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東北自動車道岩手山サービスエリア(SA)の夕景です。上り線側で撮っております。 松尾八幡平IC~西根ICの間にあります。青森ICより142.2km走行したところにありますが、この岩手山SAがやっと、上り線1か所目の24時間フルサービスSAとなります。レストランの料理がなかなか旨い。(ショッピング、フードコート、出光が24Hで、レストランは7時~21時)ひとつ前のSAである「花輪SA」のショッピング、フードコート、ENEOSは24Hではありませんから、夜間、東北道を青森から走行する方は、高速に入る前に給油しておきましょうね。(津軽SAには給油所がありません)(ここまでのパーキングエリア(PA)はすべてトイレと自販機のみ) SAの建物の前から西の方角を振り向くと、岩手山がシルエットくっきりと聳え立っていました。「南部富士」と言われるものの、盛岡市街から眺めると西の奥羽山脈の方に稜線がつながっていますが、ほぼ真横(真東)にあたるここから見ると、まさしく「富士」の名にふさわしい独立峰のように見えます。「南部富士」の名付け親は、この辺の方だったのかなここから盛岡ICまでは30分かかりません。盛岡までの方は、あとひといきです。盛岡ICをすぎ、盛岡南ICの先には、恐怖の(?)最高速度120km/h試行区間があります(花巻南ICの手前まで)。長距離走行の方は、岩手山SA・滝沢PA・矢巾PAでひといき入れておきましょう。~有名なAPPIは、岩手山SAより道なりで20km弱~安比高原牧場 クッキーアイス (バニラ4個+八幡平山ぶどう2個+チョコチップ2個) 8個セット価格:3750円(税込、送料無料) (2019/11/26時点) 安比高原 匠のプライムポーク 安比生ハム 100g(50gx2)価格:4080円(税込、送料無料) (2019/11/26時点) 【冷凍】安比高原 ホテル安比グランド 総料理長こだわりシリーズ 盛岡冷麺 本格ストレートスープと牛チャーシュー付 4食セット価格:4320円(税込、送料無料) (2019/11/26時点) 【シナモン不使用】安比高原 ホテル安比グランドパティシエ伝統の味 アップルパイ 500g×1(直径16cm)価格:3240円(税込、送料無料) (2019/11/26時点) 安比ヒルズ白樺の森(旧:安比グランドヴィラ) ホテル安比グランド本館&タワー
2019年11月26日
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8月3日に見に行った「盛岡さんさ踊り」見物記の3回目ですパレードのゴール地点から裏通りなどを迂回して、スタート地点である岩手県庁前に戻ってきました。 スタート直後は皆さん元気です パレードの方は終盤(第6集団か第7集団)に近づき、見物客もかなり増えています。ですが、このあたりは歩道が広く、広場もあるので息苦しさは感じません。 大手の企業も、従業員やご家族を連れ立って参加。最後の団体がスタートすると、今度は「花車」と呼ばれる山車がパレードします。 みんなで踊ろう!パレード主催者のひとつである青年会議所の花車では、飛び入りで一緒に踊ることができるようです。 見よう見まねでもいいからご一緒にという感じのようで、外国人観光客の姿も。 これは!青森ねぶたの人達ですよね~?武者人形の大きな被り物は、そうそう、東北六魂祭で見ました。一緒に踊るようですよ。 当日参加しない団体の花車が、青年会議所の花車の後について一緒にパレード。花車を出す団体は毎日1~3団体で、毎年だいたい決まっているようですが、電飾キラキラで、手の込んだ山車となっております。私的にどうしても目を引くのは JR東日本の花車ですね。E5系タイプの花車で、サイドには最新型の試作新幹線がさっそく登場です。ちなみに、去年(2018年)の C58SL銀河タイプの花車でした。 煙突から星の煙毎年趣向を凝らしてますね。フィナーレは、花車通過後に始まる輪踊り最後の輪踊りは誰でも参加可能で、合図とともに沿道から波を打ったように観客が車道に降りて踊り始めます。(昨年2018年の画像です) 当日参加しない、あるいは今年は踊らない人々も、ここぞとばかりに踊り始めます。横笛を持ち込みの方もいますね本当に踊るのが好きな人々なんだな~と思いました毎年、東北の五大夏祭りのトップを切って8月1~4日に開催されるので、来年は来てみてはいかがでしょうか盛岡さんさ踊り毎年8月1日~4日(曜日に関わらず日付固定)・パレードは、盛岡市中央通りで開催 スタートは盛岡市役所前~ゴールは秋田銀行盛岡支店や明治安田生命のあたり 列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「盛岡駅」下車。徒歩20分程度。路線バスは迂回運行となるので、歩いてもさほど変わりません。マイカーでのアクセスE4東北自動車道「盛岡IC」利用。駐車場はコインパーキングが多数ありますが、会場近くは埋まる上に規制がかかるので、周辺に用意される臨時駐車場(学校校庭を開放)、または盛岡駅前や西口のコインパーキングに入庫して歩くのがよいでしょう。ちなみに4日(最終日)盛岡駅西口市営駐車場(平面P)は、午後6時に空いていました。
2019年08月23日
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8月3日に見に行った、盛岡さんさ踊りの様子ですパレードの先頭の方の団体の踊りをみつつゴール(解散)地点まで進み、今度は反対車線側に渡ってスタート地点に戻りました反対車線側といっても沿道は大変混雑していたので、裏通りを通って迂回しました。 盛岡の中心街は駅から徒歩10分ほどのところにあり、「盛岡さんさ踊りパレード」の会場となる中央通りは、官庁・オフィス街。しかし、1本南側の裏通りに入ると繁華街となっていて、様々な料飲店が軒を連ねています 小料理屋も見えますので、古い繁華街と察します。バー・スナックや、女の子のお店がありそうですね。 映画館通りを横切ります。文字通り、映画館があるのでそう呼ばれています。盛岡市ではこの映画館通りも売り出していて、市の商工課が作成している「もりおか映画散歩」というサイトによると、わずか500m程の映画館通りに6館16スクリーンが密集しているそうです。話題となる作品を上映する館もあるそうで、わざわざ秋田からも観に行く人がいる程です。 映画館通りを横切ると幾分静かになりますが、小料理屋さんなどがあります。次の小路を南(パレード会場とは反対方向)へ。 大通りという商店街です。歩道にアーケードがかかっている、通常は一方通行の商店街で、各種の商店のほか、こちらも料飲店(主に居酒屋)が軒を連ねています。盛岡駅からほぼ一本道の場所なので、盛岡に観光やビジネスで訪れたことがある方なら一度は行かれたことがあるのではないかと思います。 路線バス迂回運行用のバス停。さんさの太鼓を模したデザインで、凝っていますね。 途中からさんさパレード会場の中央通りに戻ろうと小路に入ったところ、身動きが取れない程の混雑裏路地も賑わっていました。向こうが桜山神社、背後側が中央通りですが…ここから中央通りに抜けるのには難渋しましたさて、中央通りに戻り、今度はスタート地点直後(一番最初に見物していた場所の反対車線側)でパレード見物を再開つづきは次回ご紹介します~盛岡市街から車で45分程度~鶯宿温泉の宿 鶯宿温泉 川長(旧 川長山荘) 鶯宿温泉 温泉民宿 あけぼの荘 鶯宿温泉 長栄館
2019年08月22日
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8月1日~4日に開催された「盛岡さんさ踊り」を見に行ってきましたぶらぶら日:2019年8月3日 「盛岡さんさ踊り」は、もともと盛岡市と周辺地域で踊られていた伝統芸能の「さんさ踊り」を観光イベント化して1978年から開催されているパレード形式の祭りです。「東北三大まつり」には入りませんが、「東北五大祭り」としてPRが行われています。「盛岡さんさ踊り」のプログラム順をざっとご紹介しておきましょう。(日によってはお偉方のパレードなどが組まれる日もあります)交通規制開始は17時50分。パレード開始前に伝統団体による「輪踊り」があり、パレードは18時から。最初に「ミスさんさ踊り・さんさ太鼓連(ミス太鼓・ミス横笛・うたっこ娘)」がパレードし、引き続いて、各出演団体がパレードします。各出演団体は「太鼓」「横笛」「踊り」の3パート構成が基本で、人数が多い団体だと最大300人近くになるそうです。一部の団体は電飾付きの派手な「花車」(山車)を従えてパレードします(見に行った日の出演団体にはなかった)。途中に「伝統さんさ踊り」のパレードを挟みながら第7集団までパレードが続き(1集団は3~7団体)、第7集団の最後の団体がスタートすると、その後は「おへれんせ集団」(当日練習に参加した主に観光客)、青年会議所の山車に続いて踊る、飛び入り参加大歓迎という「花車」、みんなで踊る「輪踊り」(留まって踊る)でフィナーレとなります。「花車」のときには、当日出演しない団体の「花車」も一緒にパレードするようです(必ずかどうかは不明)。交通規制解除は21時30分です。一番最初は、ミスさんさ踊りのお嬢さん方が登場です。もちろん、踊りがお上手なお嬢さんたちです。 次に、「ミス太鼓」のお嬢さんたちが続きます。踊りメインのお祭りなのですが、「世界一の和太鼓の数の祭り」として、2007年、ギネス世界記録(Guinness World Records)に認定されました。次に、「ミス横笛」のお嬢さんたちが続きます。前の観客に遮られて写真は撮れませんでしたが、一糸乱れぬ振りでの演奏でした。 「ミス集団」最後は「うたっこ娘」のお嬢さんたち。掛け声は全団体が出しますが、歌詞まで聞けるのはこの時だけかな?「うたっこ娘」が通過するとすぐ、参加団体のパレードが続きます。 この日の「第1集団の1番目」は、盛岡(正確には隣の紫波郡矢巾町)に本社があるドラッグストア「(株)薬王堂」の皆さん。参加団体はこのように企業単位のもあれば、地域団体や学校単位もあります。各団体ごとに、このような横断幕を先頭にパレード。 横笛も振り付けがあり、大きなモーションだと非常に目立ちます。 太鼓、横笛、手踊りの順。盛岡の人たちは、祭りの何か月も前から時間を作って練習をしているそうです。その年には参加せずとも、踊れる人はかなり多いみたいですね。 次は、保育園の先生と子供たち。 その次は地域団体の方々。 パレード通過のペースは結構早いです。お知り合いの方の出演を見に行くならば、出演順と立ち位置を必ず確認しておかないと、見逃しますここまで、スタート地点直後の岩手県庁前で見物していましたが、ゴール地点へ移動。 パレードは、ここまでおよそ40分かけて到着します。沿道は埋め尽くされていたので、見物人の移動は裏道を歩くのが良いですね。勝手に見物ガイド…見るならどの辺で?一番混んでいたのが、岩手銀行本店~北日本銀行本店のあたり。歩道が狭く大変です。盛岡駅からは若干遠くなりますが、県庁や裁判所の周辺(スタート直後)が歩道も広く、県庁などの敷地にも入れるので比較的ゆったりしています(有料観覧席もここ)。トイレも、スタート地点付近なら岩手県庁、盛岡市役所、岩手県公会堂を利用可能。また、マップには載っていませんが、市役所向かいの盛岡東警察署もトイレを開放していました。さて、ゴール地点から今度は賑わう裏道を通ってスタート地点に戻りました。戻ったといっても、先程とは反対側(パレード進行左側)で見物。観客も増え、熱気が増してきました2回に分けたいと思います。以下、次回!盛岡さんさ踊り毎年8月1日~4日(曜日に関わらず日付固定)・パレードは、盛岡市中央通りで開催 スタートは盛岡市役所前~ゴールは秋田銀行盛岡支店や明治安田生命のあたり 列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「盛岡駅」下車。徒歩20分程度。路線バスは迂回運行となるので、歩いてもさほど変わりません。マイカーでのアクセスE4東北自動車道「盛岡IC」利用。駐車場はコインパーキングが多数ありますが、会場近くは埋まる上に規制がかかるので、周辺に用意される臨時駐車場(学校校庭を開放)、または盛岡駅前や西口のコインパーキングに入庫して歩くのがよいでしょう。ちなみに4日(最終日)盛岡駅西口市営駐車場(平面P)は、午後6時に空いていました。~「さんさ踊り」期間のご予約は早めに!~市街から車で30分 つなぎ温泉 盛岡つなぎ温泉 ホテル紫苑 盛岡つなぎ温泉 愛真館 つなぎ温泉 四季亭
2019年08月19日
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先週、ちょっと岩手県まで行ってきまして、空き時間に花巻の宮沢賢治童話村へ親戚のチビッコを引き連れいってきました童話村については、前回ご紹介しました。その「宮沢賢治童話村」の隣接地に、花巻市博物館があります。こちらは童話村とはうって変わって、花巻・稗貫地域の歴史(通史)を展示している、正統派の地方博物館でございました。 こちら、道路に面した正面入り口です。開館から15周年だそうです。古い博物館ではないですね。 その「開館15周年特別展」として、文化庁の巡回展「発掘された日本列島2019」をやっていました「新発見考古速報」と謳われている通り、前年度までに新たに見つかった発掘資料の紹介展です。毎年、全国5~6館を巡回しているので、ご覧になったことがある方も多いのでは? 展示の内容は…・新発見考古速報展(メイン展示)・特集1 福島の復旧・復興と埋蔵文化財・特集2 記念物100年資料はガラスケースの中のほか、床に近い低い位置に露出で展示されている資料もあるので、資料保護の観点から幼児は展示室に入れないほうが良さそうです(制限されている訳ではありませんが)。 ちなみに、「発掘された日本列島」展示室内は撮影OKでした(フラッシュNG)。埋蔵文化財には著作権はないというふうに聞いておりますが(違っていたら御指摘ください)、この記事で紹介するのは控えさせていただきます。ぜひ、現地で現物を見てくださいちなみに、2019年度の開催予定は以下の通り(文化庁のサイトより)東京都江戸東京博物館 令和元年6月1日(土)~令和元年7月21日(日)花巻市博物館 令和元年8月2日(金)~令和元年9月10日(火)三内丸山遺跡センター 令和元年9月21日(土)~令和元年11月4日(月・休)名古屋市博物館 令和元年11月16日(土)~令和元年12月28日(土)大野城心のふるさと館 令和2年1月18日(土)~令和2年2月26日(水) なお、花巻市博物館へは、宮沢賢治童話村の中からも入館することができます。(この画像は童話村内「森のやすみや」前で撮りました)花巻市博物館岩手県花巻市高松26-8-1・入館は有料です(常設展示も有料) 花巻市内の児童・生徒と富士大学の学生には免除制度あり・企画展日程や休館日などは館のHPをチェック!列車・バスでのアクセスマイカーでのアクセス東北新幹線の新花巻駅より2kmほど公共交通・マイカーともに、「宮沢賢治童話村」と同じです前回の記事に、アクセス情報詳細を載せてますのでご覧くださいなお、駐車場も宮沢賢治童話村と共用です(館前には停められません)。 ~温泉の宝庫!多彩な宿!共同送迎バスあり~花巻南温泉峡志戸平温泉 湯の杜 ホテル志戸平 大沢温泉 山水閣 岩手 花巻温泉郷 鉛温泉 藤三旅館 花巻温泉郷 松倉温泉 悠の湯 風の季 花巻温泉郷 新鉛温泉 結びの宿 愛隣館 志戸平温泉 游泉 志だて 華胥の郷〜ジビエを愉しむ大人の隠れ宿〜 花巻南温泉峡 渡り温泉 ホテルさつき・別邸楓 送迎バスは、新花巻駅(新幹線)・花巻駅(在来線)~各旅館前。便により、一部の宿には停車しない場合があるので、事前にご確認ください。2016年の秋、「藤三旅館」に泊まらせて頂きましたその時の記事は…こちら
2019年08月09日
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暑い盛りの8月4日、岩手県花巻市にある「宮沢賢治童話村」に行ってきました盛岡市から車で行くと、国道4号・県道286号(東和花巻温泉線)経由で1時間かからないくらいです。駐車場は正面のほか、周辺にもあります。 正面入り口は「銀河ステーション」。もちろん、「銀河鉄道の夜」のイメージですね。 「銀河ステーション」を入ると、せせらぎがあって、オブジェがありました。 球体のオブジェですが… よく見ると、子供たちの絵が描かれていました。 森の中の散策路です。山野草なので、小さい子供には難しいかな。 森の妖精…かなあ?童の腕が…これでは、柳田国男(遠野物語)の世界が混じってしまいました(笑)※どちらも身内です 賢治の学校館内は、宮沢賢治の童話の世界観が広がっていました。(入館券売場もこの中にあります)手前の広い芝生は、子供たちを走らせておくのに丁度よいですね。その芝生の向こうに、ログハウスが並んでいるのが見えます。 これは気になりますね。行ってみましょう。 中は、宮沢賢治さんの童話創作に影響を与えた動植物や星座のことの展示になっていました。 園内には、こんな乗物が走っていました トラクタートレイン「銀河トレイン」。銀河ステーション(正門)→賢治の学校まで乗れるようです(片運行みたいです)。さて、「宮沢賢治童話村」のすぐ隣には「花巻市博物館」があります。そちらにも入館してみました。次回、ご紹介します!列車・バスでのアクセスJR東北新幹線・釜石線「新花巻駅」より、徒歩15分程度(2km)。JR釜石線沿いの県道を進み、セブン-イレブンの交差点を左折。 または、岩手県交通バス【土01】(土沢線)で「賢治記念館口」下車、目の前。花巻駅前より17分、新花巻駅より2分経路は、イトーヨーカドー~花巻駅(在来線)~上町(マルカンビルの付近)~新渡戸記念館入口~賢治記念館口~新花巻駅(新幹線)~土沢方面マイカーでのアクセスE4東北自動車道「花巻JCT」よりE46釜石自動車道に入り、最初の「花巻空港IC」で流出。4号線には入らないで、次の交差点を右折し県道286号(東和花巻温泉線)を走行。花巻空港ICより5分ほど(3km)。国道4号線「花巻東BP北口」交差点からでもほぼ同等です。「童話村」「宮沢賢治記念館」への曲がり角の目印は、前方に新花巻駅の巨大な駅舎が見え、右角にセブンイレブンがあります。~この夏は宮沢賢治を探求しませんか!~花巻市のホテル新幹線の新花巻駅からわずか350m!童話村・記念館、萬鉄五郎記念館(土沢駅下車)の探索にケンジの宿 在来線の花巻駅から徒歩1分。花巻周辺のどの観光へも便利な中心部のホテルです。ホテルグランシェール花巻
2019年08月08日
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宮古の市街地を出発し、新設なった三陸自動車道を通って、山田町まで来ました。 山田町の国道45号線(一般道)沿いにある道の駅やまだ(ふれあいパークやまだ)に立ち寄りました。宮古市中心部から一般道沿いにおよそ30km、釜石市中心部から一般道沿いにおよそ25kmと、宮古・釜石間のほぼ中間に位置しております。牡蠣の養殖が盛んな山田湾にすぐ(ただしよく見えない)の高台を通る国道45号に面している、小さめの道の駅です。残念ながら食堂は営業時間が終わっていましたが、売店はまだ営業していて、先日ご紹介した、宮古で買った瓶詰ウニと一緒に海鮮丼にした「海鮮丼の具」は、こちらで購入しました海産物の冷凍加工品を種類豊富に販売されていて、海鮮丼の具材も冷凍で何種類も販売。どれも地元の加工業者さんの製品でした。 宮古市側から岩手県北バスの路線バスがここまで来ています。JR山田線の振替輸送として釜石側からもここまで岩手県交通の路線バスが延長運行されて、乗り継ぎができるようになっていましたが、鉄道の再開に伴い、釜石側からの路線バス乗り入れは3月で終了しています。バス停ポールが2本ありますが、岩手県交通のポールは高速バスのものです。 道の駅の向かい側に位置する船越半島の付け根に移動して、山田湾を眺めてみました。山田湾では牡蠣筏が見られるのですが、あまりよく写りませんでした山田のあかちゃん(大) 牡蠣 オリーブオイル 漬け 無添加 おつまみ 食品ギフト価格:2600円(税込、送料別) (2019/6/5時点) 山田のしうり 貝ドライトマト漬け、牡蠣 オリーブオイル 漬け 無添加 食品ギフト価格:1500円(税込、送料別) (2019/6/5時点) 【牡蠣 オリーブオイル漬け】山田の牡蠣くん(大)かき カキ 牡蠣 燻製 スモーク 瓶詰 かき価格:2600円(税込、送料別) (2019/6/5時点) 本土側と船越半島との間は、山田湾と船越湾とを隔てる陸繋砂州(?)で標高が非常に低くなっています(「船越地峡」と記している資料やレポートもあります)。津波が南北両方から襲来したという情報をドキュメント番組等で見聞きされた方がいらっしゃると思いますが、それはここで発生した現象だということです。大きな長い堤防が整備され、その上に昨年開通した道路が通っています。この時も、その道路を通って船越半島に渡りました。三陸沖で捕獲された巨大なマッコウクジラの骨格標本がある「鯨と海の科学館」へは、あそこの堤防道路から降りてゆくようになっています。岩手県山田町「道の駅やまだ」 岩手県下閉伊郡山田町船越6-141列車・バスでのアクセス①三陸鉄道リアス線「岩手船越駅」より北へ約1km、徒歩15分ほど(または路線バス【B43】宮古駅前ゆきで1分)。②宮古駅前より岩手県北バス【B43】田の浜ゆきまたは【急行】船越駅前ゆきに乗車し、およそ1時間(急行40分)、「道の駅やまだ」下車。※「急行」は盛岡からの「106急行バス」です。※「鯨と海の科学館」へは、道の駅やまだより歩いて10分くらいです。マイカーでのアクセスE45三陸自動車道(無料区間)の「山田南IC」より、国道45号線を北へ2kmほど。「山田IC」からだと南へ5km半ほどです。
2019年06月05日
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道の駅宮古「シートピアなあど」を後にし、車を宮古市中心部に乗り入れました。…一方通行国道自体は駅の裏手を通っているので、市街地を通過する分には問題がないと思うのですが、宮古の市街地では、あらかじめ地図をよく読んで、一方通行規制に慌てないようにしないといけません。 宮古市魚菜市場JR・三鉄の宮古駅からだと、駅前をまっすぐ直進してきたところにある、市民向けマーケットです。「魚菜」というからには以前は多彩な商店が入っていたようで、公式サイトでは「海産物取扱店16店・青果物食料品店15店」他となっていましたが、訪問時には館内の半分のスペースが市場、館内のもう半分はなんと「いわて生協」になっていました。それでも、並ぶ海産物の新鮮さには目が惹かれます。館内のとある海産物店で瓶詰の「生ウニ」を購入普通、「ウニ」というと、ミョウバン入りの木箱入りが主流ですが、三陸地方ではシーズンになると、牛乳瓶サイズの瓶に生のまま詰め込まれて、販売されるのが普通なんだそうです同じ商店に陳列されている瓶詰でも、価格は2~3通り。それは何故かと尋ねたところ、粒の大きさによってランクがあるとのことでした。…写真撮ってあったはずなのですが、データがないなあ楽天のものですが、こういった商品です(魚菜市場とは直接の関係はありません)【5/27より販売開始】【送料無料】岩手・北三陸産 生うに キタムラサキウニ 牛乳瓶入り」150g価格:5700円(税込、送料無料) (2019/5/29時点) 【期日指定不可/送料無料/入荷次第発送】三陸岩手産/牛乳瓶入り生うに150g入価格:4800円(税込、送料無料) (2019/5/29時点) 三陸のとって出し生ウニ「牛乳瓶入りむき身150グラム」 うに/雲丹(五篤丸水産)価格:4000円(税込、送料別) (2019/5/29時点) この価格帯は、送料を含んでいることを考えても、ランクが上のほうの品と思われます現地では、粒は小さめだけど廉価な品も手に入ります。それでも、1本2000円台前半~ですね当夜に秋田に戻る行路であったので、保冷剤を入れてお持ち帰りしました。そして、1本を3等分して海鮮丼3人分にしました瓶から直接ドボドボッと 醤油をかけずに、頬張らせていただきましたうめっ※:「めかぶとタコ」は、この後立ち寄った「道の駅やまだ」で購入した「海鮮丼の具」ですちなみに、館内の各鮮魚店では、お刺身(お造り)の品ぞろえも豊富でしたビールやお惣菜は同じ魚菜市場内にある生協で買えるので、夕食なしの宿泊の場合は、こちらで買い揃えるのがイイねと考えましたただし、市場なので閉館時刻が早いです。いま時期だと、明るいうちに閉館です。これは注意。宮古市魚菜市場 列車・バスでのアクセスJR山田線・三陸鉄道リアス線・106急行バス「宮古駅」下車。駅前正面の通りをまっすぐ進む。徒歩10分ほど。※魚菜市場の所在地は、港ではありませんので注意
2019年05月29日
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浄土ヶ浜のビジターセンターから宮古港へ降りてきました (浄土ヶ浜は「浜」であるが、ビジターセンター・駐車場は高台にあります) 沖縄の宮古島ではなく、岩手の宮古市ですので念のため。 道の駅宮古「シートピアなあど」 国道45号からは外れた位置にあるのでちょっと分かりづらいかもしれません。 道の駅宮古は宮古港にあります。「みなとオアシス」も兼ねています。 「なあど」とは、宮古地域で「どうですか?」「いかがですか?」という意味の方言だそうです(公式サイトより)。 道の駅宮古「シートピアなあど」がある鍬ケ崎地区の、被災前の思い出を地形模型に落とし込んだ作品があります。鍬ケ崎地区の現在の様子は、前回ご紹介した「浄土ヶ浜大橋」から見おろすことができます。 道の駅とは関係がありませんが、宮古港一帯では防潮堤の新設が進んでいます。 堤というより壁といった感じで、高さは非常にありますが、厚さは意外にもあまりないですね。 高台にあるビルは、「漁協ビル」。以前からTBS系列地元局の情報カメラが設置されており、この道の駅が津波に襲われる模様の中継映像をご覧になった方はきっと多いと思います。 三陸といえば海の幸、海の幸といえば「うに」。 宮古といえば浄土ヶ浜、浄土ヶ浜といえば「ウミネコ」(カモメの一種)。 そして、この道の駅のマスコットキャラクター うにねこ 売店にはうにねこグッズ多数販売。 この日は、ここで昼食にしました。 浜磯ラーメンを注文。 レストランは2階にあります。 わかめ、めかぶ、ふのり、かに爪、ムール貝(イガイかな?)、イカがトッピングされた、磯の香りがたっぷりの塩ラーメンです。 海藻がふんだんに入っているので、ヌルヌルがすごいです。 宮古湾内を眺める席に陣取りました。 食事の方はセルフでドリンクサービスということで、少しゆっくり休憩しました 「シートピアなあど」 列車・バスでのアクセス JR山田線・三陸鉄道リアス線・106急行バス「宮古駅」より、岩手県北バスの路線バス「浄土ヶ浜行き」か「宮古病院行き」に乗って6分、「漁協ビル前」下車。 宮古港は宮古市街地にあります。 夜遅くバスで到着したり、太公望の方々のように早朝からアクティブに動く方向けに、駅周辺のホテルをご紹介します! ~夜遅く到着・早朝出発でも安心です~ 宮古駅周辺のホテル 宮古ホテル沢田屋 HOTEL BIG WAVE ホテル宮古ヒルズ ステーション店(旧:宮古ステーション古窯) 楽天blogアプリでご覧の場合は、宿の画像をタップした後、画面右下の四角いマークをタップすると宿情報をご覧頂けます。 さて、次は宮古の中心部へ入りました。 「魚菜市場」と、当ブログでは外せない「駅」ですね。 それらはまた、つづく!
