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またまた、過去の映画。 『フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように』 「100万回生きたねこ」(2012)で評価の高い小谷忠典 監督作品です。 メキシコを代表する女性画家、フリーダ・カーロの遺品を通して、フリーダ・カーロと出会う映画?その遺品を撮影する世界的な写真家・石内都のドキュメンタリー?それとも、それらを含めたメキシコの空気と女性たちの紡ぎだす映画的空気感?すべてがそうであり、またこの映画を説明はしていません。不思議な映画です。 私たちはこの映画を見ながら、最後のパリフォトで、新しい映画の完成を体感します。難解な映画ではありません。自然体で、人が話すこと、空気などに触れていけば良いのです。まずは、観てほしいなあ。
2017年04月24日
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これから、映画のことを書いていきます。まずは、過去の映画から。 「夏をゆく人々」 試写会で拝見。2014年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞の女性監督アリーチェ・ロルヴァケルのイタリア映画。 農業と蜂蜜をとる養蜂家の家族の物語。長女のジェルソミーナは思春期ながら、頑固な父親の仕事の片腕となって働いている。家族全員が働かないと生活は苦しい。そんな時に「少年校正プラン」でドイツ人の少年がやってくる。この少年は、体に触れられることを極端に嫌っている。 また、親戚の隣の畑で使われた除草剤でミツバチが壊滅したりする日々を映画は、まるで夢を見ているようなリズムで心地良く描いていく。 そして、そんな家族がテレビ番組に出演することになる。それは「ふしぎの国」コンテスト。日ごろ無口な父親の発言が心に残る。 さて、私たちはラストシーンで不思議な体験をする。ジェルソミーナが父親の王国に戻ってくる場面だ。これは、物語の中の現実なのか?夢なのか?亡霊の視線?否、すべてが遠い過去のことだったのか?果たしてそんな解釈が必要なのか?そう、あきらかにしない方が良いことだってある。 この映画、ものすごく面白い。
2017年04月24日
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高林監督を失い、その偲ぶ会も終わり、特集上映も無事終了した。そんな時、映画「菖蒲」(2009 ポーランド)と出会った。 クリスティナ・ヤンダ主演、アンジェイ・ワイダ監督。あのアンジェイ・ワイダが「カティンの森」から、ただちに制作した映画ともこと。 クリスティナ・ヤンダの実体験に基づくモノローグとフィクションとしての映画「菖蒲」、そして少しだけ登場するメーキングシーン。 あれだけの監督が、こんな映画を撮るのだと思うと涙が出るほどうれしかった。こんな映画、映画の謎解きが評論と信じている人たちには理解できないのだろうな。 そんなことはさておき、大林宣彦監督といい、ワイダといい、おじいちゃんパワーに脱帽です。
2012年12月29日
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高林監督が亡くなった。7月15日だった。好きな映画だけを撮り続けて彼方に逝かれた。さて、今日はその監督の親友、大林宣彦監督の新作「この空の花 長岡花火物語」を見て、大林監督ともお話をする機会を得た。すごい映画だった。これほどダイヤローグの多い映画はないだろう。「映画は画面を見せるもの」なんてつまらないことを云って場合じゃない。言葉でしか伝えられないものだってあるのだ。是非、この映画を観て、「ガツン」とやられてほしい。 すごいぞ!
2012年08月11日
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山田辰夫さんが亡くなった。友人の出馬康成監督の「マブイの旅」で主演した好きな俳優だった。最近では大林監督の「その日のまえに」で、娘を亡くしていく沈痛な父親を演じていたが、ひどく年をとった感じがしていたが・・・。53歳だったらしい。本当は僕より若い・・・
2009年07月28日
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前回ご報告した2008年モナコ国際映画祭の報告です。 高林陽一監督作品「涯てへの旅」は、ベストディレクター賞(監督:高林陽一)、ベストナレーション賞(ナレーション・主演:高城ツヨシ)、ニューカマー賞(助演:遠藤久仁子)の3賞を受賞しました。 賞金もない小さな国際映画祭ですが、プライベートな資金で、俳優たちの努力、ごく少ないスタッフと協力者で撮った映画だけに、良い結果となったと思います。
2008年12月18日
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またまた1年近く書き込んでおりませんでした。うれしい報告があります。 ここで提案したような作家主義の超低予算映画がモナコ国際映画祭、本選にノミネートされました。私が撮影をした高林陽一監督の「涯(は)てへの旅」。なんとスタッフは監督以外に私を入れて4人。出演者4名という、まるで高林監督の個人映画。500本を超える映画の中から長編映画7本に選ばれ、私も監督と一緒に映画祭に行ってきます。 モナコ国際映画祭は非暴力の映画祭で、暴力シーンを売り物にした映画などは選ばれない特殊な映画祭ではありますが、70才後半の高林監督の快挙ともいえるのではないでしょうか。 12月3日から10日まで行ってきます。
2008年12月01日
