◆ 国際結婚・新婚生活 ◆

陣痛促進剤の副作用

~陣痛促進剤の副作用~


最後の散歩の後、出産のため義姉の運転で大きい病院へ向かった。

義姉はダーリンに助手席に座らなくていいからとめこの隣に座ってあげなさいと二人で後ろに座りお腹をなでながら病院へと車を走らせた。

病院に着くとすごく綺麗な個室に回された。

ソファもあり、テレビもあり、シャワー室、冷蔵庫、なんでも揃っていた。

この部屋はある同じ体験をされた方からの貢献で作られた部屋だそう。

この部屋には他の妊婦さんに会わないように、他の妊婦さんより少し離れたところにある。



少しすると看護婦さんが自己紹介にやってきた。

すごい親切で私達の質問に丁寧に答えてくれ、とても気遣ってくれた。

また少しすると、先生がやってきて自己紹介。

『陣痛促進剤はこういうもので、膣の中に投入し、まだ7カ月なので生まれるまで何回この陣痛促進剤を投入しなくてはいけないか分からないけど24時間以内には生まれるでしょう。いつ始めますか?』

と言われ『すぐ始めてください』と返事した。

私はてっきり、陣痛促進剤とは点滴でやるものかと思っていた。

でもどうやら普通の妊婦さんに使う陣痛促進剤より強いものらしく、先生が膣の中に手をいれ、子宮の入り口にその薬を落とすやり方で行われた。

これがまた痛かった(><)

『力抜いて~』って言われても痛いのでどうしても力が入ってしまう。

でも出産はもっと痛いんだしこんなことでくじけてては駄目だ、がんばらなくちゃ!って看護婦さんの手を握りながら頑張った。

それを4時間置きに陣痛が始まるまでやる。

最初の陣痛促進剤を投入してから2時間後くらいに軽い生理痛のような痛みが起きた。

でもそれ以上にひどくなることもなく2回目投入へ。。。

何回目か投入した後くらいから下痢が止まらなくなった。

3分置きにトイレへ駆け込んでいた。

もう陣痛の痛みなのか、下痢の痛みなのか分からなかった。

看護婦さんに聞いたところそれは副作用なのよ、と説明された。

副作用はそれだけじゃなく私は39度近い熱を出した。

熱のせいで寒くて寒くて震えが止まらなかった。

熱を下げるために点滴を1本、脱水症状にならないために点滴をもう1本打たれ、その薬の効果で私は、陣痛促進剤を投入しに先生が来る以外はほとんど眠りについていた。



つづく


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