動と勇気を与えてくれました。JAXAのスタッフの方々の最後まで諦めないという熱意と情熱が今回の「はやぶさ」が地球に帰還という成功に導いてくれたのだと思います。本当にお疲れさまでした。いつまでも「はやぶさ君」からいただいた困難に打ち勝ち最後まで諦めないということと勇気を胸に生きていきたいです。ありがとう~ ! お疲れさまでした~ ! はやぶさ君のことを忘れないよ~ !!!ウーメラで撮影した火球(光学班)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2010.06.14
こんにちは。またまたご無沙汰しております。今日はとてもうれしいご報告があります。不死鳥の小惑星探査機「はやぶさ」が満身創痍の身でありながら、とうとう本日、6月13日22時51分頃地球に帰還します。?帰還に向けて、 JAXA宇宙教育センター宇宙教育テレビの番組や JAXA 宇宙科学研究所はやぶさ管制室ではライブ中継が行われるとのことです。小惑星「イトカワ」の砂がカプセルの中に入っているのか、14日頃までの回収で判明しますが、ドキドキです。地球に帰ってくる「はやぶさ君」。無事に安全に地球に再突入できますようにお祈りですね♪「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2010.06.13
こんにちは。またまた大変ご無沙汰してしまいました。温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT(ゴーサット)」愛称募集があるそうなのでお知らせします。ただ、締め切りが9月10日(水)なので、もし応募されるようでしたらお急ぎくださいませ。「GOSAT」とは、地球温暖化対策をさらに進めるため、温暖化の原因とされる二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガスが地球上でどのように分布しているか、また地球上のどの地域でどれくらい吸収・排出されているかを観測する、宇宙から地球全体の温室効果ガスを観測することのできる初の人工衛星です。インターネット、ハガキで受け付けているとのことで、 温室効果ガス観測技術衛星「GOSAT(ゴーサット)」愛称募集の応募画面など詳細はこちら へどうぞ。私も応募しなくっちゃ~♪ε=ε=ε=(ノ^∇^)ノ 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」 「GOSAT」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2008.09.08
こんにちは。宇宙航空研究開発機構 (JAXA) は11月13日、月周回衛星「かぐや(SELENE)」が撮影した「地球の出」と「地球の入り」の画像を公表しましたので、その画像をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)および日本放送協会(NHK)は、平成19年10月18日(日本時間)に高度約100kmの月周回観測軌道に投入した月周回衛星「かぐや(SELENE)」からハイビジョンカメラ(HDTV)による「地球の出」の動画撮影に世界で初めて成功したとのことです。そして、「地球の出」と「地球の入り」がハイビジョンカメラで撮影されたのは世界で初めてとのことです。(^-^)//ぱちぱち それと、 →monsirou さん の情報により、本日 11月14日(水)の午後20時より、 日本放送協会(NHK)が、『探査機“かぐや”月の謎に迫る 』と題して、NHK総合で20時45分まで放送されるということがわかりました。アポロ計画以来の「地球の出」の画像ですが、あの頃よりも格段に違う鮮明な地球の姿に新たな感動ですね♪世界に誇れる日本の技術のハイビジョンが搭載された「かぐや」の活躍に益々期待しちゃいましょう~♪\(^o^)/ハイビジョンカメラ(広角)による「地球の出」の撮影映像「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)/日本放送協会(NHK)」図1 かぐや搭載のハイビジョンカメラによる「地球の出」の撮影結果 この画像は、平成19年11月7日14時52分(日本時間)に「かぐや(SELENE)」ハイビジョンカメラ(広角)から撮影され、JAXA臼田宇宙空間観測所にて受信した動画の一部を静止画像として切り出したものです。 月面は北極付近で、地球にはアラビア半島、インド洋などが見えます。ハイビジョンカメラ(望遠)による「地球の入り」の撮影映像「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)/日本放送協会(NHK)」図2 かぐや搭載のハイビジョンカメラによる「地球の入り」の撮影結果 この画像は、平成19年11月7日12時07分(日本時間)に「かぐや(SELENE)」ハイビジョンカメラ(望遠)から撮影され、JAXA臼田宇宙空間観測所にて受信した動画の一部を静止画像として切り出したものです。 月面は南極付近で、地球の中央左にはオーストラリア大陸、右下にアジア大陸が見えています(画面の上が地球の南になっているため、オーストラリア大陸の上下が通常とは逆になっています)。
2007.11.14
こんにちは。大変ご無沙汰いたしました。昨年、12月2日の日記でご紹介しました宇宙航空研究開発機構(JAXA)のH‐II Aロケットに月周回衛星「かぐや(SELENE)」が搭載され打ち上げられます。そして、その打ち上げがいよいよ9月14日10時31分01秒(日本標準時)に行われることになりました。「かぐや」は月表面の元素組成、鉱物組成、地形、表面付近の地下構造、磁気異常、重力場の観測を全域にわたって行うそうで、これらの観測によって、総合的に月の起源・進化の解明に迫ると期待されているとのことです。また、同時に周回衛星に搭載された観測機器で、プラズマ、電磁場、高エネルギー粒子など月周辺の環境計測を行うそうです。もし、お時間のある方は、是非打ち上げの様子をご覧になってください。 →ライブ中継はこちら ※但し、天候によっては延期もあるそうです。月は地球と同じ約45億年前に誕生したと言われているそうで、今回の探査で月のことがどこまで解明できるのか、すごく楽しみですね ! (^0^)/♪打ち上げの成功をお祈りしましょう~☆☆彡 *.:*:.。.: (人 *) 「かぐや」が月を探査しているイメージ図「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2007.09.13
こんにちは。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術試験衛星「きく8号」が、H2Aロケット11号機に搭載されて、平成18年12月18日(日本時間)に打ち上げられましたが、今日は、昨日中止になった送信アンテナの展開が成功したことについての記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「きく8号」に搭載されている大型展開アンテナ(LDR)のうち、延期になっていた送信アンテナの下部保持機構の解放及び鏡面展開を平成18年12月26日18時56分(日本時間)から12月26日20時10分にかけて、沖縄局からのコマンドにより実施されたそうです。その結果、衛星からのテレメトリデータ及び搭載カメラの画像により、送信アンテナが正常に展開したことが確認されたとのことです。これで、「きく8号」のアンテナ展開は全て完了したということです。なお、現在、衛星の状態は正常だそうです。また、今後、「きく8号」は、姿勢制御を定常モードに移行し、クリティカルフェーズから初期機能確認フェーズへ移行する予定だとのことです。JAXAの皆さ~ん ! 送信アンテナの展開~ ! ! オメデト(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・開いて良かったですね~☆ワーイ ( ^-^)o-o
2006.12.27
こんにちは。先日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の技術試験衛星「きく8号」が、H2Aロケット11号機に搭載されて、平成18年12月18日(日本時間)に打ち上げられましたが、今日はその後のことについての記事をご紹介します。まず、12月24日までにアポジエンジンを4回噴射して、「きく8号」をドリフト軌道に投入されたとのことです。\(^▽^)/次に、「きく8号」に搭載された大型展開アンテナ(LDR)の展開が、12月25日17:31(日本時間)から開始され、ブーム展開を完了した後、20:02から送信アンテナ上部保持機構の解放を行ったとのことですが、解放状態の確認に時間がかかり、鏡面展開の予定時間を経過したため、この送信アンテナの展開を中止したそうです。しかし、受信アンテナの展開は当初の計画通りに行なわれ、受信アンテナの展開は正常に終了したということです。 そして、送信アンテナについては、12月26日18時以降に下部保持機構の解放及び鏡面展開を実施するとのことです。 そのため、クリティカルフェーズ(打上げ段階から、ロケットからの衛星分離、太陽電池パドル、通信用アンテナ及びレーダアンテナの展開実施、姿勢制御系の定常状態への移行、初期機能確認の準備が整うまでの期間)の終了は1日遅れの12月27日となるそうです。なお、現在の衛星の状態は正常だということです。地上から操作のコマンドが送られる時間帯に制限があるので仕方がないですね。ただ受信用の大型アンテナは展開できたので、クリスマスに大きな傘が片方だけ開きましたね♪( ̄∇ ̄+) キラキラキラ~♪そして、今日の送信アンテナの傘が無事に開きますようにお祈りですね♪ 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.12.26
こんにちは。今日はスペースシャトル「ディスカバリー」が無事に帰還した記事をご紹介します。まず、スペースシャトル「ディスカバリー」は約13日間にわたるミッションを終え、米国東部標準時間2006年12月22日午後5時32分(日本時間12月23日午前7時32分)にNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸したそうです。(^-^)//ぱちぱち 今回は国際宇宙ステーション(ISS)の太陽電池パネルの折りたたみに手間取ったそうで、計画より1回多い4回の船外活動を実施したり、着陸時の天候不良などから、当初の予定より1日余り遅れての帰還となったということです。今回は7月からISSに滞在していたドイツ人の飛行士も一緒に帰って来たそうです。これで、今回のミッションで来年秋から順次建設される欧州実験棟「コロンバス」や日本の実験棟「きぼう」への電力供給態勢が、これでほぼ整ったとのことです。そして、「きぼう」は来年末から3回に分けてISSに運ばれ、組み立てられることになっているそうです。また、NASAではISSを2010年に完成させるため、スペースシャトルの飛行をあと13回計画しているとのことです。なお、次回は2007年3月に「アトランティス」を打ち上げる予定だそうです。補足情報:ディスカバリー(33回目の飛行)(スペースシャトル通算117回目の飛行)搭乗員の方々~ ! お疲れさまでした~ ! !無事に地球に帰還できて良かったですね~♪オメデト(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・NASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸したディスカバリー『提供:NASA TV』
