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横手北スマートインターチェンジは、秋田自動車道の横手IC~大森PA(~大曲IC)間に建設され、2019年8月に供用開始されたETC専用のスマートICです。SA・PA併設型ではなく、単独のSICとして建設されました。横手ICが横手市街の南にあるのに対し、横手北SICは横手市街の北西にあります。 目的地が横手市街だったので、試しにここで降りてみました。普通、高速のICには徒歩では近づけませんが、ここはある程度近づける構造になっておりますので、記録してみましたよ。 入口側の歩道を歩いて接近。この注意事項の標識を間近でじっくり見ることは日常ないですね。奥に小屋が見えますね。もう少し近づいてみましょう。 バス停でした。高速バス秋田~湯沢線が停車する、羽後交通と秋田中央交通共用のバス停です。バス停の名称は「横手北インター」、秋田ゆきは乗車専用です。待合室にはベンチ完備。この路線は予約不要ですが、現在コロナの影響で、1日4往復のみの寂しいダイヤとなっています。もともと、横手北SIC至近の本線上に「旭バスストップ」が設けられていましたが、当SICの合流車線と重なってしまうため、旭BSは廃止、横手北インター停留所が新設となりました。なお、旭BSの設備は現在放置されています。余談ですが、SIC新設に伴って横手北SIC~横手駅~横手IC間は一般道を走行するようになったため、旧旭BS~横手IC間にある「平鹿バスストップ」は経由しなくなりました。 おっと、バス停の話をしているのではないですね。これより先は自動車専用ですので(バス停よりもSIC施設側に「自動車専用(325)」の標識あり)、歩道はここまで。供用開始から2年ほどしかたっていないので、各設備はまだまだ新品です。一旦入口まで戻って横断歩道を渡り、出口側の歩道へ! 高速の標識、看板は少し前かがみ気味に設置されるので、軽く会釈しながら出迎えてくれているように見えます。これは高速ならどこでも同じかな。入口車線と出口車線との狭間に道路情報表示器が建っています。 出口車線側にもバス停がありますが、こちらは今のところ下車専用となっていまして、待合室はありません。ただし、柵より先も盛り土してあるので、待合室を建てる余地はありそう。こちらには自動車専用の標識や、歩行者進入禁止の看板等はありませんね。農村地帯だから、好奇心で侵入しちゃう御大がいらっしゃらないかと、ちょっと心配です。 バス停のポールも、バス停名の表示のみ。 横手北SICは秋田県道29号(横手大森大内線)に接続されています。出口は右折→すると横手市街地・国道13号へ出られます。途中に、ちょっとした卸団地みたいなエリアや、県道から少し南下すると総合病院があるので、それらへのアクセスを見込んで建設されたSIC。一方、左折は由利本荘へと表示されています。確かに由利本荘へは行けるのですが、ノーマルな経路で行き着く先は由利本荘市の大内(旧大内町・駅でいうと羽後岩谷)。本荘の市街地へ行きたい方は、横手ICで降りて国道107号線を走行されるのが賢明です。このSIC観察にあたって、車はどこに停めたかというと… すぐ隣に横手北スマートIC利用者駐車場が整備され、高速バス利用者(パーク&ライド)とSIC利用者の駐車ができるようになっています。利用案内にバス利用者に限るという文言はないので、自家用車乗り合わせでも利用可能のようですね。駐車場から入口車線側の歩道にダイレクトにつながっており、これは便利な構造です。E46 秋田自動車道3-1 横手北スマートインターチェンジ 横手北SICからお車7~15分程度横手市中心部のホテルホテルプラザアネックス横手 横手温泉 ホテルプラザ迎賓 横手プラザホテル 横手セントラルホテル
2021年09月02日
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秋田自動車道には売店等のサービス設備が設置されている「サービスエリア」が2か所あります。ひとつは、岩手県西和賀町、北上西IC~湯田ICにある「錦秋湖サービスエリア」(上下線集約)ですが、もう1か所は、秋田県大仙市、大曲IC~協和IC間にある「西仙北サービスエリア」(SIC併設型)です。久しぶりに秋田道を横手方面に上る途中、「Highway Warker」をもらおうと西仙北SAに立ち寄ると、どうも様子がおかしい。 いつの間にセブンになったんすか??西仙北SAは秋田南IC~横手ICの部分開通の時から、小さいけれどもレストラン、スナックコーナー、売店、給油所がフルで揃うサービスエリアでした。それが、給油所がなくなり、レストランがなくなり、遂にはスナックコーナーもなくなって売店はコンビニに。他所でもSA・PAの売店機能をコンビニ各社に委託している例はありますが、西仙北SAは遂に「トイレと駐車場が大きいコンビニ」になってしまいましたどうやら、7月下旬にリニューアルオープンしたばかりのようです。 正面に掲げられていた西仙北SAの看板は、端の入口に追いやられていました。しかもその出入口は閉鎖中ときた(苦笑)以前は正面入口にラックが設置されていたお目当ての「Highway Warker」は見当たらず、入口は掲示物もすっかりセブン仕様に。多少血眼になって探してみたら これも隅っこに追いやられていましたセブン区画からトイレへの途中にあるのですが、目立たないのか、手に取られている形跡あまりなし。ここにはカップドリンクや冷食の自販機があったはずですが、きれいさっぱり無くなって、お買い物はすべてセブンへ。 おやおやこれは、移動式の授乳室「mamaro」を発見移動式なので電源さえあれば簡単に設置でき、授乳室を設置したくてもなかなかできなかった商業施設に大人気と、数か月前の「がっちりマンデー」でやってたやつですね。現物は初めて見ました。 トイレ方面は以前と何ら変わっていませんでした。 ちなみに、下り線(秋田方面)はだいぶ以前にファミマになっていますので、西仙北SAは上下線とも「駐車場とトイレが大きなコンビニ」になりました。コンビニ飯以外の食事を摂りたい場合は錦秋湖SAまで(夜間は東北道本線の前沢SAまで)ガマン。ここより北の太平山PA、八郎湖SAにはサービス施設はありませんから、乗る前に食べてしまうことも考えましょう。良いことといえば、コンビニ化前は上下線とも24時間営業ではなかったのですが、コンビニ化後は24時間営業となり、いつでも食べ物にありつけるようになったことですね。なお、下り線側のファミマは一般道からも利用できます(誘導看板あり)。こちら上り線側(セブン)はどうなんでしょうか。今後チェックしてみます。全国高速道路2版 日本の高速道路網と施設がひと目でわかる! (Mapple) 高速道路&SA・PAガイド2021-2022年最新版 [ ベストカー ] 廃道踏破山さ行がねが伝説の道編 (じっぴコンパクト文庫) [ 平沼義之 ] ばっちり安心な 新型コロナ感染対策 旅行編20 [ 矢野 邦夫 ]
2021年08月30日
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前回ご紹介いたしました、国道7号「下浜道路」(秋田市下浜~秋田市浜田※厳密には、分岐点の地名はまだ下浜)、開通したてピカピカの道路の様子は前回の記事をご覧ください。今日は、この区間に出来た新しいビュースポットをご紹介します。 そこは、秋田寄りの始点からこ線橋を乗り越してすぐのところの上り車線側にあります(下り車線からでも利用可能)。 普通車用駐車マス9台分(うち、身障者マス1台分)、大型車用駐車マス2台分という結構立派な「もしもしピット」が整備されました。 駐車場がカーブしているので、計画上の上り線用地を転用していると思われますが、一角に築山がつくられ、簡易展望台になっていました登ってみるべし 話題の道路の開通翌日、しかも晴天とあって、お試しドライブでトラフィックはひっきりなし。道路好きには良い眺めですね そして、道路に大して興味がない方でも、向こうに見えるなまはげの郷男鹿半島(男鹿三山と寒風山)が圧巻 中央の高い山が信仰の山「男鹿三山」(本山・真山・毛無山)で、右の低い山が中腹以上が芝生に覆われている成層火山「寒風山」です。※右側に見える青看板が秋田市寄りの始点です 南側に目をやると、雪を頂く東北第2の高峰鳥海山がクッキリ見えました 秋田県沿岸部を代表する山のうちの2つが一挙に眺められる「もしもしピット」をつくるなんて、国交省もいい仕事しますねえ! 一応、腰掛もあって、夕日を眺めるのに格好のスポットになるでしょう。 案内板も設置されました。 この「下浜道路」は「下浜サンセットロード」というのですね。これはあまり浸透してないかも 文字通り、夕陽を眺める道です。 夕陽にはまだ時間がありましたが、イメージはお掴みいただけるのではないかと思います それにしても、こうみると、結構な勾配のところにこの「もしもしピット」は作られました。ドアパンチにご注意隔週刊 日本の名峰 DVD付マガジン 第33号 火と水の神宿る霊峰 鳥海山価格:1008円(税込、送料別) (2020/4/11時点) 月山・鳥海山【電子書籍】[ 森 敦 ]価格:897円 (2020/4/11時点) ぎばさ 200g×3袋 男鹿半島三高水産のギバサ/アカモク/あかもく/ギバサ価格:1167円(税込、送料別) (2020/4/11時点) 秋田の麺屋 周助 つけ麺 6袋(12人前)つけめん ラーメン マルシェ価格:3852円(税込、送料無料) (2020/4/11時点) 下浜サンセットロードの「もしもしピット」・常時開放・自動販売機を含む料飲施設や公衆トイレはありません※本来用途である短時間休憩や通話のための停車の方を優先しましょうマイカーでのアクセス国道7号下浜道路沿い。秋田市側の始点より数百mの山側にあります。秋田市山王臨海十字路より、秋田南BP経由で平常時10分程度。 E7 日本海東北自動車道「岩城IC」より、平常時15分程度。列車・バスでのアクセス羽後交通路線バス「急行 本荘・秋田線」(八橋市民広場前~本荘営業所)に乗車し「桂浜海水浴場前」下車。南へ進む。主な停留所:秋田駅西口・下浜駅前・道の駅岩城(岩城みなと駅近い)・本荘駅前角または、秋田市西部マイタウンバス(秋田中央トランスポート運行)「下浜線」(西部サービスセンター~名ヶ沢/旧道(桂根)経由・浜田経由どちらでも可)に乗車し「大山」下車。バイパス跨線橋の真下にバス停があります。そこから北へ進むとBPと旧道との交差点があります。主な停留所:西部サービスセンター(新屋駅近く)・下浜駅前「急行本荘・秋田線」は「大山」バス停は通過ですJR羽越本線「桂根駅」からでも15分程度で歩けると思いますが、停車本数が少ないです。なお、JR「下浜駅」からは距離がありますので注意してください。
2020年04月11日
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1か月ほど前のことですが、国道7号「下浜道路」(しもはまどうろ)がめでたく開通しました 「下浜道路」は、秋田市の沿岸最南部「下浜地区」の集落を迂回する形で建設が進められていた国道7号の一般道路で(自動車専用ではない)、南は秋田市下浜羽川の市境付近~北は秋田市浜田のJR桂根駅付近まで、一挙に6.2kmが整備された道路です。これにより、大型車が行き交う1ケタ番号の幹線国道ながら対面通行をかろうじて確保できていた程度の狭い路幅により40km/h制限となっていたにも関わらず重大事故が多発していた下浜集落を通過する必要はなくなりました。 工事は10年近く行われ、さらに、始終点2つの跨線橋が非常に目立つ構造物なので、いつ開通するのか?と怪訝に思っていたドライバーも多かったみたいですが、3月14日(土)の午後3時から通れるようになりました。さっそく、翌日の午後、走りに行ってきました。 秋田市側から由利本荘市方面へ、つまり北から南へ走行したときに助手席から撮影した画像でご紹介します。 真新しいコンクリート舗装がまぶしい この「下浜道路」は、全線4車線規格で設計されているそうですが、現在は暫定2車線となっています。確かに、法面の作り具合は、山側にもう少し広げるつもりっぽい構造です。 自転車が走っていることからお分かりのように、とても立派な道路ですが自動車専用ではありません。途中に信号はないもの、交差点はあります。 北側の入口にあたる交差点(信号あり・この日時点では普通の時差式だと思ったが、感応式とのこと)を通過すると左カーブを切りながら高度を上げ、現道とJR羽越本線を一気に跨ぎます。 高台を通っているので、海の見晴らしは抜群掘割になっている区間もあるので、ずっとオーシャンビューな訳ではないのですが、かなりの区間で海を眺められます。また、歩道は海側にあるので、さっそくランナーの方々が走っていました このオーシャンビュー区間は長いですね。海のすぐそばを通っているように見えますが実際には少し距離があり、本道路と海との間には下浜の集落と、JR羽越本線と国道7号の現道が通っております。 余談ですが、下浜集落は、日本海側における瓦屋根集落の北限とされていたそうです。しかし時代は変化して、新築家屋には瓦でもトタンでもない先進の屋根材を葺くことが多くなってきているみたいですね。 下浜工業団地への分岐。下浜工業団地は、この道路よりもさらに高いところに造成された工業団地です。 信号がないので出づらそう。 工業団地への交差点を過ぎるとすぐ、跨道橋が現れます。この道路は、旧道から工業団地へのアクセス道として機能していた市道で、もともとはただの坂道でしたが、下浜道路建設による掘り下げに伴い跨道橋化されたものです。 ちなみに、跨道橋の上の道を海側(右側)に下りきったところに、鉄道の有名撮影ポイント「下山踏切」があります。また、バイパスの歩道からも羽越本線が俯瞰できそうなところが見当たりましたので、今後、新しい作品が発表されてくるかもしれません。 視界が一気に広がり、進行右手にJRの発電用風車が見えてると、「下浜道路」の区間も終盤です。再び、JR羽越本線と7号線の旧道を跨ぎます。 跨線橋の上からは、鳥海山が真正面によく見えました。ところどころ、チラチラと見えてはいましたが、ここが一番よく見えますね 南側の入口にあたる交差点が近づいてきました。ここには信号はありません。由利本荘方から北上してきて、下浜の集落やJR下浜駅、海水浴場へ行きたい方、秋田市雄和に抜けたい方はここから旧道へ。 旧道と合流し、新設区間はここまで。現道に戻るとすぐ由利本荘市域となります。 ちなみに、JRの築堤に張り付いている廃道っぽいアスファルトは、大昔に実施された橋の架け替え工事で使用された仮設迂回路の痕跡です。30年くらい経つと思うのですが、道路整備の邪魔にならない部分はアスファルトが残されたままです。ちゃんと原状回復しろ~(笑) さて、この道路の開通に合わせて、たいへん見晴らしのよい展望所がひとつ出来ました。 順番的には先にそこへ立ち寄りました。夕陽の穴場かも。 次回、ご紹介します~ルート7 国道からサッとホテルへ~国道7号線沿線のビジネスホテル ホテルルートイン秋田土崎 たつみ寛洋ホテル(象潟) ホテル ルートイン由利本荘 ホテルミナミ(能代)
2020年04月09日
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岩手県宮古市(旧下閉伊郡川井村)の「道の駅区界高原」を訪ねたよ…という話題の続きです。話は往路の道中の途中から。「都南川目道路」が終わると、道路はそのまま一般道(国道106号)になります。高速道路(法令上は「高速」ではないが自動車専用で、70km/h規制区間)から法定速度60km/hの区間にいきなり放り出されるので注意。 立派な橋で谷を一気に跨いでいます。これは、この道路がダム建設の付け替え道路の役割も担っているからです。「簗川ダム」(やながわダム)というダムを建設中で、2021年頃の完工を予定しているとのこと。橋、トンネル、掘割を駆使してほとんど一直線に貫くこの区間は「簗川道路」という名称だそうです。ダム建設のために一足先に開通した区間=「簗川道路」が終わると、旧来からの国道106号線になり、道路の構造は一気に格が下がります。 Ωカーブまである始末です。旅行・鉄道・バス好きの方は聞いたことがあるかもしれない、盛岡~宮古間を1日十数往復している、JR山田線の商売敵(まあ、決着はついている感がありますが)「106急行バス」もここを通過します。 その先には登坂車線も現れる難所。 そして、「簗川道路」区間終了後に初めて現れるトンネルが、長かったこの峠のサミット。このトンネルを抜けますと… それまでの山間のグネグネ道から景色は一変、それなりの集落が現れます。宮古市区界であります。ちょっと走行が、「三陸沿岸」宮古市まで来てしまいました~~~というのは言い過ぎで、宮古市は広い。2010年の合併までは「川井村」だったところで、宮古市の中心部までは道のりでまだ67km、東京から平塚くらいまでの距離があります。(盛岡市の中心部のほうがはるかに近い)そこにあるのが、鉄道ファンにはおなじみ、1日平均乗車人数がヒトケタだったにも関わらず運転取り扱いがあったため今年まで直営駅(駅長配置)だった「JR区界駅」。そのすぐ近くに、道の駅区界高原がございます。 Wikipediaによると、1993年に行われた第1回の登録時に登録された103か所のうちのひとつで、施設自体は1987年に開かれたそうです。建物が何となくバブル初期チックです。 愛称は「ビーフビレッジ区界」。牛肉料理は提供しているようですが、今は「紫蘇」など他の特産品に力を入れているようです。もちろん売店もあり、盛岡から30分とはいえ、広い市域の端っことはいえ、そこは「宮古市」。三陸沿岸各地の乾物や菓子が豊富に揃っていました。 道の駅記念切符を買ってみました。硬券です。連番入りで、スタンプで日付が入ります。JRの倉庫にダッチングマシーン(日付印字機)眠っていないでしょうかね?【12.30 補足】「記念きっぷ」は北海道の企業のアイデア(特許)だそうで、券面はほぼ全国統一のデザイン。専用の日付印字機も同社で取引のある道の駅向けに頒布しているそうです。 宮古市の広さがよ~くわかる観光案内図。宮古市中心部を目指すドライバーの方は、あまり見ないほうが…(苦笑)宮古市中心部に到着するまでに、道の駅がもう1か所あります。ちなみに、「道の駅区界高原」と、「JR区界駅」との位置関係は、下記のとおりです。106急行バスは、道の駅に停留所があります。 道の駅区界高原「ビーフビレッジ区界」列車・バスでのアクセス・JR山田線「区界駅」より、徒歩2~3分・盛岡駅前より、岩手県交通路線バス「106急行」に乗車し「区界」下車、すぐ。 「106急行バス」は予約は不要ですが、座席定員制ということですマイカーでのアクセス盛岡市中心部より、国道106号線宮古方面へおよそ30分。いずれは山田線にも、106急行バスにも乗ってみたいものです。(山田線には乗車経験はありますが、はるか昔の話で…)ちなみに、106急行バスには、貨客混載「ヒトものバス」も運用されています。「ヒトものバス」についてはこちら→路線バスを活用した宅急便輸送「貨客混載」の開始について旧川井村は、昭和63年、日本国内で最後に電気が通った集落がある村だそうです・紫蘇(しそ)葉抽出飲料かわいペリーラ 720ml・岩手県産黒豆使用かわいブラックビーンズ720ml
2018年12月28日
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12月上旬のある日、岩手・花巻市石鳥谷町の「戸塚森森林公園」にて東北新幹線を俯瞰撮影した後、北上川の左岸を通る国道456号~396号を通って盛岡市内に向かいました(通常は、北上川右岸を通る国道4号の方がはやい)盛岡の市街地が見えてきた頃、見慣れない道路の看板が出ていました。 都南川目道路 さて???未走の道路は走ってみたいもの。看板につられ、市街地を目の前にして右折してしまいました(この先、ストリートビューを多用します) しばらくは、特に特徴がない郊外の道路を走行。ここは県道とのことです。登り坂がやがて急になりますが、自動車専用な気配は見られず。 しばらく走り、下り坂に転じると、看板が現れましたここを右折すると「都南川目道路」の入口のようです。 右折して間もなく、多数の看板群が出現。ここが入口。 田の沢インターチェンジ というそうです。ここから、自動車専用区間(無料区間)。歩行者、軽車両、125cc以下は走れません。橋が架かっており、右方への延伸を思わせる風景。ここから盛岡市街地方面へは施工中で、2019年度中には供用できるのではないかということです。 ストリートビューカーは区界方面から盛岡方面へ向かって撮影しているので、まるで逆走しているかのような映像になっていますが、くれぐれも逆走はされませんように。片側2車線の区間もある、高速規格をもった道路。 その先に、全長700mあまりの「新川目トンネル」がありまして、新しく明るいトンネルです。そのトンネルを出ると…ハイ 終点 速度落せもう終わりですか。しかも、「この先合流あり」次の看板は緑色ではなく 青色の看板 が見えます。 やがてそのまま、またごく普通の郊外道路に戻りました。これはどういうことかというと、盛岡と沿岸の宮古とを結ぶ「地域高規格道路 宮古盛岡横断道路」という新しい道路が、自専道区間と一般道区間入り混じって整備されているためです。名目上は国道106号のバイパスとなっております。なお「都南川目道路」はここで本当に終わりで、この先は名称が変わります。(つづく)