2019年05月28日
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異常に暑いですねあいにく、厚さを吹き飛ばすようなネタは持ち合わせていないので、三陸・浄土ヶ浜観光の続きをご紹介します浄土ヶ浜大橋は、国道45号から景勝地「浄土ヶ浜」に向かう場合に、国道から分岐してまもなく渡る、文字通り大きな橋です。浄土ヶ浜を含む一帯はちょっとした半島になっていて、地理院地図を読むと浄土ヶ浜側「臼木山」という小山が標高86.2m、一方で橋の国道側に標高87mの三角点があり、その間にある水準点は標高6.7mとなっています。なお、橋は標高50m付近にかかっていて、結構高いのです(橋の高さが50mということではない)。浄土ヶ浜側に数台の駐車スペースがあります。 中央に向かって凹になっている、ちょっと珍しい形式となっています。自動車専用道路ではなく、海側に歩道があります。高い橋なだけあって、その海側が、また絶景なんでございます リアス式海岸らしい、幅が広く、かつ断崖絶壁の湾を眺められます。斜面が急すぎて、木が生えていませんね。 自然のものか、人為的な掘割かは分かりませんが、岩が切れているところに落石覆いを設けて道を通しているところもありますね。その先に砂浜があります。この一帯蛸の浜という浜だそうです。 海蝕洞がいくつも見られますね。 向かって右側には、崖下にトンネルを穿ってまで道路が通されています。地理院地図(地形図)を読むと、この道路は防波堤のところで終わっているようで、その先には造られていないようです。なお、この崖の向こうが景勝地「奥浄土ヶ浜」(こちら)ですが、この道を通っては行けないようです。今度は、車道を挟んで反対側を見てみます。歩道がないので、車に注意して。 宮古市街地の北側を見おろすことができます。画像には写っていませんが画像の奥側が宮古港に面しており、宮古市の報告書を読むと、津波は宮古港側からこの地域に流入し、大部分の家屋が全壊したということです。※橋の真下付近は少し高い※全壊というのは、流出だけでなく「住めない状態になった」家屋も指す復旧は進んでいるようで、新築の住宅が建っていますが、まだ半分以上の土地が空き地のままになっています。同時に街区の整備もしたようで、東北地方にはまだ十数か所(多くが仙台郊外に)しかないランドアバウト(環状交差点)がみえますね。ランドアバウトは後で通ってみました。ランドアバウト通行は初めてだったので、他車の通行はなかったものの若干緊張しましたさて、次はビジターセンター方向へ戻って通過し、宮古港へ下りました。~北三陸「久慈市」のお土産屋さんより!~三陸海岸のおみやげ 【お土産】【岩手限定】【送料無料】ご当地キティ 三陸鉄道ストラップ価格:756円(税込、送料無料) (2019/5/27時点) 【お土産】【北三陸】【岩手】牛乳瓶入り生うに風タオルハンカチ価格:700円(税込、送料別) (2019/5/27時点) 【お土産】【岩手】【わんこきょうだい】うに丼棒価格:950円(税込、送料別) (2019/5/27時点) つづく!
2019年05月27日
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岩手県宮古「浄土ヶ浜」の散策、メインの「奥浄土ヶ浜」を満喫して、ビジターセンター(駐車場)へ戻りましょう。 またまたサッパ船が出航するようです。今回のはお客さんが4名乗ってますね。ここでは、スワンボートもやっているようです。海域でスワンボートは珍しいのではないかな?(この画像は拡大できます) 浄土ヶ浜ビジターセンターのバス停には立派な待合室があり、雨風をしのいでバスを待つことができます。土日祝日・夏休みに運行される周遊バスもここから発車するようです。宮古市街からここ浄土ヶ浜へ車で来るには、宮古港を通ってくるルートと、旧浄土ヶ浜有料道路(今は無料)を通ってくるルートとがあるということを初回にご紹介しましたが、旧有料道路の途中に、高い橋が架かっており、海側と陸側とで全く違う景色を目にすることができます。次に、その「浄土ヶ浜大橋」を見に行ってみました。旅行クチコミサイトでも紹介されているスポットですよ~曲を聴きながら爽快にドライブできそう!~ADAM at Echo Night (初回限定盤 CD+DVD) [ ADAM at ]価格:2846円(税込、送料無料) (2019/5/26時点) サイコブレイク [ ADAM at ]価格:2592円(税込、送料無料) (2019/5/26時点) スウィートホーム [ ADAM at ]価格:2376円(税込、送料無料) (2019/5/26時点) 現在、東北地方のNHKあさ5時55分~の「気象情報」では、「ADAM at」の楽曲に合わせて三陸鉄道の映像が流れています浄土ヶ浜大橋からの絶景は、つづきで!
2019年05月26日
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岩手県・宮古の景勝地「浄土ヶ浜」(じょうどがはま)を散策しております第1駐車場・ビジターセンターにクルマを停めて、遊覧船の船着き場や飛び交うウミネコ(カモメの一種)を眺めながら、遊歩道を10分ほど散策すると、浄土ヶ浜随一、「浄土ヶ浜といえばこの景観」というスポットに到着 奥浄土ヶ浜この写真は、後でご紹介するレストハウスの屋上展望台から撮りました。(日が照るまで待ちました!)一般的に、「浄土ヶ浜」というと、ここが有名です。「極楽浄土」のようだ…ということですが、名の起源は諸説あるみたい。尖った岩は「剣の山」というそうで、ほかにも「賽の河原」「血の池」などと呼ばれる景観があり、青森・下北半島の「恐山」に共通する部分が結構あるようです。それで、「浄土…」と呼ばれるようになったという説も。 白い砂浜…ではなく、白くゴツゴツした石(礫)で埋め尽くされている海岸です。周囲の岩山が火山岩「流紋岩」でできており、「節理」も観察可能。その岩が砕けて海に落ちたのち、海岸に堆積したので、このような珍しい「礫海岸」となっています。ほかの砂浜海岸とも、磯海岸とも違う独特の光景に、往年の訪問者が「浄土」を想起したのもうなづける海岸です。 日が陰っているときに撮ったので画が暗いですが、人懐っこい浄土ヶ浜のウミネコの中でも異例に人懐っこすぎるこの子は、観光客がわんさかいる中、一切動じず1羽単独で浜のど真ん中にたたずんでいました 浄土ヶ浜レストハウス浜を目の前にした位置にある観光土産・食事のお店です。この記事1枚目の写真(浜の全景)は、ここの屋上から撮りました。1階が土産品売場と個人客向けお食事処、2階が団体客向けお食事処です。屋上展望台へは、屋外の階段を登ると行くことができます。 2011年の津波は、このレストハウスをほぼ飲み込む高さまで水嵩を増し、築1年しか経っていなかったレストハウスはめちゃめちゃに破壊。その後1年余りかけて復旧されたということです。頑丈なコンクリート造りであったのは、津波への対策もあったでしょうか。遊歩道の途中にある「マリンハウス」(前回の記事参照)も平屋ですが非常に頑丈そうな建物です。 展望台はあそこです。1枚目の写真のような、浜の全景を写すことができ、入場は無料です。 浜には2つの碑があります。津波に関わる碑ですが、どちらも2011年よりも前に建てられたもので、向かって右の碑には「1960年チリ地震津波 地震がなくとも潮汐が異常に退いたら津波が来るから早く高いところに避難せよ」、向かって左の碑には、津波への対策5つ(遠くへ逃げるな高い所へ/家を建てるなら津波が来ぬ安全な所へ等)が刻まれています。「チリ地震津波」は、日本では揺れを全く感じないのに襲来した大津波で、報道通信手段も津波予測も脆弱だった当時、何の前触れもなく逃げる間もなく突然潮が引き海が盛り上がった訳ですから、人々の恐怖は計り知れません。 平常は、非常に透き通ったきれいな海です。流紋岩の礫の浜は、夏は海水浴場として賑わうということです三陸復興国立公園・日本ジオパーク「三陸ジオパーク」ジオサイト浄土ヶ浜(奥浄土ヶ浜) JR山田線・三陸鉄道リアス線・106急行バス「宮古駅」より、岩手県北バス「浄土ヶ浜ゆき」路線バスに乗り、「奥浄土ヶ浜」下車ですが、その前の「浄土ヶ浜ビジターセンター」で下車し、ここまで散策してくるのがおすすめです。106急行バスの一部の便は「浄土ヶ浜パークホテル」まで乗り入れています。自家用車は、シーズン中は乗り入れ禁止(進入禁止規制)となっています。第1~3駐車場に駐車し、遊歩道を散策しながらか、周遊バス(電気バス)があります。周遊バスは10月31日までの土日祝日と7月13日~8月18日に運行されます。渚亭たろう庵 休暇村 陸中宮古 浄土ヶ浜パークホテル このスポットは、2019年5月テレビ東京放送「太川蛭子の旅バラ ローカル路線バス乗り継ぎの旅2019」で紹介されました。では、遊歩道を再び散策して、ビジターセンター(第1駐車場)に戻ることにしましょう。つづく
2019年05月24日
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岩手県宮古市の浄土ヶ浜浄土ヶ浜ビジターセンター(浄土ヶ浜第1駐車場)から、景勝地「奥浄土ヶ浜」まで、徒歩10分程度の散策路となっております#三陸復興国立公園#日本ジオパーク「三陸ジオパーク」ジオサイト 浄土ヶ浜では、遊覧船が運航しています。のりばは、ビジターセンターを出てすぐの岸壁です。幼いころ(三陸鉄道が開通した直後ころ)、祖父に連れられて乗船した記憶あり乗船すると、「うみねこパン」というパンを買い、船に寄って来るウミネコ(カモメの仲間)に与えるのがアトラクションとなっています。1日5~6便運航されますが、当日の運行情報は「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」のTwitterで告知されているので、事前にチェックしてみてください。運行情報ツイッター→https://twitter.com/jodo_cruise公式サイトは「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」で検索ちなみに現在唯一就航している「第十六陸中丸」は、同社に3隻あった遊覧船の中で唯一津波から逃れ、残ったシップだそうです。さて、今回は時刻が合わず遊覧船には乗船しませんので、岸壁を右手に、遊歩道を先へ。リアス式海岸ですので大小の半島がいくつも突き出しています。遊歩道は、小さな半島をトンネルで抜けて進めるようになっています。ひとつ、トンネルを抜けると今度は違う雰囲気になりました。 南の島の小さな港みたいな光景に変化マリンハウスというお店があって軽食がいただけるほか、「サッパ船」乗船はこちらです。「サッパ船」とは、内湾での漁に使う小型漁船(ボート)のことです。 ちょうど、お客さんを乗せたサッパ船が出てゆくところでした。ウミネコが群がっていますね。 結構遠くまで行きますね遊歩道からでは見られない奇岩奇勝の数々(剣ノ山・賽の河原・血の池などなど)や、サッパ船でないと入れない洞窟「八戸穴」(別称陸中 青の洞窟)に入る観光ができるそうです。乗船は、当日、現地(マリンハウス)で受付ということです。公式サイトは「浄土ヶ浜マリンハウス」で検索「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」の受付・乗り場はビジターセンターから見える岸壁です。「さっぱ船」の受付・乗り場は、「遊覧船」のりばからトンネル1つ抜けた先です(ビジターセンターからは見えません)。 マリンハウスの先には、またまたトンネルがあります。奥浄土ヶ浜へ行くには、もちろん抜けて行きます。 ここのウミネコは、とにかく人馴れしてます近づいても結構逃げません…。(画像はズームレンズで撮影) 悠々と羽休めをしているウミネコがわんさか都会のカラス並みに群れていますヒトを見ると餌をもらえると思っているのかな ビジターセンターの裏手から歩くこと10分程度。目指す奥浄土ヶ浜が見えてきました。~ウニ!イクラ!タコとんび!?~ 北三陸の海の幸を「普代村」から!同梱にオススメ!【タコとんび】たっぷり「6個入り」 とてもタコの口です!価格:540円(税込、送料別) (2019/5/22時点) いくら造り40有余年 マルコシ謹製 岩手県産 特上3特 いくら醤油漬け (500g)【いくら醤油漬け】 【イクラ醤油漬け】価格:6980円(税込、送料無料) (2019/5/22時点) 無添加 いわて三陸 焼きウニ 高級あわびの貝盛り 新鮮なうにだけを厳選して手づくりで蒸し焼きにしました価格:3219円(税込、送料別) (2019/5/22時点)
2019年05月22日
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岩手県宮古市・三陸海岸の有名景勝地「浄土ヶ浜」(じょうどがはま)へやってきました三陸復興国立公園・三陸ジオパークの一部です場所は、宮古市街地の北、すぐ近くです。宮古駅から港沿いに進むと4kmほど、北側から廻り込む国道106号・県道248号浄土ヶ浜線(旧「浄土ヶ浜有料道路」)経由では6kmほど。宮古港にある「道の駅宮古・シートピアなあど」からですと入口まで2km半ほどなので、そこからなら歩いて行こうと思える距離です。ちなみにナビは「宮古港経由」のルートを表示しますが、現地の標識類は「県道浄土ヶ浜線経由」に誘導するので、特に国道106号と宮古港方面との分岐ではちょっと惑わされます。これは、宮古港から浄土ヶ浜の駐車場に至る経路に狭隘区間があるので、観光バスを広い道路に誘導するためと思われます。普通車が通行する分には特に問題ありません。今回は、上記の通り惑わされた挙句、現地の標識通りに「県道浄土ヶ浜線」を通って到着しました。 浄土ヶ浜ビジターセンターに到着!「県道浄土ヶ浜線」経由だと一番奥、宮古港側から来ると最初の駐車場です。浄土ヶ浜にはいくつかの駐車場がありますが、第1駐車場はここにあります。平屋建て…ではありません。無料の休憩施設とトイレ、案内所があります(料飲施設はこの建物にはありません)。 景勝地「浄土ヶ浜」エリアの全景を模型で把握三陸海岸特有のリアス式の地形が弱くですが出ています。 一般的に「浄土ヶ浜」と呼ばれる海岸は奥浄土ヶ浜と呼ばれ、ビジターセンターから10分ほどの徒歩です。(左端がビジターセンター、右上端が奥浄土ヶ浜)なお、奥浄土ヶ浜へは路線バス、周遊バス(期日限定)でも行くことができます。中央の大きな建物は「 浄土ヶ浜パークホテル」です。このほか、別室で、三陸海岸の自然を紹介する展示室がありましたので、事前学習しましょう。ビジターセンターの裏口から、海岸へ ビジターセンターは実は4層建て(地上3階・地下1階)。斜面に建っているので、駐車場側から見ると平屋に見えるわけです。館内には階段のほかエレベーターもあるので、EVを使うと、あとはほぼ段差なしで奥浄土ヶ浜まで進むことができるようになっていました ビジターセンターを出ると、木造の新しい桟橋が架かっていました。もともとは険しめの遊歩道だったようですが、これならハンディキャップのある方でも気軽に歩けそうですね。列車・バスでのアクセスJR山田線・三陸鉄道リアス線・106急行バス「宮古駅」より、岩手県北バスの路線バス「奥浄土ヶ浜ゆき」に乗って13分、「浄土ヶ浜ビジターセンター」下車。※106急行バスの一部の便は、盛岡駅~浄土ヶ浜パークホテルを直通運行となっています!マイカーでのアクセス E4 東北自動車道「盛岡南インターチェンジ」より国道106号経由で「2時間以上」計画してください。(盛岡市内で右左折ありますが、いずれも「宮古」の表示が出ています)~三陸の青い海!~浄土ヶ浜観光に便利なお宿 休暇村 陸中宮古 浄土ヶ浜パークホテル 浄土ヶ浜旅館 ではこの先、白い浜で有名な「奥浄土ヶ浜」に向かって散策を開始しましたつづく
2019年05月20日
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国道106号線を通って三陸沿岸を訪ねるドライブ、その2回目です。道の駅区界高原からおよそ25km東、盛岡~宮古間に2か所ある道の駅の2つ目に到着いたします。 道の駅やまびこ館です駅名が「地名」ではない道の駅は珍しい。盛岡~宮古間100km弱のほぼ中間地点で、休息をとるドライバーが多かったです。駐車場も広い。 この道の駅には、物販・レストラン施設と産直販売施設(棟続き)、トイレ(別棟)、郷土資料館のような施設(別棟)があります。資料館のような施設には今回は入館しませんでした。 駐車場の端っこに四阿(展望台)があり、この山の中で何が見えるのかと登ってみたところ、透き通った閉伊川の流れを観賞することができました。「川釣り大会」の告知が出ており、東北有数の川釣りのメッカであります。川釣りには「遊漁券」が必要で、ここ「道の駅やまびこ館」でも販売しているみたいです。詳細は閉伊川漁協のサイトをご覧下さい。 建物の裏手は芝生の広場になっていました。ここにもステージ発見。 盛岡~宮古間の都市間バス「106急行」は、道の駅の中まで入って停車。トイレ付バス・トイレなしバスにかかわらず、ここで若干のトイレ停車をします。なので、バス停はトイレの目の前にあります(笑)ここで「106急行」についてちょっと・・・岩手県北バスが運行する「都市間バスの先駆け」的な路線で、現在、定期便だけで1日18往復、この山の中をなんと30分~1時間おきに運行される驚異の路線バスであります。よく、「JR山田線の商売敵」的な紹介をされますが、この勝負、決着は完全についていますネ(苦笑)バスの圧勝です。盛岡市内は急行運転をしますが、盛岡市街を抜けると宮古駅前まで各停留所で乗降を扱うとのこと。車両はすべて観光タイプが使われ、一部の便は長距離路線並みにトイレ付き。岩手県北バスの数ある路線でも新鋭車両が投入されるドル箱路線となっており、Wi-Fi完備。2022-04-29追記地域高規格道路「盛岡宮古横断道路」の大部分が開通したことに伴い、現在は通過停留所がある全席指定特急便「盛宮特急」、特急便「106特急」が設定されていますのでご注意ください。なお、この記事でご紹介している「やまびこ産直館」には全便停車します。さて、ひといきの後、宮古市中心部に向かってスタート。宮古の観光地といえば浄土ヶ浜へ向かいます。道の駅やまびこ館列車・バスでのアクセスバス…岩手県北バスの路線バス「106急行」に乗って「やまびこ館」下車。列車…JR山田線「川内駅」下車、国道106号線を盛岡方面へ徒歩20~25分ほど。マイカーでのアクセス東北自動車道「盛岡南」より、宮古方面へおよそ1時間。~北三陸の観光拠点~宮古駅から近いホテル HOTEL BIG WAVE 宮古ホテル沢田屋 ホテル宮古ヒルズ ステーション店(旧:宮古ステーション古窯)
2019年05月19日
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先日、盛岡へ行ったついでに、三陸海岸までドライブしてきました行路は…盛岡近郊―国道106号→宮古― E45 三陸自動車道→山田町―国道45号→釜石ー E46 釜石自動車道→花巻Jct― E4 東北自動車道→北上Jct― E46 秋田自動車道→秋田。このうち、東和IC※(釜石道)~東北道~秋田中央ICまでだけが有料道路で、あとは高速でも無料です。※:料金所は花巻空港ICの本線上にあります釜石~花巻間は、今年、高速道路が全線開通したので大変速くなりました。宮古~釜石間も、高速道路の未開通区間は釜石北IC~大槌IC間の5kmほどを残すのみ。盛岡~宮古間は、自動車専用道路になっている盛岡近郊のごく一部(驚く程ほんの僅か!)を除き一般道路のままですが、各所でバイパス工事が行われ、Wikipediaを読むと、一部は自動車専用道路を想定して建設が進められているようです。盛岡近郊から盛岡市と宮古市との市境である「区界」までは、昨年の冬にも走行しました。都南川目道路(2018年12月)(←自動車専用)梁川道路・道の駅区界高原(2018年12月)そんなわけで、ルート選択の余地はなく、前回同様「都南川目道路」(ここは旧道あり)、「梁川道路」(旧道はダムができるので、BPを通らざるを得ない)を通り、ちょっと古い規格の国道106号線を通って道の駅区界高原に停車しました 前回は雪に覆われていましたが、今回は遅い春真っ盛りやはり盛岡市内より気温は低めで、涼やかでした。ザ・高原といった趣の建物は、「ビーフビレッジ区界」というそうです。 前回は気づかなかったのですが、建物の裏手にはステージがあるようですね。盛岡に近いことから、旧川井村の目玉観光拠点であったことがうかがえますね。 この道の駅区界高原は、JR山田線区界駅のすぐ近くにあります。駐車場の前に出てみると、駅への看板が見えます。前回同様、三陸(田老だったかな?)の「かりんとう」を買い(これから行くのにね)、およそ25km先にある次の道の駅を目指し、車をさらに東へ進ませます岩手県の生産者が育てた農産物がたくさん 道の駅区界高原「ビーフビレッジ区界」列車・バスでのアクセス・JR山田線「区界駅」下車、すぐ。・盛岡~宮古「106急行」バス「区界」下車、目の前。マイカーでのアクセス盛岡市中心部から30分程度。 E4 東北自動車道「盛岡南インターチェンジ」より、「国道106号線・宮古」の標識に従って走行して下さい。※当初UPでは、次の道の駅までの道中をgoogleストリートビューを使ってご紹介しましたが、スマートフォンでは記事全体を閲覧しづらくなることが判明したので、その部分は削除しました。つづく!
