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久しぶりにジオサイト紹介します。秋田県男鹿市西黒沢海岸男鹿半島の北海岸、入道崎に近い位置にあるジオサイトです。今回初めて訪問しました。撮影日:2024年5月15日 現地に設置されている解説看板を読みますと、日本海が形成された約1,500万年前の地層を観察できるスポットだということです。化石発見スポットとしても知られるそうです。 海岸に面した露頭。幾層にも堆積した状況が明瞭に分かります。 また、この一帯は「波喰台」という地形になっています。波に削られて、平らになった地形のこと。 緩やかな傾斜をつけた護岸が整備されていて、岩場まで簡単に下りることができます。西黒沢海岸より西側には「こはま海岸」という美しい砂浜があって、縞模様の小石が分布しているそうです。そちらも西黒沢海岸ジオサイトに含まれます。ジオサイト解説看板です(この画像は拡大できます) ~なまはげの里のしょっぱい湯~男鹿半島 男鹿温泉郷男鹿温泉郷 元湯雄山閣 男鹿温泉 結いの宿 別邸 つばき 男鹿温泉 男鹿萬盛閣 男鹿温泉 湯けむりリゾート セイコーグランドホテル 男鹿温泉郷は、西黒沢海岸より直線で1kmほどと、近くにある温泉街です(道なりですと1km半ほど)男鹿国定公園男鹿半島・大潟ジオパーク ジオサイト西黒沢海岸秋田県男鹿市北浦西黒沢・見学自由 照明はありません列車・バスでのアクセス男鹿市路線バス入道崎線(男鹿温泉~入道崎)「西黒沢入口」下車。※このバスは、一部の便を除き予約運行です。※事前に予約すると、西黒沢の町内まで乗り入れるようです(要問合せ)マイカーでのアクセス県道55号線(入道崎寒風山線)「西黒沢入口バス停」のところから海岸側へ下る道路を入り、まもなく右折。道なりに下ると「畠漁港 西黒沢分港」があるので、邪魔にならないところに駐車して下さい。漁港の先にある岩浜が「西黒沢海岸」です。このgoogle mapで青の実線を表示している経路が、道幅が広い経路です。集落内も通行できますが、路幅が非常に狭いです。「日本」と表示されている地点が、西黒沢入口バス停のあるところです。※「日本」という地名がある訳ではありません
2024年09月27日
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秋田県由利本荘市鳥海町(旧由利郡鳥海町)の山奥、子吉川のかなり上流部というか、これより上流は河川名が違うという上流中の上流に懸かる法体の滝が、雪解け水を集めて豪快に流れている5月中旬の様子をご紹介しております(その1はこちら)多くの観光客が、この滝を下から眺め、また、雑誌やウェブサイトでもよく紹介されています。で、この法体の滝には、実は、滝を上から眺められる展望台が存在する その展望台から眺めた法体の滝がこちらですド迫力であった下からの眺めとは打って変わって、優雅さを感じる姿。この滝より上流には河床に甌穴(ポットポール)が見られたりする法体の滝上部ならびに秘境「玉田渓谷」が潜んでいるのですが、実はというか、知っている人は知っているのですが、その玉田渓谷に向かう登山道(あえて「遊歩道」とは記しません)が法体の滝を高巻きしなくても良いように設えられてある階段の途中に、ウッドデッキの展望台があるのです。この眺め、神秘的でしょ~本当に人跡未踏の滝のように見えるでしょう。…実際には滝つぼの周囲はBBQもできる広場なんですけどね(笑) この展望台からは法体の滝を構成する「一の滝」「二の滝」が見えます。この画像は、展望台から200mmズームレンズで撮影しました(トリミングはしていません)。前哨戦のようなこの2つの小さな滝は、下の広場からは見えません。各々の落差は小さいが、狭い川幅に大量の雪解け水が集中する光景を眺めるは、階段を登る手間を惜しまなかった人だけに与えられる特権 鳥海山・飛島ジオパークのエリア内にあり、もちろんジオサイトに認定されています。約10万年前に流出した鳥海山の溶岩の末端にできた滝だそうです。この看板に紹介されている地質図を見ると、鳥海山新山から流出した溶岩の中でも、かなり遠くまで流れた溶岩のようです。滝より上流、甌穴(ポットポール)が観察できる滝の上部まで足を踏み入れれば、より理解が深まると思いますが、今回はここまでにします。理由は後程。説明看板をよく読みたい方→拡大画像こちら 展望台には観光地定番の標柱もあり、訪問記念にうってつけの記念撮影ポイントですここまで階段を登ってこられた方のみの記念撮影スポットなんでか前回の記事の最後に「この先急登」と表示された看板の写真をご紹介しました。覚えてますか?????? これね。 広場から子吉川を渡る赤い吊橋を渡るとすぐ階段が始まります。(コンクリートの塊は、吊橋のアンカー)すでに急な様子が感じ取れますが、これは序の口。 すれ違いも難しそうな狭くて急な、しかも段の角に丸石が埋め込まれていて足をとられやすそうなことこの上ない階段が、ほぼ滝の落差分続いています。しかも、ご覧のとおり谷側に手すりはないので、足腰の弱い方、歩行が困難な方に加え、高所恐怖症の方も無理ですねこれ。崖下をゆったり流れる子吉川が視界に入っちゃうという点も、高所感に加担してます。私Kazuも、ガクガクブルブル…。足はすくみ、股がすぅ~っとしましたよ 大学生くらいの男の子たちもロープを頼りにやっと登っていましたこのように、展望台に至る道筋は難所なので、けがの無いよう十分注意して観光してください。それから 展望台から更に奥へ進む階段に設置されている由利本荘市のお告げ。他の方の山行記録を拝見すると、仮設桟橋になっているところがあったり、法体の滝の上部を観察できる場所もあるが、足を滑らせたら一巻の終わりの模様です。展望台より先は初級者には向かないコースと理解し、くれぐれも無理をなさらないように願います鳥海国定公園/鳥海山・飛島ジオパーク秋田県指定名勝・秋田県指定天然記念物法体の滝(ほったいのたき)秋田県由利本荘市鳥海町百宅・散策自由 明るいうちに散策しましょうどなたかが「小さな滝」と登録したようですが、大きい滝です!マイカーでのアクセス~いずれも経路が複雑です。ナビ等の使用を~E7日本海東北道「本荘IC」より、およそ1時間10分。E13湯沢横手道路「雄勝こまちIC」より、1時間以上。※また、山形県新庄方面からの場合、秋田県側院内道路(自専道)には入らず現道を直進してください。院内道路に入ると、由利本荘方面への分岐を行きすぎてしまいます。列車・バスでのアクセス由利高原鉄道鳥海山ろく線「矢島駅」よりタクシー約50分。地元タクシー会社の観光コースに含まれているようですので、問い合わせてみてください。※乗合バスは運行されていません釣りキチ三平 [Blu-ray]価格:4753円(税込、送料別) (2021/6/29時点)滝田洋二郎監督(『おくりびと』等)作品・須賀健太君主演2009年公開映画「釣りキチ三平」クライマックスシーンはここです 東北ランキング
2021年06月29日
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今回の鳥海山麓ドライブツアー、最終目的地はこちらです。 法体の滝(ほったいのたき)迫力をお伝えしたくて、わざと画像を大きいままにしました法体の滝は、鳥海山麓エリアの中でも山深い、由利本荘市鳥海町の「百宅」(ももやけ)というところにあり、秋田県側の鳥海山エリアでは「奈曾の白滝」「白糸の滝」と並ぶ有名な滝です。季節によって水量に大きな差があり、Google Mapには「紅葉で名高い丘の中腹にある小さな滝」とのコメントがつけられていますが、ところがどっこい!雪解けの5月の水量はご覧の通り。川原に佇んでいる男性お二人がちっちゃくみえるスケールです。この画像をスクロールなしでご覧になりたい方は→こちら この迫力を、「小さな滝」とは言わないですね重低音が響いていました。手前ではレストハウスをがっつり解体中今回は「鳥海 猿倉温泉 ホテルフォレスタ鳥海」の方から山越えで、普通法体の滝を見に行くときに通行する経路とは逆方向から到着したので、到着寸前、運転中いきなり視界に滝が飛び込んできました 山奥とはいいながら有名スポットなので、若い人たちが結構遊びに来ていました。公共交通は通じていませんが、マイカーがあれば気軽に来れます。それから… 「法体園地」というキャンプ場になっており、周囲に民家はないので、流行のBBQを楽しめるとあって、若い人たちが大挙訪れているわけですね。トイレや炊事場も完備です。秋田県民なら「なべっこ遠足」(BBQと同じく野外調理のアクティビティだが、焼肉ではなくきりたんぽ鍋や芋煮等を楽しむ)でも楽しみましょう。※かまど以外の場所では直火禁止 秋田県名勝及天然記念物の碑。秋田県の県指定名勝と天然記念物の第1号だそうです。日本の滝百選にも入っています。けれども、かつて地元紙の読者投票により選定された「観光秋田三十景」(1952年)と「新観光秋田三十景」(1977年)は、どちらも選外となっているようです。山奥過ぎたのでしょうかね~。 対岸の茂みの中に吸い込まれるように赤い吊橋が架設されています。川の水量も豊富ですが、別の谷からの流れと滝つぼで合流しているので、この流れの全量が法体の滝を流れ落ちてきたわけではありません。ちなみに地理院地図(地形図)を読むと、法体の滝は「上玉田川」にかかり、滝つぼで合流してくる川は「下玉田川」、そして、合流点より下流が本荘の河口までつづく「子吉川」となっているようです。(違っていたらすみません)また、すぐ下流では国管理の大型ダム「鳥海ダム」の建設が進められていますが、法体の滝には影響がない計画となっているそうです。吊橋自体は特に何の変哲もない観光地の吊橋ですが、この橋を渡ってゆくと、下からでは拝めない法体の滝の別の姿を眺めることができますただし 以下、次 回! 東北ランキング
2021年06月26日
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男鹿半島は、付け根部分にそびえる「寒風山」以外にも、西海岸に非常に近い位置にも、寒風山とは別の生い立ちによる大地の口が開けています。(寒風山については、当ブログの過去記事を御参照ください)2019-11-16(土)追記ここは、2019年11月16日放送されたNHK「ブラタモリ」で紹介されました。訪問したのは今年(2017年)の春のことです。どうも、ご紹介しそびれていたようで…。ぶらぶら日:2017年3月19日男鹿・八望台 17-03-19 15-03 posted by (C)Traveler Kazu その場所は、八望台(はちぼうだい)といいます。男鹿半島の観光地の中では老舗の方で、かつて半島内の有料道路が3本もあった頃には、うち1本が「八望台有料道路」でした(現在は無料)。現在は、男鹿観光のメインコースからは外された感で訪れる人は少なく、ひっそりとしています。御覧の展望台は、最近建造されたものですので、男鹿市としてもまだ八望台を見捨てた訳ではなさそうです。ここ「八望台」からは、このような景色がご覧になれます男鹿・八望台 17-03-19 15-09 posted by (C)Traveler Kazu 手前に池が見えますね。これが、ここ八望台の景観を印象付ける最重要な地形で、二ノ目潟といいます。ほぼ円形をした、直径約400mの火口湖です。その先、日本海に開いている湾は「戸賀湾」です。男鹿・八望台 17-03-19 14-56 posted by (C)Traveler Kazu 地上に降りて、ちょっと位置を変えて撮影。眺望絶佳、眺望絶佳反対側を見てみると…男鹿・八望台 17-03-19 14-57_01 posted by (C)Traveler Kazu やはり、同じような円形の池が見えます。木々で見づらいので、あとで近くから撮り直しました。男鹿・八望台 17-03-19 15-09_01 posted by (C)Traveler Kazu(道路から撮影) 一ノ目潟です。成因は二ノ目潟と同じ火口湖で、大きさはこちらの方が大きく、直径約600m、水深はなんと42mもあるそうです。こちらは現在、水源としても使われています。取水塔らしき建造物が見えますね。この、奇妙に円形で似ている2つの池は、どちらも地形用語では爆裂火口跡(マール)と呼ばれる火山地形。およそ8~2万年前に、火山噴火の一種である「マグマ水蒸気爆発」によって開いた穴に水がたまって現在の姿になったといわれています。周囲に顕著な噴出物の堆積がないことから、爆発は各1回だけだった(単成火山)と推測されているそうです。さらに男鹿市のホームページでは「一ノ目潟は安山岩中にマントル起源の捕獲岩を含んだ噴出物のあった火山として、世界で初めて知られ、世界的に注目を受けています。」(男鹿市の文化財紹介ページ)との記述なんかスゲー戸賀湾について二ノ目潟の奥に見える戸賀湾(2枚目の写真奥)も火口だったところで、やはり爆発は1回で成因もよく似ているそうですが、戸賀湾は周囲に噴出物の堆積がみられることから、「タフリング」という地形だと考えられているそうです。また、戸賀湾は「四ノ目潟」とも呼ばれるそうです。…じゃあ、三ノ目潟はどこいったご安心ください、「マール」がもうひとつ存在しています。戸賀湾の南方の台地上、ちょうど男鹿水族館GAOの東側の山中に水を湛えています。八望台からは見えないだけです。大きな湾が戸賀湾 左(西)から…三ノ目潟・二ノ目潟・一ノ目潟の順これらをまとめて、男鹿目潟火山群と呼ぶそうです。男鹿・八望台 17-03-19 14-58 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿・八望台 17-03-19 14-57 posted by (C)Traveler Kazuジオパークの解説看板は、展望台の上にあります。現地でご一読くださいませ!!男鹿・八望台 17-03-19 14-55_01 posted by (C)Traveler Kazu 過去の栄華をしのばせる…高松宮殿下お手植えの松いつ頃おいでになったのかは分かりませんが、観光地として脚光を浴びていた頃には、こうやって宮様も御視察になるだけの価値がある眺望観光地だったわけですね。男鹿・八望台 17-03-19 14-58_01 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿半島のもうひとつの火山で、当ブログでも最近ご紹介いたしました「寒風山」も、展望台から見えます。一~三ノ目潟は「マール」、戸賀湾は「タフリング」ですが、寒風山は複成火山(何度も噴火して高くなった火山)の一種である成層火山であります。「八望台」では、これら成り立ちが異なる3つの火山を一望できる…と、ジオパーク推進協議会発行の「ジオスポットマップ」では、こういった点も力説されております。いかがでしたか八望台!ただでさえ地形好きには堪えられない男鹿半島の中でも、世界的にも珍しい「マール」が3つに「タフリング」まで見られるここは、寒風山とともに地形・地質・地理好きの方の男鹿観光ではゼッタイに外せないスポットですあまり興味がない方も、男鹿半島ではブラタモリ的ドライブが楽しめますよ…そのブラタモリは何で男鹿に来ないのか???参照:「男鹿半島・大潟ジオパーク ジオスポットマップ」、男鹿市ホームページ「国指定文化財」、「男鹿なび」、Wikipediaの該当項目 男鹿国定公園国指定天然記念物(一ノ目潟)男鹿半島・大潟ジオパーク ジオサイト 八望台列車・バスでのアクセス路線バスはありませんので(そもそも男鹿半島内の観光地を結ぶ路線バス自体がほとんどない)、JR羽立駅か男鹿駅で下車し、地元タクシー会社の2時間観光コース(区域乗合)を利用するのがベターです。事前に予約が必要です。なお、「なまはげシャトル」は経由しません。マイカーでのアクセス西海岸(水族館GAO方面)からの場合は、戸賀集落から道なりにバイパスの坂を上り、トンネルがあるのでそこを抜けたら間もなく「→入道崎・八望台」の青看板があるので左折、そしてすぐ右折(青看板あるが、入口を見逃しやすいので注意!見逃すと旧道を通ってまた戸賀集落に戻ってしまいます)、急坂を上ると丁字路に突き当たるのでまた左折です。男鹿市街からなまはげロード経由でおいでの場合は、最終の交差点まで行き着く前に「←八望台」の青看板がある交差点があるので、そこを左折です。男鹿温泉郷からおいでの場合は、県道55号・元湯雄山閣さんの裏手あたりに「←戸賀・水族館」の青看板がある交差点があるので左折し、しばらく進むと「入道崎・八望台→」の青看板がある交差点があるので、右折、そしてすぐ右折、急坂を上ると丁字路に突き当たるのでまた左折です。 入道崎からおいでの場合は、南へ向かう道路をとにかく道なりに進んで頂ければOKです戸賀温泉「三ノ目潟」の西方にある、高台からの眺望が人気の宿。「男鹿水族館GAO」に一番近い宿でもありますGAOの臨時駐車場よりもGAOに近い!(GAO臨時駐車場の隣です)海と入り陽の宿 帝水男鹿温泉「なまはげの口」から温泉が勢いよく噴き出す!テレビでも紹介される人気の宿。男鹿温泉郷集落の入口にあって、お車だと一番わかりやすい位置に建っています男鹿温泉郷 元湯雄山閣
