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タイヨウのうた スタンダード・エディション制作年度:2006制作国:日本出演:YUI 塚本高史 浅木久仁子 岸谷五朗 他監督:小泉徳宏脚本:坂東賢治音楽:YUI/椎名KAY太プロデュース:榎望/堀部徹/鈴木謙一彼女はタイヨウに帰っていった。僕の心に、歌をのこして・・。孤独な運命の中、限られた時間を歌と一緒に生きた16才の少女の物語。雨音薫、16才。彼女は、XP(色素性乾皮症)という太陽の光にあたれない病気を抱えていた。学校にも行けず、昼夜逆転した孤独な毎日を過ごす彼女は夜に歌うことでしか生きていることを実感できない。そんな彼女の秘密の楽しみが、眠りにつく明け方サーフィンに向かう孝治を部屋の窓から眺めることだった・・。月の下でしか生きられない少女。サーフィンの好きな陽に焼けた少年。交わるはずのないふたりが出会って、奇跡の物語がはじまった。この作品は、ちょうど去年の今頃だったか、CDもはやりだし、ドラマにもなって、話題になっていたが、そうなったのもわかるような気がする。ついほろほろと泣けてきた。ストーリーにさしさわりのない程度に印象に残ったことといえば、孝治と薫が一緒にいるときに、孝治が薫の病気のことを知らずにここの朝日がきれいだから一緒に見ようよと強く言うが、それを受け入れられない薫の悲しそうな顔がすごく印象に残っている。その前のシーンが明るいシーンだっただけに余計に。病気のことをいいたい、でも・・みたいな。あとは、YUIの透明感のある歌声と存在感に引き込まれた。病気で、夜しか出れなくてと勝手に考えながら見ていたから、それだけで入っていけたのだが、さらに歌もよかったので、かなり作品に入っていた。素敵な作品だったと思う。
2007.07.31
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成功する人の話し方中谷彰宏ダイヤモンド社自分を最高に生きるアーノルド・ベネット著渡部昇一訳知的生きかた文庫「好きなことだけをして生きていける人」はここが違う中川昌彦新講社男たちよ!土壇場に強くなれ弘兼憲史大和書房心に感動を呼ぶこの名文句大島正裕知的生きかた文庫ちなみに昨日言っていたメルマガ用記事書き終わらず。スタートはもう少し先になりそう。
2007.07.30
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先週触れたメールマガジンについて、だいたいやることは決まったが自分がイメージしている形になるのは、もう少し先になりそう。だけど、とりあえずスタートしてみようと思う。最初から完璧なものなどできないだろうし。自分から動き出さないと何も始まらない。で、今考えているのが、無料のメールマガジン1つと有料のメールマガジンを1つやろうかなと考えている。記事づくりのためのまとまった時間がうまくとれていないので、有料の方はもうしばらく先になりそうだが、無料レポートのほうは、基本的にこのブログの記事をちょっと手直しして、出そうと思う。結構見切り発車になってしまうが、このまま頭の中だけであれこれ考えるよりは、走りながら考えたほうがよさそうだ。まず今日中に配信スタンドに申し込んでおかなきゃ。あと映画作品も見なきゃだ・・ちなみに今日は、「タイヨウのうた」を借りたので、あとで見よう。
2007.07.29
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大人の「ライフスタイル美人」になろう中谷彰宏PHP文庫こんな遊び方があるなんて・・大人ってずるいなあと思った。でも、こんな大人になりたいとも思った。中谷さんの相手への体験談をもとに、美しい女性のライフスタイル、レストランマナー、ホテルでのマナー、旅のスタイルが書いてある。人によって好き嫌いはあるだろうが、読んでいて、自分が女性だったらきっとうっとりするだろうなということや、レストランやホテルに行ったらこういうことするのがマナーなのかと結構ためになった。庶民的なところでも楽しめるし、高級なところでも楽しめるような遊べる幅の広い人間になりたいなあと思った。あとは、自然に「心づけ」がわたせるような人間になりたい。「なりたい」ずくしの本で、ある意味印象に残った。自分の中のひっかかり・感性や品性が同じレベルでなければ、 一緒には楽しめないのです。 どちらも、楽しくないのです。・大人は大人としか、付き合えません。 子供は子供としか、付き合えません。 感性や品性を身につけた時はじめて、 その人は大人と呼べるのです。
2007.07.28
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頭のいい女、悪い女の話し方八坂裕子PHP文庫詩、小説、エッセイなどの執筆活動に加え、カルチャースクールで会話クラスの講師をしている著者が女性の話し方を分析している本。こういう女性ならもう話したくない、こういう女性ならもっと話したい、という二つの形に分かれていて、それぞれに具体例を挙げている。女性向けに書かれた本だが、こういう話し方はしないほうがいいというのは男性にとっても共通する部分もあったので、自分への戒めとしてためになった。いくつか印象に残ったこととしては、よけいな一言を言わない、悲劇のヒロインぶらない、自分に誠実に話す、言葉を武器にしない、受身ではない、自分の弱みもチラリ、ニュアンスを話せる、礼儀を知っているといったところか。これを言うと相手は逃げていくというのもあったけれど、アラ探しばかりするというのがとくにいやだった。自分の中の引っかかり・謙遜とお世辞でうわべをつくろった話し方は、すぐに 相手にそれとわかるのだ。そこらへんが頭はハートの 中にあるということを証明していると思う。・あまり読書を過大評価しないほうがいい。 問題は、読書によって何を感じるかである。 ・・本から得た知識や感動と、どう関わり、どのように 自分のものとして消化できるか。 そこに読書との出会いの意味があり、利用価値があるのだ。 読書そのものが知識ではないし、知識そのものが教養ではないのである。 教養というのはこころのゆたかさのことだ。
