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2009.01.10
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カテゴリ: 映画感想
内容
1955年メキシコシティ
キューバの独裁政権パティスタ打倒を強く訴える青年がいた。
青年の名は、フィデル・カストロ(デミアン・ビチル)。
その議論の中に、
アメリカの干渉による独裁政権によって疲弊する中南米の惨状を
目の当たりにしてきたアルゼンチンの青年医師もいた。
その青年医師こそ、キューバ革命がなった時、
カストロの右腕と呼ばれることになる、


フィデルの強い意志に心を打たれたゲバラ。
1年後、フィデル、ゲバラら革命戦士82人はキューバへ上陸する。
そして彼らのキューバ解放のための戦いははじまるのだった!!



敬称略


↑だいたい、、、1割くらい。

ま、、あとは、基本的に『戦い』ですので。
細かいことは、書く必要がないだろう。



『時』を感じることの出来るカストロという人物を描きながら、
ある意味、裏方に徹し、
多くの革命戦士たちに『革命』を教育し、戦士として訓練。
そして、人々に『規律』を徹底。裏切り者には処罰。
一方で、医師という立場で人の命を救う。

そんな、カストロとはまったく違う革命戦士チェ・ゲバラの姿を
見事に描ききっていたと思います。

正直なところ。
どんな描き方がされるのか?
と言うのが不安だったのですが、

キューバ代表としての国連演説。
そして、インタビューなど。
『革命』に『愛』を持ち込み戦ってきたのを
明確に表現した感じだ。

それは、人民に対する愛であり、キューバという国に対する愛。

そして、、、人と言う事ではなく、批判する対象は国であると言う事。


そんな感じですね。

面白かったのは、
どこまでも強調される『教育風景』であろう。
ま、、これが、
後のキューバの姿を見ても分かるように、
1つの理想ではあるのだろう。


そんな感じの人物描写が描かれているだけでなく、
物語としては、
アクション映画の雰囲気があり、
細かいことさえ気にしなければ、
弱者が強者に勝っていく姿は、爽快なモノを感じる。

そんな映画に仕上がっている。


ただ、いくつかの疑問点もないワケじゃない。
それは、物語の展開のさせ方。
インタビューを基本としているために、
時間軸が、バラバラに感じてしまうところだろう。


っていうところが、いくつか。。。
ま、、、ここは、好みもあるし。。。
でも、要不要が分からないキャラもたくさんいるのも確かで。。。

その細かいことを気にしなければ、
全体としては、オモシロ味のある映画だったと思います。


少しくらい知識は必要なのかなぁ。..
私の中で、知っていることであっても、
知らないと分かり難い部分もあるかも知れないし、
逆に少しでも知っていると、もっと楽しむことが出来るかも知れません。





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Last updated  2009.01.10 19:05:41


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