2006.12.23
こんにちは。先程、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は18日午後3時32分、鹿児島県南種子町の種子島宇宙センターから、技術試験衛星「きく8号」を、H2Aロケット11号機で打ち上げられました。そして、「きく8号」は、16:00に予定の軌道に投入され、打ち上げが無事に成功しました。今回は5.8トンという最重量の衛星を打ち上げるため、これまで2本だった大型固体補助ロケットを4本備えたタイプを初めて採用したH2Aロケット「204型」を採用しました。今後、折りたたまれているアンテナを、7日後(25日)に軌道上で広げることになっているとのことです。打ち上げ成功~ ! オメデト(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・クリスマスの日に宇宙に大きな大輪の花が咲きますね☆とっても夢がありますね~☆打ち上げ後約28分後に「きく8号」分離に成功「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」従来のH2Aロケット「H2A202」型とH2Aロケット11号機「H2A204」型「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」技術試験衛星8型「きく8号」(ETS-8)宇宙空間でのイメージ図「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.12.18
こんにちは。本日は当初、16日の予定でしたが、18日に延期となりました、技術試験衛星「きく8号」が、H2Aロケット11号機に搭載されて15時32分に打ち上げが予定されています。そこで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、種子島宇宙センターから打ち上げの模様をライブ中継で伝えるそうです。ライブ中継はこちら≫放送開始 : 打ち上げ時刻の約1時間前から(開始予定時間:14:30)なお、ライブ中継放送の時間帯は、当日の準備作業の状況や天候等により変更になる場合があるとのことです。いよいよ、「きく8号」が打ち上げられます。無事に成功しますようにお祈り&応援ですね♪(^o^)/「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」従来のH2Aロケット「H2A202」型とH2Aロケット11号機「H2A204」型「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」技術試験衛星8型「きく8号」(ETS-8)宇宙空間でのイメージ図「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.12.18
こんにちは。先程の日記でご紹介しました、技術試験衛星「きく8号」が、H2Aロケット11号機に搭載されて打ち上げが予定されておりましたが、射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲が観測され、打ち上げ時間帯まで回復の見込みがないため、打ち上げを12月18日(月)15:32~15:44(日本時間標準時)に延期となりました。悪天候の為に延期になったので、仕方ない決断ですね。。。安全に無事に打ち上げが成功するためですからd(^-^)ネ!「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.12.16
こんにちは。今日は10月29日の日記でご紹介しました、技術試験衛星「きく8号」が、H2Aロケット11号機に搭載されて15時32分に打ち上げが予定されています。そこで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、種子島宇宙センターから打ち上げの模様をライブ中継で伝えるそうです。ライブ中継はこちら≫放送開始 : 打ち上げ時刻の約1時間前から(開始予定時間:14:30)なお、ライブ中継放送の時間帯は、当日の準備作業の状況や天候等により変更になる場合があるとのことです。いよいよ、「きく8号」が打ち上げられます。無事に成功しますようにお祈り&応援ですね♪(^o^)/ 追記 :技術試験衛星「きく8号」が、H2Aロケット11号機に搭載されて打ち上げが予定されておりましたが、射場近辺に規定以上の氷結層を含む雲が観測され、打ち上げ時間帯まで回復の見込みがないため、打ち上げを12月18日15:32~15:44(日本時間標準時)に延期となりました。 従来のH2Aロケット「H2A202」型とH2Aロケット11号機「H2A204」型「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」技術試験衛星8型「きく8号」(ETS-8)宇宙空間でのイメージ図「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.12.16
こんにちは。今日はスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げ成功についての記事をご紹介します。米航空宇宙局(NASA)は米東部時間9日午後8時47分(日本時間10日午前10時47分)、スペースシャトル「ディスカバリー」をケネディ宇宙センター(フロリダ州)の39B発射台から打ち上げられました。ディスカバリー号の打上げは今回で33回目、スペースシャトルの打上げとしては、117回目となったそうです。来年は5回の飛行が予定されているそうで、国際宇宙ステーション(ISS)の欧州実験棟「コロンバス」や日本の実験棟「きぼう」への電力供給態勢が、これでほぼ整い、いよいよ設置が始まるとのことです。ディスカバリーにはマーク・ポランスキー船長(50)ら7人が搭乗しており、国際宇宙ステーション(ISS)に向かうとのことです。そして、9月にISSに設置された2組目の太陽電池パネルを、太陽光を追尾できるよう調整などをして、ISSの電力供給をいまの約1.7倍に増やすそうです。当初は米東部時間7日夜の打ち上げ予定でしたが、悪天候で延期されていました。飛行期間は約12日間で、順調なら21日午後(日本時間22日朝)、ケネディ宇宙センターに帰還するとのことです。打ち上げ成功オメデト(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・これで、いよいよ来年からは日本の実験棟「きぼう」の建設に向かいますね♪(^o^)/また、来週の16日には、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「きく8号(ETS-VIII)」の打ち上げも予定されています。楽しみですね~☆(^0^)/♪『提供:NASA』『提供:NASA』『提供:NASA』
2006.12.10
こんにちは。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が2007年夏に、H‐II Aロケットに搭載されて、世界が注目する日本の月探査機「セレーネ」が打ち上げられる予定です。そこで、今日は嬉しいキャンペーンのご紹介です。それは、「月に願いを!」キャンペーンで、このセレーネに、市民の名前とメッセージを刻んだフィルムが搭載され、月面に送り届けられることになりました。(^-^)//ぱちぱち 宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、名前とメッセージの募集を12月1日から始めました。このキャンペーンは「月に願いを!」と題した企画で、名前とメッセージを35マイクロ・メートル角の文字で薄いフィルムに刻み込み、衛星本体に張り付けるそうです。また、名前は10文字、メッセージは20文字以内で、応募者全員の分が搭載されるとのことです。以下に応募要項とリンク先を載せておきますのでご興味のある方は飛んでみてくださいね。「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」応募要項 【募集内容】セレーネに載せて月に届けたい「名前」とメッセージです【応募期間】 2006年12月1日~2007年1月31日(必着) 【応募方法】インターネットPCと携帯から応募できます。応募は無料です。名前:全角文字10文字以内(半角文字の場合は20文字以内)句読点含むメッセージ:全角文字20文字以内(半角文字の場合は40文字以内)句読点含む【主 催】宇宙航空研究開発機構(JAXA)【協 力】日本惑星協会(TPS/J)The Planetary Society(TPS) 応募の詳細はこちらへ≫≫ 嬉しいキャンペーンが始まりましたね~☆JAXAの前身のNASDA(宇宙開発事業団)の時に火星探査機「のぞみ」に名前を載せた時以来です。\(^o^)/月に"名前"という自分の分身が届けられると思うと((o(^-^)o))わくわくしますね☆折角のチャンスなので是非、応募してくださいね♪(^o^)/「お名前」と「メッセージ」を刻むシートのイメージ「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」シートの搭載位置「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.12.02
こんにちは。今日は、9月23日午前6時36分(日本標準時)に内之浦宇宙空間観測所からM5ロケット7号機により打ち上げられました太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B)が本格的に科学観測を開始して撮影された詳細な太陽の画像が公表されました。今日はその中の一枚をご紹介します。まず、太陽観測衛星「ひので」が、太陽黒点周囲から噴出する水素ガスの観測に成功したそうで、黒点が太陽の縁にあるときに、横からカルシウムH線で観測したものだそうです。黒点の周囲で頻繁に増光が発生し、それに伴って物質が上空へダイナミックに噴き上げられている様子が克明に捉えられました。噴出する水素ガスは、光球(太陽表面)から約2万kmの高さに達するといわれているそうです。これは、大気や望遠鏡自身による散乱光の影響が極めて小さいことによって、「ひので」可視光望遠鏡が世界で始めて観測に成功したものだということです。 太陽ではこのようなダイナミックな噴出現象が起こっている様子が見られて嬉しいです。それにしても「太陽はすごい~ ! 」の一言ですね♪(^o^)/吹き上がる水素ガスの噴出現象「提供 自然科学研究機構 国立天文台/宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙科学研究本部」
2006.12.01