2007.07.27
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泣く大人江國香織角川文庫日々のこだわりを著者独自の視点で書かれたエッセイ。読んでいて、著者の感性、言葉はとても好きだなあと思う。なんといえばいいのだろうか、ふつうの日本語なのにおもしろい使い方をするというか、似たようなスタイルの他の人が全く浮かばない。著者だけの世界があるなあと感じる。著者は、作家という職業がらもあるのだろうが、自分と向き合う時間をちゃんともっているのだろう。自分の気持ちをしっかりと言葉にする。いいことも、悪いことも。「鈍感力」を読んで、「まあ、いいじゃない」というようなあいまいな感じも大事だと思ったが、この本を読んで、全く逆に自分の気持ちをとことんことばにするというのも必要なのかもしれないと思ってしまった。とても疲れそうだが・・とはいえ、この本は読んでいて面白かった。自分の中の引っかかり・自分の人生に予定をたてた覚えはないのだが、予定外だ、 と思うことはしばしばあって、可笑しいと思う。 予定がないのに、予定外はあるのだ。・あらゆる快楽のあとにまだ 眠るという快楽がひかえている・忙しいというのは悪いことではないけれど、忙しがる のははずかしいことだ、と私たちは考えているので、 必然的にやせがまんには一目おいているのだ。・かつて恋をした男と女が男友達と女友達になるには、 たぶん、必要なことが二つある。 一つは互いに全く未練がないこと。もう一つは、二人とも 幸せなこと。幸せというのも曖昧な言葉ではあるのだが、 ちゃんと暮らしている、ということ。 仕事なり家庭なり友達なり恋人なり、ともかく自分の 居場所を持っているということ。・再会は素敵だ。無論友達は量ではないが、いっぱいいれば、 人生がたのしい。・私は、勇敢でいたいと思っているわけではない。 勇敢でいなくてはならない、と、思っている。 だって、日々を生きるのに、勇気はどうしたっている。 しかも、証明はできないが、勇気は消耗品なのだ。 どんどん要るので、どんどん供給しなければならない。 そこが度胸と違うところだ。度胸は、発揮しても減らない。 逆に言えば供給することもできない。 ・・幸福な瞬間をたくさん持つと、人は勇敢になると思う。 自分の人生に対する信頼、しか勇気にはならない。 何かに護られて在る、ということ。 宗教のある人は、だから勇敢になりやすいと思う。 うらやましい。
2007.07.26
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千円札は拾うな。安田佳夫サンマーク出版この本はかなり面白い。著者は株式会社ワイキューブの代表で、主に中小・ベンチャー企業を対象とした経営戦略立案、人材・営業コンサルタント事業をしているらしいが、発想がかなり柔軟な人だと思った。タイトルだけでも目をひくが、なぜ千円札を拾ってはいけないかというと、千円札を拾うと目線がさがり、他のものが見えなくなるから、だと。拾う人間は、拾った千円と拾わない0円を比較しているわけで、千円を拾えば得をするという固定観念に動かされている。価値ある情報は「ひらめき」を生み出し、新しいビジネスや、自己の成長をもたらすわけで、その大きさは千円札とは比較にならない。しかしそのためには目の前の千円札を捨てなければならないらしい。そんな下ばかり見るくらいなら、もっと大きな目で世の中を見渡さなければならないと。「成長する」すなわち「変化する」ということを強く説きながら、「自分の軸」をしっかりもつこと、自分の会社とその社員たちがみなが楽しく仕事をしていくために実践していること、など、著者の人生の価値観を述べているのだが、自分はその価値観にとても共感できるので、かなりワクワクして読めた。自分の生きかたの判断基準のひとつになるだろうなと思う。自分の中の引っかかり・成長とは変化すること。 そして、変化するとは、何かを「捨てる」ことに他なりません。・優秀でない人は、暇になれば暇なだけで終わってしまうが、 優秀な人というのは、暇な時間ができると、意識的に、 あるいは無意識的のうちに、それを「考える時間」に あて、そして、実際、必ず何か新しいものを生み出す。 ・・優秀な人に「自由な時間」を与えるほど効率のいい 戦略はない。・成長できる人は、間違った階段を上らなかった人ではない。 間違えたと気づいた瞬間に、躊躇せずに今いる階段から 飛び降りることができた人なのだ。・何十倍、何百倍という投資効率を生み出す可能性が あるのは、人材と情報、そしてブランドだけ・自分の人生を納得できるものにするためには、他人や 社会の基準に惑わされない自分自身の「軸」が必要なのである。 そのためには、「明らかな答えのないもの」の答えを考え、 自分の「軸」をはっきりさせることが、とても大切なのだ。・「捨てられるものの量」がその人の「変化値」を 決めている。・経営の勝敗は、売り上げ設計図を作った時点ですでに 決まっている。
2007.07.25
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火の鳥(5)復活・羽衣編手塚治虫角川文庫復活編。25世紀。墜落死したが、科学の力で少年レオナは生き返る。しかし、頭脳は人工頭脳、心は人間というアンバランスな形での復活で、人間がガラクタに、ロボットが人間らしく見えるようになる。そこで、チヒロというロボットに恋をするが・・一方31世紀。従順な労働力として大量生産したロボットの目覚めと反乱が起こる・・これら2つの世界を交互に描き最後に一つにつながっていく。科学の領域を超えて、「生命」に手を加えてしまった人間たちの罪と罰を描いている。羽衣編では、遠い国から、これまでに見たことのないような羽衣を持った女性が浜でおよいでいたが、ある男に羽衣をとられて、返してもらう代わりに3年間妻として生活することを約束する。それから3年後・・子供もできて幸せに過ごしてきたが、男は戦にかりだされることになり、女は変わりに羽衣を差し出し男を救い出すが・・どちらの話も悲しい・・何が正しくて、何がまちがっているのかかんがえてしまう。人間が新しい生き物を人工的につくるということが、本当に正しいことなのか。内臓や皮膚を人工的に作っているのも人の命を救うというのがあると思うが、単体の意思をもつ生物を生み出すというのは行き過ぎではないのか。未来編では、人間がコンピューターに支配されている世界を描いていたが、復活編では、人間が逆に支配する。しかし、どちらも行き着く先は・・このマンガを読むと、どういう生きかたをするべきなのかといつも問いかけられる気がする。また読み直そう。
