太陽のように・・・

太陽のように・・・

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

ヤッチ1021

ヤッチ1021

Freepage List

2011.06.19
XML
カテゴリ: 原発避難
福島市の仮設住宅にうちの両親が当選したので、昨日両親の引っ越しと津波による流失物を探しに姉夫婦と一緒に久しぶりに福島へ行ってきました。

ETC最後の割引の週末なので東北道は早朝出発にもかかわらず大渋滞で到着したのはお昼前でした。

テレビや新聞の報道では福島は放射能の影響で市民は長袖のマスク着用かと思いきや、半袖姿に車の窓は全開、洗濯物は外に干しているし、マスク姿の人は見かけませんでしたが、休日にもかかわらす外をあるっている子供の姿は見かけませんでした。

震災から3か月がたちましたが福島もいまだに復興は完全にしておらず、多くの家の瓦屋根にはブルーシートが掛けられ、家屋の修繕がされていました。
まだ震災は終わっていません。おそらく東北の多くはあの日のままです。
胸が痛みました。
両親の仮設住宅に隣接するさくらんぼ畑の直売場でも雨のせいか、風評被害のせいなのか客足はありませんでしたが、みんなで食べるのに買っていこうと大箱2箱を購入しました。まだ甘酸っぱかったですけどね。


役場の職員も緊迫状態でピリピリしているのかと思いきや、和やかな雰囲気の中復興するために一丸となってお互いの仕事をフォローしている姿が印象的でした。
多くの知り合いが自分たちの事よりも私達家族を心配し「無事だったんだな~、元気だったが~、よがったなぁ~」と集まってきてくれ、それがかえって涙をさそいました。


「遺骨を受け取りこれがお母さんだと言われても、新聞で死亡欄に名前が載っていてもまだ信じねぇぞ。絶対どっかで生きてっと今も思ってるから。」と涙も見せずに強く言ってました。
彼の言葉は本当だと思います。その後の話題には悲しみも辛さもなく、今度東京で集まろうとか、他の友人が原発の復旧作業しているのを心配する話などで、自分の事は一切話題にせず足早と東京に帰っていきました。

いろいろな状況で沢山の人が苦しみその中で必死に頑張っているんだと、福島に行き直接肌で感じました。

両親の住む仮設住宅は約200棟ありましたが、そのほとんどは空き状態でした。

今朝両親に新居での寝心地はどうだったか電話したら、静かで快適だったと言われてしまいましたが、今までとは違う小さな部屋で老夫婦だけでの生活が心配で、しばらくは毎日電話しちゃうでしょうね。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2011.06.19 13:11:21
コメント(4) | コメントを書く
[原発避難] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Calendar

Comments

一児のパパ@ Re:下着泥棒に遭遇。警察通報のち容疑者連行(01/27) あなたのおパンティ私にもいただけないで…
coco@ こんばんは^^。 メールBOX、見ました。 ヤッチさんにメー…
ヤッチ1021 @ ぺんぎんさんへ お久しぶりです! 仙台も暑いですか~いつ…
ぺんぎん@ Re:夏休みの思い出(09/01) お久しぶりです 猛暑のなかの夏休みで 大…
ヤッチ1021 @ cocoさんへ 一言で言うと、疲れました。 英語疲れと…

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: