★★★★ しましま LIFE ★★★★

しましまな本の部屋 




しましまな本棚です。
しましまに集めてみました。




  <春を忘れた島> マイクル・ゴールディング著  早川書房 

 カリフォルニアの男が書いたとは思えない作品。
 中世イタリアの小島を舞台に、ドタバタと牧歌的(?)かつ、
 耽美な世界が出現。比較的に小さな本です。装丁、美。



 <スミラの雪の感覚> ペーター・ホゥ著  新潮社

 デンマーク人の作品。高名な医者を父にグリーンランド人の女性
 を母にもつスミラがわけいるサスペンス。なんの気なしに手にとった
 本だが、こたえられない魅力あり。冷たいのに熱い、
 氷と雪の世界。



 <ガラパゴスの箱舟> カート・ヴォネガット・jr  早川書房

 元気な頃のカート・ヴォネガットの作品。世界滅亡へのカウント
 ダウンその後に生き残った人たちはいったい・・・ ガラパゴスで
 繰り広げられるサバイバル。  そして、人類は・・・  
 登場人物たちの思い思いの行動がそれを決定づけてゆく。



 <少年時代> ロバート・R・マキャモン  文芸春秋

 登場人物、個性溢れすぎ。あなたはこのショックにたえられ
 ますか?なんて、うそですけど、ミラクルな世界。 旅行先で退屈
 していた小学生の姪に読んだら、「ぽかん」と口をあけたまま失神。
 (これも嘘。)



 <少年キム> ラドヤード・キプリング  晶文社

 19世紀末のインドが舞台。お坊さんの修行中の少年が、ふとした
 ことからイギリス人と出会い、冒険と遍歴の旅へと・・  
 崇愛するお師匠さまとの道をも模索するキム。
 作家は戦後にバッシングにあったらしいが、わたしゃ気にしない。


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