2007.07.24
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泣く大人江國香織角川文庫千円札は拾うな。安田佳夫サンマーク出版頭のいい女、悪い女の話し方八坂裕子PHP文庫大人の「ライフスタイル美人」になろう中谷彰宏PHP文庫うまい文章が書ける本大隈秀夫知的生きかた文庫
2007.07.23
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項羽と劉邦(上巻)改版項羽と劉邦(中巻)改版項羽と劉邦(下巻)改版司馬遼太郎新潮文庫何か学びにつながればと思ってよんだが、純粋に読み物として楽しかった。秦の始皇帝の死後、大乱の時代となった頃に、沛のごろつきだった劉邦と楚の猛将項羽が天下を争っていく話。実力的には圧倒的に上で、戦も向かうところ敵なしの項羽だが、最後には劉邦にやられてしまう。項羽と劉邦の人望がよく比較され、劉邦は身分などわけ隔てなく人を登用し、将にはかなり恵まれている一方で、項羽の側は自国の楚の人間ばかりを重視していたので、いざというときに逃げられる。読んでいて二人の差が顕著にでてくるので、人に対して、色眼鏡で見ないようにしようと思う。あと、気になったのが、項羽と劉邦の最後の戦い。兵の数は圧倒的に多いが、食料にやや問題を抱えていた楚の項羽に対して、漢の劉邦は、兵は多くないが穀倉のある山にのぼって対峙していた。お互い苦しくなってきたので、劉邦側から和議の申し立てをして、項羽もそれを受け入れ故郷の楚へ帰ることにしたのだが、劉邦軍は今しかチャンスはないと追撃する。楚軍はことごとく漢に降伏し、しまいには、項羽を取り囲む包囲軍から故郷の楚の歌が聞こえ四面楚歌とよばれる状態になり、天が我を滅ぼしたのかと知る・・一度は、和議を結んでおきながら追撃はないだろうと思ったが、相手方が弱っているこのチャンスを逃せば項羽を倒せる機会がなくなる。項羽は体勢を整えればまた必ずやってくる、これが最後のチャンスだと張良に言われ踏み出した。劉邦の側近の張良が自分の現状と相手の現状をしっかり見据えた上での判断であり、情報を集め分析することで、先が見えたのだろう。他にも魅力的な人物もたくさん出てくるし、もっともっと隠れた魅力を見つけられると思う。しばらくしてからまた読みたい。
2007.07.22
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メールマガジンでもやってみようかなと思っている。最近コメントで、「やってみたらどうですか?」的な発言があったので調べてみたら無料、有料とさまざな種類があってテーマもものすごくたくさんある。かなり驚いた。一年ほどブログを続けていて、ネタを見つけようという意識が強くなって、去年の今頃と比べて興味の幅がだいぶ広くなったのでメールマガジンを続けていくことでまた新たな自分を見つけられるのかもしれない。とはいえ、テーマがはっきりしていない。「本」をメインのテーマにするつもりだが、それに何かプラスアルファがほしい。今の時点では、ぴんとくるアイデアがでてこない。ひらめくのを待つとするか。とりあえずこのブログで紹介した本の記事を手直ししておこうかな。
2007.07.21
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営業マン17の完璧マニュアル太田典生 知的生きかた文庫営業をする上で、基本となることを「常識」「コミュニケーション」「人脈」など17に分類して述べている。だが、営業の世界は人間関係、しかも信頼関係を最も大事にせよと言う。お客様の満足を高めるために、平凡な努力を積み重ねて非凡な結果につなげていくといった、基本に忠実なことを行っているかといったことが、営業マンの優劣、ひいては企業の優劣を決めていくとのこと。著者は本の中で、基本という言葉をよく使うがそれだけ基本を大事にしているということなのだろう。迷ったときに立ち返る基本があるというのは、やはり大きい。心のよりどころにもなるし、自信や応用にもつながる。どの分野であれ基本や原理原則はしっかりおさえておかないといけないと思った。ちなみに、この本は営業の仕事をする上で必要なことをチェックシートの形式でまとめてあるので、自分に必要なことを視覚でとらえることもできる。自分の中の引っかかり・どう売るかという説得のテクニックを身につける前に、 相手から「この人なら」と信頼され、惚れ込まれるように 人間の器を磨くことが先決である。・「モノ」ではなく「満足感」を売れ。・「自分が嫌いな自分」など誰も好きになってくれない。・「第一印象」が悪ければ「第二印象」にたどりつけない。・「信頼」は「信用」を売り続けてこそ買える。・「百の言葉」より「一杯のコーヒー」のほうが”有能” なこともある。・「誰に何を売るか」という的を絞らなければ”矢”は 当たらない。・必ず「宿題」をもらって帰れ!引き上げ時が営業どきだ。・「夢」は論理的根拠があってこそ信用される・お客さまは買ってよかったと思いたがっている。
2007.07.20
