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こんばんは。今日は、11月11日の日記でご紹介しました欧州宇宙機関(ESA)が打ち上げました金星探査機「ビーナス・エクスプレス」のその後をお伝えいたします。まず、欧州宇宙機関(ESA)によりますと、打ち上げも一段落し、ビーナス・エクスプレスは、打ち上げ3日後の先月11日に、主要機器の点検に、LEOP (打ち上げ・地球軌道段階) と呼ばれる段階を越した後に入ったそうです。それから探査機の飛行・制御システムが正常に動作しているのが確認された後、今度は科学機器の動作の確認に移ってきたとのことです。さらに、運用リポートによりますと、機器は「予定通りの性能」を示したとのことで、この機器試験は、ビーナス・エクスプレスの主要な3つの機器(磁力計、紫外-可視光-近赤外スペクトロメータ、金星カメラ)を中心に行われたそうです。磁力計は、金星の周囲にある磁場を調査するための装置だそうで、金星には、金星の上層大気と太陽風との相互作用によって磁場が生まれているそうです。紫外-可視光-近赤外スペクトロメータは下層大気の様子を調べるための装置で、金星カメラは、広角で金星を複数波長で撮影するための装置だということです。また、運用チームでは、金星カメラを使って、地球-月系の撮影を行っているそうです。そして、他の観測機器についても、校正のためも含めて試験観測を行う予定だということです。その後、11月25日午前4時現在(日本時間)、ビーナス・エクスプレスは地球から400万キロメートル、金星までは7250万キロメートルのところにあるそうで、この距離の通信には片道13秒かかるということです。これらの試験期間は12月14日まで続き、金星軌道への投入は2006の4月11日が予定されているそうです。いよいよ、来年の4月から本格的に金星探査が始まりそうです。ビーナス・エクスプレスの金星探査の活躍に期待ですね♪(^▽^)/バイコヌール宇宙基地からロシアのソユーズロケットで打ち上げられた瞬間『提供:ESA』『提供:ESA』
2005.12.15
こんにちは。今日は、探査機「はやぶさ」について、14日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が発表したことをお知らせします。まず、それによりますと、当初計画されていた2007年6月に地球に帰還させることが難しくなったそうで、飛行を3年間延長して、2010年6月に帰還させる計画へと変更することにしたと発表がありました。それは、イトカワへの着陸後、燃料漏洩に起因するガスの噴出と推定される姿勢変動を生じたそうで、この燃料の漏洩は、11月26日の離陸後、及び11月27日の消感後に発生したと推定されていて、11月29日にビーコン受信が復旧して以来、探査機内各部の温度を上昇させ、発生しうるアウトガスを逐次排出するべく運用を行ってきたそうです。そして、指数関数的に発生する加速度が減衰してきたことから、理論どおりに排出されてきたと判断したそうです。 その後探査機「はやぶさ」は、12月8日時点では、化学推進機関の復旧待ちの状態にあり、姿勢の安定化をはかるために、周期が6分ほどの緩やかなスピン状態に入れられていたそうですが、12月に入って緊急で運用に利用されていたキセノンスラスタによる姿勢制御能力は十分ではなく、加わった外乱トルクは、これをはるかに超えていたそうで、姿勢の発散を止めることができなかったそうです。現在の推定では、探査機は臨界ニューテーション角ないしそれを超える大きなコーニング運動に入ったものと考えられているとのことです。 そのため、探査機「はやぶさ」は、12月9日から地上の管制センターとの交信が行えない状況に入っているということです。解析によれば、復旧できる可能性は比較的高いものの、その復旧作業が順調に実施されて回線が復旧した場合でも、探査機内部の燃料漏洩に起因するアウトガスの更なる排出に、なおかなりの時間が必要であると考えられ、ただちに復旧しないかぎり、現時点での状況から判断して、今月いっぱいに地球帰還軌道に載せることは難しくなったと判断したということで、この結果、2007年6月に地球に帰還させるスケジュールを3年間延期せざるを得ないという判断にいたったそうです。 探査機「はやぶさ」は、現在、ほぼイトカワに近い軌道上にあり、「はやぶさ」のコーニング運動が収束した後には、太陽と地球に対する条件が同時に満たせるようになる可能性がかなり高いものと考えられるそうで、今後、探査機との通信が復旧できる確率は比較的高く、継続して救出に向けた運用を行っていく方針だということです。探査機の姿勢と太陽角、通信距離などに関する検討結果の例は以下の(資料-1と資料-2)を参照ください。ただ、小型ジェットの修復が可能かどうかは依然不明だそうで、帰還延期で別の機器が故障するリスクも高まるため、帰還できるかは微妙な情勢であることは否めないそうです。しかし会見したリーダーの川口淳一郎教授は「運用は一層厳しくなるが、帰還できる可能性が残されている以上、精いっぱい努力したい」と話したということです。探査機「はやぶさ」の地球帰還が3年延期されても、地球へ戻って来れる可能性に挑んでいくことを選択したJAXAの勇気に感激です ! 探査機「はやぶさ」の無事に地球帰還を願って、今日の双子座流星群の流れ星にお祈りですね♪^ヾ☆ ヾヽ( -^ #)流れ星さん、「はやぶさ」の地球帰還が無事にできますように♪♪♪そして、p(・∩・)qガンバレ~!はやぶさ~~ !!!下図(資料-1)は、2007年3月までの間で、太陽と地球からの角度が復旧の条件を満たす+Z 軸姿勢方向の存在範囲を示したものです。かなり高い確率で、この条件を満たす姿勢方向が存在することがわかります。(資料-1)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」探査機の軌道に関しては、2007年の2月にイトカワ軌道からの完全な離脱を行い、地球に2010年の6月に帰還させる探査機軌道計画(案)(赤い線)を示しています。帰還までの飛行時間が長くなるものの、現在の残キセノン薬量で飛行可能だそうで、探査機の姿勢安定化をキセノンスラスタによる3軸安定化で行うかどうかなど、運用方法にはなお検討の余地があるそうです。(資料-2)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.12.14
こんにちは。今日は、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)は9日、8月24日にドニエプルロケットによりカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられた国産の光通信実験衛星「きらり」が、約4万キロ離れた欧州宇宙機関(ESA)の衛星「アルテミス」との間で、大容量の光通信実験に成功したと発表がありました。衛星間でレーザー光を使って、双方向の光通信に成功したのは世界で初めてだということです。「きらり」が試みる光衛星間通信の距離は約4万キロメートルも離れている上、それぞれが別の軌道を秒速数キロメートルの速度で動いているので、そのような人工衛星同士のレーザー光による通信をたとえると、東京駅から富士山の頂上の針の穴を狙うくらい高度な技術と言えるそうです。本格的な宇宙時代に向けた基盤技術を育てるために、「きらり」は光の正確なコントロール技術を実証したということです。そして、このように衛星同士や、衛星と地上との間の通信を、従来の電波からレーザー光に切り替えることができれば、短時間で大量のデータが送れるようになり、従来の通信に比べ、同じ時間内に10倍のデータを送った場合でも、使用するアンテナの大きさは13分の1にできるそうで、探査機などの小型、軽量化も可能になるそうです。さらに、JAXAでは地球観測衛星からのグローバルなデータの取得など、将来様々な宇宙活動を支える重要な技術として期待されているそうで、今後も要素技術の実証や宇宙環境下での性能確認などの実験を行う予定だということです。 東京駅から富士山山頂を狙うくらいの高度な技術とは、凄いですね。ゴルゴ13も真っ青ですね~ ! (笑) 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.12.10
こんにちは。今日は火星で探査している火星探査機マーズ・エクスプレスについての記事をご紹介します。まず、惑星の調査の歴史に初めて、ESAの火星探査機マーズ・エクスプレスに搭載されましたレーダー測定機 (MARSIS) は、火星の深い地表下の土壌に関する情報を送って来ました。MARSISは、火星の地表下の状態及び電離層をレーダーで探査する科学機器で、この観測データから、火星の北極周辺の地下の地層の間に生じた隙間に水の氷が存在することが明らかになったということです。黒白の画像は、MARSISが測定した幅485キロメートルある地域の地表下の画像で、左側から伸びる白い線(地層)は、ほぼ中央から二股に別れています。上の線は隙間の上層から跳ね返ってきたレーダー波で、下の線は隙間の下層とその下に横たわる物質を隔てている部分からは跳ね返ってきたレーダー波だということです。そして、MARSISのデータを分析した科学者によりますと、この隙間にあるのはほぼ真水に近い水の氷で、厚さは約1キロメートルより厚いとのことです。その下の画像は、同じレーダー測定機が観測した地域を、搭載レーザー高度計(MOLA)で観測したものだそうで、紫色は低地、黄色が最も高い地域で、高低差は約1.5~2.5キロメートルあるそうです。このマーズ・エクスプレスは2001年1月から火星で観測を続けていて、2004年3月には、南極の氷冠を覆う凍った二酸化炭素(ドライアイス)の下に、水の氷が存在していることを裏づける証拠を発見しているとのことです。火星に水が存在していることが、だんだんと明らかになってきましたね♪ 『提供:ASI/NASA/ESA/Univ. of Rome/JPL/MOLA Science Team』 『提供:ASI/NASA/ESA/Univ. of Rome/JPL/MOLA Science Team』
2005.12.09
こんにちは。今日は、とても残念なことをお伝えしなければなりません。先日(11月26日)に、小惑星「イトカワ」に着陸した探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構 ( JAXA )は7日、11月26日の着陸時に表面での試料採取はできなかった可能性が高いと発表しました。それによりますと、11月29日には、低利得アンテナによるビーコン回線が復旧していたところで、11月30日からは、自律診断機能による電波の変調のオンオフによる復旧運用を開始したそうです。続いて12月1日には、低利得アンテナ経由で、回線状況が悪く中断が頻発する状態ではあったそうですが、毎秒8ビットの伝送速度で、テレメータデータの取得が行えるようになり、大きな姿勢喪失または何らかの原因による電力喪失が発生したもようだそうです。探査機内に漏洩した燃料の気化にともない、かなりの機器に大幅な温度低下が発生するとともに、発生電力の低下によりバッテリに深い放電が発生し、搭載機器、システム全般の電源系が広い範囲でリセットされた現象が生じたと推定されているとのことです。これについての詳細は、なお解析中とのことです。12月2日には、化学エンジンの再起動を試み、小さな推力は確認できましたが、本格的な始動にはいたらなかったとのことです。この結果、11月27日に発生した異常の原因については、なお解析中だそうですが、化学エンジンの不調が可能性のある原因の1つと考えられているそうです。12月3日には、探査機の高利得アンテナ軸(+Z軸)方向と太陽、地球をなす角度が、20ないし30度に拡大していることが確認されたそうで、緊急の姿勢制御法として、イオンエンジン運転用のキセノンガスの噴射による姿勢制御法の採用を決めて、ただちに運用ソフトウェアの作成を開始したとのことです。12月4日には、このソフトウェアが完成し、実際にキセノンガスの噴射によるスピン速度の変更が試みられ、同機能の動作が確認され、ただちにこれを用いた姿勢変更を指令し実施したそうです。その結果、12月5日には、太陽、地球と+Z軸のなす角は、10ないし20度まで回復し、テレメータ情報を最大毎秒256ビットの速度で、中利得アンテナ経由で受信および取得できる状態にまで復旧したということです。