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2008.06.22
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カテゴリ: ドラマ系の感想
『母の愛憎』

内容
篤姫が、家定のハリーとの面会に慶喜を出席させたため、
本寿院の篤姫への怒りはおさまらない。
そんな中、家定が、朝の仏間の参拝で倒れる。
過労であり大事には至らなかったが、
本寿院は篤姫が気苦労をかけたためと、許せない。
そこで、『お渡り』を阻止するだけでなく、仏間の参拝を禁じられる。
その本寿院の意図を知った篤姫は、

『誰かを推すということは、世継ぎを生まないこと』と指摘される。
それを聞いた篤姫は、自分の気持ちを打ち明けるのだった。
篤姫がひとりの女として、男としての家定を慕っていることを。
篤姫、本寿院双方が、本当の『夫婦愛』に気付き始めるのだった。
一方の家定もまた、篤姫への思いを募らせていく。





さて。。。
大久保の『鬼になる』は、、、無視するとしてm(__)m





愛を確かめ合った2人。....感動物語ですね。


きっかけは、慶喜の出席という世継ぎ問題。
怒り心頭の本寿院は、遠ざけようと画策。

だが、、、

遠ざければ、遠ざけるほど、想いは募っていく。。。。

そして、ついに本寿院に告白する。

篤姫『妻として上様をもう気持ちに偽りはございませぬ

その言葉を聞き、
やはり『ひとりの女』として、自分たちの行ってきたことに
僅かながらの疑問を感じ始める。。。。

幾島、本寿院。

だが、、
篤姫の家定の気持ちは、募るばかり。
食事ものどを通らなくなり、中臈たちも心配し始める。。


それは、もう一方の当事者である家定も同じ。

家定『わしは御台に会いに来たのじゃ

と、、、、再び倒れてしまった家定。
先に、倒れたとき、本寿院の部屋に連れて行かれていることが
1つのネタフリとなっている。


倒れた家定は、再び本寿院の部屋へ。
しかし次の瞬間

家定『よ~く寝た』
本寿院『本気で心配したのにお戯れだったとは

それは、家定。一世一代の大芝居だった。


家定『わたしから母上に申し上げたきコトがございます
  これまで、ご養育くださり、またひとかたならぬご心配をおかけし
  誠にありがとうございまする
  この家定。心より、感謝申し上げまする
  わたしは、大人になりました
  これからは、わたしが母上の心配をする番にございまする


虚ろなる家定の消滅は、本寿院に衝撃を与えるだけでなく。
そこに真実の姿を見た。

家定からの、親離れ。

それは、、本寿院の心を動かすに十分な言葉だった。


そして。。。。。。。。。



家定『そちがおらぬと、面白う無い
   まるでこの世から、色が消えてしまったようじゃ
篤姫『私もにございまする
家定『そうか
   わしらは気があうのう


それは、男と女。そして夫婦としての幸せ。。。。。

お互いにお互いの気持ちを確かめ合った...お話でした。




ま、、ドラマとしては、
今まで、徐々に盛り上げてきた篤姫、家定の関係。
『五つ並べ』で、培ってきた関係を
もう1歩進めて、『心』を描いた印象だ。

完全に、ホームドラマではあるのだが、
引き離されたからこそ、より一層慕い合う。
そして
そこに『愛』と『お互いの価値』を感じさせる。

ベタではあるが、本当に上手く描かれている。

幾島、本寿院、滝山、志賀など。
2人の関係を別の愛で見てきた者たちの『視線』『気持ち』も面白い部分。

テンポも良く、良い感じの切なさと愛を描いたと思います。
夫婦愛だけでなく、親子愛まで描いたのだから、
凄いことです。

ほんと感動してしまいました。



とはいえ、、、『鬼』だよね。。。。わざわざ入れなくてもいいのに。。。
ま、、いいや。短かったから!!



2度見しての追記
ま、それほど、メインの方は、感想変わらず。


一応『比較対象』として、
『母の愛のカタチ』なのでしょうが、、大久保家。。。。だよね。

これも別に悪いワケじゃないし。
このドラマにおける大久保という人物も、『きっかけ』が必要なわけであり、
そのために『必要なエピソード』であったのは確かなのだ。


ただ、それ以上に、嫁姑戦争が、良い感じすぎた感じで。

これからのために必要ではあるが、
今回の話には、不必要という状態ですね。

たしかに、俳優の『差』もあるけどね。
雰囲気だよね。雰囲気。
だから、

今まで『大河ドラマ』で聞いたこともないようなBGM!!

意気込みは、伝わってきました(^_^)b
『薩摩編』だけで、1回やっちゃえばいいのに!!
篤姫が、回想でしか登場しなくてもokのような。....


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Last updated  2008.06.22 21:36:50


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