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新しい年がはじまりました。昨年は、このページへの記入もサボっておりました。ただ、ブログであったり、日記であったりは、私の経験から、必ず!サボってしまうものです。 などど言い訳しつつ、新年のご挨拶を申し上げます。
2008年01月01日
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前回、ケンローチの作品のことを書いてから早くも半年以上が過ぎた。で、そのカンヌ映画祭つながりで、河瀬直美さんのことを書こうと思う。 審査員特別賞というグランプリを獲得したことは大変うれしいことだ。「殯の森」については、試写会で見せてもらったが、まず多くの人に見てもらってから、その感想などは述べたいと思う。(僕は企画を読ませてもらった段階で、これはいい映画だと思ったけど・・)ただ、最近僕も彼女を知る人としてマスコミに取材もされたが、案外マスコミ関係者にも河瀬直美の偉大さは伝わっていない。 「殯の森」が評価されたのは、たまたま作品が良かったからではないと思う。彼女の作品に対する姿勢が評価されたと僕は考えている。そういう作者の「立つ位置」は作品に如実に表れる。さらに彼女の作品はオリジナルであること。このことは河瀬直美を評価するにおいても、作品制作を企画する監督と呼ばれる人間にとって最も重要なポイントである。 過去カンヌや他の映画祭で活躍した日本の監督たちの作品のほとんどが原作を脚色したものである。脚色は作品ではないとまでは言わないが、やはり監督も現場監督ではなく、映画の創作者なのだから、オリジナルこそ本来の姿である。 現在日本の状況では、地方を舞台にした小説かマンガを原作にしないと企画は通らないらしいが、監督は作家であるべきだと思うのは僕だけかなあ。
2007年05月31日
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「麦の穂をゆらす風」はケン・ローチの作品だが、2006年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞ということで観たいと思いつつ、ようやく観た。アイルランド独立戦争とその後の内戦を描いているが、主人公は兄によって処刑されてしまう。そうしか、結論が出ない描き方がしてある。主人公は不滅という子ども映画を信奉する人にとってはショックな映画だと思う。 そういえば、「ナイロビの蜂」もそうだった。妻の死に不審を抱く主人公が最後に殺される。この映画を「純愛」と捉える宣伝文句はどうかと思うが、ここにも解決つかざる世界の歪が提示されていた。「硫黄島の手紙」だってそういえばそうだ。 映画が夢物語から、より現実へと目を向けるようになって来たのか。これは良い傾向なのかということはあえて書くまい。ただ、この人生の主人公である私もいつかは死ぬということだ。 年の終わりにつらつら考えるに、要するに死ぬのであるから、この命をどのように使うかということだろう。しかし、私の周囲の雑多なことごとは、果たして「この命、使う」価値があることなど何もない。「この命、使う」機会すら与えられないまま、犬死するのかという恐怖がある。しかし、私には映画やビデオしか作れない訳で、とりあえずは、そんなことを来年も続けていくのだろう。・・・と、暗い話で申し訳ありません。本年は大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。
2006年12月30日
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先日、勤めるビジュアルアーツ専門学校の学祭企画で「チーズとうじ虫」「ディア・ピョンヤン」の講演会が終ったところだけれど、次はヨーロッパ映画祭への協力と、学校の独自企画、OB作品展が待っている。 両イベント共、情報は早く発信しなければならないと焦るが、うまく決まって来ない。 ヨーロッパ映画祭では学校で映画塾を開講する。 OB作品展というのは、まあ同窓会のようなものからスタートしたのだけれど、それだけでは意味が無いので、学校卒業生の作品を上映しようということになった。今、実際に上映会や、映画館公開をしたものを集めている最中だ。 12/2、12/3に行う予定で、私の「-less」や河瀬直美監督の短編、また卒業生ではないけれど、映画科創立当時の顧問だった高林陽一監督、学校の表現性を牽引した講師の高嶺剛監督の作品なども上映するつもりだ。 そうなると、同窓会ではもったいないので、一般のお客さんにも参加していただける形にしようと考えている。勝負は今週。来週には案内できる形にしないととすごく焦っている今日この頃・・
2006年11月06日
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10/28に、勤める映画学校で「山ドキュin大阪」の2回目があった。これは、山形国際ドキュメンタリー映画祭の秀作を上映するイベントだが、『三人三色』(山形映画祭2001特別招待作品、監督:ジャ・ジャンクー、ツァイ・ミンリャン、ジョン・アコムフラー)『静かな空間』(山形映画祭2005優秀賞、監督、脚本、ナレーター:メルヴィ・ユンッコネン)の2本のドキュメンタリー映画を観た。 それを観て思ったことは、ドキュメンタリーも随分プライベート映画になってきたな、という印象。言葉少なく(ナレーションで説明しないで)「私のまなざし」を武器に、観客に「見る事」を提案するような形が受け入れられてきたのだなということ。 ドキュメンタリー=世論の形成という役割から、かなり自由になったものだ。ほとんど、映画学校(ビジュアルアーツ専門学校)の基礎実習に近いものだ。思えば、河瀬直美が「につつまれて」で特別賞を受賞していらい、徐々にビジュアルアーツの遺伝子が、撒き散らかされたのか、それはそれで嬉しい。ただ、社会の暗闇に一条の光をあて、私の生をを強烈に焦らせる骨太な作品に出会いたいという気持ちもある。 そうそう、今、第七藝術劇場で公開中のドキュメンタリー「チーズとうじ虫」と「ディア・ピョンヤン」どちらも非常に評価が高い。私の中でも、同じく高い。と、言うことで、ビジュアルアーツ専門学校・大阪では、そのお二人の監督を招いて、学校祭特別講演会を開くことになった。 11/3の18:00からだが、興味のある方は、どなたでも参加できるイベントなので、是非、お越しいただきたいと願っている。卒業生にも来てほしいな・・・