2019年05月18日
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盛岡駅西口にそびえる高層ビル「マリオス」の最上階には展望台があります。 完成当初はもう少し華やかだったような気がしますが、今はがらーんとしています(汗)なお、入場は無料です まず目に飛び込んでくるのは、東の方向。目の前に左右(南北)に横切るのはJR盛岡駅の新幹線で、その先、ビジネスホテルや飲食店が立ち並ぶ駅前地区です。官庁街はもっと奥(東)になります。 盛岡駅の在来線を俯瞰。旅客列車は普通・快速ばかりになっているので、5面10線(IGR含む)はオーバースペック気味。荷物輸送の名残のエレベーターも残されていますが、使用されているのでしょうか?写っている跨線橋も、昔は「はつかり」「たざわ」からの乗り継ぎ客が新幹線の自由席を目指して争奪戦「盛岡ダッシュ」を繰り広げた跨線橋ですが、現在は別の跨線橋が使われ、これも使われていません。画像にはホームは4面しか写っていませんが、残る1面2線はIGRいわて銀河鉄道用の行き止まり式で、青森方の新幹線高架下にあります。 南の方向を見ると、東京を目指す新幹線の高架が緩い弧を描いて、遠くに消えてゆきます。駅構内の広々とした区域はJR貨物の盛岡機関区跡で、ほとんど遊休地となっています。今いる「マリオス」ビルも国鉄盛岡工場跡に建っていて、昔は駅・車両基地・車両工場が揃う一大拠点でした。 展望室は東向きですが、南北の端では西の方も眺めることができます。目の前の森は雫石川の河川敷で、その先は発展著しい「本宮地区」となります。十数年前までは田んぼと僅かな路村しかなかったはずですが、幹線道路が次々と出来、今や一大ニュータウンとなっております。 本宮地区望遠。三角屋根は盛岡市子ども科学館で、隣接地には盛岡市遺跡の学び館、道路を挟んで北側には岩手県立美術館、さらにはスポーツのほかライブイベントも開かれる盛岡タカヤアリーナ(盛岡市アイスアリーナ)。※美術館とタカヤアリーナは写っていません左奥には、イオンモール盛岡南。さらに奥の山々は奥羽山脈…ではなく、盛岡盆地と雫石盆地とを隔てる山々です。 変わって、北側を見てみましょう。南部富士こと岩手山が秀麗な姿を見せておりますが、夕方になり霞んできました。高架線はもちろん東北新幹線。この先はご存知の通り「新函館北斗」(渡島大野)まで線路が続いていますが、「整備新幹線」のため最高速度は260km/h。昨今の報道では、設備を改良し、盛岡~新青森間も320km/h運転で東京~函館間を10分以上短縮する=3時間台運転を検討…という情報がありました。青函トンネル内での貨物すれ違い問題を解決するよりもよほど手っ取り早い。新幹線から右に分岐している細い高架橋は、田沢湖線(秋田新幹線)です。新幹線本線の高架から分岐して、いったん水平になった部分に盛岡駅地平ホームからの線路との合流があり、その先は新幹線の電車と在来線の電車とが同じ線路を走ります。 「はやぶさ」同士のすれ違いシーンが展開。 気づかないうちに「こまち」が新幹線の高架に上がってきました。先ほどすれ違いを見せてくれた上り「はやぶさ」と連結です。この上り「こまち」は、先ほどのすれ違いを見せてくれた下り「はやぶさ」から切り離された下り「こまち」を大釜駅で待っていたものです。 上り「はやぶさ・こまち」が走り去って行きました。盛岡駅ではこのような場面が1日に何度も見られます。 すぐ、下り「やまびこ」か「はやて」が来ました。これは盛岡終着と思われます。車両は白い車体のE2系。主役の座をすっかりE5系に奪われ、盛岡でE2系を見られるのはあと何年でしょうか?
2019年01月15日
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標高1100m、秋田・岩手県境に湧く須川温泉では、こんな光景が見られますちなみに、須川温泉への道路は、今年は4月27日に開通しました!(当面の間、夕方~朝は通行止めですので注意)ぶらぶら日:2018年4月29日栗駒山・須川温泉 2018-04-29_19 posted by (C)Traveler Kazu 県境を挟んで2軒ある温泉旅館のうち、岩手県側「須川高原温泉」の脇は、栗駒山山頂へ向かう登山口となっております。その登山口では、一種変わった景色が展開しております。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_9 posted by (C)Traveler Kazu かなり水量の多い沢が流れ下ってきています。川の底の色が緑色になっていて、ちょっと様子が変ですね??栗駒山・須川温泉 2018-04-29_10 posted by (C)Traveler Kazu さらに近づくと、沢から湯気が立っていますしかも、かなりもうもうと栗駒山・須川温泉 2018-04-29_11 posted by (C)Traveler Kazu 川底は、やがてクリーム色に変わってきました。これは沈殿物ですね栗駒山・須川温泉 2018-04-29_12 posted by (C)Traveler Kazu 栗駒山・須川温泉 2018-04-29_13 posted by (C)Traveler Kazu 沢の最上流部では、おそらく熱々と思われる湯が大量に湧き出していました。ここまで来れば、もうお判りでしょう。この沢には、須川温泉の源泉が流れている沢なんです温泉の源泉自体、なかなかお目にかかれるものではありませんが、ここ須川温泉では大量の源泉水が川となって流れ下っている光景を見ることができるんです栗駒山・須川温泉 2018-04-29_14 posted by (C)Traveler Kazu 取水のためにせき止めている様子がわかります。パイプが接続されていますね。そのパイプに入らなかった分が、そのまま流されております。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_16 posted by (C)Traveler Kazu 他にも、湯量が少ない源泉があり、そちらは完全に自然に流されております。合流している様子がわかります。これは見ものです栗駒山・須川温泉 2018-04-29_15 posted by (C)Traveler Kazu 最初にご紹介した通り、ここは栗駒山の昭和湖~山頂方面への登山道で、道路開通後、さっそく登山をされた方々が下山して来ていました。登山には装備と登山届が必要ですが、須川温泉の源泉探索はほんの短距離(100mほど)ですので、届は必要ありません。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_17 posted by (C)Traveler Kazu 中央に見える残雪の下に、源泉が湧いています。これが、須川温泉源泉探索の全容です。木道が新調されていて、気軽に安全に探索できますちなみに…栗駒山・須川温泉 2018-04-29_18 posted by (C)Traveler Kazu 大露天風呂の前を流れる区間では、この温泉の流れをそのまま足湯として利用正真正銘の「源泉かけ流し」ですから、今の時期は「温め」ですけど、盛夏の頃には「熱い」です(もちろん、火傷しない程度の水温)栗駒山の須川温泉まで登ったら、初めての方は絶対に見ておきたい光景です場所は「須川高原温泉」(岩手側の温泉旅館)正面向かって右手でございます。栗駒国定公園須川高原温泉列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「一ノ関駅」より、岩手県交通の路線バス「須川温泉ゆき」に乗車し、1時間34分、終点下車。バスは「須川高原温泉」旅館の玄関前に到着します。午前と午後の各1便運行で、今年のダイヤでは、駆け足でよければ午後の便でも観光後に帰りのバスに乗車が可能です(ただし、滞在時間30分程度)。※路線バスの夜間滞泊はなくなり、午前1往復・午後1往復の運行になりました※秋田県側からの路線バスはありませんマイカーでのアクセス東北自動車道「一関IC」より、国道342号線を栗駒山方面へ走行してください。(インターは342号線に直結しております)およそ1時間で到着します。なお、途中から細い山道となるので、運転に自信のない方は路線バス利用が良いでしょう。秋田県側からお越しの場合は、「栗駒道路」が6月まで開通しないので、十文字IC~東成瀬村経由のみとなります。「栗駒道路」(仁郷大湯線)が開通すると、湯沢IC~小安峡経由で至ることができます。宮城県栗原から花山峠経由でお越しの場合も、「栗駒道路」開通まではいったん増田まで北上して東成瀬への回り道(通常8.6kmのところ、およそ80km遠回り)が必要です。須川温泉 栗駒山荘日本でも珍しい泉質の温泉。大きく取られた窓のある大浴場と、栗駒の自然を一望できる、開放的な大パノラマ露天風呂で温泉浴を満喫!(岩手側の須川高原温泉さんは現在楽天トラベルに出していません) いわての個性派スープセット20食入り価格:2800円(税込、送料無料) (2018/5/3時点)
2018年05月04日
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冬季閉鎖から開通したばかりの、栗駒山「須川温泉」に行ってきましたぶらぶら日:2018年4月29日今年はすでに、秋田県東成瀬村側・岩手県一関市側のどちらからでもクルマで須川温泉まで登ることができます(注意事項:本記事の最後に)。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_1 posted by (C)Traveler Kazu 標高1000m超えの高地は、青空がとてもきれいですこの日、気温は、下界の温度計では軒並み27~28℃を指していました。ここまで登ってくると、さすがに「暑い」とは思いませんでしたがポカポカ陽気で、1枚羽織るか羽織らないかという程度の気温でした。けれども周囲には残雪まだまだたくさんありました写っている建物は「須川温泉 栗駒山荘」。須川温泉に2軒ある湯宿のうち、秋田県側にあるリゾート宿でございます。道路の冬季閉鎖解除と同時に、2018年の宿泊営業・日帰り入浴が再開されております。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_3 posted by (C)Traveler Kazu 同じ地点から振り向いて撮影したこちらは、「須川高原温泉」。岩手県側にある湯宿で、昔からの湯治宿、あるいは、登山の宿という雰囲気が色濃く残る素朴な宿でございます。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_20 posted by (C)Traveler Kazu 岩手県側「須川高原温泉」の玄関先まで行ってみました。こちらは、立ち寄り入浴と食堂・売店は営業を始めていましたが、宿泊営業は5月3日から再開するということです。ちなみに、唯一この須川温泉に到達する路線バス(東北新幹線一ノ関駅~)は、ここに到着します。玄関ポーチにバス停ポールが立っております。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_6 posted by (C)Traveler Kazu 栗駒山・須川温泉 2018-04-29_7 posted by (C)Traveler Kazuこのように、須川温泉は県境またぎの温泉地となっております。秋田・岩手と県が違いますが両方の宿の距離も非常に近く、徒歩2~3分あれば行き来できます。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_5 posted by (C)Traveler Kazu 残雪の斜面では、スキーやソリ遊びに興じる方々が見られました。あまり距離は稼げませんが、駐車場からすぐなので気軽に残雪遊びできます。勢いあまって駐車場の方に転落しないようにご注意を栗駒山・須川温泉 2018-04-29_4 posted by (C)Traveler Kazu 昼食は、現地でお食事できるかどうか分からなかったので、下界のローソンでおにぎりセットを買って行きました。青空の下で食べるおにぎりは、格別です山の弁当はおにぎりに限りますね。栗駒山・須川温泉 2018-04-29_8 posted by (C)Traveler Kazu 岩手県側「須川高原温泉」の大露天風呂(の入口)。旅館の中には内湯と小さな露天があるそうですが、大きな露天は離れになっています。立ち寄りで露天に入浴する場合は、この小屋でお支払いを。ここで軽食の販売もされております(毎日販売しているかは不明)。この「大露天風呂」の脇には、沢が流れています。その沢が…普通の沢ではないのです。次回、そちらを探索しましょう注意事項!5/1現在、開通している道路は、岩手県一関市~県境(須川温泉)~秋田県東成瀬村(~横手市増田町)の経路のみです。湯沢市小安峡や宮城県栗原市からの経路となる「栗駒道路」はまだ開通していませんのでご注意ください。宮城・秋田県境の花山峠は開通していますが、栗駒道路が通れず、一度横手市増田まで北上する必要がありますので、宮城からのかたは一関経由をお勧めします。栗駒道路の開通は、例年5月下旬~6月上旬です。須川温泉 栗駒山荘日本でも珍しい泉質の温泉。大きく取られた窓のある大浴場と、栗駒の自然を一望できる、開放的な大パノラマ露天風呂で温泉浴を満喫!
2018年05月01日
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前々回ご紹介した「遺跡の学び館」から車で移動すること2~3分。同じ盛岡市中央公園の中にあります「岩手県立美術館」にやってきました。ぶらぶら日:2018年2月18日 11月に一度訪問して常設展示は観覧したので、今回予定には入ってなかったのですが… …ということで、急遽予定に組み入れました。遺跡の学び館に置いてあったパンフレットを見て思い出しました2012年から全国巡回していた展示会だったようで…ずいぶん初期の方で秋田県立美術館にも来ていたのね(2013年7月~8月)最終日だったようで、非常に多くの方が詰めかけていました。篠山紀信氏というと、どうしても、宮沢りえ氏を撮影し大ブームとなったヌード写真集「Santa Fe」の存在などのためか、ヌードカメラマンというイメージがありますが、ヌードではないポートレート作品の方が多く、どれもが印象に残る作品です。個人的には、大相撲の力士全員を1枚に収めた作品と、イモ洗い状態のとしまえん(?)プールを撮影した写真に目をひかれました。広範囲を撮影しているのに、被写体は動く人(お相撲さんは直立不動ですが、プールの人は当然動いている)にも関わらず、隅から隅までピントがピシーっと合っているんです。(作品についてはご自身で写真集などを探してご覧ください)THE PEOPLE by KISHIN 篠山紀信写真力 [ 篠山紀信 ] 観覧にかなり時間を費やし、また、常設展示も一部展示替えされていたので、じっくり見たら夕暮れ時になっていました。岩手県立美術館岩手県盛岡市本宮字松幅12-3公式ホームページ注:篠山紀信展「写真力」は終了しております列車・バスでのアクセス盛岡駅前10番のりばより、岩手県交通バス『盛南ループ200』下川原 先回り(左回り)に乗車し13分、「県立美術館前」下車。 御覧の通り、バスは玄関前につきます。盛岡駅西口(マリオス側)から徒歩でも、20分ほどで到達できるのではないかと思います。盛岡駅西口より県道を進み、杜の大橋(雫石川)を渡ると美術館がある「中央公園」です。美術館は、県道の進行方向右側の先にあります。盛岡駅西口~岩手県立美術館(google map)上記の経路検索では、いったん県道16号に回ることになっていますが、実際には中央公園の園内路を通行できます盛岡市産業まつり
2018年03月18日
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盛岡市にある、埋蔵文化財の保存・公開施設です。 盛岡市および周辺で発掘された出土品の保存、修復と展示を行う公開施設で、だれでも見学できます。盛岡駅の南西方向、雫石川を渡った先の「本宮」とよばれる地区にあります。都市公園として整備されている「中央公園」の一角にあり、園内には「遺跡の学び館」のほか「子ども科学館」「先人記念館」「岩手県立美術館」があります。 館内中央には、遺跡の発掘現場を再現したコーナーがあり、体験型の展示となっていて、中に入って土器片(模造品)をパズルのように組み合わせたり、クイズに挑戦したりすることができます。その奥には、盛岡周辺や岩手県内で出土した土器の展示と解説があります。同じ「縄文土器」でも、地域によって結構な違いがあるとのこと。 お子様でもチャレンジできますねまた、大人(専門領域)の方向けには、保管展示室(収蔵庫)がガラス張りになって見ることができ、受付に申請すると職員同伴で中に入れるそうです。こちら、盛岡駅からあまり遠くない場所にありますので、歴史・考古好きの方は盛岡市観光のひとつに組み入れてはいかがでしょうか盛岡市教育委員会 遺跡の学び館盛岡市本宮字荒屋13-1開館時間などは公式ホームページをご覧ください→盛岡市「遺跡の学び館」位置を地図で確認したい方はこちら→google map(「遺跡の学び館」中心)列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「盛岡駅」西口より、徒歩20分(公式情報では…そんなにかかるかな)。西口(2階です)を出て右に見える道路を駅とは反対方向に進む。「杜の大橋」を渡り切ってすぐ左折して堤防上の道路を少し進み、右折。正面に見えます(左手に見えるのは「科学館」)盛岡駅前10番のりばより、岩手県交通の路線バス「盛南ループ200左回り(下河原先回り)」に乗車し11分「総合アリーナ前」下車。前方へ徒歩7分ほど。※雪のない季節はバス停2つ先の「県立美術館前」で降りて園内を散策しながら来館するのも良いですね※同じバス会社の循環バスでも、「でんでんむし」ではありませんのでご注意の程マイカーでのアクセス東北自動車道 盛岡ICよりおよそ15分。ICを出て盛岡市街方向へ進み、イオンモール前の「西バイパス北口」交差点を右折(そのまま46号線)。3つ目の信号「深持」を左折し、しばらく進む。5つ目の信号(4つ目が「←盛岡駅西口」ですのでその次)を左折するのが入り口です。「遺跡の学び館」に最も近いホテル!「杜の大橋」北袂の至近にもうすぐオープン当記事ぶらぶら日には、建物はもうできてましたユニゾインエクスプレス盛岡(2018年4月10日オープン)
2018年03月16日