しかし、その後、試料採取のための弾丸発射の火工品制御装置の記録が取得でき、それによれば、正常にプロジェクタイル(弾丸)が発射されたことを示すデータが確認できなかったそうで、11月26日にプロジェクタイル (弾丸) が発射されなかった可能性が高いことがわかったというのです。ただし、システム全般の電源が広い範囲でリセットされたことによる影響も考えられ、11月26日の着陸前後に実施されたシーケンスの確認も含め、詳細を解析中とのことです。12月6日現在、探査機「はやぶさ」のイトカワからの距離は、視線方向に約550km、地球からの距離は約2億9千万kmで、イトカワから地球方向へは時速約5kmで相対的に飛行しているということです。そして、運転再開は、早くても来週後半の14日以降になる見通しだということです。また、帰還軌道計画については、現在もなお再設計中で、エンジンの運用効率の緩和などに検討が必要だそうですが、姿勢制御の回復(化学エンジンの復旧等)に目途をつけて、地球帰還に向けて努力していくとのことです。つまり、11月26日に実施した2度目の着陸時、試料採取用の金属球を発射させるための火薬爆発を示すデータがないことがわかったということから、岩石(試料)の採取が行われなかったかもしれないそうです。しかし、実際には発射された可能性もわずかながらあるそうで、着陸時に舞い上がった細かい砂が、自然と採取装置に入っている可能性も考えられるということです。そこで、プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「8割方、発射されなかったという感触を持っている。大変ショックで、落胆以外の何物でもない」と話したそうです。しかし、惑星間航行の実験機として「はやぶさを地球に帰還させるという計画の意義は、まだ失われていない」と話したということです。探査機「はやぶさ」の活躍は、私たちに夢と感動と勇気を与えてくれたのは確かです。仮に岩石(試料)の採取が行われていなかったとしても、「はやぶさ」の働きに敬意を表したいと思います。どうにか無事に地球に帰還してもらいたいですね♪「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.12.08
こんにちは。今日は、11月9日の日記と11月17日の日記でご紹介しました、航空管制や気象観測に使う運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)打ち上げるH2Aロケット9号機の打ち上げ日程が決まったという記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構( JAXA )は、7日に正式に打ち上げ日程を発表しました。それによりますと、打ち上げ予定日は、平成18年2月15日(水)午後15時30分~16時40分ということです。H2Aロケット9号機は2段式のロケットで、衛星を含む全長は53メートルだそうで、約4・7トンと日本で打ち上げる衛星としては最も重い運輸多目的衛星2号機を載せるために、固体補助ロケットを2本から4本に増やしたそうで、打ち上げ費用込みで1機約104億円ということです。 現在運輸多目的衛星は1号機が「ひまわり6号」として運用中です。そして新2号機は来年2月15日に打ち上げられ、北太平洋上空の航空管制や気象管制などを担当するそうです。是非、運輸多目的衛星新2号 (MTSAT-2) の打ち上げは成功して欲しいですね。来年の2月15日が楽しみですね♪(^▽^)/「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.12.07
こんにちは。今日は、ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた星の最期の大爆発(超新星爆発)の名残を伝える「かに星雲」をご紹介します。まず、この鮮やかな写真は、1日に公表されたものです。そして、米宇宙望遠鏡科学研究所やハッブル欧州宇宙機関インフォメーション・センターなどによりますと、24回分の撮影データを集めて詳細な姿を浮かび上がらせたそうで、広さは6光年ということです。オレンジの部分は、ほとんどが水素から成っているそうで、青い光の部分は、ほとんどが酸素で、緑色はイオン化された硫黄が広がっているとのことです。また、赤は2倍にイオン化された酸素を示しているそうです。そして、これまでのかに星雲の写真に比べ、周囲に広がる糸状の部分などが鮮明に見えています。このかに星雲は、現在から約950年前の西暦1054年に見られた超新星爆発の残骸だということです。地球から6500光年先にあるそうです。かに星雲を見ていたら、これから、かにが美味しい季節だわぁ~、と思ってしまいました。(´~`ヾ) ポリポリ・・・『提供:NASA ESA J. Hester and A. Loll (Arizona State University)』
2005.12.06
こんにちは。先日2日に、日本の宇宙航空研究開発機構 (JAXA)のX線天文衛星「すざく」の話題を取り上げましたが、X線観測衛星として、米航空宇宙局 (NASA)にはX線観測衛星「チャンドラ」(Chandra )があります。今日は、チャンドラから送られてきました画像をご紹介したいと思います。超新星残骸DEM L316の画像「提供:X線画像: NASA/CXC/U.Illinois / R.Williams & Y.-H.Chu; 可視光画像: NOAO/CTIO/U.Illinois/R.Williams & MCELS coll.」まず、これは昨年7月に大マゼラン雲にある超新星残骸DEM L316の可視光写真に、NASAのX線観測衛星チャンドラによるX線画像を重ねたものだそうです。そうしたところ、偶然に猫のような姿が浮かび上がったということです。左上の顔の部分には耳があるように見えますし、右下の胴体の部分には、上に向かってかすかに長いしっぽがついているみたいです。そして、チャンドラのX線による観測では、猫の頭にあたる残骸からは胴体の部分に比べてかなりの量の鉄が存在することがわかったそうです。これはIa型超新星と呼ばれるタイプの爆発の結果と考えられるということです。白色矮星と普通の恒星が非常に接近した連星では、白色矮星へガスが流れ込み、合流点で引き金となり臨界点に達して核融合反応が起きることがあるそうで、Ia型超新星と呼ばれているそうです。また一方、猫の胴体にあたる残骸は鉄が少ないなどの特徴からII型超新星と見られているそうで、太陽質量の8倍以上の恒星は最後に重力崩壊を起こして大きなエネルギーを解放するがそうです、II型超新星もこうした超新星爆発によって生産された一種だということです。このように、同じ超新星といってもまったく異なる起源を持つ2つの残骸ですが、頭の部分に見えるほうのが白色矮星になるのは太陽と同じ程度の質量の恒星で、核融合反応はゆっくりと進むため、反応を終えて白色矮星になるまで何十億年以上かかるそうです。それに対して、胴体部分の方は、重力崩壊による爆発を起こすほどの大質量星だそうで、核融合も急速に進むので寿命はわずか数100万年で爆発したものと考えられるそうです。そして、2つの超新星の由来やタイムスケールが全く異なることから、両者がお互いに影響を及ぼすことなく近くで爆発したとは考えにくいことから、1匹の猫の頭と胴体に見える2つの天体は、実はたまたま重なって見えているだけで、本当は遠く離れていると考えられるとのことです。それ故、まったく関係のない2つの超新星残骸が重なって1つの天体に見えること自体、非常に珍しいことだということです。宇宙の神秘的な現象によって、このように猫に見えるような偶然の産物を生み出していたのですね♪(^▽^)/
2005.12.05
こんにちは。今日も、土星で探査を続けている探査機「カッシーニ」から送られて来た画像をご紹介します。まず、カッシーニがとらえた、4つの月が整列した珍しいタイミングで写し出した画像です。ここで見られた月の4つはすべて、土星の輪を越してあったそうで、タイタン(5,150キロメートル)およびディオーネー(1,126キロメートル)は、衛星としてはっきりわかります。プロメーテウス(102キロメートル)は中心で輪に内包されているように写っているそうです。さらに、テレスト(24キロメートル)は中心の上の暗さの中の単なる細粒に写っているということです。そして、この4つの月はすべて約1時間後には土星の後ろに見えなくなったそうです。大きな衛星は識別しやすいですが、(我像からもわかりますよね♪) しかし、102キロとか24キロくらいの衛星も認識できることに驚きですね。また、土星の衛星が4つも整列して写し出されたこのシャッターチャンスを逃さなかったカッシーニは凄いですね♪(^▽^)/『提供:NASA/JPL/Space Science Institute 』
2005.12.04
こんにちは。今日は、土星で探査を続けている探査機「カッシーニ」から送られて来た画像をご紹介します。まず、土星の衛星エンケラドウスの南半球の三日月型の縁から、泉のように高くそびえている氷の柱だそうです。探査機カッシーニが搭載カメラにより、逆光でとらえた最近の画像だということです。そして、細かい氷の粒子からなる柱は、エンケラドウスの南極周辺の地質活動が活発な地域から噴出しているそうで、土星の最も外側の薄くかすかなEリングの粒子の供給源と考えられているそうです。このエンケラドウスは、土星の氷衛星の中では、衛星タイタンの次に科学的に、興味深い衛星として注目されているということです。土星で、カッシーニはがんばってミッションを遂行していますね♪(^o^)/『提供:NASA/JPL/Space Science Institute 』
2005.12.03
こんにちは。今日は、 7月10日の日記 でご紹介し、打ち上げに成功しましたアストロ(Astoro)E2「すざく」について、宇宙航空研究開発機構( JAXA ) が発表したことをご紹介します。科学衛星「すざく」は、地上からは観測できない天体からのX線を大気圏外で観測する目的の衛星です。そのため、X線によるわずかな温度上昇を検出する観測機器「マイクロカロリーメーター」が初めて搭載され、また、CCDカメラなど3種の観測機器などが装備され、観測性能は世界最高水準だそうで、銀河の成り立ちの過程やブラックホールの構造など宇宙の謎の解明が期待されています。そして、衛星および観測機器の立ち上げ運用が終了したそうで、現在、試験観測 を行っているとのことです。今後、平成18年4月から国際公募観測を開始するために、国際公募のアナウンスを平成17年11月17日研究者向けWebページに行ったということです。そこで、宇宙航空研究開発機構( JAXA ) では、これに伴い、観測提案を準備する研究者のための情報として、これまでの初期観測データの一部を12月2日に公開しました。これまでに「すざく」は、近傍の恒星や超新星残骸から、巨大ブラックホールがあると考えられる活動銀河核、銀河団(数百の銀河の大集団)にいたる50を越える天体を観測しているそうです。そして、その中から「すざく」の観測能力を示す典型的な以下の7つの観測データを選びました。以下、『超新星残骸 E0102.2-7219』『電波銀河 ケンタウルス座A (Cen A)』『銀河団 エイベル2052 (Abell 2052)』『パルサー PSR 1509-58』『恒星 竜骨座イータ星 (Eta Carinae)』『超新星残骸 カシオペア座A (Cas A)』『黄道北極方向 (North Ecliptic Pole)』だということです。このうち、次の二つの画像が公開されました。「すざく」公開データの一つめが、地球から5億光年の彼方にある『銀河団 エイベル2052』です。「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」銀河団エイベル2052の写真。「すざく」X線CCDカメラの画像で、角度にして15分角、直径200万光年もの広がりを持つ高温ガスが見え、銀河団は、天の川と同じようなサイズの銀河が、数百から数千も集まったものだそうで、宇宙最大の天体の一つだそうです。その巨大な重力場によって宇宙空間の希薄なガスが降り積もり、高温になって強いX線を放射しているとのことです。「すざく」公開データの二つめが北の空、カシオペア座にある超新星残骸で、300年ほど前に、ここで星が死を迎えたときの大爆発の残骸だと考えられており、地球からの距離は約1万光年だそうです。「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」すざくによる超新星残骸カシオペアAのX線写真。X線による観測で、宇宙の時空構造の解明などで、新たな発見が期待できますね♪(^▽^)/「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」打ち上げの瞬間 (July/10)+7月10日「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」ノーズフェアリングとアストロ(Astro)E2衛星