2006年10月29日
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先日、NHKを観ていた。「絶たれた夢 継ぐ日々 ~アスベスト被害 遺族の一年~」という番組だった。昨年、突如、中皮腫を発症し無念にも亡くなった方のお兄さんが、弟が生きた48年間というものはなんだったのかと絵を描きながら問い続けるドキュメンタリーだった。 僕は「あっ」と声を上げた、亡くなったのは僕が若い頃、大阪写真専門学校映画科・夜間部で担当した学生の武澤眞治君だった。彼は、うなぎ屋の修行をしながら、念願の鰻屋開店まであと少しという状態で、無念にも人生の幕を閉じたらしい。彼のもう一つの側面は、アマチュアビデオ作家。家族や友人、旅行記などの多くの作品を残したという。 彼のことはよく覚えている。2年生前期の映画作品を作るグループ実習で、ロケ地を探していた時、彼は制作主任という立場で、尼崎の公団住宅などの撮影現場をいとも簡単に用意してくれた。もちろん、彼の過ごした地域がクボタの工場地帯であり、アスベスト飛散地域であったことなど当時の僕たちは知る由もない。 気持ちの良い男だった。残念ながら、過酷な映画のロケの中で、もしかしたら挫折したのかも知れない。結局、卒業は出来ず、2年生後期は学校を中退した。ただ、僕にとっては気になる学生だった。僕も若かったし、(僕は彼のお兄さんと同じ年)適切なアドバイスも出来なかったのだろう。ただ、番組の最後に彼の残したビデオが紹介され、彼の中で、映画やビデオを撮ることが残っていたことに感動する思いだった。 ただ、今後もアスベスト被害がますます拡大すると予測される今、クボタだけじゃなく、それを推進した国の責任も問い続けなければならない。だって、アスベストだけじゃなく、核兵器が破壊力だけじゃなく深刻な放射能被害をもたらすことは最初はあまり問題にされなかったという。しかし、核に重大な責任が生じることは誰しもが周知の筈。アスベストだって同じだ。クボタは会社を潰してでも、全ての資産を売却してでも責任はとらなければならない。
2006年10月22日
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第七芸術劇場(大阪)が最近ドキュメンタリーづいている。先日不思議な組み合わせで映画を観た。一本目は「蟻の兵隊」。この映画ずっと観たくて機会に恵まれず、ようやく観られたというもの。実は感動したのだ。あの生き方。あの時代を引きずって生きてきた老人たち。僕の父はもう亡くなっているが、第二次世界大戦に従軍した。しかも5年間も・・。子どもの頃、時折、外の物音に怯えたりする父を見たことがある。他人事とは思えず、またいかに戦争とはいえ、父の世代が行ってきたことの大きさに今更ながら胸が締め付けられる。政治的発言はする気はないが、是非観てほしい作品だ。 なんと続いて観たのが、ソクーロフの「太陽」。昭和天皇を描いた、しかも終戦時の姿、人間宣言の頃の話だ。主役のイッセー氏の芝居はともかく、今更ながら、ソクーロフは自らの内的美学に流されすぎる。たとえば「悲しみ」という叙情的な言葉が持つ隠蔽性。 僕は、映像を信じる立場の人間だし、そうありたいと思っているが、時として作家は、書くべき言葉は書かねばならない。主張すべきことは、命がけで主張しなければならない。そんなことを考えながら「太陽」に触れた。 久しぶりの書き込みが何やら支離滅裂だが・・・
2006年10月01日
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ビジュアルアーツ専門学校でやっている上映会もVol.4となった。今回は、“OB作品傑作選”としてビジュアルアーツ専門学校・大阪、放送映画学科卒業後も精力的に創作活動を続けている2人の映画作家たちの作品を上映することになった。※この2本の作品は、以前、大阪シネヌーヴォで劇場公開された作品です。どちらもTokyo MovieJackのメンバーです。■「小夜鳴鳥 ~ナイチンゲール~」(2004/DV/98min.)監督:山崎都世子出演:松尾敏伸 青崎裕美 細江裕子 浅越ゴエ 栗塚旭 ほか ・公式ホームページ http://www.nightingale.mp2.jp/■「RIDDLE」(2001/DV/67min.)監督:山田雅史・山田監督ホームページhttp://www5f.biglobe.ne.jp/~tsuburo/framepage9.htm日時:6月18日(日)開場13:30 開演14:00料金:一般500円(各作品入替制)・「小夜鳴鳥」・・14:00~・「RIDDLE」・・・16:00~二人をご存知の方は、ぜひ見に来てあげてください。なんて、よけいなお世話かもしれないが、よろしくお願いします。
2006年06月14日
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黒木和雄監督が亡くなった。高齢ではあったが1年と少し前、お会いした時はお元気だったので、とても残念だ。黒木監督は自主制作というか独立プロというか、その世界の映画の牽引役だったし、私自身、監督の作品には強く惹かれたし、勉強もさせていただいた。お悔みというよりは、「ありがとうございました」と感謝の意を表したい。