2018年12月27日
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今日はまた、仙岩峠を越えて岩手まで走りました 画像は角館のバイパスの田沢湖側出口から進行方向を撮影したもの。 山は上半分が白くなっていますが、これが仙岩トンネルの秋田側坑口まで登ると、気温は0℃。路肩がうっすらと雪化粧 今夜は凍結しているかもしれませんね。 なお、画像に写っている山は、仙岩峠より南の和賀山地です。 あみはりロッヂ スキー、スノボまであともう少し
2017年11月16日
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秋田県羽後町西馬音内から七曲峠(県道275号鴻屋梺線)を登り、「みはらし荘」に寄って(前回)、田代という集落から今度は県道34号線(主要地方道羽後向田館合線)を南下、仙道という集落でそのまま県道57号線(主要地方道十文字羽後鳥海線)を引き続き南下。県道57号線唯一の未改良区間で難所の立石峠を越えると、由利本荘市鳥海町に入ります。秋田県の地域区分では、羽後町は「内陸」のくくりになりますが、鳥海町は「沿岸」にくくられます。沿岸といっても、日本海はなお数十km先です。ちなみにこの立石峠も七曲峠と同じく片勾配の峠で、グネグネ道が続く羽後町側から鳥海町側に一方的に下り勾配となっております。走行ルートを地図に表すとこのようになります→googleマップなお、ノーマルなルート選択ですと、狭隘な275号七曲峠は通らずに57号を走行します。河川の水系は、羽後町西馬音内を流れる西馬音内川は雄物川水系ですが、同じ羽後町でも七曲峠を登った先を流れる石沢川は、立石峠の下った先の由利本荘市を流れる笹子川とともに子吉川水系となります。立石峠を下りきると国道108号線にぶつかり、県道はそこで終点です。国道108号線を湯沢・大崎(宮城県)方向へ少々走ると道の駅がございます。 道の駅 清水の里鳥海郷「ほっといん鳥海」本荘から湯沢市雄勝(旧雄勝町)へ抜けるというルートは、必ずしも交通量が多いわけではありません。道の駅も、小規模です。産直販売所とレストランの建物、道の駅機能(お手洗い・休憩所兼道路情報提供施設)の建物が別個になっています。ただし、道路情報提供装置は機能していなかったナ 奥の青看、はっきりとは見えませんが、行き先は 大崎 湯沢 を示しています。湯沢はともかく、大崎とは、奥羽山脈を越えてはるか先、宮城県は国道4号線・東北自動車道・東北新幹線の古川・岩出山・鳴子を指しています。ちょっと気が早いような気もしますが、本荘港から太平洋側へは最短ルートです。 周囲には農協の倉庫、スタンド、Aコープがあって、一応の用事は済ませられますね。 普通の路線バス(羽後交通)は、ここまでは来ません。およそ30分ほど本荘・矢島寄りの「菜らんど」というところで、由利本荘市のコミュニティバスに乗り換えると、ここまで来られます。ちなみに、コミュニティバスの基幹的路線である「伏見笹子線」の終点は「上野宅」というバス停。コミュニティへの移管前は、羽後交通が上野宅まで入っていました。うえのたく?個人宅の前で終点ですか??・・・かみのやけと読むそうです。さて、一息ついた後、この先にある峠「松ノ木峠」を快適なトンネルで抜けて、湯沢市、つまりは「秋田県内陸」エリアに復帰します。夕方になったので、観光地へは行かずに駅めぐりを2駅しました。以下、次回!道の駅 清水の里 鳥海郷秋田県由利本荘市鳥海町上笹子字堺台列車・バスでのアクセスJR羽越本線「羽後本荘駅」または、由利高原鉄道鳥海山ろく線「矢島駅」より、羽後交通路線バス「菜らんど」ゆきに乗車し、終点下車。そこで、コミュニティバス伏見・笹子線「上野宅ゆき」に乗り換えです。JR奥羽本線各駅からのバスはありません。マイカーでのアクセス国道7号線本荘市街~国道13号線湯沢市雄勝院内の間の国道108号線沿いです。秋田の銘酒 天寿 本醸造「献寿盃」純金入 720mL【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】価格:1572円(税込、送料別) (2017/6/15時点) 秋田の銘酒 天寿 本醸造百年 1,8L価格:4320円(税込、送料別) (2017/6/15時点) 秋田の銘酒 天寿 大吟醸 720mL【楽ギフ_包装】【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】価格:2700円(税込、送料別) (2017/6/15時点)
2017年06月15日
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秋田県の内陸南部、湯沢市の東側にある「羽後町」(うごまち)に、この夏、ニュースポットが誕生しました道の駅うご「端縫いの郷」 01 posted by (C)Traveler Kazu 道の駅うご「端縫いの郷」(はぬいのさと)秋田県内31番目の道の駅として、この夏グランドオープンした道の駅です。羽後町の中心地「西馬音内」(にしもない)にあります。道の駅うご「端縫いの郷」 01_04 posted by (C)Traveler Kazu 西馬音内は、雄物川の舟運で栄えた町で、雄物川の対岸にある湯沢市とともに有力な集落として栄えました。1973年までは国鉄湯沢駅からの私鉄「羽後交通雄勝線」が通じていて、西馬音内に電車区があったということです。画像の西馬音内盆踊りで有名なところです。端縫とは、様々なデザインの布を縫い合わせて作られた着物のことで、全国各地に分布はしていたが、西馬音内の端縫は防寒用に綿入れになっていたのが特徴だということです。それが、盆踊りの衣装に使われ、知られるところになったということです。さて、この道の駅の最大の目玉は何といっても「西馬音内そば」を食せるところでしょう。190年余りの伝統を持つ西馬音内そば。硬めの蕎麦を冷がけで頂くのがスタンダード。西馬音内の地区内に蕎麦屋が何軒もあり、それぞれご贔屓の店があるようですが、今回はセルフ式で道の駅に登場と相成りました。道の駅うご「端縫いの郷」 01_05 posted by (C)Traveler Kazu 端縫いダイニング西馬音内そばの「冷がけ」の「大」です大盛りでもペロッといける。ねぎは、お好きな量をセルフで。麺をしっかり冷やしてくれているので、西馬音内独特の甘めのつゆが生ぬるくなくておいしい。麺のほうも、地元有名店のご主人の指導の下で打っているそうで、西馬音内の王道を外さない。道の駅うご「端縫いの郷」 01_06 posted by (C)Traveler Kazu トッピングの天ぷらや、付け合わせの小鉢、羽後町産のお米を使ったおにぎりなどもチョイスできます。道の駅うご「端縫いの郷」 01_08 posted by (C)Traveler Kazu 蕎麦湯もセルフ式で用意。結構濃い蕎麦湯です。西馬音内にそばを食べに行ったことがある方ならお分かりかと思いますが、西馬音内のそば店はみな個人経営で、評判は良いのだが営業しているのかどうかわからないような、ちょっと入りづらいような雰囲気があるのも事実。ですが、道の駅うごの西馬音内そばコーナーは、やはり最新です道の駅うご「端縫いの郷」 01_07 posted by (C)Traveler Kazu 道の駅のフロア面積の半分程も使う広くて明るい店内。おそらく西馬音内そば初と思われる「セルフ式」(カフェテリア式)で、待ち時間も短く、ドライブの合間に西馬音内そばを味わうのに最適でした隣の田んぼと湯沢市の向こうの山々を眺めながら座る窓際のカウンター席もあります。そばは、定番の「冷がけ」のほか、「温がけ(おんがけ)」、「ざる」もあります。うどんもできるようです(※うどんは名物ではない)「端縫いダイニング」は「西馬音内そば」とサイドメニューのみなので、そば・うどん以外を欲する方向けには、「端縫いダイニング」の隣にカフェ「Bon Cafe」があって、ランチもやっています。店名の「Bon」は、もちろん「盆踊り」の「ぼん」ですね道の駅うご「端縫いの郷」 01_09 posted by (C)Traveler Kazu うご・じぇら地元産品をフレーバーにしたジェラートのショップもあります。注文したのは「枝豆」!いま秋田県では枝豆の栽培出荷に非常に力を入れておりまして、特に県南部は主要産地。その枝豆を使ったジェラートです。本当に枝豆の味がしますジェラートなので甘いですが、「ほんのり枝豆」ではなく「結構、枝豆」。おいしいおいしい顔もほころぶ…山形で「冷やしラーメン」を食べた時以来の衝撃でした(笑)画像は「ダブル」になっていますが、実際に注文したのは「シングル」。実は盛り付け途中に枝豆ジェラートがなくなってしまって、不足量を別の味で盛り付けてもらいました(ミルクだったと思う)。超うまい「西馬音内そば」を求めて、秋のドライブは秋田県内最新の道の駅「道の駅うご 端縫いの郷」と西馬音内そば名店めぐり(「並」ならはしごできるよ♪たぶん…)がオススメです西馬音内盆踊り会館見学もいいですね余談羽後町は「牛肉」にも力を入れているんでございます 羽後和牛佐藤 (道の駅とは直接は関係ありません)うわっ!道の駅うご 端縫いの郷秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200営業時間は館内の施設や季節で異なります※そばは11:00~16:30ラストオーダー列車・バスでの行き方JR奥羽本線「湯沢駅」より、羽後交通の路線バス「西馬音内線」(梺橋ゆき)に乗車し、「体育館前」下車(「西馬音内(橋場)」停留所より手前です)。時刻表はこちら(羽後交通へリンク)時刻表は「ジョルダン」でも検索可能バスを降りたら前方の交差点を右へ。役場・体育館の向こう隣にあります。※HPやパンフレットでは「湯沢駅より車」と案内されているが、実際にはバスあり車での行き方秋田方面から…湯沢横手道路 十文字インターチェンジより、20分ほど。ICより国道13号線を少し南下、イオンタウン(十文字のマックスバリュ)の交差点を右折し県道57号線をしばらく進むと、JAうごの丁字路交差点に突き当たるので、左折。国道398号線を道なりに進み、ローソンの交差点を左折すると見えます。山形・鳴子方面から…湯沢横手道路 湯沢インターチェンジより、15分ほど。IC出口を右折し、国道398号線を走行。西馬音内のマックスバリュのところを右折すると、役場の先、右側に見えます。ゆめ企画 カップ入り「いぶりっぷす」カレー味いぶりがっこのスナック菓子価格:500円(税込、送料別) (2016/10/1時点) 秋田県産西馬音内そば おためし4食セット価格:800円(税込、送料無料) (2016/10/1時点) 『西馬音内盆唄/遠い花火』 城之内早苗 [カセットテープ/CD]価格:1234円(税込、送料別) (2016/10/1時点)
2016年10月01日
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今日はドライブがてら大潟村まで行ってきました。干拓農地の大潟村の道路はどこまでも真っ直ぐで、たとえ天気がドンヨリでも爽快でございます。日本第2の湖「大潟村」を干拓(堤防で囲い、水を抜く)して新たに開かれた大地、希望に燃えて入植したもののすぐコメの減産政策、そしてヤミ米問題に揺れた歴史を持ち、社会の教科書に必ず乗っている「大潟村」ですが、忘れたという方のために念のため、大潟村ってここ(google map)。赤枠内全域が大潟村です。広いんです。見どころはいくつかありますが、今日は道の駅おおがたを目指して走りました。そこで、テイクアウト式のコーヒー店を発見道の駅おおがた 01 posted by (C)Traveler Kazu アメヤ珈琲 大潟村店発見!といっても、テレビやタウン雑誌では何となく見かけてはいたのですが特に気に留めていませんでした。けど、実際にお店を見てみると何だか飲みたくなって、ホットコーヒーを1杯注文しました。1杯300円。今流行のコンビニコーヒーの3倍のお値段がしますが、さすが専門店で、お値段3倍ならば味わいは3倍以上ブラックで…その価値ありのコーヒーでした作り置きで、結構濃いめなんだけど、焙煎具合がちょど良いのか、飲みやすかった。「アメヤ珈琲」さんの本店は秋田市太平の里山にあるそうです。そちらは限定日営業でカフェもやっているということなので、いずれ訪ねたいと思います。道の駅おおがた 02 posted by (C)Traveler Kazu この「道の駅おおがた」は、最近大改装したようで、いまご紹介した「アメヤ珈琲」をはじめ、以前はなかったテイクアウトショップがずらり。ちなみに真ん中は産直センター直営のスイーツのお店、手前は「八幡平ポーク」のお弁当のお店です(今日は閉店後でした)。道の駅おおがた 03 posted by (C)Traveler Kazu 「道の駅おおがた」珍しく駅名に副題がついていません。また、こちらも珍しく、県道にある道の駅となっております。中央の建物に「産直センター潟の店」が入っておりまして、もともと品数豊富な産地直売所だったのですが、今日行ってみると、なんと売り場を増床していて、産直のお野菜のほか、県内各地で製造されている加工品、調味料や菓子がいっぱい販売していました。土産売り場はどこの道の駅にもあるじゃん…と思いきや、ここ「道の駅おおがた」の品ぞろえははっきり言って感動するレベルですお決まりの「土産菓子」もありますがそれは隅っこの方にちょびっとあるだけで、地元の人しか知らないような無名の菓子店(1軒2軒じゃなく)セレクト、一応県内のスーパーにも置いてはあるけど普通はこんなに種類はないという規模の焼き肉のたれやしょっつる、たれ等々。よほど情報通のバイヤーがいるのだろうと想像また、双子のデザインの奥の建物は大潟村干拓博物館です。大潟村はその特殊な生い立ち、また、村内に経緯度交会点を持つことから、村全体が「男鹿半島・大潟ジオパーク」のジオサイトになっております。男鹿半島のすぐお隣の村にある道の駅ですので、ドライブ途中に立ち寄りをお勧め致しますちなみに大潟村では・・・菜の花ロード(2014) _05 posted by (C)Traveler Kazu 春になりますと、ご覧のような光景が村内各所に展開します(バスもここを通ります)飛行船 スヌーピーJ号 4(2012) posted by (C)Traveler Kazu 運が良ければ、ご覧のようなサプライズに出会えるかもしれません!(秋田では大潟村のグラウンドに停泊するのがお決まりのようです)道の駅おおがた・大潟村干拓博物館秋田県南秋田郡大潟村字西5-2 県道42号男鹿八竜線沿い列車・路線バスでのアクセスJR奥羽本線「八郎潟駅」より、大潟村マイタウンバス(秋田中央トランスポート運行)「ホテルサンルーラル大潟ゆき」に乗車し、27分。「役場入口」下車。歩いて10分かからないと思われます。時刻表はこちら(大潟村)※帰り、八郎潟駅・湖東病院ゆきのバスには「JA大潟村前」より乗車本数が少なく、通学・通院がメインのため、運行が朝夕に偏っています。八郎潟駅前8:50発に乗車して来訪し、道の駅のほかサンルーラル大潟やポルダー潟の湯の温泉を楽しんだ後、ホテル前13:35発のバスで八郎潟駅前にお戻りになるのはいかがでしょうか。マイカーでのアクセス 村内とにかくストレート!速度は控えめに★秋田市から(1)男鹿半島へゆく県道56号~国道101号(天王バイパス)を通り、男鹿市船越地内で青看板に従い「県道42号大潟・能代方面」へ右折。あとは10km以上道なりです。★秋田市から(2)国道7号線より八郎潟町内に入って八郎潟駅前のローソン角を右折。10km以上道なりに進み、突き当りを右折して県道42号へ。まもなくです。★高速道路から秋田自動車道「琴丘森岳インターチェンジ」出口を左折、10km以上道なりに進み、突き当りを左折して県道42号へ。まもなくです。白神展望温泉 美肌の湯 ホテルサンルーラル大潟最上階に大潟村の広大な大地と男鹿三山、白神を望む天然モール温泉展望大浴場 宿泊のかたは八郎潟駅~ホテル間の無料送迎あり!事前に予約してください。
2015年10月03日
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「一里塚」とは、江戸時代、街道をゆく人々に距離を知らせるために街道の両側に設置された、土塁と植樹をもって形作られた目印です。道路の近代化に伴ってほとんどが除去されてしまいましたが、秋田県大仙市には、道を挟んで両側の塚がどちらも残る場所があります。道の駅かみおか 1 posted by (C)Traveler Kazu 羽州街道、時代が巡って現在は国道13号線の両側に今もたたずむ一里塚。現地の解説板によるとこの一里塚は、江戸の材木町(日本橋から一里)から数えて133番目といわれ、秋田藩内に入ってからは21番目の一里塚だということです。道の駅かみおか 2 posted by (C)Traveler Kazu 道路の対岸には、「長沼」という沼があります。河跡湖のように見えますが、地形図で見ますと小河川の一部区間が堰止湖になっているようにも見えます。この場所の地理院地図がこちら(国土地理院へ)。地図を東側にスクロールして頂くと見えてくる「大浦沼」は、雄物川の河跡湖だと思うのですが、いかがでしょうか?その近くの「北楢岡」は街村ですね。商店までは地形図では読み取れませんがもちろんあり、寺社あり郵便局あり、昭和30年までは村役場ありと条件は揃っています。さて・・・北楢岡の話は余計でしたが・・・この一里塚は、一般の方でも非常に気軽に見学できる場所にございます。国道沿いだから当たり前じゃね~かという見方もありますが道の駅かみおか 3 posted by (C)Traveler Kazu 目の前に「道の駅」があるのでございます。その名も「道の駅かみおか 茶屋っこ一里塚」秋田県内の道の駅の中では初期にできた道の駅、かつ、小ぶりな道の駅ですが、何気に秋田~大曲間では唯一の道の駅となっております(「道の駅協和」は46号線)。道の駅かみおか 4 posted by (C)Traveler Kazu(5月上旬撮影) ここの名物「味どうらくソフト」味どうらくとは何ぞや・・・秋田県民御用達の「万能つゆ」のこと。山形でいえば「味マルジュウ」に当たる、炒めものから麺つゆ、鍋つゆに至るまで、醤油味にしたいなら何にでも使われるミラクル調味料。秋田県内全域余すところなく流通して、スーパーの特売品の中でも卵と並んで人気の的と思われます。おかげで、どこに行っても「味どうらく味」の料理に出くわします(笑)・・・今のところ「味どうらくスープのラーメン」には行き当ったことはありませんねえ。味どうらくの里(1.8リットル)秋田県内や東北各地で大人気の万能つゆ!料理のかくし味や各種レシ...価格:925円(税込、送料別) この「味どうらくの里」の販売元「東北醤油」さんが、ここから少し南下した神宮寺にある会社さんでして、その縁で「味どうらくソフト」が発売されております道の駅かみおか 6 posted by (C)Traveler Kazu ほんのり茶色。味のほうは、意外にも「甘い」お味です。「味どうらくの里」実物はしょっぱさの中に甘さを感じるのが特徴なのですが、その「甘さ」イメージをよく表しています。ちなみに、しょっぱくはありません。道の駅かみおか 5 posted by (C)Traveler Kazu 調子に乗ったか否か???「味どうらくの里ラスク」なる品も物販コーナーで販売中。こちらは買ってきましたが、いまだに封を切っていません。どんな味がするんでしょう???道の駅かみおか 茶屋っこ一里塚秋田県大仙市北楢岡くるま:国道13号線沿い大仙市北楢岡地内 刈和野バイパスと神宮寺バイパスの間の、現道を改良して供用している区間にあります 秋田自動車道「西仙北スマートIC」(ETC専用)から刈和野経由で10分ほど列車・バス:JR奥羽本線「刈和野駅」より、徒歩45分ほど 大仙市コミュニティバス杉山田線(羽後交通運行 大曲BT~神宮寺駅前角~刈和野駅前~杉山田)が この国道13号線を通るようですが、道の駅近隣にバス停があるかどうか未確認です。 (ストリートビューでは、南方数百mの交差点付近にバス停が写っていますが) 杉山田線時刻表(羽後交通へ)