2005.12.02
こんにちは。今日は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の、陸域観測技術衛星(ALOS)について愛称を募集しているそうなのでご紹介します。まず、この陸域観測衛星(ALOS:Advanced Land Observing Satellite)は、世界最大級の地球観測衛星で、地図作成のほか、環境破壊や災害の拡大防止、資源の探査等に貢献する社会的、国際的役割の大きい衛星で、今回のミッションに関連し、特に、宇宙開発を通じた環境保全などの社会貢献活動について理解増進及び普及啓発を図ることを目的に、来年1月19日にH2Aロケット8号機で打ち上げられる衛星です。それは、地球の地形や植生を観測し、世界中の高精度な地図を作成したり、その地図情報を利用して、町づくりや地形の調査をするためにとても重要な役割りをもっています。また、かけがえのない自然を見守り、見ることのできない大地の表情を宇宙から教えてくれること、災害が起きたときその土地の情報をいち早く調査してくれることなど、ALOSのデータは自然や社会、生活を守るために役立つということです。そこで、宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、12月1日~25日まで、このALOSの愛称を募集するとのことです。申し込みはインターネットかはがき(はがきの場合12月22日(木)消印有効。)だそうです。そして、愛称が選定された方には、種子島宇宙センターでのH-2Aロケット8号機によるALOS打上げ視察にペアで招待されるとのことです。(注:選定愛称ご提案者が複数の場合は抽選で1組2名様をご招待。)但し、当選者は日本国内居住の方に限らせているそうです。早速、 ALOSの愛称を(・・*)。。oO(思索中)♪「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.12.01
こんにちは。今日は、11月19日の日記でお伝えしました、陸域観測衛星ALOS(エイロス)についての記事からご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構( JAXA ) は30日、陸域観測衛星ALOS(Advanced Land Observing Satellite)の打ち上げ予定日を来年1月19日(木)とすることを決め、宇宙開発委員会に報告し、了承されたそうです。また、打上げ予備期間 を平成18年1月20日(金)~2月28日(火)として、打上げ時間帯 は10時33分~10時43分で、打上げ場所は鹿児島県種子島宇宙センター大型ロケット発射場からH2Aロケット8号機で打ち上げるということです。このALOSは当初、9月に打ち上げが予定されていましたが、トランジスタへの異物混入の可能性などの不具合が相次ぎ、大幅に遅れていました。さらに、JAXSでは今年度内に、H2A9号機による運輸多目的衛星「MTSAT2号」の打ち上げも予定しているとのことです。来年の1月19日に、いよいよ打ち上げられます。是非、打ち上げが成功するようにお祈りですね♪(^▽^)/「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.11.30
こんばんは。今日は、先日( 26日 )岩石の採取に成功しました探査機「はやぶさ」のジェットに新たな障害が見つかったという記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構 (JAXS) は29日、探査機「はやぶさ」の小型ジェットに新たな障害が見つかったという発表をしました。それによりますと、「はやぶさ」は、26日に着陸と試料採取が実施され離陸後、上昇速度をとめる軌道制御を実施され、成功しましたが、その後の姿勢制御中において、化学エンジンの1系統から燃料のリークが発生したということです。その後、27日までの運用は、NASA局および臼田局からともに正常に行われたそうですが、27日の運用において化学エンジンの推力が低下していることが判明し、回復と機能維持にむけた姿勢・軌道制御を指令したそうです。そして、28日には探査機との通信が確保されない状態になったそうですが、29日午前10時過ぎに、ビーコン回線が回復し、現在、復旧にむけた運用を継続しているとのことです。 現状から判断すると、新たに確認されたのは、小型ジェットが十分に噴射せず、姿勢を制御できないという障害だそうで、探査機の運用再開には、一定の期間を要する見込みだそうです。そして、「はやぶさ」搭載の推進系を除く各機器の状態は、健全に保たれており、時間をかけて復旧を試みる予定だそうで、今回の詳細は、現在解析・検討中ということです。計画通りに、2007年6月にはやぶさを地球に帰還させ、カプセル回収を確実にするためには、来月上旬にも地球へ向けた軌道に乗せる必要があるということです。宇宙航空研究開発機構 (JAXS)では原因の究明と対応に全力を挙げているそうですが、リーダーの川口淳一郎教授は「復旧のめどは明言できない」と話しているそうです。このように、原因の解明と復旧に時間がかかる見込みになったことで、スケジュール通りの地球帰還は微妙な状況となってしまいました。折角、岩石の採取に成功した「はやぶさ」が地球への帰還が微妙な情勢になってきました。(T.T )( T.T)おろおろ…。どうにか、地球に無事に戻ってくるようにまた、強大な念力とお祈りですね♪
2005.11.29
先日、新橋から「ゆりかもめ」に乗って、東京ビッグサイトに行ってきました。その時に車中から、フジテレビの社屋を撮りました。 フジテレビそれから、目的地の東京ビッグサイトで、26日と27日だけ開催されたイベントの中の drryさんのお店 に行きました。中はすごく広くて、楽しい一時を満喫しました。そこで、食べたお食事が、とっても美味しくて、写真に撮らなかったのが残念ですが、パスタと唐揚げと鴨のローストとソーセージをいただきました。思い出してもまた食べたい~(^¬^)ジュル... drryさん 、御馳走さまでした。そして、ありがとう♪ 東京ビッグサイトそこから、水上バスに乗り、日の出桟橋まで行きましたが、途中にパレットタウンの観覧車がきれいだったので、パチリ。その後に、レインボーブリッジのところでは、金星も一緒に写したのですが、見えるかなぁ~ ? ? ちょっと、無理っぽいですね (笑) 来月の12月9日は、金星が大接近しますので、もっと大きく見えると思います。(^o^)/ パレットタウンの大観覧車 レインボーブリッジと金星 (?)
2005.11.28
こんにちは。今日は、探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に着陸し、試料採取に成功したかもしれないという記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構 ( JAXA ) は26日、探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に着陸し、岩石の採取装置も正常に作動した」と発表したそうです。着陸に向けて姿勢を変更したため、しばらく地上と通信ができない状態が続いていましたが、午前8時過ぎに送られてきたデータから、一瞬だけ着陸して試採取装置を表面に接触させ、金属球を撃ったことが確かめられたそうです。そして、はやぶさはすでにイトカワから離陸しているそうで、12月には地球への帰途に向けて離れ、地球帰還は2007年6月の予定だということです。はやぶさが、とうとう岩石採取に成功した模様です ! 皆様の祈りが、3億キロの距離を超越して届きましたね♪\(^o^)/
2005.11.26
こんにちは。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の探査機「はやぶさ」の小惑星「イトカワ」への降下が開始され、いよいよ試料採取に臨むことになりました。そこで、探査機「はやぶさ」の動きを随時お伝えしていきます。まず、11月26日機上時刻3時現在、イトカワ中心との距離は約780メートル、速度は秒速1.6センチで降下しているそうです。3:24現在、高度は約570メートルです。4:00現在、高度は約500メートルです。5:55現在、高度は約460メートルです。探査機は垂直降下を開始しました。6:10現在、高度は約440メートルです。降下継続、タッチダウンにGO6:25現在、高度は約360メートルです。6:30現在、高度は約330メートルです。6:35現在、高度は約300メートルです。6:40現在、高度は約260メートルです。6:45現在、高度は約220メートルです。6:50現在、高度は約180メートルです。6:55現在、高度は約160メートルです。7:00現在、高度は約120メートルです。7:05現在、高度は約90メートルです。7:10現在、高度は約40メートルです。7:15現在、高度は14メートルです。何らかの理由により、はやぶさは上昇に転じました。現在、アンテナをDSN(深宇宙管制網)からISAS臼田局へ切り換えているところです。「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」何かが起きた模様です。ライブはここで一旦止めにします。尚、詳細な発表がありましたら、また、お伝えしたいと思います。
2005.11.26
こんにちは。今日は、いよいよ探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」に着地して、試料採取をする最後の挑戦となりました。そこで、はやぶさについての記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) によりますと、探査機「はやぶさ」は25日午後10時、小惑星「イトカワ」の岩石を採取するため、イトカワへ2度目の降下を開始したそうです。その後の予定は、26日午前3時頃にはやぶさ管制室ライブ中継開始(10時頃まで)。午前6時頃に実験続行の可否判断をして、午前7時頃に着陸と試料採取に臨むそうです。それから、午前11時頃に着陸か中断かが判明するそうで、午後13時頃には結果報告となっています。そして、降下を開始した、はやぶさの降下速度は秒速6センチ・メートルだそうで、JAXAでは「新たな機器の故障もなく、再挑戦は順調な滑り出し」と話しているとのことです。下の画像は、地球と小惑星「イトカワ」との位置関係が軌道上に示されています。11月25日現在地球からの距離は288,243,130 Kmとなっています。どんなに離れていても意識は瞬時に時間と空間を超えて届きます。皆様の願いを約3億キロ離されたところにいる「はやぶさ」にお送りくださいね♪( -.-)ノ・・・-~=~≡~≡成功の願い!!「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」 探査機「はやぶさ」は、11月20日午前5時30分にターゲットマーカ-(署名入り)を分離し、分離約3分後(高度三十数メートル付近)、「はやぶさ」は搭載の広角カメラで、イトカワに投下したターゲットマーカ-を撮像しました。また探査機「はやぶさ」の影の横に、ターゲットマーカ-の影をみつけることができました。これはターゲットマーカ-が無事分離され、イトカワ表面に向かっている瞬間の画像です。「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.11.26
