カウンター越しに・・・

カウンター越しに・・・

2005/01/14
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本日、開店と同時に団体のお客様。

落ち着いた感じより、活気の方が勝っている。
まぁ、いいか!BARだって、商いだからね。

だが、閉店1時間強前には、静かになってしまった。


すると・・・

Jazzをバックに、
「ぼそぼそ!ぼそぼそ!」

ん?ボトルたちの声が聞こえてくる。


ジンのゴードンだ。
「俺だって、なかったよ!」
ラムのマイヤーズ。

いいじゃないか!たまには、休んどけよ。

「そうだよ、お前らはいいじゃないか。
 休んでる時だって、ひんやりした冷蔵庫に入れてもらえてるんだ。」
「ワインの奴らなんか横になってくつろいでいるんだぜ。」

ラフロイグが、僕に向かって言ってきた。

「俺たちだって、いい環境で待ってたいよ。」
「立ちっ放しなのは、いいとしても、どうにかしてくれ!」

どうにかしてやりたいのは、やまやまなんだよ!僕だって!


お客様達は、お前たちの顔が見たいんだよ。
顔見て、選ぶ人ってたくさんいるんだよ。

顔を見せながら、環境良くするって、莫大な経費が必要なんだよ。
気にしてない訳じゃない!
今、出来る事はしてるつもりだよ。



うちの長老、カミュのバカラが、言ってくれた。

「ホワイトスピリッツ達は、お客様の前に立つ準備をしてるんじゃ。」
「白い霜を、化粧代わりにな。」

「お前達ウィスキーは、もう、ステージに立っているんじゃよ。」
「めいっぱい、自己アピールせんかい!」

「マスターも協力してくれてるはずじゃぞ。」

長老の一言で、みんな納得してくれた。

うちの店の主役は、お前達なんだよ。
お客様は、褒めてくれてるんだ。この雰囲気を!
お前達が隠れたら、この空間は作れないんだよ。
ほんと、協力してください。

みーんなで、お客様、喜ばしていこうよ!


というわけで、妄想日記に、かこつけて
常々、僕の頭に過ぎる事を書かせていただきました。

きっと、こんな事言われてるんじゃないかなぁ。^^

では、この辺で。

おやすみなさい。^^





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Last updated  2005/01/15 03:42:53 AM
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