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桑田よ、清原よ生きる勇気をありがとう清水哲ごま書房清水哲について1966年大阪生まれ。小学生の頃よりプロ野球選手に憧れ、野球漬けの毎日を送る。中学では、準硬式野球大阪府下大会二年連続優勝投手。その後、名門PL学園に入学。高校三年の春、夏と念願の甲子園に出場。「ラッキーボーイ」として、常勝PLの原動力となる。また、一つ、年下の桑田・清原選手とともに日本高校野球選抜選手としても活躍。卒業後、同志社大学に進むが、大学一年の公式戦で、二塁へヘッドスライディングを 試みた際、相手チームの選手と激突。一命は取り留めたものの、首の骨を骨折。診断は「第四、第五頚椎脱臼骨折」。以来、首から下の麻痺を余儀なくされ、寝たきりの生活をおくっている。一日数時間、口にくわえた鉛筆でワープロのキーボードを叩き、書き溜めた原稿が、初めての著書である本書となった。桑田選手や清原選手と一緒に野球をやってきた著者が、二人とのとのエピソードや感謝の言葉を書いているとともに、自分が障害者として生きてきた中で日本の福祉施設の現状(1994年に発行された本なのでその当時のこと)や、同じように障害で苦しんでいる人たちに向けての励ましのコメントなどが書かれている。ケガをしたばかりの頃、首の骨が折れたらどうなるかということがよくわからず、いずれ治るものだと気楽に考えていたから、一生寝たきりだということを聞いて、あまりにショックで「死」ということも考えたという。しかし、桑田選手や清原選手を中心にPL学園の野球部OBで結成された「哲和会」という会で著者のために年に一回チャリティゴルフをしていることをはじめとして、いろんな仲間が支えてくれているということを実感し、それからは、障害者の環境をよくするために生きていこうと決意していく。自分の使命のようなものを持って、著作や講演など活動を行っているさまはカッコいい。置かれている状況で一生懸命に生きている人間に触れると、こちら側も自分ができることで誰かのためになるようなことをつづけたいなあと思う。頑張っていこう。この本は、言葉に力のあるとてもすばらしい本だった。
2007.11.30
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朝のエネルギーを10倍にする本福島哲史PHP文庫朝の時間の活用法について書かれた本。朝を活用するのに、無理な早起きは逆効果。朝が待ち切れないほど楽しいことを用意すれば、自ずとさわやかな目覚めが訪れる。ホテルやコンビニ、ファミレスの朝ならではの活用法から、新鮮な情報を手に入れる方法、能率のあがる仕事術などを紹介している。読んでみて、なるほどと思ったことは、「朝の二時間で、一日の仕事は終わる」ということだった。職種にもよるからなんともいえないが、自分においては、段取りや計画しだいで、大事な部分は二時間もあれば、終わるかもしれない。今までは普通に8時間内で済ませるという感覚だったから、この意識は結構ワクワクする。余った部分を仕事の勉強に回したりして、いい循環ができるかも。集中力のハードルがかなりあがるがやってみる価値はある。あとは、朝型にするためにもっとも大事な目的意識というのをもう少しはっきりさせないといけないかなとも思った。早朝から活動しようという意識を強くしてくれる本だった。自分の中の引っかかり・早く起きようなどとか、仕事で無理ばかりしていると、そのうち疲れて起きられなくなる。 うまく起きられないのは体と心のあなたへの警告だ。 こういうときは、心の持ち方を変えることだ。何事にもよいところ、そして楽しいところを 見るように努めよう。悪い事をひとつ受け止めたら、無理にでもよいことをひとつ、 数えてみよう。・人生で一番やりたいことは、一日の一番早くに行なう。・あなたの部屋はあなたの心を映し出す。・朝に活用できる店、人の一覧を作ろう。
2007.11.29
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なぜあの人は「困った人」とつきあえるのか中谷彰宏PHP文庫自分の人間関係を見直すきっかけを与えてくれる本。言われたことしかできない「会社の困った人」なかなか行動できない「自分の中の困った人」・・「困った人」こそ、自分自身を成長させてくれる神様である、として、人間関係における自分自身の受けとめ方のヒントが書かれている。困っている人がいようが、結局それは自分の受けとめ方一つで、いやな思いだけで終わるのか、成長させてくれるきっかけとして次につなげるのか、大きく変わってくる。それじゃあいい方向でとらえようよ、ということで、具体的に、この場面では、こういう風に考えたほうがいいと並べられていて、普通に生活をしているのであれば、なにかしらは自分にあてはまる場面があると思う。読んでみて、まずは、すべてを受け入れることが大事なのかなあと思う。受け入れることで、消化不良を起こすかもしれないが、そのときはだせばいいわけで、受け入れてみないと、相手の本当のよさは一生わからない。なかなか難しいけれど続けていく価値はあると思うから、意識していこうと思う。自分の中の引っかかり・「困った人」に出会ったら「珍しい人」に会えたと喜ぼう。・「困った人」も「困った人ではない人」も、えり好みせず、とりあえず、 まるごと飲み込むのです。・協力してあげたいと言う人が、協力しやすい空気をつくっていくことが独立です。・小説を読んだり、映画を観る中で、登場人物に感情移入していく。 そうすることによって、自分自身のいろんな気持ちのバランスがとれるようになります。 泣いたり怒ったりドキッとすることが、精神の安定をもたらすのです。・会う前に、その人を判断してはいけません。 会ってみないと、人間はわからないのです。・教える者が、教えられる者より学び続けなければならない。・成功した人より、成功直前の人が、人を一番魅きつける。・理想に向かって、現実的に動く。・「困った人」ほど、いいことをしようとしているのです。 「困った人」にいいことをさせてあげてください。 「困った人」にいいことをさせてあげないのは、まわりの人のほうなのです。
2007.11.28