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探究心サミュエル・スマイルズ 著本明寛 訳知的生きかた文庫原題は「Life and Labour」(人生と労働について)。そのタイトルどおり、人生をよりよくするためにはどうすればいいのか、仕事に生きがいを創りだすにはどうすればいいのか、ということについて書かれている。内容に関して、決して思いもつかない方法を教えているというものではなく、人生を生きていくうえにおいて、ごくあたりまえの常識的な話を教えてくれる。しかし、あたりまえのはなしだからこそ、逆に心に響いた。日常生活を過ごしていく中で、正しさとは何なのか、豊かさとは何なのか見失っているのかもしれない。意識しないと大事なことっていうのは見過ごすのかも。この時間はこれをやり、あの時間はあれをやる、と時間に追われているのかなと最近思う。この本を読んでゆとりの時間をつくろうかなと思った。たまには立ち止まってみることも必要な気がする。自分の中の引っかかり・社会への借りを返し、他人の世話にならずに暮らしていく こと。 自由闊達に話すとともに、人を傷つけるようなことは 決して言わないこと。 常に自分をふり返り、知らないことは知らないと正直に 言うこと。 自分が間違っているとわかれば、素直にそれを認めること。 自分の欠点に気がつけば、せいいっぱい改めようと努める こと。 正しい勇気とは、こういったすべてのことをなし得ることである。・知的労働の成果は健康を伴ってこそ一級といえる。・中身のない美しさでは人の心を動かせない。・人生の長さは「どれだけ」生きたかではなく 「どのように」生きたかで決まる。・大切なのは、すべてに節度をわきまえることなのだ。 「中庸」と「快活さ」があってはじめて、 人生を有意義に過ごせるのである。
2007.07.19
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適当教典高田純次河出文庫5年前に発売した単行本「人生経典」の文庫化した本。帯に日本一テキトーな人生相談とあるが、まさしくそのとおりだった。でも読んでいて、頭のよさは感じるが。印象に残ったのをいくつか挙げると、登校拒否をしている人に対しての返事で、「こういう悩みは別の人に話してほしいなぁ」と返答していたり、テストでいい点をとる方法を教えてくださいと言うことに対しての返事が、「それぞれの問題に正解をだすことだね」といったり、つい笑ってしまう。あとはここには載せられないような内容ばかりなので、とりあげないが、特におすすめというわけでもないので、気が向いたらどうぞ。
2007.07.18
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砂の器 dtsデジタルリマスター2005制作年度:1974制作国:日本出演:丹波 哲郎[主演]監督:野村芳太郎脚本:橋本忍/山田洋次製作:佐藤正之/三嶋与四治原作:松本清張音楽監督:芥川也寸志2004年にTVドラマ化され、再び話題を集めた松本清張原作による社会派サスペンス。暗い過去を背負うがために殺人を犯してしまう孤独な天才音楽家の運命を描く。 最初に印象に残ったのが、出演者の豪華さだった。丹波哲郎、森田健作、緒方拳、渥美清などそうそうたるメンバーが出演しているのに驚く。しかもみんな男前だ。昔の作品ながら、今も名作として残っており、見てみて実際にその通りだと思った。すごくわかりやすくて、すっきりした。前半は人のつながりがさっぱり見えなかったが、後半に進むにつれ、一つの線につながってくる。また、過去の回想シーンがセリフもなく映像だけなのだが、これが心に悲しい気持ちを呼び起こして、最後の方で泣きそうになった。ただ、時代が昔なので、ストーリーに入りずらい部分もあり、中居正広主演の現代バージョンも見てみたいと思った。なるほどとかんがえさせられるいい作品だと思う。おもしろかった。
2007.07.17
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適当教典高田純次河出文庫項羽と劉邦(中巻)改版司馬遼太郎新潮文庫項羽と劉邦(下巻)改版司馬遼太郎新潮文庫探究心サミュエル・スマイルズ 著本明寛 訳知的生きかた文庫営業マン17の完璧マニュアル太田典生 知的生きかた文庫
2007.07.16
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今日は、友人と飲んできた。その彼は今日とあるところの大学院の入試だったらしく、打ち上げもかねて語り合ってきた。合流後、二人してバッティングセンターで熱くなり、ある程度いい汗をかいて飲んだからビールがおいしかった。まあ、それはどうでもいいが、彼は自分と年が8違うが、一緒に飲むと自分も色々経験したんだなあとしみじみ思った。常に、挑戦者、自分はまだまだ足りないと思って前ばかり向いてやってきたが(もちろん今もそうだが)、年下の人と飲んで、いろいろ話を聞いていたら、自分もそんな経験したなあと過去の引き出しがどんどん出てくることにかなり驚く。相手の気持ちの奥底まではわからないが、自分的に、彼の気持ちがわかるなあと思うことが多くて、当時の自分とダブらせてそのときの自分だったらこういうこと言ってもらいたかったなあということを語っている。年をとるというのはそういうことなのか・・自分の価値観の中では正しいと思っていることも周りから見たら実はおかしいのではないかということも意識はあるから、かなり気をつけてしゃべってはいるが、でも自分の言葉が彼の心に響いたというリアクションをもらえたのはとてもありがたい。自分の言葉が、「気づき」のヒントになってくれるというのはとても幸せだと思う。自分がいろんな人や本から様々な言葉をもらっているが、それも結局はめぐりめぐって循環するものなのかもしれない。話をしていて、自分の後ろにも人はいて、自分の持っているいいものは教えてあげないといけないなと感じた。でも後ろからものすごい勢いで迫ってくるからこっちも負けずに成長し続けなきゃとも思った。学び続けよう。
2007.07.15
