2003年11月27日
告知日 |
「乳がんです」と最初に診てもらった病院で告知され、午後から紹介を受けたがんセンターに行きました。 がんセンターで診察を受けて、それからどのように家に着いたかは覚えていません。 |
2003年11月28日 | 当時の上司に乳がんと告知された事を伝え、1年間休職したいとの旨を伝えました。 「手術はいつになるのか」「復帰にはそんなに時間がかかるのか」などいろいろ質問されました。 最後に「引継ぎ資料を作成して欲しい」と言われました。 |
2003年12月5日 | この日が私にとって会社に行った最後の日になりました。 この時は、治療が終わったら会社に復帰しよと考えていました。 私の病気の事を知ってしまった方々から激励の言葉をもらったけど、私にとっては病気であることが個人の意思に反して広まってしまったことの方がショックでした。 |
休職期間 (2003年12月8日~2005月3月31日) |
休職してから乳がん治療が始まりました。 術前化学療法、手術、放射線治療...2004年9月まで治療をしました。 治療中は、1ヶ月に1度事務の女性の方とメールで連絡をとり近状を報告していました。 手術前に上司に一応連絡をしましたが、別に関係ないような態度をとられてしまい落ち込みました。 休職中、私は傷病手当金の支給を受けました。 会社の保険組合に加入していたので、レセプト毎に1万5千円を超えた分の治療費は4ヵ月後くらいに会社の給料が支払われる口座に入金されました。(手続きは保険組合がしてくれました) 傷病手当金とは 被保険者が業務外の病気やケガの治療のために会社を休み、給料がもらえないときは、生活保障として、健康保険から休業1日につき標準報酬日額の60%が、傷病手当金として支給されます。 正社員として仕事をしているといざという時に恩恵を受けれるのは事実です。 |
就職活動開始 | 2005年1月末から、私は再就職の活動を開始しました。 休職期間中、私は会社を辞めようかどうしようかと幾度となく思い悩みました。 退職を決意させたのはやはり病気がわかってからの上司の態度と、仲良くしていた同僚が退職してしまったからです。 私は退職した場合は派遣社員で働こうと考えていました。 <<仕事が決まるまでの流れ>> 派遣会社会社の登録会の応募をする→派遣登録会に参加→簡単なスキルテスト→登録完了後仕事が紹介される。 派遣会社の営業の方が紹介してくださる仕事が自分の希望と会う場合は、実際に自分が働く会社の方と派遣会社の営業の方とお会いして両方の意思が一致すれば採用となります。 *派遣会社に登録して仕事が決まるまで、それほど時間はかかりません。 私も登録してから数件の仕事を紹介してもらい、7件目の紹介で今の仕事先に決めました。 |
2005年4月1日~ | 派遣先の会社での勤務が始まりました。 正社員ではありませんので、対応の違いで不満を感じる事もあります。 これは派遣会社によって違うのですが、数ヶ月毎に契約の更新がありますので、自分と合わない会社であれば更新をしなければ良いのでその点は社員よりも気が楽です。 ただ正社員と同じ仕事なのにボーナスが出ないのは辛いですね。 派遣社員も、健康保険、厚生年金、雇用保険、労災などに加入できます。 そして、派遣会社の講習会など無料で受講できるという得点もあります。 私は乳がんであることは派遣会社に言っていません。 派遣会社で指定された医療機関で健康診断も受けましたが病気の事は言っていません。 健康診断に関しては、乳がん治療をした病院で受ける方も多いです。そして求められればその結果を勤務先に伝えていると思われます。 |