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ミリオンダラー・ベイビー2004年 アメリカ原作: F・X・トゥール監督: クリント・イーストウッド出演者: クリント・イーストウッド、ヒラリー・スワンク、モーガン・フリーマン脚本: ポール・ハギス本編収録時間:133分30秒ジムを経営する孤独なトレイナー、フランキー(イーストウッド)。実力はあるが、育てた若者は欲を求めて彼の元を去っていく。あるとき、そんなジムへ31歳のボクサー志望のマギー(スワンク)が入ってくる。フランキーにとってマギーのような女など眼中になかった。しかし、貧しい生活をしながらも、練習に励む彼女のハングリーさに、彼は徐々にボクシングを教えるようになる。やがて、トレーニングを通して次第にお互いを必要とし始めていく二人。娘に縁を絶たれた男と家族の愛に見放されてしまった女、深い傷・苦しみを抱えながら生きてきた不器用な二人が互いに人間的に歩み寄っていく。マギーの実力も頭角を現していき、遂に100万ドルをかけた世界タイトル戦に出場することになった。しかし、その試合で、二人を待っていたものは衝撃の結末だった…。苦悩するフランキー、そしてマギー。二人の真の絆の意味がいま試される。アカデミー賞主要4部門(作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞)だけでなく、ゴールデン・グローブ賞監督賞、主演女優賞を始め、全米で30を超える賞を手中におさめた作品。実際に見て、かなり衝撃を受けた。インパクトが強すぎて見た夜なかなか寝付けなかった。何をもって生きているとするのかをかなり考えさせられる。マギーが試合で勝って稼いだお金で親に家を買ってあげるも喜んでもらえず、フランキーは娘に何度も手紙を送るも届かずに送り返されてしまうさまなどをお互いが知ることで、お互いを思いやり距離がだんだんと縮まっていくのだが、世界戦での衝撃以降なんともいえない感じになった。なかなか展開は話ずらいが、とてもいい作品だと思う。賞をとるのもわかる気がする。
2007.11.27
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一瞬で「自分の夢」を実現する法アンソニー・ロビンズ 著本田健 訳三笠書房なぜあの人は「困った人」とつきあえるのか中谷彰宏PHP文庫朝のエネルギーを10倍にする本福島哲史PHP文庫人のセックスを笑うな山崎ナオコーラ河出文庫桑田よ、清原よ生きる勇気をありがとう清水哲ごま書房
2007.11.26
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来週、沖縄に帰って那覇マラソンを走る予定。もうこの日がやってくるのか・・去年の今頃は何をやっていたのかなあと思ったら沖縄で東京行きのチケット代を稼ぐために、肉体労働をしていたようだ。そんな日もあったんだなあと懐かしい気持ちに浸っていたい気もするが、まだ落ち着いているわけではないからあまり考えないように前だけを見ていよう。まだ振り返りたくない。ひたすら柔軟をして、せめて体調だけは万全な状態で当日にのぞんでいきたい。来週の土日に沖縄についてどういう心境になっているのだろうか。楽しみだ。
2007.11.25
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そのときは彼によろしく市川拓司小学館文庫少年の頃から抱いていた念願の夢をかなえ、小さなアクアショップを営む「ぼく」。そこにある日、一人の美しい女性がアルバイトの面接にやってくる。やがて、二人の間にあった不思議な縁が、ぼくの人生を動かしはじめる・・ 物語にのめりこんでしまい、全体を二回読んでしまい、部分的にも四、五回読んでしまった。すべての事を後回しにして・・。どのページを開いてもそこから最後まで読もうとするから、手の届かないところに置こうと思っている。自分にとってはかなり危険な本だった。それだけ引き込まれたということなのだが、出会い、好きになること、思いやること、思い続けること、別れることなど、この小説を読むことで、自分が体験したような気持ちになって、心がぎゅうっと締め付けられる。人の心には必ずある気持ちなのに、普段は他人、もしくは自分でも気づかないような繊細な部分を表に出されて、それがいろいろと動かされている感じがする。ビジネス書や自己啓発の本で自分を奮い立たせるような言葉に触れることも好きだが、小説のように答えがあるわけでもなく、自分の感情の赴くままにストーリーの上を走っていくというのもとても好きだ。たまに味わう分にはちょうどいいのかも。ただこの小説はかなりおもしろかった。
2007.11.24
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100歳まで元気に生きるために今できる43の方法中谷彰宏坪田一男ダイヤモンド社病院・医者とどうつきあっていけばいいのかについて書かれた本。お医者さんに求めるのは、病気を治すことより、元気をもらうことだ。「病気を治すこと」は、選択肢のひとつに過ぎなくなり、「病気なんか治して欲しくない。寿命を縮めてもいいから、お酒を飲みたい」という他の選択肢もあり、人は、長く生きる権利もあれば、早く死ぬ権利もあると言う。そんな風に楽しく生きるためにお医者さんを見つけようと提案している。医者の友人はいるが、医者だから友人ではなく、友人が医者だったというだけで、医者のところに通いたいかというとそうでもなかった。自分は子供の頃に腸の手術をしたことがあるが、それ以外は特に大きな病気やけがもなく、生きてきたから病院・医者に近づかないようにしていたし、関わりのないことこそ健康の証みたいな勝手な思いこみがあったようだ。今回医者との関わりというものをあらためて考えさせられた。この本はどっちかというと長生きしたいと思っている側の意見が多いが、そうでなくても明るく楽しく生きるために医者と関わるというのは大事だなあと思った。健康などの分野にワクワク感を以前より感じるようになってきたので、その分野に熱い人間と会えるかもしれない。そんな日がいつ来てもいいように、健康ということにおいても、自分なりのライフスタイルを作っていこうと思う。刺激を受けた本だった。自分の中の引っかかり・いいお医者さんは、知識・技能・情意の3つともすぐれている。・自分の直感を信じることです。ちょっとでもイヤだと感じたら、その病院は やめたほうがいいです。・セカンド・オピニオンを尊重できるお医者さんとつきあおう。・100歳まで生きる予定の人と75歳まで生きる予定の人では、生き方が変わる。
2007.11.23