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他の店が泣いて悔しがるサービス香取貴信知的生きかた文庫高校生の時にディズニーランドでアルバイトをして、「サービスの喜び」に目覚め、現在テーマパーク、レジャー施設等のコンサルタントをしている著者がサービスについて、書いた本。へたなマニュアルよりもこの本にでてくるエピソードを読んでいるほうがずっといいと思った。サービスにまつわるエピソードがちりばめられており、読むごとに心を震わされ、涙することもあった。エピソードから感動とはどこから生まれるのか、どのように伝わっていくのかなど書いてあるが、まずサービスをする上での原点は自分がお客さまになったときに「ありがとう」「ごちそうさま」と言えるようになることだと言っていた。自分が感動して、その感動を知っているからこそ相手にも伝えられるし、感動の引き出しが多ければ多いほどいろんな人の感動に共感できる。もっともっと感動の引き出しを集めようと思った。この本はおすすめ。自分の中の引っかかり・「お客さまが感動して涙を流すほど喜んでくれる仕事は、 天使の仕事」・「人前で泣ける人」は例外なく「すごいサービスができる人」・お客様からの感謝や賛辞の手紙などを、掲示板に貼っている 会社やお店というのは、めずらしくありません。 ただ、ディズニーランドでは、責任者自ら、自分の言葉で、 朝礼時に伝えるのです。このことが、私たち、若いスタッフの 心に響かないわけがありません。 こうした朝礼が毎日繰り返されるのです。 そうしているうちに、私たちスタッフの「心の引き出し」 の中に、「ディズニーならではのサービス対応」という ものが蓄積されていきます。 さらに、各スタッフに芽生えたやる気や向上心が、 「マニュアルを超えたサービス」というものを熟成させ、 「みんなで積極的に頑張っていこう」となるのです。・サービスのプロは「まずお客さまの期待値を見る」 →お客さまのニーズを先読みする・「誠意をみせろ」と言われたら・・ 「お客さまと同じだけ時間を使う」それだけです。 「お客さまがかけた時間」と同じ時間をかけて謝る。・「従業員が幸せじゃない店」で、 お客さまが幸せになれるはずがない。・サービスとは「自分のこだわり」に共感してもらうこと・誰にでもできる当たり前のことを、どこにも真似できない くらいに徹底的に行う。
2007.07.14
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自分を一流に作り変える法堀紘一知的生きかた文庫自分の得意技って何ですか?この本から聞かれて、返答に詰まってしまった。一部の職業を除いて、どんな環境におかれてもやっていけるという自信をつけるために、自分が苦手に思っていること、未知なる世界にどんどん飛び込んでいって自分なりにクリアしたと思えるまでやってきたつもりだったが、では得意技は?となると瞬間的にはでてこない。そんな自分にとってこの本は自分の次の段階への方向性を照らしてくれた。内容としては、「人と違うひとになる」「将来像をもつ」「心理法則の基本」「本物の情報力」「好奇心」「時間」「発想」を軸に一流の人になるには、どうすればいいのか、ということが書かれている。企業のトップを実例にあげ、今後もっておくべき考え方をたくさんあげているのでとてもためになった。自分なりのペースでこつこつやっていこうと思う。自分の中の引っかかり・三十代にあって、ビジネスパーソンは何をしたらいいのか? 実践すべきことは三つある。 ・・まず、一芸に秀でてほしい。 これまで横に磨いてきたキャリアを、今度は縦に磨く。 ・・二つ目。リーダーとなる準備を始めてほしい。 何かコトがあったとき、「自分がリーダーだったらどう 対処するだろう?」と、常に考える習慣を身につけること。 ・・最後は、・・帝王学的なものを勉強してほしい。 具体的には、歴史・哲学・心理学の三つがあげられる。 リーダーとしての資質が問われる局面で解決を与えて くれるのは、多くの場合、スペシャリストとしての経験 であり、そしてまた、歴史・哲学・心理学の教養であるからだ。・創造性とは何か? ・・「当たり前のことを人に先んじて気づく」ことである。・日立造船藤井義弘の再建哲学5か条 1夢とロマンを語り、社員のベクトルをあわせる。 2原理原則の徹底追求。 3スピード。 4対等なネットワークの結びつき。 5運を信じる。・自分の「得意技」があって初めて、不動のスタンスもとれる。
2007.07.13
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レバレッジ・リーディング本田直之東洋経済新聞社この本は、本を読むという自分への投資によって、リターンを得る、ということを念頭に置いていて、ひたすら量をこなすことを重視している。・読むスピードに緩急をつけること、・あらかじめ読む時間を決めておくこと、・読む前に「この本から何を学ぶか」をはっきりさせる。・「目次」を重視する。ということを意識するだけでもだいぶはやくなるらしい。自分もはっきりとは意識していなかったが、似たようなことをしているかなと思った。でもこの本を読むと、本をもっと読もうという気にさせてくれる上に実践的な読み方を教えてくれるので、ためになった。自分の中の引っかかり・インプットするだけでは、ただの自己満足にすぎません。 いかにアウトプットするかが勝負なのです。 繰り返しますが、多読は投資活動です。 つまり、読んだ内容を仕事に生かすこと、投資の結果 を出すのが最終目的です。・本当は本を読めば読むほど、時間が生まれます。 本を読まないから、時間がないのです。・読書で自分の中の「常識」を更新する。・良い本は人に贈る・本のストックを切らすな
2007.07.12
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運命を拓く中村天風講談社文庫様々な経験を重ねて人生の意味を悟った中村天風の教えがぎゅっと詰まった本。常に積極的であること。一言で言えばそういうことかなと思う。著者はとても有名で、多くの著名人たちも彼に師事を仰いでいるらしいが、今の自分にはまだ完全には入り込めなかった。天風哲学というものの真の理解はできていない。読んでいてとても素晴らしいこといっているなというのはわかったが、言葉が重たくて、お寺で修行するみたいなイメージを持ってしまった。言葉や教えがあまりに高尚な感じがして、まだまだ俗っぽい自分としては完全には受け入れられなかった。いろんな経験積んで、時期が来ればまた変わるのかもしれないが、今の自分ではその道を進んでいくのは、いいかなと思った。ただ人によってはかなりはまるのではと思う。自分の中の引っかかり・所詮、人生は心一つの置きどころ。人間の心で行う思い方、 考え方が、人生の一切を良くもし、悪くもする、 というのが人生支配の根本原則である。・蒔いた種のとおり花が咲く。・お互いに勇気付ける言葉、喜びを与える言葉というような 積極的な言葉を使う人が多くなれば、この世は期せずして、 もっともっと美しい平和な世界になる。・習慣として、何でもいいから、感謝と喜びで人生を考える よう習慣づけよう。・いくつになっても、いかなる場合も、自己向上を怠らないようにすること、 これが自分の生命の本来の理想的な活き方なのだ。・何もおいてもまず第一に、人生に対する考え方を根本的 に変えなければいけない。 その根本的に変えるというのが、積極的だということ。 そして積極的とは尊く、強く、正しく、清く、ということ・・