こんにちは。先日、11月9日に水星の太陽面通過(トランジット)が見られました。この現象は、太陽、水星及び地球が一直線上に並んだ時に起こるそうで、日本時間では、9日午前4時過ぎから午前9時10分頃まで続いたとのことです。前回、水星の太陽面通過が起こったのは、3年前の2003年5月7日だったそうです。今後、2016年・2019年と水星の太陽面通過が起こるそうですが、どちらも日本では夜間のため、見ることができないとのことです。日本で次に水星の太陽面通過を見ることができるのは、26年後の2032年11月13日となるそうです。そして、11月9日朝(日本時間)に太陽面を通過する水星を、「ひので」衛星に搭載された3台の望遠鏡が克明に観測しました。この「ひので」が撮影した画像をご紹介します。「ひので」の活躍で太陽面を水星が通過する現象が見られるのは嬉しいですね♪(^o^)/写真1:可視光・磁場望遠鏡SOTによる観測。視直径10秒角ほどの水星(写真中の黒い円盤)が明瞭にとらえられています。「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」写真2:X線望遠鏡XRTで見た水星の太陽面通過。太陽のX線コロナを背景として水星が移動していくようすが見てとれます。「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」※「写真は水星が太陽面にかかる前後のようすを示したものです。ただし、いずれの画像も光学系の調整段階のものであるため、必ずしも最高性能の画像とはなっていない(さらに画質の向上が見込まれる)ことをお断りしておきます。」と書かれていました。
2006.11.12
こんばんは。今日は、9月23日午前6時36分(日本標準時)に内之浦宇宙空間観測所からM5ロケット7号機により打ち上げられました太陽観測衛星「ひので」(SOLAR-B)の3望遠鏡による初画像が公開されましたので、その記事をご紹介します。まず、太陽同期極軌道への衛星投入、姿勢制御機能の性能確認など主な初期運用を終え、10月28日までに搭載している3台の望遠鏡すべての蓋を開き、性能確認を目的とした太陽観測を開始したということです。この3台の望遠鏡は、それぞれ観測する波長が異なるそうです。可視光・磁場望遠鏡(SOT)は、人間の目で見える波長(光)で高空間分解能の撮像を行ない、約6000度の太陽表面(光球)から約1000km上空の彩層と呼ばれる太陽大気(約1万度)までの様子を観測することが出来るとのことです。極端紫外線撮像分光装置(EIS)は、地球大気のために地上に届かない極端紫外線の輝線を、衛星軌道上で撮像することによって、数万度から百万度程度の温度を持つ太陽大気を観測するとのことです。X線望遠鏡(XRT)は、太陽大気上層にある、 100万度以上の温度を持つコロナから放射されるX線および極端紫外線(波長0.6nm~20nm)を観測し、コロナを鮮明に撮像するそうで、X線も地球大気のため地上には届きませんので、X線による観測は衛星軌道上からしかできないそうです。これら3台の望遠鏡を使用することにより、6000度から数千万度までの広い温度域をもつ太陽大気を一度に観測することが可能になり、3望遠鏡によって取得された 可視光・磁場望遠鏡(SOT)の初期画像 、極端紫外線撮像分光装置(EIS)の初期画像 、 X線望遠鏡(XRT)の太陽の初期画像が公開されました。また、「ひので」は今後約1ヶ月をかけて徐々に科学観測主体の運用に移行する予定とのことです。人間の目で直接見続けることができない太陽をこの「ひので」が観測をしていてくれることは何とも心強いことですね。ひので~ ! ゚・:,。★ありがとう♪★,。・:・゚図1:可視光望遠鏡のファーストライト画像「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」図2:X線望遠鏡による太陽画像例「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」図3:極端紫外線撮像分光装置のファーストライト「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」図2参考1:X線望遠鏡の太陽前面画像(擬似カラー表示)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」図2参考2:X線望遠鏡の太陽前面画像(白黒表示)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」図2参考3:X線望遠鏡の太陽前面画像「ようこう」軟X線画像との比較「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.11.01
こんにちは。先日ご紹介しました、「きく8号」の打ち上げ日程が決まりましたので、今日はその記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) は25日、技術試験衛星「きく8号」を、12月16日に鹿児島・種子島宇宙センターからH2Aロケット11号機で打ち上げると発表しました。そして、高度3万6000キロの静止軌道に乗せ、衛星を使う新しい携帯電話システムの基礎実験を行うとのことです。日程の詳細は、以下の通りです。打上げ予定日:平成18年12月16日(土)打上げ時間帯:15:32~15:44打上げ予備期間:平成18年12月17日(日) ~平成19年2月28日(水)打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場それと、H2Aロケット11号機の打上げに向け、極低温点検(※)を下記日程で行うとのことです。(※)打上げ当日と同じ手順で液体燃料を充填し、ロケットおよび地上設備の機能等を確認する点検のこと・極低温点検日時 1.実施予定日:平成18年11月9日(木) 2.点火想定時刻:10時30分頃きく8号は、携帯電話の中継局の役割を担う衛星を開発するための試験衛星で、テニスコートほどもある巨大なアンテナを2枚搭載、このアンテナと地上の小型移動端末との間で、音声や画像を直接通信する実験を行うということです。また、きく8号は、巨大アンテナを含めた全体の重量は5・8トンで、日本の宇宙開発史上、最も重い衛星となるそうです。このため、打ち上げに使われるH2Aロケット11号機は、推進力を増すため、従来の2本から4本に固体ロケットブースタ (SRB-A) を増やすことで、静止トランスファー軌道 (GTO) への打ち上げ能力を約6トンまで向上させた形態ということです。いよいよ、打ち上げ日程も決まりました。あとは、無事に打ち上げが成功しますようにお祈り&応援ですね~☆( ̄0 ̄)/ オォー!!従来のH2Aロケット「H2A202」型とH2Aロケット11号機「H2A204」型「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」技術試験衛星8型「きく8号」(ETS-8)宇宙空間でのイメージ図「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.10.29
こんばんは。宇宙航空研究開発機構(JAXA) が、21日、12月にH2Aロケット11号機で打ち上げる予定の技術試験衛星8型「ETS-8」の愛称を「きく8号」にすると発表しました。今日は、「きく8号」についての記事をご紹介します。まず、この「きく8号」の全体の重量はおよそ3トン。衛星は2つの大型展開アンテナおよび2つの太陽電池パドルを持ち、端から端までが40メートルの大きさになるそうで、大型展開アンテナ1枚の面積はテニスコート1面分ほどだそうです。静止衛星としては世界最大級のサイズとなり、この大きさが、現在の携帯電話端末と同程度の大きさの端末でありながら、日本列島全域をカバーする静止衛星と直接通信を可能にし、移動体通信をこれまで以上にスムーズに行えるようにするとのことです。さらに、ETS-8のミッションは、携帯電話の通信環境の向上だけに限らずに、移動体向けの衛星通信デジタルマルチメディア放送システムの技術開発への貢献も期待されているそうです。それは、コンパクトディスク並みの高品質な音声や画像の伝送、移動体への通信・放送・測位といったサービスの提供、災害時の緊急車両の運行、被災者救援の迅速化、ドライバーへの情報提供まで、私たちの暮らしの身近な場面で重要な役割を担うことを意味しているとのことです。また、原子時計を用いて極めて正確な時刻を伝え、この時刻信号を利用してETS-8と G P S を組み合わせた測位実験を行い、カーナビゲーションなどに利用されている衛星測位システムの基盤技術の開発を目指すとのことです。また、JAXAは、21日、きく8号をモチーフにしたシンボルキャラクター「きくはちぞう」も併せて公表しました。衛星のキャラクターを作るのは初めてだそうで、衛星が広く親しまれるようにとデザインしたということです。それと、「きく8号」のキャッチフレーズは、大きなアンテナがひらく未来の扉、届ける安心 ―大型衛星を使った新しい携帯通信の世界へ― とのことです。私たちの生活には通信衛星の存在が不可欠なほど浸透してきていますが、"きくはちぞう"君のさらなる技術開発に期待ですね♪(^o^)/技術試験衛星8型「きく8号」(ETS-8)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」シンボルキャラクター「きくはちぞう」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」技術試験衛星8型「きく8号」(ETS-8)宇宙空間でのイメージ図「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.10.23
こんにちは。今日は、先日宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、筑波宇宙センターで月周回衛星SELENEの機体を公開したという記事をご紹介します。「SELENE」は主衛星(月周回衛星)と、2機の副衛星(リレー衛星・VRAD(ブイラド)衛星)から構成されていて、縦・横それぞれ2.1メートル、高さ4.8メートルで、主衛星と、副衛星2機(それぞれが約50キログラム)を含めた重さが約3トン。主な目的としては、月の起源と進化を解明するためと、将来の月の利用のためのさまざまな観測だそうで、月表面の元素組成、鉱物組成、地形、表面付近の地下構造、磁気異常、重力場の観測を全域にわたって行うとのことです。これらの観測によって、総合的に月の起源・進化の解明に迫ると期待されているそうで、同時に周回衛星に搭載された観測機器で、プラズマ、電磁場、高エネルギー粒子など月周辺の環境計測を行います。これら計測データは、科学的に高い価値を持つと同時に、将来月の利用の可能性を調査するためにも重要な情報となるそうです。2007年夏に種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられるそうです。この計画は「SELENE(セレーネ:SELenological and ENgineering Explorer)」と呼ばれ、アポロ計画以来最大規模の本格的な月の探査として、各国からも注目されているとのことです。そして、計画では主衛星が月に到達すると、高度100キロメートルの極周回円軌道に投入されるとのことです。また、リレー衛星は、その途中の遠月点高度2400キロメートルの楕円軌道に乗り、月の裏側の重力場計測のため、地上局と主衛星との間の通信を中継するそうです。さらに、VRAD衛星が、遠月点高度800キロメートルの楕円軌道に投入されて、電波を送信することで、月の周りの重力場を測る役割を担うとのことです。また、主衛星は約1年間運用され、その間に月の全球観測を行うということです。日本初の月探査機「SELENE」に頑張ってもらいたいですし、大いに期待ですね。そして月の裏側の観測データなどが解ることは楽しみですね♪月探査機セレーネ「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」月探査機セレーネ「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」H2Aロケットに納まるセレーネ「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」セレーネの観測時(イメージ図)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.10.22