2015年07月29日
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角館の雲然(くもしかり)というところ…雲沢ドライブイン 06 posted by (C)Traveler Kazu 古いドライブイン兼旅館がございます。もともと国道46号線という、秋田~盛岡を結ぶ幹線道路沿いでさぞ繁盛したんでは?と思うのですが、国道46号線が自動車専用道路「角館バイパス」に移ってからは、車通りはめっきり減少。雲沢ドライブイン 05 posted by (C)Traveler Kazu そのドライブインの駐車場の一角に、これまたトワイライトな空気を絶賛漂わせている離れがあるのです。廃屋にようにも見えますが、しっかりと営業中。その内部は・・・?雲沢ドライブイン 01 posted by (C)Traveler Kazu わ~お今や絶滅寸前の「食べ物の自動販売機」がズラリと勢揃い「釜飯」「お座敷」だの「おでん」「いなり」なんてのは、おそらく本館(?)を指すと思われ。その看板に下には、貴重品モノの自販機!ちょっと近づいてみてみましょ~雲沢ドライブイン 03 posted by (C)Traveler Kazu 一番左は、とってもレトロだが動いていた。中身はスナック菓子や乾きもの。これが2台その次はもはや使用停止。往時は何を売っていたのでしょうか?その次が、これは見ればわかる「電子レンジ」。ちっともスマートではない形状からして80年代のもの?その上の注意書きを見る限り…「スパゲッティ」「いなり」「釜飯」は本館(?)ではなくココで売ってたものを指すようですね~雲沢ドライブイン 02 posted by (C)Traveler Kazu 満を持して真打登場うどん・ラーメンもはや国内に何十台(何百台?わからん)も残っていないのではないかと目されている「めんの自動販売機」がご健在もちろん、インスタント・・・ではございません!中に、どんぶりにセットされた麺がスタんばっていて、お金を入れると汁とともに温まって出てくるシステム。その時間2分ほどとか。お隣の販売商品より早い!秋田では秋田港の商店にも1台あって、そちらは「うどん」と「そば」の組み合わせ。(秋田港のは、2月にNHK「ドキュメント72時間」で紹介されました)雲沢ドライブイン 04 posted by (C)Traveler Kazu 「ゲーセン」もあり。おいてあるゲームはもちろん、時代の先端を全く追わない。心残りは、このあと角館でお食事の予定があったため、自販機製のラーメンを食べなかったこと。今度通ったら絶対に食べよう。雲沢観光ドライブイン秋田県仙北市角館雲然国道341号線(46号線旧道)沿いお車のかた秋田方面より…国道46号線角館バイパスに入らずに左折、カーブを過ぎると間もなく左にあります角館方面より…安藤醸造元北浦本館を過ぎると間もなく右にあります列車・バスのかた羽後交通の角館営業所・角館駅前より「境」ゆきに乗車し「山口」下車。前方へ進むと右側にあります。
2015年07月09日
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前回ご紹介した「玉川森林鉄道橋梁跡」より、200m程だけ下流側に広がる景色です。雄物川水系の一級河川「玉川」です。よく間違われますが、東京~神奈川の有名な「玉川(多摩川)」ではありません。こちらの「玉川」は、日本屈指の療養温泉「玉川温泉」と、東北最大の総貯水量と湖面面積、東北最高の堤頂標高を誇る巨大ダム「玉川ダム」で名の知れた川です。※「玉川ダム」の諸数値については当記事の最後に付記あり玉川 五十曲 01_03 posted by (C)Traveler Kazu 上高地みたい~と思って、引き返して車を停めた…ただそれだけです。玉川 五十曲 01 posted by (C)Traveler Kazu 夕方6時前に撮影したので陽の加減がよろしくないですがご容赦ください。川の両岸は初夏の新緑に包まれていました。八幡平頂上付近には雪壁があったのと、雰囲気が全く違います。ちなみによく見えませんが、画像左上側に、「玉川林鉄橋梁」が写っています。玉川 五十曲 01_02 posted by (C)Traveler Kazu 玉川上流部は川幅が狭いものだと思っていましたが、後からgoogle earthを見ると、かなり広がっている部分が多いようです。川原が広いので、大規模な氾濫が起きやすい川と見ました。これより下流も川幅が広く、中州を形成しているところもあります。もう少し下流の「新鳩の湯温泉」は、吊り橋を渡った先の中州に建つ1軒宿として親しまれましたが、現在は廃業し吊り橋も落とされ、廃屋だけが残っています(温泉は湧き続けているが、野湯をするには熱すぎ、かつ衛生条件が悪いとの話)。生保内(田沢湖線田沢湖駅)から「鳩の湯」(新鳩の湯温泉より下流)までは、前回ご紹介した森林鉄道のほかに、「正規の」鉄道敷設計画がありました。鉄道敷設法別表第14号(大正11年法律第37号)「秋田県生保内ヨリ鳩ノ湯附近ニ至ル鉄道」。結局、全く工事されることなく、1987年、国鉄のJR化時に根拠法そのものがなくなりました。蛇足ながら、この「別表」に登載された秋田県内の計画路線で全線開業を果たしたのは「秋田県鷹ノ巣ヨリ阿仁合ヲ経テ角館ニ至ル鉄道」、つまり現在の「秋田内陸線」のみです。玉川 五十曲 01_01 posted by (C)Traveler Kazu 氾濫しやすいと紹介しましたが、実際に、2013年の夏の台風では大いに荒れ狂って国道の路盤をごっそり削ぎ、スノーシェッドが破壊されてしまいました。折も「秋田ディスティネーションキャンペーン」開幕直前で、秋田の観光ゴールデンルート寸断に関係者は顔面蒼白。急ぎ復旧が行われました。台風18号による道路災害 国道341号 五十曲スノーシェッド(国土交通省)新鳩の湯温泉を過ぎるとまもなく、玉川ダム「宝仙湖」の湛水域となり、ダム付け替えの快適な2車線道路。途中、山を挟んで西側にある、桧木内川・阿仁川流域を縦貫する国道105号線に抜ける山道が分岐していて、1本は阿仁の打当温泉を経て大阿仁(比立内)への市道ぶな森線、もう1本は西木の上桧木内駅の近くへの県道321号です。両路線とも全線舗装で、道路の破損がなければ夏の間は通り抜けができます。しかも、何と、両路線ともgoogleストリートビューで見られます。両路線とも狭隘区間が続く難所ですが峠のトンネルは比較的近年完工した広い2車線規格です。県道321号の方が距離も短く狭隘区間も短いので、105号~341号のショートカットに有効です。※「玉川ダム」の総貯水量の順位ですが、ダムの公式ページ(国交省)では「東北1位」となっていますが、Wikipediaでは奥只見ダム、田子倉ダムに次ぐ3位と記載されています。なお、奥只見、田子倉両ダムは国交省管理ダムではなく電源開発(株)管理のダムです。南玉川温泉 湯宿 はなやの森ぶなの森玉川温泉 湯治館 そよ風
2015年05月15日
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秋田県鹿角市~仙北市(田沢湖町)を結ぶ国道341号線の道路沿いに、こんなものが残っています。玉川林鉄橋梁跡 posted by (C)Traveler Kazu 玉川森林鉄道玉川森林鉄道とは、秋田営林局生保内営林署(当時)が、国鉄生保内線生保内駅(現在のJR田沢湖線・秋田新幹線田沢湖駅のこと)裏にあった貯木施設から、雄物川水系の一級河川「玉川」に沿って山奥へ敷設していた営林用の簡易式鉄道のことです。玉川沿いに路線網を広げ、最盛期には本線だけで延長40km以上あったそうですが、昭和38年までに全廃されたそうです。路線跡は国道に転用されたり、玉川ダムに沈んだりしてあまり残っていません。その中で、現役当時を彷彿とさせる光景がここ一か所だけ残されています。秋田県内の「観光客が気軽に目撃できる森林鉄道の廃橋」は、森吉山太平湖の小又峡入口にかかっていて遊覧船がその下を航行していた森吉林鉄の高くて立派なプレートガーダー橋が、近年になって安全確保のため(?)落とされて以降、ここくらいしか思いつきません。★一般人が行かないような隘路の先や、沢伝いに分け入るようなところには、ほかに何か所か残っているようです。★抱返り渓谷の吊橋も林鉄由来だそうだが、どう説明すれば良いか分かりません(汗)玉川林鉄橋梁跡 _01 posted by (C)Traveler Kazu この橋は玉川の支流の沢に架かっていて、通称「渋黒沢橋」などと呼称されているようです。1枚目の写真が上流側から、2枚目の写真が下流側から撮影しました。どう見ても、廃止後、歩道として供されていたことが分かります。実際、ググってみると、床板が取り替えられ、簡易ながら欄干がついている態様の写真までネットでは出てきました。玉川林鉄橋梁跡 _02 posted by (C)Traveler Kazu 現在はご覧のような荒れ方です。踏み抜いた跡らしき穴も…。下の沢には雪解けの濁流が流れているので、とても渡る気にはなりませんでした。手前側の橋台部分もかなり削れています。ネットに上がっている2011年の報告ではしっかり渡れる状態の写真があったので、この荒れ方は、おそらく、2013年9月の台風で、この付近の河川が荒れ狂った時に蒙ったのではないかと思います。玉川の山中、人家の1戸もない、観光施設もない、3ケタ国道が1本通るだけの秘境の地ですが・・・なんと!玉川林鉄橋梁跡 _03 posted by (C)Traveler Kazu バス停があるのでございますなんでや???と現地では非常に激しく思いまして、誰が乗り降りするんだろうと思いますが、この記事を書くにあたって検索かけてみると、この橋を渡ってなお10km近く奥に分け入ったところに、どうやら温泉(野湯)と水力発電関連の小屋があるようです。また、現在の国道が開通する前に徒歩交通に供され玉川温泉に通じていた、つまり、この橋とその先の山道は「旧道」だということです。もっとも、対岸であるこちら側からの目視でも、もう通れない荒れ具合のようです。バス停廃止の労力より、ポール1本の維持費用の方が安上がりってことでしょうかね?なお、このバス停には、羽後交通と秋北バスの田沢湖駅前~玉川温泉~八幡平頂上線が停車します。観光路線のため本数は日中1~2時間に1回来ます。自然の中に放り出されたい方、途中下車にチャレンジしてみてはいかが!(終バス時刻&クマ出没注意)国道341号といったらやはりここ玉川温泉 上流にある日本屈指の療養・湯治温泉。北投石のラジウム等効果をお目当てに、全国から訪れます。冬季休業。路線バス「玉川温泉」下車、下り坂徒歩5分(登りは…)。新玉川温泉 玉川温泉よりおよそ2キロ下流にある、1998年開業の宿。旅行者の方向けですが、玉川温泉と同じ源泉です。通年営業。路線バス「新玉川温泉」下車すぐ。玉川温泉~新玉川温泉間は、夏季の日中は山道を徒歩15分程度。路線バスだと片道160円とのこと。湯めぐりいかがですか?列車・バスは【1】JR秋田新幹線の田沢湖駅前より羽後交通・秋北バス「玉川温泉ゆき」「ふけの湯温泉ゆき」「八幡平頂上ゆき」【2】JR花輪線の鹿角花輪駅前か八幡平駅前より秋北バス「新玉川温泉ゆき」時刻表はこちら→秋北バス 鹿角地区時刻表「観光路線」【3・冬期間はこれのみ】JR秋田新幹線の田沢湖駅前より、羽後交通「新玉川温泉ゆき」。冬期間、プレイパーク戸瀬以北は許可車以外進入禁止/鹿角側は冬季閉鎖です。※【1】のバスは本文でご紹介した「五十曲」を通るバスです「玉川温泉」「新玉川温泉」とも同じグループ企業の経営です。源泉「大噴(おおぶけ)」は単一源泉としては湧出量日本一!ちなみに予約の取りづらさも国内有数の超絶人気温泉地ゆえ、思い立ったらすぐ旅行プランを立ててご予約を
2015年05月13日
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道の駅てんのうをご紹介しましょう。秋田県潟上市(旧天王町)の、「秋田県道56号線」(秋田天王線)沿いにある、展望タワーと温泉施設も備えた道の駅です。昭和男鹿半島インターチェンジから男鹿方面へ向かう「国道101号線」もすぐ近くを通るので気軽に利用できます。なお、Wikipediaでは「秋田県道403号」も利用できると紹介されていますが、その道路は自転車道で、最近はあまり手入れされていません。天王グリーンランド 04 posted by (C)Traveler Kazu もともと、タワーと公園、運動場が造られ、そこに温泉施設「くらら」が誕生。2011年には、大きな産直物販売施設が建設されました。そういえば、一時期は、コースターなどの遊具を備えた遊園地もありました。画像は展望タワー「天王スカイタワー」と、産直販売施設・レストランの「食菜館くらら」です。天王地域はほぼ全域にわたって砂地のため、畑作が盛んです。天王グリーンランド 03 posted by (C)Traveler Kazu こちらが、産直「食菜館くらら」の隣にある温泉の「天王温泉くらら」。いつも賑わっていまして、あまり行ったことはありません。天王グリーンランド 05 posted by (C)Traveler Kazu 「食菜館くらら」のレストランでは、生キャラメルソフトクリームを販売しています。秋田県内では唯一らしい。画像左はバニラとのミックス。そのレストランでは、曜日によってはランチバイキングもやっています。ほかに、天王港(江川港)水揚げをメインにした鮮魚販売コーナーがあって、お食事(魚の定食)も食べたられます。天王グリーンランド 02 posted by (C)Traveler Kazu 広い駐車場がありますが、県道を挟んで向かい側には、潟上市の新市役所が建設中で、まもなく完成の模様です。八郎潟調整池(残存湖)を挟んで広がる潟上市域のどこに建てるか、紆余曲折があったようですが、結局「最有力地」のこの場所「鶴沼台」に落ち着きました。現在、潟上市役所の最寄り駅は「二田」ですが、新庁舎完成以降は秋田駅方へ1駅手前の「上二田」が最寄り駅となります。天王グリーンランド 01 posted by (C)Traveler Kazu 正面ロータリーにはバス停があり、秋田駅西口からの「追分線」が来ます。追分線はここが終点です。およそ50分、810円。JR男鹿線の方がずっと安いです。ただ、乗車時間と上二田駅~道の駅までの歩行時間を足すと、所要時間はトントンかな?昔は男鹿市中心部の船川まで行く「船川線」がありましたが、なくなりました。天王地域の「マイタウンバス」もここに立ち寄ります。ここから先、その「マイタウンバス」と徒歩、さらに「潟西南部線・船越線」を乗り継ぐと、男鹿市中心部まで路線はつながります。接続の良し悪しはわかりませんけども。また、本数は少ないですが、昭和地域にある「ブルーメッセあきた」(道の駅しょうわ)とを結ぶ路線もあるようなので、うまく使えば観光に便利です。次回も、天王グリーンランドを散策します。
2015年04月12日
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「焼石連峰ビーチライン」(国道397号線 東成瀬村~奥州市胆沢区)のドライブは、山を駆け下り岩手側のゲートを過ぎて、「つぶ沼」というところまでやってきました。ここにはキャンプ場があります。2010年に走った時には、国道から少しだけ逸れたキャンプ場で行き止まりでしたが、その先が開通し、しかも小規模な園地ができたとネットで見たので、入って行ってみました。つぶ沼のところには「全面通行止」と書いてあったが、確か情報では「開通した」とあったはず…。3~5分程度走り、やがて道は真新しい舗装に。そして、ダム湖に新しく架けられた長く高い橋を1本渡ると、それはありました(道路の件、続き最後に)。焼石連峰ビーチライン 5 posted by (C)Traveler Kazu 弘法の枕石弘法大師が旅の途中、仙北(秋田)へ通り抜けようとしたところ、「今は危ない」と引き留められこの岩の上で一夜を明かしたという言い伝えがある岩だそうです。1953年に完成した「石淵ダム」のダム湖「石淵湖」に水没し忘れ去られていたそうですが、「胆沢ダム」の建設に伴い「石淵湖」の水位を下げたところ再び姿を現したということです。そして、地元の要望でダム湖から引き揚げられ、この場所に改めて鎮座することとなったそうです(2つのダムの関係は後ほど)。焼石連峰ビーチライン 6 posted by (C)Traveler Kazu 同じく湖底から引き揚げられたであろう数体の地蔵や石碑も一緒に安置されています。そして、除幕式では地元伝承の舞が奉納されたということです。(「胆沢まるごと案内所」さんのブログ2012-10-08)伝承を大切にする地元の意向を取り入れた整備計画は、他でも見習って頂きたいと思いますね。焼石連峰ビーチライン 7 posted by (C)Traveler Kazu 再び橋を渡って若干戻ったところで撮影したこの写真が、「2つのダム」の関係を表す写真です。水面にわずかに顔を出している堤防のように見える物体が、旧「石淵ダム」の堤体。橋脚が立っているように切れ込みが入っている部分が洪水吐であった部分です。その奥に立ちはだかるように聳え立っている物体が、今年中に完工する「胆沢ダム」の堤体です。「石淵ダム」は日本で初めて着工されたロックフィルダムでしたが、もともと灌漑を目的としたダムだったため容量が小さく、頻繁に浸水被害が起こる一関地域の洪水対策を兼ねて、すぐ下流に「胆沢ダム」が計画されました。ちなみに、ある大物政治家の地元であることは皆さんよくご存じのことと思いますところで、この園地に至る市道ですが、入口には全面通行止の看板が立っていましたが、やはりそれは「立たせっぱなし」だっただけで、「開通」しているようです。(胆沢まるごと案内所ブログ「秋空の下 弘法の枕石へ」)この記事によると、この園地は「下嵐江展望広場」という名称のようです。なお、下嵐江展望広場の先端にバリケードが設置されガードマンが立哨しております。さて最後に温泉に立ち寄りました。以下、次回。
2013年10月22日
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つくば3施設の見学を終え、いよいよ最後の宿泊地へ向けて出発しますこのシリーズの第1回はこちらもう1か月も前のことになりました…。さて…国土地理院の正門を出てまっすぐの道路をすすむと、開発進むつくばエクスプレスの研究学園駅周辺や科学万博の跡地付近を通って、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のICに至ります。 圏央道 つくば中央IC Wikipediaの記述によると、圏央道は横浜市の「釜利谷ジャンクション(JCT)」~木更津市の「木更津JCT」282キロを結ぶ計画の一般国道自動車専用道路(根拠法令上、高速自動車国道ではない。ただし、海老名南JCT~海老名JCT間は高速自動車国道「第一東海自動車道」とされる)で、現在、途切れ途切れに開通しています。※第一東海自動車道:営業名称「東名高速道路」のこと今回流入した「つくば中央IC」も、東北道とつながる久喜白岡JCT方向は未開通で、ICのランプウェイがそのまま本線につながっています。全線開通の折には、開通済みの東京湾アクアラインと首都高速湾岸線、横浜横須賀道路を介した環状ルートとなることになっています。途切れ途切れとはいっても地図を確認してみるとかなり開通していて、未開通区間は釜利谷JCT~藤沢6.7k(藤沢~茅ヶ崎JCT間は新湘南BPとして営業中)、寒川北~海老名JCT4.3k、相模原愛川~高尾山14.8k、桶川北本~白岡菖蒲10.8k、久喜白岡JCT~つくば中央48.1k、稲敷~松尾横芝38.4k…と、残りは43%ほど。確か、青梅付近の土地収用で揉めていたのがニュースに出ていた記憶がありますが、実際に事業が進んでいないのは茨城・千葉県の方のようですね。首都高速道路中央環状線、東京外環自動車道とともに「首都圏3環状」を形成し、最も外側で新東名~東名~中央~東北~常磐~東関東~館山の各自動車道を結ぶバイパスルートとの期待は高いですが通行量は少なめに見積もられているようで、この区間は我らが秋田自動車道などと同じ暫定2車線の対面通行区間になっています。 圏央道~常磐道 つくばJCT 圏央道とは1区間だけでお別れ。まだ設備が新しいつくばJCTを通って、初めて走る常磐道に流入します。常磐道は水戸まで6車線区間(片側3車線)、いわき中央まで一部を除き法定速度100km/hを出せます。 常磐道 友部サービスエリア 常磐道に入ってしばらく走り、休憩ポイント、笠間市の友部SAに停車ここは、テコ入れサービスエリア「ドラマチックエリア」のひとつで、一般的なサービスエリアとは雰囲気が違います。友部SA下り posted by (C)Traveler Kazu 内部は、高い天井に広々としたフードコート、手打ちそばの専門店、ベーカリー、レストラン、水戸の名物がずらりと並んだショッピングコーナー。中でも、納豆がズラリと並んだコーナーはちょっと圧巻(笑)。手打ちそば屋というのは驚きました。 友部SA下り _01 posted by (C)Traveler Kazu別棟でスターバックスがあって、メニューは特に変わったものはないですが、行列が出来ていました。数量限定!まだ間に合う!お中元笠間焼の納豆鉢付き納豆なっとうわら納豆店長セレクト!茨城の...価格:1,050円(税込、送料別)米にこだわり、土、水、木を守り続けてきた酒!【よりどり6本で送料無料!(日付指定有料)】◆郷乃...価格:1,500円(税込、送料別)(茨城県のご当地カレー)茨城県産大豆使用 ◇レトルトカレー茨城県産大豆100%使用【水戸納豆...価格:500円(税込、送料別)
