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前にブログで紹介した、

アジア金融システムの経済学
の著者の宿輪純一先生 syukuwa がゼミをやっていて、そこに出てきました!!

ゼミの内容は↑参照。

本をみてとっても楽しみにしていたのに、上記の地図をプリントアウトして、19時に 文京シビックセンター についた私は、プリントに書いてある3F 3-C教室、、、というものが存在しないことに気づく。

グルグル回って、「あの会議室かしらねえ」と係員のおばさん。その前のソファーに座って中で行われている講義を内容を盗み聞きすると、「・・・日本物理学会ではその論文誌を出すのにコストがかかっていて・・・」「出版会に牛耳られていて・・」(?)「別に作ろうとういう動きが・・・」(????)これは絶対宿輪ゼミではないっと思い、また広いシビックセンターをウロウロ。2Fに降りてインフォメーションでもう一回聞くと、「ちょっとその紙見せてください」とプリントアウトを受け取り・・・・

「あ、 文京区民センター





結局ゼミは最後の40分ぐらいしか聞けなかった・・・。(外に出て道に迷った!!)会場は満席で後ろのほうで話を聞いた。

聞いてよかった話

★アジア債券市場とACU等の現状と将来
会場から質問で、このカワイ先生が今年の初めに「”(ACU)の指標を出す”と言ったそうだがその後進んでいない?」というと、(宿輪先生の本のP138に出ているADBは2006年3月からアジア通貨の加重平均値を示す参考値である「ACU」の試行的な公表を始める、、、とあるのでこのことだと思う)
「これは難しいと思う」と宿輪先生。

ECUを覚えていますか?98年12月31日の欧州時間12時ぐらいまでだったかな。。。取引されていた通貨単位で、欧州各国の通貨をバスケット的に入れてスタートし、その後はマーケットの力で対マルクレート、対フランスフランレート、イタリアリラレートなどが決まっていた。最後のレートがそのまま、対ユーロのロッキングレートになった。ACUはそのアジア版?

宿輪先生は、
「ヨーロッパは最初は有る程度経済規模が対等な国同士が集まったが、アジアではGDPにせよ、なんにせよ、日本が6割ぐらいになっちゃったりする。一部の東南アジアの国は数パーセント。こういう国の存在感ちゃんとでるようなやり方しないとみんな入ってこないだろう」
「また台湾、香港問題もある。通貨は政治と切り離せない」
まったくそう思う。

もう、目に浮かぶ。経済を政治で動かせると思ったら大間違い・・・って言いたいんだけど、アジアは日本も含めてとても”マーケットの理論”に任せてもらえなそうな感じ・・・。


そこで「まずは割合をうまくしたコンポジット債などが流通していって、その比率が共通通貨になったね、、、というのがいいんじゃないかと・・・」

そうですよね、債券である以上、市場で流通する割合に落ち着くでしょう、、いくらなんでも。




また来月も絶対行こうと思います。










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Last updated  2006.08.05 04:23:21
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