こんにちは。昨年の12月2日の日記でご紹介しました、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が打上げましたX線天文衛星「すざく」についての最新記事をご紹介します。まず、巨大ブラックホールは、ほとんどの銀河の中心にある、太陽の数100万倍から数10億倍もの質量が太陽系ほどの大きさにつめこまれたもので、「すざく」にとって最も重要な観測対象の一つだそうです。そして、これまでにない精度で銀河の中心に潜む超巨大ブラックホールのまわりの時空のゆがみを示すと考えられるデータを「鉄輝線」と呼ばれるX線を通じて得たそうです。また、「すざく」がとらえた観測データの時々刻々の変化は、ブラックホールの強い重力でX線の進路が曲げられることで説明されることがわかったそうで、これらのデータにモデルをあてはめることで、ブラックホールの高速回転の速度、物質がブラックホールへ吸い込まれていく角度が測定できたとのことです。今回、「すざく」を使って研究を行った二つの国際共同チームは、サンフランシスコで行われている米国天文学会 高エネルギ-天文学部会の中で、発表しました。最初に、英国ケンブリッジ大学のアンドリュー・ファビアン(Andrew Fabian)教授らの国際共同チームは、MCG-6-30-15と呼ばれる銀河の中心にあるブラックホールが、まわりの時空を引きずりながら高速で回転していることを確認したとのことです。また、ブラックホールの近くで発せられたX線が、ブラックホールの重力を逃れようとしながらも、ブラックホールまわりの円盤の中へと重力によって進路が曲げられている証拠があったとしています。このように進路が曲げられることはアインシュタインの一般相対性理論が予言していましたが、過去の観測ではその気配を見ることすら難しかったそうですが、「すざく」によって、それを示す観測結果が得られたということです。一方、リーブズ博士らの国際共同チームは、MCG-5-23-16と呼ばれる銀河で、ブラックホールへ物質を落とし込んでいる円盤(降着円盤と呼ばれています)が私たちから見て45度の角度を向いていることを明らかにしました。このような精密な観測はこれまでは不可能だったそうです。そして、リーブズ博士は「幅の広い鉄輝線はブラックホールのごく近くにある物質やエネルギーを見に行くための近道です。極端に強い重力を調べることだけが、アインシュタインの理論に欠陥があるかどうかを知る方法なのです。」と話しているとのことです。「すざく」は宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって2005年に打ち上げられた日本の5番めのX線天文衛星です。今回の「すざく」によるデータで、ブラックホールの凄まじい重力の強さが明瞭に観測されました。データの解析に用いられた手法は将来のX線天文衛星による観測にも応用が期待されるそうです。今後の「すざく」の活躍に益々期待ですね♪(^o^)/(図1)「提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)」と「提供:NASA」すざくによる観測で得られた「幅の広い鉄輝線」。左下がMCG-5-23-16 (ポンプ座の方向、距離1億2千万光年のところにある銀河)、右下がMCG-6-30-15 (ケンタウルス座の方向、距離1億1千万光年のところにある銀河)。上図はブラックホールの回転によって円盤の様子と観測される鉄輝線の広がりがどのように変わるかを示した模式図。「提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)」と「提供:NASA」円盤の内側と外側の輝線の幅の違い。円盤の外側で放射された鉄輝線は幅が狭いのに対して、円盤の内側、ブラックホールの近くで放射された鉄輝線は裾を引いた、幅の広い輝線になります。「提供:宇宙航空研究開発機構(JAXA)」と「提供:NASA」銀河の中心にひそむ巨大ブラックホールからのX線放射の例。1キロ電子ボルト以下から数百電子ボルト以上まで特徴的なX線が放射されます。すざくはこれらのすべてをとらえるために必要な性能を備えた唯一のX線天文衛星です。
2006.10.21
こんばんは。もうすでにご存知の方も多いと思いますが、先日までずっとお伝えしていました、第10惑星かと注目され、冥王星が降格されるきっかけとなった 「2003UB313」(直径2384km) に名前が付けられたという記事をご紹介します。国際天文学連合(IAU)は14日、矮惑星(仮訳)「2003UB313」に、ギリシャ神話に登場する不和や争いの女神にちなんで「エリス」(Eris)と命名したと発表しました。エリスは、2003年10月に米カリフォルニア工科大学のマイケル・ブラウン教授らが発見し、2005年に冥王星より大きい太陽系の天体だと判明して、「第10惑星」と騒がれました。ブラウン教授らは、この巨大氷天体をゼナ(Xena)という愛称で呼び、太陽系の第10惑星としてIAUに申請しました。そして、「冥王星は惑星か」の論争を招き、IAUが今年8月24日の総会で冥王星を惑星から除外する定義を決めるきっかけとなりました。エリスの名はブラウン教授が提案したそうで、「女神エリスは人々の間に言い争いと不和をもたらした。UB313も同じだ」と説明したとのことです。さらに、エリスの周りを回る「月」(衛星)を、女神エリスの娘と同じ「ディスノミア」(Dysnomia)と名付けると述べたそうです。ブラウン教授は今後も、エリスの質量や密度についての観測を続けるということです。神話では、エリスは、英雄アキレスの両親の婚礼に招かれなかったことに怒り、女神たちの間に不和をもたらし、それが、トロイ戦争に発展したとされるギリシャ神話の不和と争いの女神で、ディスノミアも混沌と争いの女神だそうです。一方、IAUは冥王星に、小惑星番号「134340」を付けたとのことです。この番号は、惑星とその衛星、彗星以外で、軌道が確定した太陽系天体に順番につけられ、エリスには「136199」が与えられたとのことです。惑星定義の論争の火種を作るきっかけとなったことを思うと、ふさわしい名前なのかもですね。。。^-^;エリスと衛星ディスノーミア『提供:NASA』
2006.09.24
こんにちは。本日、宇宙航空研究開発機構 ( JAXA ) は、9月23日06時36分(日本標準時)に、内之浦宇宙空間観測所から第22号科学衛星ソーラーB( Solar-B )を搭載したM5ロケット7号機を、ランチャ設定上下角82.0度、方位角149.3度で打ち上げられました。M5ロケット7号機は正常に飛行し、第3段モータ燃焼終了後、近地点高度約280km、遠地点高度約686km、軌道傾斜角98.3度に投入されたことが確認されたとのことです。その後、ソーラーBからの信号受信を、サンチャゴ局にて07時21分(日本標準時)に開始し、この信号によりソーラーBがロケットから分離され、太陽電池パドル(PDL)が正常に展開されたことが確認されたそうで、打ち上げは成功しました。また、ソーラーBの愛称は「ひので」と命名されたとのことです。M5ロケットの打ち上げ成功 ! オメデト(*^ー^*)∠※Pan!!。・:*:・これからの「ひので」の活躍に期待ですね♪「ひので」搭載のM5ロケットが発射の瞬間「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.09.23
こんばんは。今日は、日本の太陽観測衛星ソーラーB ( Solar-B ) が明朝23日 (土) 午前6時36分(日本時間)に、M5ロケット7号機に搭載されて内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられるという記事をご紹介します。このソーラーB は、「ひのとり」(1981年)及び「ようこう」(1991年)に続く、三番目の太陽観測衛星となるそうです。ソーラーBは高精度・高分解能の観測能力をもつ3基の観測装置 ( 1.光球面の磁場の分布とその運動を詳細に観測する超分解能の可視光・磁場望遠鏡(SOT)2.上空のコロナの振舞いを観測するX線望遠鏡(XRT)3.極端紫外線撮像分光装置(EIS)) が搭載され、約6000度の光球(太陽の表面)、数百万度に達する太陽コロナの謎の解明、さらに太陽フレアなどのコロナ爆発現象や磁場とプラズマの相互作用などを観測するとのことです。ソーラーBは打ち上げ後、高度630kmの太陽同期極軌道に投入され、2ヵ月後から本格的な観測を開始するそうで、ソーラーBは、1年間のうち約8ヵ月は24時間連続して太陽を観測し、観測は最低3年間続く予定だということです。それと、科学衛星の打ち上げを支えてきたM5固体燃料ロケット(3段式)は、ソーラーBの打ち上げが最後となる予定だそうで、今後は、新しく開発されるひと回り小型の2段式ロケットに引き継がれることになり、JAXAでは、2010年の新型ロケットの実用化を目指すとのことです。ソーラーBを載せたM5ロケット7号機の打ち上げ成功をお祈りですね♪☆彡 *.:*:. (人 *) 打ち上げライブ中継 M5ロケット7号機「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」太陽を観測するソーラーB(想像画)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」太陽観測衛星「ようこう」の軟X線で見た太陽コロナ「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.09.22
こんばんは。スペースシャトル「アトランティス」は、米国東部夏時間9月21日午前6時21分(日本時間9月21日午後7時21分)にNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸したとのことです。これで、11日と19時間6分にわたるミッションが終わりました。また、国際宇宙ステーション (ISS ) を2010年に完成させるため、NASAはシャトルをあと14回打ち上げるそうで、2007年末からは、日本の実験棟「きぼう」が3回に分けて組み立てられることになっているとのことです。今回のSTS-115のスペースシャトル「アトランティス」に搭乗された宇宙飛行士の6名の方々、お疲れさまでした~♪そして、無事の帰還ヽ(〃'▽'〃)ノ☆゜'・:*☆オメデトォ♪NASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸したアトランティス『提供:NASA』
2006.09.21
こんにちは。今日は、米国東部夏時間9月20日午前5時59分(日本時間9月20日午後6時59分)に着陸を予定しておりましたスペースシャトル「アトランティス」の着陸が、着陸地の天候不良および「アトランティス」の機体に追加検査が必要になったことから、9月21日午前6時22分(日本時間9月21日午後7時22分)に延期になったとのことです。この、機体の追加検査は、姿勢制御装置(Reaction Control System: RCS)の点検作業中に、シャトルの近くに小さな物体の浮遊が観測されたため、「アトランティス」から剥離したものかどうかについての分析を行うものだそうです。そして、この小さな浮遊物体は、シャトルと同じ軌道を同じ速度で進んでおり、機体から落ちたものの可能性が高いということですが、20日に機体のロボットアーム( SRMS )に付けたカメラなどで、機体に張られた耐熱材の状態などをさらに詳しく調べるとのことです。心配ですね。。。どうか、無事に地球に帰還できますようにお祈り申し上げます。発見された小さな浮遊物体『提供:NASA』ロボットアーム(SRMS)を使用した検査を開始する「アトランティス」『提供:NASA』
