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2008.01.25
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カテゴリ: 最近読んだ本
都の子

集英社文庫

江國香織の初めてのエッセイ集。

「ミセス」という雑誌に3年間掲載したエッセイを一冊に集めた本。
この本は著者が30歳前くらいにだした初めてのエッセイということで、
後の作品で見られるような言葉の使い方(とくにひらがな)はそれほど
多くはないが、独特のものの見方、感じ方はこの頃から健在だなあ
という気がする。

あとがきで、「書く」というよりも、たとえば「少しずつ冷凍する」という方が

彼女の経験やこれまでの記憶の集積ということで書かれているが、

自分的には読んですんなりと共感できるという感じではなく、
彼女の感性にまず触れて、それから彼女のように思える感覚というのは、
昔はあったなあと自分を振り返っていくというか、誰もが持っていたような
素直な感覚というのを思い出させてくれる。

結局は江國さんの文章を通して自分を見ているのかもしれない。

それはともかく、この本は江國さんの旅先の話や日常で感じたことだったり
普通に読んでも楽しると思う。

自分の中の引っかかり
・いつも何の音沙汰もなしでいて、クリスマスカードだけだしてすませるようなのは
 どうも、と言う人もいるけれど、私はそうは思わない。音沙汰があろうとなかろうと、

 その人は私をおもってくれたのだ。それはじゅうぶんに幸福なことである。

 年賀状も基本的には同じだけれど、何というか規模が大きくなりすぎて、社会的行為に
 なったみたいで、私はどこか警戒してしまう。だってあれ、嫌いな人にもだしたりする
 でしょう?


 そんなに広範囲のものじゃない。






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Last updated  2008.01.25 08:02:05
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