2006年04月15日
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柳町光男監督の映画「カミュなんて知らない」の公開を記念して、僕の勤めている専門学校、ビジュアルアーツ大阪・放送映画学科では、柳町監督の公開講演会を行うことになりました。講演会といっても、単に監督のプロフィールや映画の見所などをお伺いするというものではなく新作「カミュなんて知らない」のあのラスト15分のショット分析を行いながら、演出の秘策を解き明かす公開ワークショップです。 ビジュアルアーツの学生だけでなく一般の方も入場できますが、ラスト15分を実際に分析しますので、この映画をご覧になった方のみに限らせていただきます・・ということです。(大阪方面での公開は4/22より)公開授業への入場は無料ですのでメールでお問い合わせください。この機会に卒業生の方も、久々の授業を受けてみてはどうですか?柳町光男監督特別公開授業 4月28日(金)18:10開場 18:30開演ビジュアルアーツ専門学校(大阪)新館3Fアーツホールにてビジュアルアーツ専門学校 大阪http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/top.html
2006年04月12日
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最近日本映画を観ていない気がして、原作小池真理子、篠原哲雄監督。板谷由夏、村上淳、高岡早紀ほかが出演する「欲望」を神戸まで出かけてレイトで観て来た。日本映画の王道のようなしっかりとした演出がされている秀作かも知れない。 僕においては、三島の「天人五衰」が取り上げられ、若い人たちの絶望的なメロドラマとは別に、津川雅彦演ずる老人の「天人五衰」になぞらえた物語は、原作小池真理子の三島への傾倒がうかがえ興味をそそられたし、解釈としても絶品だと思う。 先の文芸大作を試みる「春の雪」では、ラストに寄り添う蝶をCG合成する韓国ドラマまるだしの、作品への曲解(誤解ではない)にいささか閉口したきらいがあったが、この作品では、小池真理子の「欲望」を映画化しながら、原作者の三島解釈を十分に理解し映画化したことは喜ばしい。まさに三島とは「観念の作家」であり、この映画の中で女を観念でしか愛せない、欲望を観念でしか理解できない苦悩こそが、「豊饒の海」4部作を生きた本多の苦悩であったのではないかなどと考えさせられた。 それにしても演出の古臭さはどうしたものか。テーマ的なセリフでは必ずテーマ曲が流れるという韓流ドラマのセオリーは何とかしてほしい。 今、日本映画は絶好調であるように報じられるが、いかに原作があるとしても映画は現代を生きる観客のものである。過去の郷愁のみを画いていては仕方がない。もちろん「三丁目の夕日」でも良いわけだし、「力道山」でも良いわけだが、中高年の郷愁だけで観客動員を図る企みは、いつか映画を死滅させる危険な罠でもあると、何となく思っている、今日この頃。
2006年01月27日
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昨年は書き込みをずいぶんサボっておりました。本年、色々な絶望的な理由で、たった一人の年越しを行いましたが、その際、思ったことは・・・まあ、今年も突っ走るしかないか・・ということ。 それなりにがんばります。としおか たかお
2006年01月02日
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榛葉 健(シバ タケシ)監督作品「with・・・若き女性美術作家の生涯」は毎日放送のドキュメンタリー番組として2000年に製作された作品ですが、2000年「日本賞」ユニセフ賞(特別賞)・「アジアテレビ賞」ドキュメンタリー部門第2位・「アジア太平洋放送連合賞」審査員推奨・「国際エミー賞」アジア代表などを受賞後、映画として再構成され、再び全国を巡回上映する作品として生まれ変わりました。 この作品がとらえる美術作家・佐野由実さんは、阪神大震災のガレキの中から命拾いした体験から、美術作家であることを「世の中での自分の使命に」と志し、ネパールの貧困下で生きる人々と触れ合うことで、社会の矛盾に苦しみながらも成長していきます。 そんな、彼女の生き生きとした日々を描くドキュメンタリー作品は、多くの人々にとって「生」の意味を自らに問いかける貴重な機会を与えてくれます。 私の勤めるビジュアルアーツ大阪では、この映画上映の趣旨に賛同し、今回、映画の上映と榛葉監督による講演会を開催することになりました。 どなたでも無料でご参加いただけます。私にメールをください。10/1(土) ビジュアルアーツ専門学校・大阪 新館3FアーツホールAプロ PM 13:30~ (開場13:00) 「with・・・」上映と榛葉 健監督特別講演会Bプロ PM 16:00~ (開場15:30) 「with・・・」上映と榛葉 健監督特別講演会A、Bプロとも同じ内容です。上映と講演で2時間少々を予定しています。
2005年09月21日
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私の勤めている学校で若松孝二監督の講演会が行われます。若松監督というと、常に時代とともに映画を展開してきた多作な監督として知られていますが、その若松監督の新作「17歳の風景」がこの夏公開されるのを記念して、お招きしてお話をお伺いすることになりました。 楽しみです。7月2日(土)の14:00開演で、学生でなくても講演会に参加することが出来ます。場所は大阪の北区にあるビジュアルアーツ専門学校の新館3Fのアーツホールです。 参加ご希望の方は、この日記にトラックバックしてください。 久しぶりの書き込みとなりました。ちょっとサボりすぎでした。すみません。