こんにちは。今日は、先日小惑星「イトカワ」への着陸・離陸に成功した探査機「はやぶさ」の第2回目のタッチダウン(試料採取)への再挑戦について、お伝えします。まず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、24日、探査機「はやぶさ」は、第2回目のタッチダウン(試料採取)に向け、イトカワに向け接近中で、前回着陸時の経験を踏まえ、センサ類への影響なども確認しながら、24日夜のNASA局を通じた運用(データ受信、コマンド送信)を行い、25日夜から着陸・岩石採取の作業を始め、25日午後10時に接近を開始し、日本時間26日午前7時すぎの再着陸と試料採取を目指すという発表をしました。次の再挑戦で、世界初の着地・岩石採取の成功をお祈りと念力とを約3億キロ離れた所にいる探査機「はやぶさ」に送りましょう~♪☆彡 *.:*:.。.: 「はやぶさ」へ向けて-~=~≡~≡念力!! 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「はやぶさ」から切り離された、署名入りターゲットマーカ-(日本時間午前5時33分、高度 32m 付近で撮影(左)。)
2005.11.25
こんにちは。今日は、先日着陸には至らなかったとしていた探査機「はやぶさ」が、実は小惑星「イトカワ」の着地に成功していたことが判明したという嬉しいニュースをご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、小惑星「イトカワ」に着地できなかった可能性の高かった探査機「はやぶさ」が、イトカワ表面に約30分間にわたり着地していたと発表しました。その一連の流れをみますと、「はやぶさ」は、日本時間平成17年11月19日の午後9時にイトカワから高度約 1kmの地点で降下を開始し、接近から降下、および垂直降下にいたる誘導と航法は順調に行われ、翌20日の午前4時33分に地上からの指令で最終の垂直降下を開始して、ほぼ目的とした着地点に「はやぶさ」を緩降下させることに成功したそうです。(※接近状況を示す、準慣性座標系とイトカワに固定した座標系での軌道は(資料-1、a.b)この時の垂直降下開始時の速度は毎秒12cm だったそうで、午前5時28分、高度54m の地点に到達した時点で、ターゲットマーカーの拘束解除の指令を出し、午前5時30分、高度40m の地点で、探査機自身が毎秒 9cm の減速を行って、ターゲットマーカーを切り離したということです。そして、ターゲットマーカーが分離されて降下したことは、画像(資料-2)や減速時の探査機の降下速度の値から確認されたそうです。その後、「はやぶさ」は高度35m地点でレーザ高度計を近距離レーザ距離計(Laser Range Finder: LRF) に切り替え、高度25m の地点で、降下速度をほぼゼロにして浮遊状態(ホバリング)に入ったそうです。それから、「はやぶさ」は自由降下を行い、日本時間午前5時40分頃、高度17m 付近で、地表面にならう姿勢制御のモードに移行し、この時点で、探査機は自律シーケンスにより、地上へのテレメトリの送信を停止し、ドプラー速度の計測に有利なビーコンのみの送信に切り替えるとともに、送信アンテナを覆域の広い低利得アンテナに切り替えたということです。以降、実時間での搭載各機器の状態の把握はできなかったそうですが、探査機上で記録されたデータを再生した結果によれば、「はやぶさ」は、障害物検出センサが何らかの反射光を検出したため、降下の中断が適当と自らが判断して緊急離陸を試みたもようで、探査機自身で離陸加速を遂行するためには姿勢に関する許容範囲が設定されているとのことから、この時点では探査機の姿勢がその範囲の外にあったため、結果として安全な降下の継続が選択されたそうです。その結果、「はやぶさ」は、着陸検出機能を起動しなかったということです。当初、「はやぶさ」は表面への着陸を行っていなかったと判断されていましたが、再生したデータによれば、「はやぶさ」はその後ゆるやかな2回のバウンドを経て、およそ30分間にわたりイトカワ表面に接触を保って着陸状態を継続していたことが確認されたということです。これは、近距離レーザ距離計の計測履歴や、姿勢履歴データから確認することができます。(資料-3)そして、この事象が生じたのは、米国航空宇宙局(NASA)の深宇宙局(DSN) から臼田局への切り替えの間であったため 、地上からのドップラー速度計測では、これを検知できなかったためとかんがえられるそうです。2回の接地時の表面への降下速度は、毎秒約10cm で、現時点では探査機への大きな損傷は確認されていないそうですが、ヒータセンサの一部に点検を要すると思われる項目があるとのことです。これにより、「はやぶさ」は、小惑星から着地し、離陸した最初の宇宙船となりました。ばんざーい!ヽ(▽ ̄ )乂(  ̄▽)ノ ばんざーい!「はやぶさ」は、現在、再度の着陸・試料採取シーケンスを開始できる地点に向かって飛行しているところだそうで、第2回目に予定していた日本時間の11月25日夜から降下を開始できるかどうかは微妙であり、決まり次第発表があるとのことです。「はやぶさ」はイトカワへの着陸に成功していました ! すごい快挙ですね♪\(^o^)/ 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「はやぶさ」から切り離された、署名入りターゲットマーカ-(日本時間午前5時33分、高度 32m 付近で撮影(左)。)(資料-1)a.「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」予定降下軌道と適応して定めた実際の降下軌道 (準慣性座標系)(資料-1)b.「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」予定降下軌道と適応して定めた実際の降下軌道 (イトカワ座標系)(資料-2) 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」(資料-3) 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」(資料-3) 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」(資料-3) 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.11.24
こんばんは。今日はただいま大阪市立自然史博物館(東住吉区)で開催中の「恐竜博2005」(朝日新聞社など主催)の入場者数が22日、20万人を超えたという記事をご紹介します。「恐竜博2005」は恐竜から鳥へをテーマに世界10カ国から集めた恐竜の化石などを一堂に展示しているとのことで、東京で約64万人、名古屋で約22万人の入場者数だったそうです。また、今月8日には、通算入場者100万人を大阪会場で突破したそうで、大阪の会期は27日までだということです。その後は、12月23日から福岡県北九州市の市立いのちのたび博物館を巡回する予定だそうです。2005年10月8日(土)~11月27日(日):大阪府・大阪市立自然史博2005年12月23日(金)~2006年3月31日(金):福岡県・北九州市いのちのたび博物館今回の目玉の恐竜「スー」は東京、名古屋と巡り、大阪の開催も残すところ今週一杯となりました。興味のある方は、是非訪れてみては如何でしょうか。尚、巡回予定の会場は予定ですので詳細は主催者側にお問い合わせ下さいね。(^▽^)/「提供 2005 The Field Museum」ティラノサウルス"SUE(スー)"
2005.11.23
こんにちは。今日は、探査機「はやぶさ」が(20日)早朝に、小惑星「イトカワ」へのタッチダウン(着陸・試料採取)に向けて、降下した結果について、詳細がわかりましたのでご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構 ( JAXA ) は20日、「探査機はやぶさは小惑星イトカワに着地しなかった可能性が高い」と発表しました。それによりますと、今回の降下では、まず、19日夜にイトカワへの接近を開始したはやぶさは、20日午前5時46分、高度40メートルから約88万人の名前を刻んだ金属球「ターゲットマーカー」を着陸の目印として投下し、目標地点の「ミューゼス海」に着地を成功させました。そして、その後も降下を続けたそうですが、上空10メートル付近から高度データが変化しなくなったというのです。JAXSでは長く太陽の当たった表面近くにいて機体の一部が100度近くまで熱せられたため、と判断して、緊急退避させるため、上昇の指令を出したそうです。このころから午前9時過ぎまで、地上との通信ができなくなったということです。着陸直前に姿勢を崩したなどの理由で、通信機能を犠牲にしても電力確保を最優先する安全態勢モードになったためだそうです。この間、はやぶさが着陸したかどうか、通信回復後にデータを調べたところ、試料採取装置が表面に触れた記録はなく、着陸と試料採取はできなかったとみられると判断したそうです。ただ、機体が岩などに接触した可能性はあるということです。はやぶさは20日夜現在、イトカワから約100キロまで遠ざかっているそうで、JAXSでは、軌道修正を試みるとともに、緊急退避に伴い休止した機器の復旧を急いでいるとのことです。そして、川口淳一郎宇宙航空研究開発機構教授は「次回は強制的に降下させることも検討し、ぜひ成功させたい」と話しているそうです。また、探査機はやぶさが、着陸の目印として小惑星イトカワへ投下した金属球「ターゲットマーカー」には、世界149カ国計88万人の名前を刻んだアルミシートが入っていたそうで、日本惑星協会などが2003年5月のはやぶさ打ち上げに合わせ、「あなたの名前を星へ送ろう」と募集したものだそうです。それが、今回の投下成功で、打ち上げから2年半、地球から3億キロかなたの小さな星に88万人の願いが届いたものとなりました。ボールは、直径約10センチのソフトボール大。はやぶさがその後、ボールを追尾する動きをしたため、ほぼ確実にイトカワ表面にあるとみられるそうで、永久にイトカワにとどまるということです。応募のあった名前は、1字0.03ミリという極めて小さな文字でシートに刻まれ、国内だけではなく、世界中から集まったということです。そして、ボールに名前を寄せたのは、家族同士、カップル、友人同士のほか、惑星協会の呼びかけに応じたプロ野球阪神タイガースの監督だった星野仙一さん、元巨人監督の長嶋茂雄さん、映画監督のスティーブン・スピルバーグさんらも含まれているとのことですです。今回の失敗は残念ですが、25日の再挑戦では是非、成功して欲しいですね♪( ̄0 ̄)/ オォー!! 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」写真:サンプル採取のイメージ図 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」写真:着陸の目印となる直径10センチメートルほどの「ターゲットマーカー」
2005.11.21
こんにちは。本日(20日)早朝に、小惑星「イトカワ」へのタッチダウン(着陸・試料採取)に向けて、19日夜から降下をはじめていた探査機「はやぶさ」についての記事をご紹介します。まず、最初に宇宙航空研究開発機構(JAXA)は20日朝、地球から3億キロ離れた小惑星イトカワの岩石の試料採取に挑戦した探査機はやぶさについて、「降下中に何らかのトラブルが起きた可能性が高い」と発表しました。それによりますと、はやぶさはイトカワへ一瞬着地して岩石を採取した後、すぐ上昇する予定だったそうですが、はやぶさの高度の上下を示すデータが、20日午前6時ごろから上昇に転じなくなったというのです。さらに、JAXAによりますと、はやぶさからの通信は届いているものの、位置が分からない状態になっていたそうです。はやぶさは、19日午後9時ごろに高度990メートルから降下を開始し、20日午前6時すぎに高度計が高度17メートルを示したそうです。この時のはやぶさは秒速10センチ弱のスピードで降下していったので、予定通りなら約3分後に着地し、1~2秒で岩石を採取して上昇に転じる予定だったというのです。ところが、その後、はやぶさから高度の上昇を示すデータが届かなくなり、JAXAは上昇用のエンジンを噴射するよう指令を送ったそうですが、反応がなかったということでした。一方、世界149カ国88万人の名前を刻んだアルミシートの入ったはやぶさ着地のターゲットマーカーは、高度40メートルから投下され、イトカワへ無事着地し、投下に成功したとみられるということです。(^-^)//ぱちぱち しかし、その後、20日昼頃に、行方が分からなくなっていた探査機はやぶさについて、宇宙航空研究開発機構(JAXA)から「地球との交信が回復した。イトカワから上昇している可能性が高い」という発表がありました。午前9時半ごろになって、地球との交信ができるようになり、高度の変化が確認され、飛行していることが分かったということです。そして、何らかの原因ではやぶさの姿勢が乱れ、機体の安全を保つ「セーフホールドモード」と呼ばれる姿勢に入ってしまったと分析していて、この姿勢を立て直し、搭載機器の詳細なデータが取得できてから、20日早朝のはやぶさがイトカワへ着地したかどうかなどを調べるそうで、その結果、タッチダウンの可否などの詳細が判明するということです。そして、今後も「はやぶさ」の運用を続け、再度のチャレンジに備えていくそうです。 ターゲットマーカーの投下に成功したことは良かったですが、その後の試料採取の方がどのような結果になっているのか早く分析してもらい知りたいですね♪ 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」写真:11月20日午前4時58分に撮影されたイトカワ「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」写真:イメージ図「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」写真:イメージ図