2017年11月02日
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男鹿国定公園/男鹿半島・大潟ジオパーク「寒風山」。今日ご紹介する「姫ケ岳」は、2つある寒風山の主峰のうち、タッチの差で低い方の山です。以前にもご紹介したことがあり、また登ってみました。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-33_01 posted by (C)Traveler Kazu (前回もご紹介)左の山が姫ヶ岳。寒風山山頂と姫ヶ岳との間の鞍部を「妻恋峠」といい、そこに駐車場があります。寒風山に整備された駐車場の中で、唯一、売店もない無人の駐車場。駐車場から、数分の直登で頂上に着きます。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-53_01 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-54 posted by (C)Traveler Kazu潟上市天王~秋田市方向。山頂まで上がってみると、このような景色が見えます。しかし、西の方向、男鹿本山がある方向を見てみるとなんと男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-55 posted by (C)Traveler Kazu 世紀末を思わせる暗黒の闇が(苦笑)なんでしょうか、この何らかの化け物が宿る感抜群の雲が、急速に近づいてきました※ナマハゲはあの山に宿りますが神・精霊の類です。間違えないように(本当は「鬼」でもない)。雷鳴は聞こえませんが、山頂滞在をわずか数分で切り上げて急ぎ下山開始。しかし、途中で降ってきてしまいましたトホホ…。※画像は、魔境感を出すため撮影時にマイナス1補正しました若干濡れつつも車まで戻り、真正面の山を登る道路を、頂上にある回転展望台まで行ってみましょう。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-45 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿半島にはレンタカー店がほとんどありませんレンタカーを借りやすい立地秋田駅前のホテルホテルメトロポリタン秋田 秋田ビューホテル 中通温泉 こまちの湯 ドーミーイン秋田 コンフォートホテル秋田 東横イン秋田駅東口 リッチモンドホテル秋田駅前 男鹿半島には、大手レンタカー店はトヨタレンタリース男鹿店さんしかありません。船越駅というマイナーな駅下車で、しかも少し遠いです。寒風山巡りにはレンタカーが便利なので、秋田市内(または空港)で借りちゃいましょう紹介したホテルは、「東横イン秋田駅東口」さんのみ、秋田駅東口ですが、あとはすべて秋田駅西口です。ちなみに秋田駅東口にある一般向けホテルは、東横インさんのみです。一部検索でヒットする、関西の地名と同じ名称のホテルはカップル向けレジャーホテルですので、お間違えなく。 「新幹線駅で検索」>「秋田駅」でヒットする7店舗のうち…「ニッポンレンタカー」「バジェットレンタカー」「タイムズカーレンタル秋田駅東口」は、秋田駅の東口側に「トヨタレンタカー」は秋田駅の西口側(中央通り・ホテルアルファーワンの先)に「駅レンタカー」は秋田駅ビル「トピコ」第1駐車場1階にあります(コンコースのスターバックスの隣に入口)。「タイムズカーレンタル秋田臨海通り店・秋田山王大通り店」は、秋田駅からずいぶん離れております。秋田空港で借車する場合は、各社とも到着ロビー前より送迎しています。東北ランキング
2017年10月19日
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秋田県男鹿半島の「寒風山」をご紹介中です寒風山といえば「回転展望台」が有名ですが、「小展望台」という展望台も、実はあるんです。規模の差は違いすぎますが登り口は、前回外観だけご紹介した「寒風山食堂」のところ。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-28_03 posted by (C)Traveler Kazu この坂を、えっちらおっちら…そんなにキツい坂ではありません。4歳くらいのお子が2往復してましたから(笑)男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-32 posted by (C)Traveler Kazu 登りついた先にあったこれが、「寒風山 小展望台」。まあ、東屋(四阿)です。当然、無料です。ここからの眺めも、なかなか良かった南側に、秋田湾が見えますが、それは頂上からの眺めとさほど変わらないので、過去にご紹介した写真をご覧いただくとして…。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-30 posted by (C)Traveler Kazu 山の隙間から、半島北岸の海が見える、チラ見え湖のようにも見えますが、あれ、「海(sea)」です。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-33_01 posted by (C)Traveler Kazu 北の方角を見ますと、ここ小展望台より更に高い、回転展望台がある「山頂」(右)と、太古の地滑りによって現在の山頂と分かれたといわれている「姫ケ岳」(左)。左の姫ケ岳の方が高いように見えますが、わずかの差で右の回転展望台があるピークの方が高いのです。昔、寒風山にスキー場があったらしいのですが、どうやらココのようです。中間に見えるヘアピンカーブは「寒風山パノラマライン」。かなり昔に無料になりました。登り切ったところが「妻恋峠」といいます(寒風山と姫ケ岳の間の鞍部)。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-34 posted by (C)Traveler Kazu 西の方には、寒風山の倍近くも高い山々がそびえております。しかし、凄い雲。後刻、我々はこの雲にやられることになるのです男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-33 posted by (C)Traveler Kazu 見下ろしますと、廃屋のように見えるが現役で使用中の建物。鋭角の角をもつコンクリート建築が、60~70年代チック。あそこは、パラグライダースクールになっています。寒風山は、パラグライダーの飛行好適地でもあります。プロショップみたいな店も併設のようです(詳細不明)。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-37 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿桜島リゾート HOTEL きららか 男鹿温泉 結いの宿 別邸 つばき 男鹿温泉 湯けむりリゾート 男鹿観光ホテル 次回は、「姫ケ岳」ふたたび。東北ランキング
2017年10月17日
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先日もご紹介した、秋田県男鹿半島の「寒風山」に、またまた行ってまいりました秋田市から車だと1時間かからないので、気軽に行けちゃいます(現地にバスがなく、列車だと気軽には行けないのが難点)今回は…今回も、東麓の脇本側から「寒風山パノラマライン」を車で登り、いままであまり立ち寄らなかった「寒風山園地・小展望台」に立ち寄ったほか、以前にも紹介したことがある「姫ケ岳」に再度息を切らして登り、そして最後は超~久々に「寒風山回転展望台」の展望台(有料ゾーン)に入館しましたただ、またしても天気はどんよりまずは、脇本側から登って最初に出会う駐車場に車を止めます。そこには、往時の繁栄を偲ばせる大きな土産品店が。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-28 posted by (C)Traveler Kazu 観光バスで大挙乗り付け、昼からお銚子を付けてどんちゃん騒ぎするのが最高のストレス発散だったあの頃の残照です。ここ寒風山は、地元バス会社が開発の中心になって観光地になったところですが、最近ではこの山に観光バスが並ぶ光景は過去のものになりつつあります。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-28_01 posted by (C)Traveler Kazu フイルム…。「食堂」の看板の裏には「JA指定…」。のっけから淋しい画像をお見せしてしまいましたが男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-27 posted by (C)Traveler Kazu ただご安心を。この建物は完全な廃墟ではなく、向かって右半分は現役で営業しています。番組名は忘れましたが、去年か今年、全国放送の単発2時間もの旅番組で、演者さんがここでお食事していました。…番組名なんだっけ???(レンタカーであちこちめぐる旅だったような)。寒風山は火山(現在、活火山には含まれない)ですが、ここより標高が高い区域は全体が芝生か低草木類が生える見通しの良い山容となっています。斜面の上に大きな標柱が見えますが、あそこが山頂直下の回転展望台駐車場です。ヒイコラヒイコラ頑張れば、さほど時間をかけずに歩いてゆくことができます。明瞭な踏み跡がついていますね。この斜面の中腹に、数本の木に囲まれて、板碑が何枚か建っています。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-23 posted by (C)Traveler Kazu 地震塚活発な地殻活動を見せるエリアにある男鹿半島では、有史以来幾度となく地震・津波の被害を受けてきました。ここには、1810年大地震の「変死亡霊供養塔」、1914年の「男鹿地震」などの供養塔・碑があります。(地震供養とは関係のない碑もあるようです)男鹿半島内には地震被災供養碑が各地にあり、最新のものは1983年日本海中部地震のもので、中でも男鹿水族館GAOの前にあるスイス人津波犠牲者の供養塔は、GAOを訪れた方なら必ず目にしていることでしょう。男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-20 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿半島寒風山 回転展望台ほか 17-10-09 15-23_02 posted by (C)Traveler Kazu 地震塚から駐車場を挟んで反対側の丘に、展望台があります。今度はそちらへ行ってみましょう。【中古】 泉麻人 新・ロバスの旅 Vol.3 秋田編 /泉麻人 【中古】afb価格:298円(税込、送料別) (2017/10/15時点) 石ころ採集ウォーキングガイド 石ころが拾えるコースマップ付き [ 渡辺一夫(ライター) ]価格:1944円(税込、送料無料) (2017/10/15時点) 秋田なまはげしょっパイ (28枚)【秋田 お菓子 お土産 おみやげ ご当地 逸品 銘品 銘産 名物 銘菓 箱菓子】価格:864円(税込、送料別) (2017/10/15時点) 以下、次回!男鹿国定公園男鹿半島・大潟ジオパーク男鹿半島 寒風山アクセスガイド 寒風山へ登る「寒風山パノラマライン」は現在無料の県道です。秋田市(秋田港)より男鹿国定公園方面へ県道56号~国道101号を走行し、男鹿市脇本の「マックスバリュ男鹿店」前を右折します。その先集落を抜け、踏切を越えて田んぼの中を進むと寒風山への登り口の交差点がありますので、左折して下さい。その先は「パノラマライン」です。高速道路「昭和男鹿半島IC」からくる場合は、ICを出てずっと直進する道路が国道101号です。(5.5km先で1度右折する)列車(JR男鹿線)でお出での場合は、「脇本駅」または「羽立駅」で下車しタクシー利用となります(羽立駅の場合は西麓からの登坂)。市内のタクシー会社(秋田観光バスさん等)の2時間観光コース(区域乗合)で、寒風山を含むコースがあります。東北ランキング
2017年10月15日
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前回ご紹介した、JR男鹿線の俯瞰写真を撮影した、男鹿半島の寒風山。山頂までは車で登ることができます。車道は「寒風山パノラマライン」といいまして、かつては有料道路でしたが現在は無料。登り口は、寒風山の西側の「羽立」(男鹿市街側)と東側の「脇本」(秋田市方向)の双方にあり、山頂直下の「妻恋峠」(つまこいとうげ)から、山頂への支線が分岐する線形となっております。羽立側からの道沿いには火口跡などの見所がありますが、脇本側からの経路はかなり上の方まで森の中を走るようになっています。寒風山その1 17-09-09 17-07 posted by (C)Traveler Kazu 寒風山は、男鹿石(寒風石)と呼ばれる良質の安山岩が産出されることでも知られています。墓石や外壁材などとして重宝されているそうです。羽立側中腹にみられる火山地形とともに、寒風山が火山であった証といえるでしょう。秋田駅前の大屋根(アーケード)下に、ここの石材業者が寄贈した寒風石のなまはげ像があります。寒風山その1 17-09-09 17-07_01 posted by (C)Traveler Kazu 寒風山パノラマライン沿いに、石材工場が点在していて、あまり観光道路のような雰囲気ではないですが、それは中腹(標高100m前後)だけ。その先は若干の森を抜けて、一気に眺望が開ける爽快な気分になりつつ、急激に高度とカーブが増すワインディングロードになります。一気に山頂直下の駐車場にワープ寒風山その1 17-09-09 17-13 posted by (C)Traveler Kazu 車を駐車したその場から、秋田湾と八郎潟が一望ですだいぶ夕方でしたが、昼下がりならばもっとイイ気分になれます。山頂には回転展望台があり、売店とレストランがありますが、ここにもシーズン中は売店が営業。秋田平野の眺めも火山地形の眺めもワクワクする、地形好きでなくてもたまらないビュースポットとなっております詳しくは、次回またご紹介いたします。ところで…寒風山その1 17-09-09 17-07_02 posted by (C)Traveler Kazu 石材工場脇の路側に車を停めたところ、足元に石ころが散らばっていました。男鹿石の砕石かなあ株式会社寒風(旧・寒風石材建設株式会社)さんのサイト内に、寒風山と男鹿石との関係を地質と歴史の面から解説されたページがあります→こちら(外部リンク)夕陽温泉 かんぼの里 コテージ村 男鹿桜島リゾート HOTEL きららか 海と入り陽の宿 帝水