2006.09.21
こんにちは。今日は、米東部夏時間米東部夏時間9日午前11時15分(日本時間10日午前0時15分)に打ち上げが予定されていたスペースシャトル「アトランティス」が、定刻に打ち上げられました。まだ会見が行われていないため詳細はわかりませんが、ほぼ成功したものと思われます。詳しい事がわかりましたら、またお知らせします。いろいろなことが起きて、延期の連続でしたが、とうとうラストチャンスに打ち上げられましたね♪\(^o^)/ケネディ宇宙センター発射台39Bから打ち上げられる「アトランティス」『提供:NASA』
2006.09.10
こんにちは。今日は、米東部夏時間8日午前11時40分(日本時間9日午前0時40分)に予定されていたスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げが、また再延期になったという記事をお知らせします。まず、打上げ準備中に外部燃料タンク内で液体水素の枯渇を監視するセンサー(Engine Cut Off: ECOセンサー)4個のうち1個が異常を示したそうで、この問題解決に時間を要するため、米航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「アトランティス」の打ち上げを再度1日遅らせ、米東部夏時間9日午前11時15分(日本時間10日午前0時15分)にしたことを発表しました。最後の日ということでしたが、ロシア側と日程調整したのでしょうか ? ただ、打ち上げ直前に異常がわかって良かったですね。。。発射台39Bに設置された「アトランティス」『提供:NASA』ECOセンサー『提供:NASA』
2006.09.09
こんにちは。今日は、米東部時間7日午後0時03分(日本時間8日午前1時03分)に予定されていたスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げが、また再延期になったという記事をお知らせします。まず、搭載されている3基の燃料電池の内の1基にトラブルが発生したことを前回の日記でお知らせしましたが、燃料電池の冷却系の異常の解析に、時間をかけるため米航空宇宙局(NASA)は、スペースシャトル「アトランティス」の打ち上げを再度1日遅らせ、米東部夏時間8日午前11時40分(日本時間9日午前0時40分)にしたことを発表しました。なお、今回の打ち上げ期間は8日までで、次の機会は10月26日以降になるとのことです。とうとう打ち上げ可能な8日にまでなりましたね。米東部夏時間8日午前11時40分(日本時間9日午前0時40分)に打ち上げられれば良いですね。。。発射台39Bに設置された「アトランティス」『提供:NASA』
2006.09.07
こんにちは。今日は、本日予定されておりましたスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げが、また延期になったという記事をお知らせします。まず、米航空宇宙局(NASA)は、米東部時間6日午後0時29分(日本時間7日午前1時29分)に予定されていたスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げが、搭載されている3基の燃料電池の内の1基にトラブルが発生したとのことで、その対応に時間を要するため、米東部時間7日午後0時03分(日本時間8日午前1時03分)に延期すると発表しました。 NASAによりますと、燃料電池を冷やす冷却系で電圧が異常な値を示したそうで、原因を調査中とのことです。打ち上げは当初8月27日に設定されましたが、発射台への落雷の影響で1日ずつ2度、さらに今年の熱帯暴風雨「アーネスト」の影響で延期され、延期は4度目となります。また、ロシアの宇宙船ソユーズが今月18日にISSに向けて打ち上げられるため、アトランティスの今回の打ち上げ期間は8日までに限られているとのことです。安全第一なので、しっかりとトラブルに対処してもらいたいですね。。。発射台39Bに設置された「アトランティス」『提供:NASA』
2006.09.07
こんにちは。今日は、欧州宇宙機関 ( ESA ) 初の月探査機スマート-1(Smart-1)が燃料が残り少なくなったため、9月3日、月の表側の南半球にある「優秀の湖(Lake of Excellence)」に衝突させることになったという記事をご紹介します。まず、スマート-1は、2003年9月27日、アフリカのギアナ(フランス領)のロケット発射場から打ち上げられた月探査機で、Smartとは、ESAの高度技術に基づく小規模ミッション(Small Missions for Advanced Research in Technology)のことで、実に16か月もかけて月に到達したそうです。ミッションの目的は、月面のマッピング(詳細な月面地図の作成のための調査)、月面の鉱物や元素の分布及び極地域における水の氷の調査、また、将来の宇宙探査における主要推進技術となるイオン・エンジンや探査機の自律航法などの実験ということです。そして、衝突予定時刻は日本時間で3日の午後2時41分で、秒速2キロ前後で、ほぼ水平に突っ込むそうです。ただし、その1周前にクレーター「クラウジウス」の盛り上がった外輪に衝突する可能性もあり、その場合は、午前9時37分が衝突時刻となるとのことです。このように探査機が月面に衝突するのは、1999年7月31日にミッションを終えた米航空宇宙局 ( NASA ) のルナー・プロスペクター以来になるそうです。日本では、昼間の時間帯のため見られないとのことです。月に衝突させたら、兎さんたちが、びっくりしてしまいますね・・・(≧ロ≦)スマート-1が衝突する「優秀の湖(Lake of Excellence)」地点 (赤い○)『提供:ESA/Space-X (Space Exploration Institute)』『提供:ESA/Space-X (Space Exploration Institute)』『提供:ESA/Space-X (Space Exploration Institute)』ESAの探査機「スマート1」=想像図『提供:ESA』
2006.09.03
こんにちは。今日も連日お伝えしております、スペースシャトル「アトランティス」の打ち上げ日程が決まりましたので、ご紹介します。まず、米国航空宇宙局(NASA)は、熱帯暴風雨「アーネスト」の影響により延期されていたスペースシャトル「アトランティス」(STS-115/国際宇宙ステーション組立てミッション(12A))の打上げを米国東部夏時間9月6日午後12時29分(日本時間9月7日午前1時29分)に実施すると発表しました。ようやく日程が再設定されましたが、今度こそ、何事もなく無事に安全に打ち上がってもらいたいですね♪(^o^)/発射台39Bに設置された「アトランティス」『提供:NASA/KSC』発射台39Bに設置された夜間の「アトランティス」『提供:NASA/KSC』
2006.09.01
こんにちは。今日も連日お伝えしております、スペースシャトル「アトランティス」についてお知らせいたします。まず、米フロリダ州の米航空宇宙局(NASA)ケネディ宇宙センターで29日、熱帯暴風雨「アーネスト」の強風を避けるために組み立て棟(格納庫)へ退避しかけていたスペースシャトル「アトランティス」が一転、発射台へ逆戻りをさせたということです。これは、フロリダ州に接近中の「アーネスト」の進路がそれ、ケネディ宇宙センター周辺の最大風力が予想より弱まるとの予報が出たため、シャトルを発射台に残したままで問題ないと判断されたからだそうです。この時の流れは、最初に巨大な台車に乗った「アトランティス」は29日 ( 火 ) 午前10時04分、時速約800メートルという超スロースピードで、発射台から約6.7キロ離れた組み立て棟へ移動を始めたそうですが、半分ほど移動した午後2時40分、今度は一転、NASAは組み立て棟への退避中止を決定し、29日夜に、再び発射台に戻ったということです。発射台への据え付けから打ち上げまでには8日程度かかるそうなので、引き返したことにより、最短で9月6日の打ち上げが可能になるということです。また、今回の打ち上げ期間は13日までですが、14日にロシアの宇宙船「ソユーズ」の打ち上げが予定されており、NASAはロシア側との調整が要らない7日までの打ち上げ実施を目指すことになりそうです。今回のシャトル打ち上げは、落雷、暴風雨と不測の事態が起きましたが、寸での所で踏み止まりましたね。また、日程などわかりましたらお知らせいたしますね♪発射台に戻る「アトランティス」『提供:NASA』
2006.08.31
こんにちは。今日は、 2月22日の日記 でご紹介しました、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が平成18年2月22日に内之浦宇宙空間観測所から打ち上げた赤外線天文衛星「あかり」(ASTRO-F)が送って来た画像をご紹介します。まず、現在の「あかり」は、赤外線を放射する天体を全天にわたって観測しているそうで宇宙の赤外線地図を作成するミッションを順調に続けているそうです。そして、これらの観測の中で「あかり」は、星の誕生と死に関する新たな画像の取得に成功し送信してきたとのことです。「あかり」はがんばってミッションの任務を遂行していますね。このような星の誕生と死を見ると、宇宙では日々このようなことが繰り返されているのがわかり、何だか励まされたような気がしました。(^0^)/♪以下、送られてきた画像です。図1- 星の誕生「あかり」の近・中間赤外線カメラ(IRC)によるケフェウス座の散光星雲IC1396の赤外線画像です。IC1396は我々の太陽系から3000光年弱の距離にあり、太陽の数十倍の質量を持つ重い星が生まれている領域です。ここでは画像中央付近で生まれた大質量の星が周囲の星間ガスを吹き払っています。周囲に掃き寄せられ圧縮された星間ガスからは、それをきっかけに次の世代の星が誕生するという星形成の連鎖が起きています。「あかり」は、掃き寄せられた星間ガスの分布や、そこで星が生まれつつある様子を、世界で初めてこの星雲全体にわたって鮮明にとらえました。「あかり」の画像にはこれまで詳しく観測されていない若い星も多く含まれ、この領域における星形成の全体像が明らかになると期待されます。『参照:宇宙航空研究開発機構(JAXA)』図1 「あかり」によるケフェウス座の散光星雲IC1396 の赤外線画像(観測波長 9μm と 18μmの画像から疑似カラー合成したもの) 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」図2- 星の死うみへび座U星の遠赤外線画像です。この星は太陽から約500光年の距離にある赤色巨星で、「あかり」の観測装置である遠赤外線サーベイヤ(FIS)が、その周りに拡がる塵の雲の観測に成功しました。太陽と同程度の質量の星は、その生涯の最後に大きく膨れあがって赤色巨星と呼ばれる星となり、表面からは星を構成していたガスが宇宙空間に吹き出します。赤色巨星から吹き出すガスの中では塵が作られ、ガスと一緒に拡がっていきます。「あかり」は、これまでにない高い解像度でうみへび座U星を観測し、そのまわりを約0.3光年離れて取り囲む塵の雲をとらえました。これはこの星が約1万年前の一時期、現在よりもずっと激しくガスを吹き出したことを示しています。星の終末期を知る上で重要な成果です。『参照:宇宙航空研究開発機構(JAXA)』図2 「あかり」による赤色巨星うみへび座U星の赤外線画像(観測波長は 90μm)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.08.30