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盛岡の街から国道455号線を登ってくると、2つの湖に遭遇します。ひとつは、外山ダム(そとやまダム)。前回ご紹介した「薮川そば」の店や盛岡市の出張所、郵便局がある外山集落よりも盛岡市街地側にあり、戦中、発電用に建設されたダムだそうです。もうひとつが、岩洞ダム。外山集落よりも車で数分、岩泉町寄りに進んだあたりにあり、こちらは、灌漑用として1960年に竣工したロックフィルダムです。発電用にも使われているそうです。どちらも、周囲はレクリエーション用に整備されていますが、その規模もダム・ダム湖の規模も、岩洞ダムの方が大きいです。「薮川そば」を食したその足で、岩洞湖まで行ってみました。※ダムサイトへは行っていません岩洞湖 08 posted by (C)Traveler Kazu ダム湖ですので、この島は取り残された陸地となりますが…。岩洞ダムは、盛岡市街地側に背を向け、東の三陸方面に向かってダムサイトが建設されています。ですから、てっきり三陸の小本の方へ流れてゆくのかと思いきや、少し下流でグイ~っとU字型に流路を変えまして、北側の尾根筋を越した向こうを西流して、盛岡市の北隣の岩手町(駅で説明するとIGR線の岩手川口駅付近)で北上川に合流しているのです。地図をよく追わないと理解しづらいですが、よく考えると、岩泉や小本までの間には、最難関の早坂峠(早坂高原)があります。岩洞湖 03 posted by (C)Traveler Kazu 湖畔は東屋などが整備され、対岸には家族旅行村があり、キャンプ場やテニスコートなどがあるそうです。また、冬季は、東北有数の寒冷地にあるダム湖という利で氷上わかさぎ釣りのメッカになります。パンフレットによると、最盛期には60cmもの厚さの氷が張り、わかさぎ釣りのテントが林立するそうです。ここ岩洞湖の氷上わかさぎ釣りは、釣り券(遊漁証)を買うと釣りが認められます。用具のレンタルもあるようなので、試してみては??これは販売品です(レンタルではありません)PROX ワカサギスタートセットST (px931)|わかさぎ ワカサギ 竿 ロッド 穂先 山中湖 ド-ム 入鹿池 桧原湖 野尻湖 岩洞湖 川 河 渓流 湖 池 淡水 魚 フィッシング 釣り 釣具 つりぐ 道具 用品 遠里 初心者 入門価格:3996円(税込、送料別) (2018/1/18時点) 釣り用具ショップの商品名にも「岩洞湖」と入っているあたり、タダものではない聖地みたいですね岩洞湖 04 posted by (C)Traveler Kazu 12月の中頃でしたが、晴れ渡って、雪は輝いていました午後でしたが、雪はサラサラ。さすがは厳寒地です。藪川にアメダスがあります。寒い日に見てみて→気象庁 アメダス「薮川」ここ岩洞湖の国道455号線沿いには、広い駐車場とレストハウスや産直販売所があります。岩洞湖 01 posted by (C)Traveler Kazu 岩洞湖レストハウスこの日はあいにく休業でした。玄関先に、何やらありますね岩洞湖 02 posted by (C)Traveler Kazu う~ん良いのですかねこれ。さて、レストハウスは休館でしたが、お隣(国道側)の施設は開いていました。岩洞湖 06 posted by (C)Traveler Kazu 岩洞活性化センターという、いかにも役所な名称の施設。ところが、この中に入っているお店の名称は地場産品を食べられるお店 ばっちゃん亭地元のおばあちゃんがやっている店ということで入ってみますと、御年輩の御婦人方が切り盛りされているようでした。店内はすこぶる清潔感あり、食事のほか、地元産品(いわゆる地場産)の即売もしていました。岩洞湖 05 posted by (C)Traveler Kazu そのほか、大々的に整備されただけあって、開いてはいなかったもう一つの建物も立派。(こちらが「活性化センター」なのかな?)夏には大いに賑わうのでしょう。岩洞湖 07 posted by (C)Traveler Kazu 駐車場内には、JRバス早坂高原線のバス停もあります。盛岡駅から49分です。Wikipedia「早坂高原線」の項目には、盛岡駅2階連絡通路にあるJRバスきっぷうりばで買ったきっぷなら、ここで途中下車ができると記載されていますが、JRバス東北のホームページにはそのような記載が見当たりません。真相はいかに…。でも、もしここで途中下車したら、次のバスまで2時間や3時間…。ちょっと長いかなあ??岩洞湖(レストハウス等)岩手県盛岡市薮川字外山・営業施設は営業時間や休業日が決まっていますが、その他の部分は終日開放列車・バスでのアクセスJR盛岡駅前(東口)より、JRバス早坂高原線(龍泉洞ゆき)に乗車し、49分。「岩洞湖」下車。この路線は1日4往復ですので、よく計画してお出かけください。JRバス東北ホームページ、バスNAVITIMEなどのバス時刻検索対応サイトで確認できます。(「JR時刻表」など冊子の時刻表にも掲載されていますが、岩洞湖の時刻は掲載されていません)なお、きっぷは盛岡駅内のバス窓口で購入するか、他のワンマンバス同様下車時に精算です。「JAPAN RAIL PASS」は利用できますが、そのほかのJR線のフリーきっぷやIC乗車券は使用できません。マイカーでのアクセス国道4号線盛岡バイパス「北山トンネル南口」交差点より、国道455号線を乾燥路面時で35~45分ほど。詳しい経路は前回の記事(薮川そば)をご覧ください。
2018年01月19日
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前回、前々回と眺望をご紹介しました啄木望郷の丘(盛岡市)そのものについてご紹介しましょう。最後にアクセス情報記載しております 啄木望郷の丘は、詩人石川啄木とその夫人節子を悼んで、故郷の山河を望むここ岩山の地に、昭和57年に設置されたということです。 散策路が整備され、春から秋には、草花愛でながら啄木の詩の世界に浸ることができるでしょう。ここには、茶屋とレストハウスがあります。 この「岩山レストハウス」の屋上が、前回・前々回とご紹介した展望台になっています。御覧の通り、展望台にはいつでも上がることができます。 この日レストハウスは休業していましたが、営業日には眼下に広がる盛岡の街を眺めながらのお食事が楽しめるようですねレストハウス店内越しに、街並みが見えました レストハウスの隣には啄木茶屋という小さな茶屋があり、こちらはこの日も店を開けておられました。背景の秀麗な山はもちろん岩手山です。ちょっとブリッジ。 駐車場にあった工事用のバリケードは、岩手県のマスコットキャラクター「わんこきょうだい」デザイン。岩手では、自動販売機から列車の車体までいろんなところで出会えます。さて、ここまで「盛岡市の岩山」にある「啄木望郷の丘」の展望台をご紹介してきましたが、ここ岩山の存在をガイドブック等でご存知の方は、「イメージと違う」と思われたかもしれません。ネット媒体やガイドブックで紹介される岩山展望台は、おそらくこちらのことレストハウス展望台より200mほど先にあります。 こちらがガイドに載る岩山展望台。正式な名称は鹿島精一記念展望台というそうで、盛岡市出身の実業家で鹿島建設の初代社長鹿島精一の功績を記念して、1962年に鹿島建設がつくり、盛岡市に寄贈された展望台だそうです。ちなみに、google mapには正式名称で記載されています。こちらにも登ってみようかと思いましたが、あいにくこの時は老朽化に伴う補修工事中でした。施工はもちろん鹿島建設。現在は工事が終わり、公開されているようです。こんど、また行ってみましょう。夜景100選盛岡市 岩山公園・岩山展望台岩手県盛岡市新庄岩山地図はこちら(google map)列車・バスでのアクセス夏季のバス会社指定日だけは岩山展望台前まで路線バスが通じていますが、ほかの日は麓の団地までとなります。【夏季の指定日】盛岡駅前より岩手県交通バス【406】岩山定期観光線に乗車し、27分。「岩山パークランド」下車。徒歩10分くらいかな?【その他の日】盛岡駅前より岩手県交通バス【405】新庄線(つつじが丘団地ゆき)に乗車し、18分。「新庄浄水場」下車。徒歩20~30分少々かかるようです。マイカーでのアクセス国道4号線盛岡バイパスに「岩山入口」という交差点がありますので、そこを入る。道なりに進んでいただきますと、着きます。要所に看板があるので迷わないと思います。ただし、住宅地が終わるとロードヒーティングがありませんでしたので、冬は四輪駆動車で行かれることをおすすめします。訪問した日は除雪もされておらず、私のFF車ではかなり厳しかったです。鹿島精一記念展望台の部分は、「岩手日報」ウェブ版記事を参考にしました。アクセス情報の部分は、岩手県交通のサイトを参考にしました。岩手県産きゅうり使用!パリッとした食感がたまらない! しわきゅうり価格:430円(税込、送料別) (2018/1/12時点) 盛岡せんべい店の厚焼きピーナッツ ※写真左側が厚焼きピーナッツです。価格:378円(税込、送料別) (2018/1/12時点) はちみつたっぷり♪いわて木挽きバウム価格:822円(税込、送料別) (2018/1/12時点) 東北ランキング
2018年01月12日
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盛岡「岩山展望台」から盛岡の市街を一望したぞ!…の2回目です。前回は遠望編でしたが、今回は、望遠(といっても200mmですが)で、遠くのスキー場と眼下の街並みをとらえてみましたまずは、スキー場盛岡・岩山 啄木望郷の丘 09 posted by (C)Traveler Kazu この細く広範囲に広がるコース取り、スキーヤーの方なら西武系のスキー場とピンと来るかもしれないですね。岩山から西北西におよそ25km、雫石スキー場です現在、東北地方で唯一、西武グループ(デパートではなく鉄道の方)が運営を続けているスキー場です。1993年には世界アルペンが開催されました。ゴンドラが2本ありましたが現在は使われておらず、リフト数本とロープウェイ(※)1本、ホテルとレストランが営業しております。向かって右側の独立コース「レディースダウンヒル」には使用されていないゴンドラでしか登ることができず、現在はイベントのみで使用されています。※西武グループでは「ロープウェー」と称するホテルはもちろん「プリンスホテル」で、「私をスキーに連れてって」の世界そのものです。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 10 posted by (C)Traveler Kazu 目線をちょっと北に向け、北西の方向、方角的に見づらいですが、こちらは岩手山にある網張スキー場(奥)と、岩手高原スノーパーク(手前)です。岩手高原スノーパーク(旧・岩手高原スキー場)は、最初は地産トーカンが開発し「イーストバレー」と「ウエストバレー」の2つのスキー場がありましたが、老朽化したシングルリフトのみだった「ウエストバレー」はかなり以前に閉鎖となり、その後経営会社も変わって、現在は旧「イーストバレー」のみ営業しています。こちらもバブル期特有の細長いコース取りですが、雫石と違って直線的な中斜面がメインです。こちらはゴンドラが稼働しています。網張スキー場は、「国民休暇村」とセットで開発されたスキー場で、ゲレンデベースも標高が高く、良質の雪を遅くまで楽しめます。コースは広めでシンプル、休暇村らしいコース取りです。ロープウェイやゴンドラは当初からなく、現在も「休暇村協会」が経営しています。トーカン岩手山温泉玄武風柳亭 雫石プリンスホテル 休暇村 岩手網張温泉 「トーカン岩手山温泉 玄武風流亭」のみ、スキー場まで車での移動が必要です。さて、眺めを盛岡市街に戻しましょう。望遠レンズで眼下の街並みを覗いてみます。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 11 posted by (C)Traveler Kazu 国道4号線盛岡バイパス。市街地の東側、山地の沿うように通っています。もとは市の中心部を通っていましたが、城下町特有の複雑な道筋を解消するため、遠回りですが山沿いに通されました。現在、バイパス沿いも市街地になっていますが、大型店はあまり建っていません。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 12 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡市の中心部「菜園」「大通」のあたりです。この辺は「川徳デパート」をはじめ商業ビルが立ち並び、賑やかです。盛岡には中心部から車で5分ほどのイオンモールが2つもあるのですが、中心部は全く負けていません。ひときわ高いビルは、盛岡駅の西口に建つ「マリオス」です。あそこにも展望台があり、トレインビュースポットです。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 14 posted by (C)Traveler Kazu 青いシートにくるまれた、エンパイヤステートビルみたいなビル位置的みると、定番の「DoCoMoビル」ではないようですが、さて何のビル展望編はここまでです。次回は、この展望を楽しんだ場所そのものについてご紹介しますアクセス情報も次回記載甘口のやさしい飲み口!くずまきワイン ゆい720ml価格:1404円(税込、送料別) (2018/1/10時点) あえこおばちゃんの「布ぞうり」22センチ〜25センチ 履き心地抜群です!!価格:2700円(税込、送料別) (2018/1/10時点) ぴょんぴょん舎お・も・て・な・しセット価格:3672円(税込、送料別) (2018/1/10時点) 東北ランキング 写真日記ランキング
2018年01月10日
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最近、岩手県の名所案内ブログのようになっていますが、またまた盛岡を訪れる機会がありましたのでご紹介します盛岡市の市街地のすぐ東、「岩山」という丘陵地があります。盛岡市動物公園(動物園)・岩山パークランド(遊園地)があるので、岩手県にお住いの方にはおなじみのスポットかと思います。地形図を読むと、山頂に三角点があり、そこの標高は340.2m(麓の国道4号線付近からの比高はおよそ200m)。展望台が2つあります。そのうちのひとつを、今回ご紹介します。目印は「啄木望郷の丘」ですが、それについては後日ご紹介するとして、まずは眺めていきましょう。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 01 posted by (C)Traveler Kazu 岩山レストハウス屋上レストハウスは閉まっていましたが屋上は開放されておりまして、盛岡市街地が一望の下基本的に盛岡市街を眺められる、西向きの展望台になっております。では、概観的に景色を眺めていきましょう。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 08 posted by (C)Traveler Kazu まず、北~北東の方向。尖がった山が見えますが、手元のスマホで簡易的に山座同定をしてみますと、「姫神山」という、標高1100mオーバーの山のようです。この方向は、ずっと山林が続いているようですね。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 02 posted by (C)Traveler Kazu 北西の方向を眺めると、南部片富士こと岩手山の雄姿。半分だけ富士山のように見えるので「片富士」なんです。ほかの「○○富士」と違って独立峰ではなく、八幡平や秋田駒ケ岳といった奥羽山脈の山々と稜線がつながっています。画像中央の森は「愛宕山記念公園」というそうです。その右側(東側)、幅広の谷に住宅が密集しているあたりが、山田線の山岸あたりと思われます。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 03 posted by (C)Traveler Kazu ちょっぴりカメラを動かして、西北西の方向。左手のビル密集地域が「内丸」とか「菜園」「大通り」といった中心地区で、県庁・市役所、デパートなどが立ち並んでいます。画像中央にもビルの密集地がありますが、さてどこ?と思ってgoogle earthを見てみたら、山田線の上盛岡のあたりのようです。ビルは病院やマンションのもよう。盛岡・岩山 啄木望郷の丘 04 posted by (C)Traveler Kazu さらにカメラをパンして、西の方向。ビル密集地の向こう側の端が盛岡駅ですが、盛岡駅の向こう側(西口側)はまだ開発が進んでいないように見えますね。実際、盛岡駅の西口近くを流れる雫石川を越えると、まだ水田が広がっています。画像拡大していただきますとうっすらみえますが、中央左手に大規模コンサートが開かれる「盛岡タカヤアリーナ」(盛岡市アイスアリーナ)があります。さらにその奥、立ちはだかる壁が、奥羽山脈。その向こうは秋田県=日本海側です。国道46号盛岡西バイパスが全通し、ロードサイド店の出店著しい盛岡駅南西側の「本宮」地区は、この画像の左~左の画像外となっております。さて、今回は画像が多いので記事を3分割にしたいと思います。次回は、展望編その2【望遠編】をお届け。盛岡の街がまるで模型のよう???以下、次回!ホテル ルイズ ホテル東日本盛岡 盛岡グランドホテル ちなみに、楽天プレミアムホテル指定の「盛岡グランドホテル」は、今日ご紹介した画像の中に写っています。さて、どこでしょうヒント…住所は「盛岡市愛宕下」
2018年01月09日
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前回ご紹介した「南部ビストロうんめのす」さんや、ちょっと前にご紹介した「白龍フェザン店」さんがあるJR盛岡駅1階の「フェザンおでんせ館」。その入口にあるコインロッカーが、一風変わっていて、目を引くものなのです。それが、こちら こづかいが 欲しい子供は うそまげる。小遣いが欲しい子供は、嘘をつく。いっぱいの扉に、岩手の名物と方言川柳が紹介された、面白いロッカーがありました。同じ東北といっても、方言には違いがあるもので、でもしかしなんとなくニュアンスは解ります。※津軽弁は、解りません亜麻色の 紙のかまりが よみがえる。…これはちょっと難解ですねえ。亜麻色の髪の匂いが蘇る。さらに続きがありまして 夢でだけ ムカツク上司 けったぐる。これ考えた人は、上司の方との折り合いがよろしくないようで…夢でだけ ムカツク上司 蹴りつける。また、こちら側には「岩手の迷信」も紹介。民話の里には迷信も多いかな?藤の木を三年間燃やしてあたると美人になる。美人どころかススだらけになりますね多彩な岩手弁川柳や迷信が紹介された面白いロッカーです。現在の岩手県は旧南部藩域と旧伊達藩域がありますので、両者で方言に違いがあるもの。ちなみに「けったぐる」をググると、仙台弁として紹介しているサイトがまず引っ掛かります。まあ、「○○たぐる」の利用エリア(?)は広範囲ですね。秋田県でも「○○しまくる」という、同じようなニュアンスに使います。このロッカーの場所は… 盛岡駅の1階、「フェザン本館」と「おでんせ館」の間、IGRいわて銀河鉄道改札の並びにあるNewDaysの向かいにあります(JRの改札は2階です)。デザインは凝っていますが、機能的には普通のキー式コインロッカーです。岩手旅行の思い出のひとつに、このロッカーのご利用はいかが※支払いにSuicaも使えますが、一般的なSuicaロッカーとは使用方法が違うようです八幡平マウンテンホテル(旧八幡平リゾートホテル) モルデンの湯 ラビスタ安比高原 松川温泉 峡雲荘
2017年11月27日
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盛岡の「志波城」という古代城柵(復元)を見に行きました!…の続きです。前回の記事はこちら志波城古代公園 17 posted by (C)Traveler Kazu 「しわ」城ですが、紫波郡紫波町にあるのでもなく、紫波郡にあるのでもなく、盛岡市にあります。この件については案内所に説明があり、それによると、この時代には現在の盛岡市南部から紫波郡にかけての広い範囲が「志波村」「志波郡」と呼ばれていたのではないかということです。写っている門は外郭南門で、復元された古代の門としては平城京朱雀門に次ぐ規模だそうです志波城古代公園 14 posted by (C)Traveler Kazu 外郭南門と政庁南門との間をつなぐ南大路を歩くと、右手には官衙建物が復元されています。内部に展示物があるのですが、案内所のスタッフを呼ばなければ入られないということでしたので、今回はパスしました。見学したい方は、先に案内所で申し出るとよいでしょう。政庁南門は内門であるので、簡素な作りです。志波城古代公園 15 posted by (C)Traveler Kazu 政庁の跡です。かなり広く、サッカーのピッチ何面分かとれる広さがあるそうです。ここと比べますと、秋田城は小ぶりだなあ。岩手山がイイ感じに見えますね志波城古代公園 16 posted by (C)Traveler Kazu 政庁南門から、外郭南門を望む。南大路の跡は整備されましたが、その左右は現在も田畑として利用中です。志波城古代公園 03 posted by (C)Traveler Kazu さて、案内所まで戻ってきました駐車場はここにあり、バス停もここにありますので、到着したらまずこの案内所でパンフレットを貰いましょう。そんなに広くはありませんが、展示もあります。先に展示を見るか、先に史跡を見るか…考古好きの方の中には、この辺のこだわりがある方もいらっしゃるかと思います。志波城古代公園 02 posted by (C)Traveler Kazu ロビーの床には、縮小図が貼られております。広さを再実感。前回、四方のうち北辺は川に削られたと紹介しましたが、北(上)の方は、確かに河道跡(川が流れ、岸が削れた跡)であることが一目瞭然です。志波城古代公園 18 posted by (C)Traveler Kazu 志和城の歴史や発見のいきさつ、出土品の展示があります。入館は無料ですから、志和城古代公園へ行ったら案内所を見ない手はありません盛岡市の南西で最近急速に開発が進んだ「本宮」地区の先にあります。イオン盛岡南から車で5分少々ですので、歴史・考古に興味がある方は足を運んでみてください。史跡散策の後のお泊りは…お車なら右左折なしの1本道で到着するつなぎ温泉(繋温泉)がオススメつなぎ温泉 四季亭 繋温泉 ホテル紫苑 繋温泉 愛真館 史跡公園の駐車場から、市街地とは逆の右方向へ出て頂いて、市道~県道16号~県道172号経由(交差点はすべて直進)で、およそ15分で到着ダム湖「御所湖」の湖畔に、大型の旅館が並ぶ、岩手県屈指の温泉地でございます(温泉へのバスは、史跡公園の近くは通りませんので、列車でお越しの方は一度盛岡駅へ戻って、岩手県交通【106】繋温泉ゆき・鶯宿温泉ゆき・ほっとゆだ駅ゆきのバスにお乗り換え)・朝ドラ「どんど晴れ」のロケが行われた「愛真館」にお泊りしました!(2015年1月UP)・湯治・ビジネス向け「ホテル三春」に1泊朝食でお泊りしました!(2010年5月UP)・御所湖を見下ろす「ホテル大観」に1泊朝食でお泊りしました!(2015年5月UP)※愛真館さん紹介記事・ホテル大観さん紹介記事の中で、温泉の画像(楽天トラベル)へのリンクが切れています。近日中に貼りなおします。ちなみに…つなぎ温泉より更に先にある、歴史のある温泉鶯宿温泉へも1本道ですつなぎ温泉を越してなお直進。交差点はやはりすべて直進で。(バスの方は盛岡駅より岩手県交通鶯宿温泉ゆきバスで)鶯宿温泉 ホテル加賀助 鶯宿温泉 長栄館 鶯宿温泉 ホテル森の風 鶯宿 こちらは、「森の風」さんは東北屈指の大リゾートホテルですが、他のお宿は山間に佇むお宿です。国指定史跡志波城古代公園岩手県盛岡市上鹿妻五兵衛新田14-37-2・園内は入退園自由・ガイダンス施設は入館無料/開館時間は9時~17時・年末年始休館列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「盛岡駅」下車。盛岡駅前(東口)13番より、岩手県交通の路線バス【502】志波城古代公園前ゆきに乗車し、31分。終点「志波城古代公園前」下車。バスは案内所の玄関前に着きます。志波城古代公園 19 posted by (C)Traveler Kazu 直通のバスは1日4往復しかないので、時間が合わない場合は同じく13番より【501・503・504】矢巾営業所ゆきに乗車し、30分。「飯岡十文字」下車。徒歩10分かからないと思われます。矢巾営業所ゆきは、全く別経路の路線もあるので、系統番号をよく確認して下さい。マイカーでのアクセス東北自動車道の盛岡南ICより15分程度南IC出口は秋田・雫石方面へ(盛岡方面ではありません)。県道36号は右車線を走行し次の信号(大きな丁字路)を秋田方面へ右折し県道13号線を走行。高速を潜り抜けてから2つ目の交差点を御所湖方向へ左折。その先「飯岡十文字」を秋田・御所湖方向へ左折すると右手に見えてきます。東北自動車道の盛岡ICから15分程度盛岡IC出口は盛岡市内方向へ。イオンのところの十字路を北上・花巻方向へ右折して46号盛岡西バイパスを走行。4つ目の信号「林崎」を花巻温泉郷・流通センター方向へ右折(古代公園への案内看板付設)、その先「飯岡十文字」を秋田・御所湖方向へ右折すると右手に見えてきます。