2017年10月06日
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男鹿半島の門前という集落は、ゴジラ岩で有名な「潮瀬崎」から車でわずか1,2分進んだところにある集落です。「漁村」であり、文字通り「門前集落」でもあります。「長楽寺」というお寺があるほか、有名なのは「赤神神社五社堂」です。五社堂までは、999段の石段があります。なぜ、1000段ではないのか。そこには、「なまはげ」風習の起源とされるある言い伝えがあります。 言い伝えはご自分でお調べいただくとして…門前は、男鹿駅から海岸沿いに走ってくる路線バス「男鹿南線」の終点で、この先はおよそ9km先の「加茂青砂」集落まで、断崖絶壁の無住地帯となっております。そのため、路線バスはここまで。この先の「加茂青砂」までの区間は、路線バス以外での移動となります。マイカー、タクシー(メーター制)のほか、旅人の方は「男鹿半島あいのりタクシー なまはげシャトル」(男鹿市内の観光乗合)、タクシー各社観光プランで通過できます。※「秋田エアポートライナー男鹿半島号」(秋田空港~男鹿温泉~きららか)は通らないようですなお、道路は通じており、断崖絶壁の難関に道路を開削したのは、例によって自衛隊であります。かつては「大桟橋有料道路」という有料道路でしたが、現在は無料で通行できます。(拡大できます) 男鹿半島西海岸についての解説看板が、門前駐車場にあります。門前駐車場には、よく整備されたお手洗いもあります。路線バスバス停と、なまはげシャトル乗り場も駐車場にあります。列車・バスでのアクセスJR秋田新幹線終点「秋田駅」より、JR男鹿線に乗車し、終点「男鹿駅」下車。男鹿駅前より、秋田中央トランスポートの路線バス「男鹿南線」(予約不要)に乗車し、終点「門前」下車。または、同じく男鹿駅前より、「なまはげシャトル」(前日までに予約)に乗車し、「門前」下車。「なまはげシャトル」だと、この先の大桟橋道路を通って「男鹿桜島リゾート HOTEL きららか」や、男鹿水族館GAOへ。また、水族館で乗り継いで入道崎や男鹿温泉郷へ行くことも可能です。 温泉ではありませんが、門前には海の幸自慢の旅館がございます。門前駐車場、バス停のすぐ隣です。また、楽天トラベルには出ていませんが、私の知る限りではもう2軒のお宿が、やはり駐車場に面したところにございます。磯乃家旅館次回ですが、この「男鹿半島・大潟ジオパーク」シリーズは後回しにして、新たに探索したスポットなどの情報をお知らせしたいと思います。数回続きますので、お楽しみに…。場所は、秋田県の内陸です。(注:あいにくですが、内陸線ではございません)男鹿半島周遊に使えるレンタカー営業所も検索・予約可能!!注:男鹿市内にはレンタカー営業所は1軒(船越駅より徒歩20分)しかないそうです秋田駅周辺または秋田空港周辺の営業所で借車されることをお勧めします秋田市より男鹿西海岸までおよそ1時間です
2017年05月04日
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観光スポットとしては極めてマイナーな「椿の白岩」&「館山崎(椿漁港)グリーンタフ露頭」を見物した後、さらに車を走らせましょう。次は、男鹿半島の有名スポット「ゴジラ岩」を探しに…ぶらぶら日:2016年9月19日 潮瀬崎というところにあります。館山崎の隣の崎で、男鹿半島「西海岸」の始まりにあたる地点です(ここまで南海岸)。「駐車場」は整備されていませんが、岩場の一部が平場になっており、結構な台数を停められます。 ゴジラ岩がゴジラらしく見える絶好の時間帯、夕暮れ時間近とあって、大勢の人が訪れていましたお目当てはもちろん、「ゴジラ岩」ですよね(磯釣りの人もいます)夕暮れまではまだ少し時間があるので…周辺の岩を観察しましょうまず、車を降りる前から目に飛び込んでくる岩があります。 車を停めておく平場のど真ん中に、サイコロを放置したように鎮座しております。地面とはつながっておらず、どこからか運ばれてきたというのが明らかなその容姿。しかし、台風の猛烈な暴風波浪でも動くことはなく…。秋田大学の名誉教授の先生の見解では、これほどの岩を運搬するのは津波であろうということです(参考:秋田県建設業協会「秋建時報」)潮瀬崎には、津波石であろうと考えられている巨大な岩塊が何個も転がっています。津波石の奥、崖下に見える道路は、男鹿市街地から西海岸(水族館・入道崎)へ向かう県道です。奥の大きな岩ですが、ぱっと見でもわかる…下半分と上半分とで、岩脈の走り方が全然違います。 この岩は…上下はおそらく海成(砂が固結)、その間に溶岩が挟まったのかな?そんな想像をかきたてる岩ですね。ゴジラ岩はこれらの岩の間を抜けるとすぐ見えるのですが、さらにその先、岩塊の上に小さな灯台があり、そこまで階段で登れます。 特徴的な磯の様子が手に取るように観察できます。右手奥に、ひときわ巨大な岩が見えますね 帆掛島という離れ岩です。岩というより、まさに島の大きさで、天気が良ければ秋田港からでも見えるという話です。残念ながら意識してみたことはありませんがパンフレット「ジオスポットマップ」によると、積み重なった高温の火砕流が自重で潰れてできる凝結凝灰岩でできているそうです。時代的にはおよそ2100~2200万年前、日本海が形成され始める頃に激しい火山活動があったことを示すということです。さて、そろそろ夕暮れが近づいてきたので、いよいよゴジラ岩に注目しましょう まだちょっと陽が高い。それでも、横から見ればゴジラに見えます。ちなみに、横位置以外からこの岩を見ても、ゴジラには見えません(笑)シルエットでアピールするゴジラです。 日が沈むにつれて、見物客がゴジラ岩に集まってきました。老若男女、結構お若いグループが多かったです。陽がずっと高いうちから三脚を立ててスタンバっているカメラマン諸氏が何人もいました。くれぐれも、それらの前に立たないようにご注意くださいませ。そしていよいよ 暮れなずむゴジラ岩まあ、ちょっと、時期的なこともあって、ゴジラが火の玉を咥えているようには見えないのですが、ゴジラ岩が一番ゴジラらしく見える時間帯。 ゴジラが火の玉を吐き出したということで見ておきたいと思います(笑)※何せ相手が太陽なので、火炎放射には見えませんちなみに、ゴジラ岩が火の玉を咥えるように見える絶好のシーズンは、男鹿市商工観光課の公式ブログによると、4月中旬と10月中旬だそうです。…もう過ぎたじゃんちなみに、撮影したのは9月中旬ですので、これはまた早すぎた…。この秋の火の玉シーズンに、また再訪しようかな~~拡大できます男鹿国定公園/男鹿半島・大潟ジオパーク/日本の奇岩百景ゴジラ岩 (潮瀬崎・帆掛島)秋田県男鹿市船川港本山門前垂水・観覧自由 (夜間は真っ暗です)列車・バスでのアクセスJR秋田新幹線「秋田駅」より、JR男鹿線に乗車し、終点「男鹿駅(おが)」下車。男鹿駅前より、男鹿市自主運行バス「男鹿南線」(門前ゆき)に乗車し、「帆掛島」下車。バス停の位置は、ゴジラ岩の入口より少し手前となっております。※門前より水族館方面へ抜ける路線バスはありませんので注意して下さい例年4月中旬・10月中旬のみですが、男鹿温泉郷から夕暮れのゴジラ岩を見物に往復するバスの運行もあります。観光協会またはお泊りになるお宿にお尋ねください。マイカーでのアクセス秋田自動車道「昭和男鹿半島IC」より50分程度。男鹿市街地(船川)より、西海岸方面(海沿い)へ走行し、椿漁港のトンネルを抜け、双六(すごろく)・小浜の集落を過ぎた先の右カーブの途中に入口があるので、見逃さないよう注意してください。※門前駐車場(なまはげ立像)まで行ってしまったら行き過ぎです2020-11-23 バスでのアクセス情報を更新しました。なお、新型コロナウイルス流行による変更事項は反映させていません海と入り陽の宿 帝水 男鹿リゾートホテル きららか
2017年05月02日
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前回ご紹介した「館山崎グリーンタフ露頭」(椿漁港)の入口に露出している、やはりグリーンタフの露頭だそうです。 あまり「グリーン」な色ではなく、むしろ「白」ですね。ですから、「椿の白岩」と呼ばれているそうです。江戸時代、県内各地を訪ね歩いた紀行家の菅江真澄が、「まいたけのような形をしていて、雨と潮で濡れて青ばんでいる」と記録しているそうです。天候によっては、やはり「青ばんで」=グリーンに見えるようです。現代風には「スプーンでえぐったような」という表現もされます。 「椿の白岩」の案内板は、県道を挟んで向かい側の角に設置されているので、男鹿市街地方向から走行してくると見逃しやすいです。でも、こういう何気ない岩にも案内板が用意されているのはいいですね。(拡大できます) 館山崎 椿の白岩秋田県男鹿市船川港椿家の後・観覧自由(夜間は不向き)列車・バスでおいでのアクセスJR秋田新幹線「こまち号」終点の「秋田駅」より、JR男鹿線に乗車し1時間ほど、終点「男鹿駅(おが)」下車。駅前より秋田中央トランスポート(路線バス)男鹿南線「門前(もんぜん)ゆき」に乗車し、「漁民研修センター前」下車。目の前です。バスの時刻表はこちら(男鹿市公式)。また、この路線の時刻は「バスNAVITIME」「駅探」などでも検索できます。マイカーでのアクセス秋田自動車道昭和男鹿半島ICより、およそ45分。男鹿市街地を抜けてから西海岸を走行してください。「椿漁港」の看板が目印です。海と絶景の宿 旅館 浜彩 旅館「浜彩」さん(双六)は、ここから短いトンネルを抜けた先の集落にあるお宿です。
2017年04月30日
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秋田県男鹿半島のジオサイトめぐりドライブをご紹介しております。前回は、鵜ノ崎海岸をご紹介しました。その鵜ノ崎海岸から、また車を少し走らせると、ひとつの漁港があります。その漁港の一角にも、地質の見どころがありますgoogleストリートビューこの、なんの変哲もない漁港の入り口を左折します。ちなみに、このスクリーンショットにも怪しげな岩が写っていますが、それは次回ご紹介します。 椿漁港漁港そのものは、いたって普通の小さな漁港です。船溜まりはそこそこの規模がありますが、停泊している漁船は少なく、むしろ釣りスポットとして知られている漁港です。この漁港および港湾地区の西側に、ジオサイトがあります。 グリーンタフ茶色ではない、白でもない、怪しげなシーグリーン色に色づいている地層、岩石が周辺に広がる特異な景観。これは、「グリーンタフ」、本名は「緑色凝灰岩」といって、火山灰や火山礫などが固まってできる「凝灰岩」の中でも、緑色をしているのが特徴です。Wikipediaの記載では「緑色を呈するのは、岩石に含まれる輝石・角閃石などの鉱物が熱水変質により緑泥石(粘土鉱物の一種)に変化したためである。」ということです。分布範囲としては、東北日本内帯(地質学でフォッサマグナより北の日本列島日本海側を指す)および糸魚川-静岡構造線周辺に広く分布しているそうですが、実際に地上に露出し、ましては気軽に観察できる場所は限られるので、地質や岩石に興味のある方は必見でしょう。 太陽に照らされれば非常に綺麗かと思います。秋田県では古くから知られ、秋田県立博物館でも紹介されているので用語は耳にしたことがある県民の方は多いでしょう。この館山崎から北の双六海岸にかけてよく見られるそうで、このへんで磯釣りされる方々には特に珍しくもない景色かもしれませんが、そうでない人たちには、異様な光景に見えます。 岩がエメラルドグリーン…やっぱり異様ですねこの先、潮が引いていれば、岬を一周できるそうです。海中に目を移すと、甌穴やガラス状の真珠岩なども見られると、パンフレットで紹介されているので、ぜひ干潮の時間に行ってみてください。男鹿・椿漁港・グリーンタフ 16-09-19 16-08 posted by (C)Traveler Kazu(この画像のみ拡大します 見られない場合はこちらへ) グリーンタフの説明看板です。男鹿半島・大潟ジオパークのジオサイトには、統一様式の説明看板が設置されていて、非常に分かりやすいです。より詳しく知りたいときのQRコードや問い合わせ先、津波発生時の注意も記載されていて懇切丁寧です(男鹿半島には35年前、死者を出した大津波が襲来しています)。 防波堤整備と同時に、海岸へ降りる階段も整備されました。手前が駐車スペースで、未舗装ですが、かなりの台数を停められます。男鹿国定公園/男鹿半島・大潟ジオパーク/日本の奇岩百景館山崎(椿漁港)グリーンタフ露頭秋田県男鹿市船川港椿家の後・観覧自由 ただし、日没の時間帯は観察には不向きです列車・バスでおいでのアクセスJR秋田新幹線「こまち号」終点の「秋田駅」より、JR男鹿線に乗車し1時間ほど、終点「男鹿駅(おが)」下車。駅前より秋田中央トランスポート(路線バス)男鹿南線「門前(もんぜん)ゆき」に乗車し、「漁民研修センター前」下車。バスを降りたら漁港へ入る道へ入り、すぐ右折して突き当りです。バスの時刻表はこちら(男鹿市公式)。また、この路線の時刻は「バスNAVITIME」「駅探」などでも検索できます。マイカーでのアクセス秋田自動車道昭和男鹿半島ICより、およそ45分。男鹿市街地を抜けてから西海岸を走行してください。「椿漁港」の看板が目印です。2017母の日ギフト花蓮 送料込み カーネーション付き 福治郎納豆4袋+男鹿半島の塩 浅利佐助商店「比内地鶏しお鍋 150g×12個」 比内地鶏だしに男鹿半島の塩を使用 山形・秋田堤防・磯釣り場ガイド
2017年04月29日
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男鹿半島・大潟ジオパークとして紹介されているジオサイトの写真を撮り溜めていましたので、少しづつご紹介したいと思います。男鹿半島・大潟ジオパークは、日本海に突き出た「男鹿半島」と、その付け根にあたる「八郎潟(大潟村)」の広範囲が認定されている、日本ジオパークのひとつです。今回は、鵜ノ崎海岸をご紹介しますぶらぶら日:2016年9月19日男鹿・鵜ノ崎海岸 16-09-19 15-54 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿の市街地「船川」から、男鹿半島を時計回り(西海岸先回り)に車を走らせると、10分かからないくらいのところにあります海岸です。御覧のとおり「日本の渚百選」にも選ばれています。男鹿・鵜ノ崎海岸 16-09-19 15-55 posted by (C)Traveler Kazu およそ1000万年前に海底に形成された地層が、地震で隆起して遠浅の岩浜海岸になったと推定されているそうです。干潮時には海底の岩が広く露出するほどの浅さで、沖まで歩いて行くことができます。岩石の形状から「鬼の洗濯岩」とも呼ばれるそうです。「鬼の洗濯岩」といえば、宮崎県青島のものが有名ですね。その海底の岩は、褶曲(岩の模様が曲がりくねっている)しているそうです。高いところから見るとわかるようですが、何せいつも潮だまりで遊んでばかり(笑)看板を見るまで気づきませんでした。男鹿・鵜ノ崎海岸 16-09-19 15-55_01 posted by (C)Traveler Kazu ちょうど、満潮の頃に行ってしまったので、潮が引いた「鬼の洗濯岩」状態をお見せできないのが残念です沖のほうに岩の列が見えますが、あの辺まで海底の岩石が露出するのです。潮の時刻をしっかり調べていかないといけませんね。男鹿・鵜ノ崎海岸 16-09-19 15-59 posted by (C)Traveler Kazu 余談ですが、秋田湾の向こうに、雲から顔を覗かせた鳥海山が見えました。鳥海山の地域も、昨年「日本ジオパーク」に認定され、張り切っているみたいです。次回は、もう少し車を走らせます。2017-4-23追記 別ネタを収穫してきたので、男鹿シリーズは後回しに致しますうのさきかいがん鵜ノ崎海岸(鬼の洗濯岩・小豆岩)男鹿国定公園/男鹿半島大潟ジオパーク ジオサイト【2】/日本の渚百選男鹿市船川港台島字鵜ノ崎列車・バスでのアクセスJR秋田新幹線こまち号「秋田駅」より、JR男鹿線に乗車。終着の「男鹿駅」駅前より、男鹿市自主運行バス(マイタウンバス/秋田中央トランスポート運行)男鹿南線門前ゆきに乗車し、20分。「水産振興センター前」または次の「鵜ノ崎」下車。この路線・時刻はスマホアプリ「バスNAVITIME」で検索できます。お車でのアクセス秋田自動車道「昭和男鹿半島IC」より、国道101号経由で潟上市天王を抜け、船越水道の橋も渡り、男鹿市船越・脇本の市街も抜け、生鼻崎トンネルを抜けた先の「船川港比詰」(ここまで片側2車線)の交差点を左折し、男鹿(船川)市街へ。そこから「椿・門前」方面へ県道59号男鹿半島線を走行してください。★「西海岸」の方へ走行する男鹿半島 Coupling with:夢一途 [ 北山たけし ]価格:1125円(税込、送料無料) (2017/4/19時点) ■男鹿工房■ 男鹿半島 用途限定塩セットおにぎり塩・焼肉塩・焼魚塩・納豆塩 各40g【送料無料】価格:1080円(税込、送料無料) (2017/4/19時点) 石ころ採集ウォーキングガイド [ 渡辺一夫(ライター) ]価格:1944円(税込、送料無料) (2017/4/19時点)