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「そうじ力」であなたが輝く!舛田光洋総合法令そうじをすることの意味と効果について書いた本。あなたの住んでいる部屋は、あなた自身をあらわし、あなたの人生は、あなたの部屋そのものと言えます。だからそうじをすることで「幸運」「夢」「ツキ」を呼び寄せようということで、まずは、そうじをすることでどうして幸せになれるかを話し、つぎに汚れているところから自分の問題点を見出し、そして、心身ともに美しくなるそうじの仕方が書いてある。自分の部屋が自分をあらわしているというのはそのとおりかもしれない。部屋が汚いときは自分の心も悪い気持ちが多い気がする。運気がよくなるというのも心惹かれるが、ただ単純に、そうじというところに意識が向いていなかったから、これからは意識して、そうじというものを取り入れていこうと思った。自分の中の引っかかり・マイナスを取り除くそうじ力 1.換気 2.ゴミ捨て 3.ヨゴレ取り 4.整理整頓 5.炒り塩・夢をかなえる人の共通点は「清潔」・成功する男性を見極めるポイント →「爪」・キレイな服は不幸を寄せ付けない。
2007.11.22
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人を許すことで人は許される中谷彰宏PHP文庫不器用な生き方しかできないすべてのひとに贈る101のメッセージ集。人生で一番辛いのは、失敗を許してもらえないことです。人の失敗を許しましょう。自分自身の失敗も許してあげましょう。あなたの失敗を一番責めているのは、あなた自身なのです。確かに自分が一番自分をせめているのかもしれない。実際に読んでみてかなり気持ちが楽になった。結局は全部自分に帰ってくるんだろうなあと思う。まず自分から許せば、人も許してくれるだろうし、たとえ、許してもらえなくても、自分の中では解決できたことになる気がする。悪いこともしたけれど、いいこともした。人間ってそんなもので、両方の自分でありだなとゆったりした気持ちになれた。自分を見つめなおすことができた本。自分の中の引っかかり・熱意は、スピードでしか表現できない。 神様を動かすのは、スピード、スピード、スピード。・感謝には、あらゆる障害を乗り越えるエネルギーがある。・自然体とは、何もしないことではない。 ガマンしないで全部やるという積極的な生き方だ。・ヘリクツを言うな。「勇気がない」と、ハッキリ言え。・ムダ足とわかっていて、足を運ぶ人が成功する。・人生に一つくらい取り返しのつかないことがあったほうがいい。・遊びを極めると、ストイックになる。 ガマンすることで、悟りは開けない。・101個の言葉を読んで、「この言葉が嫌い」と言うより、 「この一言が好き」と言うほうが、人生は楽しくなる。
2007.11.21
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ビフォア・サンセット制作年度:2004制作国:アメリカ出演:イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー監督:リチャード・リンクレイター脚本:リチャード・リンクレイター/イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー製作:アン・ウォーカー=マクベイ製作総指揮:ジョン・スロス原案:キム・クリザン9年前、ユーロトレインの車内で出会ったアメリカ人青年ジェシーとフランス人のセリーヌ。ウィーンで一夜を共に過ごし、別れの時に半年後の再会を約束するが、果たされることがないまま時は過ぎた。あれから9年後、その時の経験を小説にしたジェシーは、パリの本屋でセリーヌと再会する。2人に許された時間はジェシーの帰国のフライトまでのわずか85分。ジェシーとセリーヌは9年前の思い出や、今の生活を語り合う。答えの出なかった9年前の恋物語を完結させたい2人だが、タイムリミットはまたもや刻一刻と近づき…。1995年に制作された、旅先で出会った男女が織りなす14時間の恋物語「恋人までの距離(ディスタンス)」の続編。「忘れられない人との再会」が作品のテーマだが、見て最初に思ったのは、9年という年数がの顔に表れているなあということだった。特にジェシー役のイーサン・ホークは、自分的にはかなり変わったなあと思った。 ストーリー中で、9年前、ジェシーは再会の場所に行っていたが、セリーヌは行けなかったのだが、やっぱりこういうロマンティックなシチュエーションで動くのは、意外に男性かもしれない。自分も同じ状況だったら、彼と同じように行動しているだろう。で、その後、二人の経験を書いた小説がヒットし、パリの本屋でインタビューを受けていたジェシーとセリーヌが偶然であうところから話は始まっていくのだが、9年ぶりにあって、ずっと会いたかったという気持ちが根底にありながら、でも実際はお互いややぎこちない感じだったり、さりげなく相手に触れようとする感じ、会話の流れなど、すごく自然で、前作のようないい空気がそのまま出ていた。ストーリー自体もとても美しく、きれいなので、きっと印象に残るのではないかと思う。あと自分にとってはとてもいいラストだったと思うし。すごくおもしろかった。DVD買って保存版として残したい。
2007.11.20
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そのときは彼によろしく市川拓司小学館文庫「そうじ力」であなたが輝く!舛田光洋総合法令人を許すことで人は許される中谷彰宏PHP文庫100歳まで元気に生きるために今できる43の方法中谷彰宏坪田一男ダイヤモンド社超一流主義斉藤澪奈子マガジンハウス
2007.11.19
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つい先日家の近くを歩いていると、ラブホテル街のある方向から一組のカップルが歩いてきた。結構年配の人が若そうな女の人を連れているなあと二人の顔を見ると女性の側があまりに知り合いにそっくりで本人か?と思いつい、自分はその場に立ち止まってしまった。何でここにいるの?なぜその人といるの?えっ?えっ?どうして?一秒にも満たない間だと思うが、向こうがこちらに気づいたらなんて言葉をかけようか、それともそのまま無視して通り過ぎようかとか、頭をフル回転させて次の展開を考えていたのも束の間、男の方を向いて話をしていた顔がこちらに目を向ける瞬間思わず息を飲んでしまった。心臓が止まってしまいそうな感覚とはこういうことを言うのだろう。なぜか「ああ、やばい」と思ってしまった。結局別人だったが、ほんの数秒間、立ち止まってじっとその女性の顔を見ていたから、あのカップルは自分を怪しい人間だと思ったことだろう。でも世の中には似ている人というのは、本当にいるんだなあと実感するとともに、別にこちらが悪い事をしているわけでもないのに、後ろめたい気持ちになるというおかしな感覚にとらわれてしまった。不思議なものだ。
2007.11.18