2013年08月07日
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親戚の家を出まして、再び清滝ICを通過し中禅寺湖方面に向かいます。中禅寺湖に向かうには、ひとつ「関門」がございますね。1日目最後のRoadにして、全国の走り屋垂涎のワインディングロード「いろは坂」を登らなければなりません。※ただしKazuは「走り屋」ではありません清滝ICを過ぎ、日光市のもうひとつの顔である工場地帯「古河電工(古河スカイ)」の工場を右に見て、「細尾」で足尾方面への国道122号を左へ分けると、いよいよ山登りの始まりです。やがて、かつては東武鉄道日光軌道線とケーブルカーとの乗換駅があった馬返(うまがえし)で道は左右に分かれます。中禅寺湖へ向かう車は強制的に左の道路へ入れられます。ここから、「いろは坂」が始まります。いろは坂 posted by (C)Traveler Kazu 「いろは坂」は、栃木県日光市と群馬県沼田市を結ぶ国道120号線のうち、日光市馬返~日光市中宮祠(中禅寺湖・中禅寺温泉)の間に立ちはだかる標高差500mを上り下りする全国屈指の難所です。ひとくちに「いろは坂」といっても、降り専用車線の「第1いろは坂」と、登り専用車線の「第2いろは坂」に分かれているということは、関東以外にお住いの方にはなじみがないかもしれませんね。「第1」の方が古く大正時代にはその原形となる道路ができていたそうです。一方、「第2」の方は「第1」の混雑緩和のため昭和40年、日本道路公団(現・高速道路各社)により供用開始となった道路で、このときから登りと降りが分けられました。あとの記事でも触れますが、降り専用の古い「第1いろは坂」は狭く急カーブの連続ですが、登り専用の「第2いろは坂」は自動車による交通が幅を利かせてきた昭和30年代後半の設計のため、「第1」に比べれば道幅は広く2車線とられており、カーブの半径や勾配も幾分緩くなっています。いろは坂 _02 posted by (C)Traveler Kazu 途中2か所ある駐車・眺望スポットのひとつ「黒髪平」には、「日本の道百選」記念の記念碑が建っております。本記事の画像3枚はすべてこの「黒髪平」で撮影しました。もう一つの駐車・眺望スポットは、わずか300mながら華厳滝や男体山を望むことで人気のロープウェイが出ている「明智平」で、明智平から先は対面通行になっています(中宮祠と明智平との往復用)。第1いろは坂には駐車スペースはありませんでした。何とかの茶屋跡などとの標柱を見かけましたが、とても車を停めておけるようなところではありませんでした。いろは坂 _01 posted by (C)Traveler Kazu 「黒髪平」より1段下のヘアピンカーブを望む。秋の観光シーズンなど、左右両車線にびっしりと大量の車がこの坂を登ってくるさまは、さぞ壮観でしょうね。夕刻遅い時間になってしまったので明智平の観光はまたの機会にお預け。一路、今宵の宿中禅寺温泉へと向かいました。中禅寺温泉 ホテル湖上苑中禅寺温泉 中禅寺金谷ホテル日光中禅寺湖温泉 ホテル花庵いろは坂第2いろは坂=馬返~明智平間 登りの一方通行、明智平~中宮祠間 対面通行第1いろは坂=中宮祠~馬返間全線 降りの一方通行 馬返に緊急避難所あり自家用車がなくても、いろは坂を堪能(?)できます路線バス:JR日光駅・東武日光駅~中禅寺温泉・湯元温泉を結ぶ「東武バス日光」の路線バスは全便いろは坂を経由します。朝6時台~夜6時台日光駅発までおおむね1時間に1~2便以上運行。PASMO/Suica支払い可。東武バスOn-Line
2013年07月06日
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国見サービスエリアを出て一路南下、福島県を通り過ぎ、秋田を出発しておよそ5時間、いよいよ関東地方へ突入しました 東北道 那須高原SA 那須高原SA上り _02 posted by (C)Traveler Kazu テレビや雑誌でも度々紹介されている「ドラマチックエリア那須高原」那須高原サービスエリアに立ち寄りましたいよいよ、レストラン、ショップ、フードコート(スナックコーナーではない)、野菜市場…と、何やらアミューズメント的設備が登場しました。内装もきれいで、噂の通り最新デパ地下のような雰囲気の施設になっていました。ショップ、フードコート、セブン銀行ATM、ガスステーションは24時間営業です。しかし今回はお手洗いのみ拝借。用を足した後、ちょっと館内を探検…すると、フードコートであるものを見つけてしまいました 那須高原SA上り posted by (C)Traveler KazuE4系MaxとE6系スーパーこまちが走り回るNゲージレイアウトどういういきさつでここにあるのか分かりませんが、レイアウトを囲んでお食事できるようになっていました。お子様に人気かもちなみに、在来線として211系も走っていましたそれから…那須高原SA上り _01 posted by (C)Traveler Kazu 外にはサンフランシスコの路面電車風のバスが置かれていて(ナンバーなし)、軽食を売っているみたいでした。ちょっとブレイク…「那須高原」ゆかりの品ギフト 美味しい 手作り しっとりフワフワ 濃厚 カスタード&生クリーム プレゼント期間...価格:1,980円(税込、送料込)【送料無料選択可!】空から日本を見てみよう (25) 日光鬼怒川〜那須高原/東急田園都市線 二子...価格:2,616円(税込、送料別)那須高原豚バラブロック1Kg価格:1,680円(税込、送料別)ここは小休止でしたので、10分弱の滞在で出発…。今回の東北道ラストICの宇都宮まであと60kmくらい 東北道 宇都宮IC 15:48流出 日光宇都宮道路 宇都宮IC 流入「日光宇都宮道路」は宇都宮ICと清滝ICとの間30.7kmを結ぶ「一般有料道路」ですが、高規格で設計施工されているため、宇都宮IC~日光本線料金所間は制限速度が80km/hとなっています。また、料金支払いにETCが利用できるため(ETCマイレージは還元分を利用できるがポイントはつかない)、合わせて地元の方は「高速道路」と考えているようです。日光口PA posted by (C)Traveler Kazu (再掲 2011年10月 前回訪問時に撮影)現在は栃木県道路公社が管理していますが、2005年まで日本道路公団の道路であったため、標識類やパーキングエリアなども高速仕様になっています。宇都宮IC~日光本線料金所間は国道119号線のバイパスという扱い。 日光宇都宮道路 大沢本線料金所 宇都宮~今市間300円を支払いちなみに、2011年3月に開通した土沢ICには料金所がありません。その次の今市ICにも料金所はありません。つまり、土沢~今市間のみを利用する場合は無料です。これは栃木県道路公社のホームページにも案内されています。今市市街の渋滞緩和を狙っている措置で、鹿沼方面~鬼怒川方面を行き来するのに便利です。 日光宇都宮道路 日光本線料金所 今市~清滝間150円を支払いこの区間は国道120号線のバイパスという扱い。日光市街、東照宮前とは大谷川を挟んで対岸を通り、繁忙期には渋滞する同所をを通らずに宇都宮・鹿沼~いろは坂を行き来できます。この区間は対面通行でセンターポールはなく、一般道の法定速度60km/hで走行します。長いトンネルもありますが、道路の両脇に広葉樹が茂り、秋はさぞかし綺麗なことでしょう。 日光宇都宮道路 清滝IC 流出清滝から先、直進すると第2いろは坂を経て中宮祠(中禅寺湖畔)方面へ、途中で右折し日足トンネルを抜けると足尾方面へ行けますが、この日は親戚の家に立ち寄ることになっていたので、一旦日光市街方面へ少しだけ戻り。親戚宅に立ち寄りました。小休止ののち、再び120号線を中禅寺湖方面へ走行。この先は次回また
2013年07月05日
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長者原サービスエリアを出まして一路南下。仙台宮城IC付近の昼夜連続車線規制も難なく通り抜け、次の休憩地は 東北道 国見SA に向かいます国見SA上り _07 posted by (C)Traveler Kazu 国見サービスエリアは、宮城県と福島県とのちょうど県境にあるサービスエリアです。宮城側、福島側から上ってきた峠の最高点にあります。上下線とも、登坂車線を経て流出入します。レストラン、ショップ・スナック、ガスステーションがあり、ショップ・スナックとGSは24時間営業です。国見SA上り posted by (C)Traveler Kazu国見SA上り _02 posted by (C)Traveler Kazu いつも利用者の多いSAです。平日(金曜)のお昼を過ぎた時間ですが、ご覧の賑わいです。国見SA上り _03 posted by (C)Traveler Kazu 眼下にフルーツ王国福島盆地を見下ろす絶景のSA。曇って霞んでいたのがちょっと残念ここで、お昼ご飯にしま~す 国見SA上り _01 posted by (C)Traveler Kazuいつもなら、スナックコーナーにしようかレストランにしようか迷いますが、今回は「レストラン」へ直行お目当てのメニューがあったのです 国見SA上り _05 posted by (C)Traveler Kazu川俣シャモ丼あらかじめ「ドラぷら」でチェックしておきました!福島県川俣町の名産品「川俣軍鶏」と、宮城県白石市の名産品「白石温麺」がセットになったご当地メニューです。川俣軍鶏は若鶏と違って歯ごたえが適度にあって、満足感あり。さらに、味付けも東北人好みのちょっと濃いめの味付け。白石温麺もスープは醤油ベースですがシャモ丼と干渉せずどちらも持ち味が出たおいしいメニューでした。いままで食べた高速メシの中では一番かなこのメニューは、国見SA駐車場の東京方にある「レストラン峠」で召し上がれます。営業時間7時~21時。(当SAは、レストランとショップ・スナックが別棟になっております) 国見SA上り _04 posted by (C)Traveler Kazuテラス席もあります…が、誰もいませんでしたレストラン店内は、午後2時近くだったのにも関わらずかなりの賑わいでした。このあとショップを覗いたりして大休止ののち、更に南下いたします。 川俣シャモを食べた~い【SHOP:いいとこ福島】2種類の部位を選べます♪鶏本来の味がお楽しみいただける川俣シャモを新鮮朝引きでお届け。いろ...価格:2,280円(税込、送料別)地元福島より直送!噛むほどに軍鶏の旨味が口の中に広がります。スープは、地鶏の旨味たっぷりコ...価格:5,980円(税込、送料込)特製ソミュールに漬け込みボイル後桜のチップでじっくりスモーク シャモの鶏肉本来の旨みをギ...価格:4,980円(税込、送料込)このあとショップを覗いたりして大休止ののち、更に南下いたします。以下、次回!もう一か所SAです。至るところ「八重の桜」が大人気の「ふくしま」
2013年07月04日
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先週末、4日間に渡って北関東~福島県浜通り(…「ハワイアンズ」ですが)を巡ってきました。婚礼出席のついでですが…最近多いんです(笑)今回は全行程自分の運転で移動しました。走行距離ほぼ1300km。今まで行ったことのないエリアにも足を踏み入れました。それでは、北関東・浜通りツアー2013、スタートあさ9時ころ 秋田道 秋田中央IC 流入 秋田道 大森PA ちょっとだけトイレ休憩11時45分ころ 東北道 長者原SA 休憩 長者原SA上り _04 posted by (C)Traveler Kazu長者原サービスエリアは、宮城県大崎市古川にあるサービスエリアです。秋田中央ICから4つ目のSA(PAを含めると10か所目)です。レストラン、ショップ・スナック、ガスステーションがあり、ショップ・スナックとGSは24時間営業です。最近、高速道路各社では「駅ナカ」に負けじとSA・PAのテコ入れに励んでおられますが、東北道北部まではまだその手は及んでおりません。昔ながらのスタイルのSAです。長者原SA上り _05 posted by (C)Traveler Kazu 長距離ドライブに飽きるお子様向けの児童公園がエリア内に整備されております。SA・PAで配布中の冊子「ハイウェイウォーカー」によると、「ドッグラン」もあるそうです。このSAには、みどころがあります。長者原SA上り posted by (C)Traveler Kazu ラムサール条約登録湿地「化女沼」を眺める展望広場があります。重要な湿地として国際的に保護される湿地で、この辺ではほかに「伊豆沼」、全国的には「釧路湿原」「尾瀬」「谷津干潟」など有名どころが軒並み登録されております。 長者原SA上り _03 posted by (C)Traveler Kazuちょうど、レストラン・ショップの建物の裏手が展望所になっていて、沼を眺めることができます。よく見ると、奥のほうは堰堤になっているようですね。もともと自然湖だった沼の流出部にアースダムを築き、「県営化女沼ダム」として運用しているそうです。主目的は洪水調節だそうです(Wikipediaより)。沼よりも見ものなのがこちら長者原SA上り _02 posted by (C)Traveler Kazu 不思議な木が1本植わっていました。「スモークツリー」という名の木で、調べてみるとウルシ科の木だそうです。花が咲いたあと、タネを結ばなかった花穂がこのフワフワだそうであります。主に、中国やヒマラヤに自生しているようです。長者原SAでは昼食時とあって混雑。昼食は別のSAを狙っていましたので、お手洗いののち、先に進みました。以下、次回。スモークツリー ‘ゴールデンスピリット’価格:1,680円(税込、送料別)【送料無料】 ワンダーJAPAN 日本の《異空間》探険マガジン 15 三才ムック 【ムック】価格:1,200円(税込、送料込)仙台作並温泉 La楽リゾートホテルグリーングリーン
2013年07月03日
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高速道路SAPA巡り、写真を羅列するだけのマッタリ進行中です今日は3日目、4日目をご紹介します。<9:38 日光宇都宮道路 大沢本線料金所 通過>日光宇都宮道路(日光道)は、宇都宮市と日光市を結ぶ総延長30.7kmの有料道路で、かつては日本道路公団の有料道路だったが、現在は栃木県道路公社が管理。東北道宇都宮IC~日光本線料金所までは、片側2車線の80km/h規制区間(※)となっていて、料金所にはETCレーンがあり、標識等もほぼ高速仕様の物が設置されています。ですから、地元の人は、高速道路と思って利用しているそうです。日光本線~終点の清滝IC間は対面通行で、法定速度の60km/hで走行します。この道路を通ると、混雑する日光市街・東照宮前を通らずに、いろは坂へ行くことができます。※:宇都宮市街と宇都宮IC・日光道を結ぶ「宇都宮北道路」が今年、一般道ながら80km/hへと制限速度が引き上げられました。日光口PA posted by (C)Traveler Kazu日光宇都宮道路 日光口パーキングエリア今市IC~日光IC間 宇都宮IC起点22.2kp日光口PAは、日光道唯一のサービス施設で、トイレの他、売店と軽食があります。売店では有名な「甚五郎煎餅」も入手可能。土産に買うつもりだったので、早々にここで買ってしまいました。また、軽食コーナーでは、「そば」がオススメだそうです。看板の消し跡を見れば、マニアな方は感づくと思いますが、公団時代は「ハロースクエア」運営のエリアだったようです。無理矢理感抜群(笑)観光シーズンにいろは坂経由中禅寺湖へ向かわれる方は、ここでお手洗いや軽食を済ませたほうが良いそうです。日光老舗名店会会員の4店が作る逸品をセットにしました!【日光老舗名店コラボ】日光口PA(2) posted by (C)Traveler Kazu日光彫のモニュメントがお出迎え。このエリアでは、テントを建てて仮設の観光案内もやっていました。<10:00 日光本線料金所通過>清滝ICまで走行、日光市内に立ち寄りの後、日足トンネル通過各地立ち寄り<17:01 北関東自動車道 太田桐生より流入>桐生市内を走行していても、いつまで経っても高速への案内標識が出てきません。北関東道は開通したばかりで、持参した地図には未掲載。ぐるぐると1時間近く走り回った末、やっとICに到着。<時刻不明 岩舟ジャンクションより東北自動車道に流入>岩舟ジャンクション…田舎に住んでいると、IC・Jctの流入路は1車線だと思い込みがち…。ここは何と、2車線のランプウェイがそのまま、3車線の本線に突っ込むという、ヒエーなJctでした。それだけの交通量を見込んでいるんだね。実際、東北道の北部よりも多いのではないかと思える交通量でした。大谷PA posted by (C)Traveler Kazu東北自動車道 大谷パーキングエリア鹿沼IC~宇都宮IC間 川口起点99.3kpスナックコーナーにドトールコーヒーがありましたので、コーヒーとあんぱんでひと息。売店、スナックコーナー、ドトールがあります。いずれも夜間閉店。安達太良SA posted by (C)Traveler Kazu東北自動車道 安達太良サービスエリア本宮IC~二本松IC間 川口起点226.3kp夕食は那須高原か安達太良かで迷ったが、先に進んでおこうと思って、安達太良SAへ。見た目、2階建ての大きなエリアですが、実は地形の段差の関係。レストランは2階にあって和風、広い店内でした。安達太良SAレストラン posted by (C)Traveler Kazu夜も更け、朝から走り続けてそろそろ疲れもピーク。予定では当夜中に秋田まで帰るつもりでしたが、とても無理と判断し、このエリアでホテルを探す。<21:33 川口起点332.4kp 東北自動車道 仙台宮城にて流出>仙台西道路経由、仙台駅前近くのほぼ定宿にしているドーミーインに投宿。翌朝は朝食後、10分程度市街地を軽くドライブ。<9:32 東北自動車道 仙台宮城より流入>ところが…IC入口の電光掲示に、「仙台宮城~泉 事故」の情報。料金所を通過しようとしたら、脇から赤色灯を点灯しサイレンを鳴らし緊急走行のパトカーが登場…もしかして、発生したばかり 救急車・救助工作車も登場。震災復旧工事の渋滞の最後尾に、大型が刺さっていまして、その前のフィットが潰れていました。この区間は急カーブが多く、見通しが悪い区間。大型の運転手さんが渋滞を発見するのが遅れたのでしょう。東北道では数少ない、常時80km/h規制区間。速度は控えめに。北上金ヶ崎(下り) posted by (C)Traveler Kazu東北自動車道 北上金ヶ崎パーキングエリア水沢~北上Jct 川口起点458.0kp IC併設往路でご紹介したPAの下り線です。設備は上り線側とほぼ同じです。<12:45 秋田自動車道 秋田中央より流出>13:10帰着。やっと帰ってきました。2泊の予定が3泊に…でもこの日は仕事。すぐ仕事に出ました。次回からは、スポット巡りをご紹介します。このシリーズはまだまだ続きます。お付き合いくださいませ。
2011年10月24日