2017年04月19日
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鳥海山五合目鉾立展望台でのビューを満喫して、駐車場まで戻ってきました。ここで一休み。レストハウス「稲倉山荘」におじゃましました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_16 posted by (C)Traveler Kazu(再掲) 宿泊施設はなくて、売店、食堂、お手洗いです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_47 posted by (C)Traveler Kazu 食堂は意外にメニュー豊富です。麺類中心ですが、由利牛丼(麓の銘柄牛肉の牛丼)も良いそうです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_46 posted by (C)Traveler Kazu 本郷そばもあります。麓のにかほ市象潟町本郷地区で栽培・加工されているお蕎麦です。ざる(冷)がおすすめの食べ方のようです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_48 posted by (C)Traveler Kazu 食事は、展望台へ出発する前にお弁当を食したので、喉潤しにかき氷をいただきました。かなり濃いミルクかき氷食堂は午後4時で終了ということでしたが、この稲倉山荘の営業時間は結局よく分かりませんでした。そういえば、現在の「稲倉山荘」は2008年に建て替えられたもの。以前は、三角屋根のコンクリート打ちっぱなしビル「国民保養センター稲倉山荘」という巨大な建物が建っていました。今回行ってみて、何度か来ているはずなのに、どうも既視感がないなあ…と思っていたらそういうことで、帰宅後検索していたら思い出しました写真をお見せしたくて宅内の所蔵写真を漁りましたが、鳥海山で撮られたお花の写真が大量に見つけ、登山道の途中の「鳥海湖」(ちょうかいこ/とりのうみ:7合目の火口湖)の写真まであったのに、旧稲倉山荘が写り込んでいる写真は1枚も見つからず…。各自、画像検索してみてください。ちなみに、跡地は3つ目の駐車場になっています。鳥海ブルーライン 2016-09-03_49 posted by (C)Traveler Kazu さて、山形県側へ下山…と車を発進させて、駐車場を出ないうちに、山頂が見える~ということで、急きょ車をまた停めて1枚鳥海国定公園/鳥海山・飛島ジオパーク鳥海山5合目「鉾立」お車のアクセス秋田方面から…日本海東北自動車道 象潟インターチェンジ より、鳥海ブルーライン直結。東北道・北陸道方面から…日本海東北自動車道 酒田みなとインターチェンジ から 国道7号線 に出て、遊佐町吹浦より鳥海ブルーラインへ。鉄道でのアクセス羽越本線「象潟駅」(きさかた:特急停車)より、乗合タクシー「鳥海ブルーライナー」に乗車し35分「鉾立」下車。前日までに予約。※路線バスはありません※山形県側も路線バスは廃止となり、遊佐駅(特急停車)からの乗合タクシーになっています。同じく前日までに予約。どちらも登山向けの時刻設定なので、観光の方は観光タクシープランまたはメーター制タクシーも検討されると良いでしょう。【飽海郡遊佐町:高橋酒造店】東北泉大吟醸芳(かおり) 720ml【クール便】化粧箱入り 敬老の日 ギフト価格:3801円(税込、送料別) (2016/9/20時点) 【飽海郡遊佐町:高橋酒造店】★限定品★東北泉吟醸 色好い返事 1800ml【クール便】 敬老の日 ギフト価格:3542円(税込、送料別) (2016/9/20時点) 【飽海郡遊佐町:高橋酒造店】東北泉特別純米 美山錦 720ml【常温便】[fs04gm] 敬老の日 ギフト価格:1728円(税込、送料別) (2016/9/20時点) 次は、大平山荘の鹿公園!以下、次回!
2016年09月20日
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晩夏の鳥海山にドライブツアー鉾立駐車場に車を止めて散策したり、お弁当を広げたりしながらまったり。そして、駐車場から登山道の初めを歩くこと5~6分ほどの鉾立展望台へ。展望台からの眺望が、こちら鳥海ブルーライン 2016-09-03_37 posted by (C)Traveler Kazu 深い谷を穿つ「奈曽渓谷(奈曽川)」の源流域、谷頭が真正面に見える絶景雪解けの季節だけ姿を現す幻の滝「白糸の滝」も、ここ鉾立展望台から見えるそうです。初夏は残雪、夏は深緑、そしてこれから紅葉の季節にまた来たいスポット広葉樹主体で広く色づくということですカメラを右に振ってみましょう。鳥海ブルーライン 2016-09-03_38 posted by (C)Traveler Kazu 切り立った稜線が、展望台から先の登山道になっております。天気が良い週末だったので、多くの登山者の列が見えました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_39 posted by (C)Traveler Kazu 山頂は山形県。溶岩ドームで、出羽国一之宮「鳥海山大物忌神社」(神社本庁の別表神社・旧社格は国幣中社)があります。雲がかかって、なかなか全容が見えませんね~。鳥海ブルーライン 2016-09-03_40 posted by (C)Traveler Kazu カメラを海の方に向けてみましょう。鳥海ブルーライン 2016-09-03_41 posted by (C)Traveler Kazu 秋田県側、象潟の方を眺める。水田に水が張られる頃に来れれば、象潟のあたりはまさに松島を想起させる絶景が広がると思います。GWには道路は開通しているので、代掻きの頃にも来たいところです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_42 posted by (C)Traveler Kazu 山形県吹浦の方は傾きかけの西日のシルエット。鳥海ブルーライン 2016-09-03_43 posted by (C)Traveler Kazu ベンチもあるので、ここまで登ってお弁当というプランもいいですね鉾立まで上ってきたら、足が不自由でなければぜひ一足伸ばして、この鉾立展望台の絶景と山岳の空気を満喫してください次回は、レストハウス「稲倉山荘」について少し。以下、次回! おまかせ 鮮魚セット 山形県庄内浜産 下処理無料 天然真鯛や甘鯛、メバルなど旬の鮮魚 【楽ギフ_のし】【楽ギフ_のし宛書】価格:3240円(税込、送料別) (2016/9/18時点) こだわり遊佐カレーセット(カレールウ110g ×2袋、ササニシキ1kg×1袋 、水2L×1本)【532P17Sep16】価格:4212円(税込、送料無料) (2016/9/18時点) 【山形県・庄内遊佐町産】合鴨農法 無農薬白米・ひとめぼれ 5kg【27年度産】【05P03Sep16】価格:4968円(税込、送料別) (2016/9/18時点)
2016年09月18日
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名峰「鳥海山」は、五合目まで車で登れます(前回まで参照)。鳥海ブルーライン 2016-09-03_32 posted by (C)Traveler Kazu 鳥海ブルーライン 2016-09-03_28 posted by (C)Traveler Kazu 石碑があります。はっきりとは読めないのですが、自動車道を自衛隊が建設した旨の記念碑です。訓練の一環という名目で、(当時の)民間土建業者では手に負えないような土木工事を自衛隊の施設部隊が行った例は、全国各地にあります。五合目の駐車場から上は、岳人の世界。登山装備と登山届が必要です。ですが、登山道を少しだけ登ったところに、観光客でも行ける展望台があるのをご存知ですか?そこまで行ってみましょう。そこは、前回までご紹介していた「鉾立山荘脇の展望台」ではありません。鳥海ブルーライン 2016-09-03_29 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場の奥の方、レストハウス「稲倉山荘」の裏手に登山口があります。コミックチックなお地蔵さんが、ごみ捨て禁止を訴えています。問題はその奥…登山道の入口に建つ看板。鳥海ブルーライン 2016-09-03_30 posted by (C)Traveler Kazu 熊に注意…まあ、ツキノワグマの生息域ですからわからなくもないですが…9/3 12:00頃って…出たばっかりじゃないですか!しかも、これから行こうとしている「展望台」の先の木道で目撃とな熊鈴をご持参ください。この時は前日または朝から登っていた方々の下山のラッシュで、ガランガラン鳴りやまなかったですが。下山してきた人も、(登山者が多くて、クマが)出る暇ないだろうよっておっしゃっていました。あいにく熊鈴を持ち合わせていなかったので、車のキーをぶら下げて音を出し、時々柏手を打ちながら階段を登りました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_31 posted by (C)Traveler Kazu 東雲荘登り始めて1分もたたないうちに登場するこの山小屋は、通称「TDK小屋」。TDKの初代社長斎藤憲三氏(仁賀保出身)の意向により、社員の健康増進のために昭和44年に建てられた山小屋です。一般者も利用できるそうです。問い合わせ先は管理人さんの携帯またはTDK(株)秋田総務部とのこと。鳥海ブルーライン 2016-09-03_34 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場から展望台までは、階段またはスロープが整備されています。道幅はこの幅をキープ。九十九折りもありますが幅は広く、歩ける方なら大丈夫です(バリアフリーにはなっていません)。階段の脇にはひとり分のスロープも併設。登山してきた人には、階段よりただの傾斜路の方が楽だとか。鳥海ブルーライン 2016-09-03_33 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場から展望台までは10分ほど(健脚な方ならもっと速いかと)。あと一息のところまで来て振り返ると、庄内平野と庄内(酒田)砂丘列がよく見えます。海岸沿いに広がる砂地では、畑作が盛んです。そして、このストレートを登り切ると…鳥海ブルーライン 2016-09-03_35 posted by (C)Traveler Kazu 展望台に到着~左の階段を登ると、そこに絶景が広がります…が、それは、次回のお楽しみ~ 今日は、宿泊ガイド~まずは、秋田県側【にかほ市象潟】の宿たつみ寛洋ホテル 象潟シーサイドホテル 象潟夕日の宿 さんねむ温泉 こちらは山形県側【遊佐町】の宿鶴屋旅館 酒田屋旅館 鳥海温泉 遊楽里
2016年09月16日
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東北第二の高峰「鳥海山の象潟口・吹浦口五合目「鉾立」までドライブしましたよ~というお話の続きです鳥海ブルーラインを象潟から上がって、鉾立駐車場に着く寸前の最終カーブ。そのカーブのアウト側が駐車帯になっていて、そこからの眺めが絶景です鳥海ブルーライン 2016-09-03_8 posted by (C)Traveler Kazu 奈曽渓谷雄大な鳥海山の山肌をグリ~ッとえぐる巨大な谷が眼前に広がります。ここはすでに標高1000m超の地点です。鳥海ブルーライン 2016-09-03_9 posted by (C)Traveler Kazu 元気のよさそうなV字谷を形成。人跡未踏ではないと思いますが、杣人の世界かもしれないですね。鳥海ブルーライン 2016-09-03_11 posted by (C)Traveler Kazu 対岸の斜面も急です。何筋かのガリ(ガリー)が刻まれています。鳥海ブルーライン 2016-09-03_10 posted by (C)Traveler Kazu ガリが十字に交わって独特の景観。たぶんおそらく、横切るガリの上下で地層の硬軟が違うんじゃないかと思いますね。もともと水が横に流れていたところ、いつしかある地点から急転直下するようになったものと考えましたが、いかがでしょうか?鳥海ブルーライン 2016-09-03_12 posted by (C)Traveler Kazu 霞んで見づらいですが、晴れていれば標高1100mのこの展望所から、高山の渓谷と日本海を同時に眺める珍しい光景が展開しそうです。この谷川は「奈曽川」でして、中腹に出たら鳥海山東麓の高原の農地を潤し、名瀑「奈曽の白滝」(国指定名勝「奈曾の白瀑谷」)の迫力の瀑布を演出して落下しつつ小滝発電所で発電したのち日本海に至るという、短いながら高度に利用されている川です。(google Earth フル3Dモードのスクリーンショットに加筆) 右の細長い谷が今日ご紹介した「奈曽渓谷」。そして、左の大きく幅広くえぐれた部分が紀元前にドサッと崩れ落ちて、海岸線に無数の小山(流れ山地形)を形成し、江戸時代に松尾芭蕉が俳句に詠んで有名になった大規模な山体崩壊の跡です。奈曽渓谷の方も少しは崩れて流出したようです。この展望所はバードウォッチングの名所でもあるようで、望遠鏡を立てた方々がたくさんいました。駐車帯なので駐車スペースもありますが、何台も停められないので、満車の場合は鉾立駐車場に止めて歩くとよいです(直近の駐車場からだと50mくらい)。鳥海ブルーライン 2016-09-03_13 posted by (C)Traveler Kazu その駐車場から展望所へ歩く道すがら、側溝の脇に高山植物が可憐に花を開いていましたちなみに…奈曽渓谷は、前回ご紹介した鉾立山荘脇の展望台や、次回ご紹介する鉾立展望台からも眺められます。遠望するならここ駐車帯、谷底まで見下ろしたいなら山荘脇の展望台。鳥海山 01 posted by (C)Traveler Kazu 山荘脇の展望台から。おマタがすう~~っとします次回は、駐車場から少し登山道を上がって、3つ目の展望台に向かいましょう。【送料無料】秋田 きさかた名物 タラーメンセット 鱈しょっつる味 伊藤製麺所【...価格:2000円(税込、送料無料) (2016/9/14時点) にかほカレー辛口(白瀬南極カレー)価格:650円(税込、送料別) (2016/9/14時点) にかほカレー和風(芭蕉九十九島カレー)価格:650円(税込、送料別) (2016/9/14時点) 以下、次回!
