痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

痛勤怪談 電車の中はドラマがいっぱいだ

2004年07月09日
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土曜日は昔の上司と餃子を食べに行った

50年の歴史を持つ老舗なそうな

待ち合わせに店に行ってみるとまだ来てない様子
(店内にいるかも)
ドアを開けて覗いてみた
カウンターだけの小さな店
(予想したとおりの店だね)
まだ来てなかった

「ええ、まだのようですね」
「じゃー座ってお待ちください」
端っこのカウンターに座ってメニューを覗き込んでいた
(いろいろあるじゃん)
ギョーザだけじゃなくって結構種類はある

「何かお飲みになってお待ちしますか?」
「じゃモルツ下さい」
そういわれるとすぐ頼んじゃう

モルツを飲みながらカウンターを覗いていると
この店、オーダーを受けてからギョーザを作ってる
それも皮もその都度伸ばしてる

小さめなギョーザ7個が一人前
手際よくその都度作って焼いてる

ギョーザは大好物
一家四人で大体100個は食べ尽くすんでは?
小さいころから母親に手伝わされ


待つことしばし待ち人が現れオーダー
餃子、レバニラ炒め、豚の腸の煮込み、ザーサイラーメン、、、
なんともいえない味
(よくあるんだよね、、こういうの、癖になるって言うか)
ギョーザも美味しかったけど、レバニラ炒めは絶品
レバーが小さく切ってあり、カリカリに炒めてあってなんともいえない
さっと振りかけてあるシナモンパウダーが曲者か、、

(うーん、はまりそう)

最近の流行ってお洒落なインテリアにお洒落な盛り付けのお店がほとんど
こういう小汚くって狭い店なんだけど
なんともいえない味を出してくれる店ってあんまり無い

外苑の餃子やさんの福蘭
西荻窪の裏のガード脇の焼き鳥屋さん
新宿のしょんべん横丁の煮込み焼き鳥
須坂の富士通のそばにある焼きそば屋さん
、、、
こういう店って歴史のある街じゃないと無い
(なんか落ち着いていいよね)
でも最近はめっきり少なくなりました

ふと頭をよぎったのが「お肉屋さんのコロッケ」
昔は何処のお肉屋さんでもコロッケってその場で揚げてくれて
木の皮の包み紙に入れてくれた
揚げたてで熱くて持てない

揚げる油はそんなにいい油じゃないし
コロッケの中に肉なんてほとんど入ってない
でも無茶苦茶うまかった

最近お肉屋さんでコロッケ揚げて出してくれる店ってほとんど知らない
自分ちで作ってるお豆腐やさんがあるような地域だったらあるかもしれないけど、、、

昔、練馬の中学のそばに通称「ゲソ屋」って言うのがあった
ゲソのから揚げを出してくれる駄菓子屋なんだけど
揚げたてのゲソの美味しかったこと
(あの店まだあるのかな?)
無いよなー、、、ふつう

昔ながらの店で
昔ながらの味を
気兼ねなく楽しめる
(昔って字が多くなるってことはそれだけ歳取ったって事かね)
白髪も増えて
しわも増えれば
そういう味がなんともいえません

痛勤の疲れを癒す
途中下車の店が
また一つ増えたかな









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最終更新日  2004年07月11日 17時17分44秒
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