2005.11.20
こんにちは。今日は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の、陸域観測技術衛星(ALOS)についての記事をご紹介します。まず、この陸域観測衛星(ALOS:Advanced Land Observing Satellite)は、世界最大級の地球観測衛星で、地図作成のほか、環境破壊や災害の拡大防止、資源の探査等に貢献する社会的、国際的役割の大きい衛星で、今回のミッションに関連し、特に、宇宙開発を通じた環境保全などの社会貢献活動について理解増進及び普及啓発を図ることを目的に、H2Aロケット8号機で打ち上げられる衛星だそうです。そして、今年度中に打ち上げられるJAXAのH2Aロケット8号機の機体には、環境保全に役立つ商品や活動を示す環境ラベル「エコマーク」が付けられることになったそうです。搭載する陸域観測技術衛星(ALOS)の観測データが、環境破壊や自然災害の防止に役立てられる見通しになったためで、ロケットにエコマークが表示されるのは初めてだということです。また、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、平成17年11月17日に、種子島宇宙センターにおいて、H2Aロケット8号機を打上げ当日と同じ手順でロケットへ液体燃料を充填し、ロケットおよび地上設備の機能等を確認するという極低温点検を実施し、滞りなく無事に終了したそうです。これで、打ち上げのH2Aロケット8号機の準備が着々と整ってきました。エコマークを付けて宇宙に飛び立つH2Aロケット8号は打ち上げ成功して欲しいです。そしてALOSの活躍に期待ですね♪(^o^)/「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」
2005.11.19
こんにちは。今日は、探査機「はやぶさ」についての記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構 (JAXA)は17日、世界初の小惑星の岩石採取に挑戦する探査機「はやぶさ」が、小惑星「イトカワ」上空160メートルから撮影した、着地目標点付近の最新の精密画像を公開しました。この画像では、直径が1・5センチ程度の細かな砂利までも、くっきりと見えているそうです。そして、今回のはやぶさによるイトカワへの着陸と試料採取が当初予定されていました19日から20日に変更されるそうです。それは、着陸目標地点となる「ミューゼスの海」が地球から見える時間帯に合わせる必要があり、日本の追跡・交信局からは見えにくいため、豪州にある米航空宇宙局(NASA)の局を使って操作、運用することにしたためだということです。そして、計画では20日の予定はおよそ次の通りだそうです。 (1)降下開始 19日の午後9時頃。(2)高度 600m に到達 午前3時30分頃。(3)実験続行か中止かの指令発信 午前5時前。 最終降下中継点の高度40mへ降下を開始したかどうかは午前5時頃判明。(4)ターゲットマーカ投下、着陸/試料採取 午前6時すぎ。(5)着陸したのか、条件が整わず中断したかの判断 午前10時頃。(6)20日の正午頃には、今回の実験について正式発表を行う。また、ウェブ情報が(19日午後9時~)、「はやぶさ」管制室のライブ中継(20日午前2時~9時)もあるそうです。「Hayabusa Live」などを通じ、運用室からの情報をリアルタイムで発信されるということです。その後、25日にも再度試みる予定だということです。いよいよ、イトカワの試料の採取が始まります。成功をお祈りします♪(*^o^*)ドキドキ 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」11月12日の第二回降下リハーサル時に望遠型光学航法カメラ(ONC-T)でとらえた試料採取予定地点(A点)を含む「ミューゼスの海」と岩石地域の境界。左が一画素当り1.5~2.0cm程度の空間分解能を持つ、最も精密な画像。右端の丸枠内はイトカワ表面に映るはやぶさ探査機の影。
2005.11.18
こんにちは。今日は、11月9日の日記でご紹介しました、航空管制や気象観測に使う運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)打ち上げるH2Aロケット9号機が15日、三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所(愛知県飛島村)で公開されたという記事をご紹介します。 まず、公開されました9号機は2段式のロケットで、衛星を含む全長は53メートルだそうで、約4・7トンと日本で打ち上げる衛星としては最も重い運輸多目的衛星2号機を載せるために、固体補助ロケットを2本から4本に増やしたということです。打ち上げ費用込みで1機約104億円だそうです。 そして、オレンジ色の断熱材に覆われた長さ37メートルの1段目と11メートルの2段目は、工場内では別々に置かれていたそうで、23日に種子島宇宙センター(鹿児島県)に向け、搬出されるということです。 現在運輸多目的衛星は1号機が「ひまわり6号」として運用中です。そして新2号機は来年2月末までに打ち上げられ、北太平洋上空の航空管制や気象管制などを担当するそうです。今のひまわり6号に、強い助っ人の登場となりますね。是非、打ち上げは成功して欲しいですね♪(^▽^)/「提供 三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所」
2005.11.17
こんにちは。今日は、 ailove716さん からご指名いただきました、性格バトンをやってみようと思います。では、早速やってみますね~☆(^▽^)/1、あなたは賑やかな人おとなしい人どっちですか?賑やかにもおとなしくもなるかな~ (笑)2、あなたの性格に相応しい単語を5つ挙げてください。1.物事を分析する(考えることが好きです)2.好奇心が強い(一生好奇心を持ち続けたいです)3.コツコツ型(目的を持ったら地道に努力あるのみ ! (笑))4.感性が豊か(?)(もっともっと感性を磨いていきたいです)5.細かさと大胆さ (両者が同居しているみたいです)3、好きな友達のタイプ感覚的に合う人。4、嫌いな友達のタイプ特にありません。5、立ち直りは早い方ですか?(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)ウンウン6、恋人にしたいタイプ頭のいい人感性が合う人一緒にいて疲れない人7、恋人と一番の親友、選ぶならどっち?恋人かな ? (笑)8、バトンを廻す5人よろしければどなたでも、ご自由に参加してくださいませ~♪
2005.11.14
こんにちは。今日は、小型探査ロボット「ミネルバ」の最新の記事をお伝えします。まず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日夜、探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワへ投下した小型探査ロボット「ミネルバ」との通信が途絶えたことと、イトカワに着地したというデータは得られていないという発表がありました。ミネルバは当初の予定より高い地点で分離されたため、上昇してしまい、はやぶさから遠ざかったのではないかとJAXSではみているそうです。そして、13日午前9時半ごろ以降、通信が途絶えたそうです。宇宙航空研究開発機構(JAXA)では今後もミネルバとの交信を試みるということです。また、今後、太陽からの光の圧力を受けて、イトカワへ落下する可能性もあるかもしれないとのことです。しかし 一方、ミネルバは分離直後に搭載カメラで、はやぶさの写真撮影に成功していたそうで、はやぶさ経由で地球に電送された写真では、はやぶさの太陽電池パネルの先端部が写っています。このように宇宙へ打ち上げられた無人探査機の姿が撮影されたのは初めてのことだそうです。そして、今回のプロジェクト代表の川口淳一郎宇宙科学研究本部教授は「ミネルバのイトカワへの到達は極めて難しいが、ミネルバからは投下後18時間にわたって、画像や温度、電圧などのデータが伝送されており、探査ロボットとして必要な機能は確認された」と話したということです。とうとう、ミネルバ君の通信が途絶えてしまいました。しかし、はやぶさの太陽電池パネルの先端部の撮影に成功したという快挙に、拍手を送りたいですね♪(^-^)//ぱちぱち 「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」小型探査ロボット「ミネルバ」が撮影したはやぶさの太陽電池パネルの先端部(背景は漆黒の宇宙空間)
2005.11.14
こんばんは。昨日お伝えしました、小型探査ロボット「ミネルバ」が行方不明になったという記事をご紹介します。まず、今回のミッションは小惑星「イトカワ」の岩石採取に世界で初めて挑戦する宇宙航空研究開発機構( JAXS )の探査機「はやぶさ」は12日、イトカワの地表を探査するロボット「ミネルバ」(直径約10センチ、重さ約600グラム)を投下しました。しかし、予定よりも高い高度で投下したため、宇宙航空研究開発機構( JAXS )は12日夜の会見で「地表面に到達できない可能性が高くなった」と話し、ミネルバによる探査が困難になったことを示唆したということです。そして、会見によりますと、はやぶさは12日午前、イトカワの上空約1・4キロメートルから接近を開始し、秒速約3センチの低速で降下し、午後、上空約55メートルまで近づいたそうです。本来は、ここでミネルバを投下し、上昇する予定だったそうですが、はやぶさが想定外に急速に上昇に転じたため、運用室からの指令のタイミングがずれたというのです。そのため、ミネルバは上空200メートルで、予定速度を上回って投下され、軌道を外れたものと見られるということです。つまり、分離までは確認されていたそうで、探査機との通信も継続的に行われているそうですが、ミネルバの位置は13日未明時点で確認できていないため状況が不明だそうで、詳細がわかり次第伝えてくれるそうです。また、はやぶさの主目的である岩石採取は今月19、25日に予定通りに行われるそうです。小型探査ロボットのミネルバ君~ ! どうか無事に着陸できていれば良いのですが、軌道を外れてひとりで宇宙で迷子になっちゃたのでしょうか ? 心配ですね。。。(T-T)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」行方不明の「ミネルバ」君・・・
2005.11.13
