美肌製造所

美肌製造所

続・7 おばか犬こじろう


続・7 おばか犬こじろう
(2007年12月18日退院。12月26日再入院、再手術)


〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

パンダトロ!

17歳と8ヶ月のこじろうが、再手術。再入院で、 師走の30日 にお見舞いに行ってきました。

前回の手術のときにも 高齢犬なのでリスク がとても大きかったのですが、
今回は再手術なのでリスクはもっと大きくなります。

反転した膀胱を正位置に固定させる手術とヘルニアの手術 でした。

術後6日にもなるのに、こじろうはとても弱っていて、ちょっと顔を上げてすぐ、眼とじました。

お腹とお尻はすごい大きい手術のあとが痛々しく、
私は涙ボロボロこぼして大泣きでした。


こじろう手術


動物病院を出てその足でお正月の食料品を買いに行きました。

お店の中はお客さんで混雑しています。

すれちがうお客さんや店員さんが私の顔を見ていかれます。
振り向いて、トロを見て行かれます。

『私って、目立つほどいい女なのかも・・・』

なんて思って、何気にお店の鏡の自分の顔を見て、

思わず 『ぎゃーーー!』 と悲鳴をあげてしまいました。

トロの顔は、ほんとの パンダ になっていました。

両目のまわりもまぶたも 真っ黒のパンダ目!というか、お化けです!

こじろうを見て号泣したせいです。

マスカラもアイライナーもドロドロになって
遠くから見るとまるで、 真っ黒のサングラスしてるよう な感じでした。

あわてふためいて車で帰宅しましたが、それ以来こじろうのお見舞いには
マスカラもやめてナチュラルメイク で行くことにしました。




〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇

頑張れ!こじろう!

お正月2日の朝、動物病院から電話がかかりました。

こじろうが手術して1週間になるのに、
水も飲まない、食事もたべない らしいです。

ずっと点滴だけで維持してるのです。

『飼い主さんが食べさせてみてはどうでしょう?』

ということで、 すぐ病院に駆けつけました。

こじろうは 頭を上げる気力もない ようです。

じっと眼を開けて、私達を見てますが反応がありません。

病院が用意された離乳食のようなものを口に入れてみますが、
しっかりがっちりと口を閉じて 受け付けません。
水はスポイドで無理やり歯の間から流し込みますが、 飲み込みません。

拒否して、しっかり口を噛み締めているので、犬歯が歯茎に当たって
両方の歯茎から血が出ています。


『点滴だけでは10日くらいしか維持することはできません。
このままでは危ないです。』


先生の言葉に、私は泣きながら

『こじろう!食べんと治らんよ!!』『食べたらお家に帰るよ』

『散歩に行くよ』
となだめたり怒ったりしながら
指で食事を突っ込もうとしましたが、 ぜったいに口を開けませんでした。

日に日に弱っていくこじろう・・・あとは神様に祈るしかないのでしょうか。

頑張れ!こじろう!






© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: