ラテンな駐在妻日記

ラテンな駐在妻日記

2.サンパウロ



2.サンパウロ




12月29日午前


今日は午前中、サンパウロ市内観光を申し込みました。
ほんとうは日本語ツアーが良かったのですが、年末年始で取れなくて、
ポルトガル語&英語のガイドさん。と思ったら、スペイン語もOKで、
同行のブラジル人のお客さんにはポルトガル語で、
私たちには英語&スペイン語で、そして運転しながら、と、
大忙しなガイドさんなのでした。

そう、ブラジルは公用語がポルトガル語。
中南米のほとんどの国はスペイン語なので、今までスペイン語で楽チン旅行でしたが、
きゃ~っ、ポル語は緊張。
でも、スペイン語とポルトガル語はとっても近い言語。
フランス語、イタリア語も、ラテン語系でとっても近いです。
それらは書いてある分にはずいぶん意味が分かります。
で、ブラジルでスペイン語を話しても、けっこう分かってもらえる。
でも、ポルトガル語の発音はスペイン語より複雑で、
とっても優しい響きで耳当たりが良いのですが、ポルトガル語を話されるとお手上げ。
こっちがスペイン語を話すと、ポル語が分かると思うのか、
だ~っっっ!!とポル語で返されるんですよね・・・・・・。
その過ちを、何度繰り返したことか。





それはともかく、
ブラジル最大の都市であり、経済の中心地であるサンパウロ。なのですが、
何人かパナマにいらっしゃるブラジル駐在経験に方々が口を揃えて
「サンパウロなんて、何も見るところないよ!」
と言われるくらい、歴史や名所旧跡があるわけではない、単なる大都市。
でも、せっかく飛行機で降りるなら、少しくらいその街を見てみたい!と、
半ば強引にサンパウロ滞在を入れたのでした。

そしてお願いした半日ツアーでは、ぐるぐると市内を車で回りましたが、
たしかに特にコレ!といった見所はない・・・・・街でした。
でも、私の「ブラジル」のイメージを覆す、とても整備されたきれいな近代的な街でした。
それを知っただけでも、半日ツアーの価値はあったかも、しれません。





市内の目抜き通り、パウリスタ大通り。日本総領事館もこの通り沿いにあるそうです。
年末でかなり空いていました。


Sao Paulo 1



セントロ地区にある大聖堂、カテドラル・メトロポリターナ。
車が停めれなくて外からの見物のみ。


Sao Paulo 2



なんというのか、外国人にブラジルのきれいな部分を見せたいのか、
やたらめったら豪邸が建ち並ぶ高級住宅地やブランド街を通りました。
これはナントカという富豪の家で・・・・・・、と、自慢げに紹介。
たしかに閑静なお屋敷街。
そのお屋敷街に建つ教会。


Sao Paulo 3



ミケランジェロの宗教画を模写したという天井画、ブルーの繊細なポルトガルタイルを
ふんだんに使った壁の装飾、と、ため息がでる美しさ。
中南米で良く見る重厚な教会とはちょっと違います。
出入りする人々は周辺の裕福層なのでしょう。
旅行者のジーパンにTシャツ姿は、ちょっと肩身が狭いくらいでした。


Sao Paulo 4



超巨大な大学都市。
はるか向こうにサンパウロの街並が見えます。


Sao Paulo 5



ブタンタン毒蛇研究所。
ヘビ、さそりなどの有毒生物に対するワクチンや血清の研究をする施設ですが、
博物館やヘビ園などがあって、それらは一般に開放されています。


Sao Paulo 6



ひたすらグルグル、グルグル、市内を車で回った半日ツアーでした。
でも、サンパウロの概要がザッと分かって、良かった、かな。





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