2007.07.11
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールドエンド2007年 アメリカ監督: ゴア・ヴァービンスキー出演者: ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、 ステラン・スカルスゲールド、ビル・ナイ、チョウ・ユンファ他脚本: テッド・エリオット、テリー・ロッシオ製作(プロデューサー): ジェリー・ブラッカイマーウィル・ターナーとエリザベス・スワンは、かつての宿敵であるバルボッサと手を組み、「世界の果て」とよばれる場所に囚われたジャック・スパロウ救出の旅にでる。一方、世界制覇の野望を抱く東インド会社のベケット卿は、「深海の悪霊」デイヴィ・ジョーンズを脅し、彼を利用することで有力な海賊を次々と葬り去っていた。海賊たちに残された道は、9人の伝説の海賊を招集し、最後の決戦を挑むこと。その9人の中にジャック・スパロウも入っており、彼の復活が最後の決戦の鍵を握っていた・・パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの最終作。5月から上映されていたらしくそのときは、おそらく観客もかなり多かったのだろうが、自分が見たのは、最近で観客もほどほどだったので、落ち着いて見ることができた。で、実際見てみると「終わりよければすべてよし」という感じで、かなり満足できた。ここ3週にわたって毎週1作ずつ見ることができたので、話の流れもよく覚えていて、今までのストーリーはこういう風につながるのかと、とてもすっきりした。映像もさることながら、「えっ・・」というような展開もあり(内容を言いたい・・)とてもハラハラ、ドキドキする映画だったので、DVDが出たらまたシリーズ3部作を通してぜひ見たい。軸となるストーリー以外の細かいストーリーも気になったし。ただ、冷静な見方をすると、あまりにテンポよく話が進みすぎるので、そこは映画だからと割り切ったほうがいいのかなと思う。でも自分的にはかなりおもしろかった。
2007.07.10
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他の店が泣いて悔しがるサービス香取貴信知的生きかた文庫オフィスで役立つ!ネットワークの設定とOffice文書の共有化岡崎俊彦技術評論社項羽と劉邦(上巻)改版司馬遼太郎新潮文庫インターネットで儲ける週末副業術水野基義知的生きかた文庫自分を一流に作り変える法堀紘一知的生きかた文庫歴史小説というのはいろんな人間の生き様をストーリー仕立てでみせてくれるのでおもしろいし勉強になる。ただ、早く読みたいという気持ちが強くなって、他の時間をつぶしてしまいそうだったので気をつけねば。
2007.07.09
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このまま「アメリカ型」社会を目指して本当に幸せになれるのか?川崎二郎ダイヤモンド社この本は、2007年2月に出版されたもので、持続的に経済成長するためには、少子化、人口減少を招いている根本的な原因をまず取り除くべきである、ということを軸に著書の主張を述べている。ちなみに、著者は2005年に小泉内閣の厚生労働大臣であり、現在も衆議院議員。今の自分にとってぴんとこないこともあったが、読んでいて印象に残ったことをいくつかあげると、年金は50年後を見越して設計されているということがある。マスコミなどでは、「公的年金は近い将来破綻する」とか「保険料を納めても、現役世代の年金は保証されない」と騒がれているが、実際は、2050年に「出生率1.4」「人口1億人」を確保できていることを前提に設計されているらしく、現役世代に関しても受け取れるようにちゃんと確保しているとのこと。ただし、現在の予測では、2050年は、9515万人、2055年には8993万人。非常に厳しい状況であることには変わりはない。あとは、日本はアメリカ型の競争型社会を目指して、さまざまな政策が試みられたが、それは、アメリカが移民が多い国でどの世代も万遍なく人がいて、しかも増えている、という事情があるわけで、高齢化社会の日本とはまったく事情が違うから同じことをやっても同じ成果がでるわけではないと。それで、著者は同じように高齢化社会になっているヨーロッパを見習うべきだというようなことを言っている。強く言っていたのが、個人の所得アップだった。派遣、契約社員、パート、アルバイト等を使うことで、出費を抑え会社を強くして競争力をつける今までのやり方では、会社だけが強くなり、個人は、所得の関係で子供を生むことを避け、かつ常に不安定な状況だから、お金も使わなくなるという悪循環になる。だから、企業の正社員登用を増やし、社員たちへの分配を増やそうよと。少子化問題や年金、個人の所得などの問題は、一個人とその周り、だけではなく、国の制度や外国との関わりすべてに絡んでくる問題で、個人だけではなく、国の力、政治の力によるところが大きいのかもしれない。読んでいて、解決しなければいけない問題が山積みでかなりきついと感じたとともに政治家の仕事と言うのは本当に大変なことだなあと思った。政治家という人たちにダーティーなイメージをもっていたが、見えないところでしっかり国のことを思って働いている人もいるのだろう。そんな人のためにこっちも見せかけのことばやパフォーマンスに流されるのではなく、しっかり学んで判断力をつけないといけない。今までほとんど読んだことがない分野だっただけに浅くしか拾えなかったけれど、もっといろんなことが見えるようにこれからもこつこつと勉強していこう。
2007.07.08
