ラテンな駐在妻日記

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10.カナディアン号 ロッキー越え≪後半≫



10.カナディアン号 3日目/ロッキー越え≪後半≫




2007年11月5日


15:30 定刻でジャスパー出発。


カナディアンロッキー後半へ思いを馳せ、早めにドームカーへ向かったつもりの私たちでしたが、
皆さん考えることは同じですでにドームカーは満員御礼。
仕方ないので、その下のパークカーの席に座り、ドームカーの空きを待つことにしました。


と、夕方のシャンパンサービスが始まりました。
さっき、美味しいコーヒーが飲みたいと(カナディアン号のお食事は◎でしたが、
コーヒーはどうも美味しくなくて・・・・・・。)、
ジャスパー駅前のコーヒーショップでコーヒーを買い、片手に持っていたのに、
頂けるなら、と、シャンパンに急きょ変更(^^)v


カナッペなども配られて、カナディアン号最後の夜へ向け、雰囲気も盛り上がります。


The Canadian 10-1





シャンパンのおかわりも頂き、気分良くなってきた頃、
ドームカーに座っていた人たちがそろそろ交替で降りてきて、私たちは上へ。


ああ、晩秋のカナダは、暗くなるのが早すぎます。
すでにずいぶん日が落ちています。
けれど、その暗さがロッキーの迫力を更に増している気もして、
昼間のロッキーとは違う顔に、また吸い込まれるように車窓の景色を眺めます。





黒い湖面に山影が映る、その凛とした美しさ。


The Canadian 10-2




カナディアン号は、いよいよロッキーの奥へ奥へと入っていきます。
と突然、左手に大きな湖が出現。ムース湖です。


The Canadian 10-3




ムース湖畔を走るカナディアン号。


The Canadian 10-4




さらにさらに、ロッキーの奥へ奥へ。
はるか下に渓流が見えます。
シャッタースピードがついていけず、かなりブレてしまいました。


The Canadian 10-5




尾根と尾根の間をぬうように走ったかと思うと、急にずっとずっと広がりのある空間が広がる。
もうすぐ闇につつまれそうなカナディアンロッキー。
暗くなる寸前、最後に見えた、プレミアム・レンジ。


The Canadian 10-6




あ~もったいない。
と、この後、真っ暗になるまでずーっとずーっと景色に見とれたまま、
ドームカーで過ごしました。
あ~、ほんとに、暗くなるのがもったいない・・・・・・・・。
真っ暗になってしまってからも、この日ばかりは余韻にひたり続けた私たちでした。





19:00 カナディアン号最後の夕食。


The Canadian 10-7



いつもいつも、美味しいお料理を、ごちそうさまでした。


夕食後、この旅3度目の重要イベント、本日もまた、時計を1時間戻します。
これでサマータイム終了で1時間戻したのを含め、
トロント出発からトータルして4時間、時計を戻しました。





明朝はもう、終着駅、バンクーバーへ到着です。
ああ、あっという間でした。とっても名残惜しい。
明日の朝、バタバタしないように荷物をまとめ、おやすみなさい・・・・・・。





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