
寒に入り庭は一面に枯れ葉に覆われた。しかし、よく見ると枯葉の間にいろいろな冬草がそれなりの活動をしている。
腹這いになり小さな花を撮った。写真は「雀のカタビラ」。
むしり取っても取っても 直ぐ雑草化して農耕民を悩まし続け、貧乏草と疎まれた帰化植物である。草取り作業を「草むしり」と言うが、民族の体験的、歴史的それなりの意味合いが含まれている。
花は緑白色と思っていたが、拡大して僅かに赤みが掛かっているのだと初めて知った。
*
久しぶりに地べたに腹這いになり、防寒具の下の地の吐息が体に伝わり、肥満の体を立てるよりも楽だと瞬間味わい苦笑した。
3.11の巨大地震を契機にして当地の地殻を調べ、6千年前の縄文海進時にも台地であり、強固な地殻であると知った。
そのうえ関東ローム層が2,3メートルもあり、生きとし生けるものを育んできた豊かな土壌であると改めて思い知らされた。
生ける限りこの恵みを十分堪能させていただきたく、いつも踏み付けにしてきた大地に感謝する一時であった。
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