2017年11月24日
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東北自動車道の盛岡南IC~盛岡ICの間の東側に広がる古代城柵の跡です。東北自動車道の建設工事の時に遺構の現物が初めて発見され、長い月日が経って現在は遺跡公園に。志波城古代公園 04 posted by (C)Traveler Kazu 志波城古代公園「志波城」とは、803年に造営され、陸奥国に十数か所造営された城柵の中で最も北に作られた古代城柵です。一般的に古代城柵とは、戦うことを念頭に作られた戦国時代~江戸時代の「城郭」よりも「役所」の性格が強い施設であったと考えられています。徐々に発掘調査と公園整備が行われ、近年、ガイダンス施設が完成しました。志波城古代公園 06 posted by (C)Traveler Kazu まず目に飛び込んでくるのは、「外郭南門」と長い長い「築地塀」です。外郭南門は桁行(幅)15m、高さ11mもあり、復元された古代の門としては、平城京朱雀門に次ぐ規模だそうです。志波城古代公園 07 posted by (C)Traveler Kazu 築地塀は調査では1辺840mあったとみられるそうで、現在、全長252m・高さ4.5mで復元されているこれは、復元例としては全国最長規模だそうです。この築地塀は当然、城柵の四方を囲っていた…とは、現地で配布のパンフレットの図には記載なく、北辺に築地塀の表記がありません。代わりに、雫石川の旧河道や小河川跡が表記されています。Wikipediaの記載によると、水害のため北辺部分を失ったみられるということで、それを契機に徳丹城(現在の紫波郡矢巾町国道4号沿いにある古代城柵跡)に移ったとみられるということです。手前の溝は「外大溝」。一辺が928mあるそうです。志波城古代公園 08 posted by (C)Traveler Kazu 築地塀が復元されていない部分も生垣で再現され、その規模に圧倒志波城古代公園 09 posted by (C)Traveler Kazu 外郭南門から東の方向を見ると、築地塀の出土跡を示す生垣は、東北自動車道の向こうまで続いています(トラックの位置が高速道路)では、外郭南門を通って中へ入りましょう。志波城古代公園 11 posted by (C)Traveler Kazu 入るとすぐ左手に、竪穴式住居跡が復元されています。施錠され、中を見ることはできませんが、藁をかぶせていない状態の展示もあり、内部の様子を知ることができます。現地の説明板によると、柱の跡は見つかっておらず、派遣兵士が使った簡素な家屋であっただろうということです。今でいう軍事キャンプですね。次が、この古代公園の特徴的景観志波城古代公園 12 posted by (C)Traveler Kazu 復元城柵内で耕作が行われていますもちろん、古代から連綿と続いて…というわけではなく、遺跡が見つかる前に田畑を作って、その後高速の建設工事によって遺跡が出てきたという段取りでしょう。古代ロマン×日本の原風景「稲架」という、珍しい景色を見れました。また、公園内を生活道路が通っており、通学の高校生が自転車で颯爽と駆け抜けていきました。志波城古代公園 10 posted by (C)Traveler Kazu 外郭南門の前に戻って…奥に伸びる広い「南大路」。ここを進んでゆくと…志波城古代公園 13 posted by (C)Traveler Kazu 「政庁南門」です。これより先が、行政の中枢であったものです。さて、長くなったんので2回に分けたいと思います。次回はこの先「政庁」の中と、正面に戻ってガイダンス施設をご紹介します。参考資料:現地で配布されているリーフレットとWikipedia「志波城」国指定史跡志波城古代公園岩手県盛岡市上鹿妻五兵衛新田14-37-2・園内は入退園自由・ガイダンス施設は入館無料/開館時間は9時~17時・年末年始休館列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「盛岡駅」下車。盛岡駅前(東口)13番より、岩手県交通の路線バス【502】志波城古代公園前ゆきに乗車し、31分。終点「志波城古代公園前」下車。バスはガイダンス施設の玄関前に着きます。直通のバスは1日4往復しかないので、時間が合わない場合は同じく13番より【501・503・504】矢巾営業所ゆきに乗車し、30分。「飯岡十文字」下車。徒歩10分かからないと思われます。矢巾営業所ゆきは、全く別経路の路線もあるので、系統番号をよく確認して下さい。いずれの路線も、盛岡駅から県庁市役所前・盛岡バスセンター(ななっく)・本宮地区経由で運行されていますので、岩手公園(盛岡城跡)や原敬記念館、岩手県立美術館などと組み合わせ観光が可能です・岩手公園・桜山神社…県庁市役所前または盛岡バスセンター・旧岩手銀行本店本館(赤レンガ)…盛岡バスセンター・原敬記念館…原敬記念館前・イオンモール盛岡南・盛岡TSUTAYA…原敬記念館前・岩手県立美術館…盛岡市立病院入口マイカーでのアクセス東北自動車道の盛岡南ICより15分程度南IC出口は秋田・雫石方面へ(盛岡方面ではありません)。県道36号は右車線を走行し次の信号(大きな丁字路)を秋田方面へ右折し県道13号線を走行。高速を潜り抜けてから2つ目の交差点を御所湖方向へ左折。その先「飯岡十文字」を秋田・御所湖方向へ左折すると右手に見えてきます。東北自動車道の盛岡ICから15分程度盛岡IC出口は盛岡市内方向へ。イオンのところの十字路を北上・花巻方向へ右折して46号盛岡西バイパスを走行。4つ目の信号「林崎」を花巻温泉郷・流通センター方向へ右折(古代公園への案内看板付設)、その先「飯岡十文字」を秋田・御所湖方向へ右折すると右手に見えてきます。花巻南温泉峡県道13号線(流通センター)をとことん南下していただきますと、1回右折するだけで到着鉛温泉 藤三旅館 松倉温泉 悠の湯 風の季 山の神温泉 優香苑 ただし、50分ほどかかります。お急ぎの方は盛岡南~花巻南間高速利用で。列車の方は、盛岡~花巻間JR東北本線利用で。※新幹線は遠回りとなります
2017年11月20日
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紅葉真っ盛りの中、盛岡きってのパワースポットに、今年もお参りしてきました。ぶらぶら日:2017年10月27日画像が表示されない場合は、リロードしたり空白部分をクリックまたはタップしてみて下さい盛岡八幡宮 03 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡八幡宮盛岡市街地の東方にあり、延宝8年(1680)、第29代南部重信公により建立された神社です。学問、商工業、農業をはじめ、人々の暮らしの根源の神様であります。旧県社、神社本庁における現在の扱いは別表神社で、主祭神は誉田別命であります。現在も、厚い信仰を集めるほか、ブライダルや七五三の御祈祷でも非常に人気高い神社です。流鏑馬が例祭になっているほか、毎年6月に行われる農耕行事「チャグチャグ馬コ」行進のゴール地点でもあります。盛岡八幡宮 02 posted by (C)Traveler Kazu 大きな狛犬が、盛岡八幡宮のシンボルのひとつ。まるで琉球のシーサーのように睨みを利かせているので、邪気など付け入る隙間もないでしょう。盛岡八幡宮 01 posted by (C)Traveler Kazu 10月下旬の岩手では、市街地が紅葉の最盛期でした。この頃岩手で紅葉を見るなら、ここ八幡宮や岩手公園(盛岡城)などが良いですね。盛岡八幡宮 04 posted by (C)Traveler Kazu 商店街から長く続く参道が、商工業の信仰の厚さを物語っています。社殿からこの先「ホットライン肴町」、そして中津川までおよそ1km、直線となっています。盛岡八幡宮 05 posted by (C)Traveler Kazu 秋の陽は、影を長く落としますね。まだ3時前頃です。盛岡八幡宮 07 posted by (C)Traveler Kazu 大木の下には無数の「ひょうたん」がぶら下がっています。これは御札授与所で1500円を納めると渡されるもので、願いを込めて息を吹き込んで吊るすと願いが叶うというおまじないです。ちなみに、知り合いに願いが叶ったという人がいます!願い事の内容は控えます…(笑)盛岡八幡宮 08 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡八幡宮 10 posted by (C)Traveler Kazu 境内がつながっている岩手護国神社にやってきました。社殿も御札授与所も無人。八幡宮で管理しているそうです。このほか、いくつかもの境内社があります。盛岡八幡宮 12 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡八幡宮 11 posted by (C)Traveler Kazu 岩手護国神社の参道を出てくると、正面に、非常に古い民家があります。特徴的で、盛岡の古い建造物を紹介する本やサイトにも登場する民家ですが、崩れている部分もあり周囲にバリケードがされていました。いつまでもつでしょうか。盛岡八幡宮 13 posted by (C)Traveler Kazu 最後は、昨年と同様、八幡宮参道(鳥居の内)にある喫茶店のコーヒーで〆。盛岡八幡宮岩手県盛岡市八幡町13-1参詣自由(拝殿、社務所などは夜は閉まっています)列車・バスでのアクセスJR盛岡駅前より、岩手県交通の路線バス「【404・611・613・614】日詰駅前ゆき」「【422】中央循環線(盛岡駅に戻る)」「【210・251・252】中野一丁目ゆき」に乗って、13分210円、「八幡宮前」下車、すぐ。また、盛岡都心循環「でんでんむし」(1乗車100円)乗車の場合は「盛岡バスセンター(ななっく前・ななっく向)」より、徒歩15分程度で歩けます。マイカーでのアクセス東北自動車道 盛岡インターチェンジより、およそ20分。盛岡ニューシティホテル ホテルエース盛岡 ホテルパールシティ盛岡 東北ランキング
2017年11月15日
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盛岡駅から西方の新興市街地にある美術館に行きました。岩手県立美術館 01 posted by (C)Traveler Kazu 岩手県立美術館館のホームページによると、この美術館は2001年にオープン。岩手県出身の著名芸術家の萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武の作品を中心に展示しています。このほか、内外の著名芸術家の作品展をいろいろと企画しているようです。駅ビル「フェザン」で、「エリック・カール展」のポスターを見て行ってみたのですが…まだ開催前でした(笑)現在は開催中です。12月10日まで。コンクリートの質感を生かした建物です。美術館の建物は、それ自体が著名な建築家の作品だったりしますが、この建物は同館のHPやWikipediaを見る限り、そういう訳ではないようです。設計は県教委・設計会社となっております。ぶらぶら日:2017年10月26日画像は一部加工しています岩手県立美術館 02 posted by (C)Traveler Kazu エントランス。中が見えない、この先どうなっているのか、ワクワク感内部は、1階が受付、グランドギャラリー、ミュージアムショップ、企画展示室など。2階に常設展示室やライブラリーとなっております。岩手県立美術館 03 posted by (C)Traveler Kazu(加工しています) 受付でチケットを購入して2階に上がると、チケットチェックがあります。その先に、常設展示と、萬鐵五郎、松本竣介、舟越保武各氏の作品展示室であります。岩手県立美術館 04 posted by (C)Traveler Kazu(加工しています) 内部は結構広いです。青森県立ほど広いとは言いませんが、秋田県立より遥かに広い美術館でした。そして、県立博物館もそうでしたが、この美術館も、原則として撮影OKなんです。※フラッシュ撮影はダメ何枚か試写しましたが、美術作品を撮影すると確実に、被写体(=彫刻や絵画)に負けますね。権利の問題もあるので、この記事には載せないことにします。現地でご自分の目で、迫力の作品群を鑑賞してください。岩手県立美術館 05 posted by (C)Traveler Kazu グランド・ギャラリーと呼ばれる空間。ここで展示をする場合もあるのかもしれませんが、この日は何も置いてありませんでした。ただ広い、天井の高い、しかし曲線を描いているので先を見とせない不思議な空間です。入館が遅かったので、最終退館時刻の18時近くまでいてしまいました。私が出たとたん、警備員がカギをかけた(笑)どうもすいません。ホームページを見ると、12月から1月にかけては、篠山紀信の企画展が予定されているようです。写真ですからこれも見たいですね。来る機会あればいいな岩手県立美術館 06 posted by (C)Traveler Kazu 岩手県立美術館〒020-0866 岩手県盛岡市本宮字松幅12-3周囲は「中央公園」になっており、「盛岡市子ども科学館」「盛岡市遺跡の学び館」などがあります。列車・バスでのアクセスJR盛岡駅東口より、岩手県交通の路線バス『盛南ループ200』下川原先回り(左回り)に乗車し13分、「県立美術館前」下車。玄関前に発着します。逆回りに乗ると31分だそうです。運賃は同じ。他に、近隣の停留所「杜の道北」に停車する路線がありますが、経由路線が複雑なので省略します。また、徒歩でも盛岡駅西口(マリオス側)から15分程度で到着できるのではないかと思われます。盛岡駅西口2階から道路に出て西へ向かい、雫石川を渡る長い橋「杜の大橋」を渡った先です。橋を渡る前の交差点で進行右側の歩道へお移りください。マイカーでのアクセス東北自動車道・盛岡インターチェンジより国道46号線を盛岡市街方向へ走行し、イオンモール盛岡の前の交差点を右折(46号西BPに入ります)。3つ目の交差点「深持」で県道16号線(盛岡環状線)へ左折。タカヤアリーナ(アイスアリーナ)の次の交差点を左折すると敷地に入ります。繋温泉 愛真館 繋温泉 ホテル紫苑 つなぎ温泉 四季亭
2017年11月13日
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北上川本流唯一のダム 四十四田ダム 見物記その2四十四田ダム 09 posted by (C)Traveler Kazu 大きなダムながら、両端がアースダム(土盛り)&中央部がコンクリートダムのコンバインダムという珍しい形式のダムの、今度は天端(ダムサイトの上)を歩いてみましたぶらぶら日:2017年10月26日四十四田ダム 11 posted by (C)Traveler Kazu 四十四田ダムの天端は、車両進入禁止ですが、散策は自由にできます。ここはまだアースダム(土盛り)の上。カーブの先がコンクリートダム部分です。先の方、通路の真ん中に置かれている箱は、水位の観測機器だそうで、いたずらするなと書かれていました。四十四田ダム 16 posted by (C)Traveler Kazu 放流中で水位が上がっているので分かりづらいですが、下流は狭い峡谷状になっています。緑に覆われているのは傾斜があって利用しづらい川べりの狭い範囲だけで、周囲はもう盛岡の市街地となっています。ここから国道4号バイパスまでは3.5kmしかありません。google earthより。ダム下流の両岸は、ダム完成後の1970年頃以降に宅地化が進んで、すっかり取り囲まれてしまいました。四十四田ダム 13 posted by (C)Traveler Kazu 上流側は、もとの谷の形状に沿った形のダム湖になっています。南部片富士湖名称の由来は岩手山が見えるからですが、なぜ「片富士」なのかというと、この辺りから見る岩手山は、静岡県側から見た富士山に似ていて、右半分が削げているから「片方だけ富士」なのだそうです。この写真に写っている岩手山を見ても、向かって右側の傾斜がきついですね。四十四田ダム 14 posted by (C)Traveler Kazu クレストゲート(非常用洪水吐)の上から見下ろすと、常用洪水吐から吐き出されている放流水が飛沫をあげて、ドドドドド…何度見ても、ダムからゲートの下を見下ろすのは〇マが縮まります四十四田ダム 15 posted by (C)Traveler Kazu 「身の安全を考慮して行動してください」禁止じゃないんだ。農業ため池ならいざ知らず、これほど大きなダムサイトから釣り糸を垂らしている人など見たことありませんが、注意書きがあるということは、いるんでしょうね~。四十四田ダム 10 posted by (C)Traveler Kazu 「地上」に戻り、堤体の上流側を観察。中央部だけがコンクリートというのが良くわかりますね。四十四田ダム 17 posted by (C)Traveler Kazu ダム完工の記念碑があります。四十四田ダム 18 posted by (C)Traveler Kazu 南部片富士湖ものしり館・防災センター円形の部分はダムの広報施設で、北上川ダム統合管理事務所管理下のダムを映すライブカメラなど。その後ろの箱型の部分はダムの管理事務所。北上川水系の国直轄ダムを管理する東北地方整備局の出先機関「北上川ダム統合管理事務所」もここにあるので、最近無人のダムも多い中、ここは職員の方が多くいらっしゃるようです。なお、「ものしり館」そのものは無人です。四十四田ダム 01_01 posted by (C)Traveler Kazu 四十四田ダムのダムカードをgetダムカードは「ものしり館」ではなく、管理事務所のインターホンで連絡すると職員の方が人数分を玄関まで持ってきて下さいます。記念に是非。無料です。ダムかるた [ 萩原雅紀 ]価格:2268円(税込、送料無料) (2017/11/11時点) ダムカード大全集 Ver.2.0 [ 宮島咲 ]価格:2376円(税込、送料無料) (2017/11/11時点) ダムに行こう! 空撮DVD付きダム写真集 [ 萩原雅紀 ]価格:2160円(税込、送料無料) (2017/11/11時点) さて、この後は初走行の月が丘地区(青山地区)をちょっと走ったのち、駅ビル「フェザン」でじゃじゃ麺を食べ(ご紹介記事はこちら)、次はちょっと毛色を変えて、美術館を見に行きました。以下、次回!
