2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
全7件 (7件中 1-7件目)
1
先週は、ボロちゃんのことで皆様には本当に、ご心配かけました。残念な結果になってしまいましたが、こんなにいろいろな方から励ましの言葉をかけてもらえたボロちゃんは、「人間も、捨てたもんじゃないな」と思ってくれたのではないかと思っています。 彼女はうちの敷地内のちょっと土があるところに穴を掘って埋葬しました。霊園のように立派な葬儀ではなかったのですが、主人と私で穴を掘って子供がえさを包んで一緒に埋めました。家に咲いている花を飾って手を合わせました。 1週間しかそばに入れませんでしたが、忘れないでいてあげたいと思っています。 本当に、ありがとうございました。 話は、変わって・・・・ 今日は、先週の木曜日に続き小学校での「ふれあい教室」に参加してきました。獣医師会から有志の先生たちが小学校を訪問して、子供たちに動物を触らせてあげたり、質問に答えるというものです。かぶりものを使った寸劇もあります。(ワン君とウサちゃんが登場します) 私はウサギの心音を聴診器で聞かせてあげる係りでした。 はじめに自分の心音を聞いてもらってウサギのと比べさせました。みんな、ウサギの心拍数の速さにびっくりしていました。 一人、車椅子に乗っている障害を持った男の子がいました。 補助の先生がついています。その子も怖がらずにウサギを優しく触ってくれました。先生も、ちょっとびっくりしていたようです。 引きこもりの子に動物を世話させると心を開いてくれるという話も聞いたことがあります。 動物には、人の心を優しくさせるものがありますね。 虐待という悲しい事件もあとを絶ちませんが、今日あった子供たちを見ているとそんなことは別の世界の出来事に思えてきます。 子供からの質問は、想像もできないことを聞いてくるので怖いけど、この活動を通じて何かお役に立てればいいなぁと思っています。
2007.10.29
コメント(4)
昨晩から、ボロの容態が急変しました。 午後にベランダに出してあげたときはまだ、自分で歩けたのに夜になると首を上げるのも億劫そうです。 もちろん何も口にしません。 歯茎の色が白っぽくなってきています。貧血です。 もう、だめだなと冷静な私が頭の中で宣告します。 でも、実際の私はあきらめきれずに朝一で近所の先生のところにボロを運びました。抗生剤と、ビタミンと、強心剤を入れた点滴をしてもらい、残った点滴バッグをもらって帰ってきました。 体温も下がっているし、呼吸も浅くて速い・・・・ でも、彼女は頑張ってくれました。私がいる間は一生懸命呼吸をしていました。 今日は、奈良県の獣医師会の先生に呼ばれて小学校のふれあい教室に午後から参加しなければなりませんでした。 ちょうど、娘が午前中で授業が終わりだったので入れ替わりで見ていてもらうことにして出かけました。 出かける前に、「ボロ、もう頑張らなくてもいいよ」と声をかけ、頭ややせ細った背中を撫でてあげました。 それが最後になりました。 ふれあい教室が終わって車の中で娘に電話をしようと携帯を出したらメールが入っていました。「ボロちゃん、死んじゃった」 娘からでした。 一週間しか一緒に暮らせなかったけど、ボロちゃんなりに気を使ってくれたのかもしれません。 皆さんに、暖かい声援をかけていただいていたのに、こんな報告しかできなかったこと、本当に残念です。 なんか、もっとうまく気持ちを伝えたいのですが、今はただ悲しくて悲しくて・・・ 皆さん、本当にありがとうございました。
2007.10.25
コメント(15)