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今週は記録として残しておきたいと思う本が3冊で、これ以上はないので、あとは来週に何か書こう。さて、今週を振り返ってみると、なんだかすべてにおいて後手にまわっているような気がする。走ったりもしているが、どうもテンションがあがらない。試験後、次の計画をたてていないからかもしれない。漠然とした予定や12月のマラソンの日だけは、スケジュールとしてあるが、それ以外は何も考えていないからか・・試験後しばらくは気を抜いてもいいだろうと、自分に甘えたらずるずると週末まで来てしまった。テンション低くてごめんなさい。でもこういうときに、習慣というのは本当にありがたいなあと思う。ブログであったり、走ることであったり、本を読むことであったり、習慣としてやっていることは、気が向かなくてもやろうとするから精神的に自分が大崩れすることがないのはとても助かる。今日の夜にでも今後の計画たてて、わくわく感を取り戻そう。さて、気持ちを入れ替えていきましょうか。
2007.11.17
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好きに生きて自分をつくる竹村健一PHP文庫竹村流の生きかたについて書かれた本。「好きでいろいろなことに手をだしているうちに、それぞれのことにある程度詳しくなった。 だが、決してきわめることはなかった。それが四十年たった今でも続いている。 途中、あまりにも気の多い自分に嫌気がさし、先生や友人に相談したことも何回 もある。でも、いまでは決して悪いと思わない。そうしてきてよかったと思っている。」竹村さんが自分の生きかたを振り返っての言葉だが、自分らしい生きかたを模索している今の自分にとってかなり響いた。その彼の人生に勝つ極意は「気楽に」ということ。自分に対するプライドや自信をいっさい捨て、考え方を改めることが必要だが、ただ、一切捨ててあきらめる、で終わるのではなく、それを積極的な姿勢に変えることが必要だと言う。「気楽に」と言葉は簡単だが、実践するのにこれほど難しいことはない。でも、頭の片隅に置いといて、出来る範囲で「気楽に」生きてみようと思う。竹村さんの凄さがよくわかる本だった。自分の中の引っかかり・何でもいい。目の前に現れたことはみなやったらいいのだ。それに対する能力が 自分になかったら、どうせ失敗したり、イヤになったりするだろう。 そうしたらまた別のことをやればいい。 そのうち何かにぶつかるだろう。「犬も歩けば棒に当たる」というではないか。 必ず自分の能力が最大限に発揮できる何かが見つかるはずだ。・大きな仕事をするためには強力な敵が必要。・私はアルバイトや職業を選ぶときは、他人に大切にされ、しかも勉強ができる 職場を選ぶようにした。・本を読むのは大いに結構なことだ。テレビやラジオから、ありとあらゆる情報を 得て知識を深めることは、頭の柔軟な若いうちにぜひやっておくべきことである。 だがそうした膨大な情報を整理し、自分のものとするには、ある程度の体験的 裏付けを必要とすることを知って欲しい。こういう姿勢は、情報が洪水のように あふれている現代社会を生きるうえで、絶対に必要なことなのである。・ツキを呼ぼうという姿勢を見せない人間とはつき合わないほうがいい。・体験を積んだ人間は相手をひと目で見抜く。
2007.11.16
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「心の癖」を変える20の法則ハル・アーバン著小沢瑞穂訳ソニー・マガジンズ人生を豊かに生きるために「本当に大切なこと」は何かを教えてくれる本。著者がこの本を書いた4つの理由として、・何かを学ぶのに年齢は関係ないから。・「生きかた」や「本当に大切なこと」は学校では教えないから。・自分の潜在能力に気づいてほしいから。・昔ながらの真実は決して色あせないから。ということを挙げ、今まで生きてきた人生を見直して、これまでより素晴らしい人生を送っていこうといろんな視点を投げかけてくれる。困難、楽しみ、成功、自由、態度など20のキーワードに関して、それぞれものの見方、考え方がずらずらと書かれているが、著者は、心にいい癖を自分の潜在意識に植えつけるにはよりシンプルな言葉を何度も何度も頭に入れることだと言い、教師生活を35年過ごした中で、著者自身は最終的には6つの原則に行き着いたとのこと。自分に訴えかけることばというものは自分で見つける(気づく)ものだと言うが、その見つけるまでの過程として著書の言葉も参考として頂こうと思う。結構厳しいことも言ってくれて、自分を人生を見つめなおすには、とても勉強になった本だった。自分の中の引っかかり・人生に困難はつきものだと受け入れないかぎり成長はない。・勇気は人間の本質として真っ先にくる。なぜなら、勇気は他の全ての本質を 保証するからだ・人生を楽しむためには、遊びが必要である。・成功とは、持っているもので最善のことをするという意味だ 成功は、手に入れるものではなく行うもの、勝利ではなく努力することにある (ウィン・デイヴィス)・苦難も挑戦も含めて人生をあるがままに受け入れる。ぐちをこぼさず順応する。 人のせいにしたり言い訳を並べず自分の人生に責任を持つ。つらいことがあっても 人生を肯定し、どんな状況にあろうと最大限の努力をする。・最初はわれわれが習慣を創り、つぎにその習慣がわれわれをつくる。・「本当に必要なこと」(著者自身が考える人生のルール) 1.どんな状況であっても、いい態度をとることを選ぶ。人生に前向きに、 いつも感謝を忘れずに。 2.敬意を人生の基盤におく。神と家族と友人を大切にし、人にやさしく。 自分のいいところを引き出すこと。 3.誠意を人生の土台にする。規則を守ってフェアに行動し、すべてに正直 であること。 4.困難とチャレンジを受け入れる。何をするにも一生懸命にやること。 失敗してもまたトライする。 5.学ぶ意欲を持つこと。人生や世界について発見すればするほど、豊かで 深みにある人になれる。 6.人生を楽しむ。遊びや楽しみが必要なことを忘れずに。特に大切なのは 笑うこと。
2007.11.15