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都会に住んで、元気になろう。中谷彰宏PHP文庫前に一度読んだが、そろそろ引越しを考えていて、そういうときに目に入ってきたので、再び読むことにした。郊外との比較で悪者扱いされる都会について都会もいいところだよと言っている本。自分も漠然と都会に住みたいなと思っていて、そのよさを書いてあったら、当然、都心に住もうかなという気になってきた。この本でもでているが、一番のメリットはやはり時間ということだった。その時間をつかって、行動にアドリブをきかせることができるので、チャンスをつかめるよと。ただ、こればっかりは価値観の問題だからどっちがいいわるいはないと思う。今の時点で、ここに住みたいというだいたいの位置づけは決まってはいるけれど、他にもいい場所があるかもしれない。もう少し探してみるか。自分の中の引っかかり・話題にできる街に、住もう。・人が集まるところには、気があふれていて、元気になる。・刺激に、家賃を払おう。・元気の出る建物が見えるところに、住もう。・目に見えないチャンスがある。・世界中の文化が集まっている。・あらゆるサービスは、都会にある。・意外に、都心の方が自然が多い。 しかも、増えている。・ショーウインドウに、季節感を先取りできる。
2007.07.07
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愛のセラピー斎藤一人KKロングセラーズ斎藤一人さんのことばがぎっしりと詰まっている本。自分にとって彼の言葉はかなり響く。言葉に力があふれている。ごくごくあたりまえのことを場面にあわせて簡単に理解できるように言ってくれるので、心が軽くなり、自分でもできるなと自然に思えてくる。一人さんは、人生は面白くて、楽しくなくてはいけないと言っていて、それは、モノでもテクニックでもなく、考え方が楽しいといえるようになることらしい。仕事はつまらなくて、遊びが楽しいというわけではなく、考え方が楽しいから、何をやっても、どこに行っても楽しい、人生は楽しむための修行だと。確かに考え方が楽しいと人生いきいきすると思う。ただ、その段階に行くまでが大変そうだが、人としてこうありたいなという、一つの目指すべき段階の絵が見えるというのはありがたい。自然に楽しく考えられるようにちょっとずつ頑張っていこうと思う。面白かった。自分の中の引っかかり・自分よりも不器用な人に「もっと幸せになる生き方が あるんだよ」と手を差し伸べてあげる。 それが愛を出すことです。 学歴をひけらかすでもなく、威張るでもなく、 「私にできることがあるなら、何でもやるよ」と、 サラサラいろんなことを人のためにやってあげられる 人が、愛を出す人。・今の最高の自分に、いいことを一つ、また一つと 足していくだけ。そうすればうまくいきます。・太陽のように輝いていきること それは簡単。笑顔を絶やさないだけ・素直に本音をいおう →素直にホンネをいってくれる人の方が案外好かれる ものです。もし、ホンネをいって人から嫌われる ようなら、そろそろ自分を変える時かもしれませんね(笑)・鈍感な人は頭が悪いのではなくて、性格が悪いだけ。 人に対する心の配慮がないだけ。・あれこれ悩んでみても、過ぎた時間は戻ってきません。 だから、思い切って無から始めてみる。 これはただの気休めかもしれません。 でも、気持ちを安らかにさせてあげるのです。 人間には、気休めも必要なときがあるのです。 そのことから、案外、道はひらけてくるものです。・ときが来れば、だれにいわれなくても勝手に学ぶんです。・常に機嫌のいい人が、この世をリードしていくんです。 周りが機嫌のいいほうに合わせてくれますから。・「隣人を愛せよ」というけれど、お互い波長が合わなかったら、 それは会ってはいけないということ。・注意をうまく受け入れる力を磨かないと、 絶対にうまくいかない。・これからは人柄社会になっていくから。 実力があって、しかも人柄のいい人が、 生き残っていくのです。
2007.07.06
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「頭がいい」とは、文脈力である。齋藤孝 角川書店この本は、人それぞれの「頭がいい」状態についての理解を深め、それを伸ばすにはどうするかということが書かれている本。読んでいて、齋藤さんはすごいなあと思った。「頭がいい」というみんなが知っている、だけど使う人それぞれがいろんな意味を思って使っている言葉に正面からぶつかっていき、「頭がいい」とは何なのか、そしてどうすれば、「頭がいい」状態を続けられるのかということを述べている。そして、言葉にしづらいこともビシっと一言でもってくるあたりは、すごすぎると感じた。頭をよくするためにと、三色ボールペンを使っての読書だったり、音読をすすめていたが、自分的に読んで印象に残ったのが、子供がよく「なぜ?なぜ?」と聞いてくることに対して、大人はそれに真っ当から答えなければいけないと思って、四苦八苦するが、尋ねる子供は、大人が必死になって答えをひねり出す様子が面白くてくだらないことばかり聞き続けることもあるらしい。だからときには意味のない質問には価値がない、ということをわからせることも大切で、「なぜそれを訊きたいのか」「それを聞いてどうするのか」とこちらからたずね、その質問の脈絡を問うほうがいいと。今までに考えたこともなかったから、おお、そんな考え方もあるんだなあと感激した。まだ齋藤さんの本はそんなに読んでいないが、彼の本を読むたびに今まで考えてこなかった「何か」を投げかけてくる。ありがたいことだ。別の著作も読んでみようと思う。自分の中の引っかかり・場の空気が読める ・・それができる人を、私は本当の意味での 「頭がいい人」と定義づけたいと思います。・私たちが日常やりとりしているすべての意味には 脈絡がある。その連なる意味をつかまえる力を、 私は「文脈力」と呼んでいる。・文脈力を見定める一番手っ取り早い方法は、話の分岐点 に戻れるかどうか ・・「では、どこからこの話になったのでしょうか?」 と問えばいいのです。・相手の世界を知るには、相手の文脈に乗らなくては わかるはずがないのです。・集中力は、疲労困憊のあとにやってくる・やはり社会的に価値をもつことが、 本当の頭のよさだと思います。