2016年09月14日
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昨日、うれしいニュースが飛び込んできました先週末にドライブに行って、前回からご紹介している「鳥海山」を含むエリアが、「日本ジオパーク」に認定されましたジオパーク名称は「鳥海山・飛島ジオパーク」。秋田県では「男鹿半島・大潟」「八峰白神」「ゆざわ」に次いで4地域目で、県境をまたいだ認定は初めてです。人々の、地形・地質に関する関心が高まるとともに、広域での観光誘客により一層力が入ることでしょう※「ゆざわジオパーク」には、宮城県栗原市の「栗駒山麓ジオパーク」が隣接しています。ジオパークについて知りたい方はこちらの外部サイトへ→日本ジオパークネットワーク さて、話を本題に移しましょう。鳥海山の象潟口・吹浦口五合目の「鉾立」まで、県道「鳥海ブルーライン」が通じています。象潟口から上ってきました(前回)このシリーズの1回目は→こちら鳥海ブルーライン 2016-09-03_7 posted by (C)Traveler Kazu 五合目「県営鉾立駐車場」の入口(右折)。ここで、標高1150mあります。なお、直進すると山形県側へ下ります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_17 posted by (C)Traveler Kazu 広い無料駐車場があります。近年拡張されまして、この範囲に見えるほか、1枚目の写真の外側(徒歩すぐ)も含めると350台駐車可能との情報です。続いて山小屋、レストハウスです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_15 posted by (C)Traveler Kazu 中央の三角屋根が「鉾立山荘」。畳部屋や2段ベッドで宿泊ができる施設だそうで、食事は自炊だそうです。左隣の平屋が「鳥海鉾立ビジターセンター」。昭和60年頃の築。内部は薄暗く展示内容に古さを否めません。ジオパーク認定を機に現代基準へとリニューアルをしてほしいと思います。「ジオパーク」に認定されたことだし、活火山でもあることだし、「火山鳥海山」を中心に展示を展開されるのがイイと思いますが、いかがですか?そして右隣の三角屋根が「鉾立園地公衆トイレ」一目で便所と分かる建物ですね 使いませんでしたが、内部は清潔を保っているそうです。次に…振り向くと…そこには、鉾立最大の建築物があります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_16 posted by (C)Traveler Kazu 稲倉山荘山荘と名はつくが宿泊は不可で、食堂・売店・スナックコーナーに特化した施設です。我々も一通りの散策の最後に、かき氷を食べに寄りました。稲倉山荘にももちろんトイレがあります。鳥海ブルーライン 2016-09-03_20 posted by (C)Traveler Kazu 展望台公衆トイレの脇の先にあって、雲の向こうに鳥海山山頂(これがなかなか顔を出さない!)、眼下には深く切れ込んだ谷という、高山らしい絶景を拝めます。(この「谷」については後日紹介)ちなみに展望台の足元は断崖絶壁。鳥海ブルーライン 2016-09-03_21 posted by (C)Traveler Kazu 宇宙人じゃないよ展望台の主といっても過言ではない望遠鏡。100円入れるタイプ。誰も使っていませんでした。機能しているんですかね???鳥海ブルーライン 2016-09-03_22 posted by (C)Traveler Kazu 公式な設備なのか、誰かの善意なのか不明ですが、三脚の雲台部分だけを柵に括り付けてあります。山頂方向を背にタイマーで記念写真を撮れるそうです。鳥海ブルーライン 2016-09-03_23 posted by (C)Traveler Kazu ここで、下界から持参したスーパーの弁当を広げランチ晴天のアウトドアで食べるメシは格段に旨い鳥海国定公園 鳥海山「鉾立」(鉾立登山口)秋田県にかほ市象潟町小滝鉾立列車・バスでのアクセス秋田県側・山形県側とも、定期路線バスはありませんJR羽越本線「象潟駅(きさかた)」(特急停車)より、象潟合同タクシー運行の乗合タクシー「鳥海ブルーライナー」で約35分、片道ひとり3000円。また、メーター制小型タクシーだと1台7000~8000円前後とのことですので、人数に応じて使い分けてみてください。JR羽越本線「遊佐駅(ゆざ)」(特急停車)より、乗合タクシーで約55分。片道ひとり2700~2800円(タクシー会社により異なる)。どちらの乗合タクシーも予約制で、かつ運行しない日があるのでご確認を!また、各タクシー会社にて鉾立観光を含む観光タクシープランがありますので、調べてみてください。お車でのアクセス東北道・北陸道方面から…日本海東北自動車道「酒田みなと」より国道7号線へ出て、遊佐町吹浦で鳥海ブルーラインへ。秋田方面から…日本海東北自動車道「象潟」は、鳥海ブルーライン直結です。鳥海ブルーライン 2016-09-03_24 posted by (C)Traveler Kazu 下界より1150m、宇宙に近づいた空は、青さが全然違いますねさて、鉾立には、もう1か所展望台があります。そこまでは登山道の始まりを歩いて10分ほど。次回はそちらへ行ってみましょうか!以下、次回! 伊藤製麺所 鳥海そば 200g価格:194円(税込、送料別) (2016/9/10時点) 伊藤製麺所 タラーメン 2人前 鱈しょっつる醤油味スープ付価格:347円(税込、送料別) (2016/9/10時点) 伊藤製麺所 タラーメン 2人前 鱈しょっつる味スープ付価格:347円(税込、送料別) (2016/9/10時点) 新名物伊藤製麺所の「タラーメン」スープに「真鱈」のしょっつる使用の新にかほ名物です
2016年09月10日
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秋田県と山形県にまたがる東北第二の高峰・日本百名山「鳥海山」。「出羽富士」とも呼ばれる秀峰で、霊峰としても名高い、自然を愛する方々には憧れの山です。登山口はいくつか知られていますが、秋田県側で有名なのが「鉾立」(ほこだて)と「祓川」(はらいかわ)。「鉾立」はにかほ市(旧象潟町)、「祓川」は由利本荘市(旧矢島町)。どちらも五合目で、そこまで車道が通じています。※場所は全く違うので、間違えないようにして下さい。以前、当ブログで「矢島口五合目 祓川」の様子をご紹介したことがありました。2007年6月ご紹介記事今回は、象潟口の「鉾立」に上がってみました鉾立へは、象潟と山形県の吹浦から、登山道路「 鳥海ブルーライン 」が通じています。今回は、秋田県側から登り、山形県側へ下山しました。鳥海ブルーライン 2016-09-03_1 posted by (C)Traveler Kazu 海抜ぼぼ0mの象潟市街地で国道7号から分岐すると、すぐ登りが始まります。いきなり標高を稼ぎます。その登りの途中に、日本海東北道 象潟ICが接続。象潟ICを過ぎてもうひと登りすると、平坦な広い「小滝」という集落があります。広々とした水田が広がり、細長く集落が連なる昔の形態を残しています(道路はバイパス)。1枚目の写真は、「小滝」のあたりから鳥海山を撮影しました。この「小滝」には、国指定名勝・新日本観光地百選「奈曽の白滝」(奈曽の白瀑谷)、平成の名水百選「元滝伏流水」がありますので、時間があればお立ち寄り下さい。2013年5月ご紹介「奈曽の白滝」2008年5月ご紹介「元滝伏流水」また、最終のガソリンスタンドがここ小滝にあります。燃料計のチェックを(JA上郷SS)元滝伏流水(象潟病院)へ至る道路を右に分けると、まもなく本格的な登りが始まります。ちなみに、鳥海ブルーラインはかつて有料道路でしたが、2001年に無料開放。その名残として、料金所の跡地が広くなっているほか、料金所事務所だったと思われる小屋が、秋田側・山形側両方とも残っています。料金所跡地を通過した途端に、急カーブと急坂でグイグイ登ります。エンジンオイルが焼ける匂いが車内に充満します。鳥海ブルーライン 2016-09-03_4 posted by (C)Traveler Kazu だんだん「空が近くなってくる」~鳥海ブルーライン 2016-09-03_2 posted by (C)Traveler Kazu ところどころ、駐車帯・駐車場があります。景色は良いところもあれば、全く利かないところもありますが、ここは、海側に張り出した眺めの良い駐車帯でした。鳥海ブルーライン 2016-09-03_5 posted by (C)Traveler Kazu 鳥海山は、海岸線・海抜0mからいきなり裾野が始まるので、海がこんなに近いんです。うねっている道が、いま登ってきた鳥海ブルーライン。鳥海ブルーライン 2016-09-03_6 posted by (C)Traveler Kazu 自然の岩、そこには造花のお花が手向けられていました。理由はよく分かりません。なお、秋田県の一部地域では、墓前に生花ではなく造花を手向け、次の墓参まで維持する風習があります(秋田市は生花)。鳥海ブルーライン 2016-09-03_3 posted by (C)Traveler Kazu ここは標高800m付近(記事執筆時に読図)。料金所跡から鉾立までの距離の2/3~3/4ほどまで来ました。さあ、あとひと踏ん張りですエンジン君、頑張ってくれよぉ~~ 余話 鳥海山麓のミニ水力発電 posted by (C)Traveler Kazu 小滝集落で写真を撮ろうと車を脇道へ入れたところ、水力発電?のミニ水車を見つけました。鳥海山麓は水が豊富で、奈曽の白滝下流には小滝第一発電所、新小滝発電所が、白雪川には小出発電所があって電力を供給しているほか、水田に広く配水されていて、雪解け水を田に引き入れる前に温める「温水路」という設備が大小各所にあります。2008年5月ご紹介「上郷温水路群」※アクセス情報は当時のものです※9/10 9/9に鳥海山が日本ジオパークに認定されたのに伴い、記事分類カテゴリを「秋田県 勝手に名所案内」から「秋田県のジオパーク」に変更しました以下、次回! 三浦米太郎商店 はたはたおいる漬 95g価格:600円(税込、送料別) (2016/9/7時点) 飛良泉本舗 純米大吟醸「1901」720ml価格:1620円(税込、送料別) (2016/9/7時点) 【送料無料】にかほ市金浦の郷土銘菓あつみのかりん糖 ≪15袋入≫価格:8640円(税込、送料無料) (2016/9/7時点)
2016年09月07日
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サンルーラル大潟の屋上から村を展望した後は、おまちかね(だったはず)の大潟村菜の花ロードを通って八郎潟町へ抜け、帰途につきました。※ぶらぶら日は5月1日菜の花が咲く大潟村 24 posted by (C)Traveler Kazu 総合中心地を南北に走る村道を走行中。生態系公園の近くです。「菜の花ロード」に限らず、村内の主な道路には菜の花が咲いていました。この先、県道298号線へと左折すると、いよいよ「菜の花ロード」です!桜の並木と菜の花の共演は延長11kmにも及びます菜の花が咲く大潟村 25 posted by (C)Traveler Kazu 桜は…ほぼ散ってしまっていました例年だとGW中盤頃が見ごろなんですが、今年はこの5月1日の時点でもうご覧の通り。今年の桜は、やはり早かったですね。菜の花が咲く大潟村 26 posted by (C)Traveler Kazu 用水路を跨ぐ太鼓橋形式の橋があり、一瞬だけ高い視点から望めますが…ちなみに、満開時に見に行くとこうです菜の花ロード(2014) _01 posted by (C)Traveler Kazu2014年4月28日 撮影 (再掲)菜の花ロード(2014) _05 posted by (C)Traveler Kazu2014年4月28日 撮影 (再掲) 2014年4月28日 撮影でもせっかく来たので、車を停めて菜の花を愛でましょう。この道路沿い各所に、路側の外も舗装して車を停められるようにしてある「桜ピット」が道路の片方づつ、何か所も設けられていますので(2014年撮影の2枚目に写っています)、余程の混雑でない限り路上駐車の心配は無用です。※桜ピットのうち、最も八郎潟寄りの1カ所は「もしもしピット」扱い菜の花が咲く大潟村 27 posted by (C)Traveler Kazu 菜の花が咲く大潟村 28 posted by (C)Traveler Kazu ちょっとだけ残っていた桜。かなり心残りですが、近いのでまた来年見物にということにして、帰りましょう。菜の花が咲く大潟村 29 posted by (C)Traveler Kazu 最後にある長い橋「大潟橋」を渡ると、干拓地を出て「八郎潟町」です。この「川」は東部承水路という水路で、もとあった湖「八郎潟」の生き残りの水面です。主に、もともと自然の状態で八郎潟に流入していた河川の水を集めて、八郎潟調整池・船越水道を経て日本海に流すという役割をもっています。かつて八郎潟で盛んだった内水面漁業が今でも細々と見られます。町はずれにある町役場を過ぎると、JR八郎潟駅です(国道に出たい場合は、その手前のローソンの角を右左折どちらかしてください)。「佐市の佃煮」八郎潟産 わかさぎ甘露煮S(Sカップ)価格:540円(税込、送料別) 黄金佃煮 生炊若さぎ(なまたきわかさぎ)秋田県八郎潟産ワカサギ使用!酢とトマトを隠し味に使用。価格:540円(税込、送料別) 八郎潟では、現在でも「佃煮」の生産が盛んです。大手スーパーに卸しているつくだ煮屋もあります。