2017年11月10日
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四十四田ダムは、岩手県盛岡市の北部にあるダムで、北上川本流に唯一設置されているダムです。前回・前々回とご紹介した「岩手県立博物館」はこのダムのほとりにあり(間に森林があるので直接は見えない)、博物館を観覧した後ダムの方へ回ってみました。博物館の駐車場からダム直下にかかる「四十四田橋」まではおよそ5分の走行です。四十四田ダム 01 posted by (C)Traveler Kazu 国土交通省 四十四田ダム先に述べましたが北上川本流唯一のダムで、以前「湯田ダム」をご紹介した時にも触れた「北上特定地域総合開発計画(通称:KVA)」で策定されたダムの4番手として、1968年に竣工したダムです。1968年…意外に古いダムですね。雫石川の御所ダムとともに、市街地に隣接した場所にあり、ダム完成から少し遅れて「松園ニュータウン」が左岸にできているほか、ダムの天端に上がると、松園NTから市の中心部に向かう道路沿いに建物が立ち並ぶ様子が見える、変わった風景のダムです。そして、下流すぐには盛岡の市街地が広がっていますが、その間の川幅は狭くて深い峡谷状になっています。ダムの堤体(ダムサイトのこと)は、中央部は「重力式コンクリートダム」ですが、両岸に接する堤体両端の部分は「アースダム」の複合ダム(コンバインダム)となっています。また、完成当時は上流の松尾鉱山からの酸性水が大量に流れ込んでいたため、各部品は酸に強い素材が使われているそうです。ダムの目的は「洪水調節」(F)と「発電」(P)です。天端からの景色は次回お見せしましょう。四十四田ダム 02 posted by (C)Traveler Kazu 特に事前情報なく行ってみましたが、2門の常用洪水吐から放流していました。普段から放流しているのか、たまたまだったのかは分かりませんが、なかなかの迫力です四十四田ダム 04 posted by (C)Traveler Kazu ドドドドド・・・四十四田ダム 06 posted by (C)Traveler Kazu ドドドドド・・・水が放流されている2門の常用洪水吐(オリフィスゲートになっている)は、3門の非常用洪水吐(クレストゲートになっている)に挟まれています。堤体の高さは50mほど。要塞ビルみたいでカッコいいですね高度成長期らしい武骨さを感じるダムです。ダムの周囲は桜が多数植えられて、桜の名所になっていますが、点検のため、上部の大きなゲート非常用洪水吐3門から放流する「クレスト放流」が例年、桜の咲く頃に実施されているようです。今年2017年は4月23日(日)に実施され、100名もの見学者を集めたそうです。(「春を告げる『さくら放流』実施」 国土交通省北上川統合管理事務所発表資料)松園NT・県立博物館の方から車で来ると、四十四田橋の上を通過する時に、このダムが目に飛び込んできます。勢いよく放流するダムの姿に感動あの感動をもう一度…とばかりに、橋の上まで行ってみました四十四田ダム 03 posted by (C)Traveler Kazu まあ…手前の管路橋がジャマですね周囲にこれといった山がないので、ダム自体が広々と見えます。歩道がなく交通量が異様に多いので、橋上からはさっさと退散しました。四十四田ダム 07 posted by (C)Traveler Kazu ダム堤体の左岸直下には、このダムの水を使用する県営の発電所が設けられています。岩手県の公式サイトによると、最大出力15,100キロワットだそうであります。四十四田ダム 08 posted by (C)Traveler Kazu 湯田ダム、湯田貯砂ダムに続き、ここ四十四田ダムでも…ダムカード風顔出し看板を発見今のところ、玉川ダムなど北上川水系以外の東北地方整備局管理ダムにこれがあるという話は聞かないので、SNS向けにフォトジェニックを狙った北上川ダム統合管理事務所のオリジナルアイテムでしょうか。管理事務所前の駐車場(結構広い)に車を停め、ダムの下流へつながる構内道路(徒歩は可)を歩いて堤体の下まで行くとありますので、記念撮影にいかが?ちなみに、北上川ダム統合管理事務所管理下のダム管理事務所では、本物の「ダムカード」も積極的に配布していますので、これらのダムを訪問したらぜひ入手してみて下さい。※ダムカードについてはまた次回ダムカードは、現地に行くと無料で配布されているものです。ネット上で異常な高値取引で入手されることがないよう注意して下さい。次回は、ダムの天端を散策。高所恐怖症ながら、しっかりと見学してきました国土交通省 四十四田ダム岩手県盛岡市上田字松屋敷右岸の管理事務所は、岩手県盛岡市下厨川字四十四田列車・バスでのアクセスJR盛岡駅前より、岩手県交通の路線バス(基幹バス)「松園ニュータウン」「松園営業所」ゆきに乗車し、「東黒石野」下車。堤体より上流側の管理事務所まで徒歩20分(google 検索結果であり、15分で行けると思われます)。なお、バスを降りて150mほど戻ると、現在は整備されていない旧道を通ってダム方面へ下りられるようです。マイカーでのアクセス盛岡市内から松園ニュータウン方面へ走行。松園バスターミナルの直前を右折、その次また右折で堤体の下に出ます。駐車場はその先、堤体上の管理事務所前。または、国道4号線を北上して厨川の跨線橋手前を側道に入り、次の信号を右折すると、やがて管理事務所に着きます。跨線橋手前、信号ともに青看板があります。 北 上 川 小松清一『天命/北上川』MEG-CD 岡崎友紀『北上川』 cw 『ディスク・ジョッキー』MEG-CD 北上川 [ 野村美菜 ] 東北ランキング
2017年11月09日
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秋の「岩手県立博物館」散策。敷地内には紅葉する樹木も多数あり、晴れていたので気持ち良い散策となりました。岩手県立博物館 02 posted by (C)Traveler Kazu 正門から階段を登るとまず目に入る、背の高い木です。黄色く色づいた葉が、青空に映えて清々しい岩手県立博物館 06 posted by (C)Traveler Kazu 本館の左手奥は、小ぶりな「植物園」になっています。岩手県立博物館 07 posted by (C)Traveler Kazu 植物園には「岩石園」も内包されており、成因の異なる様々な岩石が見られます。屋外展示なので、雨ざらしによる風化の違いも観察できるようになっています。次に、正門からの階段の上に架けられている橋を渡って、古民家を見に行きましょう。岩手県立博物館 12 posted by (C)Traveler Kazu 南部曲がり家 旧佐々木家住宅「南部曲がり家」は、他所に保存されているものを当ブログでもご紹介したことがありますが、家人が生活する主屋に馬小屋を取り込んでしまった、南部藩独特の建築様式です。この写真は、生活空間の部分。岩手県立博物館 13 posted by (C)Traveler Kazu こちらが、馬小屋の部分。もちろん、内部はつながっていて、早い話が、土間を非常に広く作って、そこで馬を飼っていたというわけです。そして、生活空間と馬小屋部分の間を屈曲させてL字型の家屋配置としていることから、「曲がり家」という訳です。・遠野「たかむろ水光園」の南部曲がり家(2016年10月訪問)・矢巾町民俗資料館(徳丹城跡)の南部曲がり家(2017年4月訪問)岩手県立博物館 15 posted by (C)Traveler Kazu 往時を偲ばせるに十分足りる情景。この旧佐々木家住宅は、もとは岩泉町にあったそうです。岩手県立博物館 17 posted by (C)Traveler Kazu 軒下の向こうに木組みが見えます。これはおそらく、はさ架け(稲架)ですね。稲をはじめ、穀物を収穫後乾燥させる為に使います。現在は機械乾燥がほとんどなので、稲架の光景もなかなか見かけなくなりました。ちなみに我が秋田県ではこのスタイルは少なく、1本の木の棒を取り巻くように稲を巻き付けて?乾燥させるスタイルが主流でした。隣に、様式が異なるもう1軒の古民家があります。岩手県立博物館 18 posted by (C)Traveler Kazu 直屋 旧藤野家住宅こちらは、ごく普通の長方形の形状をした民家で、馬の飼育スペースもありません。これは「直屋」(すごや)という民家建築で、同じ岩手県内でも仙台藩領内で見られたものだそうです。岩手県でも、北上の南方の「江刺」付近から南は仙台藩(伊達藩)であって、この旧藤野家住宅ももとは奥州市江刺区にあったものだということです。トミックスのロングセラー商品「わらぶき農家」に非常に良く似てる…[鉄道模型]トミックス TOMIX (Nゲージ) 4006 わらぶき農家 [TOMIX4006ワラブキノウカ]【返品種別B】価格:756円(税込、送料別) (2017/11/8時点) 園内を一通り見て、車に戻りましたが、正門の脇にはこのような石柱が建っております。岩手県立博物館 20 posted by (C)Traveler Kazu 明治天皇駐蹕之地碑(めいじてんのうちゅうひつのちひ)明治9年と明治14年に、明治天皇がここをお通りになったことを記念して、昭和11年に「旧玉山村上田部落一同」により建立されたものだということです。DSC_3828 posted by (C)Traveler Kazu 博物館の住所が「上田」なので、旧玉山村上田というのは、ここ博物館があるあたりのことを指すのでしょうか?※「駐蹕」(ちゅうひつ):天子が御車をお止めになることホテル ルイズ 旅館 大正館<岩手県> 盛岡グランドホテル 博物館の本館と、博物館へのアクセスについては、前回の記事をご覧ください→こちら東北ランキング写真日記ランキング
2017年11月08日
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さて、盛岡3日間滞在の中身に入っていきましょう。あくまで「滞在」であって、そんなに観光はできませんが…。盛岡はお隣の県庁都市だけあって何度か…何度も…年に何度も(用事があって)足を運ぶ街。秋田の駅前をブラブラする頻度より、盛岡の街をブラブラする頻度の方が多いのではないかと思うほど(多少話を盛ってますがネ)ですが、何せ「用事」があって行くので、なかなか行ったことがない場所も多いのです。今回は2・3日目とそういったところ中心に行きました。なお、1日目は移動と買い物で終了。毎度のことですが車で行ったので(たまには新幹線で行きたい…)、移動は比較的自由。そこで、観光客はまず足を運ばないであろう松園というエリアにある、こちらの施設に向かいました。岩手県立博物館 05 posted by (C)Traveler Kazu 岩手山を望める丘のミュージアム 岩手県立博物館岩手県盛岡市にある県立の博物館で、考古・歴史から自然まで扱う総合博物館です。南部片富士湖(北上川本流唯一のダム「四十四田ダム」のダム湖)のほとりにあります(森があり直接は見えない)。同館のHPによりますと、岩手県の県制100周年を記念して、昭和55年に開館したもので、延べ床面積は12000平方メートル超、敷地面積は53000平方メートルを超える大きな博物館です。岩手県立博物館 01 posted by (C)Traveler Kazu 博物館の正門です。レンガ風のアーチ橋がかけられていて、ミュージアムへ向かうわくわく感があります。基本的に、車は向かって左奥にある駐車場に停めて、歩いて行きますが、身体障碍者用車両の駐車場は本館の玄関前にあります。この階段の左側が車路になっています。岩手県立博物館 03 posted by (C)Traveler Kazu 階段を登り切ると、大きな本館の建物が目に飛び込んできます。本館の前庭は広い芝生で、子供たちが駆けっこするには十分すぎる広さがあります。岩手県立博物館スマホ 05 posted by (C)Traveler Kazu 玄関を入ると、巨大な立像がお出迎え。もちろん、同館の収蔵品です。岩手県立博物館は、有料で、入館料は310円(2017年10月現在)。有料である分、展示物はかなり充実していると感じました。岩手県立博物館スマホ 02 posted by (C)Traveler Kazu こんなに大きな博物館だと思わなかったので、予定時間1時間では半分しか観られませんでした。いや、集中して観覧するのは1時間が限界でしょう…。考古~歴史の部門に大半を費やしてしまいましたので、自然部門は概要だけ駆け足で観てきました。館内は原則「撮影可」という珍しいスタイルですが、館内の写真は上の2枚だけに留めておきます。あとは、実際に現地でご自分の目で…。※一部、撮影禁止の収蔵物あり岩手県立博物館スマホ 03 posted by (C)Traveler Kazu 館名の副題「岩手山を望める丘のミュージアム」のとおり、岩手山が望めました。ガラス越しに撮影しましたが、解説員に申し出ればバルコニーで出られるそうです。岩手県立博物館 10 posted by (C)Traveler Kazu 本館に隣接して、2階建てのプレハブ小屋が建っています。これは、東日本大震災のときに被災した岩手県沿岸部の博物館や資料館などの収蔵品を修復しているラボです。作業している様子をガラス越しに見学可能で、自然史の展示室から行くことができます。※室内撮影禁止本館のほか、敷地内では屋外展示として岩石園、植物園、移築古民家が2棟あります。ちょうど紅葉真っ盛りで、秋の風情をカメラに収めてきましたので、次回はそちらをご紹介します岩手県立博物館岩手県盛岡市上田字松屋敷34番地DSC_3803 posted by (C)Traveler Kazu 正門の階段を跨ぐアーチ橋から、まわりを撮影しました。岩手県立博物館は、盛岡市の北東の郊外に造成された古参の「ニュータウン」に接して設置されています。森と湖に囲まれた大規模ニュータウンで、完成当時は東北最大のニュータウンだったそうです。列車・バスでのアクセス松園地区は「オムニバスタウン」制になっています「オムニバスタウン」とは、郊外にバスターミナルを設けて都心部とバスターミナルを結ぶ幹線バスを運行し、郊外部分は支線バスを走らせて、バスターミナルで相互に乗り換える仕組みのこと。JR盛岡駅前より、岩手県交通の路線バス(基幹バス)「松園バスターミナルゆき」または「松園営業所ゆき」に乗車しておよそ30分の「松園バスターミナル」でのりかえ。支線バスAコース・Cコース、循環バス右回りのどれかに乗り換えて2~3分、「県立博物館前」下車。※松園循環バス左回りは逆回りのため、18分かかりますなお、「松園バスターミナル」から歩いても、登り坂ですが15~20分ほどで到着できると思われます。マイカーでのアクセス東北自動車道の盛岡インターチェンジから、国道46号~県道1号を岩手大学まで進み、岩手大学の角の交差点「市営体育館前」を左折。あとは、国道4号との交点「高松」交差点は直進し、松園バスターミナルの先の「松園」交差点を左折してください。住宅地を進むと案内看板がありますので左折すると正門前となります。※国道46号~県道1号「稲荷町」三叉路は左(車線では直進・4号線方面)へ。※高松~松園間は片側2車線(計4車線)ですが、高松交差点から1.2kmほどは中央線変移区間。表示に注意して走行を。実は、盛岡ICより滝沢ICのほうが僅かに近いようなのですが、道順が複雑なので省略しますHOTEL JIN盛岡駅前(2016年7月20日オープン) ホテル東日本盛岡 ホテルニューカリーナ
2017年11月07日
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壮観なコンクリート構造物!前回までご紹介したスポットに登場している湖「錦秋湖」を生み出しているダムがこちらです湯田ダム北上川水系和賀川に、昭和28年着工~昭和39年に完工したダムです。国内に12基しかない重力式アーチダムで、東北地方では唯一の存在。国土交通省が管理している国管理ダムです。「北上特定地域総合開発計画」(通称KVA)という、アメリカのテネシー川流域開発計画(TVA)を手本にした電力を含む総合開発事業の一環で計画されたものです。TVAもフーバーダム、グランドクーリーダム等々ダムが主力の開発でしたね。地理の教科書が懐かしいですね(笑)この湯田ダム、着工から完工まで10年もかかったのは、水没補償の対象が622世帯3200人に農地、鉱山、国鉄、民間発電所…と当時国内最大の補償案件だったためで、補償交渉が難航した初期の事例として知られているそうです(Wikipediaより)。ちなみに現在「ほっとゆだ駅」が存在し、3回前にご紹介した川村美術館や民俗資料館があるあたりの地区は、対象住民の要求に応じて、移転先として建設省が宅地造成したところだそうです。「ほっとゆだ駅」(旧陸中川尻駅)もダム建設に伴って現在地に移転した駅です。 堤体の上流側はかなり重厚な作りになっています。 天端は、徒歩ならばフリーで通行可能です。 結構なV字谷で、よくもまあ、こんなところを道路を通したものだと思います。なお、左に見える道路はダムに伴って建設された付け替え道路です。年代が年代なだけに、かなり秘境感漂う香ばしい道路ですね~。現役の国道107号です。なお、現在のJR北上線は南岸の山中をトンネルで通り抜けていて、水没前の旧線もこの辺はトンネルだったようです。 崖にへばりつくスノーシェッド…というか、古風に「落石覆い」と呼んだほうが相応しい鉄骨造りの覆道。いくらダム付け替え道路とはいえ昭和30年代の設計の道路ですから、下流の和賀仙人から錦秋湖最上流の川尻まで、急坂急カーブの連続です。南岸の山中に秋田自動車道が貫通したとはいえ、現在も大型車を中心に交通が絶えず(※)、土砂崩れなのでひとたび通行止めになると沢内方面へ大きく迂回しなければなりません(秋田道が無料開放される場合もある)。※秋田道の最長トンネルは和賀仙人TNの3776mであり、5000m未満なので危険物積載車両も通行可能です スノーシェッドの途中に開口部があって、駐車場への入り口になっています。現代の設計イメージとはかけ離れた、武骨さ満点実用一点張り。 この先どこまで続いているのか分りませんが、谷側に歩道が付加されております。 その歩道を少し進んで、振り返るとご覧の通り!6門のクレストゲートと、ジャンプ式の減勢工が優雅にひかえておりました。非常用洪水吐なので、通常、このゲートから放流することはないそうですが、管理上、全開で放流することがあるようで、その際は見物人で黒山の人だかりになるそうです。 湯田貯砂ダムに続き、ここにもありました!ダムカード風 顔出し看板国道から駐車場への入り口(2か所あるうち北上側)すぐにあります。「FAP」のアルファベットは実際のダムカードにも印字されているもので、ダムの目的を表します。湯田ダムの場合は、F:洪水調節、A:かんがい、P:発電…に用いるダムということを表しています。前回の記事に掲載した(画像を追加したのでご覧ください)「湯田貯砂ダム」の場合は、「貯砂」を示すアルファベットは指定されていないので、そのままズバリ「貯砂」と書かれていました。 こんな本も出ています(楽天ブックスほか各社取扱)。「きんしゅうこ ものしり館」大きなダムによくある広報施設ですが、この日は直前に閉館してしまいました。 ダムサイトを横目に奥(上流の方向)へ進むと管理事務所(国土交通省東北地方整備局 北上川ダム統合管理事務所湯田ダム管理支所)があります。このダムは有人で管理されており、職員の方が詰めています。ダムカードはこちらで頂けるということです。いかがでしたでしょうか?一般の方向け「湯田ダム」ガイドでした。専門の方には非常に物足りない内容だったと思いますが、そこは他サイト様をご覧いただきたいと思います。北上市と横手市とを一般道で通行すると必ず通る場所にありますので、入り口でちょっとハンドルを切って駐車場に入っていただいて、戦後の復興と高度成長前夜の息吹を感じていただけたら良いのではないかな~?と思います。西和賀町勝手に観光ガイドシリーズはこれで終了です。 湯田ダム和賀郡西和賀町杉名畑44地割162-15・外部の見学自体は自由・堤体内には入れません・菅理事務所でダムカードを配布 8:30~17:00 土・日も対応(国交省HPに記載あり→こちら)列車・バスでのアクセスあいにく鉄道駅からは遠く離れています。列車はトンネルを通るため、列車の車窓からはダムサイトは見えません。また、路線バスは1日2往復通りますがバス停がないので車窓から一瞬の見学のみとなります。参考までに、和賀仙人駅から4.4kmですが標高差が100m以上ある上にアップダウンがあるので、google先生は徒歩で1時間3分かかると申しております…。お車でのアクセスE46秋田自動車道「北上西IC」より、国道107号線へ出て湯田・横手方向へ。和賀仙人駅を過ぎ、橋を渡ると急坂急カーブが始まりますが、そこから3~4分ほどで前方左側に見えてきます。国道沿いホントにすぐ脇にあります。入り口はスノーシェッドの途中にありますので、出入りには御注意ください。北上西IC、湯田ICともに20分ほどでしょう。モンテインホテル 北上 ホテルメッツ北上 草のホテル 今日は北上市内のホテルをチョイスホテルメッツ北上は北上駅直結のJRグループホテル。
2017年09月15日
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前回ご紹介したのと同じ「錦秋湖」(きんしゅうこ:湯田ダムのダム湖)には、こんな見所もあります存在は以前から存じておりまして、そのうち行ってみたいと思っていましたので、今回のドライブの目的地のひとつに設定しました西和賀町川尻(ほっとゆだ)の市街地から、国道107号線を北上市方向へ5分ほど走ると、とあるトンネルの手前を右に入る道があります。その道を入った先にあるのが「川尻総合公園」。野球場やボート、カヌーの艇庫などが整備されています。…目的地はその公園、ではありません。車を駐車場に停めて園内を歩くこと1~2分、和賀川(湯田ダム湖)の中に、このような構造物が目に飛び込んでまいります (この写真は経路から左に逸れた場所にある展望所から撮影)湯田貯砂ダムここより下流にあり、和賀川を堰き止めて錦秋湖を創り出した「湯田ダム」は、国内屈指の大規模ダムとして昭和39年に竣工、翌昭和40年に湛水が開始されましたが、他のダム同様、やがては堆砂(上流から流れ込む土砂が貯まって、ダム湖が浅くなること)が問題になると考えられました。このため、平成9年から工事が開始され、平成14年に竣工したのがこの「湯田貯砂ダム」というわけです。名は体をなす通り、上流からの土砂をここで食い止めて、この先のダム湖の貯水容量減少をゆるやかにしようという目的をもった砂防ダムの一種であります。(なので、ゲートなど水流を調節する装置はありません)列車で行ける!現地へのアクセスの情報はこの記事の最後にて 完成以降、正式名称はずっと「湯田貯砂ダム」ですが、愛称として「水のカーテン」という愛称で紹介されてきました。現在の「錦秋湖大滝」となったのは昨年から。それを記念して、この夏はイベントが開催され、ライトアップが施されたということです。(訪問した日の数日後に催行)西和賀町きっての観光スポットとして、ドライブがてらの訪問者が絶えない土木施設となっております。なぜ、この砂防ダムがそんなに人気なのかというと、こんな秘密があるからなんです。それが・・・ 堤体の中に入って、水流を裏から見られるのでありますしかも、端だけ少し…なんてのではなくて、対岸へ通り抜け可能という大サービス施設もちろん、こんな構造にする必要はないわけですが、周囲を公園として整備していたという経緯から、構造を頑丈にしてその分堤体内をくり抜き、さながら人工の「裏見の滝」が作られたわけです。そもそもの錦秋湖ならびに湯田ダムは国管理ダムですから、この貯砂ダムも当然国の施設です。当時の国交省には頭の柔らかいお役人さんがいたようですね。 水流を間近に見られド迫力轟音がとどろき異様な雰囲気で圧倒されます。水流に近づきすぎるとズブ濡れになりますのでご注意を(笑)←濡れたってことだな 対岸(南岸)からみた図。北岸にある展望所から見たのとはまた違った印象です。手前に平場が見えます。実は、下流に架かっている橋を渡ってここまでお車を乗り入れさせられます!こちら(南岸)からだと堤体内まで段差がないバリアフリーなので、車いすの方は便利です。(北岸の公園内の駐車場からは、階段でのアクセスとなります) これが、すぐ下流に架かっている橋です。1車線のため橋上では車のすれ違いができませんが、普通車~ワゴン車ならばこの橋を渡って貯砂ダムの目の前までお車進入可能です。それにしても、ずいぶん高い位置に橋が架かっていると思いませんか??もう一つのビックリ実はこの貯砂ダムは、湯田ダムの満水時には水没するようになっているのですもちろん、堤体内の歩道も水の中に。欄干にはその名残の水藻がぶら下がっていたりですからいつでも見学できるわけではなく、例年7月~9月に限られます。開放日時は西和賀町のホームページで公表されますので、初夏・初秋に訪問される方は確認してからお出かけくださいね開放期間中も、増水の危険がある時には閉鎖されます その橋から、貯砂ダムを撮影。このダムのおかげで、これまでは水がたまりにくかった錦秋湖の上流部にも通年で水が貯まるようになり、カヌーやラフティングに利用できるようになったという副次的効果も出ているそうです。橋上でこの写真を撮り、足元を見ると…茶黒くて丸みを帯びた、直径15~20cmの堆積物が2つ、路面にボトンボトンとありました。もしかして・・・森のクマさんのう〇ち一瞬、戦慄が走りました橋の上で踏ん張らなくてもねえちなみに、記念撮影スポットとしては北岸(公園側)にある「展望所」(東屋あり)堤体の中で流れ落ちる水をバックに…のほかに、南岸側にこんなものが用意されていました ダムカード風顔出し看板巷で話題、主要ダムで訪問者に配布している記念品「ダムカード」のように写せる顔出し看板です。そして、今回の訪問の後、イベントに合わせて本当にダムカードを作成し配布を始めたそうです砂防ダムで公式のダムカードを配るのは全国初とか希少とか??現地は無人で管理事務所もないので、ほっとゆだ駅前の観光案内所で配布しているとのこと(国交省のHPにも紹介されています)。 余談となりますが、川尻総合公園の場所には、かつて高校の分校と、小学校があったそうです。多くの住民の方々の思い出の場所ですから、ごみをポイ捨てしたりしないで下さいね。 湯田貯砂ダムへのアクセス方法岩手県和賀郡西和賀町川尻 (注:現地は無人です)開放期間 7月~9月(詳細は国土交通省から発表あり)開放時間 あさ9時~夕方4時半入場無料川尻総合公園内に整備された公衆トイレがあります列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「北上駅」より、JR北上線に乗車し40~45分ほど。「ほっとゆだ駅」下車。駅を出て左への道を道なりにすすみ、踏切を渡ると国道107号線。右の北上市方面へ歩き、橋を渡るとすぐ←盛岡・北上→の丁字路ですので右(北上方向)へ。カーブの先にトンネルがあるがその直前の「川尻総合公園」の案内に従い右折。野球場が見えたら野球場の手前を右へ進んでください。下の写真のところに出ます(臨時ヘリポートを兼ねた、広い駐車場あり)。 google mapでは2.3km、徒歩30分程度と出ました(そんなものでしょう)※国道は歩道があり交通量は多いですが、クマ対策をして歩いてください※google mapでは南岸を歩くルートも表示されますが、山深い林道なのでおすすめしません※路線バスは、バス停がありません(和賀仙人まで停まりません)マイカーでのアクセスE46 秋田自動車道「湯田IC」を降りて北上市方向へ。市街地を過ぎた橋から先は徒歩と同じ。湯田温泉郷 旅館 一城 岩手湯本温泉 かたくりの宿 旅館 一休館 湯田温泉峡 湯本温泉 ホテル対滝閣(たいりゅうかく) 湯本温泉(岩手湯本温泉)は、「ほっとゆだ駅」から路線バスで13分
2017年09月13日
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岩手県西和賀町「川村美術館・デッサン館」の見学を済ませると、係の方がとっておきスポットに案内してくれました 錦秋湖 湖岸ステージ湯田ダム(後日紹介)のダム湖である「錦秋湖」のほとりに、湖を背に上演する舞台が作られていました美術館の向かいにある「西和賀町文化創造館 銀河ホール」という演劇施設のひとつ。コンクリート造りのステージで、手前側(斜面側)が客席になるよう階段状になっております。自然の中で数々の名演が開催されてきたそうです。 錦秋湖をご存知の方ならお気づきかと思いますが、錦秋湖は雪解け期と渇水期の水位差が非常に大きいダム湖です。そのためこのステージは・・・水が多いと水面下に沈んでしまうステージなんです。湖岸に降りてくると、見どころはステージだけではありません JR北上線の鉄橋がよく見えますしかも順光で北上線の撮影ガイドで、デッキガーダー橋を撮影した写真が度々公開されておりますが、その鉄橋がこの鉄橋です。多くの作品は線路沿いの国道から撮影された作品ですが、今回の立ち位置は、湖を挟んで対岸側になります。上の写真は湖岸ステージと同レベルの高さ、下の写真は少し斜面を上がった高さです。先に記した通り、時期によっては水没するポイントなのでご注意ください。 昨年の秋、試運転中の四季島が、白昼堂々ここを走ったそうです。紅葉に映えてカッコ良かっただろうなあ~ この建物が、演劇専用劇場 銀河ホールです。1993年の国民文化祭に合わせて建てられたそうで、年間多数の公演や演劇部の合宿が行われているそうです。この日も、中学生か高校生のグループが練習に来ていました。 西和賀町歴史民俗資料館川村美術館の隣にあります。今回は入館しておりませんので、次回の宿題にします。次回は、「錦秋湖大滝」を見に行きます。そんな滝、あったっけ???以下、次回! 西和賀町文化創造館 銀河ホール岩手県和賀郡西和賀町上野々39地割195番地2利用時間は利用目的や公演によって異なります湖岸ステージは立入自由ですが、水面深く水没している期間があります西和賀町歴史民俗資料館岩手県和賀郡西和賀町上野々39地割190番地2■開館期間/4月中旬~11月中旬(冬季休館)■休館日/毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)■開館時間/午前9時~午後4時30分■入館料/一般100円 小・中学生50円 (西和賀町HPより転載)川村美術館、歴史民俗資料館、銀河ホールは同じ場所(各隣接地)にあります。湖岸ステージは、銀河ホール裏手の錦秋湖湖岸にあります。列車・バスでのアクセスJR東北新幹線「北上駅」より、JR北上線に乗車し40~45分ほど、「ほっとゆだ駅」下車。駅前の道を徒歩3分ほど直進すると左側に各施設がございます。ほっとゆだ駅から、路線バスでわずか15分!湯川温泉バス時刻表はこちら→岩手県交通(株)湯本管内湯川線 バス時刻表(岩手県交通のサイトへ)湯川温泉 新清館 湯川温泉 湯治 高繁旅館 湯川温泉 せせらぎの宿 吉野屋 湯川温泉 春山荘 本館 湯川温泉 萬鷹旅館 湯川温泉のお宿は、前回の記事でも別の旅館をご紹介しております(3軒)
2017年09月12日
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前回ご紹介した「結ハウス」を出まして、次の目的地へ到着です。 川村美術館ほっとゆだ駅から徒歩5分ほどの、錦秋湖のほとりに近いところにあります。当地出身の画家、川村勇氏の作品を収蔵している小さな美術館です。川村氏は、上京ののち海外を旅行して作品を制作し、1972年からは盛岡市に拠点を移して作品制作を続け、2015年に他界されたということです。1985年、美術館自体を氏が当時の湯田町に寄贈して、現在は西和賀町により氏の作品20点余りが展示されています。初期の作品から往年の作品まで見比べると、作風が劇的に変化しているのに驚きました。 川村デッサン館川村美術館の南、徒歩3分ほどの宅地の一角にあります。1992年、氏の素描を集めて開館された展示施設です。デッサンのほか、氏のアトリエが再現されております。いずれも、JRほっとゆだ駅の近くにありますので、ご旅行の折に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。川村美術館の隣には、郷土資料館もあります。次回は、その郷土資料館を含め、この川村美術館の周辺を散策してみましょう。以下、次回! 西和賀町立 川村美術館岩手県和賀郡西和賀町上野々39地割190番地2・月曜休館 冬期間も休館するようです・通常も施錠されています。見学の際は玄関先のブザーを押すと、隣の歴史民俗資料館から解説員の方が来て開錠します。なお、平日は事前連絡が必要な日があるようですので、お出かけの前に西和賀町生涯学習課へ問い合わせを入れるとよいでしょう。・入館は有料です(デッサン館と共通券)列車・バスでのアクセス東北新幹線「北上駅」より、JR北上線に乗車し40~45分。「ほっとゆだ駅」下車。※盛岡駅からのバス路線もありますが、現在は、朝盛岡行き、夕方ほっとゆだ行きの1往復のみの運行となっています(美術館の開館時間帯には間に合いません) 駅前を直進し橋を渡った先左側、歴史民俗資料館の奥隣にあります。画像は、美術館・郷土資料館の前から駅方向を見ております。お車でのアクセスE46 秋田自動車道「湯田インターチェンジ」より、北上方向へ5分少々。国道は駅の裏手を通っていますので、「湯川温泉・ほっとゆだ駅→」の青看板を目印に市街地へ入ってください。駅前の十字路を左折し橋を渡るとすぐ左手です。駐車場は向かいの文化施設「銀河ホール」の駐車場を利用できます。※国道トンネルの手前から旧道を通ってほっとゆだ駅前に抜けることも可能です。湯川温泉 四季彩の宿 ふる里 湯川温泉 四季かおる宿 世寿美屋 湯川温泉 山人−yamado− 湯川温泉は、ほっとゆだ駅から川村美術館を横目にみつつ県道を南へお車で10分ほど進んだ場所に湧く、山里の温泉です列車旅の方も、ほっとゆだ駅から路線バス「湯川温泉ゆき」を利用できます!