2007.07.05
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト2006年 アメリカ監督: ゴア・ヴァービンスキー出演者: ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ、 ステラン・スカルスゲールド、ビル・ナイ他脚本: テッド・エリオット、テリー・ロッシオ製作(プロデューサー): ジェリー・ブラッカイマーかつてブラックパール号を手に入れるため、ジャックは深海の悪霊デイヴィ・ジョーンズと契約を交わした。それは、13年間ブラックパール号の船長を務めたあと、デイヴィの幽霊船フライング・ダッチマン号で永遠の労役に服するというものだった。期限がせまりその地獄の労役から逃れるために、抜け出すための唯一の鍵である「死者の宝箱(デッドマンズ・チェスト)」を探し求める。そこに目に見えない運命に導かれ、海賊の血を引くウィル・ターナーと総督の令嬢エリザベス・スワンも巻き込まれていく・・見終わってからもやもや感が残った。前作ほど響いてこない。部分的には、わくわくしたし、面白かったのだが、展開が急すぎたし、あるキャラクターの性格が、前作からつながっていない気がした。「あれ?この人こんな性格だったっけ?」みたいな。ところどころ理由付け的なセリフもでてくるがそれでも、自分的にはしっくりこなかった。ただ、映像に関しては、かなりすごいと思う。CGをつかっているらしいが、とてもリアルでびっくりした。この作品は次回作への伏線という位置付けだろうから次を見るか。終わりよければすべてよし。
2007.07.04
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火の鳥(4)鳳凰編手塚治虫角川文庫生まれたその日に片腕を失った荒れ狂った生活をしていた我王。その我王に両手があるからという理由で片腕を切られた茜丸。十五年後、お互いに様々な経験を積みながら仏師として名を馳せるようになった二人に、都の帝から東大寺の鬼瓦の競作を命じられる。宿命の対決の時がやって来たのだった。そして鬼気迫る二人の作品が完成するが・・我王と茜丸の生き方対照的に描かれていて、人生における生き方とはなんだろうかと考えさせられた。生まれたときから事故で片腕のない我王は、まわりからは相手にされず、人を殺したり、略奪したりするような生活を送るが、とある事件がきっかけで、だんだんと仏の道へと進んでいく・・一方、大和で仏師として名前知られており、やや自信過剰だった茜丸は、偶然に出会った我王に腕を切られ、絶望の中、寺で、静かに祈っているうちに、心のおろかさと小ささを知り、清らかな心を得、残った片腕でひたむきに、彫りを始めやがて有名になっていく。しかし、お金や権力に触れていくうちに、りっぱな芸術品をつくり、大和の茜丸の名前を永久に残したいという気持ちが強くなってしまう・・読めば読むほど深いマンガだなあと思う。人生の生き方か・・自分なりには、単純に明るく、楽しく、元気よく生きて周りにも少しずつ広がっていけばいいなあとは思うけれど、何が正しい生き方なのかというのは、わからない。いつどこで何が起こるかもわからないし。ちなみに、この巻では、二人に共通することとして、大事な人がいて、その出会いが二人のターニングポイントになっている。まずは、目の前の人を大事にしていくことを心がけてみようかしら。小さいところからしっかりやっていこうと思う。
2007.07.03
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運命を拓く中村天風講談社文庫このまま「アメリカ型」社会を目指して本当に幸せになれるのか?川崎二郎ダイヤモンド社レバレッジ・リーディング本田直之東洋経済新聞社都会に住んで、元気になろう。中谷彰宏PHP文庫愛のセラピー齋藤一人KKロングセラーズ半端な時間だけで本を読もうとすると、週5冊は読めなかった。やっぱりある程度読む時間を決めないと、厳しいかなと思う。
2007.07.02
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素人のように考え、玄人として実行する金出武雄PHPタイトルの音がいいなあと思って手にとった本。人工知能、コンピュータビジョン、ロボット工学の世界的権威である著者が、自分の研究者としてのエピソードを交えながら、人々の問題解決へのアプローチのヒントになるようなことを述べている。決断と明示のスピードを上げることと、「自分の考え」を表現することの大事さを説きながら、その土台となる知識、経験、創造に関しての著者自身の考え方を述べていて、勉強になった。特に印象に残ったのが、著者は自分の研究に関して、ちゃんとシナリオができあがっているということだった。それを「構想力」と呼んでいるが、自分の研究成果や企画の実現が、社会にどう役に立つかちゃんとシナリオがあって、その完成のイメージを最初の時点でもっているとのこと。スタートの時点でゴールの絵が見えるというのは、大事なことであり、今の自分にとって必要だと思った。あとは、決断すること、自分を表現することを恐れないこと、も大事なことだなと再認識できた。ただ、コンピューターなどの話はぴんとこないことが多かった。自分の中の引っかかり・キス・アプローチ・・単純に、簡単に (Keep it simple ,stupidの頭文字)・ベンチャー企業成功の条件は、逆説的に言えば 皆が考えるようなことをやることである。 皆が考えているのだが、誰もできなかった、思い切って しなかったというのが成功する。 誰も考えたことのないようなものを急に商品にしたとし ても、社会は心が準備できておらず、価値があることに 気づかないのである。・思考力、判断力は問題解決に挑戦することで伸びる。・思考力、記憶力は繰り返しやることで伸びる。・説明して納得させるのではない。 納得させてから説明するのだ。・「自分が決める」という勇気
2007.07.01
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