2005年06月26日
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このページにも書いていた、企業の思惑に縛られない映画を上映できることになりました。レイトショーでありデジタル作品ではありますが、洋画系配給映画館で上映できることは作家としての喜びでもあります。 2月26日からの一週間で、夜9:00からの上映です。「言葉・ビデオ・記憶」「恋愛映画あるいはカメラ」を2本連続で上映します。終了は10:40を予定しています。是非ごらんください。http://t2toshioka.hp.infoseek.co.jp/p2.html
2005年01月20日
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昨年は、母親の痴呆(この言い方は現在改められようとしている)などの介護で、ほとんど仕事にならなかった訳で、このお知らせもなかなか書き込みにいたりませんでした。 さて、新しい年、世界は悲劇に満ち溢れておりますが、私、2月26日から1週間、東京池袋のシネマ・ロサという立派な映画館で作品上映をレイトで行うことが決定いたしました。 「-less」以来、続けてきたデジタルシネマの公開です。このページでもいろいろ書き込んできたひとつの結果でもあります。近づきましたらまたご案内いたします。 最後に皆様方にとって良い年であることをお祈りいたします。
2005年01月03日
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講師をしているビジュアルアーツ専門学校・大阪で、田口トモロヲ氏の講演会があります。 来る9月11日(土)午後5:00より、※5:00開場 5:15~開演です。ビジュアルアーツ専門学校「大阪」VA401教室で。 これは、映画『MASK DE 41』の大阪公開を記念して、行うものですが・・・一般の方も参加できます。参加希望者はビジュアルアーツのHPから申し込めます。 とりあえずお知らせまで。http://www.visual-arts-osaka.ac.jp/main.html
2004年09月08日
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孤高の映画監督、高林陽一特集上映のお知らせです。自主制作映画の創世記から、最新作「愛なくして」までの作品群がポレポレ東中野で6月12日から上映されます。その中にはマンハイム国際映画祭でグランプリを得た「餓鬼草紙」や「金閣寺」、SLブームを作った「すばらしい蒸気機関車」、あるいはATG、角川映画での作品も多く含まれています。この機会にぜひご覧ください。詳しくは公式HPにて。http://www.cinematrix.jp/takabayashi/
2004年06月08日
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ビジュアルアーツ専門学校で6/11(金)夜6:30から、ドキュメンタリー映画「HARUKO」の関西上映を記念して、監督の野澤和之氏の講演会を行うことになった。この映画は、フジネットワークが『ザ・ノンフィクション「母よ!引き裂かれた在日家族」』として放送された作品だが(ギャラクシー賞受賞)、劇場公開版は、テレビ版には入りきらなかったエピソードも組み込み81分へと大幅に拡大し、再構成されたものらしい。十三の第七藝術劇場でも公開されるので、楽しみに待っている状況。 一般の方の参加、聴講は大歓迎。是非ご参加ください。
2004年05月29日
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いやあ、参ったな。「真珠の耳飾の少女」は綺麗な映画だって評判だったが、あそこまで光をコントロールされると、脱帽どころか、自分が200年かかっても出来ないと思うと滅入ってしまった。 ストーリーはきわめてシンプルだが、フェルメールに多大なる光のイメージを与えたのは、耳飾の少女ではなかったか?という大胆な仮説の映像的実証は、僕にとってはとてもスリリングだった。 映画館で時折「おお」と身を乗り出した僕は変な客だったかもしれない。 カメラマンとしては、いつかは撮影したいと願う多くのイメージがあった。精進精進と云いつつ、どうせ忘れてしまうんだろうな。悲しい。
2004年05月10日
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忙しさを理由に日記の更新をしていない。最近映画館にも行けない。何故か「アンテナ」と「ヴァイブレーター」と「赤目四十八滝心中未遂事件」だけは見ている。別に渋いところの映画だけしか見ないというのではない。 ビタミンが不足すると、オレンジジュースを飲みたくなるようなものかも知れない。 では、僕はいったい何を欲しているのか。けして寺島しのぶのファンではないし、個人的には魅力は感じないのに・・・でも「アンテナ」の浅丘めぐみには強く魅かれた。 そうか・・・××がないのだ。 なんて、日記らしくもないですね。
2004年04月25日
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とんでもなくアクティブなドキュメンタリー映画「自転車でいこう」を観た。面白かった。何が?とか何とか考えなくて、本当は考えていたのだけれど・・・是非、見てほしい映画。ところで、ビジュアルアーツ大阪では、その映画の杉本信昭監督をお迎えしての特別講演会を行うことに急になった。告知が遅れましたが、是非お越しください。2/7(土)PM5:00から ビジュアルアーツ大阪、アーツホールにて。入場無料です。