こんばんは。今日は、探査機「はやぶさ」が、「ミネルバ」というミニサイズの探査ロボットを小惑星に投下したという記事をご紹介します。先日4日に降下リハーサルを予定していましたが、高度計がうまく機能せず、途中で中止していましたが、宇宙航空研究開発機構( JAXS )は12日午後、探査機「はやぶさ」を地球と火星の間にある小惑星「イトカワ」に向けて降下させて、写真撮影を行う日本初の探査ロボット「ミネルバ」を投下したということです。そして、探査ロボットが小惑星に無事着陸すれば世界初になるそうで、日本の将来の月・惑星探査の基礎になると期待されているとのことです。今後の予定としては、今月の19日に、1回目の試料採取(署名入りターゲットマーカ投下)を行い、25日に、2回目の試料採取だということです。いよいよ、「イトカワ」の探査が本格的に開始されました。次回の19日の試料採取もうまくいってもらいたいですね♪(*^^*)「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」イトカワに「はやぶさ」の影が写ってます「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」「提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)」ミネルバは、600グラムにも満たない小さな探査ロボットですが、3台の小型カラーカメラが搭載されていて、小惑星表面の特徴を調べることができます。 カメラはミネルバの側面の高さ5センチメートルのところにあり、2台を使い10センチメートルから50センチメートルの距離をステレオ視で観察します。着陸地点表面の詳細な様子を撮像します。もう1台は、反対側にあり遠方に焦点が合うカメラです。ホッピングで移動中に、イトカワ表面を撮像することを目指しています。
2005.11.12
こんばんは。今日は、欧州宇宙機関(ESA)が先日、金星探査機「ビーナスエクスプレス」をカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からロシアのソユーズロケットで打ち上げられたという記事をご紹介します。金星探査機「ビーナスエクスプレス」は、フェアリング内部の汚染物質が発見され、打ち上げが延期されていたそうですが、2005年11月9日、グリニッジ標準時の3時33分(日本時間12時33分)に打ち上げられたということです。このビーナスエクスプレスは2001年に提案され、金星を探査するミッションとして2002年承認されたそうです。そして、探査機の製造は2002年10月から始まり、わずか4年で開発されたそうですが、金星の高温を耐えるため、耐熱や制御システムの改良、太陽電池の小型化など、様々な工夫がなされているということです。そして、太陽系探査計画の一環として、金星を上空から観測して、大気の流れや温度などの気象や、火山・地震活動などを総合的に調べるそうです。ESAの惑星探査機は、2003年に打ち上げられた火星探査機マーズエクスプレスに次いで2機目たということです。また、金星探査機としては、米航空宇宙局(NASA)が1989年5月に打ち上げた「マゼラン」以来16年ぶりとなるそうです。ビーナスエクスプレスは、2006年4月に金星に到着する予定だということです。金星での探査、がんばってもらいたいですね♪(^▽^)/『提供:ESA』『提供:ESA』
2005.11.11
こんにちは。今日は10月下旬から11月上旬にかけて世界各地で火球が目撃されたという記事をご紹介します。まず、その現象は10月31日のハロウィンの頃を中心に前後数日間続くことから、科学者たちが「ハロウィンの火の玉(ファイヤボール)」と呼んでいるそうです。そして、今回の目撃に関して、「人々はたぶんおうし座流星群を見ているのだろう。」と北アイルランドのArmagh天文台の流星の専門家David Asher氏は述べているということです。さらに、Asher氏の話では、毎年10月下旬にやってくるおうし座流星群の活動は弱く、1時間あたり5個以下の流星しか出現しないそうですが、時折、火球ショーを演じることがあるということです。特に2005年がその当たり年であると、1993年、Asher氏とVictor Clube氏が発表した論文「swarm years(群れの年)」の中で、今回の件を予測していたそうです。また、おうし座流星群には南群と北群の2つの放射点があるそうで、南よりの南群は11月上旬の3~5日頃、北群の方はそれより少し遅れて11月中旬の12日18時(日本時間)がピークになるということです。そして、このおうし座はオリオン座の近くにあるそうなので見つけやすいそうです。この機会に夜空を眺めて火の玉に遭遇できたらラッキーですね♪(^▽^)/ 『提供:NASA』2005年10月28日に日本の飯田氏が撮影し、NASAに掲載されたものですが、撮影場所は不明です。
2005.11.10
こんばんは。今日は、現在稼働中の「ひまわり6号」と併用される気象庁と国土交通省の「運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)」についての記事をご紹介します。まず、運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)が、神奈川県鎌倉市にある製造元の三菱電機の施設内で7日公開されたそうです。そして、新2号は本体部分が縦4.5メートル、横2.5メートル、高さ2.5メートルで、太陽電池パネルを開くと全長約30メートル、重さ4650キロになるそうです。また、設計寿命は10年だそうです。さらに、製造費は約135億円で初期運用費は約60億円、種子島宇宙センターでのロケット発射費用などは約100億円で、これらの費用は国交省が7割、気象庁が3割を負担することになっているそうで、今回の航空ミッションと気象ミッションの総工費は約295億円ということです。これから、新2号は鹿児島県の種子島宇宙センターで、H2Aロケットに搭載され、今年度中に打ち上げの予定だそうです。打ち上げ後、赤道上空約3万6000キロ・メートルの静止軌道から、すでに今年6月に打ち上げられ、運用されている運輸多目的衛星「ひまわり6号」(MTSAT―1R)とともに、航空管制を2基体制で併用して行うそうで、気象観測については、当面、ひまわり6号にトラブルが生じた際に、気象業務などのバックアップを予定しているということです。打ち上げ日程は未定ですが、決まり次第お伝えしたいと思います。運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)の打ち上げも、ひまわり6号の時のように成功して欲しいですね♪(^▽^)/
2005.11.09
こんばんは。今日は火星のことについての記事からご紹介します。まず、地球に接近中の火星で10月末、大規模な砂嵐が起きていた様子を、米ハッブル宇宙望遠鏡がとらえたそうです。そして、砂嵐は火星の赤道北方の約1500キロの範囲に及んでいたということです。火星では、しばしば表面全体を覆ってしまうような巨大砂嵐(ダスト・ストーム)が起こるそうです。そして、火星には二酸化炭素が主成分の大気がありますが、その大気は非常に希薄で、地球の100分の1以下しかないそうです。さらに水が少ないため、大気は非常に乾いた状態だということです。そのため、強風が起き、砂を巻き上げると、その砂は上空で太陽の熱を吸収して暖まるそうです。すると、まわりの大気も暖まり、上昇気流を加速していき、どんどん大規模になっていくため、一旦、嵐がが起きると、とめどなく大きくなって、全面を覆うようなものに発達するのだそうです。2003年の大接近の年の12月には、やはり今回と同じ地域で砂嵐が起こり、南半球中緯度を帯のようにぐるりと取り巻く規模となったそうですが、全面を覆うまでは発達しなかったそうです。今後、砂嵐がどの程度発達するか予測が難しいとのことです。そして、京都大学大学院人間・環境学研究科特別研究員の中串孝志氏は「今回の砂嵐は、2003年12月のものと発生の場所も、火星の季節も一致している。そのときと同様に南半球を覆う程度まで発達する可能性があるのではないか」と述べているということです。ハッブル宇宙望遠鏡で撮影されたのは10月28日で、火星は10月30日に地球から約6942万キロまで接近しました。そして撮影当時、火星はふだんの倍以上の大きさに見えていたそうで、NASAでは「アマチュア用の小型望遠鏡でも砂嵐が観測できただろう」と話しているそうです。また、ダスト・ストームの発生場所は、NASAのマーズ・エクスプロレーション・ローバー・オポチュニティの着陸地点に近いため、「砂嵐が(太陽電池が受ける)太陽光を遮ってしまい、太陽電池で動いているオポチュニティに十分な電力を得られないと探査活動に影響が出るかもしれない」と心配しているそうです。今回の火星の接近は「6万年ぶり」といわれた2003年8月以来で、11月中旬まではマイナス2等級以上の明るい姿が楽しめるそうです。夕方、東の空に現れて夜中に南の空を通り、明け方に西の空に沈んで行くということです。また、12月位までは全国の天文台などでは観測会を行うそうです。せっかく近くに来ているので、火星を見てみるのも良いですね♪(^▽^)/『提供:NASA』米ハッブル宇宙望遠鏡が撮影した火星の砂嵐。
2005.11.08
こんばんは。今日は、約137億年前の宇宙誕生直後に形成され、「宇宙最初の星」と呼ばれる一群の星から出たとみられるかすかな光の検出に成功したという記事をご紹介します。それは、米航空宇宙局(NASA)ゴダード宇宙飛行センターのチームが、3日付の英科学誌ネイチャーに発表しました。まず、その「宇宙最初の星」とみられる星は、 大きさは太陽の100倍もあるそうですが、ごく短命だったと考えられており、既存の望遠鏡での観測は無理だそうで、今回も光の発生源を直接特定することはできていないそうですが、スピッツァー(Spitzer)宇宙望遠鏡を使って、星が放出した赤外線を捕まえたということです。まず、チームは、星や銀河の存在がよく調べられている「りゅう座」の方角を、スピッツァーの赤外線カメラで精密に観測したそうです。その結果、得られた観測データから、星や銀河の影響とみられる人工物などを丹念に取り除いた結果、なお不均一に広がる赤外線が検出されたため、チームはこれが「宇宙最初の星」から放出された赤外線である可能性が極めて高いと結論付けたということです。そして、「私たちは、宇宙の中で形成する何百万個もの最初の対象物からの集合的な光を見ていると思います。対象物は消えました。しかし、それらの光は、宇宙を横切ってまだ旅行中です。」とアレクサンダー博士はネイチャーの中で述べているそうです。宇宙の神秘のベールをこのような形で見ることができて、とても不思議な感じです。宇宙は生きているんですね♪(^▽^)/『提供:NASA/GSFC/JPL』上のパネルは、星のスピッツァー天文台からの星座りゅう座の銀河で、下は 、人間の目が検出することができる3.6ミクロンの波長の赤外線映像です。 すべての最先端星、銀河、および人工物が覆い隠されたものを取り除いた結果が下部パネルで、これは宇宙の最初の星の光でありえるそうです。
2005.11.06
こんにちは。今日は、4日14時頃に、イトカワにリハーサル降下する予定だった小型探査機「はやぶさ」が降下を中止したという記事をお知らせします。まず、宇宙航空研究開発機構 ( JAXA ) の小惑星探査機「はやぶさ」は4日午前4時、小惑星イトカワの上空30メートルまで迫る接近を開始したそうですが、上空700メートルで異常を感知したため、4日14時に予定されていましたリハーサル降下を中止したという発表がありました。接近の際、距離をモニターするセンサーが異常を検知し、本来の航行軌道から逸脱したことが理由だということです。そして、はやぶさに搭載のカメラが目標地点を見失ったのが一因と見られるそうです。JAXSでは5日夕方にも部内会議を開いて、今後の計画を第1回、第2回の着陸・試料採取の日程を含めて、再検討するということです。川口淳一郎・宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究本部教授は「イトカワの地表面が予想以上に複雑だったことが、(カメラが)目標地点を見失う原因になったのかもしれない」と話しているそうです。世界初の試料採取をして、それを持ち帰るという画期的なこの小天体 (イトカワ )探査は是非とも成功してもらいたいですね♪
2005.11.05