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会社で教えてくれない50のこと中谷彰宏PHP文庫会社では教えてくれないことを学ばせてくれる本。会社で教えてくれなかったことには、1.会社の外で、学んだこと2.会社の中で、教えてくれなかったけど、盗んだこと3.会社で教わっていたのに、気づかなかったことの3つがあり、3番目が一番たくさんあるかもしれません。会社でお金以外のモノを得る、得られないは、自分の意識の問題であり、会社では何も学べませんよということではなく、逆に学ぼうと思えば、いくらでも会社で学べますよということを言っている。この本は、会社でも学べるところはたくさんありますよということを気づかせてくれるのだが、ここで触れる「気づき」は結局、どの世界にいようが共通することだと思う。あたりまえと思っていることもいくつかあったけれど、こんなときはこういう風にすればいいんだというような新しい「気づき」ももらえたので、とても勉強になった。わかりやすい本。自分の中のひっかかり・「お疲れ様でした」と言った後にも、まだまだ仕事をしている人がいる。 →「お疲れ様でした」に「お先に失礼します」を付け加えよう。・自分にできることで、誰かにお返しをしよう。・友達の間で「メリット」という言葉を口にしないようにしよう。・料理は出された瞬間に食べるのが、料理人への最大の賛辞。・100回同じことができなければ、アドリブはできない。・ペンとメモ用紙を持っている人だけが、いい話を聞ける。・1秒間だけ反省し、2秒後には忘れよう。・自分の中に相反する意見を持てる人が人生を楽しめる。・言葉は、包丁。決して投げてはいけない。・考えても仕方のないことは、考えない。・悩んでいる人が求めているのは、答えではなく、悩みを聞いてくれる人。
2007.11.14
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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離制作年度:1995制作国:アメリカ出演:イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー/アンドレア・エッカート/ハンノ・ペシュル/エルニ・マンゴールド/ドミニク・カステル監督:リチャード・リンクレイター脚本:リチャード・リンクレイター/キム・クリザン製作:アン・ウォーカー=マクベイ撮影:リー・ダニエルヨーロッパ横断の列車に乗っていたセリーヌ(ジュリー・デルピー)は隣で夫婦ゲンカが始まったので席を移動すると、隣側で本を読んでいたアメリカ人のジェシー(イーサン・ホーク)と何気ない会話を交わし、だんだんと意気投合していく。その後ジェシーの降りる駅であるウィーンに到着するが、別れがたいジェシーは、セリーヌにウィーンで途中下車し、翌朝まで街を探索しようと提案するのだが・・この作品は何かの本で紹介されていて、頭の片隅に残っていたから、レンタルショップでタイトルを見たときについ借りてみた。ほとんどのシーンが二人の会話だが、最初から最後までとても自然な流れで、違和感はほとんど感じなかった。ただ、最初は列車の中で偶然出会って、そこから話が進んでいくというのはありえないと思っていたが、自分のことをよくよく考えてみると出会いというものは偶然ばかりで、こういうこともなくはないなと作品の二人に親近感を覚えた。特に印象に残ったシーンは、テーブルで向かい合った二人が友人に電話をするという設定で、お互いに愛を語り合うシーン(セリーヌが友人に電話で話しかけるという設定で、ジェシーが友人役をし、間接的に愛を語り合うというような感じ)。今まで見たことがなかったからとても新鮮だった。自分もやってみたいなあと思ったが、ネタがばれているからだめか・・それはともかく久しぶりにラブストーリーを見て、こういう恋愛もいいなあと思ってしまった。「ビフォア・サンセット」という続きもあるらしいので、それも見てみようと思う。
2007.11.13
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会社で教えてくれない50のこと中谷彰宏PHP文庫別れのルール家田荘子大和出版出世したけりゃ、距離をとれ梅森浩一グラフ社「心の癖」を変える20の法則ハル・アーバン著小沢瑞穂訳ソニー・マガジンズ好きに生きて自分をつくる竹村健一PHP文庫
2007.11.12
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今日、行政書士の試験があって、それから、某予備校の解答速報というのをみて、自己採点すると、択一式(5肢択一式)25/40択一式(多肢選択式)9/12一般知識7/14記述式?微妙・・短い時間をやりくりして結果を出すことにこだわったが、どうだろうか・・まあ去年より成長したからいちおうよしとしよう。あとは来年の発表まで待つだけか。さて来月はマラソンがあるからそれに向けて、頭と体を切り替えていかないと。さあ、次、次。
2007.11.11
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人は誰でも作家になれる中谷彰宏PHP文庫作家を目指している人へのアドバイスや書き始めるまでのヒントを紹介した本。これまでなら本屋でタイトルを見て素通りしてしまいそうな本だったが、今回タイトルを目にして、なぜだか急に読んでみようかなと思った。実際に読んでみると、今まで遠くに感じていた「書く」ということがとても身近に感じてきてワクワク感でいっぱいになった。アイデアがどうとか、構成がどうとか言う前に、結局は「まず書こう」というところに行き着くのだが、その段階にもっていくまでの意識や考え方のヒントが具体例とともに書かれていて、「書く」ことをはじめようと思っている人の背中を押してくれる。でも興味のない人にはまったく響かないと思うもともと潜在的に自分の中で何かを書きたいという気持ちがあって、この本と出会うことで「書く」という意識が顕在意識に現れてきたのかもしれない。このブログでいい言葉、面白い考え方、生きかたを書き記しているのは、自分のインプットの一環としてのことで、自分が成長していくための習慣を続けようという意識が強かったからとくに、「書く」ということを意識はしていなくて、それだけにこの本を読んで意識ががらりとかわった感じがした。何かアクションを起こしてみようかなという気にさせてくれた本だった。自分の中の引っかかり・注文がなくても書いてしまう人が、作家になれる。・ドストエフスキーは、借金に追いかけられて名作を書いた。 →どんなにいいアイデアを持っていても、書きたくなったら書こうと、 のんびりしていたのでは、一生書かないままで終わります。 書きたくなったら書こうではなく、書かなければならないというところにまで、 自分自身を追いつめることです。・1冊も本が出ないうちに、忙しくなる日のために、書きためておこう。・書きたいことから書けば、書き出せる。・大好きな1人に向かって、話すつもりで書けばすらすら書ける。・自分で自分にしめきりを作れる人が第一作を書き上げる。・書いているうちに書きたいことが見つかってくる。・自分で書いているのではなく、神様からかかってきた電話を聞いて 書いているだけ。・駄作でも量を書ける人が作家になれる。 →駄作でも量をこなせるというのは才能です。 量を書ける人はそれだけ書くことが好きだということです。 技術はうまくなることができますが、 量を書く持久力は、鍛えることはできないのです。 ある時、量は、必ず質に変わります。・自分の書いた文章を、両親に読ませることができるか? 恋人に読ませることができるか? 子供に読ませることができるか?・最初は、ものマネでいい。それでも出てしまうあなたの個性がある。