2004年02月04日
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「美しい夏キリシマ」(キネマ旬報ベスト1)の関西公開を記念して、1/30(金)PM6:30から大阪堂島のビジュアルアーツ専門学校アーツホールで特別講演会が行われます。この講演会では、黒木監督の足跡や映画に対する姿勢などをお伺いする他、今回の「美しい夏キリシマ」についてもお聞きする予定です。公開講座ですので、映画を愛する方なら入場できますので、このHPにメールください。PM6:30から約2時間の講演会を予定しています。司会は私がやりますが、私が映画を始めた頃のスター監督でもあり、はっきり言って、アガっています。
2004年01月14日
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明けましておめでとうございます。とはいえ、まだまだ不況の新年です。映画は幾つか問題作も公開されそうですし、それなりに元気ですが、昨年はシネコンバブルで、客層が薄くなり、名画館的な映画館はますます客足が落ちているとか。地上波デジテルも暗雲たちこめ、ますます映像の世界は「血の粛清」がなされそうです。 でもね、考え方を変えましょう。数字の読み替えで儲かったふりしないで、映画は文化なのです。工場生産のように儲ける必要がないものだと考えましょう。 映画で「食おう」なんて思わずに、それなりにやっていきましょう。きっとなんとかなりますよ。なんて、思っております。
2004年01月02日
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敬愛なる黒木和雄監督の新作「美しい夏キリシマ」を特別試写で観た。主演の柄本佑の無表情な顔が、ある時代を淡々と物語っていく。終戦をまじかにした時代の、人々の「あり様」が映画の骨格を作っていく、まさに映画でしかない、純粋に映画と呼べる力強い作品に仕上がっている。 私たちは、黒木監督に、「今」という時代をフィクションに折込み語ってくれる痛快な娯楽性に酔った世代でもある。そういう点では、「あの日」という過去の時代にノスタルジーを感じつつ、人間模様を綴る手法は、物足りなさも感じるが、「龍馬暗殺」「祭りの準備」などに示された、崇高さと俗物性を混在させる力強い人間描写は健在だ。うれしい限り。 それにつけても、この試写会の観客層に私は危機感を感じる。大半が黒木監督と同世代の方々。つまり60後半から70代。私たち40代後半、50代前半は数えるばかり。 先に書いたが、私たちは体制派の下らない大手娯楽映画に絶望し、黒木作品に救われた世代だ。なぜ映画館に来ない?忙しいから?悲しい中間管理職だから?逃げるなよ!私たちの人生もそう長くはない。憧れの原田芳雄も初老になった。今こそ、もう一度映画を核に自分を哲学してやろうじゃないか。
2003年11月27日
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とても忙しい私ですが、来る11/22(土)から11/28(金)までの一週間、レイトショーで再び、私の映画「-less(レス)」を上映します。 場所は大阪・九条のシネ・ヌーヴォで毎晩8:40スタートで10:30終了。 料金は大人\1500-学生\1300-(チラシ持参で\200-引き)。 出演は河原輝美、螢雪次郎、田口トモロヲ他で、そうそう吉行由実ちゃんや大阪の俳優さんでは、南条好輝さんや高野陽子さんも出てくれています。素朴な移動の少ないロードムービーですが、一般映画が問題にしない多くの事柄についてさりげなく触れています。内容等は、私のHPに記載しています。 ぜひぜひご来場ください。と告知は終わり・・・それにしても高嶺さん、高林師と続いてしまって、もう大変です。
2003年11月09日
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なんのことだか不思議なタイトル。これは師匠である高林陽一監督の本のタイトル。ワイズ出版から出たもので正確には「魂のシネアスト 高林陽一の宇宙」という。私も中に2ページだけ書いているが、開くとワクワクドキドキするのはどうしてか。自分の書いた部分にときめくほどのナルシストではない。 あの日、映画を志した時代の「少年」が老いはじめた体の中でうづくのか・・・なんてこれもキザな書き方。 でも、あの頃は日本映画を自分が変えて行く気でいた。 いくら映画について語っても、誰も聞いてくれず・・どんどん映画界は風化するばかり。 もういちどやりなおそうか・・・無理かな?
2003年11月04日
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師匠である日本のインディペンデント映画の草分けでもある高林陽一監督の講演会を、私が講師をするビジュアルアーツ専門学校・大阪で行うことになりました。 11/15(土)PM6:30からで入場無料、映画を愛する方なら誰でも入場できますのでご来場ください。 当日は、私が聞き手をつとめます。
2003年10月27日
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日本のインディペンデント映画を開き、ATGや角川映画でも問題作を撮り続けた高林陽一監督の特集上映が、大阪シネ・ヌーヴォで開催される。有名作「金閣寺」「本陣殺人事件」だけでなく初期8ミリ映画から、マンハイム国際映画祭でグランプリを獲得したセリフのない映画「餓鬼草紙」、日本ではじめて個人が撮影した映画が全国上映された「すばらしい蒸気機関車」など、映画マニアなら絶対見ておかなければならない作品がいっぱい。もちろん最新作「愛なくして」も上映される。たぶん、高林陽一と大林宣彦がいなかったら、私たち個人の映画人(フリーの)が映画を作るなんてなかった。インディペンデント映画の恩人なのだ。11月15日から大阪シネ・ヌーヴォで。詳しいスケジュールはシネ・ヌーヴォHPから入手してください。http://terra.zone.ne.jp/cinenouveau/
