文庫




評価項目は以下のとおりですが,あくまで私個人の独断ですので御注意ください。

総合:100点満点つけた総合評価です。
知識:その本がどれだけ知識を収集できるかです。
教養:その本でどれだけ教養が身に付くかです。
生活:その本がどれだけ生活の役に立つかです。
業務:その本がどれだけビジネスの向上につながるかです。
特筆:評価項目以外で特に強調したい事柄です。

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キャラクター小説の作り方 ( 著者: 大塚英志 | 出版社: 講談社 )
書籍名:キャラクター小説の作り方
著者名:大塚 英志
出版社:講談社

感想:
まだ公開していませんが,涼美なりに時々小説を書いています。
そういう訳で少しでも何かの役に立てば・・・と思って読んだ本の一冊です。
手塚漫画に始まって,まあ小説に限ったことではなくキャラクターの立て方や活動のさせ方などが盛り込まれていて,かなり参考になる所がありました。
強烈なキャラクターが一人だけいても話は成り立たないというのは,小説以外の実生活でも言えることですね。

総合:  96/100
知識:  ★★★★☆
教養:  ★★★★☆
生活:  ★★☆☆☆
業務:  ★☆☆☆☆
特筆:  キャラクターを制御するのが一番大変ですね・・・
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死の壁養老孟司
書籍名:死の壁
著者名:養老 孟司
出版社:新潮社

感想:
私が最も最近に読んだ本の一冊です。
皆さん御存知のとおり,昨年は【バカの壁】で大変な脚光を浴びた養老さんの叙述ですが,決して【バカの壁】の二番煎じとか柳の下のドジョウ狙いなどではないキチンとした作りの本に仕上がっていました。
宗教家ならいざ知らず,養老さんは学者だから,死ぬことについても学術的に事細かく解剖学を説明している本で,まぁ多少は自分の考えなどに触れるのかと思っていたのに,その期待は裏切られ・・・
養老さんの幼児記憶を記している箇所はうなずけましたが,どうして死ぬこと自体が恐ろしいことではないのか,学者がこの議論に踏み込むとは・・・ね!
という訳で,【バカの壁】,読んだ人も読まない人も必読の書,かもしれません(.. ;)

総合:  92/100
知識:  ★★★☆☆
教養:  ★★★★☆
生活:  ★★☆☆☆
業務:  ☆☆☆☆☆
特筆:  皆さん,死んでしまう前に目を通してみるのがいいですよ!
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眠れぬ夜のラジオ深夜便 ( 著者: 宇田川清江 | 出版社: 新潮社 )
書籍名:眠れぬ夜のラジオ深夜便
著者名:宇田川 清江
出版社:新潮社

感想:
皆さんは『ラジオ深夜便』を御存知ですか?
この番組は深夜というよりはむしろ朝方にかけて流れているもので,私も学生時代に一夜漬けをしながら聞いた覚えがあります。
しかし,この番組はっきり言って暗いです。声のトーンも沈んでいるし,内容も深刻なことが多かったように記憶しています。しかもリスナーの大多数がいわゆる高齢者だというのも際だった特殊性を持っていますね。
それにしても・・・
この本を読むまでその「お化け番組さ」に全然気付かないで毛嫌いしていたのかもしれない自分を見付けました。
夜トイレに起きた時,ちょっとラジオを点けてみようかな,そんな気にさせる一冊でした。

総合:  82/100
知識:  ★★☆☆☆
教養:  ★★☆☆☆
生活:  ★★★★☆
業務:  ☆☆☆☆☆
特筆:  点数は高くないですが,知識欲を十二分に満たしてくれました。
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