2016年05月10日
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全面干拓地で稲作一本だった大潟村が、観光に色気を出し始めたのが1990年代。ソーラーカーの専用コース「ソーラースポーツライン」や日帰り温泉「ポルダー潟の湯」などとともに、まさかのビル形式の「ホテル」が建設されました。それがこちら菜の花が咲く大潟村 22 posted by (C)Traveler Kazu 白神展望温泉 美肌の湯 ホテルサンルーラル大潟です1996年にオープンした、シングルルームがメインで、チャペルや県内最大級のパンケットホールをも備えるホテルです。現在、楽天トラベル総合評価は3.84と、なかなかの成績です。1階と最上階にレストランがあり、ランチもできます。1階が四川料理、最上階が和洋ダイニング。菜の花が咲く大潟村 10 posted by (C)Traveler Kazu 最上階には展望温泉もあります。2009年にご紹介した「展望温泉」菜の花が咲く大潟村 09 posted by (C)Traveler Kazu そして、その最上階のさらに上、屋上に上がって周囲を展望することができます入口は、展望温泉の入り口の隣。最上階まではエレベーターで上がれますが、ここからは階段を登ります。菜の花が咲く大潟村 11 posted by (C)Traveler Kazu 本来は非常階段につき、業務用スペース然とした屋上階ですが。菜の花が咲く大潟村 13 posted by (C)Traveler Kazu 山手線一周がすっぽり入ってまだ余裕がある干拓地なので、山はなければ丘もない、林の中にカントリーエレベーターが立つ、北海道のような景色が見られます。菜の花が咲く大潟村 12 posted by (C)Traveler Kazu 計画農村である大潟村では、村民の住宅はすべて、このホテルと同じ「総合中心地」1か所に集中して建てられています。サービス施設や学校も、この周辺にすべてまとめられております。住所は秋田県南秋田郡大潟村「東」「西」「南」「北」そして「中央」。これらの住所はすべて総合中心地の中を指しています。→google map建物は改築が進んでいるようですが、まだ所々に、入植開始当初の面影を残す三角屋根の住宅が見られます。この画像の先には体育館とグラウンドがあり、そこは飛行船「スヌーピーJ号」が秋田に飛来する時の係留地となっています2012年6月に係留されていた時の様子菜の花が咲く大潟村 14 posted by (C)Traveler Kazu ホテルは総合中心地の北端に位置しているので、北側は見渡す限りの田んぼが広がっています。天気がスカッと良ければ、この先に白神山地が見えます(ホテルのサブ名称「白神展望温泉」の由来)菜の花が咲く大潟村 15 posted by (C)Traveler Kazu ウェザーニューズの測器がありましたウェザーニューズで大潟村の気象と言ったら、サンルーラル大潟の屋上の気象ということになりますね。菜の花が咲く大潟村 16 posted by (C)Traveler Kazu この屋上は、以前は開放されていただけで一般向けのものは何もなかったのですが、ジオパークの解説板が設置されました!2枚設置されまして、これは西方向(男鹿半島)を向いた方向の解説板。八郎潟(ラグーン)の形成過程と男鹿島の関係が説明されています。菜の花が咲く大潟村 17 posted by (C)Traveler Kazu 解説板越しに男鹿半島の方を眺めてみた図。手前左の山が標高330m程の火山「寒風山」、奥の霞んだ山並みが寒風山より倍以上の標高を持つ「男鹿三山(本山、真山、毛無山)」です。菜の花が咲く大潟村 18 posted by (C)Traveler Kazu 一方、東方向(集落)を向いた解説板。こちらでは、自然発生ではない「計画集落」のことや、地層のことが説明されています。その「集落」のビフォーアフターを、解説板で見てみましょう。菜の花が咲く大潟村 19 posted by (C)Traveler Kazu 現在の大潟村総合中心地。中央に南北に貫く「センターベルト」に役所や学校などが集約され、その両側には住宅街が設定されています。右端上部に、建物の密集区が見えますが、ここには農機具関連を中心とした工場があります。菜の花が咲く大潟村 23 posted by (C)Traveler Kazu 計画都市の見本のような、整然とした区割りです。菜の花が咲く大潟村 20 posted by (C)Traveler Kazu 入植が始まって間もない頃の大潟村総合中心地。入植者住宅は2次入植者向けまでしか建っておらず、周囲は空き地が広大に広がっていたまま。(国策による入植者は第5次まで)1968年時点であった諸施設の場所は現在でも変わっていません(ガソリンスタンドは道の駅の向かいに移転)。「農協マーケット」は現在の「あぐりプラザ」(Aコープ)のこと。今でも、大潟村にスーパーはこの1軒のみで、あとは男鹿市船越や脇本にある大型店に車で行くのでしょう。入植者は入植者指導訓練所という教育施設で指導を受けて、それから開墾を始めたそうです。なお、「指導訓練所」があった場所は、現在「生態系公園」になり、温室での植物観賞が人気になっています。大潟村に来たら、ぜひサンルーラルの屋上に登ってみてください。白神展望温泉 美肌の湯 ホテルサンルーラル大潟 白神展望温泉 美肌の湯 ホテルサンルーラル大潟秋田県南秋田郡大潟村北1-3屋上の開放時間は9時~18時 但し、天気が悪い日は入れません。列車・バスでのアクセスJR奥羽本線「八郎潟駅」(特急停車)より、大潟村マイタウンバス(秋田中央トランスポート運行)に乗車し30分、終点「サンルーラル大潟前」下車。1乗車100円です。このバスは、「菜の花ロード(桜ロード)」を通ります。時刻表は大潟村のホームページで閲覧できます。クルマでのアクセス秋田自動車道「五城目八郎潟IC」より、25分ほど(菜の花ロードを通りますが、八郎潟町内で迷わないように注意)「琴丘森岳IC」より、15分ほど(菜の花ロードは通りませんが、ホテル間近まで1本道です)
2016年05月09日
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秋田県にある男鹿半島寒風山を探索中低い山ながら火山特有の面白い地形が見られるので楽しいところですさて、今回は「姫ヶ岳」をご紹介。姫ヶ岳とは寒風山に2つあるピーク(山頂)のうち、若干低い方のピークで、標高は337mと地形図に記載されております。現在の寒風山の山頂は回転展望台がある頂ですが、太古の昔はひとつの山で、それが火山活動(地滑り?)によって真ん中が崩れて2つの頂に分かれたという見解が有力です。なお、「姫ヶ岳」という名称自体は地形図には記載されていないので、「通称」扱いかもしれません。ちょうど、山が寒風山と姫ヶ岳に分かつ位置に駐車場がありますので、そこに車を停めました。寒風山道路の本線から山頂への支線が分かれる交差点でもあります。20~30年も前には、晴れた日にはこちらの駐車場も満車になったものですが、今では車がいること自体が珍しいです姫ヶ岳の山頂はすぐそこに見えますが、それは気分的に遠い道のりで…(あくまでも気分的に)寒風山姫ヶ岳 01 posted by (C)Traveler Kazu(一部修正済み) 駐車場からこちらの山頂は見えるし、歩道も全部見えるのですが、御覧の通り急な斜面を登らねばなりません。しかも、整備という整備は全然されていない、歩道というよりは「踏み跡」なんです。寒風山姫ヶ岳 02 posted by (C)Traveler Kazu 気分的には1時間近く登り続けている感覚ですが、実は10分も登っていないという(笑)とにかく急な斜面で転げ落ちそうになりますが、やっと頂上が見えました。というか、斜面の続きが見えなくなった!寒風山姫ヶ岳 02_01 posted by (C)Traveler Kazu 登攀時間実質10分(気持ちは1時間!)、比高約60m(地図読み)で姫ヶ岳の頂に立ちましたいやあ、久々に息が上がった太陽は向こうの山(男鹿三山)に沈む寸前。早めに探索して下山しましょう。寒風山姫ヶ岳 05 posted by (C)Traveler Kazu といっても、特にこれといったものはなく、聖農石川理紀之助のものとされる碑があるのみです。現地では誰のものか分からず、菅江真澄ではないかなどと適当なことを言ってしまいました(汗)(菅江真澄も寒風山には来ています)向こうの頂きが本来の寒風山山頂です。回転展望台が見えますね。寒風山姫ヶ岳 03 posted by (C)Traveler Kazu 潟上市天王~秋田市方向、左が八郎潟干拓地の「大潟村」(ジオサイト11)、中央の湾曲している陸地が、男鹿半島と本州とを繋いでいる陸繋砂州の一部でもある天王砂丘、右の海が秋田湾(重要港湾秋田船川港/日本海)です。回転展望台からも同じような景色を見れますが、こちらは周囲に誰もいない、独り占めの景色です寒風山姫ヶ岳 04 posted by (C)Traveler Kazu(一部修正済み) たまたま、かっこいい写真が撮れました友人ですが、本人のイメージとはずいぶんとかけ離れた…(以下自粛)下山時、傾斜を表現してみようと、踏ん張って1枚撮りました寒風山姫ヶ岳 06 posted by (C)Traveler Kazu カメラは水平です。スキー場ならば上級コースの斜度です。(いや、雪が着かないかも)登られる際は足元に気を付けて、非常に滑るので雨天後を避け、なるべく登山用のシューズで行ってください。ニューバランスのスニーカーデ登りましたが、ちょっと厳しかったです。男鹿半島 宿泊案内夕陽温泉 かんぼの里 コテージ村 男鹿桜島リゾート HOTEL きららか 海と入り陽の宿 帝水
2015年11月16日
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車を少しだけ走らせて、前回ご紹介した、「板場の台」から眺めた大火口の火口原の中に降りてきました。鬼の隠れ里 01 posted by (C)Traveler Kazu まず、駐車位置から山頂方向を見ますと、山肌には岩がゴロゴロ。地肌の岩が露出しているのではなくて、吹き上げられた溶岩が固まったものですよ…と、小学生の頃教えられました。鬼の隠れ里 02 posted by (C)Traveler Kazu 道路沿いに説明看板があります。ここから5分少々、火口原の中を歩いたところに、この看板が指し示す「鬼の隠れ里」がありますなお、駐車スペースは道路を挟んでこの看板の向かい側にあります(未舗装の空地)。鬼の隠れ里 03 posted by (C)Traveler Kazu 火口の中にすすき野原が広がる光景は、プチ仙石原(箱根のね)の様相と言っては言い過ぎですかね(笑)夕日の逆光に、すすきの穂が輝いて夢模様夢空間の先に、突如現れる奇岩鬼の隠れ里 04 posted by (C)Traveler Kazu 鬼の隠れ里 全国地質調査業協会連合会・地質情報整備活用機構「日本奇岩百景」登録ただ「岩を積み上げた」だけのように見えますが…ここは、「鬼が岩を積み上げて隠れ家を作り住んでいた」という伝説のスポットです。もちろん、成因は鬼が積み上げたものでもなければ、石材店の石置き場でもありません。粘り気の非常に強い溶岩が地中から押し上げられてタワーとなり、それが崩れてこういう姿になったとされているそうです。国土地理院の技術資料D1-No.357「日本の典型地形」には、「溶岩ドーム」として掲載されています。鬼の隠れ里 06 posted by (C)Traveler Kazu 遠くから見るとやっぱりただの粗削り石材の山にか見えないのですが、下から見上げると、かなりの高さで迫力があり、これは見ものです。頂上には念仏が刻まれた石があるそうですが、転落したら嫌なので上がるのはやめました。また、ここには、岩の上なのに、日照りになっても汲み上げても枯れることがないという水溜りがあります。ただの原っぱだと思っていた寒風山の大火口に、こんな奇岩があるとは、ドライブの方々はなかなか気づかないようですね実際、このとき、車から鬼の隠れ里を歩いて往復する間に出会った人は1人だけでした(それも、学校の先生っぽい、背広着た男性)。回転展望台以外にも、ちょっと車を停めて歩いてみてはいかがですか?ちなみに、前回ご紹介した「板場の台」からも、よく目を凝らすと見えます。鬼の隠れ里 男鹿国定公園/男鹿半島・大潟ジオパーク内秋田県男鹿市寒風山横道地図はこちら→goo地図地図の中心が「鬼の隠れ里」の位置です。駐車スペースと説明看板は、図上右側の県道55号寒風山道路「男鹿中滝川」表記の位置にあり、そこから歩いて5分少々です。駐車位置へは普通車や軽自動車でも行けますが、そこから奇岩「鬼の隠れ里」までは徒歩となります(轍はありますが、狭く、溶岩が露出しているため乗り入れは非常に厳しい)。なお、路線バスでは行けませんので、お車以外の方は羽立駅よりタクシーをご利用ください。レンタカーは秋田市内か秋田空港で借りてきてください(男鹿のレンタカーは船越のトヨタレンタリース1軒のみのようです)。余談・・・鬼の隠れ里 07 posted by (C)Traveler Kazu 説明看板がある広場にあった謎の高まり。これも火山の地形かと思いましたが…見れば見るほど「花壇か植え込みの残骸」っぽっすね…。この周囲だけはキレイに草一本生えてないし、昔、男鹿半島観光が流行っていた時代に、ここに何かあったのかなあ??(ゴルフ場はもっと西側です)男鹿温泉宿泊案内 寒風山より車で15分ほど結いの宿 別邸 つばき 温泉旅館 ゆもと 男鹿温泉郷 元湯雄山閣 「別邸つばき」さんは、旧「男鹿グランドホテル」が今春、高級路線にフルリニューアルしたお宿で、「温泉旅館ゆもと」さんは「湯本ホテル」を改称した昔ながらの温泉ホテル。「元湯雄山閣」さんは男鹿温泉集落の入口にドーンと建つ、湯口がなまはげになっているテレビで有名なお風呂の宿です。