こんばんは。引き続き、スペースシャトルの続報をお知らせします。米航空宇宙局(NASA)は28日、米国東部夏時間8月29日午後3時41分(日本時間8月30日午前4時41分)に予定していましたスペースシャトル「アトランティス」の打上げを、熱帯低気圧「アーネスト」( Hurricane Ernesto ) の接近により再び延期することを決めました。延期後の打上げ予定日時は未定だそうです。そして、「アーネスト」の影響を避けるため、NASAでは、アトランティスを射点からスペースシャトル組立棟(Vehicle Assembly Building: VAB)へ移動させることを検討しているそうで、移動準備作業が進められているとのことです。組み立て棟に退避させた場合、打ち上げは9月7日以降に延期される見通しになるそうです。また、NASAによりますと、9月中旬にはロシアの「ソユーズ」の打ち上げが予定されていて、シャトルの打ち上げが9月8日以降にずれこんだ場合にはロシア政府との調整が必要になるとのことです。今回のシャトルの打ち上げ期間は9月13日まで。次回の打ち上げ予定日時は未定なので、発表があるまで待つしかないですね。。。ハリケーン・アーネスト( Hurricane Ernesto)ー2006年8月27日(日)に約350kmの高度から、国際宇宙ステーションの乗組員によって撮影された画像でキューバに接近している「アーネスト」『提供:NASA』
2006.08.29
こんにちは。前回お伝えしましたスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げが、もう1日延期になったという記事をご紹介します。まず、米航空宇宙局(NASA)は27日、落雷による影響調査の点検などのためスペースシャトル「アトランティス」の打ち上げをもう1日延期し、米東部夏時間29日午後3時42分(日本時間30日午前4時42分)に打ち上げを行うと発表がありました。しかし、フロリダ州に熱帯暴風雨「アーネスト」( Tropical Storm Ernesto ) が接近中のため、「アトランティス」を屋内へ退避させねばならない可能性も出てきており、NASAでは打ち上げ作業を続行するか退避させるかの決断を、28日朝に行うとのことです。来年度からはじまる日本の実験棟「きぼう」の建設に影響が及ぶことになるかもしれませんが、決定を待つしかないですね。。。(^^; 発射台の「アトランティス」『提供:NASA』
2006.08.28
こんにちは。今日は、スペースシャトル「アトランティス」の打ち上げが延期になったという記事をご紹介します。まず、スペースシャトル「アトランティス」の打ち上げは当初米東部夏時間27日午後4時30分(日本時間28日午前5時30分)に予定されていましたが、25日に発射台に落雷があり、そのほかにも天候上の懸念があることや、機器に影響がないかどうかの点検が必要になったという理由で、28日午後4時4分(日本時間29日午前5時4分)に延期されたと、米航空宇宙局(NASA)から26日に発表がありました。NASAによりますと、落雷時に、機体の電源系統の電圧が異常値を示したそうで、さらに、地上施設から外部燃料タンクに液体水素燃料を送る配管でも異常値が出たとのことです。落雷の衝撃で計測器が誤った値を示しただけなのか、実際に設備に損傷などが生じたのか、詳しく調べているそうです。そして、全施設を点検するには96時間(4日間)かかるそうですが、NASAでは、そこまで詳細な点検は必要ないとみていて、28日午後4時4分 (日本時間29日午前5時4分)に打ち上げと1日延期を決めたということです。なお、今回の打ち上げ期間は9月13日までだそうです。また、アトランティスの今回のSTS-115ミッションは、本格的な国際宇宙ステーション(ISS)組立フライトだそうで、打ち上げを4年間近く待ち続けた乗組員6人が搭乗するとのことです。今回も、無事に打ち上がって、ミッションも無事に遂行され、無事に地球に帰還できるようにお祈りいたします。(^▽^)/遠隔のカメラが、NASAのケネディー宇宙センターの発射台39-Bで8月25日(金)の落雷を捕らえた画像。『提供:NASA』 遠隔のカメラが、NASAのケネディー宇宙センターの発射台39-Bで8月25日(金)の落雷を捕らえた画像。『提供:NASA』
2006.08.28
こんにちは。先日米航空宇宙局 ( NASA ) はスペースシャトルの後継機となる次世代宇宙探査船の名前は「オリオン」と発表がありました。今日はこの記事をご紹介したいと思います。まず、「オリオン」はNASAの次世代有人宇宙探査計画 (Constellation Program) において開発中の宇宙船で、その名の由来はオリオン座で、オリオン座は、夜空で見つけ易く、明るさ、知名度とともに最高であるという理由で付けられたとのことです。そして、オリオン・プロジェクト・マネージャーのSkip Hatfield氏は「オリオン座は、数世紀にわたり、冒険者たちを新世界に誘導するという役割を果たしてきた星座です」と名前の意義を語ったそうです。この「オリオン」の直径は約5メートル、重量は約25トンで、内部のスペースはアポロ宇宙船の約2.5倍。国際宇宙ステーション(ISS)へ6人の乗務員と荷物を運搬することができ、また、月へ4人の乗組員を送り、7日間程度滞在させることができるということです。さらに、コンピュータ、エレクトロニクス、生命維持、推進、および熱の保護システムで最新の技術を利用し、外観はアポロ計画のカプセルに似た円錐形で、特に月から地球へ直接帰還する際の速度が考慮され、大気圏再突入にもっとも安全な形として採用されたもので、10回程度の再利用を想定しているそうです。なお、「オリオン」は、 7月20日の日記 でご紹介しました、新型ロケット「アレス1」に搭載されるとのことです。また、「オリオン」の初飛行は2014年までに行われる予定で、まずは国際宇宙ステーション(ISS)へ向かうとのことです。その後、2020年までに再び人類を月に送る計画だそうで、更には、最終目的地である火星への探査も目指しているとのことです。三つ星で知られている冬の星座の代表格のオリオン座から名付けられた「オリオン」が、スペースシャトルの引退後には後継機として活躍することになるのですね♪(^▽^)/「オリオン」と名付けられたスペースシャトルの後継機『提供:NASA』
2006.08.27
こんばんは。惑星の定義について検討を重ねていた国際天文学連合(IAU)は24日(日本時間午後22時30分頃)、冥王(めいおう)星を惑星から降格させ、太陽系の惑星を8個とする案が賛成多数で採択されました。太陽系の惑星を「太陽の周りを回り、十分重いため球状で、軌道近くに他の天体(衛星を除く)がない天体」と定義する「決議5A」という案で、注で惑星は「水金地火木土天海」の8個としていたものだとのことです。「2003 UB313」通称(ゼナ)が、惑星に昇格かもしれないという当初の原案に、決議が楽しみでしたが、このような結果となり少し寂しいですね。。。
2006.08.24
こんばんは。今日は、以前からご紹介しておりました、太陽系の惑星の定義の原案と個数について、8月14日からチェコの首都プラハで行われている第26回目を迎える国際天文学連合総会 ( I A U ) で「惑星」の定義の原案が提示され、内容が公表されましたのでご紹介します。まず、原案では新たに3つの惑星が追加され、太陽系の惑星は合計12個となっています。最終案は24日中に決議されるとのことです。これまで「惑星」の厳密な定義はありませんでした。19世紀初めから、火星と木星の間に多くの天体が見つかってきましたが、それらは水星よりもかなり小さく、小惑星と呼ばれるようになりました。惑星と、他の大部分の小惑星や彗星などの天体との間には、大きな差があり、特に問題は生じなかったそうですが、最近の観測技術の進歩により、1930年に発見された冥王星は、当初は地球ほどの大きな惑星と思われていたのですが、観測が進むにつれ、その推定直径値がどんどん小さくなっていき、ついには水星よりも小さいことがわかってきたそうです。さらに、1992年以降、冥王星が存在する領域に、同じような軌道を持つ小天体がどんどん見つかってきており、これらはエッジワース・カイパーベルト天体、あるいはトランス・ネプチュニアン天体と呼ばれています。また、2005年には冥王星よりも大きな直径を持つ天体2003 UB313が発見され、第10惑星か、と話題になったのはご存じの通りです。そこで国際天文学連合では、惑星の定義を天文学的に定めるべく、これまで慎重に議論をすすめられてきました。そして、8月16日、総会参加の天文学者に「惑星」の定義の原案が下記のように示されました。《国際天文学連合総会で新定義提案》 国際天文学連合総会で提案された「惑星の定義」案の骨子は以下の通りです。(1)恒星(太陽系では太陽)の周囲を回る天体であり、自己重力でほぼ球形の天体の形を持ち、恒星の周りを回る天体で、恒星でも衛星でもないものを惑星と定義する(2)小惑星「セレス」、冥王星と“双子”の関係にある「カロン」、冥王星より大きい小惑星「2003UB313」の3個が惑星に昇格、太陽系の惑星は12個になる。このほか、さらに12個の天体が惑星と認められる可能性がある(3)黄道面上で、1900年以前に発見された水星以上の大きな8つの天体は「古典的惑星」(Classical Planets)とする。冥王星と同等の大きさを持つ天体で、公転周期200年以上で軌道が大きく傾きゆがんでいる天体群を新しいカテゴリーとして「冥王星族」(Plutons)と呼ぶ。セレスなど水星よりも小さな惑星は「矮惑星」(Dwarf Planet)と呼ぶことを勧告する(4)「小惑星」の名称は廃止。惑星より小さい天体は彗星を含め、「太陽系小天体」(Small Solar System Bodies)と呼ぶこととする以上のことから、重力平衡形状となるのは、地球の質量の約1万分の1が目安となり、小惑星セレスは惑星に昇格し、他の大きめの小惑星も、今後、観測が進み、重力平衡形状であることがわかれば、惑星に昇格する可能性があるとのことです。これにより、太陽系には現在、12の惑星(水星、金星、地球、火星、セレス、木星、土星、天王星、海王星、冥王星、カロン、2003 UB313)があり、このうちClassical Planetsが8つ、Plutonsが3つということになるそうです。ただし、現段階では、これはあくまで原案ですので、総会の最中に、何度か議論が行われた後、必要に応じて改訂された最終案が24日朝に再度、提示され、その日の夕方の全体会議で決議される予定となっているとのことです。私は、ZENAを第10惑星にと願ってきましたが、新たに2つも加わり、太陽系惑星が12個として議論されていることに驚きました。来週の24日の決議の結果がとても待ち遠しく楽しみですね♪((o(^-^)o))わくわく「提供:The International Astronomical Union / Martin Kornmesser」
2006.08.18