こんにちは。今日は、9月11日の日記でご紹介しました2003年5月9日に打ち上げられた探査機「はやぶさ」についての最新の記事をご紹介します。まず1日に、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星の岩石採取を目指す探査機「はやぶさ」が到達した小惑星イトカワの表面の観測結果を公表しました。それは最大で長さ50メートルに達する岩石が分布した地域と、砂で覆われた滑らかな地域に分かれていたということです。これまで小惑星は砂に覆われた均一な表面をしていると考えられていたそうですが、イトカワは極めて多様な表面を持っていたことがわかりました。しかも、ここまで詳細に小惑星の表面を観測したのは世界初だということです。そこで、はやぶさが9月12日にイトカワに到達して、最大で約3キロまで近づき、レーザーなどでイトカワの表面を観測してきた結果を踏まえ、着陸・試料採取の予定地点、および先行するリハーサル降下点の選定と、それらの実施予定日を決定したそうです。それは、リハーサル降下を11月4日14時頃、第1回着陸は滑らかな地点に着陸・降下を11月12日15時頃、第2回着陸は岩石が分布する地点に着陸・降下を11月25日15時頃と決定したということです。また、JAXAでは、全国(在留外国人を含む)から、採取地点の名前を募集することになったそうです。しかし、イトカワが小規模地形であるため、着陸・試料採取点は、世界的に登録する名前としての命名とはならないとのことですが、発見者にあたる JAXA が、その命名を宣言し記念とするものだということです。申し込みはホームページから https://ssl.tksc.jaxa.jp/hayabusa/ へ、11月30日 17:00 まで申し込み可能だそうで、申し込みフォームは11月上旬にはオープンするそうです。命名は、試料採取の実施状況をみて、12月上旬に決定するとのことです。何か、良いネーミングを考えて申し込みをしたい思います。皆様も良い名前が浮かんだら申し込んでみるのも良いかもです~♪(^▽^)/「提供:ISAS/JAXA」「提供:ISAS/JAXA」「提供:ISAS/JAXA」「提供:ISAS/JAXA」第1回目の着陸・試料採取点、イトカワ中央部に広がるレゴリス帯である、MUSES-SEA 域「提供:ISAS/JAXA」第2回目の着陸・試料採取点を、イトカワの先端に広がる盆地である、Woomera 域
2005.11.04
こんにちは。今日は、 ailove716さん より調味料バトンが回ってきました。また、参加してみますね~♪(^▽^)/次のメニューにどんな調味料をかけますか?(薬味は含みません。)・目玉焼き: お醤油・納豆: お醤油と和からし・冷奴: お醤油・餃子: お醤油とお酢とラー油・カレーライス: そのまま・ナポリタン: 粉チーズとタバスコ(またはピッカンテ)・ピザ: タバスコ(またはピッカンテ)・生キャベツ: とんかつに添えられている時はソース・トマト: そのまま・サラダ: 和風ドレッシングorごまだれドレッシング ・カキフライ: とんかつソース・メンチカツ: とんかつソース・コロッケ: とんかつソース・天ぷら: 天つゆor抹茶を混ぜた塩・とんかつ: とんかつソース・ご飯: そのまま 質問2 周囲に意外だと驚かれる好きな組み合わせはありますか? タンメンにお酢とラー油(これは一般的かな ? ) 質問3 それが一般的なのだとは知っているが、苦手な組み合わせはありますか? お好み焼きにマヨネーズ 質問4 バトンを回したい5名は誰ですか? 参加されたい方はどうぞ♪(^^)/
2005.11.03
こんばんは。今日は、太陽系9惑星の中で太陽から最も遠く、最も小さい冥王星 Pluto (プルート)の周りに新たな衛星と見られる二つの天体が発見されたという記事をご紹介します。まず、米航空宇宙局(NASA) と米ジョンズホプキンス大などのチームは31日、ハッブル宇宙望遠鏡の観測で、冥王星を周回する新たな衛星と見られる二つの天体を発見したと発表しました。冥王星の月(衛星)としてはこれまでに、衛星Charom(カロン)があり、今回の発見が確認されれば、3個の衛星を持つことになるということです。冥王星の月とみられる小さな二つの天体が最初に発見されたのは、今年5月15日から5月18日にかけて、それらは3日間で冥王星の回りをほぼ円形の軌道で移動していたため、月ではないかと指摘されたそうです。そして、この新衛星は直径45~160キロと推定され、カロン(直径1200キロ)よりずっと小さいとのことです。いまのところ正式名称がないため、暫定的にP1、P2と呼ばれているということです。さらに観測チームは確認のため、来年2月に再観測を行うそうで、確認後、国際天文学連合(IAU)に名前を正式申請するということです。冥王星自体が惑星としての地位が危ぶまれているそうですが、今年7月には第10惑星が発見されるなどがありました。太陽系の惑星に、今後どのような結論が出されるのか楽しみですね♪(^▽^)/『提供:NASA』『提供:NASA』
2005.11.02
こんにちは。今日は、月に関して米航空宇宙局(NASA)が19日発表した記事をご紹介します。まず、米航空宇宙局(NASA)は、月面に比較的容易に酸素を分離できる「イルメナイト(チタン鉄鉱)」が豊富に存在する可能性があると発表しました。このイルメナイトというチタン鉄鉱は酸素の供給源となるそうです。そして、酸素として使うには、このイルメナイトに、水素を加えて900度程度に加熱するなどの方法で行うそうです。この発見はハッブル宇宙望遠鏡による紫外線観測で判明したとのことです。NASAでは月面基地に宇宙飛行士を滞在させ、将来の火星探査への足掛かりとする計画でおり、大気がない月で、飛行士の生命維持に欠かせず、ロケットの燃料にも使える酸素が調達できる利点は大きく、期待しているそうです。さらにデータを詳細に分析していくということです。このイルメナイトは、1960~1970年代の米アポロ計画で持ち帰られた月の砂にも10~15%程度含まれていたそうです。ハッブル望遠鏡は、反射の違いで月の表面の成分を見分けられる紫外線カメラなどで、観測を行い、1971年と1972年に月に着いたアポロ15号と17号のそれぞれの着陸地点と、これまで探査されたことがない直径約42キロの「アリスターカス」というクレーター付近を観測したとのことです。そして、アリスターカスクレーターとアポロ17号の着陸地点で、チタン鉄鉱らしい鉱物分布を見つけたそうです。またNASAでは今年の5月に、月の砂から効率的に酸素を取り出す方法の公募を発表していて、受賞者には25万ドルの賞金が与えられるということです。今後、2008年に無人探査機「LRO」を打ち上げ、約1年間周回軌道から詳細に月面の観測を行う予定だそうです。月に酸素の供給源が豊富にあるということから、有人月面基地の実現にまた一歩前進しましたね♪『提供:NASA』『提供:NASA』
2005.10.20
こんにちは。今日は、土星探査機カッシーニが土星の衛星「Dione(ディオネ)」に約500キロまで接近して撮影した写真を、米航空宇宙局(NASA)が公開したという記事と画像をご紹介します。まず、米航空宇宙局(NASA)は18日、土星探査機カッシーニが土星の衛星「ディオネ」に約500キロ(310マイル)まで接近して撮影した写真を公開しました。それには、土星を背景に、クレーターに覆われた表面の様子がとらえられています。このディオネは半径約560キロだそうで、カッシーニの最近の観測から、地表からは水氷が発見されたそうです。また、ハッブル宇宙望遠鏡の観測ではオゾンが表面から検出されていたということです。さらに、クレーターに覆われた半球とは反対側の半球には、地表に大きな亀裂があるそうで、これは氷の中の割れ目および破砕の結果とみられ、カッシーニの科学者アマンダ・ヘンドリクス博士は「破砕中の氷は、周囲の土地の中で他とは異なるように見えます。これは粒度変化によるかもしれません」と話しているそうです。 土星探査機カッシーニもがんばっていますね♪(^▽^)/ 『提供:NASA』
2005.10.19
こんにちは。先日、9月25日の日記でご紹介しました、米ワシントン国立動物園で今年7月9日に生まれたオスの赤ちゃんパンダの名前をインターネット投票をしているとお伝えしました。今日はそのの結果についての記事をご紹介します。まず、パンダの赤ちゃんの名前は投票の結果、「Tai Shanタイシャン(泰山)」に決まったとワシントン動物園が17日、発表したということです。タイシャンの一般公開は、12月からを予定しているそうです。タイシャンは、今月12日には体長65センチ、体重5.7キロまで成長し、自分で歩き始めたそうで、動物園の職員によりますと、歯が生え始めてきたほか、遊ぼうとするしぐさも見せているということです。今月16日には、母親のメイシアン(美香)が休んでいたところ、体を伸ばして自分の鼻をメイシアンの鼻に押しつけ、足でメイシアンの体をたたいたりしたそうです。また、メイシアンがタイションの方にやってきて体をつかもうとすると、タイションは身をよじりながら逃げ、またもやメイシアンの体をひっぱたくなど、元気な様子だということです。赤ちゃんパンダの名前はこれまでの慣例から、誕生100日後に中国が決定していましたが、今回は、動物園の職員と中国野生生物保護協会が名前の候補を選び、インターネット投票で決めました。候補に挙がっていたのは、中国・ワシントン・壮大ななどの意味を持つという「Hua Sheng(華盛)」や「Sheng Hua(盛華)」、のどかな山という意味の「Tai Shan(泰山)」、ドラゴンの山という「Long Shan(龍山)」、そして力強いという意味の 「Qiang Qiang(強強)」の5つでした。投票は9月30日に締め切られ、約20万票のうち、「Tai Shanタイシャン(泰山)」が半数に迫る44%を獲得したそうです。タイシャンは、中国から10年間の期限で借り受けている母パンダのメイシアンと父パンダのティエンティエン(添添)の間に人工授精で生まれ、中国野生動物保護協会との約束で、赤ちゃんパンダが生まれた場合は、2歳になった時点で中国に返還されるということです。わたしも泰山が良いと思っていたので、タイシャンに決まって良かったです。スクスクと元気に育ってもらいたいですね♪(^▽^)/
2005.10.18
こんにちは。今日は浅草に行ってきた時の話です。先週、秋葉原から8月に開業したばかりの「つくばエクスプレス」に乗って浅草に行きました。浅草の出口は、国際側なので、今までの銀座線とか東武東上線の駅には少し離れていますが、ブラブラと歩いて散策するのには、ちょうど良い距離です。お目当ての、お蕎麦屋さんを目指して歩いていると、(最近できたお店らしい、)北海道とか北陸地方の物産コーナーがあるお店があり、ちょっと入ってみました。すると、そのコーナーの一角に、かわいらしい水槽が置いてあり、中を覗き込んだら、(ノ´▽`)ノオオオオッ♪ぴょろぴょろと羽をパタパタ動かして水の中を舞っているように見える、「流氷の妖精」クリオネがいるではありませんか~~ !水族館などの特別展示でもやっと出会えるかって感じのクリオネちゃ~ん♪\(^^\)(/^^)/ 本物かどうか、お店の人に聞いちゃいましたよ (笑)。水槽の中は氷点下に保たれているんだろうな ? なんて思いながら、携帯でパチリ !その後、お蕎麦屋さんに行ったら、金髪の女性がお蕎麦を食べておりました。連れの男性は蝶野さんでした。(笑)楽しい浅草散策の一日でした。(^^)/
2005.10.14
こんばんは。今日は、NASAのチャンドラX線衛星で調べた科学者がブラックホールが星を育んでいる観測結果が得られたという記事をお伝えします。まず、星の形成をめぐり、英独の研究者らが13日、研究成果を発表したそうです。銀河系の中心にある超巨大ブラックホール「いて座A」を米航空宇宙局(NASA)のチャンドラX線観測衛星で調べたところ、周辺で次々に星が生まれていることを裏付ける観測結果を得られたというのです。このことは、すべてをのみ込み破壊する場所という従来のブラックホールの考え方を変える可能性もでてくるかもしれないそうです。ブラックホールの周辺には巨大な星が存在しているそうですが、これまで、これらの星がブラックホール周辺で生まれたのか、遠く離れた場所で生まれて吸い寄せられてきたのか、二つの説が天文学者を悩ませていたそうです。そこで、今回英レスター大のセルゲイ・ナヤクシン博士ら2人の科学者が、チャンドラX線解析衛星がとらえたブラックホールからのX線を解析したところ、周辺には、可視光の観測で見つからなかった太陽程度の小さな星が約1万個あることがわかったそうです。巨大な星が他の場所から吸い寄せられてきたとすれば、小さな星なら100万個程度は集まってきているはずだとされていたそうで、このため、今回の数は、周辺で星が生まれるとする理論を裏付ける数だということになるというのです。また、ブラックホールの周辺には、膨大なガスが円盤状に集まっているそうで、このガスの重力が、ブラックホールの強烈な重力と釣り合い、星が生まれやすい安定した環境が整っているらしいという結論になるということです。そして、ナヤクシン博士は「驚くべきことに、ブラックホールが星の形成を手助けしている。星の構造も、これまで信じられていたより、粘り強いようだ」と話しているそうです。ブラックホールで、星を育んでいたとは、驚きですね♪(^▽^)/ 『提供:NASA』「いて座A」を旋回する星のリングのイメージ。 『提供:NASA』 「いて座A」(SGR A*)