2007.11.10
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ビジネスマンのための「発見力」養成講座小宮一慶ディスカバー携書見えないものを見る力をつけるにはどうすればいいのかが書かれた本。普段からそこに「ある」のに、意識しなければ気づかないまま通り過ぎてしまいそうなものに対して、それらを拾っていけるようにするにはどういうところを意識していけばいいのかについて書かれている。結局は、「発想力」「観察力」「洞察力」「気づき」といような能力を鍛えることでもある。読んでみて「関心」「仮説」というキーワードに集約されると思った。「関心」をもてば、全体像なり、何かが見えてきて、次に「仮説」をたてることで、自分なりの「判断基準」ができるから、ものがよりはっきり見えるようになる。それでこの本は、「関心」を広げていくためには、「仮説」を立てる力を養っていくには、ということで、新聞を前から読むということだったり、数字から関連性を見つけるだとか、トレーニング方法もいくつか紹介している。意識してやっている人はやっている、誰でもやろうと思えばできるのに、やっていない人はやっていない。だまっていたら出来る人と出来ない人の格差はどんどん広がっていくのだろう。ああ恐ろしい。トレーニングとしてある経済指標を読むとかは今の自分には難しいから、とりあえず自分は先入観をなるべくなくして、素直に物事を見ることからはじめようと思う。これはおもしろいと思えることが増えれば、だんだん関心の枠が大きくなっていくでしょ、たぶん。そして量が増えれば、判断基準という仮説も自然とでてくるかなあとか思っているのだけどどうだろうか。この本は新しい視点をもらえる本なので勉強になった。自分の中の引っかかり・人は何万回見ても、見えないものは見えない。 発見力も発想力も、基本は同じ。他の人には見えていないものを見る力です。 より正確に言うと、「見える力」です。・見える力の大原則 1.気にしていると、ものは見える 2.思い込みがあると、ものは見えない 3.人は、自分に必要なことだけを選んでみている 4.人は、本当に必要なことを見ていないことも多い・こうすればものが見えてくる! 1.分解してポイントを絞って見る 2.消えていったものにも注目する 3.疑問・不思議に思ったことの理由を考える 4.全体を推測しうる一点を見つける 5.先入観を疑う・問題解決の経験をたくさん積むことです。それが、問題発見の能力につながります。 →問題解決を徹底すれば、新たなものが見えてきます。・別の視点を受け入れる「素直さ」がないと、何も変わりません。
2007.11.09
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電通「鬼十則(じゅっそく)」植田正也PHP文庫電通の四代目社長吉田秀雄が、昭和二十六年八月に社員のために書き留めたビジネスの原理原則「鬼十則」について解説した本。電通「鬼十則」は、仕事とは何か、ビジネスとはいかなることか、生きるとは何か、の原理原則を教えている。たった十項目、309文字の中に、生きることとビジネスの魂が詰め込まれている。実際に読んでみて、吉田秀雄さんのメッセージもすごいが、その解説をしている著者のことばもかなり熱い。生きかたやビジネスの原理原則はこの「鬼十則」にすべて詰まっていると心から信じて、これはとてもすばらしいものであるからぜひ知って欲しいというのがことばからびんびんと伝わってくる。いろんないい言葉がでてくるのだが、その十則にすべてが集約されるとのこと。手帳に書いておこうかなと思う。ちなみに海外の電通関連会社には「鬼十則」英訳されたものが掲げられているらしい。自分の中の引っかかり・電通「鬼十則」 その一 仕事は自ら「創る」可きで与えられる可きではない その二 仕事とは先手先手と「働き掛け」て行くことで受身でやるものではない その三 「大きな仕事」と取り組め 小さな仕事は己れを小さくする その四 「難しい仕事」を狙え そして之を成し遂げるところに進歩がある その五 取り組んだら「放すな」 殺されても放すな 目的完遂するまでは その六 周囲を「引き摺り廻せ」 引き摺るのと引き摺られるのとでは永い間に 天地のひらきが出来る その七 「計画」を持て 長期の計画を持って居れば忍耐と工夫そして正しい 努力と希望が生まれる その八 「自信」を持て 自信がないから君の仕事には迫力も粘りもそして 厚みすらがない その九 頭は常に「全廻転」 八方に気を配って一分の隙もあってはならぬ サービスとはそのようなものだ その十 「摩擦を怖れるな」 摩擦は進歩の母 積極の肥料だ でないと君は卑屈未練になる。
2007.11.08
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美人塾小林悟知的生きかた文庫美しくなり幸せな女になるためのヒントが書かれた本。タイトルだけでは、まず選ばない本だが、著者の小林悟さんの名前をどこかで見たことがあったので、どんな人なんだろうという気持ちで読んでみた。「株式会社サトルジャパン」の代表取締役で、世界に名だたるモデルを新人当初からスカウトし、才能を開花させてきたスターメイカー。海外ではシンディ・クロフォード、日本ではSHIHOなどを輩出しているとのこと。美人になるためにはどうすればいいのか、ということについて色々書かれているが、男であれ、女であれ、人間性を磨くということにはほとんど変わりはなく、かなり勉強になった。自分はさらりと流したが、男性の話や食事、エクササイズの話などもあり、美しくなりたいと思っている女性が興味ありそうなことはだいたい触れているのではないか。たぶん。でも、小林さんの考え方、言葉は人間としての魅力を引き出してくれるものばかりなので、男の人が読んでも学べるところはあると思う。自分の中の引っかかり・おそらく、人生の中で出会う人の99%はあなたが深い人間関係を結ばない人たちです。 放っておけばその人たちは、あなたの中身を知ることもありません。しかし、あなたが チャーミングな外見であれば、あなたに関心を持ち、チャンスをもたらしてくれる人の 数は増えるはずです。・仕事先で「ありがとう」と言われてきなさい。・私は、「いい女の第一条件は何か?」と聞かれたら、「存在感」と答えます。 存在感があるということは、自分の生きかたに自信を持っていることの証でもあります。・「素直さ」「ひたむきな努力」は何にも勝る魅力になる。・女の魅力は「知性、品性、感性、理性、優しさ、羞恥心」などの知的感情をいかに 「自分らしさ」に変えるかが大切。・まずは、できるだけ素敵な人と出会い、相手の「いい部分」をできるだけたくさん 吸収するように努めましょう。・センスのいい人、カッコいい人とは、考え方、感じ方のいい人のことを言うのです。・口先だけの言葉を並べたてても、思いやりや共感力のなさは、遅かれ早かれ必ず 見抜かれます。・いつも「同じ環境の人」と一緒では進歩がない。
