ユンタ(^-^)の気付き日記

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にがりブームに想う事・・・



最近、「にがり」というのがブームですよね。

決して否定はしていないんですけれども
少し考えてしまうなぁということをお話してみますね。


「にがり」っていうのは海水の中の微量ミネラルを濃縮したものですけれども
(主な成分は塩化マグネシウム、硫酸マグネシウム)
極陽のものなんです。


極陽のものであれば
極陰の方は摂られたらある意味必要なもので良いかもしれませんが

これも程度ですし、強烈な極陽ですから
摂取されて調子が良いからといって
ずっと続けて摂取していいものかどうかはわかりませんからね。
あまり脅かすと嫌がられますが(笑)

ただ、極陽のものを摂って体の調子が良いという事は
それ以外にも何かするチャンスが生活であるかもって事なんです。

陰性のもの、例えば冷たい食べ物・飲み物を控えるとか
酒、タバコ、南国の果物、などなどもですね。

陽性の、身体に優しいものをもう少し積極的に摂ってみるとか
身体を動かして抹消に血液がいきわたりやすいように心がけてみるとか。
身体の冷えているところを暖めるお手当てをして見るとか
何かもっと出来ることもあるんじゃないかなぁって思いますね。

大食いをやめてもう少し消化器が働きやすいようにしてあげることで
たくさんの血液を消化器に集めないでもいいようにしてあげるだけでも
身体を冷やすことを防ぐこととなりますね。


極陽のものであれば
陽性ですから凝集する・固まる力が強いんです。
(例えば豆腐の大豆タンパクをにがりで固めますよね)
陽性の人がこれを摂ったり
普通の健康な人が長期に摂りすぎると
人間の身体のタンパク質も硬くする働きがあるわけですから
ゆるんだ身体を締めるのには適しているかもしれませんが
硬く締めすぎてしまうわけですね。

例えば血液中の濾過をする腎臓の中の絞り込むところ(糸球体)を
凝固させてし腎障害を招いてしまったり
身体全体の機能を締めて硬くなってしまうということになります。
例えば血管とかの循環器だってそうですよね。



先日話していた天然の塩についても
海水をそのまま濃縮して煮詰めたり天日で乾燥させただけのものではなく
にがりを飛ばして食べやすくなるくらいにしたものなんですね。

まったくそのままでは食べられたものではないそうです。
ボクは食べたことがないので判らないんですけれども。


電気的に精製した塩は限りなく100%に近い純度の
Nacl(水酸化ナトリウム)なんですけれども
そこまでにはしていないけれどもにがりをかなり取り除いた
Naclの純度の高いものが今言われている自然塩だという事なんです。


昔はある程度まで形になった塩の結晶を軒先につるして
大きな葉っぱにロウト形にくるんだりして
そのロウト形の下から少しずつ日にちをかけて
にがりが垂れ落ちるのを待ったそうですね。

実際を知らないんでそんなボンヤリした言い方しか出来ませんが
とにかくそのまま全くということは無いそうなんです。


人間がまったく海に住むということは出来ない身体なんでしょうね。
体液は原始の海に限りなく近い成分だということもよく言われていますけれども。


・・・少し脱線しますが、ほどほどに にがりが入った塩で味噌とか醤油を作れば、大豆タンパクとにがりが結びついてくれるのでその方がよりにがりの害は出にくいということですね。

う~ん。
そういう意味でも古来からの発酵食品というのは
理に適っているんだなぁと考えさせられてしまいます。



ところで、
海が近いところとは反対に大きな大陸では山から岩塩が採れますが
岩塩は永い永い年月を経てにがりが地下深くに下がり
かなり純度の高いNaclになっています。

だからミネラルは少ない傾向となり
ヨードの不足から甲状腺機能傷害を起こす人がいるということで、
そういったところでは岩塩は食用であれば
ヨードの添加を義務付けられているんです。

本当にほどほどって難しいですね。

海沿いの人も山沿いの人も
生きていく上でとっても大切なものを昔から
かなり苦労して身体に摂り入れていってたんですね。

敵に塩を送る
「サラリー」の語源が塩から来ているというのでも
昔から大切にされてきたものだということはよく言われますが
やはりかなり手間隙かけた本当に貴重なものだったんでしょうね。



かなり身体を冷やすものを取り込んでいる方も多いということで
にがりが身体に合う人が増えているのも事実なのですが・・

誰でも彼でもにがりを摂るのはいいと言うのは考え物だということを
頭に入れておいたほうがよさそうですね。

いつも言いますが、
健康食品でも何でもそうなんですけれどもね。。。







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