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2日目。<11:14 磐越自動車道 磐梯河東より流入>…と、その前に…IC入口近くに、「常時左折可」という交差点がありました。停止線もなく、赤信号でも左折はOK…ということと理解。秋田県にはない方式で面食らう。磐越自動車道は、この区間は片側2車線。アップダウンとカーブが多く、常時80規制区間ですが快適。目に飛び込んでくる前方の景色も素晴らしい眺めでした。磐梯山SA posted by (C)Traveler Kazu磐越自動車道 磐梯山サービスエリア福島県磐梯町 いわきJCT起点105.3kp本線をオーバークロスして駐車場に入ったので、上下集約型のエリアかと思いましたが、設備は上下線で分離されていました。夜間閉店の売店、スナックコーナー(フードコート式)、レストランと、24時間営業の給油所があります。これより33.9kmで、少し複雑な構造の郡山ジャンクションより東北自動車道へ、再流入。ちなみに…東北道の北の方から米原以西(大阪方面)へ行く場合は、ここから磐越道に入り、北陸道を経由したほうが距離が短く料金も安いそうです。土曜日ながら大型車を中心に交通量が多い本線を、宇都宮へ向けて一路南下。那須高原SAでの休憩を計画していましたが、混雑時間と重なるので、更に南下。上河内サービスエリア posted by (C)Traveler Kazu東北自動車道 上河内サービスエリア栃木県宇都宮市 川口起点110.6kp前回、鹿沼まで走行したときも、ここで最後の休憩&調整をしました。Uターンラッシュの渋滞情報でおなじみのエリア。但し、那須リゾートエリアからの流入車は走行距離がまだ短いからか、東京まであと100kmちょいということで休憩する人は少ないのか、設備は思ったよりも小ぶりです。売店、スナックコーナー、レストラン、セブン銀行キャッシュコーナー、給油所があります。コイン式のネット用PCや、ETC履歴印字プリンタなど、田舎のSAにはない設備があり、首都圏を実感。ただし、ETCプリンタは直前の履歴ひとつが印字されるだけ…。Suicaの履歴のように、何件も印字されるものではないのだな給油所以外は「あさやホテル」の運営で、レストラン以外は24時間営業。そのレストランの場所は売店の奥にあり、ちょっと目立たないのでご注意。鬼怒川温泉 あさや上河内 広域情報 posted by (C)Traveler Kazuスナックコーナーに併設されている、道路情報を表示する大型液晶。ここまで来ると、道路情報に遂に「首都高」が登場しますう~ん、東京だなァ…。恐いけど、走ってみたいな、首都高速。字余り上河内SIC posted by (C)Traveler KazuETC専用 上河内スマートインターチェンジが併設されています。仙台方面からの流出は、エリアの駐車場に入る前なので、エリアの利用は不可。東京方面へは、SIC通過後エリアを利用できます。<13:45 東北自動車道 宇都宮にて流出>市内で1ヶ所だけ道に迷いましたが、体勢を立て直して無事目的地に到着。環状道路と4号線の交点が、まさか立体交差だったなんて…。次回は、3日目、4日目のエリア巡りをお届けします。それが済んだら、各スポットごとのご紹介に移ってまいります。では素材を厳選した8種類の宇都宮餃子セット【宇都宮餃子館】バラエティ8色餃子セット【送料無料】...価格:3,850円(税込、送料込)OCY672【送料無料2980円】餃子の里!隠れ名店の宇都宮餃子100個入り【餃子】【B級グルメ】【TV...価格:2,980円(税込、送料込)【宇都宮餃子風味】【栃木限定】おやつにおつまみに!宇都宮名物と言えば餃子♪ビッグポテトバ...価格:346円(税込、送料別)
2011年10月23日
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先週末実行した「遠征」の成果()を、しばらくの間ご覧頂きたいと思います。主目的は婚礼出席でしたが、オマケの部分を幅広くとり、おそらく滅多に行かないだろうエリアまで足を伸ばしてまいりました今回、次回は…高速道路 SA・PAめぐりをお届け。「めぐり」といっても、SAPA巡礼に行った訳ではなくて休憩や食事に寄ったのですが、立ち寄ったSA・PAは全て記録それではどんどん、ご覧頂きましょう。今日は、初日の分。全て「上り線」のエリアです。なお、距離は…本当はメータで測っていたのですが途中で面倒になりWikipedia掲載の数値を使用しております。<14日午前10:30頃 秋田自動車道 秋田中央より流入>北上金ヶ崎パーキングエリア posted by (C)Traveler Kazu東北自動車道北上金ヶ崎パーキングエリア秋田中央より117.5km 川口起点458.0キロポスト(以下kpと略す)秋田道から東北道へ流入して最初のPA。北上ジャンクション(以下Jctと略す)から僅か3.8kmのところにあります。通常型のインターチェンジ(IC)を併設しています。秋田から100kmちょい、仙台までも100kmちょいと、仙台まで行くにはちょうど中間で、しかも、ひとつ手前のエリア「錦秋湖サービスエリア」は、本線から1km以上も離れた場所まで行かなければならず時間がかかるので、ここを休憩場所としているドライバーも多いようです。高速バス「仙秋号」もここで休憩しますね。トイレの他、売店(夜間閉店)、スナックコーナー(夜間閉店)があります。IMG_2573 posted by (C)Traveler Kazuちょうどお昼時で、大型車がズラリ。IMG_2574 posted by (C)Traveler KazuこのPAは、以前は「相去PA」と言いましたが、ICを併設する時に名称が変わりました。その「相去」の地名の由来解説版が、建物の脇にひっそりと…。鶴巣パーキングエリア posted by (C)Traveler Kazu東北自動車道鶴巣パーキングエリア秋田中央より221.1km 川口起点354.4kpトイレの他、売店、スナックコーナー、ベーカリー(パン屋)、給油所があります。最近のSA・PAは、焼き立てパンを売ったりカフェを入れたり、いろいろ頑張っていると聞いていましたが、仙台近郊まで来てやっと、「テコ入れPA」(?)に出会いました。下り線には吉野家があるそうな。東北道の北の方から三陸道へ行く場合は、このエリアが最終給油所です。IMG_2579 posted by (C)Traveler Kazu鶴巣PAで買ったソフトクリーム。量が多く濃厚でうまかった!鶴巣を出て、車は一路南下。次の富谷Jctより一旦本線を逸れ、自分としては未走行の「仙台北部道路」「仙台東部道路」「仙台南部道路」を仙台南ICまで回り道走行しました。(更に細かいことを言えば、利府Jct~仙台港北ICの1区間のみは三陸自動車道だそうで)ちなみに、Wikiで調べてみるとこの3路線は全て「高速自動車国道」ではなく「自動車専用道路」。北部・東部は「A'路線」、三陸道の区間は「B路線」、南部は70出せるけど単なる有料道路…役所の方々って、色んなことを考えますね※「A路線」…東名とか東北道とか秋田道とか、法令上「高速」の高速だすな。※「A'路線」…高速自動車国道の予定線を一般国道のバイパスとして建設した高速道路※「B路線」…一般国道の予算を使って高速規格で建設した、高速道路の衣をまとった国道バイパスまた、東部道路の一部の区間では100km/hを出せるのですが、「高速自動車国道」ではないので、通常はわざわざ「100」の速度制限標識を出しています(現在は地震の影響で80制限中)。「高速」では、「100」の制限表示は見かけませんよね。法定速度が100km/hだから。一般道で「60」の標識を滅多に見ないのと同じです。利府Jctまでは対面通行なものの快適。ちょうど、仙台新幹線車両センターの上を越すところでは、新幹線の車窓からしか見たことがなかったセンターの巨大な車庫が見えて感激しかしその先は、進行方向左手遠くに見えるはずの松原の木々がスカスカで、仙台若林Jctのランプを走行中には一般道のひしゃげたガードレールが見えて、涙が出る思い。内陸部まで入り込んだ大津波は、築堤になっているこの道路でかなり勢いがそがれました。フェンスをよじ登り高速の本線車道まで上がって助かった人も多かったと聞きます。対面通行の「仙台南部道路」を通って、仙台南ICへ。南部道路では、進行右手に地下鉄の富沢車庫が見えました。仙台南ICから再び東北自動車道の本線へ。回り道しても料金は変わりません。菅生パーキングエリア posted by (C)Traveler Kazu東北自動車道菅生パーキングエリア秋田中央より271.0km(東部道路経由) 川口起点319.6kp仙台南ICから入って最初のエリア。売店、スナックコーナー、給油所があります(全て24時間営業)。鶴巣PAからそんなに距離も時間も経っていませんが、お手洗いを借りたくて入りました。ここはスナックコーナーも綺麗で、増して、トイレが凄い綺麗で立派お手洗いはぜひ菅生で(笑)菅生から64.7km、途中、村田付近で震災本復旧工事による渋滞にはまりながら、15:30頃に福島西(秋田中央より335.7km 川口起点254.9kp)で流出しました。次回は、2日目・3日目・4日目のSA・PAめぐりです。では
2011年10月22日
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車を国道397号線から国道4号線経由で342号線へ進めました。342号線は秋田県横手市と宮城県登米市を結ぶ国道で、栗駒山の須川温泉を経由する、東北屈指の山岳国道です。秋田・岩手県境区間は冬季閉鎖で半年近く通れず、また、秋田県境~岩手県一関市の区間には普通車のすれ違いもままならない狭隘区間があり、それでいて東北有数の観光ルートで大型バスも入ってくるという、コース設定も走る方も文字通りの「酷道」なのです。この日(10/9)は秋の三連休の真っ最中で、山奥深い、クマさんが出そうなところにも警備会社の誘導員が出て交通整理をしていたし、須川温泉の手前からは渋滞で動かなくなってしまいました。一方、秋田県側は急勾配はあれど快適な対面通行区間で、東成瀬村で前回までご紹介していた397号線を合流し、横手市に至ります。さて、今日は「被災地」を見学できる場所を見つけたので、ご紹介します。「被災地」といっても、東日本大震災の大きな被災地ではなく、今から3年前、2008年6月に発生した直下型地震「岩手・宮城内陸地震」のとき、NHK地震速報のヘリ中継で我々の目をクギ付けにした、あの場所です。祭畤被災地_06 posted by (C)Traveler Kazuあの地震は、ちょうど、この付近の地下で起きたと考えられています。国道342号線の「祭畤大橋」(まつるべおおはし)は、これまで地球上で観測されたなかで最大という加速度の激しい揺れで秋田側が10mもずれ、押される形で鋼鉄製の橋桁がひしゃげて、落橋するに至りました。この落橋事故については、現地の説明看板を撮影してきましたので、次回詳しくご紹介します。現在は保存措置がとられて、見学用の展望台と歩道が設けられています。今日は歩道をご紹介しましょう。見学用の歩道は、橋の秋田側に設けられています。祭畤被災地 posted by (C)Traveler Kazu現在も地盤が大きく動く可能性があるため、立入禁止措置が取られることがあるそうです。注意事項を遵守の上で、入場しましょう。祭畤被災地_02 posted by (C)Traveler Kazu地すべりで、当然ですが橋に繋がる路面もこのようにズタズタになってしまいました。この路面も当時もままとされ、その上に歩道が設置されました。祭畤被災地_03 posted by (C)Traveler Kazuこんなにも大きく変位しています。目測ですが、2m近く上下方向にずれています。祭畤被災地_01 posted by (C)Traveler Kazu木々も根元からなぎ倒されたままですが、根っこは生えているので、青々とした葉をつけ、一部は紅葉していました。大自然にとって、この地震と地すべりは、特別なことではないのかもしれません。祭畤被災地_05 posted by (C)Traveler Kazu歩道の奥のほうから、歩道の入口の方を「見上げて」みました。自動車が通行する国道ですから、もともとがこんなに急勾配な訳がありません。谷に向かって勾配を増して崩れた様子が分かります。そして…この歩道の行き着く先には…祭畤被災地_04 posted by (C)Traveler Kazu落ちてしまった「祭畤大橋」の無残な姿。一関側が固定されたまま秋田側が崩れ、押されて橋が落ちてしまったようすが、よくわかります。この「祭畤被災地」見学場所は、この歩道と、対岸である一関側に設置された「展望の丘」からなります。これらの設備は、地震から3年となった今年の6月に完成しました。次回は、「展望の丘」をご紹介します。祭畤被災地見学通路岩手県一関市厳美町祭畤車の方…東北自動車道「一関」より、国道342号線を須川・横手方面へ、所要20分程度。列車・バスの方…東北新幹線「一関」より、岩手県交通バス「須川温泉ゆき」で50分、「ぶなの森まつるべ会館前」下車、すぐ。バスは1日2往復、冬期運休ですので、よく計画してお出かけください。
2011年10月13日
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国道397号線のドライブ、横手~水沢区間で一番の見ものポイントは、今はここ胆沢ダム posted by (C)Traveler Kazuただいま建設中の胆沢ダム(いさわダム)でありますとにかく巨大秋田県で「巨大ダム」として最近運用が始まった「森吉山ダム」よりもさらに巨大に見えます駐車場と展望台が設けられ、大勢の人で賑わっていました。(水沢側から来て、ここを見て帰る人が多いみたい)現在、この川には昭和28年に完成した国内初のロックフィルダム「石淵ダム」というダムがありますが、「胆沢ダム」が完成すると、「石淵ダム」は水没するのだそうです胆沢ダム_02 posted by (C)Traveler Kazu展望台の目の前に、巨大な洪水吐き。とにかくスケールが違います。Wikipediaでスペックを見たら、このダム、完成すれば国内最大クラスじゃないですか胆沢ダム_01 posted by (C)Traveler Kazu下流部でも工事が着々進行中。写真ではよく撮れなかったのですが、放流水の衝撃を和らげる「減勢工(副ダム(?))」もかなりのデカさです。さすが、イチローさんの地元です(このダムを語るのに外せないキーワード…「西○建設」)胆沢ダム_03 posted by (C)Traveler Kazu展示物。ダム堤体の建設に使われた土砂。使い分けされていますね。様々な土砂で積み上げて、一番外側に「ロック材」を積む。平たく言えば「外装」ですな。(もちろん、堤体を守ると言う重要な役割があります)胆沢ダム_04 posted by (C)Traveler Kazu建設に使われたデカダンプのタイヤ一番左は比較用に普通乗用車のもの、2番目が10tダンプ(街中を走るダンプカーですね)のもの。一番でかいのが、90t積みダンプのもの 意外な見ものポイントでした。完成したらまた見に来よう…。石淵ダムも、沈む前に一度見ておきたいです。ついでに、有名心霊スポット(出るわきゃないのだが)といわれる素掘りトンネル「猿岩隧道」も水没するそうなので、こちらも心霊スポットとしてではなく、素掘隧道として一見の価値ありですね。【送料無料】ダム価格:1,680円(税込、送料別)【送料無料】ダムマニア価格:2,310円(税込、送料別)【送料無料】ダム2価格:1,680円(税込、送料別)
2011年10月12日
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国道397号線の快適なドライブも、だいぶ麓まで下りてきました。R397_06 posted by (C)Traveler Kazu つぶ沼キャンプ場。ここでおにぎりを食べました炊事場、公衆トイレ、バンガローに管理棟まで備わったキャンプ場。この日は休日とあって、栗拾いの人が何人かと、レンジャーさんと管理人さんがいました。このキャンプ場はR397から少しそれた場所にあります。「石淵ダム→」の標識が目印。R397_10 posted by (C)Traveler Kazuつぶ沼。自然のままの沼。焼石岳の周辺には、こういった沼が点在しているようです。こういった山中の沼は「堰止湖」(何らかの理由で自然に河道閉塞して水がたまり、やがて安定する)のことが多いですが、ここはどうなのでしょうR397_07 posted by (C)Traveler Kazuカメムシの大群…心臓の弱い方は、拡大しないほうがよろしい一部しか写していませんが、現地で見ると、天井から足元まで、感心してしまうほどの「大群」でしたR397_09 posted by (C)Traveler KazuR397_08 posted by (C)Traveler Kazuふと空を見上げると、花巻空港に向かっていると思われるJAL機が低空で飛んでいきました。R397_11 posted by (C)Traveler Kazu水沢の街まで25km、その先のR397終点、三陸海岸の大船渡(おおふなと)まではまだ100km近く。R397の長い道のり、我々は水沢の手前までのおつきあいです。テントにもタープにもできる広々大型タイプテント!【送料無料】 M-8717 ラニーメッシュタープ...価格:11,000円(税込、送料込)【LOGOS ロゴス neos カーセットドーム-Z forコンパクトカー 71801735】テント アウトドア レジ...価格:24,000円(税込、送料込)【送料無料】従来の熊よけスプレー(カウンターアソールト)よりも容量が25%増量。それに伴い噴射...価格:11,690円(税込、送料込)
2011年10月11日
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今日は家族の用事で盛岡へ。目的地は盛岡ですが、時間はあり天気がいいからということで、秋田道→鷹巣→大湯環状列石→282号(湯瀬・竜ヶ森・西根)→盛岡と、超大周り休憩含めて7時間(笑)。着いたら夕暮れでした。ちなみに、帰路は46号線を無休憩で2時間ほどで帰ってきました。小岩井の入口を過ぎると、もうトラフィックは皆無に等しく、道路情報ラジオ(仙岩峠では一部区間で1620kHz放送がある)では「車の流れは順調です」…いや、「順調」どころか、一人旅ですよしかしはみ出し禁止区間で追い越されること2回、しかもうち1回は峠区間。暗闇の中、禁止区間での追越、追越相手が覆面だったらどうするつもりだったのでしょうね西根2 posted by (C)Traveler Kazu道の駅にしね国道282号線八幡平市西根地内にある、中規模の道の駅です。例によって産直がメイン。西根1 posted by (C)Traveler Kazu西根道の駅から、岩手山を望む。山の向こうに夕陽が沈むところでした。遅い時間になり、盛岡で夕食を済ませて秋田へ戻ることにしました。イオン盛岡南ショッピングセンター「回転鮨 清次郎」にて。※盛岡にはイオンSCが2つあります。こちらは盛岡駅南南西の「本宮」地区に5年前に出来たSCで、旧サティの方。もう一方は、盛岡ICに近く7年前に出来た「イオンモール盛岡」(旧ジャスコ)。郊外に大SCが2つもできてロードサイド店も激増したのに、中心市街地も賑わっている盛岡はすごい。SCが1コできただけで中心部がガタガタになったどっかの街とは大違いイオン盛岡南1 posted by (C)Traveler Kazuちょうど、オープン5周年の記念セールをやっていまして、回転すし屋さんでも記念メニューを出していました。題して「イオン5周年記念セット」。本マグロ中トロ・あおりいか・さんま。イオン盛岡南2 posted by (C)Traveler Kazuこれは珍しい、活ほや握り(岩手産)ほやの握りとは、あまり見かけないですね。ポン酢と醤油で1貫づついただきました。イオン盛岡南3 posted by (C)Traveler Kazuスタバでの注文待ち中に、頭上を見上げたら大漁旗が。今年は事情により北上や盛岡に行く頻度が非常に多くなっているのですが、内陸とはいえ行く度にやはりここは被災地であるのだと実感するのであります。大湯環状列石(鹿角市)については以前ご紹介したことがありますが、あのときは雨降りでした。今日は晴天の綺麗な写真を撮ってきましたので、次回ご紹介します岩手県水産加工品コンクール水産庁長官賞受賞海藻美散花岩手県 三陸浜の復興を祈念して!海からの贈り物【一の○(いちのまる)】三陸浜復興祈念 いち...夏の贈り物がんばるぞ!!岩手『やまなか家』秘伝のたれでお楽しみ下さい!![北上市]やまなか家...