2015年11月14日
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標高248.3m、「板場の台」に、車を停めました。男鹿半島寒風山 板場の台 01 posted by (C)Traveler Kazu (羽立・男鹿中方面から見て)道路左側の空き地が駐車スペースで、眺望ポイントは道路の向かい側になります。ここは、一目見て特徴的な地形だなあ~という実感が湧くポイントでした。ここは、大火口の火口縁にあたり、寒風山大火口の火口原(火口の中が平原になっている状態)を雄大に見下ろすビューポイント。また、その火口原の中に溶岩流の痕跡、溶岩堤防、溶岩じわ(皺)が見られます。男鹿半島寒風山 板場の台 02 posted by (C)Traveler Kazu 今の時期は草木が枯れて、地表の凹凸が良くわかりました。この写真でも、パッと見ですぐ発見できると思います。この画像に書き加えたものが、こちら男鹿半島寒風山板場の台 溶岩堤防 posted by (C)Traveler Kazu 溶岩流は、左奥の山の手前に開いた「妻恋峠火口」から流れ出してきたものだそうですが、行く手を阻まれこの火口原の中で留まっています。溶岩堤防は、溶岩の先端近くが冷え固まって高まりになった地形で、溶岩流とは直角の方向にできるとか。溶岩じわは、その名の通り溶岩流が冷え固まった時にできる表面のシワシワです。※写真中の「溶岩堤防」「溶岩じわ」の位置は現地の看板とパンフレットを参考にしましたが、間違いがありましたらお知らせください。男鹿半島寒風山板場の台 03 posted by (C)Traveler Kazu 溶岩堤防にズームアップ今まで何度もここを通行しましたが、つまらん原っぱだと思っていました。しかしこんなに奥深い原っぱだったとは驚きです男鹿半島寒風山 板場の台 04 posted by (C)Traveler Kazu 同じく望遠レンズで妻恋峠火口にズーム。ドロドロと溶岩を垂れ流した雰囲気がよ~く残る地形ですねえ実は、この火口原の中にはもうひとつ、特徴的な地形があり、溶岩堤防や溶岩じわよりも、むしろそちらの方が有名かもしれない火山由来の奇岩となっています。この後、車を山頂方面へちょいと走らせまして、そちらを見物しました。以下、次回【余談】ちなみにここ「板場の台」には、四等三角点があるようです。基準点成果情報では、1983年以来現地調査はされていないようです。お暇な方は、見つけて報告してやってください!私はしませんが…男鹿半島大潟ジオパーク【ジオサイト1 寒風山】「板場の台」へのアクセス情報お車の場合…この位置(goo 地図) 「県道55号線」が寒風山道路、地図の中心が駐車位置&展望位置。 「寒風山横道」の部分が大火口です。 その他、周囲に細い道が描かれていますが、ほぼ通行できません。列車・路線バスでのアクセス残念ながら、寒風山エリアへは路線バス・コミュニティバスでは行くことができません。JR脇本駅または羽立駅よりタクシー利用となります。なお、羽立駅前のタクシー業者がやっている区域乗合の観光タクシーコースに、羽立駅発~寒風山経由~男鹿温泉までというコースがありますので、男鹿温泉に宿泊される方は検討してみてください。徒歩の場合、麓のバス停(男鹿北線「滝川」)から徒歩となりますが、おそらく1時間ほどかかると思われます。男鹿温泉 湯けむりリゾート 男鹿ホテル 男鹿温泉 湯けむりリゾート セイコーグランドホテル 男鹿温泉 湯けむりリゾート 男鹿観光ホテル
2015年11月13日
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すっかり「ジオパークめぐり」にハマった感がありますKazuです。先日巡った秋田県南「ゆざわジオパーク」に続き、先日、「男鹿半島・大潟ジオパーク」のジオサイトのひとつ「寒風山」に行ってきましたその前に・・・ブログのタイトルを変更しました(以前使っていたタイトルに戻しました)今後ともよろしくお願い申し上げますDSC_0816 posted by (C)Traveler Kazu(再掲・2009年撮影) 「寒風山」といいますと、男鹿半島の付け根にある標高300m余りの山です。秋田市から男鹿半島へドライブに走ると、中腹より上が低木と芝生に覆われた、坊主頭のような(ハゲではない)山容が目に入る、秋田市民にはおなじみの山です。頂上には回転展望台(有料)があって、小学校の遠足の定番コースでもあります。有史以降では活動の記録がないのですが、火山です。火山特有の地形が見られるので、「ジオサイト」となっています。秋田市からドライブした場合、たいていの方は「脇本」から道路を登ると思いますが、午後から行ったので、日光の当たり具合を考慮して今回は「羽立」(男鹿市街地の東部)の方から車で登りました。地図はこちら(google地図)別ウィンドウで開きますので、適宜参考にしてお読みください。寒風山中腹 posted by (C)Traveler Kazu 男鹿市街地・西海岸への道路を分ける「船川比詰」の交差点を直進することおよそ5分、右折「寒風山」の交差点を右折すると本格的に登りが始まります。登りがひと段落つくと再び周囲は水田が広がり、その先に寒風山が見えてきます。標高の1/3ほどは登ってきているのですが、周囲には寒風山より高い山はないので堂々と見えます。この先すぐ丁字路となっており、さらにまた右折すると、旧来からの「寒風山道路(寒風山パノラマライン)」となります。※正式には「県道55号 入道崎寒風山線」といいます寒風山中腹 _01 posted by (C)Traveler Kazu のんびりした道路です。しかし、のんびりしてるのは、羽立(男鹿市街地)側の中腹だけ。この先、この道路は「パノラマライン」の名の通り、本領を発揮します板場の台 06 posted by (C)Traveler Kazu どうですかこの眺め先程の地点からヘアピンカーブを登ると、パッと視界が開けます。上り坂から一転、一旦道路は下りに転じ、周囲に木々はないので、前方にこういったパノラマが広がりますこの先、少し下った後ちょっとだけ平場を通り、今度は急激な九十九折りで峠まで登り詰めます。今来た方向を見ると…男鹿半島寒風山板場の台 05 posted by (C)Traveler Kazu これもまた絶景男鹿半島北海岸を一望です。霞んでいましたが、晴れていれば入道崎の方まではっきり見えるはず。※上2枚は「板場の台」で撮影身近にありすぎて、観光地らしくない交通量なのですが、この絶景道路は実は…バイクブロス「日本の名道50選」TOYOTA86「峠」OutRider「日本の名道100選」モーターサイクリスト「日本の絶景ロード100選」等々たくさんのメディアで紹介されています。男鹿半島をドライブする際は西海岸→入道崎→なまはげライン(広域農道)→帰路…という方が非常に多いようですが、まだ明るいうちならぜひ寒風山のワインディングロードを体験してみてください。きっと印象深いドライブになるでしょうなまはげラインの終点(R101交点)を右折せず直進すると、2枚目の写真の位置に至ります。今回はドライブガイドになりましたが、次回はいよいよ、火山が生んだ地形をご紹介します!寒風山パノラマライン秋田県男鹿市男鹿中~男鹿市脇本通行無料※道路は男鹿中~妻恋峠~脇本間と、妻恋峠から山頂に至る分岐線とがあります。※冬季も通行できますが、妻恋峠~山頂間は除雪されないため通行できない場合があります。地図はこちら(google地図)国道101号線・なまはげラインとの交差点~脇本側入口までを表示しています列車・路線バスでのアクセス残念ながら、このエリアには路線バスで行くことができません。JR男鹿線の羽立駅より、タクシーをご利用下さい。駅前のタクシー会社「OK観光」さんで、「2時間観光コース2名以上で1人3500円」(区域乗合)に、寒風山を経由して男鹿温泉郷で下車するコースがあります。男鹿西海岸「桜島」全室オーシャンビューのリゾートホテル地元食材をふんだんに盛り込んだ懐石料理日本海の夕陽を望む広々とした温泉楽天トラベル人気旅館・ホテルランキング【能代・男鹿・白神】エリア総合部門1位の宿男鹿桜島リゾート HOTEL きららかランキングは2015年11月8日付
2015年11月11日
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今日は貴方を地獄へお連れ致しましょう・・・湯沢市 川原毛地獄 01 posted by (C)Traveler Kazu 日本三大地獄「川原毛地獄」 ジオサイト06「高松(三途川・川原毛)」ジオサイト案内書06によると…というより難しすぎるので引用すると「川原毛地獄一帯は、激しい火山活動によって出来た虎毛山層と呼ばれるぎょう灰岩類ですが、温泉や噴気活動によって岩石が変質し、もとの石の構造が分かりにくくなっています。」ということです(ゆざわジオパーク ジオサイト解説書06)。前々回の木地山高原桁倉沼、苔沼の回でチラッと書きましたが、栗駒山麓とはいえ少々距離があり、今は平穏な山々が連なるこのエリアですが、太古の昔はカルデラを形成したほどの激しい火山活動を見せたエリアです。南部(青森県)の恐山、越中(富山県)の立山と並び、「日本三大地獄」とされております。湯沢市 川原毛地獄 02 posted by (C)Traveler Kazu 周囲の山々が赤や黄に染まる中、この一角だけが真っ白の山肌をさらけ出しております。そして、各所からもうもうと蒸気が。湯沢市 川原毛地獄 03 posted by (C)Traveler Kazu 木々草花のいっこも生えていない、まさしく地獄…。岩の割れ目から噴き出す蒸気の主は、もちろん「硫化水素」。ちょっと吸い込んだら・・・バッタリ倒れてそのまま本当にあの世行き。湯沢市 川原毛地獄 05 posted by (C)Traveler Kazu ですので、前回紹介した泥湯温泉同様、看板および規制線より先へは、絶対に立ち入ってはいけません。また、規制線の手前でも気管、循環器に病気をお持ちの方は道路から遠巻きに眺める程度に留めたほうがよさそうです(道路からでもよく見えます)。テレビでよく紹介される「温泉が流れ落ちる/滝つぼで温泉入浴できる滝」川原毛大湯滝は、この川原毛地獄の西側にあり、ここから歩いて行きます(徒歩15分ほど)。湯沢市 川原毛地獄 06 posted by (C)Traveler Kazu 地獄から西(秋ノ宮温泉方面)に車を走らせると展望が効く場所がいくつかあります。遠望すると、ますます地獄の異様さが引き立ちます湯沢市 川原毛地獄 07 posted by (C)Traveler Kazu 遠くに目を移すと、横手盆地の南端・湯沢市街地方向が眼下に見えます。それだけ標高が高いところです。日本三大地獄 川原毛地獄へのアクセス方法秋田県湯沢市高松字湯尻沢列車・路線バスでのアクセス前回紹介したとおりのルートで「泥湯温泉」まで行き、そこからは徒歩になります。舗装道路ですが、行き(登り)で1時間ほどかかるようです。マイカーでのアクセス前回紹介したとおりのルートで「泥湯温泉」まで行き、さらに奥へ7~8分程度走行。または、国道108号線仙秋サンライン(鬼首道路)の秋ノ宮温泉の北より県道310号線に入り30分程度。交差点手前に青看板「小安峡・泥湯温泉」あり。なお、310号線は全線舗装が済んでいますが、急坂・急カーブが続く細い道ですので運転には注意してください湯沢横手道路の須川IC~木地山~泥湯~川原毛地獄と走行される場合は「三途川」(高松川の三途川橋)を渡り「地獄」へという、聞いただけでは身の毛もよだつドライブルートとなりますなお、泥湯温泉~川原毛地獄駐車場~秋ノ宮間は、大型車は通れません。 秋の宮温泉 スパ&リゾート 秋の宮山荘秋田最古といわれる「秋ノ宮温泉」の中で最大かつ代表的なホテル「秋の宮山荘」。残念ながら、現在の指定管理者(市の三セク)では経営を続けられず、この秋で一旦休業するそうで、県内に衝撃が走りました。建物所有者の秋田県では現在、来年度以降の指定管理者の選定を進めているようです。来年はぜひ再開してほしいですね!秋の宮温泉郷 鷹の湯温泉 こちらは一転、風情豊かな山のいで湯です。もともと秋ノ宮温泉は、こういったお宿の集合体です。取り巻く環境は一層厳しいですが、宮城県から県境をまたいですぐの温泉地なので、お車のかたは、鳴子温泉との湯めぐりも考えてみてはいかがでしょうか!(去年か一昨年に閉館した老舗旅館、東京の大手ホテルが買取を検討したとかいう話でしたが、その後どうなったべ??)