2017年09月10日
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8月上旬、ちょっとドライブに県境を越えて岩手県西和賀町(旧湯田町)まで行ってきました。西和賀町は岩手県の中南部、東北新幹線・東北自動車道の北上(きたかみ)から西へ向かったあたりです。2005年に旧湯田町と旧沢内村が合併して誕生した自治体で、観光面では古くから、湯本温泉と湯川温泉という2つの「温泉」が著名です。中心は旧湯田町の中心だった「川尻」地区。鉄道ファンの方には、駅舎内に温泉浴場を持ち、それぞれ短期間ながら2度にわたり特急停車駅となった「ほっとゆだ」駅(旧「陸中川尻」駅)がある町と説明した方が分かりやすいかも。町の区域は北・東・南の三方を険しい山地に囲まれた奥羽山脈の真っただ中にあり、西の秋田県境だけがさほど険しくないという特徴的な地形です。秋田道の主要な山脈越えトンネルは、完全に岩手県内の湯田IC~北上西IC間に集中しているほど。・湯田TN 2485m・峠山TN 1321m・和賀仙人TN 3776m※湯田IC~横手IC間は山内TN(2440m)のほかはさほど長くない今回は、旧湯田町のエリアを訪れました。秋田自動車道を湯田ICで降り、旧湯田町の中心部「川尻」(ほっとゆだ駅がある集落)方向へ走り出して間もなく、こんな看板が目に入りました。 立ち寄る予定はなかったのですが、ふらっと立ち寄り。 結ハウス西和賀産業公社が経営する店舗で、目玉商品は地元「湯田牛乳」の牛乳、ソフトクリーム、ヨーグルトやシュークリームなどのスイーツのお店でした。 湯田牛乳100%のソフトクリーム「みるくぼーや」ソフトクリームはいろいろありました 岩手有数の豪雪地帯である西和賀町では、その雪を逆手に取り、独自の商品を多彩に開発するプロジェクトが進行しているそうです。それが、西和賀デザインプロジェクト「ユキノチカラ」。スイーツはもちろん、どぶろく、炊き込み飯、山菜水煮など。しかも、どれもお土産やプレゼントにも使えるおしゃれなパッケージデザインになっています。HPのほかFacebookページもあるそうです。興味のある方はググってみてください。 ここ「結ハウス」さんはお店こそかわいい規模のお店ですが、敷地と建物は大きい。その大部分が「湯田牛乳」の工場だそうです。岩手県では、オレンジ色とみどり色ののパッケージでおなじみの地場乳業メーカーです。オリジナル牛乳・乳製品のほか、生協向けの牛乳も作っているそうです。ほっとゆだ駅に立ち寄られた旅行者の方の中には、お飲みになった方もいらっしゃるでしょう。★注:「結ハウス」と「湯田牛乳」は別々の会社(公社)らしいです(Wikipediaでは、結ハウスも牛乳公社の店舗として紹介されているが)この「唯ハウス」の目印ですが…この、大きな鹿島様も目印です ご立派なのをお持ちですこと…。知らない都会の方が、国道沿いにこれが目に入ると、さぞビックリするでしょう。これは魔除けとして、この地域に伝わる巨大なわら人形です。至極真面目に受け継がれてきた伝統ですので念のため。この風習は、旧湯田町に隣接する秋田県側の平鹿~雄勝地域にも見られます(形態は様々)。 結ハウス 岩手県和賀郡西和賀町小繋沢55地割138番地年中無休 あさ9時~夕方6時殆どが要冷品なので、保冷バッグを持参してお帰り時に立ち寄ると良いでしょう!一部商品は国道の「道の駅錦秋湖」や、高速の錦秋湖SA併設「峠山パークランドオアシス館」などでも購入可能です。列車・バスのアクセス現地までの公共交通はありませんgoogle検索では、JR北上線「ほっとゆだ駅」から横手方面へ、途中まで旧道+その後国道107号線で、計およそ2km・徒歩27分と出ました。そんなに山深い道路ではないですが、念のため大型動物への対策をして歩いて下さい。牛乳はほっとゆだ駅や駅周辺の商店でも購入できます。マイカーでのアクセスE46 秋田自動車道「湯田インターチェンジ」より、国道107号線を北上方面へ1km、1分ほど。途中に看板あり。 湯田温泉峡 湯本温泉 ホテル対滝閣(たいりゅうかく) 岩手湯本温泉 かたくりの宿 旅館 一休館 湯田温泉郷 旅館 一城 「湯本温泉」は…「ほっとゆだ駅」より、北へ路線バスで10分ほど。「盛岡バスセンター・盛岡駅前」からも1日2便の路線バスあり。2018.6.6 商品案内を削除しました(お買い求めできないため)
2017年09月06日
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前回までご紹介した、東北本線「矢幅駅」周辺ぶらぶらの「番外編」です。なぜ番外かというと、駅から徒歩だとおそらく30分以上かかる場所だから。矢幅駅の東口を出て2km弱直進すると、国道4号線(奥州街道)に突き当たります。そこを右折して南へ600mほど進むと、左側(正確にはここ一帯ですが)に徳丹城跡という史跡があります。徳丹城は、平安時代初期に使用されていたとみられる古代城柵で、木製の兜が出土したことで、考古ファンの間では知られているそうです。今回は、史跡の方には行きませんでしたので機会があればまたいずれ。国道を挟んで反対側に、このような建物があります。 矢巾町歴史民俗資料館徳丹城遺跡の出土品を中心に展示されている町の資料館です。普段は有料だそうですが、この日は無料でした。 敷地内には、南部曲がり家があります。南部曲がり家とは、住居と馬小屋が一体になったこの地方独特の建築様式です。住居部分と馬屋部分との間が土間になっています。一般のかやぶき建築が2つ、直角方向に繋がったような形をしております。 隣接して広場があり、この日は地元の春まつりが開かれていました。 地元の保育園児のお遊戯披露もあって、賑わっておりました。ちょうど、桜が満開で、いいお花見日和になったのではないでしょうか。国指定史跡 徳丹城跡矢巾町指定有形文化財 佐々木家曲家矢巾町歴史民俗資料館岩手県紫波郡矢巾町大字西徳田第3地割188-2列車・バスでのアクセスJR東北本線「矢幅駅」東口より、徒歩30分以上。本文記載の通り、駅前を直進し国道4号に出て、右折(花巻方向)600mほど。城跡は国道左側、資料館と曲がり家は国道右側です。現地には歩道橋があります。矢幅駅から国道までは岩手県交通【513・514】「盛岡駅前行き」も利用できます。5分ほどすると交差点を左折し「矢巾口」に停まるので下車し、後ろへ進む。盛岡市内からバスでおいでの方は、盛岡駅前または盛岡バスセンター(ななっく前)より、岩手県交通【602・604・618】「日詰駅前ゆき」に乗車し34分、「徳田学校前」下車。目の前です。【514】「矢幅駅前ゆき」、【513】「矢巾営業所ゆき」では「矢巾口」下車。前方へ進む。※「矢巾営業所ゆき」は複数の路線があり、矢巾口を通るのは【513】(北高田線)のみですマイカーでのアクセス国道4号線「矢巾町徳田」地内。盛岡市街、盛岡南ICから来た場合、「矢幅駅入口」を過ぎて間もなく歩道橋がありますので、それが目印ですが、中央分離帯があるので、資料館への曲がり角を見逃さないようにしてください。盛岡市内から30分程度です。ホテルルートイン盛岡南インター ホテルニューカリーナ ホテルエース盛岡 こちらは、紫波郡内の宿泊施設本野旅館 オガールイン ラ・フランス温泉館 ホテル湯楽々
2017年05月27日
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前回から1週間のご無沙汰でございます忙しいのもあるのですが、いつもはchromeを使って書いているのに、珍しくInternet Explorerを使ったところ保存前に強制終了の憂き目にあいまして、多少なりとも書く気を失っておりました。今回はまた、ブラウザは安定のgoogle chromeを使います。しかしIEは強制終了ばっかり(Win10とPCの相性が良くない?Win8に上げた時からそうです)。さて、遠野の「たかむろ水光園」の散策、早急に紹介してしまいましょう。大幅に時季外れになってしまいました。「フォト蔵」には1週間前にUP済みなので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。ちなみに、「フォト蔵」はchromeと相性が悪いのか、win10と相性が悪いのか、両者の複合なのか?、調子がよくないです。遠野・たかむろ水光園 14 posted by (C)Traveler Kazu 池に鎮座する、河童ファミリーです。遠野・たかむろ水光園 15 posted by (C)Traveler Kazu 南部曲がり家とともに。遠野・たかむろ水光園 16 posted by (C)Traveler Kazu 訪問したころはまだ紅葉の始まりでした。いまではもう冬の佇まいでしょう。大木の下に祠がありまして・・・遠野・たかむろ水光園 17 posted by (C)Traveler Kazu コンセイサマ(金精様)が安置されておりました。ご利益はもちろん子宝。ほかに遠野のコンセイサマは、豊作とか、ご婦人の腰の病気だとかにご利益があるのだそうです(たかむろ水光園HP内「山崎のコンセイサマ」解説より※)。※「山崎のコンセイサマ」は、たかむろ水光園より車15分ほど遠野エリア内にはいくつも見られる民間信仰で、いわゆる「男根信仰」ですが、女性器に例えられるとみられる石もあるそうです。庭園を出て、駐車場に戻ります。遠野・たかむろ水光園 18 posted by (C)Traveler Kazu 「たかむろ水光園」は、遠野市の水道整備に合わせて建設されたものだということです。遠野・たかむろ水光園 20 posted by (C)Traveler Kazu この水道施設に引き込まれている水を利用した小規模水力発電所がありました。近年流行の小規模水力発電ですが、ここのは昭和56年から稼働。遠野・たかむろ水光園 19 posted by (C)Traveler Kazu 発電施設の下流には分水工があり、駐車場の景色のアクセントになっています。遠野・たかむろ水光園 21 posted by (C)Traveler Kazu たかむろ水光園以上、たかむろ水光園でした。遠野どぶろく あまくちアルコール分12%価格:1674円(税込、送料別) (2016/12/19時点) 遠野産ホップ焼酎毬子-mariko-720ml価格:1836円(税込、送料別) (2016/12/19時点) ジンギスカンバケツセット(鍋付き)(商品サイズ換算で送料は15kg料金)価格:6668円(税込、送料別) (2016/12/19時点)
2016年12月19日
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岩手県遠野で昔ながらの建物・雰囲気を体感するとなると、ご存知の方なら多くの方は「遠野伝承園」を思い浮かべると思いますが、今回は同じ遠野市土淵地区でも少し山を上がったところにある「たかむろ水光園」に行ってみました。遠野・たかむろ水光園 07 posted by (C)Traveler Kazu たかむろ水光園は、「カッパ淵」で有名な遠野市土淵地区(伝承園もある)の集落を少し外れた山の上にあります。宿泊施設がメインのようで、庭園にはあまり人影が見えませんでしたが、宿の方は日帰りのお客さんも含め、結構な人数がいました。斜面を利用して、庭園のほか、古民家を移築して、昔の生活用品や農具などを展示しています。遠野・たかむろ水光園 01 posted by (C)Traveler Kazu 遠野・たかむろ水光園 02 posted by (C)Traveler Kazu この庭園は、どうやら水道の施設を活用しているようで、園内にも水槽のハンドルが出ているところがありました。次回ご紹介しますが、庭園の外、駐車場の隣には沈殿池みたいな正方形の池がいくつも並んだ場所や、分水もありました。遠野・たかむろ水光園 03 posted by (C)Traveler Kazu 遠野・たかむろ水光園 05 posted by (C)Traveler Kazu オープンしてから結構経っている施設ですが、今回「るるぶ岩手」を読むまで知りませんでした。遠野・たかむろ水光園 04 posted by (C)Traveler Kazu ご当地の保存民家といえばお決まりの「南部曲がり家」。これは、厩舎と住居がL字型に一体になっている、南部地方特有の古民家です。現地に説明によると、江戸末期の建築で、遠野郷寒風村「西家」の本屋(母屋)であったということです。ここに移築されて、現在はどうやら宿泊用・貸切用に使っているようです(フリーでの見学はできません)。遠野・たかむろ水光園 08 posted by (C)Traveler Kazu 農具を多数展示している「農具館」。こちらも、寒風村の「西家」の小屋(明治初年築)を移築したもの。遠野・たかむろ水光園 09 posted by (C)Traveler Kazu 資料の整理がちょっと追いついていないようですが農業が手作業人力だった時代の懐かしい(と思われる)農具が所狭しと展示されています。遠野・たかむろ水光園 10 posted by (C)Traveler Kazu 昔の家庭用品を多数展示している「民具館」。看板にあるとおり、明治32年築の、遠野郷柏崎村「大畑家」の土蔵を移築したもの。昔の…といっても、そういえば、小さいころには家や母の実家にあったなあ?というような器具もいくつもありましたなお、googlemapで調べてみると、「寒風(さむかぜ)村」とは現在の遠野市綾織寒風地区、数回前にご紹介した「道の駅 遠野風の丘」の近辺のようです。「柏崎村」とは現在の遠野市土淵柏崎地区、つまり、この「たかむろ水光園」の近辺(麓かな?)のようです。遠野・たかむろ水光園 11 posted by (C)Traveler Kazu 斜面を利用した施設なので、遠方の展望が利くのも特徴とみました。稲わら焼?の煙がたなびく土淵の里が、雰囲気よく見えました。さて…遠野・たかむろ水光園 12 posted by (C)Traveler Kazu なんで便所なんぞ紹介するのか?遠野・たかむろ水光園 13 posted by (C)Traveler Kazu どうやら、昔のトイレはこんな状態だったようで、しっかり展示のひとつになっていました。面白いのは、展示されている昔の便所の両側は「現役のトイレ」なんですたかむろ水光園の散策を、もう少し続けます。以下、次回!原風景が残る、水と光を活用した6万2千平方メートルの遠野の奥座敷◆自然に囲まれた当館で、心と体の両面からパワーチャージ!たかむろ水光園 たかむろ水光園岩手県遠野市土淵柏崎第7地割列車でお越しの方東北新幹線「新花巻駅」より、JR釜石線遠野・釜石方面に乗車し「遠野駅」下車。宿泊の方は送迎等、相談してみてください。路線バスは「早池峰バス土淵線」が「柏崎」を経由しますが、バス停からは距離があると思われます。また、本数は少ないです。マイカーでお越しの方釜石自動車道「遠野IC」(現在終点)を出て直進、突き当り丁字路を右折し、国道283号線を進む。遠野市街地で国道340号線(宮古方面)へ左折し、あとは看板に従い走行。ICより20~25分。
2016年12月12日
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本題よりまず先に、トラブルに見舞われていた画像サイト「フォト蔵」が復活したようですので、写真は再び「フォト蔵」を利用してご紹介いたします。先週から表示されなかった過去の画像も表示されるようになりました。今回のトラブルによるメンテナンス(休止)は1週間ほどに亘ったので、今後はこのような事がないように切に願います。さて、前回ご紹介した「とおの物語の館」&「伊藤家」の駐車場で、こんなバスを見かけました。早池峰バス「遠野物語」 01 posted by (C)Traveler Kazu 側面いっぱいに妖怪のイラストこれは、地元のバス会社「早池峰(はやちね)バス」が運行している観光バスです。その名も、水木しげるの遠野物語号妖怪漫画で超有名な水木しげる氏デザインのラッピングバスが、民話のふるさと遠野盆地を走っております。早池峰バス「遠野物語」 03 posted by (C)Traveler Kazu リアも妖怪がいっぱい早池峰バス「遠野物語」 02 posted by (C)Traveler Kazu もちろん、右サイドにも妖怪がびっしりと描かれております。今回はたまたま駐車場で見かけて写真を撮ったのですが…このバスを一目見た~い見るだけじゃなくてぜひ乗りた~い…という方、朗報ですこのバスは基本的に定期観光で運用されているということです早池峰バスさんの定期観光バス「遠野物語めぐり号」は、遠野の民話スポット、妖怪伝説スポットを巡る定期観光バスとなっております。語り部の聴ける宿 あえりあ遠野発着(JR遠野駅でも乗降OK)で、午前と午後で別コースになっており(一旦、遠野駅へ戻る)、午前+午後通し乗車のほか、午前のみ、午後のみの運賃設定もあり。さらに、午後+翌日午前という組み合わせも、午前+午後と同額の運賃で可能とのこと。新幹線の駅や空港から少々距離がある観光地なので、現着はどうしてもお昼になりがちなところ、このようなフレキシブルな運賃設定があるのがいいですね「定期観光」なので運行日と発着時刻が決まっており、もちろんガイドつきです。午前のコースには昼食もついているそうです。知らない土地でランチに迷うこともないですね残念ながら、今年の運行はすでに終了。来年の運行に期待しましょう詳しくは、早池峰バスさんのホームページへ早池峰バス早池峰バスさんでは一般路線車にもラッピング車を持っているようですね。こちらも見てみたいものです。「遠野物語号」利用に便利な遠野市中心部のお宿をいくつかご紹介ホテル鍋城 とおの屋 民宿とおの 語り部の聴ける宿 あえりあ遠野 「あえりあ遠野」ならば、「遠野物語号午後コース」で直接お宿に乗り付けられ、朝もお宿から「午前コース」に乗車できるようです!(2016年の場合)(他のお宿の場合は、「あえりあ遠野」か「遠野駅」のどちらかで乗下車)
2016年12月09日
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前回ご紹介した「お食事処 伊藤家」さんと同じ敷地にある、遠野物語を伝える観光施設です。 手前が「とおの物語村」の駐車場。コインパーキングなので、施設に用事がない方でも駐車可。(遠野で有料Pに停める方がどれほどいるか分かりませんが)なお、「伊藤家」さんでお食事のみの方も駐車料金サービスを受けられます。さて、その奥、門を入ったさきに、建物が3軒ほど。 旧「高善旅館」遠野物語の著者、柳田國男が滞在した宿だということです。大きな旅館建築ですね。 「昔話蔵」といって、内部は遠野物語の世界を紹介するシアターなどがあるそうです。各建物の内部は有料施設でして、この中にチケット売り場があります。(敷地に入るだけなら無料) 反対側に出てみると、小川沿いが綺麗に整備されて、散策にうってつけですね。なお、この小川を挟んだ向かい側に宿泊施設「語り部の聴ける宿 あえりあ遠野」があります。 「昔話蔵」と「伊藤家」との間のあまり目立たぬ場所に、「おみやげ処 赤羽根蔵」がありました。この込み入った雰囲気は周囲の現代デザインの建物と隔絶されて、いいですね。このほか、昔話や演劇を楽しめるミニ劇場「遠野座」も、ここにあります。とおの物語の館(旧・とおの昔話村)岩手県遠野市中央通り2番11号遠野の中心部にあります列車でお越しのかた東北新幹線新花巻駅より、JR釜石線釜石方面に乗車し、「遠野駅」下車。徒歩7~8分です。お車でお越しのかた釜石自動車道の「遠野IC」(現在終点)より、7~8分です。国道には出ず、高速道路出口の信号を右折する旧道を進んだほうが分かりやすいでしょう。
2016年12月08日
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釜石道を通って遠野IC(現在終点)で降り、道の駅へ立ち寄りました。しかし、昼時とあってレストランは大入り満員そこで、遠野の市街地へ入って昼食にしました。知っている店はただ1軒。以前も寄ったことがある「食事処 伊藤家」さんにしました。JR遠野駅から5分ほどで歩けるのではないかという距離の市街地にある、そばのお店です。郷土料理の「ひっつみ」や、近現代のソウルフード「遠野のジンギスカン」もあります。 建物は、江戸時代に建てられた店舗兼住居を、市が主導して移築整備したもののようです。客席スペースの奥は土間(ブロック敷きですが)になって、小さいお庭もよく手入れされていました。 落ち着いた雰囲気の「伊藤家」さんは2回目の訪問。今回はせっかく岩手に来たので「ひっつみ」にしようかと思いましたが、結局、天ざるに。 サクサクの天ぷらに、お稲荷さんもついてパワーチャージ!ごちそうさまでした。岩手で「そば」といいますと「わんこそば」が有名ですが、あれは盛岡近辺での特殊な提供方法でして、基本的には関東と同じスタイルです。 周辺もよく整備された和風の街並みになっております。建物は新しいですが瓦葺にするなど、工夫が見られます。散策にピッタリ「伊藤家」さんは、同一敷地内の「とおの物語の館」(旧とおの昔話村)と一体で整備されました。施設への入館はしませんでしたが、外観だけ拝見してまいりましたので、次回ご紹介します!B&B くら乃屋 旅館 福山荘 語り部の聴ける宿 あえりあ遠野 「あえりあ遠野」はこの「とおの物語の館・伊藤家」などの隣接地(小川を挟んで裏)にあります。
2016年12月04日