2011年09月28日
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7月29日にめでたく全線開通しました初代「空港道路」は雄和町役場を通るため遠回り、この「アクセス道路」も平成15年以降に順次部分開通しましたが、ボトルネック「踏切」「岩見川の橋」と「御所野から河辺間の狭いS時カーブの坂」の部分が旧道のままで、特に踏切では渋滞も起きていました。それが、「アクセス道路」の開通で一挙に解消したわけです。DSC_0301 posted by (C)Traveler Kazu今回開通したのは、御所野~日沿道秋田空港ICの間。築堤は随分前から出来ていたので、いつ開通するのかヤキモキしていましたが、結局は、川と線路を一気に跨ぐ橋の工事に時間がかかったようです。DSC_0307 posted by (C)Traveler Kazuこの道路は「自動車専用」です。入口にゲートなどはないですが、両脇はフェンスで仕切られ、交差点は全て立体交差。簡易中央分離帯が設置され、既開通部分は片側2車線の高速道路と見まごうような立派な道路。そこで…高速道路が関係しない秋田県内の一般道路では初めて、制限速度が70km/hに設定されました。秋田県内は、東北道と秋田道の一部を除き高速道路も原則70km/h規制ですから、実質、高速道路ですね。ただし、調子に乗って飛ばしてくると、自専道が終わるといきなり団地内の一般道ですから、ご注意を…。DSC_0305 posted by (C)Traveler Kazu御所野~空港ダイレクトアクセス!御所野イオンモール前から空港の前まで、道なりに真っ直ぐ進めば到着できます。秋田駅東口からも、交差点の右左折は2回だけ(城東交差点右折とイオン前左折)で空港まで到着できるようになり、道に不慣れなドライバーでも安心。秋田空港リムジンバスも、この道路を経由するように変更されました。しかし、御所野にはバス停が作られませんでした。御所野にもバス停を設置すれば、乗る人結構いると思いますが~~??
2011年08月25日
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東日本大震災の復興に役立ててもらおうと、道路地図「スーパーマップル」や観光ガイドブック「まっぷるMAGAZINE」でお馴染みの「昭文社」から「東日本大震災 復興支援地図」が出版されました。内容は「スーパーマップル」「県別マップル」をベースにしたものですが、復興作業支援用に特化した部分がいくつかあります。被災地で暮らす人も、被災地へ赴く人も、そうでない人も、非常に役に立つ内容になっていると思います。(未来屋書店秋田店で購入)左が、今般出版された「復興支援地図」です。通常発売されている複数県を掲載範囲とする「スーパーマップル」(右)よりも、ひと回り大きなサイズになっています。製本サイズだけではなくて、掲載されている地図も通常のスーパーマップルよりも大縮尺となっていて、沿岸地域の広域図は一部の図を除いて「5万分の1」、主要都市は「1万分の1~1万2500分の1」となっています。※1万分の1:地図上の1cm=実際の100m※5万分の1:地図上の1cm=実際の500m通常版の「スーパーマップル」では、市街地については同程度の縮尺ですが、それ以外の地域は「10万分の1」(1cm=1km)ですので、「復興支援地図」は複数の県にわたってより詳細に描かれていることになります。「県別マップル」は、確か、「復興支援地図」と同じく1:50000だったと思いますが、例えば、宮城県沿岸と岩手県沿岸の両方の地図がほしいとなれば、「宮城県版」「岩手県版」の2冊を買わねばなりません。それも解消しています。なお、冊子の最後の方には、もっと広域に位置関係を概観できるよう、「25万分の1」で内陸部まで掲載されています。これは、あくまでも都市・地点の位置関係を把握するための図で、見開き1pで房総半島全域がスッポリ入ってしまうくらいの範囲をカバーしています(移動時の参照用にはあまりならない)。この地図は、先行して被災地の関係者や報道機関用に無償配布されたものと同一とのことです。ただし、無償版と有償版を区別するため、表紙の配色は変えてあるそうです。この冊子には、地図のカバー範囲以外にも、役立つ編集方針が取られていて興味深いものがあります。次回、私なりにこの地図の読み方を考えて見たいと思います。【送料無料】東日本大震災復興支援地図価格:1,000円(税込、送料別)「楽天ブックス」にも出ておりますが、現在売り切れ中です。
2011年06月16日
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秋田県大仙市(旧協和町)にある「協和ダム」。主に治水、上水確保に使われています。そのダムのダム湖沿いにクルマでさかのぼってみました。ちなみに、ダムより上流には人は住んでいません。常時有人の施設もありません。これが今日のポイント。DSC_0098 posted by (C)Traveler Kazuダム下流から道路を上がってくると、このトンネルを抜けて管理事務所の脇に至ります。道路は更に先へ(この写真で言うと背後の方向へ)立派な2車線道路が続いています。5分かかるかかからないか。2車線の舗装の道路が突然終了。その先はダート林道。で、舗装終点手前を左に入る道があり、そこには公園が!DSC_0085 posted by (C)Traveler Kazu荒木沢公園と言うんだそうです。あまり使われた形跡はないなぁ…。トイレとあずまやがあります。陽が山に隠れ、ちょっと不気味…。クマさんの活動が活発になる時間帯なので、ちょっとビクビク車の轍はありますが、このダム湖「美山湖」はトラウトを放流しており、キャッチ&リリースを条件に釣りを楽しめます(持ち帰ると罰則あり)。釣り人の車の轍ですね。DSC_0086 posted by (C)Traveler Kazu見上げると、こんなに立派な橋がかかっています。ほぼ、この公園に来るためだけの橋と道路。ちょっとムダかな~?完成はバブルがはじけ始めた頃。山奥に立派な行き止まり道路を造って、公園こしらえて、華やかでしたな~DSC_0082 posted by (C)Traveler Kazu夕陽に輝く美山湖です。ちょうど、湖の上流端に出ることができました。大仙市の銘酒福乃友 『純米酒60(ろくまる)』 720ml[秋田県大仙市 福乃友酒造]春第1弾10刈穂 山廃純米酒『燗あがり』720ml[秋田県大仙市 秋田清酒]1117PUP10秀よし 『大吟醸』720ml[秋田県大仙市 鈴木酒造店]1117PUP10
2010年09月08日
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先日、羽後境近辺へ車を走らせました。狙いはもちろん列車、それも在来線と新幹線(ミニ新幹線ね)、在来線とミニ新幹線を走る普通列車用車両との併走でした。併走シーンは一応Getしましたので、後日紹介したいと思います(Getしたのはいいのだが電柱が見切れてしまった…)その後「汗もかいたことだし唐松温泉にでも行くか…てなわけで一路唐松温泉(からまつ山荘)へ向かい、そのまま通り過ぎて今日ご紹介する協和ダムに至りましたなお、からまつ山荘の場所を見落としたわけではございませんので悪しからず。DSC_0078 posted by (C)Traveler Kazu協和ダム。「ダム便覧」によると、重力式コンクリートダムで1979年事業着手、1997年竣工。有効貯水容量7050(千)立方メートル。目的は洪水調節、河川維持用水、上水道。協和スキー場の入口からからまつ山荘の脇を経て更に谷をさかのぼると、一方は1.5車線直進、一方は2車線上り勾配という分岐があり、直進すると、協和ダムのダムサイト下に到達します。このダムサイト下には、駐車場と立派なトイレがありました。どうやら最近(今年、去年くらい?)に整備された模様ですが、使われた形跡もほとんどなし(笑)一応、その駐車場の周りでピクニックなんかが出来るようになっているのですが、なんせ「クマ注意」なエリアなので、よほどの大人数でないとここで「なべっこ」(秋田の秋の風物、野外で鍋をやる。バーベキューの焼肉が鍋料理に代わったものとお考え下さいませ)などおちおちできないですねDSC_0095 posted by (C)Traveler Kazuクルマを一度、分岐点まで戻し、S字カーブが続く坂を上ります。橋を越え、トンネルを1本抜けるとダムサイトの上に到達しました。管理事務所と艇庫。管理事務所は基本無人。1日に1度、仙北地域振興局(大曲)から職員が来る…と貼り紙がしてありました。随分立派な管理事務所で、それもそのはず、平成20年春までは有人だったそうです。随分タイトな立地です。本当は急斜面の横っ腹のはずですよね??DSC_0087 posted by (C)Traveler Kazu艇庫の屋上は展望台になっていました。階段の途中には、艇庫の中を覗ける窓がありましたが、除雪車らしきブルドーザが入っていました。艇庫の上からダムサイトを望む。水鏡みたいにしてみました。6門ある非常用洪水吐には水門がついていませんね。つまり、非常用洪水吐の位置まで水位が上がったら、勝手にジャアジャア流れ始める構造。まあ、非常用洪水吐の位置まで水位があがるような豪雨が降ったら、ひとたまりもないでしょうなあ。100年に一度とかそんなスパンでしょうか??なお、通常ダムでは正面から見て最下部にある放流管から、下流の河川維持に必要な量の水が放流されています。その量は、基本的にダム湖への流入量と同じらしいです。大雨が降ってそれでは間に合わなくなると常用洪水吐、ひどい状態になってしまうと非常用洪水吐の出番になるわけですね。このダムでは、正面から見て中央にある縦長の穴が「常用洪水吐」かな?。DSC_0089 posted by (C)Traveler Kazu艇庫よりダム湖を望む。ダム湖は「美山湖」といいます。クルマはさらに奥へ進むことができ、片側1車線で舗装の広い道路がしばらく続いています。その舗装区間の終点で見たものは…美しい光景と呆れた光景。以下次回。【冷蔵便発送】 嶋田ハム ドイツボンレスハム100g 毎週金曜入荷 着日指定はできません【冷蔵便発送】嶋田ハム手作りドイツソーセージ260g(9~10本入)毎週金曜日入荷です。着日指定はできません。嶋田ハム 比内地鶏だしスープ濃縮タイプ
2010年09月06日
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先日ご紹介した、由利本荘市の国道107号線「奥ヶ沢旧道」(市道)の記載について、補足です。橋の名称や記念碑の内容など、現地では不明なことがいろいろありましたが、昨日、県立図書館で「東由利町史」を見て、情報を得てきました。まず、現地では分からなかった2つの橋について…DSC_0262 posted by (C)Traveler Kazu旧道の本荘側入口、バイパスのすぐ脇にあるこの橋は、漢字表記の銘板が設置されていたと思われる親柱が喪失していました。漢字表記は、町史によれば「物言橋」です。ただし、読みは、現地に残されていた銘板では「ものいいばし」、町史のルビは「ものいわばし」。DSC_0278 posted by (C)Traveler Kazu同じく漢字表記の銘板が設置されていたと思われる親柱が喪失していて分からなかった、旧道の中間にあったこの橋は「大比戸橋」。2つの橋とも、道路として開通したのは昭和36年11月との記録が記載されていました。橋自体は、この区間の一次改良完成よりも早く完工していたようです。本荘~東由利間の乗合自動車(バス)は昭和6年から運行されていたそうです。ですから、いまの旧道ができる前からバスは走っていたということでしょうか。当時のバスのルートについては言及がありませんでしたので、分かりません。DSC_0284 posted by (C)Traveler Kazuそして、現地で判読できなかったこの記念碑ですが、これは、幕末に老方~本荘間の道を危険なきものにすべく、私財を投じてこの峡谷に道路開削を行った村人を顕彰するために、昭和2年、村民有志が建てた碑だそうです。いきさつの概略を示すと…由利郡と羽州街道を結ぶ中山通り(本荘街道)は本荘藩主六郷氏の参勤往還でもあり、岩城の亀田氏も老方本陣に宿泊した記録があった。この道では石沢峡が難所だったが改良は遅々として進まず、幕末、本荘領杉沢村阿部兵三郎が私財を投じ、石沢郷鳥田目村小松善助の助力を得て工事を完工。「最も難きは架橋2つ」。1860年起工、1864年竣工。この際、玉米、下郷両村民により「兵左新道」と称された。兵三郎の功を賞し、六郷氏より年禄12苞および帯刀を賜った。…ということだそうです。平成元年刊の「東由利町史」に、碑文の原文全てと、解説文が載っていました。秋田県立図書館の開架で見れますので、興味のある方はどうぞ。JA秋田しんせい 本荘特産おふくろ漬しその実漬 味噌漬伊藤製麺工場 本荘うどん しそ入り『おけいこ民謡シリーズ 本荘追分/ドンパン節』 小野花子/早坂光枝 [カセットテープ]
2010年07月27日
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「湯出野遺跡」を後にして、車を一路、羽後町西馬音内に走らせました。ただまあ、そのまま107号線経由→出羽グリーンロード(広域農道)経由で行ってもあまり面白くないので、舘合地区から国道398号線に逸れました。国道398号線は、由利本荘市から宮城県石巻市を結ぶ国道ですが、県道を昇格させた区間が多い国道です。特に、湯沢市~花山村間(現・栗原市)は険しい山中の狭隘区間が続く難所として知られていて、冬季閉鎖を実施。岩手宮城内陸地震では甚大な被害を受けて今も不通のままです。秋田県側は改良が進み、山中の狭隘区間はほぼなくなりました。そんな、湯沢市と宮城県を結ぶイメージが強い398号線ですが、由利本荘市~湯沢市の区間はあまり知られていません。それもそのはず、由利本荘市のR7交差点~舘合間は107号線との重複区間だし、R13へ抜けるには黙って107号を行ったほうがスムーズだからです。そこをあえて、398経由で行ってみました。地図を見ますと、由利本荘市東由利舘合~羽後町西馬音内間には峠が2つ。そのうち、市境の峠がこちらです。国土地理院地形図閲覧サービス「ウォッちず」名称が…ありません。市境の、険しいながらも「名のない」峠。DSC_0308 posted by (C)Traveler Kazu峠から由利本荘市側を見る。市郡境につき、名のない峠ながらも、律儀に「おにぎり標識」が建てられています。由利本荘市側は1.5車線区間も多い、運転には気を遣う区間です。DSC_0307 posted by (C)Traveler Kazu峠。こちらもやはり、由利本荘市側から羽後町側に向かう車に対しての「おにぎり標識」あり。気のせいか、傾げているような気がしますが…気のせいではない??えっと、画像を拡大すれば判る様な…コレより先は「羽後町」です。でも、おにぎりの下についている地名表示は「由利本荘市 東由利エボ石」本来なら、ここには「羽後町○○」と書かれているべきです。こういう仕事で良いのだろうか??秋田県。(398号は県管理国道)DSC_0310 posted by (C)Traveler Kazu羽後町側は、ちょっと無理があるような感じも否めない「二車線」で、下の集落まで下って行きます。勾配8%ですが、距離はあまり長くなく、鴻屋集落の中に入ります。集落の中は、ちょっと狭い。その鴻屋集落で、道はまっすぐなのに国道は突如左折。その先には、今度は「名称のある」峠道が待ち構えています。なお、左折せず直進すると、眺望明媚な七曲峠に至ります。町おこしin羽後町 美少女イラストを使ってやってみた秋田美酒 羽後の地酒パック 1.8L【開封販売品】鉄道コレクション第10弾116羽後交通キハ3
2010年07月26日
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国道107号線奥ヶ沢旧道探索を終えて横手市方向へ現道を進むと、本荘~横手間では有力な集落で合併前は東由利町役場(現・由利本荘市東由利総合支所)が置かれていた「老方」に至ります。この集落には、昭和28年までは、横手から鉄道が通じていました。国鉄(JR)と同じ線路幅を用い、貨車は国鉄への継走も行われていたようです。この集落の西の外れには県指定史跡「湯出野遺跡」があります。国道から見える大きな看板があるので、分かりやすいと思います。DSC_0304 posted by (C)Traveler Kazu(これは遺跡の前に建っている標柱)およそ3000年前~2500年前の縄文時代後期から晩期の遺跡と考えられています。石器・土器などの生活の痕跡が出土した区画と、お墓が出土した区域があります。DSC_0302 posted by (C)Traveler Kazuこのうち、お墓が出土した区域の一部は、コンクリートで復元されています。展望用のウッドデッキが整備されており、上から眺めると遺跡の様子が良く分かります。ここで出土したお墓の形態は「土こう墓」という、地面に穴を掘って死者を埋葬する形式だそうで、この形式の墓群としては東日本最大級の遺跡だそうです。形状は長方形や小判型で、西の方を頭にするようになっていたものが半数を占めていたそうです。この地域ではそのような“風習”のようなものが芽生えていたのでしょうか。DSC_0303 posted by (C)Traveler Kazu白いガードレールが国道ですが、国道より向こう側に石沢川が流れています。大学で考古学を学んだ私の知り合い曰く「川が近くて洪水が来ない平地があれば、どこでも遺跡は出る」。実際に、旧東由利町内には、この石沢川沿いを中心に46もの遺跡が知られていると、現地の解説板で紹介されています(土器片・石器片のみが出土した遺跡も含む)。※参考:秋田県総合観光ガイド あきたファンドットコム(Webページ):現地の案内板記載内容羽後交通横荘線羽後交通雄勝線NゲージとHOゲージの中間サイズ1/110のボンネットバス!タッカー 昭和おもひでバス 第二弾 羽後交通 1/110 いすゞBX131型・バス停付き 精密ダイキャストモデル 模型ミニカー羽後交通(三菱ふそうMP218K)ザ・バスコレクション第13弾(完全塗装・組立済み)(トミーテック)
2010年07月25日