2015年10月27日
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秋田県湯沢市「ゆざわジオパーク」の中にはいくつかの温泉があります。その中でも、一番、秘湯感満点の温泉がこちらです湯沢市泥湯温泉 05 posted by (C)Traveler Kazu 秘湯 泥湯温泉 ジオサイトNo.06「高松(三途川・川原毛)」エリア(野湯だけでなく旅館がある)秋田県の「秘湯」と呼ばれる温泉場の中では、乳頭の鶴の湯とともに有名かつその雰囲気満点の温泉です。前回ご紹介した「木地山高原」の南側の谷あいに、現在3軒の旅館が肩を寄せ合うように建っております。湯沢市泥湯温泉 02 posted by (C)Traveler Kazu 「ジオサイト案内書06」によると、泥のように濁った湯であることから「泥湯」と呼ばれるようになったそうです。湯治場として近隣の人々には知られていたそうですが、この先に「川原毛地獄」という場所(次回紹介)があり、そこで硫黄の採掘が行われるようになってから世間に知られるようになったそうです。湯沢市泥湯温泉 03 posted by (C)Traveler Kazu 泥湯温泉 奥山旅館泥湯温泉を代表する旅館で、大小の露天風呂や風情あふれる内湯が人気で、予約を取りづらい宿だそうです。内湯4、露天3あるという風呂場はそれぞれ趣が異なり、また、混浴もあるそうです(大露天風呂は現在男女別)。夕食はもちろん、滋味あふれる地元のうまいものが満足させてくれるでしょう。 泥湯温泉 奥山旅館 温泉の写真たくさん載っています 予約もこちらからできますこの奥山旅館さんはテレビの旅番組や旅雑誌でもよく紹介されています「NEXCO東日本」管理のサービスエリア・パーキングエリアで配布中のフリーペーパー「Highay Warker東日本」10月号で紹介されました以前はケンミンショー「連続転勤ドラマ」でも紹介されました(京一郎とはるみが部長夫妻とともに宿泊し、混浴露天に驚く…という設定)。湯沢市泥湯温泉 04 posted by (C)Traveler Kazu ほかの2軒の旅館は湯治宿の雰囲気をより濃く残しています。奥山旅館を含めいずれの旅館も、茶色の木造で統一され、秘湯の雰囲気をより高めています。温泉街には、こんな恐ろしい看板も…湯沢市泥湯温泉 01 posted by (C)Traveler Kazu 泥湯温泉のような泉質の温泉には硫化水素の噴出がつきものですが、ここ泥湯の場合は道路や駐車場のすぐ近くに噴気があるため、2005年に発生した痛ましい事故(東京からの一家4人が硫化水素が溜まった雪洞に落ち死亡)の後、立入禁止区域や駐停車禁止区間が設定されています。須川IC・三途川・木地山方面から泥湯に入る間際に、「絶対に停車しないで進んで下さい」という区間があります。また、駐車場も路面以外は歩かず、積雪期には雪に覆われた側溝(ガスが溜まっている)に落ちないように気を付けて歩く必要があります。さて、泥湯温泉は今回は見るだけにして、この先に進みます。泥湯から車で5分ほど、泥湯温泉よりも恐いところを見ました。以下、次回。秋田県湯沢市の秘湯「泥湯温泉」へのアクセス列車・路線バスでのアクセスJR奥羽本線「湯沢駅」駅前(東口)より羽後交通バス「横堀駅前行き」に乗車し「須川」下車。そこで、湯沢市予約制乗合タクシー「泥湯線」に乗り換え、終点下車。マイカーでのアクセス湯沢横手道路「須川IC」より、高松・三途川経由でおよそ30分。途中、1回だけ右折があります(青看板・信号あり)。木地山は伝統工芸「こけし」の里木地山系伝統こけし 小野寺正徳 作 4寸価格:1,080円(税込、送料別) 木地山系伝統こけし 三春 文雄 作石蔵型 4寸 その1価格:2,322円(税込、送料別) 木地山系伝統こけし 三春 文雄 作石蔵型 8寸価格:4,752円(税込、送料別)
2015年10月26日
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ゆざわジオパークめぐり。秋田県の内陸南部「湯沢市」一帯のジオサイトを巡るドライブ。前回の「力水」に続いては、木地山高原の「桁倉沼」と「苔沼」をご紹介します。※紹介順は立ち寄り順ではなく、2番目に立ち寄った小安峡を後回しにしています。※ぶらぶら巡り日 10月16日(金)午後 高松(三途川・川原毛) ジオサイトNo 06このエリアは湯沢市中心部から南東の山間に入ったエリアです。ジオサイト案内書によると、湯沢市南部の院内のあたりから栗駒山麓の小安峡のあたりまで、現在の高松川に沿った広い範囲にわたってカルデラを形成し、その一部は太古の昔、カルデラ湖だったようです。山々が連なる現在の地表の様子からは想像がつきません現在も小規模な沼が点在し「木地山高原湖沼群」と呼ばれています。このジオサイト「高松」内に見どころは複数あるのですが、今回はその中でも「桁倉沼」と隣の「苔沼」、「泥湯温泉」「川原毛地獄」を巡りました。 桁倉沼 駐車場あり・東屋あり小安峡と三途川または泥湯温泉とを結ぶ県道からちょびっとだけ車で分け入ったところにある沼です。桁倉沼・苔沼 02 posted by (C)Traveler Kazu 「案内書」によると、木地山高原湖沼群の中でも最大の沼で、大規模な地滑りによって形成された(塞き止め?)ということです。最大水深は8mもあり、真ん中に弁天島という島があります。桁倉沼・苔沼 01 posted by (C)Traveler Kazu 「案内書」によると沼の南に地滑りのあとがはっきり残っているということですが、これでしょうか?ちょっと分かりませんねえ。桁倉沼・苔沼 03 posted by (C)Traveler Kazu 現在、下流側には堰堤が築かれ、小安方面への灌漑用水として使われているそうです。また、湖畔は「木地山高原キャンプ場」駐車場や東屋などがしっかり整備され、晴れた日のドライブでは、お弁当を持ってちょっと立ち寄るのに好適地です。個人的には、栗駒道路沿いの「須川湖」湖畔と並びイイところだと思いますDSC_0324 posted by (C)Traveler Kazu(2010年10月撮影 再掲)DSC_0321 posted by (C)Traveler Kazu(2010年10月撮影 再掲) 2010年に撮影した、晴れた日に桁倉沼湖畔でピクニックを楽しむ皆さん!!桁倉沼・苔沼 05 posted by (C)Traveler Kazu 湖畔でちょっと陽が当たった紅葉を 苔沼 秋田県指定天然記念物道路(県道)を挟み、桁倉沼の向かい側にある沼です。桁倉沼・苔沼 06 posted by (C)Traveler Kazu 「案内書」や現地の看板によると、こちらも地滑りによってできた沼ということです。沼のほぼ全域がミズゴケ泥炭に覆われ、水面は少しだけ見えます。学術上貴重だとして、沼全体が昭和43年に県の天然記念物に指定されています。貴重なイトトンボ類など、珍しい動物も見られるそうです。なお、苔沼には駐車場がありません。桁倉沼から歩くか、苔沼の入り口に1~2台程度駐車可能ですが、奥の牧場に出入りするトラックが通るので道は開けるようご配慮下さい。桁倉沼・苔沼 アクセス情報列車・路線バスでのアクセスJR湯沢駅前より羽後交通バス「横堀駅前」ゆきに乗車し「須川」下車。そこで湯沢市の予約制乗合タクシー「泥湯線」に乗車。フリー乗降ですので、「桁倉沼に近い場所」(おそらく後述↓の交差点付近)と申し出て降ろしてもらうのがよろしいかと思います。そこから歩いて10~15分程度と思われます。乗合タクシーの時刻や予約方法はこちら→湯沢市公式サイト「乗合タクシー」※羽後交通「泥湯線」は廃止になり、このタクシーに代わりました。マイカーでのアクセス湯沢横手道路無料区間「須川IC」より、高松地区、三途の川経由、途中に「左折小安峡・栗駒山/直進泥湯温泉」の交差点があるのでそこを左折。まもなくですが、看板がわかりづらいのでご注意ください。所要30分程度。地図はこちら→google 地図桁倉沼・苔沼 宿泊情報 powered by 楽天トラベルこのエリアでは、秘湯「泥湯温泉」か、国道398沿いの「小安温泉」はいかがでしょう?・泥湯温泉 奥山旅館・小安山荘 民宿 よし川・小安峡温泉 お宿 風の抄・小安峡温泉 旅館 多郎兵衛・おやど 鶴峯館なお、木地山高原温泉「秋田いこいの村」は廃業しました
2015年10月24日
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秋田県湯沢市エリアでは特徴ある地形や、火山に由来する噴気や希少な岩石の露出といった珍しい地表の現象が各所で見られ、ゆざわジオパークとして「日本ジオパークネットワーク」加盟して売り出し中とのことです。そこで、半日ではありますが車を走らせ、何か所か巡ってみましたぶらぶら巡り日:2015年10月16日高速道路の湯沢インターを降りて5分ほどで、最初のポイントに到着です。 日本名水百選「力水」湯沢市役所・力水 04 posted by (C)Traveler Kazu 湯沢市の市街地、湯沢市役所の向かいにある湧き水です。背後は山になっており、土壌にしみ込んだ雨水が浸透し、その崖のキワから流れ出ている湧水です。この山には戦国時代には「湯沢城」が(一国一城令で廃城)、その後山のふもとに佐竹南家の屋敷ができ、台所用水としても使われていたそうです。「ジオサイト案内書」によると「飲むと力が湧く」とお殿様が愛飲したので、いつしか「力水」と呼ばれるようになったそうです。残念なことに、近年湧出量が減少しているということです。湯沢市役所・力水 03 posted by (C)Traveler Kazu 「力水」の向かいには、今年新築落成した湯沢市役所があります。ジオパークのガイドパンフも、ここでもらえます(1階総合案内)。「力水」で水をくんでいた方の話では、ここにかつて、佐竹南家の屋敷があったそうです。湯沢市役所・力水 01 posted by (C)Traveler Kazu 市役所の向こうに見える山の崖下に、「力水」が湧いています。湯沢市役所・力水 02 posted by (C)Traveler Kazu 「力水」の南隣は公園になっておりまして、階段を上った先にはかつて佐竹南家にあった門が移設保存されています。 鉦打沢川の扇状地湯沢市役所・力水 05 posted by (C)Traveler Kazu 「力水」ならびに湯沢市役所の前から、JR湯沢駅の方向を望んでいます。全体的に下り坂になっていることにお気づきでしょうか湯沢市の中心市街地は、そのほぼすべてが鉦打沢川の扇状地に乗っています。現在、鉦打沢川は市街地中心部の北部を流れ、護岸で固められていますが、太古の昔は洪水と蛇行を繰り返して、東側の山から大量の土砂をここ一帯に堆積させたパワーのある川です。そのため地下水を得やすく、「力水」の他にも湧水があるほか、「両関」「爛漫」といった清酒の醸造が今でも盛ん。また、清らかな水が大量に必要な精密機械工業も盛んになっています。湯沢絵どうろうまつり 1_02 posted by (C)Traveler Kazu現在も水量豊富な鉦打沢川(2013年8月・再掲)また、湯沢市と横手市十文字町の境を流れる皆瀬川から須川IC近くを流れる高松川まで、直線距離でおよそ15km(地図読み)にわたって雄物川右岸(=東側)の山々は断層崖になっていて大小の扇状地が連続して見られ、今年全線開通110周年を迎えたJR奥羽本線車窓の特徴的な風景となっていますので、ご興味がある方はぜひ乗車してみてください。湯沢市「力水」へのアクセス情報秋田県湯沢市字古館山(湯沢市役所の斜め向かい)列車・路線バスでのアクセスJR奥羽本線「湯沢駅」下車。東口を出て駅前まっすぐの商店街を直進、商店街を抜けた先に市役所が見えます。徒歩10分前後で到着。現在、湯沢駅は新築工事中。現在は正面玄関(東口)だけですが、工事が完成すると「西口」ができます。マイカーでのアクセス湯沢横手道路「湯沢IC」を流出し出口を左折、跨線橋を渡った先の十字路は国道13号線を横断し、「湯沢翔北高校」前の交差点を右折。ICから5分ほどです。また、国道13号との十字路を右折していったん13号に入り、湯沢駅入口の交差点を左折(←湯沢市役所)すると、商店街が緩い上り坂になっているところを体感でき、おすすめです。湯沢市の夏の風物詩2013年8月 湯沢絵どうろうまつりを見に行きました!「東北の灘」湯沢の銘酒 「両関」の多彩な酒! 「爛漫」の深い味わい!湯沢駅から一番近いホテルはこちら県南最大のブライダルホールもある湯沢グランドホテル<秋田県>
2015年10月22日
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