プリにて



17 Mar.19xx

マドラスから約21時間
プリに4日前についた。車窓からは田畑が見える。田んぼがやしの木でくぎられているのは妙。途中ほとんど砂漠みたいなところがある。オーストラリアだったら絶対だれも住んでいないような場所に足跡が続いている。途中で幅の広い川があって、丸い橋がずーっとずーっとずーっとずーーーーっと続いている。すごい長さ。

プリにつくと頭がかゆみ出した。いや、というよりマドラスから。トムのしらみがうつったに違いない。ここで逢ったミシェルに教えてもらい、近くのFACEビューティーパーラーへ。"クニ"ちゃんが3日がかりで退治してくれた。

まず1日目は夜、生きてる成虫を手でつまみとり、アユルベーダの薬(何らかのオイル)をぬってくしでとく。と、ウヨウヨとシラミが出てきた。ヒョエー!クニちゃんは、「マーイゴーッド!ソーメニー!」と繰り返していた。

で、2日目は朝。今度は卵をとってもらう。手で髪の根っこをしごいていく地道な作業。1時間ぐらい。3日目も卵とり。クニちゃんは英語がとてもうまくて仕事もきちんとする。「インド人はレイジーすぎる。仕事はworship(信仰)だから、何かやるべきよ、みんな」とインド人らしからぬインダストリアスな意見を述べる。

で昨日8時10分にExp.に乗るつもりだった。ラファエルに偶然遭い、ピースレストランで8時までいたのがいけなかった。プラットフォームにつくと、駅のおじさんは「ユアトレインジャストゴー、ハリー、ラン!」と言うので走ったけど電車はすーっと出て行った。きっかりに・・・。で、インド人のおじさんがやってきて、チケットをキャンセルしてくれた。運賃が半分もどってきた。シャンカーインターナショナルのおじさんとそこに店を構えているお兄ちゃん。このお兄ちゃんはカシミヤリと言うのでハウスボートのいいところを教えてもらうつもり。

さて、ラジュにもどってエイドリアンの居場所をつきとめて、パーティーに行く。屋根で焚き火をして魚を焼いていた。で、ミシェルの部屋においてもらうことにした。

Puriの宿:Lodge Happy Haunt


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