2003年10月16日
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友人、高嶺剛監督の映像特集「高嶺剛フィルムドリームショー」が無事閉幕。大阪のシネ・ヌーヴォのレイト枠1週間だったが、一日平均50人程度のご来場があったらしい。 高嶺氏はベルリン映画祭カリガリ賞受賞監督ではあるが、レイト上映で、さらに文化不毛の大阪で、平均50人は立派な興行成績。普通レイトショーでは15人から20人程度が多いので、大阪の映画ファンも捨てたものじゃないなと思う。 まずは一安心。
2003年10月08日
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などと書くと、まるで偶然会ったようだが、そうではない。勤める専門学校の公開講演会でのこと。黒沢清氏の新作映画「ドッペルゲンガー」の関西公開を前に、お話をお伺いしたというもの。今回の「ドッペルゲンガー」は前作(同時期製作)の「アカルイミライ」より、はるかにエンタティンメント性の強いものになっている。かと言って黒沢清のタッチはそのまま。「ドッペル派」「アカルイ派」に好みは分かれるだろうなあと、私的には静観のかまえ。 関西公開は11月初旬とのこと。東京では今まさに上映中。ファンの方は、お見逃しないように・・・。 でも、なんで黒沢清のファンは女性が多いのか・・(フン)
2003年09月30日
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私が撮影した映画「パラダイスビュー」(高嶺剛監督作品)が9/27、10/2の2回だけ、高嶺剛の個展とも言える「フィルムドリームショー」で公開される。(PM8:20から大阪シネ・ヌーヴォで) 今から17年前の作品で、当時はホンコン映画祭、ハワイ映画祭、ベルリン映画祭でも高い評価を得たが、なぜか話題になりにくかった。プリント本数も少なく、上映する映画館も、東京、大阪、名古屋、沖縄に限られていたからだ。あのころから映画は工場生産の消耗品に成り下がっていったような気がする。 映画が文化なら、一定の上映期間で消耗されるものではないはず。映画は仕事ではあってもビジネスじゃない。 作られた作品は何度も上映し、次の世代が受け取ってこそ文化。すぐにフィルムをジャンク(固定資産税がかからないように捨ててしまう)する映画会社は映画文化から手をひいてほしい。 まあ、「パラダイスビュー」は幸か不幸か、その運命を免れもう一度上映されるのは嬉しいかぎり。
2003年09月24日
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さすが、前回の映画「ブルーフェイク」でプロデューサーに制作費を持ち逃げされ、交通事故にも遭い、愛する妻子とも離別し、人生の絶望の淵から生還した出馬康成の新作「マブイの旅」を観た。すごく出来の良い日本映画だ。出来が良いとは、撮影がうまいとか、演出が新らしいとか、そんなことではなく、見事に作者の想いを展開し、気取らず、そして沖縄にも媚びず、映画ならではの世界を展開しているということだ。 日本のテレビドラマのパクリや日本から原作を買って、テクニックだけで見せる韓国映画も悪くはないが、出馬の新作は、そんな骨なし映画ではない。疲れた中年諸君、「マブイ(魂)をなくした」業界人よ、元気になろう。僕は、この映画に出会って、久々、救われた気持ちでいる。 ぜひ、観てほしい映画だ。
2003年09月09日
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東京で一緒に映画を撮っていた出馬康成監督の映画が大阪で封切られる。「マブイの旅」・・・沖縄にマブイ(魂)落とした男が流れ着くような映画らしい。出馬らしい・・・楽しみだ。 9/6~9/12までが11:30/1:50/4:10/6:30の4回上映。 9/13~9/19までが6:20の1回上映。 十三の第七藝術劇場にて。 ついでに、ビジュアルアーツ大阪にて公開講座も行います。9/13(土) 16:00から17:30まで(入場自由) あーあ、出馬はいいよなあ。上映できてさ。などと思いつつ、とりあえず告知まで・・・
2003年08月19日
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すでに20年の付き合いになる高嶺剛監督の映画個展「高嶺剛フィルムドリームショー」が、大阪シネヌーボーで9/27から10/3まで、夜8:30からのレイトで上映されることになった。 その中で、9/27と10/2は、私を劇場映画カメラマンにデビューさせてくれた作品「パラダイスビュー」(小林薫、戸川純、細野晴臣らが出演)が上映されるので嬉しいかぎり。 9/30は短編作品「V.O.H.R」が上映される。これも私が撮影したもので、かなり実験的な作品だ。 思えば20年もの付き合いの中で、一緒に作ったのは2本だけ。(「つるヘンリー」は単なる協力)そのくせ、いつも会っていたような気がする。 それだけ私たちは孤立していたのだろうか。いつか「孤立」ではなく「孤高」の映画人とでも呼ばれてみたいものだ。 あーあ、それにつけても、マイナーの悲しさよ。グチラナイ、グチラナイ。思い出だけは残ったじゃないの・・・ねえ。って誰に?
