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2016.08.13
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カテゴリ: ドラマ系の感想




もう、ほんと。。。無茶をするよね(失笑)


きっと、そういうセリフが出るような“コト”があったし。

そういう人間関係などが、あったのだろう。

が。

今作は、それが、ほぼ描かれていない。

ほとんどが、視聴者の好意的な脳内補完にしか過ぎない。


そもそも。

今作の登場人物。主人公を含めて、“何かをした”という印象があるのは、



そう。

この主人公。。。そして3姉妹。

 何かをした。。。という印象も薄ければ。

ドラマの主人公らしく、

 活躍した。。。。という印象も薄い。

それどころか、

 頑張った。。。。という印象も、ほとんど無く。

どちらかといえば

 その他大勢と一緒に見ていた。。。が正解であろう。

そうなのだ。

 見守った。。。なんてのは、とんでもない。




 姉は、妹を見守っていた。。。し。

 妹は、姉を助けていた。。。。という。

いくつかのエピソードを盛り込んでいたけど。

正直。




だって、今作。

良く言えば、“テンポ良く描いている”

悪く言えば、“次々と、丁寧さも無く描いている”

これは、表裏一体なのである。

たしかに、前者の“テンポ良く”も、正解だと言えなくも無いが。

しかし、

問題なのは、“朝ドラ”である以前に、“連ドラ”であるということなのだ。

そう。

繋がっているのである。


だからこそ、

今回のようなエピソードが生まれてくるし。

セリフが盛り込まれるのである。

そうなってくると。

この“テンポ良く”が、かなり足を引っ張っているのは、言うまでもないのだ。

テンポが良いと言うことは、それだけ描いている時間が短いと言うことであり。

印象が薄くなりがちだということだからだ。


実際問題。

インパクトを残しているのは、

 くだらない小ネタ。それにともなう、個性派俳優の演技。

それらも、“テンポ良く”の流れの中に組み込んでいるため、

それらの印象が強すぎて、本編の印象が薄くなっているのである。


なのに、今回のエピソードを描こうとする。

。。。。。。

連ドラとして、致命的な状態なのは、言うまでもない。


描くなら描くで、徹底的に描かないから、

こういうコトになるのだ。

一部では、作者の“主張”を繰り返し、こだわっているようだけど。


そんなことに、こだわる前に。

ドラマ作りに、こだわって欲しかったモノだ。


この薄っぺらな作品で、主張を繰り返せば繰り返すほど、

クドくなるだけで無く。

それらのために、時間を割かれることで、

本当に描かなくてはならないことが、描かれなくなるのは明白。

作品のブレにまで繋がってしまっているのだ。


今回の話。

今作の不備。。。そして面白くない理由が、全て描かれたと言っても良いだろう。


これでも、今作が、

いや、今作のスタッフが、良く作っていると自画自賛したり。満足しているならば。

センスが全く無いと断言しても良いだろう。

プロである自覚そして矜恃を持って欲しいモノだ。




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Last updated  2016.08.13 10:18:10


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