2005.10.14
こんにちは。太陽系には水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星の9個の惑星があり、太陽を中心にほぼ同じ軌道面を同じ方向にまわっています。いままでは私達の太陽系にある惑星の数は9個でしたが、もうひとつ惑星が発見されたという記事を7月30日の日記でご紹介しました。そして 太陽系内の10番目の惑星とされる「2003 UB313」愛称「Xena(ゼーナ)」には、周りを回っている「月」(衛星)があることが、このほど発見されたそうです。ゼーナを今年7月に発見した米カリフォルニア工科大のマイケル・ブラウン准教授らのチームが9月10日にハワイのケック天文台でゼーナに衛星があることを観測していて発見したそうです。まず、最新の観測結果からゼーナは冥王星より20パーセントほど大きいということが明らかとなっているそうで、また太陽からの距離は、97天文単位(144億キロメートル)で、現在観測されている太陽系天体としてはもっとも遠い位置となるそうです。この衛星につけられた愛称は「Gabrielle(ガブリエル)」。発見された衛星の明るさは、2003 UB313の100分の1だそうで、2週間ほどの周期で2003 UB313のまわりを回っているとのことです。さらに、直径は2003 UB313の10分の1ではないかと見られるそうです。この2003 UB313の直径は2700キロメートルと推測されているとのことです。ちなみに冥王星の直径は2274キロメートルだそうです。太陽系の惑星には確立した定義がないため、まだ正式な第10惑星として認められていませんが、米国の人気アクションドラマ「Xena:Warrior Princess」のヒロインにちなんで、ゼーナと共に動いている衛星をドラマの中でゼーナ王女の相棒となる女性にちなんで、ガブリエルとブラウン准教授が愛称を付けたとのことです。さらにチームによりますと、ガブリエルは、冥王星やジーナの周りに広がる「カイパー・ベルト」(氷の破片が環状に集まった領域)内の天体同士が衝突してできたとみられるということです。地球の月も、地球が火星ほどの大きさの天体とぶつかった際に誕生したとされているそうです。また、ガブリエルは直径約250キロで、明るさはジーナの約60分の1。チームでは、来週発行の専門誌「宇宙物理学ジャーナル」に成果を発表するとのことです。そして、11月には、米航空宇宙局(NASA)のハッブル望遠鏡による詳しい観測が予定されているそうです。これまでも太陽系の惑星のうち水星や金星には月がなく、「月を持っているかどうか」は惑星の条件とは考えられていないということです。来年夏にチェコのプラハで開催される国際天文学連合(IAU)の総会で、第10惑星と確定されるか否か、いまから結果が待ち遠しいです。個人的な見解ですが、私は太陽系には10若しくは12の惑星があるのではないかと思っていますので、認定されれば良いなぁ~♪(^▽^)/
2005.10.13
こんにちは。先日、9月15日の日記でご紹介しました飲む脱毛の治療薬について、新たな動きがありましたので、その記事をご紹介します。まず、厚生労働省は11日、世界初の飲む発毛剤「プロペシア」の国内販売を承認したとのことです。この薬はこれまでに世界60カ国で発売されているそうで、高い発毛効果が報告されているということです。そして、購入には医師の診断・処方が必要で、さらに保険の適用外となるそうで、発売元の萬有製薬は11月末ごろをめどに発売を開始する予定だそうです。萬有製薬では、生え際や頭頂部が薄くなる男性型脱毛症の患者約400人(20~50歳)を対象に臨床試験をした結果、服用グループの58%で髪の毛の本数や長さ、太さが改善したそうで、薬の効果は服用後おおむね6カ月後までに表れたということです。また一方、まれに精力減退などの副作用が確認されているそうなので、服用には注意が必要だというこです。萬有製薬では「新規の市場開拓につなげたい。まずは内科や皮膚科の医師の診断を受けてほしい」と話しているそうです。このプロペシアは、脱毛の原因となる男性ホルモンの一種ある「ジヒドロテストステロン」を作る酵素の働きを妨げることにより、薄く細くなった髪の毛を太くする作用があるというのです。大正製薬が1999年に発売した発毛剤「リアップ」は頭皮の血管を拡張させる仕組みだそうで、根本的に発毛効果の作用のメカニズムが異なるそうです。また、このプロペシアは米国などで高い効果が確認され注目を集めているそうですが、西岡清東京医科歯科大名誉教授(皮膚科学)は「欧米の評判を聞いて、国内でも多くの人が個人輸入している。適切な使用のため承認を急いだ事情もある。肝障害を起こすとの報告もあり、服用には定期的な医師のチェックが必要」と話しているとのことです。飲む発毛剤が、とうとう日本でも解禁になりましたね♪
2005.10.12
こんばんは。今日は、我が日本がようやく(?)超音速旅客機の飛行実験に成功したという記事をご紹介します。まず、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は10日、オーストラリアで実施した次世代超音速旅客機(SST)の無人小型実験機の飛行実験に成功したと発表しました。2002年7月の初実験は失敗したそうですが、3年ぶりの挑戦となった今回は、ほぼ予定通り飛行し成功したそうです。(^-^)//ぱちぱち 実験機は全長11.5メートル、主翼の幅が4.7メートル。午前7時6分(日本時間同6時36分)、実験機はオーストラリア南部のウーメラ実験場から、ロケットに乗せて打ち上げられ、72秒後に高度約19キロで分離したとのことで、その後、マッハ2(時速約2400キロ)でグライダーのように滑空し、空気抵抗や飛行性能に関する約800種のテレメトリ・データを取得したそうです。その結果として、総飛行時間は打ち上げから15分22秒、飛行実験時の高度は12km~19km、マッハ数は1.9~2だったということです。2002年の実験では、発射直後に実験機がロケットから脱落してしまい、ロケットの電気部品の設計ミスで回路がショートし、誤った分離信号が出たことが原因だったとのことから、JAXAは信頼性向上のため、ロケットだけではなく実験機も含む約100項目の改修を実施したそうです。いままで旅客機用の超音速機としては、英仏が開発したコンコルド(2003年引退)が知られていますが、コンコルドは爆音が激しいとか、燃費が悪いなどの難点から、商用としては失敗作とされたそうです。そのため、SSTでは低騒音、燃費の改善、安全性の確保と速度はマッハ2以上を目指し、日本と米ニューヨーク間を約6時間で結ぶ予定だそうです。さらに乗客数はコンコルドの3倍(300人)、航続距離は約2倍に増やす計画だそうで、また大気汚染につながる窒素酸化物の排出量は4分の1、騒音はジャンボジェット並みに抑えるということです。また、日仏の航空宇宙工業会は今年6月、SSTの共同研究を行うことで合意したということです。さらに、JAXAは、今回の実験機が得たデータを今後のSSTの設計に生かすとともに、ジェットエンジンを使った実験機や低騒音の実験機による新たな技術開発を目指すそうです。そして、今回の実験の成功について、 JAXAでは「実験は成功した。技術開発の大きな一歩を記した」と発表したということです。宇宙旅行の前に、快適な超音速旅客機に乗って、音速を体感してみるのも良いかもですね♪(^▽^)/ 『提供:JAXA』
2005.10.11
こんばんは~♪どうしたのか、ここのところPCの調子が少し変~。(-_-;ウーンブラウザがおかしいのかと思っていたら、全てのブラウザで同じ現象になってる・・・ヽ(~~~ )ノ ハテ?どっちにしても、OSを入れ直すつもりだったので (Tigerに)。しばらく、お伺いできないかも~、すみません><これから、やるか、明日やるか。思案中です・・・(笑)
2005.09.26
こんばんは。米ワシントン国立動物園は、今年7月9日午前3時41分に生まれたパンダの赤ちゃんの話題を7月12日の日記でお伝えしましたが、今日は、その後の記事をご紹介します。まず、米ワシントン国立動物園はパンダの赤ちゃんを11月に一般公開する、と発表したそうで、AP通信が22日伝えたというものです。そして、パンダの赤ちゃんは体長61センチ、体重4536グラムまで成長したとのことです。(*゜▽゜ノノ゛☆パチパチ米ワシントン国立動物園にある「パンダハウス」は、母パンダのメイシアン(美香、6歳)が7月9日に無事出産するまで閉鎖されていたそうですが、メイシアンの「夫」のティエンティエン(添添、7歳)は一般公開されているとのことです。出産後、メイシアンは時々しか公開されていないそうです。動物園の広報担当によりますと、赤ちゃんの一般公開日は、産後のメイシアンの体調をにらみながら決める方針だとのことで、赤ちゃんの公開により、入園者が増えて、騒音が拡大したりして、メイシアンに悪影響を与えることを懸念しているということです。そのため、赤ちゃんの見学時間を制限した入場券を発行することによって、混雑を避ける計画も検討しているとのことです。また、パンダの赤ちゃんの名前は、これまでの慣例から、誕生100日後に中国が決定していたそうですが、今回は、中国野生生物保護協会と動物園の米ワシントン国立動物園の職員が決めた五つの候補名から一つを選ぶこととなり、9月30日までインターネットで投票を募っているとのことです。現時点で14万3千票が集まっており、最多票の名前は10月17日に発表されるそうです。そして、候補の名前は、中国・ワシントン・壮大ななどの意味を持つという「Hua Sheng(華盛)」や「Sheng Hua(盛華)」、のどかな山という意味の「Tai Shan(泰山)」、ドラゴンの山という「Long Shan(龍山)」、そして力強いという意味の 「Qiang Qiang(強強)」の5つだということです。わたしは、泰山か龍山が良いと思いますが、どれが一番人気なのでしょうね♪(^▽^)/
2005.09.25
こんにちは。久しぶりに憲法改正についての記事をご紹介します。まず、憲法改正手続きを定める国民投票法案を審議するための憲法調査特別委員会の設置が、22日の衆院本会議で自民、公明、民主党などの賛成多数で決まったそうです。委員長には自民党の中山太郎元外務大臣が就任したとのことです。衆議院に設置されていた憲法調査会(中山太郎会長)を事実上引き継ぐ形でスタートするそうで、調査会では法案審議ができないため、委員会に格上げしたということです。そして国民投票法案の審議と憲法に関する調査を行うそうですが、憲法改正の発議権は付与されていないとのことです。自民、公明両党は今特別国会に憲法改正手続きを定める国民投票法案を提出する方針で、民主党との共同提案に向けた調整を週明けから本格化する方針だということです。憲法調査特別委員会の設置を巡っては、与党と民主党が「常任委員会」とすることでいったん合意したものの、公明党内から「常任委員会では憲法改正を進めるというイメージが強すぎる」との声が上がり、「特別委員会」とすることで落ち着いた経緯があるそうです。自民党としても「自民党が衆院選で大勝したことで、公明党がかえって慎重になる可能性がある」(新憲法起草委員会幹部)として丁寧に対応していく方針で、憲法改正手続きを定める国民投票法案成立を確実なものにする「受け皿」作りをまず優先させた格好になったということです。与党としては今後、民主党と国民投票法案の提出に向けた協議に入りたい意向だそうですが、投票権者の年齢やメディア規制の是非など、双方で意見の異なる点も多いとのことです。自民党国対幹部は22日、「(民主党と事実上の共同提案となる)委員長提案ができるようなら、与党案は出さないが、ある段階で与党案を出すことになるかもしれない」と述べ、場合によっては与党だけで提出に踏み切る可能性も示したそうです。憲法調査特別委員会設置に反対した共産党の志位委員長は22日の記者会見で「強く抗議したい。憲法9条を変えて海外で戦争できる国にするという狙いは明瞭だ」と述べ、また、同じく反対した社民党も又市征治幹事長は「憲法改悪に向けて、ただアクセルを踏み込むことに強い危機感を抱く」などと談話を発表したということです。とうとう、動きが本格化して来た帰来がありますね。。。日本国はじんわりとでも確実にある方向に向かっているように思えてしまいますね♪
2005.09.24
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