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国道107号線奥ヶ沢の旧道(現在、由利本荘市道)の探索通り抜け、最終回です。国道としてはかなり線形の悪い「おおひとはし」(前回の記事)を過ぎると、程なく、旧道沿い唯一にしてこの旧道が市道として存続している最大の理由「奥ヶ沢集落」が見えてきます。DSC_0288 posted by (C)Traveler Kazu「おおひとばし」~奥ヶ沢集落間、集落側より撮影。DSC_0287 posted by (C)Traveler Kazu集落には数戸の民家があります。いっとき、落ち着きを取り戻しますが…DSC_0289 posted by (C)Traveler Kazu再び隘路になります。しかも、今度は路肩崩壊つき!石沢川の流れに飲み込まれないように、山側に車を寄せて慎重に通行します。旧道とはいえ、本当に国道だったのだろうか?と思えます。DSC_0290 posted by (C)Traveler Kazu程なく、現道とぶつかります。十字路になっており、こちら側にもご立派な青看が建っています。しかし、この青看を頼りに進路を選ぶドライバーは、年間何人いるのだろうか?(尚、記載内容は正確です)ここで、この旧道は終わりです…ではなくて、十字路の先にも続きがあります!旧道が線形的にS字を描いて峡谷沿いの僅かな平地を通っているのと対照的に、バイパスはトンネルと橋でここを串刺しにしています。BPを超えたその先へ…BPをスピードを出して走ってくる車に注意しながら、横断!DSC_0293 posted by (C)Traveler KazuBPとの交差点を過ぎてSカーブひとつ分は、2車線幅が維持されています。かなりきついカント(スピードが出ていてもカーブを曲がれるように傾斜がついている)がつけられています。旧道化するまでの比較的近い時期に改良されたような雰囲気です。ちなみに、「山さ行かねが」さんの2002年の探索では、この辺で土砂崩壊…となっていますが、もうすっかり片付けられていました。片付けられているということは、まだ通行の用途に用いる気があるということでしょうか。(ちなみに、この区間に集落や、こちら側から旧道を通らないと遠回りになるような田畑はない)DSC_0292 posted by (C)Traveler Kazu主人を失ったおにぎり標識の柱。地名標記だけが、そっぽを向いて残っていました。DSC_0294 posted by (C)Traveler Kazuしかしカーブの反対側(行き先方)を見ると、植物の侵食が進んでいます。DSC_0296 posted by (C)Traveler Kazu再び、斜面と川との間の狭い区間を過ぎると、やがて現道に接続する交差点に到着し、この旧道区間はおしまいです。メーター計測で、旧道は約2.2km、バイパスは約1.8km。しかし、この道幅で平成の世まで国道であったとは…しかも、俗に言う「酷道」ならまだしも、本荘~東由利~横手を結ぶ幹線国道でありました。【国道107号線自体は、本荘市~横手市~北上市~大船渡市を結ぶ国道】また、この107号沿線を含む本荘~横手間には、鉄道敷設計画があり、実際に本荘~前郷間、老方~横手間が私鉄として開通しました。しかし、老方~前郷間の建設は資金不足で着手されず、戦前に本荘側は国有化(国鉄矢島線→由利高原鉄道としていまも存続)、老方~二井山間は昭和28年に廃止(その後、昭和46年までに全線廃止)。ついぞ、石沢峡に線路がひかれることはありませんでした。仮に資金が調達できて建設工事が行われていたら、今回ご紹介した渓谷を眺める列車が走っていたかもしれません。107号探索はこれでおしまい。東由利~西馬音内ネタはまだ3つほどありますが、次回は「土崎港曳山まつり」の写真をお見せしたいと思います。滝温泉ホテル フォレスタ鳥海滝温泉へは、ここよりもう少し老方寄りに進んだ「蔵地区」から山を越えて行くことができます(普通は、大内側から入る)。なお、今日ご紹介した「奥ヶ沢地区」で旧道から分岐している砂利道も滝温泉へ通じているそうですが、悪路につき一般向けではないそうです。
2010年07月22日
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ちょっと間が空きましたが、国道107号線ドライブの続きです。奥ヶ沢地区の旧道に進入しております。旧道ですが現役の市道として供用中。DSC_0275 posted by (C)Traveler Kazuバイパスの橋脚と橋台の間を抜けます。この先、幅員狭小となっております。この先の幅の狭さと線形の悪さが、バイパス整備の理由の一つでしょう。DSC_0276 posted by (C)Traveler Kazu路面はかなりじめっとした感じです。路面のラインは既に見えません。DSC_0277 posted by (C)Traveler Kazuごく小規模な落石がありましたが、放置のようです。DSC_0278 posted by (C)Traveler Kazuカーブの先で、再び石沢川を渡ります。親柱を見ますと「おおひとばし」。昭和35年3月の竣工。ここもなぜか、漢字表記の銘板が取り付けられていたと思われる親柱だけがなくなっていました。橋上の道幅は、車1台が通行するには何の問題もないが、すれ違いができるかといえば疑問…という中途半端な幅です。竣工当時の昭和30年代の車のサイズならすれ違いはできたかも。DSC_0286 posted by (C)Traveler Kazu「おおひとばし」の東由利側は直角カーブです。例によってアウトカーブ側が広く作られていましたが、冬は走りたくないですね。曲がり損ねたら斜面に激突か、石沢川にボチャン。極力、橋の構造物の部分を少なくしようと考えると、このような線形になったのでしょうか。近年造られた道路ではあまり見られない線形です。DSC_0284 posted by (C)Traveler Kazuそのカーブの先(東由利側)の藪の中に、記念碑が建立されていました。書いている内容はよく分からなかったのですが、「昭和三年…」という表記があったような。表題は「新道竣工…」とも読めるかと思いますが、どなたか表題だけでもご解読を…。DSC_0283 posted by (C)Traveler Kazu上流側すぐのところに、更に古い橋台が残されていました。たぶん、今回探索した「いまの旧道」が出来た昭和30年代半ば(35年前後)の一次改築よりも前に使われていた道の跡ではないでしょうか。一瞬、羽後交通横荘線の未完成路盤?とも思いましたが、老方~前郷間は未着工だったはずなので多分違いますね。以下、次回。この旧道探索はたぶん次回でおしまいです。この旧道は現役の道路ですので、探索される方は通行車両にご注意下さい。また、森のクマさんにもご注意を。廃道本廃道をゆく廃道をゆく(2)にっぽん地図歩きの旅古道、旧道、旧街道酷道を走る首都高をゆく
2010年07月21日
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この記事が、当ブログにおける「ちいさな旅~お散歩・日帰り・ちょっと1泊」テーマ記事400本目ですよく、400本も書いたな~皆様今後ともひとつ宜しくお願い致します。さて、国道107号奥ヶ沢旧道(いまは市道)探索、先へ進みましょう。進むと言っても、「ものいいばし」から200mくらいです。DSC_0268 posted by (C)Traveler Kazuまた橋が架かっています。しかし川を跨ぐ橋ではないようです。DSC_0267 posted by (C)Traveler Kazu「奥ヶ沢桟道橋」。「桟道橋」とは、地形の都合で斜面に張り出すように橋がかけられた、いわば「渡らずの橋」。国道46号線仙岩道路に大規模なものがありますし、男鹿の大桟橋道路にも大きなものがあります。道幅は先程の「ものいいばし」に比べて広くて、対面2車線分あります。そして、この桟道橋の先には急カーブがあり、大型車も曲がれるようにか、アウトカーブ側がとても広くなっています。現在、格好の「お昼寝スポット」になっているようです(笑)。しかし、道幅が広いのはそのカーブまで…ですが…DSC_0269 posted by (C)Traveler Kazu行く先に、ただならず規模の治山工事跡が見えてきました。そうとう大きいですよ、山がお椀形にえぐれています明らかに「地滑り」跡ですね。DSC_0270 posted by (C)Traveler Kazu真下までやってきました。スゲー大規模な工事を実施したようです。斜面一面に施工された土留めに圧倒されます。真下を走る奥ヶ沢旧道も、この区間だけ真新しい舗装とラインが引かれています。旧道とはいえ、よほど重要視されている道路なんですね…と激しく勘違い。由利本荘市地滑り災害の状況について(秋田県河川砂防課)(PDFファイルです)「石沢川 地滑り」で検索したらあっさりHITしました。概要をかいつまむと…平成18年~19年にかけての冬季に2回にわたり地滑りが発生。推定で20万立方メートルの土砂が移動し、1回目の地滑りで市道(この旧道)が埋没、2回目の地滑りで石沢川の川幅の8割が埋塞、水位が上昇した(筆者注:いわゆる「堰止湖」「天然ダム」の類が形成された)。…ということ。DSC_0273 posted by (C)Traveler Kazuリンク先のPDFファイルには、災害の現況写真も掲載されていますが、山が丸々ズリっと滑っている酷い状況だったようです。そしてこの工事は、石沢川を守るための工事であったということ。国道107号現道のすぐ脇で発生したこの地滑り、もし国道のトンネル部分を含む山が、ズリっといっちゃっていたら…。国道の長期不通は避けられなかったことでしょう。ちなみに、「山さ行がねが」さんのレポは、この地滑りが起きる前のもので、のどかな旧道の様子が伝えられています(これ)。写真を見比べると、この場所がすっかり変貌していることが分かります。DSC_0272 posted by (C)Traveler Kazu地滑り地からみた現道。立派なアーチ橋とトンネルです。交通量もかなりあります。これもまた、近代建築の粋に圧倒されます。DSC_0274 posted by (C)Traveler Kazu被写体ブレ写真になってしまいましたが(D5000め、充分明るいのにAUTOモードでシャッタースピード1/30にしやがった)、丁度、現道を老方方面から走ってきた本荘行き羽後交通。この橋の下をくぐって、旧道はさらに奥へ進みます。以下、次回。今回ご紹介している道路は「旧道」ですが「現役」の道路(市道)です。他の通行車両もありますので、訪問される際には駐車場所等にご留意下さいこの道路探索に便利なホテル!ホテル ルートイン由利本荘滝温泉本荘ステーションホテル 本館107号線から滝温泉への道路もなかなかの有名物件です。ルートイン由利本荘は、あの「鋼材が破断した」国道7号本荘大橋の袂にあります。(鋼材の破断は修理されました)
2010年07月17日
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予告どおり、昨日の独りドライブツアーで収穫したネタを順次ご紹介します。国道107号線は由利本荘市をスタートして、横手市、北上市…と抜ける横断国道です。日沿道の本荘ICは、この107号線に接続しています。全区間通して、スノーシェッドや古いトンネル、現役旧道(廃道もあるが)が多いという、道好きには堪らない幹線道路です。昨日は旧道探索に出かけたわけではないので、以前から気になっていた物件にちょっと寄り道。石沢地区に近年完成したバイパスを過ぎると、石沢川に沿って狭い谷底を走る区間があります。鉄骨製の古いスノーシェッドもあったりして険しいながらもイイ感じの道路です。そこを過ぎてちょっと行くと、右手に分かれる分岐があり、古い橋がかかっています。DSC_0259 posted by (C)Traveler Kazuここから先およそ2km区間は、道路は再びバイパスと旧道に分かれています。そして、この旧道は谷底の細い道ながら現役です。超有名サイト「山さ行がねが」さんでも、随分以前ですがレポがUPされていますので、ご参照下さい。DSC_0262 posted by (C)Traveler Kazuこんな大きな物件がいきなりあるので、イヤでも目に入る(笑)この橋は「ものいいばし」と親柱の銘板に記されていました。完成は昭和33年であると、同じく親柱の銘板にて分かりました。しかし漢字標記の銘板が付けられていたと思われる親柱が喪失しており、漢字名は分かりませんでした。「山行が」さんでも、「分からない」と書かれていました。DSC_0260 posted by (C)Traveler Kazu昭和33年12月竣工…。雪が降る季節に間に合うように完工したのでしょうか。そして、この橋(この区間)の完成によって、本荘~東由利に冬季の自動車交通がもたらされたのでしょうか。想像は尽きません。DSC_0266 posted by (C)Traveler Kazu完工からの年月が随分経過していますが、現役市道であるためか、手入れはそこそこされているようです。今にも落ちそうな感じはしません。この橋の袂から舗装林道が分岐していて、そちらの舗装は新しそうでした。DSC_0264 posted by (C)Traveler Kazuご覧の通り、大型車も(今の所)OKみたいです。ちなみに、この旧道の奥には貯木場がある…わけではなくて、お昼寝していたようでした(笑)更に、赤ちゃんをおんぶしたままハンドルを握り超最徐行でカアチャン軽トラが通過…危ねって明らかにサボリ中だったと思われるトヨタプロボックスも通過閉鎖されていない現役の旧道の主役は、「お昼寝マン」のようで(笑)DSC_0263 posted by (C)Traveler Kazuそんな訳でか、旧道から現道への出口には、こんな立派な標準サイズの青看が設置されております。なお、国道側にもしっかり設置されており、旧道沿線にただ1ヶ所ある集落の名が表示されています。「ものいいばし」を過ぎ、更に奥へ進みましょう。まだ100mも進んでいませんが、以下次回。
2010年07月16日
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今日はお休みでしたので、少々の天候悪化は承知の上でドライブ!およそ200km走りましたコースは秋田市内→御所野→秋田空港IC→本荘IC→国道107号・東由利老方→国道398号→羽後町西馬音内→湯沢IC→秋田中央IC→秋田市内秋田市を12時過ぎに出発して、17時30分過ぎに中央IC帰着。寂しいひとり旅でしたので、観光地とかには全然寄らず、まあ、かなり遠回りして西馬音内にソバ食べに行った様なもの??しかし空港IC→本荘ICを含む区間は「無料化社会実験区間」と「無料開放区間」で通行料金はタダ。帰路の湯沢IC→秋田中央ICまでの内訳も、横手ICまでは「無料化実験区間」、横手以北も「ETC通勤割引」になるように走行しました。ガソリン代L=135円として(だいたい今の相場)、車はL=18km走るので(エアコン使ったからちょっと悪いかも)、燃料代は1500円といったところかな。DSC_0259 posted by (C)Traveler Kazu観光地には寄らずとも「湯出野遺跡」に立ち寄ったり、107号の旧道を通ってみたり峠に興奮してみたりと、超有名サイト「山行が」みたいなことしてみました(笑)上の画像、その一部。文助さんには御馴染みの画かな?老方~西馬音内間を398経由にしたのも、手許のスーパーマップルに「悪路」と書いてあったからです(爆)…実際には、怖がるような悪路ではなかったですが。明日以降、107号の旧道とか、峠とかソバとか、記事作ってUP致します。地域情報「東北」参加中です!【齋彌酒造】由利正宗・雪の茅舎純米吟醸/180ml天寿酒造 純米吟醸 鳥海山 720ml秋田かまくらミート 秋田由利牛カレー 中辛
2010年07月15日
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比立内から北上して、阿仁合まで来ました。比立内~阿仁合~米内沢間は、105号線は再び秋田内陸線と併走します。DSC_0620 posted by (C)Traveler Kazu阿仁合駅。前にもご紹介したことがありますが。内陸線で一番の規模の駅です。全線開通時に改築されたそうです。半分白、半分黒で何だか中途半端ですね。全部黒(茶色)にしてしまえばレトロ感が出て良いのにと思います。阿仁合の町全体が「昭和中期~後期レトロ」な感じで、駅舎だけが「バブルレトロ」な感じ…と言いましょうか。バブル景気のあの頃に流行ったような建築様式です。“建築様式”と言うのかどうか??DSC_0623 posted by (C)Traveler Kazu腕木式信号機が保存されています。当然ながら“使用中止”のものなので、線路と直角の方向を向くように配されています。DSC_0622 posted by (C)Traveler Kazu車両基地を併設。内陸線の全車両は、ここの所属です。車庫の本線側に留置されているのが、急行用の中間車(水色)とお座敷車(もみじ色)。一番向こうに留置されているのが、急行用の先頭車と団体用の「宝くじ号」(雲のイラスト)。真ん中の昔の山手線のような“うぐいす色”の車両は一般車です。一般車は全部色が違います。急行用の車両は不定期ですがJRへの乗り入れ運用があり、今年もGW中に角館~弘前間の臨時快速に使用される予定です。阿仁の宿 ホテルフッシュ森吉山妖精の森コテージラウル国民宿舎 森吉山荘次回は更に北上し、国内有数の赤字空港をご紹介して最終回に致します
2010年04月17日