こんばんは。今日は、米航空宇宙局 ( NASA ) がフロリダ州のケネディ宇宙センターで先日発表しました、月や火星へ人類を送り込む次世代ロケットの名前をご紹介します。まず、2010年に退役させるスペースシャトルの後継機(CEV)打ち上げなどに使われる、将来の月、火星探査の主力となる次世代ロケットの名称を、火星を意味するギリシャ語の「アレス」に決定したと発表しました。2種類あるロケットの名前は、「アレス1」 ( Ares I )と「アレス5」 ( Ares V )ということです。この「I」(1)と「V」(5)という番号は、月へ初めて人類を送り込んだアポロ計画に使われた宇宙船を打ち上げた「サターン1」と「サターン5」ロケットに由来するとのことです。アレス1は、主にスペースシャトルの次世代機を打ち上げるために使われるロケットで、2段式だそうで、1段目はスペースシャトルの固体燃料ロケットブーストに近い方式で、内部は5つに区切られ推進剤としてポリブタジエンアクリルニトリルが使用されるとのことです。さらに、2段目はアポロの打ち上げに使われたエンジンを改良し、液体酸素と液体水素を推進剤に使うそうです。これで、25トン以上の重量を地球周回低軌道へ乗せることができるそうです。また、高さ110メートルの大型のアレス5は、月、そして火星へ行くのに必要な資材や月着陸船などを運搬するのに使われるとのことです。1段目は、スペースシャトルの外部燃料タンクを大型化し液体酸素と液体水素を推進剤とする5つのエンジンを取り付けた構造となっていて、2つの固体燃料ロケットブーストが補助をするそうです。2段目はアレス1と同じだということです。そして、地球周回軌道までなら130トン、月までなら65トンの重量を運ぶことが可能だとのことです。国際宇宙ステーション ( I S S ) の完成とともにスペースシャトルはその役目を終え、CEVを載せる有人用ロケットのアレス1が次世代機となり、1度に4~6人を I S S に届けることができるそうで、遅くとも2014年にはこの段階に入るそうです。そして、アレス1、5がともに活躍するであろう、アポロ計画以来の有人月飛行は、2020年前後に計画されているとのことです。また、人類が月に再び降り立つのかと思うと、2020年が待ち遠しいですね♪(^▽^)/左が「アレス5」、右が「アレス1」。『提供:NASA』
2006.07.20
こんばんは。米スペースシャトル「ディスカバリー」が17日米国東部時間午前9時14分(日本時間午後10時14分)、ケネディ宇宙センター(フロリダ州)に無事に着陸したとのことです。^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^そして、米航空宇宙局(NASA)は、13日間にわたる飛行中に実施した様々な点検や試験により、2003年のコロンビア事故を受けて施された安全対策の成果を十分に確認したとしているとのことで、今後、シャトル運航による国際宇宙ステーション(ISS)建設が本格的に再開されることになるそうです。また、7人の乗組員のうち1人が (ISS ) に残り、コロンビア事故後、2人に削減されていた (ISS ) の滞在員は3人に戻ったとのことです。今後、 (ISS ) を2010年に完成させるため、NASAではシャトルをあと15回打ち上げるそうで、次は8月末の予定で、電力供給用の太陽電池パネルを増設するとのことです。無事に地球に帰還できて良かったですね~♪\(^o^)/.☆.+:^ヽ(∇^*)o【♪祝♪】o(*^∇)ノ^;+.☆.追伸:昨日の日記の中で到着予定時間を東部時間8時12分は9時の間違いでした。訂正いたします。『提供:NASA-TV』『提供:NASA-TV』
2006.07.18
こんばんは。今日は、先日の7月5日午前3時38分(日本時間)に打ち上げられ無事に打ち上げが成功したスペースシャトル「ディスカバリー」(STS-121/国際宇宙ステーション利用補給ミッション(ULF1.1))についての記事をご紹介します。(今回でスペースシャトルの打ち上げは115回目となったとのことです。)まず、7月6日に国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングに成功した後、米国中部夏時間7月8日8時17分(日本時間午後22時17分)に第1回船外活動を行ったとのことです。さらに、あと2回の船外活動を行ったそうです。その後、スペースシャトル「ディスカバリー」は米中部時間7月15日午前5時8分(日本時間同日午後7時8分)、国際宇宙ステーション(ISS)とのドッキングを解除したそうで、解除の2時間前、シャトルに搭乗した宇宙飛行士6人は、最後の記念写真撮影に応じ、ISS滞在中の飛行士らと別れを惜しんだとのことです。そして、7人の乗組員のうち、欧州宇宙機関(ESA)のドイツ人のトーマス・ライター宇宙飛行士(48)が約3年ぶりの3人目の滞在要員として (ISS )に残り、今後本格化するISSの建設に備えるとのことです。また、ディスカバリーでは解除後、検査用延長ブームによる機体の熱防護システムの検査が行われたそうです。そして、いよいよ本日、スペースシャトル「ディスカバリー」は、米国中部夏時間7月17日8時12分(日本時間7月17日午後22時12分)にケネディ宇宙センターへ帰還する予定だとのことです。昨年の野口聡一宇宙飛行士が搭乗した、スペースシャトル「ディスカバリー」の帰還の時を思い出しますね。無事に帰還するようにお祈りですね♪(-m-)” パンパンスペースシャトル「ディスカバリー」打ち上げ時『提供:NASA』『提供:NASA-TV』『提供:NASA-TV』『提供:NASA-TV』『提供:NASA-TV』ドッキングするProgress22貨物宇宙船。 『提供:NASA-TV』
2006.07.17
こんにちは。今日は、昨年2005年11月2日の日記でご紹介しました冥王星の二つの衛星の名前が正式に決まったという記事をご紹介します。先月23日に開催された国際天文学連合(IAU)の会議で、冥王星の新たな二つの小衛星の名前が決定したそうです。この二つの小衛星は2005年5月に発見され、2006年3月の追観測で確認されたものです。小衛星は、冥王星に近い方はニクス(Nix)、遠い衛星はハイドラ(Hydra)と命名されたとのことです。冥王星がギリシャ神話の冥界の神(Pluto)にちなんでいるそうで、これら二つの小衛星も同じギリシャ神話の冥界に関係しているそうです。ニクスは夜の女神で、冥界への川の渡守であるカロン(Charon)の母親だそうで、ハイドラは、冥界への入口を守る9本の頭を持つ大蛇の名前だということで、「9番目の惑星」にふさわしい名前だ、と発見したグループは主張しているとのことです。冥王星の衛星が発見されたのは、1978年以来27年ぶりだそうですが、今年の夏の国際天文学連合(IAU)では、第10惑星とされる通称「XENA」を含めて、初めて「惑星」の定義を正式に議論して決定するということです。2015年には、探査機「ニューホライゾンズ」が冥王星に到着する予定になっているので、その後の新しい情報が楽しみですね♪(^▽^)/イメージ図『提供:NASA, ESA and G. Bacon (STScI)』冥王星と3つの衛星たち-カロン、ニクス、ハイドラ『提供:NASA, ESA, H. Weaver (JHU/APL), A. Stern (SwRI) and the HST Pluto Companion Search Team』
2006.07.04
こんにちは。今日は、日本の宇宙の情報を私達に提供してくださっているJAXAのシンポジウムとはやぶさへメッセージを送ろうキャンペーンをご紹介します。まず、7月4日(火)午後5時から、東京・有楽町のよみうりホールで「JAXAシンポジウム2006~宇宙航空最前線レポート」が開催されるとのことです。2回目となる今回は山根一眞氏(ノンフィクション作家)が聞き手となって、富岡健治・だいちプロジェクトマネージャや、川口淳一郎・はやぶさプロジェクトマネージャに迫るそうです。また、北野宏明氏(ロボカップ国際委員会ファウンディング・プレジデント)、瀬名秀明氏(作家・東北大学特任教授)、立川JAXA理事長による特別セッションでは、宇宙活動におけるロボットの可能性を語るとのことです。そして、現在Web上で参加登録を受付中とのことです(先着1000名、参加費無料)。お申込はこちらへどうぞ♪宇宙開発の現場を、直接聞けるチャンスなので参加できる方は良い機会かもですね♪(^o^)/「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」さらに、小惑星探査機「はやぶさ」は今、地球から約3億4000万km離れた軌道を回っていて、ご存知のとおり、「はやぶさ」は昨年11月20日と26日、世界で初めて小惑星の地表サンプルを採取するため「イトカワ」に着陸しました。^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^ 今「はやぶさ」は、2010年6月の地球帰還を目指し、2007年始めには「イトカワ」の軌道を離れる予定だそうです。 そこで、輝かしいミッションの完結を願い、探査機「はやぶさ」とミッション・チームへ激励のメッセージを受け付けているそうです。そして、メッセージは、7月29日(土)10:00~16:30、JAXA宇宙科学研究本部(相模原市)にて開催される一般公開のイベント会場、メインホール1Fで紹介されるとのことです。応募の方法は、下記を明記して message@planetary.or.jp へメールを送ってください、とのことです。締切は7/21(金)。( 尚、ハガキや封書でのご応募はお受けできませんのでご注意下さい、とのことです。) 1.名前 2.メッセージ(50文字以内、句読点を含む) 地球への帰還を目指して頑張っている「はやぶさ」君に、皆の願いが届きますように♪(^o^)/はやぶさの現在位置などのページです。「はやぶさ」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.06.24
こんにちは。今日は、日本の宇宙航空研究開発機構 ( JAXA ) の小型探査機「はやぶさ」の観測特集を米国の科学誌サイエンスが6月2日号で掲載したという記事をご紹介します。この特集号には、世界で初めて小惑星の地表のサンプルの採取に挑戦した「はやぶさ」が、昨年9月中旬から11月下旬にかけて行った探査 (その間、11月20日と26日には「イトカワ」に着陸し、最初の着陸の時には、約88万人の署名が入ったターゲットマーカーの投下にも成功しました。)で、高度20km~3kmの距離から4種類の観測機器を用いて、イトカワの形状、地形、表面高度分布、スペクトル、鉱物組成、重力環境及び主要元素組成などを含む論文が掲載されたとのことです。そして、報告では小惑星同士の衝突で飛び散った岩石の破片が、互いの弱い重力で寄り集まって今の「イトカワ」が形成されたと推定されているということです。また、「イトカワ」全体の密度は、1立方センチメートルあたりわずか1.9グラムに過ぎず、内部に40%のすきまがあるがれきの集合体であると考えられているそうです。また、「イトカワ」の表面のほとんどは、岩の塊で覆われてごつごつしているのが特徴で、クレーターが存在しないことから、「イトカワ」を覆う岩石はこの小惑星の形成時から存在していたと考えられているそうです。「はやぶさ」が着陸したミューゼスの海のほか表面が平坦な場所は、ダスト(砂)や直径数ミリから数センチメートルの小石がびっしり敷き詰められていることも分かったとのことです。さらに、遠目には比較的なだらかに見えた「イトカワ」が、もっとも特徴的なのは、関係者の間で「ラッコ」と例えられた「頭」と「胴」にわかれた構造だそうです。はやぶさプロジェクトの意義は大きく、今後のすべての探査における重要な指標となるとのことです。そして、「サイエンス」編集長のドナルド・ケネディー博士は特集号発行を祝う手紙の中で「小惑星は何でできているのか、そしてどのような姿をしているのか。数十年もすれば、はやぶさによって撮影されたイトカワの写真がきっかけになったという宇宙科学者が現れることでしょう」と延べられ、日本の宇宙科学研究のレベルの高さを賞賛しているということです。なお、2006年5月現在の探査機はやぶさは、2台のイオンエンジン(B、D)の試験が5月の連休前後に行われたそうで、いずれも「イトカワ」到着前と変わらない良好な状態であることが確認されているとのことで、現在地球から約3億4000万キロメートル離れた軌道を、「イトカワ」と同じ向きで太陽を回っているそうです。そして、地球帰還には2台の運転で十分であり、帰還に必要なキセノンガスの量にも問題はないとされているそうです。そして、今の所の「はやぶさ」は来年初めに「イトカワ」の軌道を離れ、2010年6月に地球に戻ってくる予定であるそうですが、いくつか検討すべき大きな問題があるそうで、帰還に向けた努力が懸命に続けられているとのことです。(詳細は今後発表されるということです。) 久しぶりに、探査機「はやぶさ」の話題でしたが、地球帰還に向けて頑張っていますね♪また明日は我が日本がワールドカップで初戦の対オーストラリア戦があります。どちらも\(*⌒0⌒)bがんばっ♪※所用で用事があるため、コメントのレスがしばらく遅れます。 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2006.06.11