日曜日、久しぶりに出勤です。 夕べはボロちゃんに2時ごろ起こされて眠いです。 朝見たら、ボロちゃんは少し吐いていました。えさが変わったからかな?ぐらいしかその時は考えていなかったのですが、院長に相談したら「腎不全」って・・・・ そういえば、やけに水をがぶがぶ飲んでたっけ・・・ 腎臓はご存知のとおり一度壊れてしまうと元には戻りません。 でも、体の中の不純物(=毒)を血液から分離して排出するという機能がなくなるとそれは死を意味します。 で、活性炭をえさに混ぜてあげようということになり、活性炭の粉(医薬品です)を分けてもらって帰りました。(活性炭に毒素を吸着させてるんです。活性炭は糞と一緒に体外へ・・・) 家に帰ってケージを見ると、ボロちゃんの様子が変です。目は、開いているのですがうつろです。呼吸も浅くて速い。遅かったか!!急いで院長に連絡を取ったのですが運悪く外出中。夕方には戻るというので、その頃ボロを連れて行くことにしました。 それまで持つかな?というのが正直なところでした。 日の当たるベランダにタオルに包んで連れて行き、声をかけ、撫でていました。すると気のせいか、呼吸も少し落ち着いてきたようです。 結局、4時半ごろ病院に担ぎ込み、点滴を打ってつれて帰ってきました。最後は看取ってあげようと思って・・・・ 夜の12時前にもう一度家出点滴を打ち、2時間ごとぐらいに目が覚めケージを覗きました。 で、朝になるとボロは小さな声で鳴き出しました。「はらへった」 脅威の回復力!早速猫缶に活性炭を混ぜてあげるとがっつくボロ。そして完食。 しばらく、点滴と活性炭が手放せなくなったボロちゃんでした。・・・・本当にだめだと思ってネットで近所の動物霊園を検索してしまいました・・・とりあえず今回は無駄に終わってよかった。
2007.10.22
コメント(12)
また、長いこと日記をサボってしまいました。 原因は内職です。お正月用の「祝い飴」という仕事がが大量に来ています。 袋に入った飴を和紙などで綺麗に包むのですが、包んでも包んでも飴ちゃんはなくなりません。(関西では飴玉のことを「飴ちゃん」と呼びます。ちなみに油揚げは「おあげさん」です。) でも、そんな中報告しなければならないことが起こりました。 病院で預かっていた野良猫の引き取り手が見つからなくて結局うちにつれて帰ってきたのです。 「はじめまして。ボロといいます」 うちの子達は魚の名前がついているのですが、この新入りはあまりにも第一印象がボロぞうきんのようだったのでそのままボロちゃんです。もう少し綺麗になったら考え直すかもしれませんが・・・ これでも、だいぶましになったんですよ。はじめは目やにと鼻水とよだれでぐちゃぐちゃの顔。骨と皮だけで立つこともできなかったんです。 今ではしっかり食べて、水も飲み、歩けるようにもなりました。 でも、腰が悪いのか踏ん張ることがうまくできません。こんな状態で外に放したらすぐに車に引かれてしまうでしょう。 検査はしていませんが来た時の状態から猫エイズに感染していることは間違いないと思います。 うちにはほかに5匹の猫がいますから家に入れるのは躊躇したのですが、病院から大きめのケージを借りてきてその中で世話をすることにしました。 まだ、他の子は突然の新入り(しかもぼろぼろ)に戸惑っていて距離を置いてしまっています。 私のベッドがある部屋にケージを置いたのですが、今まで一緒に寝ていたサンマ、サーディン、ウニは別の部屋で寝ていました。 いつ病状が急変するかもしれないボロ。少しでもゆっくり過ごしてくれればいいなあと思っています。
2007.10.20
コメント(8)
昨日の晩の出来事です。いえ、正確に言うと日付は今日。夜の3時ごろだと思います。 ぐっすり眠っていた私の耳にかすかに聞こえてきた低い機械音。これは何の音だったっけ?寝ぼけた頭で考える・・・そうだ、マナーモードにしている携帯のバイブレーションの音。私の携帯、マナーモードになってたっけ? 枕元に置いた携帯を手探りで探していると、手がふわふわした暖かいものに触れました。目を開けると私の顔のすぐ前で丸くなって寝ているウニ。 携帯のバイブだと思っていた音はウニちゃんの鼻音でした。 彼女は拾われたときからちょっと鼻が悪くて、パグほどではないのですがウゴウゴ鼻が鳴るときがあります。 まったく人騒がせな鼻です。
2007.10.05
コメント(6)