2007.11.07
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ブッダ(第2巻)生誕手塚治虫潮出版社奴隷であることを隠し貴族に上り詰めたチャプラはコーリヤ国のバンダカとの弓の技比べをすることになったが、バンダカの計略によって命を落としかける。タッタとナラダッタの協力により命を救われるものの、奴隷であることが発覚し、母親ともども殺されてしまう・・チャプラの命を救うために様々な動物を犠牲にしたナラダッタは、師であるアシタから罰としてけもののようにされ、肉親や身内など全てを奪われたタッタは復讐を誓い、コーサラ国から泣く泣く逃げ去っていく・・かたや、シャカ国のカピラヴァストウの町では、後にブッダとなるシッダルタが生まれるのだが、彼は不思議な能力を持っており、動物にのりうつってその動物が殺される場面を体験したり、身近な友人を事故で亡くすなど、「死」というものを何度も経験しながら少しずつ成長していく・・自分としては、貴族として生活していたチャプラが奴隷であることがわかり、態度をがらりとかえた大臣の娘が印象に残った。貴族の時はちやほやしていたのに奴隷と知ってからは目を背けるのだが身分差というものを感じいやな思いがした。そうはなりたくないとは思うが、人間だからやっぱりあるのかなあ。まあ話がどんどん深くなっていきそうでこれからも楽しみだ。
2007.11.06
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ビジネスマンのための「発見力」養成講座小宮一慶ディスカバー携書人は誰でも作家になれる中谷彰宏PHP文庫電通「鬼十則(じゅっそく)」植田正也PHP文庫美人塾小林悟知的生きかた文庫ホストの素顔沢村拓也河出書房新社
2007.11.05
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昨日大きな決断を一つしてしまった。まだ公表はできないものの、もっと自分を成長させて、自分が見たことがない自分を見ることができるかもしれない。どうなっていくだろうか・・まあ何をしようが自分の今もっている軸だけは崩さない、ということだけは忘れないようにしよう。ただ、今年はなぜかいろんな話が向こうから来るなあと思う。去年が去年だっただけになおさら際立つ。自分が変わってきたのか、周りが変わってきたのか・・今年は頭から生活環境、仕事環境、人間関係も含め今までにないくらい変化している年で、変化に対応しきれていない部分もあるので、こういうときこそ今まで続けていることだけはしっかりやって、精神的なよりどころをちゃんと確保した上でチャレンジをしていこう。どんな状況になろうが浮かれないようにしなきゃ。P.S.メルマガなんですけど、しばらくお休みすることにしました。仕事や走ることだったり、他のことが少しずつまわらなくなってきている中、でも続けなきゃという気持ちだけでなんとかやってきましたが、自分の本当にやるべきこと、やりたいことはなんなのかと問い続けるうちに、いったんメルマガを止めたほうがいいのではないかと思うようになりました。やってみたいなあという好奇心からはじめて、しばらく続けてみましたが、今の自分にとっては厳しかったようです。申し訳ないです。本当にすみません。しばらくはこのブログを軸としてやっていこうと思っています。購読していただいた方には心から感謝しております。本当にありがとうございました。元気をもらえるような言葉をたくさん見つけていって違った形で恩返しをしたいと思います。これからもよろしくおねがいします。
2007.11.04
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自分で考える技術鷲田小彌太PHPタイトルどおり、自分で物事を考える技術について書かれた本。高度情報化社会という大きな海の中で、どこにでも漕ぎ出ていけるだけの自分の身の丈にあった海図を獲得していくにはどうすればいいのかということについて書かれている。まずソクラテスの無知の知(知を誇る人たちが、実のところ、専門外では「無知」であるのに、それを自覚していない、それに対して、自分は、何事につけても十分無知であることを自覚しているという点で、勝っているとかんがえた。)を、「知の在り方」とはそのつどの限界を確かめながら、しかし、常に限界を超えて進むものであるとして、否定し、デカルトの「我考える、ゆえに、我あり」(習得した知識は「真実らしきもの」であって、よくよく探求してみれば、根拠の疑わしいものばかりであることに気がつき、彼は世界中を旅するが、その結果「真実」に出会うことはなく、すべては疑わしい、確固不動のものはない、という結論に達する。)を、失恋を重ねた女が、すべての男は信じられない、と男性不信に落ち込んでしまうようなものであると否定し、結局われわれは「真実」であろうとなかろうと、自分の手の中にあるもの(真実らしきもの)を前提に出発するのであって、日々活動している世界から物事をとらえ、自分で判断する基準を見つけていきましょうというようなこと言っていて、その具体的な方法として、読む、書く、話すなどの実践的な方法などが書かれている。自分は哲学という分野は考えたらキリがないなあと思ってしまった。ここに挙げたソクラテスにしろ、デカルトにしろ、言いたい本質のようなものはもっと深いところにあるのかもしれないし、いざ彼らの考え方について議論しようとなれば、それぞれがしっかりとした結論があるだろうから、ああいえば、こういう、みたいなたんなる言葉の応酬で終わってしまいそうな気もする。この本を読んで、自分のいる世界で自分なりに仕事、勉強、人間関係、恋愛、結婚、遊び、健康など人それぞれが思う充実できる要素を、限られた時間を割り振りし一つ一つ追い求めていくのが、「考える」ことなのかなあってふと思ったがもうこれ以上追求するのはやめて、実際に現実の世界で活動をしたほうがいいやという気持ちのほうが強くなった。