2003年08月05日
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日記の更新が出来ないのは、私の作業が中断しているからだ。講師をしている専門学校の業務に忙殺されているとか、田辺さんの映画(倉敷の田辺泰志氏「竜馬暗殺」の脚本家)を手伝っているとか、そんなことは理由にならない。 映画の現代詩を作ろうというコンセプトもあるし、大体の構想もある・・・しかし、超スランプなのだ。だから、何かを人に話したいとも思わないし、伝えるべき言葉もない・・。 友人の皆様、いつか復活する日まで・・・もう少しです。長い目で見てください。
2003年07月28日
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なんだか最近、告知的日記の更新が行えない状況にある。そもそも忙殺の日々の中で、日常に埋没していくような気がしてならない。 9月の最終週に、私の映画カメラマンデビュー作の高嶺剛監督作品「パラダイスビュー」(小林薫:主演)のレイト公開が決まりそうであったり、私の監督作品「-less」の再上映(これは11月レイト)が決まりそうになったりしているが、どうも私の中に気力が生まれない。 これでは、人生が手の中からこぼれていきそうだ。 やはり、映画を撮らなくちゃ・・・と思う毎日。
2003年06月28日
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講師をしているビジュアルアーツ専門学校・大阪で河瀬直美監督の講演会を行うことになった。カンヌの受賞は逃したものの、新作「沙羅双樹」も好評とのこと。面白い話が聞けそうだ。 この講演会は、公開講座の形式をとるので、一般の方も五十人ご招待。 6/11(水)午後6:30から、およそ2時間を予定。ビジュアルアーツ大阪、アーツホールで。 一般の方の聴講は、往復はがきで、6/2消印有効で、住所、氏名、年齢、ご職業を明記の上、下記宛先に申し込むと(申し込みの多い場合抽選)招待状が送り返されるシステム。 530-0002 大阪市北区曽根崎新地2-5-23 ビジュアルアーツ専門学校「河瀬直美監督 公開講座」係
2003年05月28日
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先日、講師をしているビジュアルアーツ専門学校の公開講座で吉田喜重監督と主演女優の岡田茉莉子さんをお迎えして、最新作「鏡の女たち」のお話をお伺いした。 吉田喜重というお名前は、映画を志す人間にとってはビッグネームで、師の映画への姿勢は、映画人として常に見習うべきものである。「映画は観客にとっても自由であるべきだ」「映画は見せるものだけでなく、映画から作り手が見られる関係も必要だ」とのお言葉は、まさに、映画をプロパガンダとして利用しようとする権力や企業への抵抗であり、自由を愛する人間として、守らなければならない鉄則にも思える。 「鏡の女たち」・・・すごい映画だ。出演者の芝居もすごい。存在そのものが映画的体験に満ちている。でも、さりげない映画なんだよなぁ。 私にもいつかこのような映画が作れるのだろうか・・と、思いつつ・・・私の映画はまだ砂の中に隠れている。
2003年05月06日
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カンヌ映画祭カメラドール受賞監督、河瀬直美の新作「沙羅双樹」を試写で見た。面白かった。超問題作だと思う。プライベートムービーを志す人には是非観てほしいと思った。 何よりもカメラが良い。他者の世界でありながら、その目を共有している体験性に満ちている。また、編集も、カメラマンが何かを捕らえようとして、フォーカスをまさぐる瞬間までも生かしている。河瀬直美がビジュアルアーツで学んできた、正当な技だ。 内容も、特別な人がでるのではない。小さな街のごく普通の感覚をもった人々のドラマだ。消えた子ども・・生まれてくる命のサイクルの中に、笑ったり、野菜を収穫したり、祭りに参加したり、幼い恋の記憶などが、作者の眼差しで構成されているだけだ。 この中から内容を作るのは観客。観客は、その世界に触れ、自己の世界に(ごまかして生きている私に)いやおうなく触れざるを得ない。 試写の後、河瀬直美さんと話したが、きちんと批評できなかった自分が悔しい。いつか、彼女に批評を手渡すことが出来る自分でありたいと思う。 ああ、世間の批評家の評論が楽しみだ。自分をさらけ出して、作品に触れる勇気のある人間だけが、批評を通して内容を生み出すことができる。そんな映画だ。
2003年04月10日
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高林組も終わり、自分の作品を考えはじめた。色々と資料も必要だし、まずはプロットから・・・。 やるべきことは一杯。でも、なかなか手につかない。 そのくせ「早く映画を撮りたい」なんて・・・ガキだよ。
2003年04月03日
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昨日、一昨日と倉敷での映画会議に出席。初日、そうそうたる作品を作りつづけるプロデューサ氏たちの話。テーマの「映画を変えよう」には言及せず不調。一般人からの資金調達で映画をつくるファンドに関する質問にも答えられず・・・ やはり彼らには企業から金集めをする、大手映画会社で全国上映する(そんなもの地方映画館では閑古鳥がないている)しか発想がないようで、いささか寒い思いがした。 既得権を持つ人々には、新しい映画の形なんて、意味がないし、存在を脅かされることにチャレンジするなんて馬鹿なことなのだろうね。 二日目のデジタルビデオワークショップ。これは僕が担当したが、参加者は少ないものの、若い人たちの映画を作りたいという意識に感動。 取材に来た、テレビの質問「映画は変わりますか」に「絶対に変わります!」なんて調子よく答えてしまったものの・・ま、がんばるしかないなと・・・ こんな僕のワークショップに期待してくれる人がいるなら、残った人生使ってやろうじゃないの。
2003年03月31日
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高林作品「愛なくして」の東京での映倫試写が終わった。そのまま、同日、関係者試写。何と、上映終了後、監督の回りも見ると、大林宣彦監督、大森一樹監督らがいる。さらには映画評論家の佐藤忠男氏がいるではないか。 おおむね好評で、うれしい限り。高林監督も少年のように目が輝いていた。 それにしても、高林陽一の偉大さよ・・と、いう感じ。だって、僕の監督作品には、こういった人々は集まってくれない。やっぱり、そんなもんなんだよね。 明日は倉敷での映画会議。準備しなきゃ。
2003年03月28日
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