こんにちは。今日は、先日(5月23日)に米航空宇宙局(NASA)が発表した記事から、打ち上げから28年経つボイジャー1号・2号のことをご紹介します。まず、1977年9月に打ち上げられたボイジャー1号は、1979年3月に木星を、1980年11月には土星を接近通過したそうです。ボイジャー2号は1977年8月に打ち上げられ、1979年7月に木星を、1981年8月に土星を、1986年1月に天王星を、そして1989年8月に海王星を接近通過したとのことです。そして、ボイジャー2号が来年末には、ターミネーション・ショック(Termination Shock)」と呼ばれる衝撃波が存在する領域へ突入すると米航空宇宙局(NASA)が発表し、太陽圏を南へ向かって進んでいるとのことです。一方、ボイジャー1号は2004年12月にすでにこの領域に到達しており、現在北に向かって進んでいるそうです。このターミネーション・ショックでは、秒速300~700キロメートルで太陽から噴きだす高速の荷電粒子(太陽風)が急激に減速し、外の星間物質に溶け込んでいるそうです。そして、ターミネーション・ショックの先はヘリオスフィア(Heliosphere)と呼ばれる領域で、その先端はヘリオポーズ(Heliopause)と呼ばれる太陽の影響力が終わる領域だとのことです。そして、太陽圏とは、太陽を中心に最大半径100AU(天文単位=約1.5億キロメートル)の距離に広がっている空間のことで、NASAによりますと、ボイジャー2号は太陽から76AUでターミネション・ショックに到達することになるそうです。しかし一方、ボイジャー1号は、太陽から85AUでこの領域に到達したそうなのです。このことから、太陽圏は北に膨らんでいることが分かったということです。つまり、ボイジャー1、2号の観測によって、太陽から吹き出す粒子が届く範囲「太陽圏」は、宇宙の磁場の影響を受けてゆがんでいることを突き止めたということです。今後、ボイジャー2機はいずれ、ヘリオポーズを越えて他の星間空間へ入っていくそうです。そして、NASAによりますと、2020年頃まではかすかながら交信を続けられるとのことです。これら2機の探査機には、ボイジャー・レコードと呼ばれる地球外知的生命(ET)に、我々の地球文明を紹介する直径約30センチメートルのゴールド・ディスクが搭載されているとのことです。ボイジャー1号と2号は、まだ頑張って探査を続けていて、地球と交信していたという健気な姿に心打たれますね♪(^▽^)/太陽圏を飛行する2機のボイジャー (想像画)『提供:NASA/JPL/Space Science Institute 』ボイジャー・レコード『提供:NASA/JPL/Space Science Institute 』115のイメージ、寄せ波、風および雷によって作られたもののような様々なナチュラル・サウンド、鳥、クジラおよび他の動物の声など。(異なる文化および時代からの音楽の選択、および55言語の地球人々からの話された挨拶を加えて、カーター大統領および国連事務局長ヴァルトハイムからのメッセージを収録)。各レコードはカートリッジと針と一緒に保護アルミニウム・ジャケットで包まれています。
2006.06.06
こんにちは。今日は、昨年11月11日と12月25日の日記でご紹介しました欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げました金星探査機「ビーナス・エクスプレス」が4月11日に金星に到着し、金星の画像が送られてきたという記事と5月7日に目標周回軌道に到達したという記事をご紹介します。まず、2005年11月9日に打ち上げられたこのビーナス・エクスプレスは、4億キロメートル離れた金星にノンストップで向かい、今年の4月11日に到着したとのことです。そして、早くも12日には誰も見たことがない金星の画像を撮影し送ってきました。この時、金星への到着を受けて、ビーナス・エクスプレスの技術者たちは、VMC(金星カメラ)とVIRTIS(紫外・可視光・近赤外分光計)を作動させたそうです。しかし、画像の解像度は低く、軌道もまだ初期で遷移中のため金星からの距離は206,452キロメートルからの撮影とのことです。下記の《金星画像1》は金星の南極を中心として、左が金星の昼側、右が夜側をそれぞれ撮影した画像だそうで、左側は、いくつかの波長の画像を合成した物で、主に金星大気の上層(表面から65キロメートル以上の高さ)の雲が反射した太陽光をとらえているということです。一方、《金星画像2》は波長1.7ミクロンの赤外線画像を疑似カラーで表示したもので、主に大気の下層(表面から55キロメートル以下の高さ)が見えるそうです。そして、「到着翌日にして、高温でダイナミックな金星の環境を実感できました。」とビーナス・エクスプレス計画の科学者 Hakan Svedhem博士は語り、今後の探査については、「これから金星に接近することで、解像度は今の100倍になり、今までにないくらい詳しく観測できることでしょう。また、渦構造もかなり速く変化を示すだろうと思います。」と期待を寄せているとのことです。ビーナス・エクスプレスには他にもいくつか観測機器が搭載されているそうで、金星を包む厚いベールを調べるために、500日近いミッションが始まっています。また、欧州宇宙機関(ESA)は5月7日、探査機ビーナス・エクスプレスが金星探査のための目標周回軌道に到達したと発表したとのことです。軌道到着を知らせる信号が、5月7日夜半オーストラリアにある地上局経由で、ドイツのダルムシュタットにあるミッション・オペレーション・センターに送信されたそうです。今後、6月初めまでに搭載機器のチェックを終えると、ビーナス・エクスプレスは金星の2自転周期間(486地球日)にわたる科学探査に入るとのことです。そして、ビーナス・エクスプレス・ミッションの目的である、金星全域の大気の状態、硫酸でできた厚い雲の構造や性質、秒速100メートルという超高速風の動態、途方もない高温・高圧下の地表の特徴、太陽風との相互関係で生ずる惑星環境、及びほとんど未探査の南極周囲などを詳細に調べるということです。金星から、探査の結果が送られてくるのが楽しみですね♪(^▽^)/ 《金星画像1》初めて撮影された南極上空の雲の渦巻VIRTISによる金星の南半球の画像(擬似カラー)「提供 : ESA/INAF-IASF, Rome, Italy, and Observatoire de Paris, France」《金星画像2》VMCによる金星の南半球の紫外線画像(擬似カラー)「提供 : ESA/MPS, Katlenburg-Lindau, Germany」金星の最終周回軌道に到達したビーナス・エクスプレス(想像画)「提供:ESA/AOES Medialab」
2006.05.18
こんばんは。 理数系占い師 だんでぃ さんからバトンが回ってきましたので、早速やってみようと思います。(^o^)/Q1 回す人を最初に5人書いておく どなたでもご自由にもらっていってくださいませ~☆ Q2 お名前は? 徳姫(*^.^*) です Q3 おいくつですか? 何度目かの生まれ変わりで、今回は20世紀に産まれました。Q4 ご職業は? うふふ♪ (謎)Q5 ご趣味は? 天体観測 神社巡り 最近潜ってないけどスキューバダイビングQ6 好きな異性のタイプは? 自分を持っている感じの人かなQ7 特技は? 幻夢 Q8 免許や資格、何か持っていますか? はい。 小型船舶操縦士 ダイビングオープンウォーター 宅建などetc. Q9 悩みは何かありますか? ありません・・・。 Q10 好きな食べ物と嫌いな食べ物は? 好物 麺類 フカヒレスープ(コラーゲンを ! (笑)) 嫌い まなこ どじょう かえる へび Q11 貴方が愛する人へひと言 この世で出逢うまたは出逢えたことに感謝 !Q12 自分の直したい所は? おとなしめ系なとこ ? (笑) Q13 Q1で書いた回す人5人を改めて指名すると同時に その方の紹介を簡単にお願いします ご自由に回してくださいませ~☆ ヨロシクです~( ゜ー゜)/゜*゛:¨*;.・';゛:..・☆ ※バトンを回してくださいました理数系占い師 だんでぃ さんありがとうございました♪
2006.05.17
こんばんは。今日は、宇宙のかなたで二つの銀河が合体する様子を米航空宇宙局(NASA)のスピッツァー宇宙望遠鏡 ( Spitzer Space Telescope ) の赤外線カメラがとらえ、先日、公表した記事をご紹介します。まず、1組の「ダンス銀河」とNASAでは呼んでいるそうで、宇宙仮面舞踏会のためにマスクを付けているように見えます。 そして、赤外線カメラの画像は、渦を巻いている赤いマスクを通して見つめる2つの冷たい青い目に見えるようなものをとらえたとのことです。 この二つの銀河は地球から1億4000万光年離れた場所にあって、約4000万年前に出会ったそうです。そして、これらの「目」は、NGC 2207およびIC 2163と呼ばれる2つの合併する銀河の中心で、それは最近会い、互いのまわりで回転し始めたということです。 周囲にみえる多数のビーズ状の明るい部分は、新しい星が続々と生まれている場所だそうで、「これはビーズの最も精巧な場合であって、私たちはこの銀河で見ることができました。」とポキプシー、N.Y.のVassar大学のデブラElmegreen博士は話しているそうです。 つまり、これらの「ビーズ」は二つの銀河が出会ったとき、その衝撃でお互いに揺さぶられ、星のもとになるちりやガスが集まってできたと考えられているそうです。また、NASAによりますと、二つの銀河が完全に一体化するのは、5億年後だということです。宇宙人たちは毎夜、宇宙仮面舞踏会で踊り明かしているのでしょうか ?? (笑) 宇宙には想像を超えるユニークな形をした銀河が多数存在しているのですね♪ヘ(^o^ヘ)(/^o^)/ヘ『提供:NASA /JPL-Caltech/Vassar』
2006.05.07
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