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花巻温泉の奥にある「釜淵の滝」を見物してから、さて、どこへ行こうか遠野の「橋野鉄鉱山」は台風の影響で行けなかった(現在は訪問可能)ので除外していたのですが、釜石自動車道が遠野まで開通したので、結局遠野まで行きました。釜石道は、法定路線名を「東北横断自動車道釜石秋田線」といい、整備計画上は秋田自動車道と一体で計画された「高速自動車国道」であります。中でも、東和IC~遠野ICまでの区間は「新直轄方式」で建設されたので、通行料金が無料です。※遠野住田IC~釜石西IC間「仙人峠道路」は国道として建設ということで、東和ICまでは下道を走り(笑)、東和ICから釜石道へ。中でも、最新の開通区間である宮守IC~遠野IC間は、上下線の間にガイドポスト(ラバーポール)ではなくガードパイプが設置され上下線が確実に隔離されており、制限速度が80km/hに引き上げられています遠野ICは、「終点」標識を過ぎると急カーブを切って、そのまま一般道の交差点に接続。そこを直進すると次は丁字路で、ここで従来の国道に接続しますが、信号がないのが不便で。国道の交通量も多いので、何とかならないものだろうか。で、その丁字路を左折すると、道の駅遠野はすぐです。道の駅遠野 01_02 posted by (C)Traveler Kazu※写真は、高速インターから来る方向とは反対側(花巻側)より撮影 道の駅「遠野風の丘 民話のふるさと」1999年に道の駅認定された、比較的古株の道の駅です。2011年の東日本大震災では後方支援拠点として機能し、高度な防災機能を発揮したことから、「全国モデル道の駅」に認定されているということです。道の駅遠野 01 posted by (C)Traveler Kazu 館内は物産・土産品販売、レストランと、設備としてはオーソドックスな内容です。また、近くの牧場「多田自然農場」のソフトクリーム・アイスクリームなどのショップほか、軽食のショップもあります。帰路にも立ち寄りまして、ソフトクリームとたい焼きを買いました。また、この道の駅のすぐ脇をJR釜石線が通っており、線路を見下ろせます。SL銀河が通ります!道の駅遠野 01_01 posted by (C)Traveler Kazu 北上高地らしい、なだらかな山々に囲まれている道の駅です。道の駅 遠野風の丘岩手県遠野市綾織町新里国道283号線、遠野の市街地よりも花巻寄りにあります。お車でのアクセス国道283号線 遠野市街地の手前釜石自動車道 遠野IC(現在終点)より、5分程度。ICの出口は直進し、突き当りの丁字路を左折。列車・バスでのアクセスJR綾織、遠野両駅からは離れていますので、タクシー利用になるかと思います。なお、早池峰バスの遠野駅発着定期観光バス「遠野物語めぐり号午後コース」が、最後のこの道の駅遠野に立ち寄るようです。とおの屋 要(よう) たかむろ水光園 語り部の聴ける宿 あえりあ遠野
2016年11月29日
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岩手の大温泉地「花巻温泉郷」を流れる台川にかかる「釜淵の滝」を、前回ご紹介しました。この台川は、詩人で童話作家の宮沢賢治が花巻農学校の教師だった頃、生徒と一緒に何度となく通って、地形や岩石の観察をした川だそうです。さて本題。多くの人は、釜淵の滝を見ると満足して引き返してゆくようですが、遊歩道は釜淵の滝で終点ではなく、滝の左側を上流に向かって登ることができます。前回、滝を上から撮影した写真もご紹介しましたが、さらに上流へ歩くと、吊り橋が現れます。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 09 posted by (C)Traveler Kazu その吊り橋の名前は、紅葉橋。遊歩道を通す歩道専用の吊り橋で、名の由来は紅葉名所だからでしょうか?遊歩道らしい名称ですね。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 10 posted by (C)Traveler Kazu 紅葉橋の上から、下流を眺めるの図。川は蛇行しており、カーブの先に先ほど見た「釜淵の滝」が懸かっています。川底・側壁はきれいなナメです。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 11 posted by (C)Traveler Kazu 上流からも瀧音が聞こえますが、こちらは砂防堰堤。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 12 posted by (C)Traveler Kazu 橋を渡り切った先は結構急な階段です。階段の上から紅葉橋を撮影。歩道専用で問題はないとは思いますが、結構レトロ加減が進んでいます。吊り橋恐怖症の人には、ちょっと怖いかも構造自体が華奢なのも、恐怖症には加勢するかも。【追記】ところで・・・観光案内等では、釜淵の滝が懸かるこの川は「台川」と紹介されているので、本稿でも「台川」と紹介してきました。ところが、国土地理院が公開している「地理院地図」では、花巻温泉より下流に「瀬川」という河川名が表記されているほか、「台温泉」は釜淵の滝より下流(花巻温泉の脇)で分岐している支谷にあり、ガイド本やサイトによっては「瀬川の支流台川沿いに旅館が密集している」と紹介されています。この川は「台川」なのか「瀬川」なのか、よく分からなくなりました。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 13 posted by (C)Traveler Kazu 紅葉橋と砂防堰堤。階段を登ると、駐車場に出ます。水道施設などがあり、花巻温泉のバックスペース的な雰囲気です。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 14 posted by (C)Traveler Kazu 句碑のような石柱がありました。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 15 posted by (C)Traveler Kazu さらに進むと、「花巻温泉 佳松園」の前に出ます。この宿が「花巻温泉」一番奥にある客用施設なので、遊歩道から紅葉橋を渡って辿ってくると、裏側から駐車場にでる格好になります(画像右手奥)。花巻温泉 佳松園花巻温泉で最上級の高級旅館佳松園から1分ほどで、遊歩道の最初の入口に戻ります。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 17 posted by (C)Traveler Kazu 花巻温泉は、リーズナブルな大型温泉ホテル3館と高級旅館「佳松園」、そして「バラ園」からなる大型温泉です。以前、この「紅葉館」に泊まったことがあります。花巻温泉 ホテル千秋閣 花巻温泉 ホテル紅葉館 花巻温泉 ホテル花巻 国指定名勝「イーハトーブ風景地」・花巻温泉郷県立自然公園釜淵の滝岩手県花巻市湯本「花巻温泉」園内常時開放・入退園自由(冬季不明)列車・バスでのアクセス注:新幹線「新花巻駅」と、在来線「花巻駅」は、JR釜石線で2駅離れていますJR東北本線(在来線)「花巻駅」駅前4番のりばより、岩手県交通【温1・2】台温泉ゆき、【温3~5】花巻温泉ゆきに乗車し、19分または22分、「花巻温泉」下車。花巻温泉の敷地内を奥に進むと、釜淵の滝への遊歩道があります。★「花巻温泉(株)」(ホテル花巻・ホテル千秋閣・ホテル紅葉館・佳松園)にご宿泊のかたは、新幹線の新花巻駅より、ホテルの無料送迎バス「湯~ハトーブ号」を利用できます。予約制なので、宿泊予約後、送迎をご依頼ください。お車でのアクセス東北自動車道花巻インターチェンジより、5分程度。インター出口を出たら右折、あとは道なりです。道順案内の動画(「花巻温泉」公式動画)がありますので、リンクにてご紹介します。花巻インターチェンジから花巻温泉「佳松園」までの道のり(Youtube)
2016年11月28日
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花巻南温泉郷「鉛温泉 藤三旅館」を後にして、さて、どこへ観光に出かけましょうか。今回は(今回も)車です。遠野の世界遺産「橋野鉄鉱山」がガイドブックで大きく紹介されていたので行きたかったのですが、夏の台風で道路が寸断され、行けないことが判明(※)。花巻近辺で探してみることにしました。※橋野鉄鉱山は11月19日より見学を再開しているということですぶらぶら日:2016年10月23日鉛温泉から車で15分程度。紅葉の名所釜淵の滝に行ってみることにしました。釜淵の滝は、花巻温泉郷を流れる「台川」にかかる滝です。車は、「花巻温泉」に停め、そこから少々歩きます。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 02 posted by (C)Traveler Kazu 歓迎アーチをくぐりぬけて「花巻温泉」の敷地へ入り、奥の方へ進むと、釜淵公園観覧者向けの駐車場が6台分ほどあります(バラ園の駐車場でも良い)。そこから奥の方を見ると、車道から分かれ、谷底へ降りる遊歩道があります。ちなみに、車道のほうは花巻温泉最奥の高級旅館「花巻温泉 佳松園」で終点で、そちらからも釜淵の滝へは行くことができます(次回紹介)。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 03 posted by (C)Traveler Kazu おう、お出ましになっているようですガランガラン!と音をたてて先に進みましょう。この先数か所に、同様の鐘が設置されています。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 04 posted by (C)Traveler Kazu だいぶ古風な感じの歩道橋を通る遊歩道が、こちらの遊歩道に合流してきました。あちらを渡り、坂(階段?)を登ると、台温泉に通じる県道に出ます。再び鐘をガランガラン鳴らしながら、先へ花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 05 posted by (C)Traveler Kazu 地面には枯れ葉が落ちていましたが、紅葉はまだ幾分早い時期でした(10/23)。台川の流れはもうすぐ脇になっています。花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 06 posted by (C)Traveler Kazu 歩いて、5分ほど?(少し長く感じたが)、お目当ての釜淵の滝に到着幅広の、ナメ滝。日影が出来てしまっていますが、周囲の木々は色づきそうな木が多いですね。滝を正面に見る観曝台が整備されていますので、そこから撮りました。【追記】東向きの滝なので、午後からの方が日当たりはいいかな?花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 07 posted by (C)Traveler Kazu 遊歩道は更に先に続き、滝の上に出られました。台川は上流に流量を調節するようなダムはなく、水量によって滝の幅は変化するようで、この日は草が生えていない部分は岩が露出していて、流れの近くまで近づけました。足を滑らせないよう&観曝台での撮影者のアングルに入らないようにご注意。遊歩道はなお、上流側に行くことができます。そちらは次回、ご紹介しますが・・・花巻温泉 釜淵の滝・紅葉橋 08 posted by (C)Traveler Kazu こんなのを見つけました。何だか分かりますか?オリエンテーリングのコントロール(ポイント)です。かなり古びで、周囲も草木に覆われてもう使われていない風情です。花巻温泉 佳松園花巻温泉 ホテル花巻 花巻温泉 ホテル紅葉館 花巻温泉 ホテル千秋閣 吊り橋へ続く…
2016年11月26日
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旧「盛岡バスセンター」の近隣に、バスセンターよりもず~っと古い建物が現存し、公開されています。岩手銀行赤レンガ館 01 posted by (C)Traveler Kazu 国指定重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」岩手銀行赤レンガ館1911年(明治44年)に建築され、2012年(平成24年)まで現役の銀行店舗として使用されていた、赤煉瓦造りの建物が、修復工事を終えてこの夏から公開されました。現役店舗(岩手銀行中ノ橋支店)だった頃には当然ロビーまでしか入られなかったところ、往時の内装に復元して、ほとんどの部屋を見学できます。岩手銀行は、岩手県内に乱立したいくつもの銀行が合併を繰り返し、戦前のうちに「岩手殖産銀行」に一本化、そして昭和35年に現在の行名になったということです。なお、この建物を建てた旧盛岡銀行は、昭和初期のうちになくなっていたそうです。岩手銀行赤レンガ館 03 posted by (C)Traveler Kazu 旧事務室→営業室2階まで吹き抜けの、銀行としての威厳を感じる空間。営業当時、融資の相談をしにきた社長さんたちは、この空間に立ち入った途端に息を飲んだことでしょう。現役店舗としての末期には、このゲートみたいなのは撤去されていたそうですが、一部が復元されました。ただ、重厚なカウンターで出し入れするお金が、一層ありがたみがあったことでしょう。岩手銀行赤レンガ館 02 posted by (C)Traveler Kazu 明治の銀行は、威信をかけた贅沢な作り。天井を見上げても、各所に装飾が施され、華麗なシャンデリアが目を引きます。岩手銀行赤レンガ館 06 posted by (C)Traveler Kazu 金庫室内も公開されています。現在の銀行の金庫は、これよりもずっとハイテクなものになっているのではないでしょうか。この中に大金が納められていたかと思うと、ゾクゾクしますね。岩手銀行赤レンガ館 09 posted by (C)Traveler Kazu 旧応接室外から見ると、塔の形状をしている部分のひとつ。この部屋で、重要な案件の相談が行われていたのでしょうか。悲喜交々あったのではないかと思います。窓の外には、ライバル行。本店ではなくなった後は、こういった部屋は資料置き場として使われていたということです。説明版の下に写っていますが、要所要所に解説シートが備えられているので、お帰りになってからの復習に便利です。岩手銀行赤レンガ館 04 posted by (C)Traveler Kazu この「岩手銀行旧本店本館」は、あの有名な辰野金吾と、その教え子で盛岡出身の葛西萬司が手がけました。辰野金吾の代表作といえば「東京駅」ですね。東北地方に残る辰野金吾の作品は、この建物が唯一だということです。岩手銀行赤レンガ館 11 posted by (C)Traveler Kazu 現在は「多目的ホール」とされている営業室だった空間の2階部分には、完成当時は回廊があったそうです。その後撤去されたり床が拡幅されていたそうですが、復元に当たり、御覧のように元に戻されました。岩手銀行赤レンガ館 15 posted by (C)Traveler Kazu ちょび髭&蝶ネクタイのお偉いさんが降りてきそうな階段室。岩手銀行赤レンガ館 16 posted by (C)Traveler Kazu 現在「多目的ホール(小)」になっているこの部屋は、会議室。重要案件の稟議も行われただろうし、採用試験も行われたでしょう。…私の脳裏に浮かんだのは「倍返し」でしたが岩手銀行赤レンガ館 20 posted by (C)Traveler Kazu 営業室にある柱。感想は一言「すげ~」。内装や銀行の歴史のほか、構造の一部も見られます。岩手銀行赤レンガ館 17 posted by (C)Traveler Kazu 床下の様子が、一部ガラス張りになっていて、見ることができます。岩手銀行赤レンガ館 19 posted by (C)Traveler Kazu 手動のシャッター毎日、行員がひとつひとつハンドルを回して開け閉めしていたそうです。解説員の方が実演してくださいました。岩手銀行赤レンガ館 22 posted by (C)Traveler Kazu 2012年、銀行としての使用終了後の後継店舗は、赤レンガ館の裏側(北隣)に新築されました。最新のビルだと思いますが、外観は赤レンガを引き継いだ意匠になっていました。岩手銀行赤レンガ館 23 posted by (C)Traveler Kazu 盛岡の商業の中心「中ノ橋町・肴町」に位置し、もうひとつの都心「大通・菜園」や、現在の県庁市役所にも非常に近いこの場所で、町の発展の歴史を見続けてきた銀行本店が、岩手銀行管理のまま保存・活用されることは素晴らしいことだと思います。盛岡の観光では外せないスポットです。国指定重要文化財 岩手銀行(旧盛岡銀行)本店本館岩手銀行赤レンガ館岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2-20列車・バスでお越しのかた東北新幹線「盛岡駅」下車。東口(正面)のバス乗り場より、岩手県交通の循環バス「でんでんむし左回り」に乗って12分、「盛岡バスセンター(ななっく向)」下車。降りたら、バスが来た方向に戻ってください。お車でのアクセス東北自動車道「盛岡」または「盛岡南」より、それぞれ25分程度。道順は少々複雑です。駐車場は、周辺のコインパーキングを利用して下さい。ミントセット 平成17年 2005 造幣局IN盛岡 【中古】岩手殖産銀行二十五年史 (1961年) 岩手銀行五十年史 (1984年)【中古】
2016年11月04日
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歌人・詩人の石川啄木(1886-1912・盛岡市出身)が・・・新婚のころ、ちょっとだけ暮らした家が、盛岡市内に現存しておりますこれは、「奇跡的」と評する方もいるくらいです。啄木新婚の家 01 posted by (C)Traveler Kazu 啄木新婚の家茅葺の小さな1軒家です。藩政時代末期に建築されたと推定される「武家屋敷」で、つまりは、藩政末期当時の「サラリーマン」の標準的家屋との見方もできるということです。啄木新婚の家 02 posted by (C)Traveler Kazu 現代の盛岡市のど真ん中に、火災予防のため銅板で覆われているとはいえ、この規模の茅葺民家が1軒ポツンと残っているのは、やはり奇跡かもしれません。他都市ならせいぜい「移設」されているか、がっつり破壊されているでしょう。啄木が暮らした&武家屋敷の両方が、現在まで保存されてきた一因じゃあないかと思うんです。現在は盛岡市が所有し、昭和59年、盛岡市指定有形文化財。玄関から上がりましょう。武家屋敷時代には、位は低い方の武士の屋敷だったことでしょう。小さな玄関です。啄木新婚の家 03 posted by (C)Traveler Kazu 上がってすぐの部屋に、資料のほとんどが展示されています。彼の生涯は、国語の教科書で読んだ詩歌「不来方の お城の草に寝ころびて 空に吸はれし十五の心」のイメージとは裏腹で、26年の生涯の中で、啄木は多種多彩な武勇伝を残しているようですカンニングに中学中退、さらに、いわゆる「タカリ魔」だったとか、借金に女まみれだったとかここにある解説資料の中にも、衝撃の記述が妻節子と婚約し、啄木の父母、節子、親戚一同、結婚式を挙げさせようとこの家で啄木を待ってものの、東京から帰京してきた啄木はなんと盛岡を通り越して渋民村へ行ってしまったということですもちろん、それは結婚式に出たくなくてですよ「十五の心」は、本当に空に吸われてしまったのだろうか(苦笑)さて、ほどなく、啄木が(仕方なく??)住み始めた部屋が、玄関を入った先。啄木新婚の家 04 posted by (C)Traveler Kazu この4畳半で、啄木・節子の新婚生活がスタートしたわけですが…両親、妹に囲まれた暮らしは、啄木にとっては、そりゃあ窮屈この上ない暮らし。結局、ものの3週間ほどで引越ししてしまったということです。これは、冒頭で述べた「ちょっとだけ暮らしていた」の真相…。その後、再度上京するなどして、最期は東京小石川で、若山牧水らに看取られて26歳の生涯を閉じたということです。さて、ワイドショー的啄木伝説はここまでにして、純粋に屋内を見て回りましょう。啄木新婚の家 05 posted by (C)Traveler Kazu おそらく下級とはいえ、武士の住まいは農家のそれとは雰囲気が違います。少なくとも昭和中期まで新築が続いた形態の日本家屋の原型のような、そんな感じです。啄木新婚の家 06 posted by (C)Traveler Kazu 縁側もあります。しかしやはり、角館や久保田城下(現在は移設)にみられる上級屋敷の広く長い縁側ではないです。昭和の民家と言っても分からないでしょう。手洗い所も現役のようです。ただし便器は取り換えられていました。以上「啄木新婚の家」のご紹介でした。盛岡都心部にあって、見学にも15分あれば足りるので、時間が空いたら立ち寄ってみてください。盛岡市指定有形文化財啄木新婚の家所在地 〒020-0021 盛岡市中央通三丁目17-18利用時間 4~11月 8:30~18:00 12~3月 9:00~16:00定休日 12/28~1/4、12~3月のみ火曜日入場料金 無料列車・バスでの行き方東北新幹線「盛岡駅」下車。西口バス乗り場15番より、循環バス「でんでんむし 右回り」に乗車し、5分・3つ目の「啄木新婚の家口」下車。前方の小路を左へ入ると間もなくあります。右回りは15分間隔、1乗車100円。 盛岡都心循環バス「でんでんむし号」車での行き方東北自動車道 盛岡ICから、県庁・市役所へ至る経路の途上にあります(バス利用と同じく、バス停先の小路を入る)。駐車場はなく、周囲のコインパーキング利用(目の前に小規模な Times 盛岡中央通 があります)。ホテルエース盛岡 エスポワールいわて ホテル小田島
2016年10月20日
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