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昨日、山形県の月山スキー場がオープンしたそうです。冬は積雪が多すぎるため春から営業するスキー場として有名。積雪は例年より少ない8メートル。最長で7月末まで営業するそうです。月山ポレポレファーム月山志津温泉 変若水の湯 つたやさて、記事的には昨日の続きです。国道105号線の仙北市~北秋田市境に聳える「大覚野峠」。上桧木内から10分弱で峠の上りにかかります。なおこの区間、秋田内陸線は戸沢から国道と分かれ、東北の在来線トンネルでは2番目に長い「十二段トンネル」で山を一気にブチぬいて、打当温泉の近くに出ます。打当温泉「マタギの湯」運転中につき写真はございませんが…運転して通過したのは初めてです。仙北市(旧西木村)側は、北秋田市(旧阿仁町)側より激しい「峠道」。随分、高いところに雪崩止めが施工してあるなと思ったら、何と大きなヘアピンカーブでした。他のカーブも急でしたが、そのたった1ヶ所のヘアピンカーブは結構強烈に印象に残るものでした。これ以外も、カーブは急。市境の峠はドーム型のスノーシェッドに覆われています。その先北秋田市側は、仙北市側よりは急カーブは少ないですが、細かい曲線がある下り坂。そして、いくつものスノーシェッドが連続する面白い区間。道の駅の看板が見えてくると、まもなく峠の終点、比立内(大阿仁)です。全般的に、「冬は辛いな」という線形。冬季閉鎖ではなく除雪もされますが、地元で秋田内陸線の存続と高規格道路の整備促進を声高に叫んでいる事情が良く分かる…。
2010年04月12日
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羽後中里駅より、クルマで北上すること数分。「上桧木内」(かみひのきない)の集落に到着です。DSC_0579 posted by (C)Traveler Kazuこんな大きな建物と広い駐車場があります。「紙風船館」といいます。旧西木村の小正月行事として有名な「紙風船上げ」が行われる場所です。この建物の南側の広場で開催されるそうです。で、この建物の中はというとDSC_0580 posted by (C)Traveler Kazu役所の出先になっているようです。この日は土曜日でしたが、事務所には職員が1名いました。一応、展示物はあるが、役所兼公民館ですね。DSC_0588 posted by (C)Traveler Kazuこの建物の脇にバラック小屋があって、軽食を摂ることができます。角館を出で西木村クリオンを過ぎると、比立内の道の駅までこれといった食堂はないので、内陸線撮影行のお食事ポイントになりますね。煮卵は別料金(5個200円)ですが、ラー油も使って甘辛く仕上げてあり、お酒のつまみにいいかも。DSC_0581 posted by (C)Traveler Kazu116D 2010-4-10 14:17頃秋田内陸縦貫鉄道 左通→上桧木内紙風船館の裏に線路が通っています。ちょうど、列車が来ましたので1枚。上桧木内の駅は、あいにく集落の外れにあります。集落からだと歩道のない国道を歩き、右折して橋を渡らなければなりません。駅自体は無人駅ですが1面2線の交換可能駅です。上桧木内には小学校がありましたが、廃校になってしまいました。郵便局はありますが、旧道に面しているため現道にお尻を向けた店構えになってしまっています(郵便局は紙風船館の真向かいに、向こうを向いて建っております)。西木村木炭生産組合 森の科学 木酢液西木温泉 ふれあいプラザ クリオン鉄道グラフィティー 田沢湖線
2010年04月11日
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角館から鷹巣まで、国道105号線を走ってみました。ほぼ全線にわたり、第三セクター鉄道「秋田内陸縦貫鉄道」が併走しています。DSC_0573 posted by (C)Traveler Kazu秋田内陸線は、鷹巣から角館まで(鷹巣方が上り)約100km弱の鉄道です。鷹巣から比立内までは国鉄阿仁合線として、松葉から角館までは国鉄角館線として開業。その間の比立内から松葉までの間は、国鉄再建により工事が凍結されていましたが、平成元年に新規開業した区間です。旧阿仁合線区間は戦前に開業した区間がほとんどで線形・設備とも恵まれていませんが、旧角館線区間は昭和46年の開業で極力立体交差になっているのが特徴です。さらに、比立内~松葉間の新線区間は、鉄橋はほぼ全てPC造、曲線は少なく、市境の峠に5700mものトンネル(東北の在来線トンネルとしては長さ2位。世界最長の青函トンネルに次ぐ)を穿つ近代区間です。この羽後中里駅は新線区間にあり、ちょっとした築堤上に1面1線、単行気動車が停まれるだけの長さのホームと待合室のみがあります。DSC_0577 posted by (C)Traveler Kazu今回の目的は、「大覚野峠を走る」ことでしたので、駅を後に、クルマで峠方向へ向かいました。西木温泉 ふれあいプラザ クリオン打当温泉「マタギの湯」【予約】マックスモデル 秋田内陸縦貫鉄道 AN8800 タイプ(組立キット) NDC-A81 【予約販売:09年12月発売予定】【鉄道模型・HOゲージ】【ポイント倍付0401】西明寺駅徒歩15分阿仁マタギ駅より送迎車
2010年04月10日
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昨日は大曲~本荘を1周しました。行路は秋田~大曲平安閣~飯田IC~和合IC~大曲イオン~横手BP~浅舞~湯出野(道の駅東由利)~本荘~松ヶ崎~秋田相変わらず車の調子はおかしいままですが。大曲平安閣への送迎ついでに走らせました。「平安閣」は“結婚式場”とレストラン、その向かいにある「セレモニーホール」が“葬祭会館”。どっちも「へいあん秋田」の施設なのですが??引出物をぶら下げた披露宴帰りの若者たちの人並みの中から、どういうわけかお坊さんがでてきました(笑)しかも、イオンの紙袋(♪)を持って。黒ネクタイのおじ様たちもいらっしゃったので、どうやら、“披露宴”の隣は“法事”だったようですそういう爆笑を経て、大曲イオンでご飯(昨日の記事)を食べて、あ、107号の横手~東由利間は走ったことがないな…ということで107号線。いったん、13号線を横手まで南下して、107号線へ。横手市~由利本荘市の市境の峠(境峠というそうです)にはスノーシェッドがあったり、カーブが続いたりして、なかなか「峠」してますね。改良前の285号線(五城目~上小阿仁)を初級者向けにしたような線形。僕的には、そういう道が好きです。改良前の285も好きでしたが。境峠の標高は、地形図判読では230mくらい。この区間は未改良のようで「旧道」はほとんどありませんでした。東由利道の駅で小休止。雄物川町から東由利までは意外に近かった。由利本荘市東由利の人々がお買い物に行くには、本荘ではなく雄物川の「トラスト」(というスーパーセンターがある)や横手(サティとイオンSuCがある。本荘にもイオンSuCはあるが)に行くというのも頷けます。道の駅のAコープでキューピーマヨネーズが安かった!1本198円。これより先は、既走行区間。それでも、記憶はあいまいなもので、東由利~本荘の旧市町境に、大規模な旧道がありまして、今度走ってみようと思いました。それは、「奥が沢」地区。国道は「銀河トンネル」でショートカットしていますが、小さな集落があるので「廃道」にはなっていない模様。本荘側の新旧分岐点には、味わい深いトラス橋があり、これも見逃せませんね!気になるのは、本荘側の入り口に「この先行き止まり」と書いてあったこと。地形図判読するに、新道トンネル工事により分断されているかも。なお、道の駅~奥が沢の間の「蔵」地区にも、旧道をトンネルでショートカットした区間がありますが、ここは集落内通過を解消するためにBP化したところで、旧道沿いには住宅が立ち並んでいます。この「蔵」地区から分岐し、滝温泉へ至る道路には、県内最古級の現役道路トンネルがあります。通行止めあるいは切り通しにされるのではないかという話もありましたが、その後の状況はどうなんでしょうか。で、アドレナリン大放出区間はまだあり、「銀河トンネル」を抜けてすぐ、石沢川の渓谷沿いに走る区間があります。道幅狭隘(トレーラーは厳しいかも)かつスノーシェッド連続で、谷底を行く。交通量はかなりあります。ほかに、いくつか「旧」があるのが分かった107号線、面白そうです。※107号の終点は本荘大橋。そこにルートインが建ちましたが、オープンはいつ??地形図閲覧 ウォっちず「1:25000 老方」(境峠付近を中心に表示します)107号線沿線「浅舞婦人漬物研究会」の漬物工場が国道107号沿いにございます!秋田土産の定番!わらびとみずのシャキシャキ感と粘りがおいしい!【農林水産大臣賞5回受賞】浅舞婦人漬物研究会の絶品漬物秋田の田舎漬け【みずの実とわらびのほっとな仲間】【珍しい】まくわうりの中に菊、しその実、大根等を詰めて漬け込みました!【農林水産大臣賞5回受賞】浅舞婦人漬物研究会の絶品漬物秋田の田舎漬け【千枚漬】(せんまいづけ)しその香りがたまらない!まろやかな酸味と心地よい歯ごたえ!【農林水産大臣賞5回受賞】浅舞婦人漬物研究会の絶品漬物秋田の田舎漬け【酢ちょろぎ】
2009年07月12日
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今日はとっても天気が良かったので、郊外を一回りしてきましたよIMG_0030 posted by (C)Traveler Kazuちょっとピンボケ気味。カメラの調子が悪いのかな。綺麗な青空。雪の白さに松の木の緑が映えます。ここは、雄和の中央公園。IMG_0034 posted by (C)Traveler Kazuここは、雄和の某所。見れば分かるか。IMG_0032 posted by (C)Traveler Kazuここにお泊りのは、みなお布団を被ってます。主が帰ってきたら、ビックリするでしょうねここに車を泊めて、先週から暖かい所へお出かけ中の皆さん!貴方の愛車も、埋もれているかもしれませんよ
2009年01月28日
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今日は成人の日。新成人の皆さんおめでと~立派な大人になって下さいね毎年問題の荒れる成人式なんてに映さなきゃいい。そうすれば目立ちたがり家は退散するだろ。逮捕者が出たら、新聞の隅っこに「窃盗」「わいせつ」と同レベルのベタ記事をちょこんと掲載すればよろしい。殺人事件なみに大々的に報道する必要などなし。さて、今日の秋田市は猛吹雪→風止みの繰り返しでした。袴・振袖衆は大変だったでしょう。そんな中、仕事は休みだったので、何を考えたかドライブしました。ベチョ雪が積もり、その下は凍結で、アクセルを調節する足は釣りそうでした。resize0017 posted by (C)Traveler Kazu秋田県立博物館。何をやっているかな~??と思い、行って見ました。企画展「クラシノチカラ」。古い家事道具、祭礼道具、猿倉人形芝居の道具が展示されていました。今日はお子様連れも結構はいっていました。お目当ては、「わくわくたんけん室」でしょう。喫茶が営業していたので、昼食に焼きソバとフランクフルトを食べ、「菅江真澄資料センター」も見て。出発…の前にresize0018 posted by (C)Traveler Kazu1階入口(脇入口)の前に「タク停」。ココを通る路線バスは一昨年から乗り合いタクシーになりましたが、博物館前の停留所は館前の道路から、1階入口前に移動していました。雪の上に轍の跡があり、今日は少なくとも1便は博物館までの利用者があったようです。resize0015 posted by (C)Traveler Kazuさらにずっと足を伸ばして、イオンスーパーセンター五城目店。ここは最初はジャスコだったが、最初からスーパーセンターの造りをしていました。雪にめげず、お買物客は沢山来ています。秋田より数Kmにある「スーパーセンターアマノ」(地場資本)よりも車は多かったような感じです。どうせなら車用の雪かきブラシを買おうと店内へ。いいのがありましたが、車に積んでみるとちょっと長すぎた店の中で見ると、意外に小さく見えるんですよね。冬用ウォッシャー液が147円の5%引き(新春セール)で、買おうかと思いましたが買い置きがあるので止めました。他に、ジャケット(ジャンパー)等購入。安かったのでね。resize0013 posted by (C)Traveler Kazu本日のお買物。「福袋」ではありません(笑)医薬品、専門店以外は全て一緒に集中レジで会計ができて便利(衣料品売場、家電売場には専用のレジもあります)。オレンジ色のが車のブラシ。カー用品とジャケットをカゴに入れて生鮮食品の売場をうろちょろしてました。
2009年01月12日
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IMG_2330 posted by (C)Traveler Kazu羽後牛島駅の近くで見つけた、古い町名案内図。昭和58年(1983年)秋田市設置。図の上辺がほぼ北です。「柳原新田」と言う地名が見える。新田地名はおおよそ、そんなに古くない時代に新規に田んぼが開発されたところで、全国各地に見られます。現在、「柳原新田」地名はなくなり、「卸町○丁目」になっています。各種卸業者の社屋が集まった「卸センター」として住居表示と区画整理が行われ、田んぼはありません。羽後牛島駅南に見える「牛島字東潟敷」。この辺は(新田も含め)雄物川河畔ならびに猿田川、古川の低湿地であったため、このような地名で呼ばれました。ここも住居表示が行われ、「牛島南○丁目」となりましたが、ごく狭い地域だけ取り残され、「牛島東潟敷・西潟敷」「牛島谷地」という地名が残っています。実態は、中堅の住宅団地です。しかし、これよりもさらに線路から離れると、牛島・仁井田の古い集落が、昔のレイアウトのまま残っています。そして…牛島の駅から西に線路を表す旗竿記号が伸びています。これが、昨日の記事で紹介した「東肥線」(コープケミカル専用線)です。このころは、まだ線路があって列車が走っていました。牛島駅で国鉄の貨物列車から分離された貨車が、専用機関車に牽かれて茨島工業地帯にあるコープケミカル(肥料工場)と、その隣の三菱金属の工場に入っていたそうです。更に古い地図を見ると、この「東肥線」の途中に分岐があり、国道7号線沿いにあった空き地(現在の茨島イオンタウン、秋田モータースクール、ABSラジオ送信所敷地)まで線路があったようです。現在、「東肥線」と、途中分岐線どちらも、ほぼそのままの形で道路になっており、分岐線の方はいかにも鉄道…といったカーブが住宅の間を縫っています。私も国道の下をアンダーパスする線路は見たことがありますが、あいにく、列車が走っているところを見たことはありません。どなたか、写真をお持ちでないでしょうか。拝見したいものです。専用線終焉期には、ファンが大挙訪れたのでしょうか。今でも、三菱マテリアル正門には「構内撮影禁止」の古い看板が立っています。今では、撮る人もいません。Yahoo!地図…図内中央を東西に伸びるまっすぐな道路が、「東肥線」跡。その途中から「スポーツデポ」の方に伸びているゆるいカーブの道路も線路跡。国土変遷アーカイブ…1962年撮影の、まさに「東肥線」の真上から撮影された空中写真。分岐線も、牛島駅から北に延びていた謎の専用線も、更に、雄物川の南岸の新屋駅から北に延びていた食糧倉庫専用線もバッチリ写っています(解像度200dpiにすると、大きな画像を見れます)
2009年01月11日
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IMG_2243 posted by (C)Traveler Kazu日本海東北道(仁賀保本荘道路) 西目PA枯葉の紅葉です。紅葉最盛期の燃えるような色は消えましたが、この茶色の色付きが好みだという人もいます。パーキングに止まっているトラックには、牛さん達がご乗車中。北海道の胆振からどこかへ連れて行かれる途中のようです。IMG_2247 posted by (C)Traveler Kazu山形道 鶴岡料金所→櫛引PA(助手席より撮影)正面に見える、雪を頂いた高山が、出羽三山「月山」「湯殿山」です。(この位置からは「羽黒山」は見えません。ずっと低い山です)中腹より上はすっかり雪に覆われています。この先、この月山を越えて行きます。IMG_2248 posted by (C)Traveler Kazu国道112号線月山道路(助手席より撮影)庄内側の高速は「湯殿山IC」でおしまい。このさき「月山IC」までの約25kmは、一般道を走行します。一般道といっても自動車専用道路で、通常「月山道路」あるいは「月山ハイウェイ」「月山新道」と呼ばれる高規格の道路です。高規格といっても、そこは難所。豪雪地帯の上に、最高標高730m付近まで登ります。46号仙岩も険しい山越えですが、比べものになりません。60km出すのはやっと。一方、下りはエンジンブレーキだけで降りて来れます??大きなヘアピンカーブに高い橋と長いトンネルをもって月山を越えます。現在は通年通行可能ですが、開通から1990年までは、冬季の夜間は通行止めだったそうです。湯殿山IC~月山IC間の高速道路は、膨大な建設費が見込まれるために「基本計画」のまま建設の見通しが立っていないそうです。IMG_2252 posted by (C)Traveler Kazu山形道 月山湖PA(月山IC~西川料金所間)庄内から月山を越えて村山地方に入ると、まだ峠を下りきらないうちに再び高速道路が始まります(もち、一般道も有り)。高速に入ってまもなくあるのがこのPA。「寒河江ダム」のダム湖畔にあります。トイレのみ。なにやら石碑があったので、絡めて1枚。何の石碑か、雪が深く近づけじまい。月山の天然水2L×1本レコードジャケット用額縁の店
2008年12月01日
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午後の読書に紅茶を…こだわり専門店 紅茶屋さん何と送料無料のようですよ。さて、その読書に関して、僕の好きな「廃道」に関する本が、遂に出ました!私はジメッとしたところは苦手なのですが、「国道の旧道(廃道)」的なのは大好きです。廃道本廃道をゆくこんなコアな趣味の本が、一度に2冊も出るなんて凄いね。最近はNHKでも「熱中時間」という番組を放送してディープな世界を紹介するようになりました。そういうのは「タモリ倶楽部」だけだと思っていたけど。この2冊、早速買ってみねばなんねな~。私は本屋で衝動に駆られて「酷道をゆく(2)」を買っちまいました。次は廃道本2冊か。またヤマダ電機に行かねば~。(しかし最近のヤマダは電気製品の売場が半分もなくてギフト品とか、最近は菓子や飲み物まで売り始めたが、一体何屋なんだ?)
2008年11月10日
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