いつもうちの猫ズがお世話になっている近所の獣医さん。大学の先輩に当たります。お互いの子供同士が同じ幼稚園に通っていたことから、知り合うこととなりました。(大学にいる間は接点がありませんでした) その先生に頼まれて、小学校でのふれあい教室に参加することになりました。県の獣医師会が中心になって小学校を回り、子供たちに動物と触れ合ってもらったり質問に獣医師が答えたりするのだそうです。 ・・・・すごく不安です・・・・ その昔、上野動物園で子供たちに小動物を触らせたりするというイベントの手伝いをしたことがあります。子供って「何でそんなことを聞くんだ?」ということを平気で聞いてきます。「なんで、うさぎっていうの?」とかいうわけです。妙に詳しい子も苦手です。 で、今日はその先生から群馬県の獣医師会で出されている「実施マニュアル」なるものをお借りしてきました。 群馬県は県で予算もついていて、かなり力を入れてふれあい教室を実施しているようです。(奈良は・・・?) ふれあい教室の勧め方から、講演の内容までかなり詳しい資料です。でも、やはり気になるのは「質問&回答集」でしょう。 質問:どうして、プードル犬はおしゃれをするのですか? 回答:流行です。 質問:錦鯉は大人になったら食べられますか? 回答:食べられますが、普通は食べません。もし、食べたとしてもおいしくないかもしれません。 なんかますます不安になってきました。 あと、読み進んでいくうちにとんでもないものを見つけてしまいました。 質問:ハムスターにも大きくなる種類がありますか? 回答:ゴールデンハムスターは体重130g、ジャンガリアンハムスターは 30kgです。 ・・・どんだけ!!って感じです。 また、実際はどんな具合だったかを報告したいと思います。
2007.10.04
コメント(6)
ちょっとサボっていたらなんだかすっかり秋めいてきてしまいました。 先週の土曜日は奈良市内の小学校は運動会のところが多かったのですが、あいにくの天気になってしまいました。 秋晴れの中の運動会とは行かなくても、雨さえ降らなければという思いもむなしく午前中も割りと早い段階から降ったりやんだり・・・ お弁当のときは奇跡的に雨は上がったものの、午後のプログラムは殆ど雨の中。前日までの関西はまだまだ30度近い最高気温だったんです。で、学校側は熱中症対策に子供たちの席にテントを張りました。それが雨よけになりました。でも、保護者の席にはテントはなし。傘を差しながらの応援になってしまいました。雨でリレーの選手がこけることもなく何とか全種目やり終わって帰宅。次の日熱を出して寝込んだのは私だけ・・・ あとから聞いたところによると、他の小学校は午前中くらいでやめて続きを火曜日にしていたそうです。最後まで見られてよかったのかもしれませんが、あんな寒い運動会は初めてでした。 私が運動会で寒い思いをしている頃、うちの病院には1匹の野良ちゃんが連れてこられていました。迷い込んできたという猫は骨と皮だけといった感じ。目やには出ているし、口内炎がひどい状態です。どうやら猫エイズが発症してしまっているようです。もうだめかもしれないという状態だったそうです。でも、預かって点滴やインターフェロンの治療をして、とにかく暖かい寝床を提供。 彼女に私があったのは月曜日の朝です。ICUに入っていたぼろきれのような猫・・・鳴く声も力がなく、だめだなぁというのが第一印象でした。 で、それから二日たった今日。いっちょまえにケージから逃げようとした猫。着地で腰砕けになってしまいました。まだ、無理だよ!!と声をかけて缶詰を入れるとうれしそうに食べています。まだまだ、予断は許さない状態ですが確実に元気になってきています。 そうそう、前にお話したうちの患者さんに保護されて連れてこられたアメショのフーちゃん。あのあと、背中の傷が見つかって(車にぶつけられての怪我?)結構長く縫合したのですが、それがつれて糸が何本か外れてしまいました。今日はもう一度麻酔をかけて縫い直し。まだ、骨盤にひびが入っているのでうまく動けないのですが、食欲もあり、毛艶もよくなってきています。 ちなみにうちの子達はみんな元気です。
2007.10.03
コメント(4)
全7件 (7件中 1-7件目)
1