今の自分にとっては哲学の世界にどっぷりつかるのは遠慮しようと思った。難しい。でも、本の読み方、書き方、話し方などが後半のほうに実践的に書かれているので哲学とか抜きにして勉強の仕方、学び方の参考になった本だった。自分の中の引っかかり・これは経験則からしかいえないのですが、関係書を1000冊読むと、 自分のなかにある思考の流れめいたものができることはたしかです。 10冊ならできかねます。・スペシャリスト(一芸家)か、ジェネラリスト(多芸家)かという対立に あるのではありません。 スペシャリストがジェネラルな性格を常に要求され、そのための自己訓練を しておかなければならず、ジェネラリストは、つねに、スペシャルな性格を 自己啓発するような訓練をしていなければならない、ということです。 問題は専門から、自分を取り巻く社会の全ての領域を考察できるような能力を もてるかどうか、にあるのです。・思考の技術の条件 本人の知的努力それ自体などは、たかが知れている、と考えて欲しいと思います。 思考の技術を獲得する環境、条件を整えることのほうが、むしろ大切です。 1.どんな情報でも手に入る環境に身を置く。 2.知識や情報の獲得には、身銭を切る。 3.獲得した情報や知識を管理できる。 4.思考し書く場所を確保できる。 5.暇を獲得し、時間を管理できる。 6.多少の根気が必要。・嫌いなもの、敵の思考こそ読もう。・思考は、書くにつきる。 簡潔明瞭であればあるほどいい。これがものを考える、書く場合の鉄則。・とりあえず書き始める。・よく考えたり、書いたりするためには、まずもって、「自分」から飛んで しまいなさい、といいたいのです。「自分」を直接語る場合も、いま一人の 自分が、批判的に、書かれる「自分」を表現しているのだ、という行き方を とらえなければならないのです。 つまり、書かれた「自分」に対して、著者が感情移入をする必要のない表現法が、 必要になる、ということです。著者が、第三者としてみても、淡々と読むにたえ うる、というものでなくてはならない、ということです。これ、案外に難しいのです。
2007.11.03
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35歳までに仕事運をつかむ魔法の言葉神山典士アスキーコミュニケーションズノンフィクション作家の神山典士さんが各界の有名な人たちとの対談をまとめた本。たった一つの言葉に出会うことで人は変わることができる。たった一つの言葉が自分自身を新しい未来に誘ってくれる。この本はいろんな分野で活躍している「仕事運」をつかんだ人がもっている言葉に焦点をしぼって書かれているのだが、それぞれの分野で活躍している人の言葉にふれるのはとてもおもしろい。具体的には、阿川佐和子さん、弘兼憲史さん、石丸幹二さん、平尾誠二さん、笑福亭鶴瓶さん、大杉漣さん、竹中平蔵さん、日下公人さんなど16名の方の生きかた、考え方、言葉が取り上げられていて、どの言葉も自分が歩んでき人生から生み出された言葉なので、触れてみてその重みが伝わった。もちろんパワーももらえる。読んでみて、自分はまだまだだなあと感じると共に、でもこれから積み上げていけばなんとかなりそうだなあという楽観的な気分にもなった。やはり他の人の生きかたに触れると自分にとってかなり刺激になる。自分らしく生きていこうと再確認できた本だった。自分の中の引っかかり・仕事って、30代で180度変わることもある。 「スタート」の時期なんて、いつだっていいんです。・目の前の高すぎる壁じゃなく、「自分が楽しめる壁」を 登っていけばいい。人生は、自分だけの歩みなのだから。・挑戦に必要なのは「保険」と「シュミレーション」。 それさえあれば、どう転んでも大胆な選択ができる。・内心に潜む確信を語れば、必ずそれはすべての人に通じる。・自ら困難を「楽しむ」こと。 楽しめればタフになれる。集中できる。パワーが生まれる。・本当にやりたいことなんて、めったに出会えるもんじゃない。 だからこそ、 「止まらない、あきらめない、妥協しない」・一番そばにいてる人間に「この人やっぱりすごいわ」 と思わせること。これがごっつ大事ですよ。・人間は心に「穴」を持っている。 その穴を埋めるまで働くか、その穴の存在を忘れるか、 その違いが生きかたになる。
2007.11.02
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6000人を一瞬で変えたひと言大越俊夫サンマーク出版不登校児・中退生を対象にした私塾「師友塾」の塾長である著者が、塾生たちに説いてきた言葉を集めた本。塾生たちのために、考え抜いた言葉であったり、直感的にふと口にした言葉であったり、様々な言葉が書かれているが、どの言葉も塾生たちを劇的に変えた一言であり、直接著者本人の口聞いたわけではないが、書かれた言葉からもものすごいパワーを発しているので自分の力がみなぎってくるのがよくわかる。もちろん言葉の裏には著者の人間性があって、その人間性を言葉にのせて伝えていると思うが、ただ純粋に言葉の力ってこんなにもすごいんだなあとめちゃめちゃ感動した。言葉で人を救えるというのはとても素晴らしいことだと思う。どの言葉も力強いので、読んだ人は必ず響く部分はあるはず。言葉の力の偉大さを感じた本。自分の中のひっかかり・たくさん伸びる力のある人間には、それだけたくさんの試練が与えられる。 つねに成長している人間は、いつもなにかしらの困難に直面している。・どんなことが起きても受け止められるように、重心を落として構えていろ。・何事も、完成してからすすんだのでは遅すぎる。 未完成のまま進み続け、 だんだんに足りないところを補っていけばいい。・自分で思いついたことは、100%達成可能だから思いつくのだ。・自分が十欲しければ二十を手に入れよ、そしてそのうちの十を人に与えよ。・友を持とうとするな。友と共にあれ。・後輩にいいカッコを見せようとしていないかい? 本当に後輩のことを思うなら、 君が失敗して這い上がる姿を見せてやってくれ。・人を妬むのは、自分が完全燃焼していないからだ。・適応できないと感じるのも能力だ。・百、悪いことをしたら、百一、いいことをすればいいじゃないか。 人を十回傷つけたら、自分は十一回傷つけばいいじゃないか。・安易に手に入る幸せよりも、たどり着く幸せにこそ、大きな喜びがある。・中心軸を絞りなさい。軸が2つあったら、コマだって回らない。・何かを決断するということは、同時に何かを捨てるということ。 捨てなければ、何かを得ることはできない。
2007.11.01
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